JPH08166732A - 転写部材 - Google Patents

転写部材

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JPH08166732A
JPH08166732A JP30935394A JP30935394A JPH08166732A JP H08166732 A JPH08166732 A JP H08166732A JP 30935394 A JP30935394 A JP 30935394A JP 30935394 A JP30935394 A JP 30935394A JP H08166732 A JPH08166732 A JP H08166732A
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elastic layer
self
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foam
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英司 澤
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雄一郎 森
Miho Saito
美保 齋藤
Ryuta Tanaka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、低硬度で良好な密着性を有し、良
好な画像が得られる転写部材を提供することを目的とす
る。 【構成】 本発明の転写ローラは、導電性を有する弾性
層を形成してなる転写部材において、前記弾性層がフォ
ーム層の表面部分に自己スキン層を有するウレタンフォ
ームであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンター等
の電子写真装置や静電記録装置等における転写ローラ、
ベルト等の転写部材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子技術の進歩に伴い電子写真プ
ロセスで利用する導電性部材に対する要求も高まってお
り、とりわけ転写ローラ、ベルト等の転写部材が注目さ
れている。このような転写部材に必要とされる特性は所
定の体積固有抵抗であるのみでなく、種々の転写機構に
適した特性を付加することが必要である。
【0003】従来、電子写真システムにおける転写方式
は、ワイヤーに高電圧を印加して電界を発生させ現像剤
(以下、トナーと呼ぶ)を移動させる方式が主流であっ
た。しかし、高圧での放電によるオゾン発生や、大容量
の電源が必要等問題があった。
【0004】これに対し、近年、転写ローラや、転写ベ
ルト等の弾性導電部材を用いた転写方式が注目されてい
る。これらの方式ではトナーを直接、もしくは紙等の印
字媒体を介して電気的には接触した状態で移動させるた
め、高画質が得られると共に、放電等によるオゾン発生
を抑えることができる。
【0005】具体的な電子写真プロセスの一例として、
現像部、転写部にローラを用いた加圧現像方法の概略機
構を図2に示した。図中8は転写ローラであり、ここで
紙等の記録媒体にトナー画像を転写するようになってお
り、また9はクリーニング部であり、そのクリーニング
ブレード10により転写後に感光ドラム5表面に残留す
るトナーを除去するようになっている。
【0006】この場合、転写ローラ8は、転写時には記
録媒体である紙等を介して感光ドラム5に圧着した状態
を保持しつつ回転しなければならず、このため図3に示
されているように、金属等の導電性材料からなるシャフ
ト2の外周にシリコーンゴム、NBR、EPDM等の非
発泡弾性ゴムや、ウレタンフォーム等のスポンジ体等に
導電剤を配合して導電性を付与した弾性体からなる弾性
層3を形成した構造となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の転写ローラには以下の欠点があった。 1.シリコーンゴム、NBR、EPDM等の非発泡弾性
ゴムで弾性層を形成した場合、弾性ゴムを低硬度化する
ためにオイル等の可塑剤を添加する事は転写ローラに接
触する感光ドラム等の他の部品を汚染もしくは腐食させ
るため好ましくなく、低硬度化は困難であった。また、
弾性ゴムを所望の電気抵抗にするために、通常前記材料
中に導電性物質(アセチレンブラック、金属粉、カーボ
ン繊維等)が添加されるので、ローラの硬度が一般に大
きくなってしまい、転写ローラの感光ドラムに対する接
触幅(以下、ニップ幅という)がローラの長手方向に対
して不均一となってしまう等の欠点がある。 2.一方、ウレタンフォーム等のスポンジ体では、ロー
ラの硬度は低くできるものの、スポンジ体(多孔体)で
あるためにトナーや紙粉等が気泡の中に詰まりやすく、
摩擦係数、硬度などの物性が使用につれ変化するといっ
た欠点があった。また、画像の高解像度化に伴い従来以
上に均一な電界、電場が求められてきているが、スポン
ジ体では紙等の記録媒体、感光ドラム等と電気的に接触
する部分は気泡の骨格部分だけであり均一性の向上には
限界があった。 3.上記スポンジ体の欠点を補う方法として、スポンジ
体の外側(紙等の記録媒体、感光ドラム等の側)に、フ
ィルムを張り付ける手段が採られることがあったが、ス
ポンジ体とフィルムの接着の耐久性や導電性不良等の問
題が多く、さらに、接着層、フィルム層の影響による全
体の硬度が上昇するといった問題があった。また、製造
プロセスが複雑になり非常に高価な物になりやすい。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、低硬度で良好な密着性を有し、感光体やその他の部
品等を汚染することのない転写部材を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の転写
部材は、導電性を有する弾性層を形成してなる転写部材
において、前記弾性層がフォーム層の表面部分に自己ス
キン層を有するウレタンフォームであり、前記弾性層の
硬度がアスカ−Cスケールで70°以下であり、前記弾
性層の体積固有抵抗が温度15〜32.5℃、相対湿度
10〜85%、測定電圧1000Vにおいて1×105
〜1×1010Ωcmであることを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項2の転写部材は、上
記自己スキン層の表面が上記フォーム層から連通する気
泡を有さず、且つ、前記自己スキン層の表面粗さがJI
S10点平均粗さRzで30μm以下であることを特徴
とする。
【0011】また、本発明の請求項3の転写部材は、上
記自己スキン層の表面が上記フォーム層から連通する気
泡を有し、且つ、前記自己スキン層の表面の穴の大きさ
が転写剤の平均直径の10倍以下であることを特徴とす
る。
【0012】また、本発明の請求項4の転写部材は、上
記弾性層の体積固有抵抗の環境依存性が温度15℃、相
対湿度10%の時の体積固有抵抗が温度32.5℃、相
対湿度85%の時の体積固有抵抗の100以内であるこ
とを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の転写部材、特に転写ローラは、弾性層
をフォーム層の表面部分に自己スキン層を有するウレタ
ンフォームで形成したことにより、低硬度で良好な密着
性を有し、良好な画像が得られる転写ローラを提供する
ことができる。即ち、弾性層の内側にフォーム層を有す
るため、ローラ全体の硬度を容易に低硬度化でき、ま
た、各種軟化剤等を添加することがないために感光ドラ
ム等への汚染等の問題も同時に解決できる。また、ロー
ラ表面に自己スキン層を有することにより、トナーや紙
粉等が付着しないため、摩擦係数や硬度等の物性が経時
変化することがない。さらに、従来のフィラー系の導電
性物質に代えて、イオン性物質及び電荷移動錯体を形成
し得る電子受容物質若しくはその誘導体を添加すること
によって導電性を付与すれば、さらに低硬度化を図りつ
つ、且つ、体積固有抵抗の環境依存性を少なくすること
もできる。
【0014】
【実施例】以下、本発明につき更に詳しく説明する。本
発明の転写ローラの一例を図1に示した。この転写ロー
ラ1は、良導電性シャフト2の外周に導電性を有する弾
性層3が形成されてなり、弾性層3はフォーム層3a
と、このフォーム層3aの表面部分に設けられたフォー
ム層3aと同一の材料からなる自己スキン層3bとから
なる。
【0015】本発明でいう自己スキン層について図4を
用いて説明する。図4は、本発明の転写ローラの表面部
分の一例を示す概略断面図である。ここで、弾性層とし
て表面に自己スキン層を有するウレタンフォームは、ウ
レタンフォームを金属製又は他の材質の型に注入すると
型に接した部分に非常に薄い膜状の皮膜、いわゆる自己
スキン層が形成される。従って、通常そのスキン厚は極
めて薄く、1〜50μm程度であり、このスキン層とフ
ォーム層との物性(密度=0.3〜0.8g/cm3
体積固有抵抗=1×105 〜1×1010Ωcm、等)の
差はあまりない。このように転写ローラの表面に形成さ
れた自己スキン層は、ローラ製造時の条件によって、わ
ずかにその形状が異なる。ここでは、図4(a)に示し
たような自己スキン層の表面がフォーム層から連通する
気泡を有さないものと、図4(b)に示したような自己
スキン層の表面がフォーム層から連通する気泡を有する
ものとに大別する。まず、図4(a)のような自己スキ
ン層を形成した場合には、そのローラ表面は非常に平滑
となり、その表面粗さをJIS10点平均粗さRzで3
0μm以下とすることが容易である。次に、図4(b)
のような自己スキン層を形成した場合には、そのローラ
表面はフォーム層から連通する気泡を有しているため、
図4(a)のものとは異なる。そこで、図4(b)のよ
うな自己スキン層を形成した場合には、画像かぶり等が
発生しないようにフォーム層から連通する穴の大きさが
用いるトナーの平均直径の10倍以下、より好ましくは
5倍以下であることが好ましく、トナーの平均直径の1
0倍を超えるとスポンジ体と同様に画像かぶり等が発生
してしまい自己スキン層の効果がなくなってしまう。な
お、弾性層のフォーム層の平均セル径は50〜500μ
mであることが好ましい。
【0016】前記シャフト2としては、特に制限され
ず、良好な導電性を有するものであればいずれのものも
使用できるが、通常は金属製の中実体からなる芯金や内
部を中空にくりぬいた金属製円筒体などの金属製シャフ
トが用いられる。
【0017】前記弾性層3の基材として用いられるウレ
タンとしては、ポリヒドロキシル化合物として、一般の
軟質ポリウレタンフォームやウレタンエラストマー製造
に用いられるポリオール、例えば、末端にポリヒドロキ
シル基を有するポリエーテルポリオール、ポリエステル
ポリオール及び両者の共重合物であるポリエーテルポリ
オールが挙げられるほか、、ポリブタジエンポリオール
やポリイソプレンポリオール等のポリオレフィンポリオ
ール、ポリオール中でエチレン性不飽和単量体を重合さ
せて得られる所謂ポリマーポリオールなどの一般的なポ
リオールが使用できる。また、ポリイソシアネート化合
物としては、同様に一般的な軟質ポリウレタンフォーム
やウレタンエラストマー製造に使用されるポリイソシア
ネート、即ち、トリジイソシアネート(TDI)、粗製
TDI、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、粗製MDI、各種変性MDI、炭素数2〜
18の脂肪族ポリイソシアネート、炭素数4〜15の脂
環式ポリイソシアネート及びこれらポリイソシアネート
の混合物や変性物、例えば、部分的にポリオール類と反
応させて得られるプレポリマー等が用いられる。
【0018】上記基材に配合するフィラー系の導電性付
与物質としては、例えば、一般の導電性カーボン、グラ
ファイト系の粉末、あるいはそれらの単繊維、また、
銅、ニッケル、銀等の導電性金属粉あるいはそれらの繊
維状物質、また酸化スズ、酸化チタン、酸化インジウム
等の金属酸化物、あるいは各種フィラーに金属メッキを
施して導電性を付与した物質中、ポリアニリン、ポリピ
ロール、ポリアセチレン等の有機系の導電性微粉末が挙
げられる。次に、イオン性物質としては、特に限定され
ず、ラウリルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリ
メチルアンモニウム、オクタドデシルトリメチルアンモ
ニウム、ドデシルトリメチルアンモニウム、ヘキサデシ
ルトリメチルアンモニウム、変性脂肪酸・ジメチルエチ
ルアンモニウニウム塩の過塩素酸塩、塩素酸塩、ホウフ
ッ化水素酸塩、硫酸塩、エトサルフェート塩等の第四級
アンモニウム塩等の陽イオン性界面活性剤、脂肪族スル
ホン酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、高級アルコ
ールエチレンオキサイド付加硫酸エステル塩、高級アル
コール燐酸エステル塩、高級アルコールエチレンオキサ
イド付加燐酸アステル塩等の陰イオン界面活性剤、各種
ベタイン等の両性イオン界面活性剤、高級アルコールエ
チレンオキサイド、ポリエチレングリコール脂肪酸エス
テル、多価アルコール脂肪酸エステル等の非イオン性帯
電防止剤等の帯電防止剤、LiCF3 SO3 、NaCl
4 、 LiAsF6 、LiBF4 、NaSCN、KS
CN、NaCl等のLi+ 、Na+ 、K+ 等の周期律表
第1族の金属塩、あるいはNH4 +の塩等の電解質、ま
た、Ca(ClO42 等のCa++、Ba++等の周期律
表第2族の金属塩、及びこれらの帯電防止剤が、少なく
とも1個以上の水酸基、カルボキシル基、一級ないし二
級アミン基等イソシアネートと反応する活性水素を有す
る基を持ったものが挙げられる。さらに、それら等と
1,4ブタンジオール、エチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレン
グリコール等多価アルコールとその誘導体等の錯体ある
いはエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレン
グリコールモノエチルエーテル等のモノオールとの錯体
が挙げられる。
【0019】なお、その配合量は、ウレタン100重量
部に対して0.01〜50重量部、特に0.01〜30
重量部とすることができ、これにより弾性層3の電気抵
抗を105〜1010Ω・cmに調整することができる。
【0020】さらに、電荷移動錯体を形成し得る電子受
容物質及びその誘導体としては、例えば、テトラシアノ
エチレンおよびその誘導体、テトラシノキノジメタンお
よびその誘導体、ベンゾキノンおよびその誘導体、クロ
ルアニルおよびその誘導体、アントラキノンおよびその
誘導体、アントラセンおよびその誘導体、ジクロロジシ
アノベンゾキノンおよびその誘導体、フェロセンおよび
その誘導体、フタロシアニンおよびその誘導体等が挙げ
られ、その1種を単独で、または2種以上を組み合わせ
て用いることができる。
【0021】上記電荷移動錯体を形成し得る電子受容物
質及びその誘導体の添加量は、上記ウレタン100重量
部に対して0.001〜20重量部、望ましくは0.0
01〜1重量部とすることが、本発明を達成する上から
好ましい。なお、上記電荷移動錯体を形成し得る電子受
容物質及びその誘導体に加え、上記イオン性物質を併用
しても良い。
【0022】なお、ここで上記フィラー系の導電剤の代
わりに、イオン性物質及び電荷移動錯体を形成し得る電
子受容物質若しくはその誘導体を添加することによって
導電性を付与すれば、さらに低硬度化を図りつつ、且
つ、体積固有抵抗の環境依存性を少なくすることもでき
ため、本発明ではイオン性物質及び/又は電荷移動錯体
を形成し得る電子受容物質若しくはその誘導体を使用す
ることが好ましい。
【0023】前記弾性層3の硬度は、特に制限されない
が、アスカ−Cスケールで70°以下、特に10〜60
°とすることが好ましい。この場合、硬度が70°を超
えると感光ドラム等との接触面積が小さくなり、良好な
転写が行えなくなる恐れがあるが、逆にあまり低硬度に
すると圧縮永久歪が大きくなり、何らかの理由で転写ロ
ーラに変形や偏心が生じた場合、画像の濃度むらが発生
し易い。このため、弾性層の硬度を低硬度にする場合で
も、圧縮永久歪をなるべく小さくすることが好ましく、
具体的には20%以下とすることが好ましい。また、表
面粗さはJIS10点平均粗さRzで15μm以下であ
ることが好ましく、15μmを超えると感光ドラムと転
写ローラの摩擦抵抗が大きくなり、良好な画像が得られ
なくなる恐れがある。
【0024】本発明のウレタンフォームの製造方法は、
特に制限されず、発泡剤による方法や機械的な攪拌によ
り気泡を混入する方法が好ましく用いられるが、特に、
均一なセル径を得ることができる機械的な攪拌により気
泡を混入する方法が好ましい。ここで、上述したように
弾性層として表面に自己スキン層を有するウレタンフォ
ームは、ウレタンフォームを金属製或は他の材質の型に
注入すると型に接した部分に薄い膜状の皮膜、自己スキ
ン層が形成されるものである。従って、通常そのスキン
厚は極薄く、1μm〜50μm程度である。これに対し
て、スキン層を有するウレタンフォームとして、インテ
グラルフォームと呼ばれるものがあるが、このようなフ
ォームを形成させるためには、特殊なインテグラルフォ
ーム用配合或は型等の条件を設定して成形するため、配
合等の設計変更をしなくてはならず、微妙な導電性のコ
ントロールが必要とされる電子写真装置や静電記録装置
等の部材にはあまり適していない。また、本発明の転写
ローラの断面は、その厚み方向で中心から表面におい
て、フォーム層のセル径がほぼ均一であるのに対して、
インテグラルフォームのローラの断面は、その厚み方向
で中心から表面に向かって徐々にそのセル径が小さくな
っており、その結果、硬度が上昇してしまう。
【0025】なお、勿論、環境安定性、汚染性、騒音、
画像改善等の観点から本発明の転写ローラの上に1つ以
上の導電性、半導電性或は絶縁性の各種被覆層を設ける
ことも可能である。
【0026】以下、実施例、比較例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、ここでいう湿度とは相対湿度を示
す。 [実施例1]グリセリンにプロピレンオキサイドとエチ
レンオキサイドを付加して分子量5000としたポリエ
ーテルポリオール100重量部、トリレンジイソシアネ
ート6.03重量部、シリコーン系界面活性剤4重量
部、ジブチルチンジラウレート0.035重量部、テト
ラシアノエチレン0.03重量部を乾燥空気と共に機械
的に撹拌泡立てし、その混合物を直径6mmの金属製シ
ャフトを組み込んだ内径16.5mmの円筒形の型に流
し込み120℃で1時間硬化後脱型し、直径16.5m
m、長さ215mmの自己スキン付き転写ローラを作成
した。面積19.6cm2 の円形電極を用いて、温度、
湿度は各々15℃、10%で、体積固有抵抗は4点の平
均値で印加電圧が1000Vの時、1.0×108 Ω、
4000Vの時1.0×108 Ωであった。電気抵抗の
位置ばらつきは±5%の範囲であった。また測定時の温
度、湿度が各々32.5℃、85%では、印加電圧10
00Vの時、電気抵抗は4点の平均値で1.1×107
Ωであった。次いで、上記転写ローラを第2図に示す電
子写真装置(平均直径10μmのトナーを使用)の転写
装置に組み込み、温度、湿度が各々15℃、10%の環
境及び温度、湿度が各々32.5℃、85%の環境で画
像出し(転写性、黒ベタ・グレースケール画像の濃度む
ら、微細なトナー抜け等を評価)を行ったところ、各環
境下で良好な画像が得られた。さらに、3000枚印字
後、転写ローラ、画像ともに初期状態と変化はみられな
かった。なお、弾性層の硬度はアスカーCスケールで3
8°、自己スキン層に観察されたフォーム層から連通し
た穴の大きさは約10μmであり、フォーム層の平均セ
ル径は220μmであった。
【0027】[実施例2]実施例1と同様の原料、方法
で混入する乾燥空気の量だけ調節し、弾性層の硬度がア
スカーCスケールで30°のローラを作成した。 測定
時の温度湿度は各々15℃、10%で、体積固有抵抗は
4点の平均値で印加電圧が1000Vの時、1.0×1
8 Ω、4000Vの時1.0×108 Ωであった。電
気抵抗の位置ばらつきは±5%の範囲であった。また測
定時の温度、湿度が各々32.5℃、85%では、印加
電圧1000Vの時、電気抵抗は4点の平均値で1.1
×107 Ωであった。次いで、上記転写ローラを第2図
に示す電子写真装置(平均直径8μmのトナーを使用)
の転写装置に組み込み、温度、湿度が各々15℃、10
%の環境及び温度、湿度が各々32.5℃、85%の環
境で画像出し(転写性、黒ベタ・グレースケール画像の
濃度むら、微細なトナー抜け等を評価)を行ったとこ
ろ、各環境下で良好な画像が得られた。さらに、300
0枚印字後、転写ローラ、画像ともに初期状態と変化は
みられなかった。なお、自己スキン層に観察されたフォ
ーム層から連通した穴の大きさは約70μmであり、フ
ォーム層の平均セル径は380μmであった。
【0028】[比較例1]実施例1と同様の原料、方法
で混入する乾燥空気の量だけ調節し、弾性層の硬度がア
スカーCスケールで25°のローラを作成した。測定時
の温度湿度は各々15℃、10%で、体積固有抵抗は4
点の平均値で印加電圧が1000Vの時、1.0×10
8 Ω、4000Vの時1.0×108 Ωであった。電気
抵抗の位置ばらつきは±5%の範囲であった。また測定
時の温度、湿度が各々32.5℃、85%では、印加電
圧1000Vの時、電気抵抗は4点の平均値で1.1×
107 Ωであった。次いで、上記転写ローラを第2図に
示す電子写真装置(平均直径8μmのトナーを使用)の
転写装置に組み込み、温度、湿度が各々15℃、10%
の環境及び温度、湿度が各々32.5℃、85%の環境
で画像出し(転写性、黒ベタ・グレースケール画像の濃
度むら、微細なトナー抜け等を評価)を行ったところ、
黒ベタ印字において自己スキン層にある気泡の影響とみ
られる印字むらが観察された。3000枚印字後、トナ
ーが自己スキン層の気泡からセル中に入り込んだことに
よられるとみられるローラ表面の部分的な硬度上昇がみ
られ、画像においては、画像むらに加え、印字された紙
において転写ローラに付着したトナーが紙の裏面に転写
されたと思われる紙裏面の汚れがみられた。なお、自己
スキン層に観察されたフォーム層から連通する穴の大き
さは約100μmであり、フォーム層の平均セル径は5
50μmであった。
【0029】[比較例2]実施例1と全く同様の原料を
乾燥空気と共に機械的に撹拌泡立てし、その混合物を直
径6mmの金属製シャフトを組み込んだ25mm角の角
柱形の型に流し込み120℃で1時間硬化後脱型し、円
筒研削盤を用いて円筒ローラ状に研削し直径16.5m
m、長さ215mmの転写ローラを作成した。 測定時
の温度湿度は各々15℃、10%で、体積固有抵抗は4
点の平均値で印加電圧が1000Vの時、1.0×10
8 Ω、4000Vの時1.0×108 Ωであった。電気
抵抗の位置ばらつきは±5%の範囲であった。また測定
時の温度、湿度が各々32.5℃、85%では、印加電
圧1000Vの時、電気抵抗は4点の平均値で1.1×
107 Ωであった。次いで、上記転写ローラを第2図に
示す電子写真装置(平均直径10μmのトナーを使用)
の転写装置に組み込み、温度、湿度が各々15℃、10
%の環境及び温度、湿度が各々32.5℃、85%の環
境で画像出し(転写性、グレースケール画像の濃度む
ら、微細なトナー抜け等を評価)を行ったところ、各環
境下で転写性は良好であったが、黒ベタ・グレースケー
ル画像において転写ローラのセルの影響とみられる微細
なセル形状の画像むらがみられた。さらに、3000枚
印字後、印字された紙において、転写ローラに付着した
トナーが紙の裏面に転写されたと思われる紙裏面の汚れ
がみられた。なお、弾性層の硬度はアスカーCスケール
で38°、フォーム層の平均セル径は240μmであっ
た。
【0030】[実施例3]配合する導電剤をテトラシア
ノエチレン0.01重量部に代えてテトラシアノキノジ
メタン0.016重量部、整泡剤2部とした以外は実施
例1と同様に実験を行った。測定時の温度、湿度は各々
15℃、10%で、電気抵抗は4点の平均値で印加電圧
が1000Vの時、1.0×108 Ω、4000Vの時
1.0×108 Ωであった。電気抵抗の位置ばらつきは
±5%の範囲であった。また測定時の温度、湿度が各々
32.5℃、85%では、印加電圧1000Vの時、電
気抵抗は4点の平均値で1.0×107 Ωであった。次
いで、上記転写ローラを第2図に示す電子写真装置(平
均直径10μmのトナーを使用)の転写装置に組み込
み、温度、湿度が各々15℃、10%の環境及び温度、
湿度が各々32.5℃、85%の環境で画像出し(転写
性、グレースケール画像の濃度むら、微細なトナー抜け
等を評価)を行ったところ、各環境下で良好な画像が得
られた。さらに、3000枚印字後、転写ローラ、画像
ともに初期状態と変化はみられなかった。なお、弾性層
の硬度はアスカーCスケールで54°、自己スキン層に
はフォーム層に連通する気泡はなく、フォーム層の平均
セル径は140μmであった。
【0031】[実施例4]配合する導電剤をテラシアノ
エチレン0.01重量部に代えてアセチレンブラック
1.5重量部とした以外は実施例1と同様に実験を行っ
た。測定時の温度、湿度は各々15℃、10%で、電気
抵抗は4点の平均値で印加電圧が1000Vの時2.9
×107 Ω、4000Vの時7.8×106 Ωであっ
た。また測定時の温度、湿度が各々32.5℃、85%
では、印加電圧1000Vの時、電気抵抗は4点の平均
値で2.2×108 Ωであった。次いで、上記転写ロー
ラを第2図に示す電子写真装置(平均直径10μmのト
ナーを使用)の転写装置に組み込み、温度、湿度が各々
15℃、10%の環境及び温度、湿度が各々32.5
℃、85%の環境で画像出し(転写性、グレースケール
画像の濃度むら、微細なトナー抜け等を評価)を行った
ところ、良好な画像が得られた。さらに、3000枚印
字後、転写ローラ、画像ともに初期状態と変化はみられ
なかった。なお、弾性層の硬度はアスカーCスケールで
45°、自己スキン層に観察されたフォーム層から連通
する穴の大きさは約15μmであり、フォーム層の平均
セル径は220μmであった。
【0032】[実施例5]配合する導電剤をテトラシア
ノエチレン0.01重量部に代えて過塩素酸ナトリウム
(NaClO4 、分子量122.5) の33%ジエチレ
ングリコールモノメチルエステル溶液0.04重量部と
した以外は実施例1と同様に実験を行った。測定時の温
度、湿度は各々15℃、10%で、電気抵抗は4点の平
均値で印加電圧が1000Vの時2.1.2×109
Ω、4000Vの時1.0×109 Ωであった。また測
定時の温度、湿度が各々32.5℃、85%では、印加
電圧1000Vの時、電気抵抗は4点の平均値で1.3
×107 Ωであった。次いで、上記転写ローラを第2図
に示す電子写真装置(平均直径10μmのトナーを使
用)の転写装置に組み込み、温度、湿度が各々15℃、
10%の環境及び温度、湿度が各々32.5℃、85%
の環境で画像出し(転写性、黒ベタ・グレースケール画
像の濃度むら、微細なトナー抜け等を評価)を行ったと
ころ、むらの無い良好な画像が得られた。ただし、実施
例1と比較すると、10℃、15%RH環境での黒ベタ
印字の濃度が幾分低下するが、実用上支障のない範囲で
あった。さらに、3000枚印字後、転写ローラ、画像
ともに初期状態と変化はみられなかった。なお、弾性層
の硬度はアスカーCスケールで38°、自己スキン層に
観察されたフォーム層から連通する穴の大きさは約10
μmであり、フォーム層の平均セル径は210μmであ
った。
【0033】[比較例3]実施例4と全く同様の原料を
乾燥空気と共に機械的に撹拌泡立てし、その混合物を直
径6mmの金属製シャフトを組み込んだ25mm角の角
柱形の型に流し込み120℃で1時間硬化後脱型し、円
筒研削盤を用いて円筒ローラ状に研削し直径16.5m
m、長さ215mmの転写ローラを作成した。 測定時
の温度、湿度は各々15℃、10%で、電気抵抗は4点
の平均値で印加電圧が1000Vの時2.1.2×10
9 Ω、4000Vの時1.0×109 Ωであった。また
測定時の温度、湿度が各々32.5℃、85%では、印
加電圧1000Vの時、電気抵抗は4点の平均値で1.
3×107 Ωであった。次いで、上記転写ローラを第2
図に示す電子写真装置(平均直径10μmのトナーを使
用)の転写装置に組み込み、温度、湿度が各々15℃、
10%の環境及び温度、湿度が各々32.5℃、85%
の環境で画像出し(転写性、黒ベタ・グレースケール画
像の濃度むら、微細なトナー抜け等を評価)を行ったと
ころ、黒ベタ・グレースケール画像において転写ローラ
のセルの影響とみられる微細なセル形状の画像むらがみ
られ、また10℃、15%RH環境での黒ベタ印字の濃
度が実施例4と同程度に低下した。さらに、3000枚
印字後、印字された紙において、転写ローラに付着した
トナーが紙の裏面に転写されたと思われる紙裏面の汚れ
がみられた。なお、弾性層の硬度はアスカーCスケール
で38°、フォーム層の平均セル径は240μmであっ
た。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の転写部
材、特に転写ローラでは、弾性層をフォーム層の表面部
分に自己スキン層を有するウレタンフォームで形成した
ことにより、低硬度で良好な密着性を有し、良好な画像
が得られる転写ローラを提供することができる。即ち、
弾性層の内側にフォーム層を有するため、ローラ全体の
硬度を容易に低硬度化でき、また、各種軟化剤等を添加
することがないために感光ドラム等への汚染等の問題も
同時に解決できる。また、ローラ表面に自己スキン層を
有することにより、ローラ表面を容易に平滑化できるた
め、感光ドラム等との密着性が向上して画像かぶり等の
画像不良を改善できる。さらに、従来のフィラー系の導
電性物質に代えて、イオン性物質及び電荷移動錯体を形
成し得る電子受容物質若しくはその誘導体を添加するこ
とによって導電性を付与すれば、さらに低硬度化を図り
つつ、且つ、体積固有抵抗の環境依存性を少なくするこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写ローラの一例を示す概略断面図で
ある。
【図2】本発明の転写ローラを用いた転写装置の一例で
ある。
【図3】従来の転写ローラの一例を示す概略断面図であ
る。
【図4】本発明の転写ローラの表面部分の一例を示す概
略断面図である。
【符号の説明】
1 転写ローラ 2 シャフト 3 弾性層 3a ウレタンフォーム層 3b 自己スキン層 4 トナー塗布用ローラ 5 感光ドラム(潜像保持体) 6 トナー(非磁性一成分転写剤) 7 成層ブレード 8 転写ローラ 9 クリーニング部 10 クリーニングブレード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する弾性層を形成してなる転
    写部材において、前記弾性層がフォーム層の表面部分に
    自己スキン層を有するウレタンフォームであり、前記弾
    性層の硬度がアスカ−Cスケールで70°以下であり、
    前記弾性層の体積固有抵抗が温度15〜32.5℃、相
    対湿度10〜85%、測定電圧1000Vにおいて1×
    105 〜1×1010Ωcmであることを特徴とする転写
    部材。
  2. 【請求項2】 上記自己スキン層の表面に上記フォーム
    層から連通する気泡を有さず、且つ、前記自己スキン層
    の表面粗さがJIS10点平均粗さRzで30μm以下
    であることを特徴とする請求項1記載の転写部材。
  3. 【請求項3】 上記自己スキン層の表面に上記フォーム
    層から連通する気泡を有し、且つ、前記自己スキン層の
    表面の穴の大きさが現像剤の平均直径の10倍以下であ
    ることを特徴とする請求項1記載の転写部材。
  4. 【請求項4】 上記弾性層の体積固有抵抗の環境依存性
    が温度15℃、相対湿度10%の時の体積固有抵抗が温
    度32.5℃、相対湿度85%の時の体積固有抵抗の1
    00以内であることを特徴とする請求項1乃至請求項3
    記載の転写部材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5978637A (en) * 1996-10-31 1999-11-02 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus capable of obtaining stable transfer using a particular transfer roller
JP2002307454A (ja) * 2001-04-10 2002-10-23 Bridgestone Corp ウレタンローラの注型方法および注型装置
JP2002307458A (ja) * 2001-04-10 2002-10-23 Bridgestone Corp ウレタンローラの注型方法
US7280790B2 (en) * 2004-09-13 2007-10-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus

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