JPH08151687A - ユニット建物の施工方法 - Google Patents

ユニット建物の施工方法

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JPH08151687A
JPH08151687A JP31602794A JP31602794A JPH08151687A JP H08151687 A JPH08151687 A JP H08151687A JP 31602794 A JP31602794 A JP 31602794A JP 31602794 A JP31602794 A JP 31602794A JP H08151687 A JPH08151687 A JP H08151687A
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JP
Japan
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building
unit
foundation
building unit
installation position
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Withdrawn
Application number
JP31602794A
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English (en)
Inventor
Toshiki Nogami
利樹 野上
Kazumi Sumita
和美 住田
Osamu Takamiya
脩武 高宮
Kazuo Iizuka
一雄 飯塚
Mamoru Kaji
守 梶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SENKOO KK
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
SENKOO KK
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニット建物をレッカー車を用いることなく
施工して、施工の省力化を図り、施工コストを低減でき
るようにすること。 【構成】 敷地11内に基礎12を設置し、次に、搬送
車21にて搬送された建物ユニット19をトラベルリフ
ト装置22によって、基礎上の最終据付位置とは異なる
位置に設置された引込装置13A、13B、13C上に
移送して段積み作業し、その後、段積みされた建物ユニ
ットを引込装置によって基礎上の最終据付位置に位置付
けるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レッカー車等を用いる
ことなくユニット建物を施工できるユニット建物の施工
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニット建物の施工は、例えば、
特公平1-12889 号公報に記載の発明のように、工場生産
された建物ユニットを搬送車にて敷地まで搬送し、この
建物ユニットをレッカー車を用いて上記搬送車から敷地
の基礎上に移送して据付け、段積みして実施している。
【0003】ここに、レッカー車は、車両の荷台に支柱
が設置され、この支柱に伸縮ロッドが連結され、この伸
縮ロッドの先端部に吊上装置が取付けられて構成され、
吊上装置にて建物ユニット等を吊上げ可能とするもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、建物
ユニットの重量が増大してレッカー車を大型化せざるを
得ず、また、敷地環境が狭小化してレッカー車が敷地に
対し相対的に大型化し、施工コストの増大を招いてい
る。
【0005】本発明は、上述の事情を考慮してなされた
ものであり、ユニット建物をレッカー車を用いることな
く施工して、施工の省力化を図り施工コストを低減でき
るユニット建物の施工方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、第1移送装置として、一対の側面ユニットに昇降可
能に支持されて建物ユニットを保持可能とする天面ユニ
ットを有してなるトラベルリフト装置を用意し、次に、
搬送車にて搬送された上記建物ユニットを上記トラベル
リフト装置によって、予め敷地内に設置された基礎上の
最終据付位置とは異なる位置に設置されて上記建物ユニ
ットを水平方向に移送可能とする第2移送装置としての
引込装置上に移送して段積み作業し、次に、上記段積み
された建物ユニットを上記引込装置によって上記基礎上
の最終据付位置に据付けるものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、第1移送装置と
して、一対の側面ユニットに昇降可能に支持されて建物
ユニットを保持可能とする天面ユニットを有してなるト
ラベルリフト装置を用意し、次に、搬送車にて搬送され
た上記建物ユニットを上記トラベルリフト装置によっ
て、予め敷地内に設置された基礎上の最終据付位置とは
異なる位置に設置されて上記建物ユニットを水平方向に
移送可能とする第2移送装置としての重量物搬送台車上
に移送して段積み作業し、その後、上記段積みされた建
物ユニットを上記重量物搬送台車によって上記基礎上の
最終据付位置に据付けるものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、第1移送装置と
して、メイン支柱と該メイン支柱周りを回動するサブ支
柱とを連結する連結部材に建物ユニットを吊上げ可能と
する吊上装置を備えてなるジブクレーン装置を用意し、
次に、搬送車にて搬送された上記建物ユニットを上記ジ
ブクレーン装置によって、予め敷地内に設置された基礎
上の最終据付位置とは異なる位置に設置されて上記建物
ユニットを水平方向に移送可能とする第2移送装置上に
移送して段積み作業し、その後、上記段積みされた建物
ユニットを上記第2移送装置によって上記基礎上の最終
据付位置に据付けるものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、第1移送装置と
して、仮設の骨組構造体の天井部に水平方向移動可能で
建物ユニットを吊上げ可能とする吊上装置を備えてなる
天井クレーン装置を用意し、次に、搬送車にて搬送され
た上記建物ユニットを上記天井クレーン装置によって、
予め敷地内に設置された基礎上の最終据付位置とは異な
る位置に設置されて上記建物ユニットを水平方向に移送
可能とする第2移送装置上に移送して段積み作業し、そ
の後、上記段積みされた建物ユニットを上記第2移送装
置によって上記基礎上の最終据付位置に据付けるもので
ある。
【0010】請求項5に記載の発明は、移送装置とし
て、仮設の骨組み構造体の天井部に水平方向移動可能で
建物ユニットを吊上げ可能とする吊上装置を備えてなる
天井クレーン装置を用意し、次に、搬送車にて搬送され
た上記建物ユニットを上記天井クレーン装置によって、
予め敷地内に設置された基礎上の最終据付位置に据付け
て段積み作業するものである。
【0011】請求項6に記載の発明は、移送装置とし
て、水平方向に移動可能な一対の支柱部材間に配置され
た天井部に建物ユニットを吊上げ可能とする吊上装置が
設置されてなる門型クレーン装置を用意し、次に、搬送
車にて搬送された上記建物ユニットを上記門型クレーン
装置によって、予め敷地内に設置された基礎上の最終据
付位置に据付けて段積み作業するものである。
【0012】請求項7に記載の発明は、移送装置とし
て、一対の側面ユニットに昇降可能に支持されて建物ユ
ニットを保持可能とする天面ユニットを有してなるトラ
ベルリフト装置を用意し、次に、搬送車にて搬送された
上記建物ユニットを上記トラベルリフト装置によって、
予め敷地内に設置された基礎上の最終据付位置に据付け
て段積み作業するものである。
【0013】請求項8に記載の発明は、移送装置とし
て、メイン支柱と該メイン支柱周りを回動するサブ支柱
とを連結する連結部材に建物ユニットを吊上げ可能とす
る吊上装置を備えてなるジブクレーン装置を用意し、次
に、搬送車にて搬送された上記建物ユニットを上記ジブ
クレーン装置によって、予め敷地内に設置された基礎上
の最終据付位置に据付けて段積み作業するものである。
【0014】請求項9に記載の発明は、移送装置とし
て、移動可能な台車本体に建物ユニットを吊上げ可能と
する吊上機構が設置されてなる重量物吊上搬送装置を用
意し、次に、搬送車にて搬送された上記建物ユニットを
上記重量物吊上搬送装置によって、予め敷地内に設置さ
れた基礎上の最終据付位置に据付けて段積み作業するも
のである。
【0015】請求項10に記載の発明は、移送装置とし
て、一対の支柱間に建物ユニットを下方から支持可能と
するスタッカプレートが昇降可能に配設されてなるスタ
ッカクレーン装置を用意し、次に、搬送車にて搬送され
た上記建物ユニットを上記スタッカクレーン装置によっ
て、予め敷地内に設置された基礎上の最終据付位置に据
付けて段積み作業するものである。
【0016】請求項11に記載の発明は、請求項1〜4
のいずれか一に記載の少なくとも上記第1移送装置によ
り移送中の建物ユニットを、防水部材にて覆った状態で
移送するものである。
【0017】請求項12に記載の発明は、請求項5〜1
0のいずれか一に記載の少なくとも上記移送装置により
移送中の建物ユニットを、防水部材にて覆った状態で移
送するものである。
【0018】
【作用】従って、請求項1〜4に記載の発明に係るユニ
ット建物の施工方法によれば、次の及びの作用を奏
する。 搬送車により搬送された建物ユニットを第1及び第2
移送装置にて最終据付位置へ移送し、レッカー車によら
ないので、施工の省力化を図ることができ、施工コスト
を低減できる。
【0019】また、搬送車からの建物ユニットを第1
移送装置にて、最終据付位置とは異なる位置にある第2
移送装置上に移送して段積みするので、この段積み作業
時に必要な足場を最終据付位置に設置することがない。
このため、敷地の境界線いっぱいにユニット建物を施工
できる。
【0020】請求項5〜10に記載の発明によれば、次
のの作用を奏する。 搬送車により搬送された建物ユニットを、移送装置を
用いて最終据付位置に移送し段積みして据付け、レッカ
ー車を用いないので、施工の省力化を図ることができ、
施工コストを低減できる。
【0021】請求項11及び12に記載の発明によれ
ば、次のの作用を奏する。 少なくとも、移送中の建物ユニットを防水部材にて覆
った状態で移送するため、建物ユニットを雨から避ける
ことができ、建物ユニット内への雨水の侵入を防止でき
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明に係るユニット建物の施工方法の
第1実施例の施工工程を示す斜視図である。図2は、図
1の引込装置を示し、(A)がその正面図、(B)が図
2(A)のIIB矢視図、(C)が図2(A)のIIC矢視
図である。図3は、本発明に係るユニット建物の施工方
法の第2実施例の施工工程を示す斜視図である。図4
は、本発明に係るユニット建物の施工方法の第3実施例
の施工工程を示す斜視図である。図5は、本発明に係る
ユニット建物の施工方法の第4実施例の施工工程を示す
斜視図である。図6は、本発明に係るユニット建物の施
工方法の第5実施例を示す斜視図である。図7は、本発
明に係るユニット建物の施工方法の第6実施例の施工工
程を示す斜視図である。図8は、本発明に係るユニット
建物の施工方法の第7実施例の施工工程を示す斜視図で
ある。図9は、本発明に係るユニット建物の施工方法の
第8実施例の施工工程を示す斜視図である。図10は、
本発明に係るユニット建物の施工方法の第9実施例の施
工工程を示す斜視図である。図11は、本発明に係るユ
ニット建物の施工方法の第10実施例の施工工程を示す
斜視図である。
【0023】A.第1実施例(請求項1に対応) 図1に示すユニット建物10の施工方法は、まず、敷地
11内に基礎12を設置する。次に、この基礎12上
に、基礎用引込装置13Aを敷設する。
【0024】この基礎用引込装置13Aは、図2に示す
ように、基礎12に延設されたガイドレール13と、こ
の基礎用引込装置13A上を転動可能に設けられた可動
部14と、を有して構成される。可動部14は、ケーシ
ング15に油圧ジャッキ16が固定されるとともに、メ
インローラ17及びサブローラ18が備えられたもので
ある。メインローラ17及びサブローラ18は、回転軸
心が直角方向に設置され、メインローラ17のガイドロ
ーラ13上を転動する。また、サブローラ18は、基礎
12の側面に当接して転動する。更に、油圧ジャッキ1
6は、ユニット建物10の構成要素たる建物ユニット1
9の底面を支持可能とする。建物ユニット19は、この
油圧ジャッキ16に支持されて、基礎12上を最終据付
位置まで移送される。
【0025】上述の基礎用引込装置13Aの設置とほぼ
平行して、基礎12の近傍で最終据付位置とは異なる位
置にテーブルリフタ20を設置する。このテーブルリフ
タ20は、建物ユニット19を載置可能とするととも
に、これらを昇降可能とする。そして、このテーブルリ
フタ20上にテーブルリフタ用引込装置13Bを設置
し、このテーブルリフタ用引込装置13Bと基礎用引込
装置13Aとの間に継ぎ用引込装置13Cを設置する。
これらの基礎用引込装置13A、テーブルリフタ用引込
装置13B及び継ぎ用引込装置13Cは第2移送装置と
して機能し、同一構造で、同一直線上に設けられ、建物
ユニット19を水平方向に移送する。
【0026】工場等で製造された建物ユニット19が搬
送車21にて敷地11に搬送された段階で、第1移送装
置としてのトラベルリフト装置22を用いて、搬送車2
1の荷台21Aからテーブルリフタ20上へ建物ユニッ
ト19を移送する。このトラベルリフト装置22は、一
対の側面ユニット23間に天面ユニット24を備え、両
側面ユニット23間の距離と天面ユニット24の高さと
が変更可能に設けられて、天面ユニット24により建物
ユニット19が保持される。また、両側面ユニット23
の下部に車輪25が軸支される。更に、両側面ユニット
23の側面に足場26が、昇降可能に設置されている。
【0027】搬送車21の荷台21Aの高さが低い場合
には、テーブルリフタ20を低くして荷台21Aと面一
とし、トラベルリフト装置22により建物ユニット19
をテーブルリフタ20上へ移送する。このようにして、
テーブルリフタ20上にトラベルリフト装置22を用い
て1階用の建物ユニット19、2階用の建物ユニット1
9及び屋根用の建物ユニット19を順次段積みする。こ
の段積み時に、トラベルリフト装置22の足場26を用
いて、作業車が各建物ユニット19を上下方向に接続作
業等する。
【0028】その後、段積みされた建物ユニット19を
継ぎ用引込装置13C、テーブルリフタ用引込装置13
B及び基礎用引込装置13Aを用いて、基礎12の最終
据付位置まで移送し、アンカーボルト27(図2)を用
いて据付ける。同様にして、テーブルリフタ20上で段
積みされた他の建物ユニット19を、順次基礎12上の
最終据付位置まで移送して据付け、これらの段積みされ
た建物ユニット19間を水平方向に接続等して、ユニッ
ト建物10を完成させる。
【0029】上記第1実施例によれば、搬送車21によ
り搬送された建物ユニット19を、トラベルリフト装置
22、基礎用引込装置13A、テーブルリフタ用引込装
置13B及び継ぎ用引込装置13Cを用いて最終据付位
置へ移送し、レッカー車を用いないので、施工の省力化
を図ることができ、施工コストを低減できる。
【0030】また、搬送車21からの建物ユニット19
をトラベルリフト装置22にて、最終据付位置とは異な
る位置にあるテーブルリフタ20のテーブルリフタ用引
込装置13B上に移送し、トラベルリフト装置22の足
場26を用いて段積みするので、この段積み作業時に必
要な足場を最終据付位置に設置する必要がない。このた
め、敷地11の境界線いっぱいにユニット建物10を施
工できる。
【0031】B.第2実施例(請求項2に対応) 次に、図3を用いてユニット建物の施工方法の第2実施
例を説明する。この第2実施例において、前記第1実施
例と同様な部分は、同一の符号を付すことにより説明を
省略する。
【0032】このユニット建物10の施工方法は、第2
移送装置として重量物搬送台車28を用いたものであ
る。この重量物搬送台車28は、油圧ジャッキ(図示せ
ず)を備え、基礎12間に設置されて、建物ユニット1
9を水平方向に移送可能とする。
【0033】従って、この第2実施例のユニット建物の
施工方法は、搬送車21上の建物ユニット19をトラベ
ルリフト装置22を用いて、最終据付位置とは異なる位
置にある重量物搬送台車28上へ移送し、この重量物搬
送台車28上で建物ユニット19を段積みし、上下方向
に接続等する。次に、この段積みされた建物ユニット1
9を、重量物搬送台車28を用いて基礎12上の最終据
付位置まで移送し据付ける。そして、段積みされ据付け
られた建物ユニット19を水平方向に相互に接続し、ユ
ニット建物10を完成する。
【0034】上記第2実施例によっても、トラベルリフ
ト装置22及び重量物搬送台車28を用いて建物ユニッ
ト19を移送することから、レッカー車を用いることが
なく、施工の省力化及びコストの低減を図ることができ
る。また、建物ユニット19の段積みは、トラベルリフ
ト装置22の足場26を用いて実施されるので、最終据
付位置に足場を設置する必要がなく、敷地11の境界線
いっぱいにユニット建物10を施工できる。
【0035】C.第3実施例(請求項3に対応) 次に、図4を用いてユニット建物の施工方法の第3実施
例を説明する。この第3実施例において、前記第1実施
例(図1)と同様な部分は、同一の符号付すことにより
説明を省略する。
【0036】この第3実施例のユニット建物の施工方法
は、第1移送装置としてジブクレーン装置29を用い、
第2移送装置として基礎用引込装置13Aを用いたもの
である。ジブクレーン装置29は、メイン支柱30を中
心とする円弧軌跡31A上をサブ支柱31が移動しうる
よう構成され、これらのメイン支柱30とサブ支柱31
を連結する連結部材32に吊上装置33が設置されたも
のである。
【0037】従って、このユニット建物の施工方法は、
上述のジブクレーン装置29のサブ支柱31を搬送車2
1の位置まで移動させ、吊上装置33にて搬送車21の
荷台21A上の建物ユニット19を吊り上げる。次に、
この吊上状態で、サブ支柱31を移動させて、基礎12
上の最終据付位置とは異なる位置に設置された基礎用引
込装置13A上に建物ユニット19を吊り降ろす。同様
にして、ジブクレーン装置29を用い建物ユニット19
を順次段積みして上下方向に接続等する。その後、この
段積みされた建物ユニット19を、基礎用引込装置13
Aを用いて基礎12の最終据付位置まで移送し据付け
る。こうして、段積みされ据付けられた建物ユニット1
9を水平方向に接続等し、ユニット建物10を完成す
る。
【0038】上記第3実施例によっても、ジブクレーン
装置29及び基礎用引込装置13Aを用いて建物ユニッ
ト19を移送することから、レッカー車を用いず、施工
の省力化を図ることができ、施工コストを低減できる。
また、建物ユニット19の段積み時の足場は、基礎12
の最終据付位置とは異なる位置に設置されるので、ユニ
ット建物10を敷地いっぱいに施工できる。
【0039】D.第4実施例(請求項4に対応) 次に、図5を用いてユニット建物の施工方法の第4実施
例を説明する。この第4実施例において、前記第2実施
例(図3)と同様な部分は、同一の符号を付すことによ
り説明を省略する。
【0040】この第4実施例のユニット建物の施工方法
は、第2実施例の第1移送装置としてのトラベルリフト
装置22の代わりに、仮設の天井クレーン装置34を設
置したものである。この天井クレーン装置34は、基礎
12の隣接位置に複数本の支柱35を立設し、これらに
よって天井梁36を支持して骨組構造体を仮設し、この
天井梁36に吊上装置37を水平移動自在に設置したも
のである。
【0041】従って、このユニット建物の施工方法は、
上述の天井クレーン装置34の吊上装置37にて、搬送
車21の荷台21上にある建物ユニット19を吊上げ、
基礎12の最終据付位置とは異なる位置にある重量物搬
送台車28上に吊り降ろす。次に、同様にして、天井ク
レーン装置34の吊上装置37を用いて建物ユニット1
9を段積みし、上下方向に接続等する。その後、この段
積みされた建物ユニット19を重量物搬送台車28にて
水平移動し、基礎12の最終据付位置に据付ける。こう
して、段積みされ据付けられた建物ユニット19を水平
方向に接続し、ユニット建物10を完成する。
【0042】上記第4実施例によれば、天井クレーン装
置34及び重量物搬送台車28を用いて建物ユニット1
9を移送することから、レッカー車を用いず、施工の省
力化及び施工コストの低減を図ることができる。また、
建物ユニット19の段積み時の足場は、基礎12の最終
据付位置とは異なる位置に設置されるので、ユニット建
物10を敷地11いっぱいに施工できる。
【0043】E.第5実施例(請求項5に対応) 次に、図6を用いてユニット建物の施工方法の第5実施
例を説明する。この第5実施例において、前記第4実施
例と同様な部分は、同一の符号を付すことにより説明を
省略する。
【0044】この第5実施例のユニット建物の施工方法
では、基礎12を囲み、かつ搬送車21が搬入する位置
を囲むようにして、移送装置としての天井クレーン装置
34が設置され、この天井クレーン装置34を覆うよう
にして防水部材としての仮設屋根38が配設される。
【0045】従って、この第5実施例のユニット建物の
施工方法は、まず、天井クレーン34の吊上装置37に
て、搬送車21の荷台21A上の建物ユニット19を吊
り上げ、この建物ユニット19を基礎12の最終据付位
置に順次移送して据付け、これらの建物ユニット19を
水平方向に接続等する。次に、天井クレーン装置34を
用い同様にして、建物ユニット19を順次段積みする。
その後、段積みされた建物ユニット19を上下方向およ
び水平方向に接続等して、ユニット建物10を完成す
る。
【0046】この第5実施例によれば、搬送車21によ
り搬送された建物ユニット19を天井クレーン装置34
を用いて、基礎12の最終据付位置等に移送し据付ける
ことから、レッカー車を用いないので、施工の省力化を
図り、施工コストを低減できる。
【0047】また、仮設屋根38が、搬送車21上の建
物ユニット19及び天井クレーン装置34にて吊上げ移
送中の建物ユニット19を覆い、雨水から防ぐことか
ら、施工途中の建物ユニット19内に雨水が侵入するの
を防止できる。
【0048】F.第6実施例(請求項6に対応) 次に、図7を用いてユニット建物の施工方法の第6実施
例を説明する。この第6実施例において、前記第5実施
例(図6)と同様な部分は、同一の符号を付すことによ
り説明を省略する。
【0049】この第6実施例は、第5実施例の天井クレ
ーン装置34の代わりに、移送装置として門型クレーン
装置39を設置し、防水部材として仮設屋根38の代わ
りに雨カバー40を用いたものである。
【0050】門型クレーン装置39は、左右一対の支柱
部材41間に天井梁42が設置され、この天井梁42に
吊上装置43が配設して構成される。上記支柱部材41
は、レール44に沿って水平移動可能とされ、吊上装置
43を水平方向に移動させる。また、雨カバー40は、
ほぼ単一の建物ユニット19を覆う面積であり、天井梁
42において吊上装置43の直上に配置される。
【0051】従って、第6実施例のユニット建物施工方
法は、まず、門型クレーン装置39の吊上装置43を水
平移動させて、搬送車21上の建物ユニット19を吊上
げ、この建物ユニット19を基礎12の最終据付位置に
順次移動して据付け、これらの建物ユニット19を水平
方向に接続等する。次に、同様にして門型クレーン装置
39を用い、建物ユニット19を段積みする。その後、
段積みされた建物ユニット19を上下方向及び水平方向
に接続して、ユニット建物10を完成させる。
【0052】上記第6実施例によれば、搬送車21上の
建物ユニット19を門型クレーン装置39を用いて基礎
12の最終据付位置等に移送して据付けることから、レ
ッカー車を用いることがないので、施工の省力化を図る
ことができ、施工コストを低減できる。
【0053】また、雨カバー40にて門型クレーン装置
39により移送途中にある建物ユニット19を雨水から
防水できるので、移送途中の建物ユニット19への雨水
の侵入を防止できる。
【0054】G.第7実施例(請求項7に対応) 次に、図8を用いてユニット建物の施工方法の第7実施
例を説明する。この第7実施例において、前記第5実施
例(図6)及び前記第2実施例(図3)と同様な部分は
同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0055】この第7実施例は、第5実施例の仮設屋根
38を取り除き、天井クレーン装置34の代わりに移送
装置としてトラベルリフト装置22を用いたものであ
る。従って、この第7実施例は、まず、このトラベルリ
フト装置22を用いて、搬送車21の荷台21A上の建
物ユニット19を基礎12の最終据付位置まで順次移送
し据付け、これらの建物ユニット19を水平方向に接続
等する。次に、同様にして、トラベルリフト装置22を
用いて建物ユニット19を段積みする。その後、段積み
された建物ユニット19を上下方向及び水平方向に接続
等して、ユニット建物10を完成する。
【0056】この第7実施例によれば、搬送車21上の
建物ユニット19をトラベルリフト装置22を用いて基
礎12の最終据付位置に移送し据付けることから、レッ
カー車を用いないので、施工の省力化を図ることがで
き、施工コストを低減できる。
【0057】H.第8実施例(請求項8に対応) 次に、図9を用いて、ユニット建物の施工方法の第8実
施例を説明する。この第8実施例において、第5実施例
(図6)及び第3実施例(図4)と同様な部分は同一の
符号を付すことにより説明を省略する。
【0058】この第8実施例は、第6実施例の仮設屋根
38を取り除き、天井クレーン装置34の代わりに、移
送装置としてジブクレーン装置29を用いたものであ
る。従って、この第8実施例は、まず、ジブクレーン装
置29を用いて搬送車21上の建物ユニット19を基礎
12の最終据付位置まで順次移送し据付け、これらの建
物ユニット19を水平方向に接続等する。次に、同様に
して、ジブクレーン装置29を用いて建物ユニット19
を段積みする。その後、段積みされた建物ユニット19
を上下方向及び水平方向に接続等して、ユニット建物1
0を完成する。
【0059】この第8実施例によれば、搬送車21上の
建物ユニット19をジブクレーン装置29を用いて基礎
12の最終据付位置等に移送し据付けることから、レッ
カー車を用いることがないので、施工の省力化を図るこ
とができ、施工コストを低減できる。
【0060】I.第9実施例(請求項9に対応) 次に、図10を用いて、ユニット建物の施工方法の第9
実施例を説明する。この第9実施例において、第5実施
例(図6)と同様な部分は同一の符号を付すことにより
説明を省略する。
【0061】この第9実施例は、第6実施例の仮設屋根
38を取り除き、天井クレーン装置34の代わりに、移
送装置として重量物吊上げ搬送台車45を用いたもので
ある。この重量物吊上げ搬送台車45は、移動可能な台
車本体46に、吊上げ機構47を設置したものであり、
この吊上げ機構47が建物ユニット19を吊上げ可能と
する。
【0062】この第9実施例は、まず、重量物吊上げ搬
送台車45を搬送車21の位置まで移動させ、トランシ
ップ(図示せず)等の移送機構を用いて、搬送車21の
荷台21Aから重量物吊上げ搬送台車45の台車本体4
6上に建物ユニット19を移送する。次に、吊上げ機構
47がこの建物ユニット19を吊上げ、台車本体46が
この吊り上げられた建物ユニット19を基礎12の最終
据付位置に順次移送して据付け、これらの建物ユニット
19を水平方向に接続等する。同様にして、重量物吊上
げ搬送台車45を用いて建物ユニット19を段積みし、
上下方向に接続等する。その後、段積みされた建物ユニ
ット19を水平方向に接続等して、ユニット建物10を
完成する。
【0063】上記第9実施例によれば、搬送車21上の
建物ユニット19を重量物吊上げ搬送台車45を用いて
基礎12の最終据付位置等に移送し据付けることから、
レッカー車を用いることがないので、施工の省力化を図
ることができ、施工コストを低減できる。
【0064】J.第10実施例(請求項10に対応) 最後に、図11を用いてユニット建物の施工方法の第1
0実施例を説明する。この第10実施例において、前記
第5実施例(図6)と同様な部分は、同一の符号を付す
ことにより説明を省略する。
【0065】この第10実施例は、第6実施例の仮設屋
根38を取り除き、天井クレーン装置34の代わりに、
移送装置としてスタッカクレーン装置48を用いたもの
である。このスタッカクレーン装置48は、一対の支柱
49間に昇降可能なスタッカプレート50を設置したも
のである。
【0066】この第10実施例は、まず、搬送車21の
荷台21A上の建物ユニット19をスタッカクレーン装
置48のスタッカプレート50上に移し、次に、この建
物ユニット19を、このスタッカプレート50から基礎
12の最終据付位置に順次移送して据付ける。その後、
基礎12上に据付けられた建物ユニット19間を水平方
向に接続等する。そして、スタッカクレーン装置48の
スタッカプレート50に移送された他の建物ユニット1
9を、スタッカプレート50を昇降させて順次段積み
し、上下方向及び水平方向に接続する。
【0067】上記第10実施例によれば、搬送車21上
の建物ユニット19をスタッカクレーン装置48を用い
て最終据付位置まで移送し、レッカー車を用いることが
ないので、施工の省力化を図ることができ、施工コスト
を低減できる。
【0068】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、第1〜第4
実施例の第1移送装置、第5〜第10実施例の移送装置
として空気浮上機構やフォークリフトを用いても良い。
また、第1〜第4実施例の第1移送装置として門型クレ
ーン39や重量物吊上げ搬送台車45を用いても良い。
更に、第5実施例の仮設屋根38の代わりにシートを用
いても良い。また、仮設屋根38を第1〜第4実施例、
第7〜第10実施例に適用しても良く、雨カバー40を
第3、4及び8実施例に適用しても良い。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るユニット建
物の施工方法によれば、ユニット建物をレッカー車を用
いることなく施工して、施工の省力化を図り施工コスト
を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るユニット建物の施工方法
の第1実施例の施工工程を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1の引込装置を示し、(A)がその
正面図、(B)が図2(A)のIIB矢視図、(C)が図
2(A)のIIC矢視図である。
【図3】図3は、本発明に係るユニット建物の施工方法
の第2実施例の施工工程を示す斜視図である。
【図4】図4は、本発明に係るユニット建物の施工方法
の第3実施例の施工工程を示す斜視図である。
【図5】図5は、本発明に係るユニット建物の施工方法
の第4実施例の施工工程を示す斜視図である。
【図6】図6は、本発明に係るユニット建物の施工方法
の第5実施例の施工工程を示す斜視図である。
【図7】図7は、本発明に係るユニット建物の施工方法
の第6実施例の施工工程を示す斜視図である。
【図8】図8は、本発明に係るユニット建物の施工方法
の第7実施例の施工工程を示す斜視図である。
【図9】図9は、本発明に係るユニット建物の施工方法
の第8実施例の施工工程を示す斜視図である。
【図10】図10は、本発明に係るユニット建物の施工
方法の第9実施例の施工工程を示す斜視図である。
【図11】図11は、本発明に係るユニット建物の施工
方法の第10実施例の施工工程を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ユニット建物 11 敷地 12 基礎 13A 基礎用引込装置(第2移送装置) 13B テーブルリフタ用引込装置(第2移送装置) 13C 継ぎ用引込装置(第2移送装置) 19 建物ユニット 20 テーブルリフタ 21 搬送車 22 トラベルリフト装置(第1移送装置、移送装
置) 26 足場 28 重量物搬送台車(第2移送装置) 29 ジブクレーン装置(第1移送装置、移送装置) 34 天井クレーン装置(第1移送装置、移送装置) 38 仮設屋根(防水部材) 39 門型クレーン装置(移送装置) 40 雨カバー(防水部材) 45 重量物吊上げ搬送台車(移送装置) 48 スタッカクレーン装置(移送装置)
フロントページの続き (72)発明者 野上 利樹 茨城県つくば市和台32 積水化学工業株式 会社内 (72)発明者 住田 和美 奈良県奈良市青野町56−1 (72)発明者 高宮 脩武 東京都江東区南砂2−4−25 川崎重工業 株式会社東京設計事務所内 (72)発明者 飯塚 一雄 東京都江東区南砂2−4−25 川崎重工業 株式会社東京設計事務所内 (72)発明者 梶 守 大阪府泉佐野市南中安松591−11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1移送装置として、一対の側面ユニッ
    トに昇降可能に支持されて建物ユニットを保持可能とす
    る天面ユニットを有してなるトラベルリフト装置を用意
    し、 次に、搬送車にて搬送された上記建物ユニットを上記ト
    ラベルリフト装置によって、予め敷地内に設置された基
    礎上の最終据付位置とは異なる位置に設置されて上記建
    物ユニットを水平方向に移送可能とする第2移送装置と
    しての引込装置上に移送して段積み作業し、 次に、上記段積みされた建物ユニットを上記引込装置に
    よって上記基礎上の最終据付位置に据付けることを特徴
    とするユニット建物の施工方法。
  2. 【請求項2】 第1移送装置として、一対の側面ユニッ
    トに昇降可能に支持されて建物ユニットを保持可能とす
    る天面ユニットを有してなるトラベルリフト装置を用意
    し、 次に、搬送車にて搬送された上記建物ユニットを上記ト
    ラベルリフト装置によって、予め敷地内に設置された基
    礎上の最終据付位置とは異なる位置に設置されて上記建
    物ユニットを水平方向に移送可能とする第2移送装置と
    しての重量物搬送台車上に移送して段積み作業し、 その後、上記段積みされた建物ユニットを上記重量物搬
    送台車によって上記基礎上の最終据付位置に据付けるこ
    とを特徴とするユニット建物の施工方法。
  3. 【請求項3】 第1移送装置として、メイン支柱と該メ
    イン支柱周りを回動するサブ支柱とを連結する連結部材
    に建物ユニットを吊上げ可能とする吊上装置を備えてな
    るジブクレーン装置を用意し、 次に、搬送車にて搬送された上記建物ユニットを上記ジ
    ブクレーン装置によって、予め敷地内に設置された基礎
    上の最終据付位置とは異なる位置に設置されて上記建物
    ユニットを水平方向に移送可能とする第2移送装置上に
    移送して段積み作業し、 その後、上記段積みされた建物ユニットを上記第2移送
    装置によって上記基礎上の最終据付位置に据付けること
    を特徴とするユニット建物の施工方法。
  4. 【請求項4】 第1移送装置として、仮設の骨組構造体
    の天井部に水平方向移動可能で建物ユニットを吊上げ可
    能とする吊上装置を備えてなる天井クレーン装置を用意
    し、 次に、搬送車にて搬送された上記建物ユニットを上記天
    井クレーン装置によって、予め敷地内に設置された基礎
    上の最終据付位置とは異なる位置に設置されて上記建物
    ユニットを水平方向に移送可能とする第2移送装置上に
    移送して段積み作業し、 その後、上記段積みされた建物ユニットを上記第2移送
    装置によって上記基礎上の最終据付位置に据付けること
    を特徴とするユニット建物の施工方法。
  5. 【請求項5】 移送装置として、仮設の骨組み構造体の
    天井部に水平方向移動可能で建物ユニットを吊上げ可能
    とする吊上装置を備えてなる天井クレーン装置を用意
    し、 次に、搬送車にて搬送された上記建物ユニットを上記天
    井クレーン装置によって、予め敷地内に設置された基礎
    上の最終据付位置に据付けて段積み作業することを特徴
    とするユニット建物の施工方法。
  6. 【請求項6】 移送装置として、水平方向に移動可能な
    一対の支柱部材間に配置された天井部に建物ユニットを
    吊上げ可能とする吊上装置が設置されてなる門型クレー
    ン装置を用意し、 次に、搬送車にて搬送された上記建物ユニットを上記門
    型クレーン装置によって、予め敷地内に設置された基礎
    上の最終据付位置に据付けて段積み作業することを特徴
    とするユニット建物の施工方法。
  7. 【請求項7】 移送装置として、一対の側面ユニットに
    昇降可能に支持されて建物ユニットを保持可能とする天
    面ユニットを有してなるトラベルリフト装置を用意し、 次に、搬送車にて搬送された上記建物ユニットを上記ト
    ラベルリフト装置によって、予め敷地内に設置された基
    礎上の最終据付位置に据付けて段積み作業することを特
    徴とするユニット建物の施工方法。
  8. 【請求項8】 移送装置として、メイン支柱と該メイン
    支柱周りを回動するサブ支柱とを連結する連結部材に建
    物ユニットを吊上げ可能とする吊上装置を備えてなるジ
    ブクレーン装置を用意し、 次に、搬送車にて搬送された上記建物ユニットを上記ジ
    ブクレーン装置によって、予め敷地内に設置された基礎
    上の最終据付位置に据付けて段積み作業することを特徴
    とするユニット建物の施工方法。
  9. 【請求項9】 移送装置として、移動可能な台車本体に
    建物ユニットを吊上げ可能とする吊上機構が設置されて
    なる重量物吊上搬送装置を用意し、 次に、搬送車にて搬送された上記建物ユニットを上記重
    量物吊上搬送装置によって、予め敷地内に設置された基
    礎上の最終据付位置に据付けて段積み作業することを特
    徴とするユニット建物の施工方法。
  10. 【請求項10】 移送装置として、一対の支柱間に建物
    ユニットを下方から支持可能とするスタッカプレートが
    昇降可能に配設されてなるスタッカクレーン装置を用意
    し、 次に、搬送車にて搬送された上記建物ユニットを上記ス
    タッカクレーン装置によって、予め敷地内に設置された
    基礎上の最終据付位置に据付けて段積み作業することを
    特徴とするユニット建物の施工方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも上記第1移送装置により移
    送中の建物ユニットを、防水部材にて覆った状態で移送
    する請求項1〜4のいずれか一に記載の建物ユニット建
    物の施工方法。
  12. 【請求項12】 少なくとも上記移送装置により移送中
    の建物ユニットを、防水部材にて覆った状態で移送する
    請求項5〜10のいずれか一に記載のユニット建物の施
    工方法。
JP31602794A 1994-11-28 1994-11-28 ユニット建物の施工方法 Withdrawn JPH08151687A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016156195A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 鹿島建設株式会社 組立型建物用ユニットの荷卸し兼組立装置
JP2019157439A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 清水建設株式会社 長大な壁型構造物及び長大な壁型構造物の施工方法

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