JPH08163582A - カラーブラウン管色温度設定装置 - Google Patents

カラーブラウン管色温度設定装置

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JPH08163582A
JPH08163582A JP32148394A JP32148394A JPH08163582A JP H08163582 A JPH08163582 A JP H08163582A JP 32148394 A JP32148394 A JP 32148394A JP 32148394 A JP32148394 A JP 32148394A JP H08163582 A JPH08163582 A JP H08163582A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラーブラウン管の色温度をユーザーが所望
の値に容易に設定することのできる色温度設定装置を提
供する。 【構成】 図のカラー画像ディスプレー装置において、
まず、メーカー側でカラーブラウン管を上限の色温度及
び下限の色温度に設定する操作を行い、この設定を行っ
たときのカソード電流比率を制御部17に記憶してお
く。制御部17は、カラーブラウン管を任意の色温度に
設定したときのR,G,Bの発光比率に関するデータも
備え、ユーザーから所望の色温度の値が入力されると、
この値と上記の記憶されたカソード電流比率とに基づい
て所望の色温度を実現するために必要なカソード電流比
率を算出し、この比率が得られるようにR,G,Bの可
変増幅部のバイアス及びゲインを自動設定する。このバ
イアス及びゲインの値は、垂直期間の特定ラインの基準
信号に対応するカソード電流を参照して決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーブラウン管の色
温度を容易に所望の値に設定できるようにしたカラーブ
ラウン管色温度設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、カラーブラウン管は、カラーテレ
ビジョン画像の映出に限らず、コンピューターのディス
プレー等の種々の用途における表示手段として幅広く用
いられている。ところで、カラーブラウン管がこのよう
に幅広い用途に利用されるに至って、その多種多様な用
途、及び使用環境等の条件に応じてカラーブラウン管の
色温度をそれぞれ最適な色温度に設定する必要性が大き
くなってきた。
【0003】然るに、一般に、カラーブラウン管の色温
度を所望の値に設定するためには、かなり煩雑な操作が
必要である。例えば、従来のカラーブラウン管の色温度
調整方法について、図6を参照して説明すると、この図
において、色温度を調整する際には、まず、ユーザー操
作部9を操作してスイッチ1をオフし、R,G,B可変
増幅部3への色信号入力を無入力状態とする。この状態
でカラーブラウン管のグリッドバイアス設定部2を調整
し、ブラウン管面上でR,G,Bのうちのいずれか1つ
の色がわずかに光り始める状態にグリッドバイアスを設
定する。
【0004】次に、再びスイッチ1を切り換えて数IR
E程度の低レベルの白色信号WLが可変増幅部3へ入力
されるように設定する。そして、この設定状態で操作部
9を操作してバイアス設定部6を調整することにより、
カラーアナライザー10の表示する色度値が目標とする
色温度の色度値に一致するように可変増幅部3内のR,
G,Bの各可変増幅回路へ供給される各動作バイアスV
R,VG,VBを調整する。そして、この後、更にスイ
ッチ1を切り換えて数十IRE程度の高レベルの白色信
号WHが可変増幅部3へ入力されるように設定し、この
設定状態でゲイン設定部7を調整することにより、カラ
ーアナライザー10の表示する色度値が目標とする色温
度の色度値に一致するようにR,G,Bの各可変増幅回
路へ供給されるゲイン設定信号gR,gG,gBを調整
する。
【0005】なお、この図におけるカラーアナライザー
10は、ブラウン管面上の受光素子11の受光出力に基
づいてブラウン管面上の発光色度をXY色度図上のX値
及びY値として出力するものであり、参考までにXY色
度図上における色温度5000Kから15000Kまで
の黒体放射軌跡を図7に示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように色温度の調
整には、カラーアナライザー等の特別の測定機器が必要
であると共に、その調整手順も複雑であるため、一般の
ユーザーが、随意所望の色温度が得られるようにカラー
ブラウン管の調整を行うことは不可能であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるカラーブ
ラウン管色温度設定装置は、カラー画像を表示するため
の複数の色信号が供給されるカラーブラウン管と、該カ
ラーブラウン管への色信号の供給経路に設けられた各色
信号の増幅回路と、該カラーブラウン管の管面上の色温
度を第1の色温度と第2の色温度との間の任意の色温度
に指定するための色温度指定手段と、カラーブラウン管
面上の色温度を制御する色温度制御装置とを備え、か
つ、前記色温度制御装置は、カラーブラウン管面上の色
温度を前記第1の色温度に調整したときの各色信号につ
いてのカソード電流比率、及び前記第2の色温度に調整
したときの各色信号についてのカソード電流比率を記憶
する記憶手段と、該記憶手段に記憶された両方のカソー
ド電流比率及び前記色温度指定手段により指定された色
温度の値に基づいて、カラーブラウン管面上の色温度を
該指定された色温度とするために必要なカソード電流比
率を決定する決定手段とを有し、前記増幅回路における
ゲイン及びバイアスを制御することにより、カラーブラ
ウン管のカソード電流比率を該決定手段により決定され
たカソード電流比率に一致させるものであることを特徴
としている。
【0008】ここで、前記決定手段は、カラーブラウン
管面上の色温度を任意の色温度に調整したときのR,
G,Bの発光比率を表すデータを備え、かつ、第1の色
温度に調整したときの発光比率及びカソード電流比率並
びに色温度指定手段によって指定された色温度における
発光比率に基づいて該指定された色温度におけるカソー
ド電流比率を算出すると共に、第2の色温度における発
光比率及びカソード電流比率並びに該指定された色温度
における発光比率とに基づいて該指定された色温度にお
けるカソード電流比率を算出し、これらの算出されたカ
ソード電流比率を該指定された色温度の値に応じて重み
付けして合成することにより該指定された色温度におけ
るカソード電流比率を決定するように構成することがで
きる。
【0009】また、指定された色温度におけるカソード
電流比率を実現するための増幅回路のバイアス及びゲイ
ンの値を決定するための構成として、垂直期間内の特定
ラインにおいて所定レベルの基準信号を発生する基準信
号発生手段と、カラーブラウン管への色信号の供給経路
に設けられ該基準信号発生手段からの基準信号が入力さ
れる挿入回路と、該挿入回路を介してカラーブラウン管
へ供給される該基準信号についてのカソード電流を検出
する検出回路とを設け、該検出回路の出力に基づいて色
温度制御装置が前記バイアス及びゲインの値を決定する
構成を用いるのが好適である。
【0010】
【作用】所望の色温度を実現するために必要な色信号増
幅回路のバイアス及びゲインの値が、ユーザーによって
指示された所望の色温度の値に基づいて制御部において
演算導出されて色信号増幅回路のバイアス及びゲインが
自動的に設定され、所望の色温度が自動的に実現され
る。
【0011】
【実施例】本発明によるカラーブラウン管色温度設定装
置を備えたカラー画像ディスプレー装置を図1に示す。
このカラー画像ディスプレー装置では、ユーザー操作部
15からの指令に基づき、制御部17がカラーブラウン
管を指定された色温度に設定するために必要な種々の調
整及び制御動作を実行する。なお、制御部17は、コン
ピューターを内蔵すると共に、後述するように色温度設
定の際に用いるデータテーブルを持っている。
【0012】次に、このディスプレー装置における色温
度設定の具体的手順について以下に詳述する。まず、メ
ーカー側において、このディスプレー装置のカラーブラ
ウン管の色温度を、このディスプレー装置が通常使用さ
れる場合の色温度の上限及び下限のそれぞれの色温度に
設定する操作を行い、これらの設定を実行したときの
R,G,Bの各カソード電流IR ,IG ,IB の比率を
制御部17の内部に記憶しておく。なお、この場合の色
温度の設定操作は、この図には示されていないが図6の
場合と同様に、カラーアナライザー10、スイッチ1、
及び白色信号発生装置8等を用いて行う。
【0013】以上のようにしてメーカー側における色温
度設定操作を実行した後、ユーザー側においてブラウン
管の色温度を所望の色温度に設定する場合には、ユーザ
ーは、操作部15を操作して所望の色温度の値を制御部
17へ入力する。そして、制御部17は、この入力値、
並びに前述の上限及び下限の色温度に設定したときのカ
ソード電流の比率に基づいて、所望の色温度を実現する
ために必要なカソード電流比率を算出し、この算出され
たカソード電流比率が得られるように自動的にバイアス
設定部6及びゲイン設定部7の調整操作を実行する。
【0014】なお、図1における基準信号発生部13
は、カラーブラウン管画面の可視領域外の1ライン(例
えば、垂直期間の先頭付近)において図2に示される基
準信号を発生するものであり、この基準信号は加算回路
により構成された挿入回路14において画像信号へ挿入
される(なお、挿入回路14は、加算回路を用いる代わ
りにスイッチによる切換回路で構成してもよい)。一
方、カソード電流検出部16では、基準信号に対応して
流れるカソード電流の値が検出される。
【0015】そして、制御部17は、このカソード電流
検出出力に基づいて、CRT駆動部4へ入力される各色
信号のレベルに対するカラーブラウン管のカソード電流
特性を割り出し、これに従って、前述の算出されたカソ
ード電流比率を実現するために必要なCRT駆動部4の
各入力色信号のレベル比を求め、これから、可変増幅部
3内のR,G,Bの各可変増幅回路で設定されるべきゲ
イン及びバイアスの値、即ち、バイアス設定部6及びゲ
イン設定部7の設定量を決定する。
【0016】なお、上記の基準信号は、図2に示される
ように、ハイライトレベルに対応したレベルの信号部分
(A)と、カットオフ付近のローレベルの信号部分
(B)とから構成され、信号部分(A)に対応したカソ
ード電流に基づいて上記可変増幅回路におけるゲイン
が、また、信号部分(B)に対応したカソード電流に基
づいて上記可変増幅回路におけるバイアスが決定され
る。なお、基準信号の別の構成例として、図3のように
2種類の信号(1)及び(2)を用い、これらの信号を
1垂直期間おきに交互に発生して画像信号へ挿入するよ
うにしてもよい。
【0017】次に、ユーザーにより入力された所望の色
温度の値、並びに前述の上限及び下限の色温度に設定し
たときのカソード電流の比率に基づいて、制御部17
が、該所望の色温度を実現するために必要なカソード電
流比率を算出する際の具体的方法について以下に説明す
る。
【0018】一般に、色度或るいは色温度は、R,G,
Bの各光量の比率によって決定されるが、これをカラー
ブラウン管について見ると、管面上の色度或るいは色温
度を所定の色度或るいは色温度に設定するために必要な
R,G,Bの各蛍光体の発光比率は、カラーブラウン管
の各機種毎に定まっており、例えば、特定の機種のカラ
ーブラウン管に関して色度図上の各点の色度を実現する
ために必要な発光比率R/G及びB/Gを表したデータ
の1例を図4に示す。
【0019】そして、この例に示されるように各色度点
についての発光比率データが与えられている場合には、
カラーブラウン管を特定の色温度に設定したときのカソ
ード電流の比率が分かっていれば、このカラーブラウン
管を他の任意の色温度に設定するために必要なカソード
電流の比率は、以下に示すように、図4における任意の
色温度点の発光比率の値に基づいて簡単に導出すること
ができる。
【0020】即ち、一般に、通常の使用範囲でのカラー
ブラウン管の蛍光体の発光量は、そのカソード電流の大
きさに比例しており、R,G,Bの各蛍光体の発光量を
それぞれR,G,B、各カソード電流をIR ,IG ,I
B 、各発光量と各カソード電流との比例定数をKR ,K
G ,KB とすれば、 R=KR R …(1) G=KG G …(2) B=KB B …(3) が成立する。
【0021】そして、カラーブラウン管の色温度を特定
の値、例えば、その通常の使用において設定する色温度
の下限の値(例えば、これを5000Kとする)に調整
したときのカソード電流IR ,IG ,IB の比率が
RL:IGL:IBLであったとし、更に、図4に示される
データにおいて該下限の色温度でのR,G,Bの発光比
率がαL :1:βL であったとすれば、(1)〜(3)
式に基づき KR RL:KG GL:KB BL=αL :1:βL …(4) が成立する。
【0022】一方、カラーブラウン管の色温度を任意の
所望の色温度(これをTKとする。但し、TKは500
0Kより大きく、上限の色温度より小さいものとす
る。)にするために必要なカソード電流の比率をIRT
GT:IBTとし、また、図4における色温度TKでの発
光比率がαT :1:βT であるとすれば、 KR RT:KG GT:KB BT=αT :1:βT …(5) が成立する。
【0023】そして、この(5)式より色温度TKにお
けるカソード電流比率を求めると、 IRT:IGT:IBT=αT /KR :1/KG :βT /KB …(6) となる。一方、(4)式より 1/KR :1/KG :1/KB =IRL/αL :IGL:IBL/βL …(7) が成立するから、この式を用いて(6)式の右辺に含ま
れる比例定数を消去すると、 IRT:IGT:IBT=αT RL/αL :IGL:βT BL/βL …(8) が得られる。
【0024】この(8)式から明らかなように、所望の
任意の色温度を実現するために必要なカソード電流比率
RT:IGT:IBTは、特定の色温度に設定したときの発
光比率αL :1:βL 及びカソード電流比率IRL
GL:IBLと、所望の任意の色温度における発光比率α
T :1:βT とに基づいて導出することができるが、本
実施例では、この特定の色温度として、上記の下限の色
温度の他にカラーブラウン管の通常の使用で設定可能な
上限の色温度(例えば、12000K)も用いるように
している。
【0025】即ち、カラーブラウン管をこの上限の色温
度に調整したときのカソード電流比をIRH:IGH:IBH
とし、図4における該上限の色温度でのR,G,Bの発
光比率がαH :1:βH であるとすれば、(8)式の導
出の場合と同様にして、 IRT:IGT:IBT=αT RH/αH :IGH:βT BH/βH …(9) が得られる。ここで、(8)式の右辺と(9)式の右辺
は、理論上は同じ比率を与えることになるが、現実には
個々のカラーブラウン管にバラツキがあるため多少の誤
差を生じてくる。
【0026】そこで、上限の色温度及び下限の色温度の
中間に位置する所望の任意の色温度でのカソード電流比
率を与える値として、上限の色温度でのデータに基づく
(9)式の値と下限の色温度でのデータに基づく(8)
式の値とをTの値に応じて重み付けした値を採用するこ
とによって、個々のカラーブラウン管の特性のバラツキ
による誤差の影響を軽減するようにしている。
【0027】この具体例を説明すると、(8)式を変形
することにより、 IRT:IGT:IBT=AL :1:BL …(10) 但し、 AL =αT RL/( αL GL ) BL =βT BL/( βL GL ) を得る。
【0028】また、(9)式を変形して IRT:IGT:IBT=AH :1:BH …(11) 但し、 AH =αT RH/( αH GH ) BH =βT BH/( βH GH ) を得る。
【0029】そして、図5に示されるように上限及び下
限の色温度の中間にある任意の所望の色温度でのカソー
ド電流比率を与える式として、これら(10)式及び
(11)式における値をTの値に応じて重み付けした次
の(12)式を用いる。 IRT:IGT:IBT=AT :1:BT …(12) 但し、 AT =[ ( 12000 −T )AL +( T−5000 )AH ] / 7
000 BT =[ ( 12000 −T )BL +( T−5000 )BH ] / 7
000 とする。
【0030】以上に述べた方法に基づき、図1における
色温度調整においては、図4に示される発光比率のデー
タをデータテーブルとして制御部17に内蔵させておく
ことにより、制御部17は、(12)式に基づいて所望
の色温度でのカソード電流比率を算出し、更に、ハイラ
イト部のカソード電流比率及びローライト部のカソード
電流比率がこの算出されたカソード電流比率に一致する
ように、バイアス設定部6及びゲイン設定部7を自動調
整する。これにより、従来のようにカラーアナライザー
を用いなくとも容易に任意の色温度を実現することがで
きる。
【0031】なお、以上に説明した実施例では、色温度
の指定はユーザー操作部15によって行われるように構
成されているが、このような構成を用いる代わりに、カ
ラーディスプレー装置の外部から画像信号と共に色温度
指定データを供給し(例えば、垂直ブランキング期間内
の特定のラインに色温度指定データを挿入して供給する
方法を用いることができる)、カラー画像ディスプレー
装置内部で画像信号から色温度指定データを分離して制
御部17へ入力するように構成してもよい。
【0032】
【発明の効果】カラーアナライザーを用いることなくカ
ラーブラウン管の色温度を任意の値に容易に設定でき
る。この設定操作の際、上限の色温度及び下限の色温度
に設定したときの両方のデータを利用することにより、
個々のカラーブラウン管の特性のバラツキに基づく誤差
の影響を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明する図である。
【図2】基準信号の波形を示す図である。
【図3】基準信号の他の例を示す図である。
【図4】任意の色度におけるカラーブラウン管のR,
G,Bの発光比率を示すデータである。
【図5】指定された色温度におけるカソード電流比率を
導出する際の重み付け方法を説明する図である。
【図6】従来の色温度調整方法を説明する図である。
【図7】XY色度図上の黒体放射軌跡を示す図である。
【符号の説明】
1…切換スイッチ, 2…グリッドバイアス設定
部,3…R.G.B可変増幅部, 5…カラーブ
ラウン管,6…バイアス設定部, 7…ゲイン設
定部,8…白色信号発生装置, 13…基準信号
発生部,14…挿入回路, 16…カソード電
流検出,17…制御部,

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)カラー画像を表示するための複数
    の色信号が供給されるカラーブラウン管と、(2)該カ
    ラーブラウン管への色信号の供給経路に設けられた各色
    信号の増幅回路と、(3)該カラーブラウン管の管面上
    の色温度を第1の色温度と第2の色温度との間の任意の
    色温度に指定するための色温度指定手段と、(4)カラ
    ーブラウン管面上の色温度を制御する色温度制御装置
    と、を備えたカラーブラウン管色温度設定装置におい
    て、 前記色温度制御装置は、カラーブラウン管面上の色温度
    を前記第1の色温度に調整したときの各色信号について
    のカソード電流比率、及び前記第2の色温度に調整した
    ときの各色信号についてのカソード電流比率を記憶する
    記憶手段と、該記憶手段に記憶された両方のカソード電
    流比率及び前記色温度指定手段により指定された色温度
    の値に基づいて、カラーブラウン管面上の色温度を該指
    定された色温度とするために必要なカソード電流比率を
    決定する決定手段とを有し、かつ、前記増幅回路におけ
    るゲイン及びバイアスを制御することにより、カラーブ
    ラウン管のカソード電流比率を該決定手段により決定さ
    れたカソード電流比率に一致させるものであることを特
    徴とするカラーブラウン管色温度設定装置。
  2. 【請求項2】 決定手段は、カラーブラウン管面上の色
    温度を任意の色温度に調整したときのR,G,Bの発光
    比率を表すデータを備え、かつ、第1の色温度に調整し
    たときの発光比率及びカソード電流比率並びに色温度指
    定手段によって指定された色温度における発光比率に基
    づいて該指定された色温度におけるカソード電流比率を
    算出すると共に、第2の色温度における発光比率及びカ
    ソード電流比率並びに該指定された色温度における発光
    比率とに基づいて該指定された色温度におけるカソード
    電流比率を算出し、更に、これらのカソード電流比率を
    該指定された色温度の値に応じて重み付けして合成する
    ことにより該指定された色温度におけるカソード電流比
    率を決定することを特徴とする請求項1記載のカラーブ
    ラウン管色温度設定装置。
  3. 【請求項3】 垂直期間内の特定ラインにおいて所定レ
    ベルの基準信号を発生する基準信号発生手段と、カラー
    ブラウン管への色信号の供給経路に設けられ該基準信号
    発生手段からの基準信号が入力される挿入回路と、該挿
    入回路を介してカラーブラウン管へ供給される該基準信
    号についてのカソード電流を検出する検出回路とを備
    え、 かつ、色温度制御装置は、カラーブラウン管のカソード
    電流比率を決定手段によって決定されたカソード電流比
    率に一致させるために必要な各色信号の増幅回路のバイ
    アス及びゲインの値を、前記検出回路の出力に基づいて
    導出するものであることを特徴とする請求項1または2
    記載のカラーブラウン管色温度設定装置。
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