JPH08153952A - プリント基板の絶縁方法 - Google Patents

プリント基板の絶縁方法

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JPH08153952A
JPH08153952A JP6293459A JP29345994A JPH08153952A JP H08153952 A JPH08153952 A JP H08153952A JP 6293459 A JP6293459 A JP 6293459A JP 29345994 A JP29345994 A JP 29345994A JP H08153952 A JPH08153952 A JP H08153952A
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electric component
terminal
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Hiroyuki Nunokawa
廣之 布川
Katsuhiro Okubo
勝寛 大久保
Tsugio Nakae
継雄 中江
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 プリント基板6上の所定の配線パターン8に
応じて設けられた穴12〜15に電気部品1〜5の端子
を通してこの電気部品1〜5の位置決めを行った後、端
子と配線パターン8とを半田付けすると共に、電気部品
の端子の通った穴12〜15と相対向する位置に孔16
〜19を備えかつ電気的絶縁性を有する部材9を孔16
〜19に電気部品の端子の先端が収納されるように設け
た後、熱収縮性を有する絶縁チューブ12内にプリント
基板6と部材9とを配置させこの絶縁チューブ12を熱
収縮させる。 【効果】 電気部品の端子の先端の突出を無くし、この
端子の先端で絶縁チューブを破ることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエアコン、テレビ、オー
ディオなどの電気機器に用いられるプリント基板の絶縁
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリント基板の絶縁方法として
は、図1に示すように電気部品1〜5ををプリント基板
に6に半田付けし、図2、図3に示すように熱収縮性の
絶縁チューブ7内にこのプリント基板6を挿入した後、
この絶縁チューブ7を加熱して熱収縮させることによっ
て、プリント基板上の電気部品の保護と端子が半田付け
された配線パターン8の絶縁とを確保するものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の絶縁
方法では、電気部品の保護と配線パターンの絶縁とが熱
収縮チューブによって行われるものであった。
【0004】しかし、実際に電気部品1〜5をプリント
基板6に半田付けするためには、まず電気部品の端子を
穴の位置に合わせて折り曲げ、さらに端子の長さをそろ
えた後、この端子をプリント基板6の穴に挿入し固定し
てから、プリント基板6に設けられた配線パターン8に
端子を半田付けするものであった。
【0005】半田は一般に配線パターンから端子に対し
て円錐状に突出して付けられるので半田の先端はとがっ
た形になっている。また半田付けを自動で行う場合に
は、半田付けを確実にするため端子の先端が半田から突
出するように端子を長めにする必要があった。
【0006】このため、絶縁チューブ7を熱収縮させる
と電気部品の端子の先端、例えば図3に示す電気部品2
の端子2a、2bが絶縁チューブ7を突き破ろうとする
ような状態になり、外部から端子側に何らかの外力(特
にこすれによる外力)が加わると容易にこの絶縁チュー
ブ7が破れて絶縁不良を起こす問題点があった。
【0007】また、プリント基板6の電気部品、例えば
電気部品2に外力(押す力など)が加わると端子2a、
2bが押され半田が配線パターン8から剥がれる問題点
や配線パターン自体がプリント基板から剥がれる問題が
あった。
【0008】本発明はこのような問題点に対して、絶縁
チューブの破れや半田の剥がれを防止できるプリント基
板の絶縁方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント基板の
絶縁方法は、プリント基板上の所定の配線パターンに応
じて設けられた穴に電気部品の端子を通してこの電気部
品の位置決めを行った後、端子と配線パターンとを半田
付けすると共に、電気部品の端子の通った穴と相対向す
る位置に孔を備えかつ電気的絶縁性を有する部材を孔に
電気部品の端子の先端が収納されるように設けた後、熱
収縮性を有する絶縁チューブ内にプリント基板と部材と
を配置させこの絶縁チューブを熱収縮させるものであ
る。
【0010】また、プリント基板と部材とを絶縁チュー
ブ内に配置させる前にプリント基板と部材とを単一の電
気絶縁性を有する枠体で挟むものである。
【0011】
【作用】このように構成された絶縁方法では、絶縁チュ
ーブを熱収縮させる前に電気的絶縁性を有する部材の孔
に電気部品の端子を収納するので、絶縁チューブを熱収
縮させた後にも電気部品の端子が絶縁チューブを突き破
ることがなくなる。
【0012】また、絶縁チューブを熱収縮させることに
よって、プリント基板と部材とが絶縁チューブの収縮力
で挟まれ、これらの間に配線パターンがあれば配線パタ
ーンと半田とが剥がれないように保持することができる
ものである。
【0013】さらに、プリント基板と部材とを単一の電
気的絶縁を有する枠体で挟むことによって、電気部品に
対するの外圧からの保護を強固にすることができるもの
である。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。尚、以下の説明では図1に示したプリント基板6に
本発明を適用するものとして説明する。従って、図1に
示した構成と同じ構成は同じ符番を付し説明を省略す
る。
【0015】図4は本発明で用いる電気的絶縁性を有す
る部材9の上面図であり、この部材9は電気部品1〜5
を装着する前のプリント基板6と同じものを用いてい
る。
【0016】従って、プリント基板6の配線パターン8
に半田付けされる電気部品1〜5の端子の通った穴と相
対向する位置に孔が備えられ、かつこれらの孔は電気部
品の端子の先端が収納されるようなっている。例えば孔
10、11は電気部品2の端子2a、2bの先端が嵌ま
るものである。
【0017】図5は図1に示したプリント基板6に部材
9の孔に電気部品の端子の先端を合わせて部材9を配置
させたところのV−V断面図である。尚、12は絶縁チ
ューブであり熱収縮させた後の状態である。
【0018】この図において、プリント基板6上の所定
の配線パターン8に応じて設けられた穴12〜15に電
気部品1、3、5の端子1a、3a、3b、5aを通し
てこれら電気部品の位置決めを行った後、端子1a、3
a、3b、5aが配線パターン8に半田付けされてい
る。
【0019】16〜19は部材9の孔であり、孔16に
は電気部品1の端子1a、孔17には電気部品3の端子
3a、孔18には電気部品3の端子3b、孔19には電
気部品5の端子5aが収納されている。
【0020】このようにそれぞれの電気部品の端子が孔
に収納されるように部材9を配置させた後、従来と同様
に熱収縮性を有する絶縁チューブ12内にプリント基板
6と部材9とを入れて外部から加熱して絶縁チューブ1
2を熱収縮させる。
【0021】尚、本実施例では部材9にプリント基板6
(電気部品を装着する前のもの)と同じもを用いて穴と
孔との位置合わせを確実にしているが、プリント基板6
と形が異なり、また穴の数が異なるものを用いても良い
ことは言うまでもない。
【0022】また、この部材9の孔は電気部品の端子の
先端が収納される大きさと深さがあればよい。特に深さ
は、図5に示す電気部品2の端子2a、2bに示される
ように部材9から端子の先端がわずかに突出する深さで
あっても、この端子が絶縁チューブを破ることはないの
で何ら問題ない。
【0023】絶縁チューブ12は、イラックスチューブ
等の熱収縮チューブであり、加熱することによって元の
直径の大きさが半分程度まで熱収縮するものである。
【0024】絶縁チューブ12を熱収縮させることによ
って、プリント基板6と部材9とが互いに押しつけら
れ、端子の半田面を覆う形になって半田の配線パターン
8からの剥離を防止することができる。
【0025】図6は他の実施例を示す断面図である。こ
の図において、20は電気的絶縁性を有する単一の枠体
であり、図7に示すように断面が略コ字状を成してい
る。この枠体の材質としては、合成樹脂材や塩化ビニー
ルなどを用いることができる。
【0026】この枠体20で図5に示したプリント基板
6と部材9とを重ねたものを挟んで一体にした後、これ
らを絶縁チューブ12内に挿入し、絶縁チューブ12を
加熱して熱収縮させる。
【0027】このように枠体を用いることによって、絶
縁チューブ12の外側の凹凸がほとんどなくなり、電気
機器内への組み込みが容易になるものである。
【0028】以上のように本発明の絶縁方法では、電気
部品を装着するように穴が開けられた同一のプリント基
板を2枚用いた場合は、一方のプリント基板には電気部
品の端子を穴に通し位置決めした後配線パターンに半田
付けして電気部品を固定した後(この時電気部品の余分
な端子先端を切りそろえても良い)、もう一枚のプリン
ト基板をこのプリント基板の穴がプリント基板に装着さ
れた電気部品の端子の先端に合うようにプリント基板の
半田付した側からプリント基板に容易に重ねることがで
きる。
【0029】従って、プリント基板の穴に半田付けされ
たプリント基板の端子の先端が容易に収納され、半田付
けされた電気部品の端子の先端がこのプリント基板から
極端に突出することが無くなる。
【0030】この後、絶縁チューブを被せ外部から加熱
して熱収縮させるこのとによって電気部品を装着したプ
リント基板と電気部品を装着していないプリント基板と
がこの熱収縮力で挟まれ、電気部品が半田付けされたと
ころが両プリント基板で挟まれ半田の剥離による接続不
良が亡くなる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明は、プリント基板上
の所定の配線パターンに応じて設けられた穴に電気部品
の端子を通してこの電気部品の位置決めを行った後、前
記端子と前記配線パターンとを半田付けすると共に、前
記電気部品の端子の通った穴と相対向する位置に孔を備
えかつ電気的絶縁性を有する部材を前記孔に前記電気部
品の端子の先端が収納されるように設けた後、熱収縮性
を有する絶縁チューブ内に前記プリント基板と前記部材
とを配置させこの絶縁チューブを熱収縮させるので、半
田付けされた後の電気部品の端子の先端が部材の孔に収
納されるか又は端子の先端が部材から突出する長さを小
さくすることができ、電気部品の端子の先端が絶縁チュ
ーブに鋭角に当たり絶縁チューブを破って絶縁不良を招
くことが無くなりプリント基板の信頼性が向上するもの
である。
【0032】さらに、絶縁チューブが熱収縮する際の力
でプリント基板と部材とが挟まれるのでプリント基板と
部材間に電気部品の半田付け部があれば、この半田付け
部をプリント基板と部材とで挟むことができ、電気部品
の端子と配線パターンとの接続をより強固にすることが
できるので、何らかの外圧で電位部品が押された際の半
田の剥離を防止することができプリント基板の信頼性を
さらに向上させることができるものである。
【0033】また、前記プリント基板と前記部材とを絶
縁チューブに挿入する前にこれらプリント基板と部材と
を単一の枠体で一度挟むことによって、電気部品及び電
気部品の端子を外圧から確実に保護することができ、プ
リント基板の信頼性がより向上するものであり、プリン
ト基板の電気部品を装着した側および端子の先端側の凹
凸をなくし外観上をきれいに仕上げることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気部品を装着した状態のプリント基板を示す
上面部である。
【図2】従来の絶縁方法を施したプリント基板の上面図
である。
【図3】図2に示したプリント基板の側面図である。
【図4】本発明で用いる電気的絶縁性を有する部材の上
面図である。
【図5】図1に示したプリント基板に部材を取り付けた
状態のV−V断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図7】図6に示した枠体の側面図である。
【符号の説明】
1〜5 電気部品 6 プリント基板 8 配線パターン 9 部材 1a、3a、3b、5a 端子 13〜15 穴 16〜19 孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上の所定の配線パターンに
    応じて設けられた穴に電気部品の端子を通してこの電気
    部品の位置決めを行った後、前記端子と前記配線パター
    ンとを半田付けすると共に、前記電気部品の端子の通っ
    た穴と相対向する位置に孔を備えかつ電気的絶縁性を有
    する部材を前記孔に前記電気部品の端子の先端が収納さ
    れるように設けた後、熱収縮性を有する絶縁チューブ内
    に前記プリント基板と前記部材とを配置させこの絶縁チ
    ューブを熱収縮させることを特徴とするプリント基板の
    絶縁方法。
  2. 【請求項2】 プリント基板上の所定の配線パターンに
    応じて設けられた穴に電気部品の端子を通してこの電気
    部品の位置決めを行った後、前記端子と前記配線パター
    ンとを半田付けすると共に、前記電気部品の端子の通っ
    た穴と相対向する位置に孔を備えかつ電気的絶縁性を有
    する部材を前記孔に前記電気部品の端子の先端が収納さ
    れるように設け、前記プリント基板と前記部材とを単一
    の電気絶縁性を有する枠体で挟んだ後、熱収縮性を有す
    る絶縁チューブ内に前記絶縁部材で挟まれた前記プリン
    ト基板と前記部材とを配置させこの絶縁チューブを熱収
    縮させることを特徴とするプリント基板の絶縁方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8969379B2 (en) 2004-09-17 2015-03-03 Eisai R&D Management Co., Ltd. Pharmaceutical compositions of 4-(3-chloro-4-(cyclopropylaminocarbonyl)aminophenoxy)-7=methoxy-6-quinolinecarboxide

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8969379B2 (en) 2004-09-17 2015-03-03 Eisai R&D Management Co., Ltd. Pharmaceutical compositions of 4-(3-chloro-4-(cyclopropylaminocarbonyl)aminophenoxy)-7=methoxy-6-quinolinecarboxide

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