JPH08147087A - キーボード - Google Patents

キーボード

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JPH08147087A
JPH08147087A JP6289972A JP28997294A JPH08147087A JP H08147087 A JPH08147087 A JP H08147087A JP 6289972 A JP6289972 A JP 6289972A JP 28997294 A JP28997294 A JP 28997294A JP H08147087 A JPH08147087 A JP H08147087A
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sheet
protective sheet
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keyboard
keys
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芳実 漆畑
Yoshiki Iida
喜紀 飯田
Yoshifumi Sakamoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】安価で清掃が簡単にでき、透明な保護シートを
取外さずに差替えキーシートの挿入・抜取りが容易で、
簡単に保護シートを交換できる。 【構成】キー12が配置された部分の外側上辺に形成さ
れた3個の取付穴13と、この取付穴13に対応して貫
通孔19が形成された保護シート16と、取付穴13に
保護シート16の貫通孔19を介して取付けられるスナ
ップバンド21とを設け、この保護シート16とキー1
2が配置された部分との間に差替えキーシート15を挿
入したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のキーを備え、
これらの各キーへの接触作用により信号を発生させるキ
ーボードに関する。
【0002】
【従来の技術】キーボードには、使用するソフトウエア
により、各キーの機能が異なる場合がある。
【0003】例えば電子料金秤で使用するキーボード
は、1つのキーで対応する1つの商品番号を入力するこ
とができるワンタッチキーボードとなっているものがあ
る。このようなキーボードは取扱う商品群を( ページ機
能により )変えると、キーボードの各キーに対応する商
品番号を変えることができる。
【0004】従って、1つのキーに対して複数の機能(
例えば対応する商品番号 )が対応するので、各キーの機
能( 対応する商品番号 )を示す表示を直接キーの上に印
刷することはできない。また、何も識別するような表示
が印刷されていない、あるいは、単に番号等の表示が印
刷されていたとしても、多数のキーの中から所望の機能
のキーを探すのは困難である。
【0005】そこで、キーボードの上面に各キーの配置
に対応してそのキーの機能を示す表示( 対応する商品名
)が印刷された複数の差替え自在な差替えキーシートが
使用される。
【0006】すなわち、取扱う商品群を変えるときに
は、この差替えキーシートを所望の商品群に対応する差
替えキーシートに差替えれば良い。そして、この差替え
キーシートに印刷された商品名の箇所を手で触れれば、
差替えキーシートを介してその商品名の真下に位置する
キーに接触し、そのキーに対応する商品番号、すなわち
手で触れた商品名に対応する商品番号が入力されること
になる。
【0007】図3乃至図5は、従来のキーボードの概略
の構成の3つの例を示す図である。図3に示す第1の例
は、長方形の柔軟性の高い透明な保護シート1をキーボ
ード2のキーの配置された部分の上に載置し、キーの配
置された部分の外側にある保護シート1の端部のうち3
辺3を接着剤で接着固定し、残る1辺4を開放にして袋
形状にし、この開放された1辺4から、図中の点線の矢
印で示すように、差替えキーシート5を挿脱着するもの
である。
【0008】図4に示す第2の例は、長方形の柔軟性の
高い透明な保護シート6をキーボード2のキーの配置さ
れた部分の上に載置し、キーの配置された部分の外側に
ある保護シート1の端部のうち1辺7を接着剤で接着固
定し、残る3辺を開放にし、透明な保護シート1を持ち
上げて差替えキーシート5を、図中の点線の矢印で示す
ように、差替えキーシート5を挿脱着するものである。
【0009】図5に示す第3の例は、長方形の柔軟性の
高い透明な保護シートとこの保護シートを保持する枠体
とから構成されたカバー8を、キーボード2のキーの配
置された部分の外側に設けられた収納枠9に着脱自在に
設け、図中の点線の矢印で示すように、収納枠9内に差
替えキーシート5を収納して、カバー8を収納枠9に装
着するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のキーボ
ードにおいては、例えば図3及び図4に示すものでは、
接着剤を使用しているので、透明な保護シート5を取外
すことができないので、清掃がし難く、保護シート5の
接着剤による接着部分の近傍にゴミが溜まって取り難く
不潔で見栄えが悪いという問題があった。
【0011】また、透明な保護シート5が劣化・損傷し
た場合に保護シート5の交換が容易ではないという問題
があった。
【0012】さらに、図3のものでは、保護シートの内
側に水分があると、差替えキーシート5の挿入及び抜取
りが困難になるという問題があった。
【0013】一方、図5のものでは、カバー8を取外す
ことができるので、清掃及び差替えキーシート5の挿入
及び抜取りが簡単であるが、カバー8を取外すという手
間がかかり、使用者の負担になるという問題があった。
【0014】また、カバー8の枠体及び収納枠9という
部品が必要になり、コスト的に高いという問題があっ
た。
【0015】そこでこの発明は、安価で清掃が簡単にで
きると共に、透明な保護シートを取外さずに差替えキー
シートの挿入及び抜取りが容易にでき、しかも簡単に保
護シートを交換することができるキーボードを提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のキー
を備え、これらの各キーへの接触作用により信号を発生
させるキーボードにおいて、キーが配置された部分の周
囲の一辺部分に複数個形成された取付穴と、この取付穴
に対応する位置に貫通孔が形成された透明な保護シート
と、取付穴に保護シートの貫通孔を介して着脱自在に取
り付けられると共に保護シートを一辺部分に付勢する取
付部材と、キーが配置された部分と保護シートとの間に
介挿され、キーの配置に対応して各キーが示す内容に対
応する文字やマーク等のグラフィックが形成された差替
えキーシートとを設けたものである。
【0017】
【作用】このような構成の本発明において、取付部材
は、透明な保護シートの貫通孔を介してキーボードの一
辺部分に形成された取付穴に取り付けられ、保護シート
を一辺部分へ付勢する。
【0018】この保護シートとキーボードのキーが配置
された部分との間には、差替えキーシートが介挿され、
差替えキーシートは保護シートにより保護される。
【0019】保護シートはその貫通孔が形成された部分
がキーボードの一辺部分に固定されているだけなので、
他の部分は開放状態となっており、保護シートを取外さ
ずにキーボードから離間する方向に開いて、差替えキー
シートを挿入又は抜取りを行う。
【0020】保護シートの交換は、取付部材を着脱する
ことにより行う。
【0021】また、キーボードの清掃は、差替えキーシ
ートを抜取り、取付部材及び保護シートとを外すことに
より、キーボードのキーが配置された部分を露出させて
行う。
【0022】また、取付部材が必要になるが、この取付
部材は取付穴に着脱自在に取付けられる単純な構造で済
むので安価にできる。
【0023】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0024】図1は、この発明を適用したキーボードの
要部構成を示す組立図であり、図2は、このキーボード
の要部構成を示す側面断面図である。
【0025】11は、複数のキーを備えた長方形状のキ
ーボード本体である。このキーボード本体11の複数個
のキー12が配置されている部分の外側の上辺に配列し
た3か所に取付穴13-1,13-2,13-3( 以下、全て
の取付穴を指すときには13と称する )が形成されてい
る。
【0026】前記キー12が配置されている部分と前記
取付穴13が形成された部分とは、前記キーボード本体
11の表面が他の部分より1段低い凹形状に形成された
収納部14となっており、前記複数個の全てのキー12
は前記収納部14の底に配置されている。
【0027】前記各取付穴13の上面は、前記収納部1
4の底の高さより差替えキーシート15と保護シート1
6とを合わせた厚さ分以上高く形成されている。また、
前記収納部14の下端側には前記収納部14側に突出し
た係止部14-1,14-2が2か所に形成されている。
【0028】前記差替えキーシート15は、その表面に
前記キーボード本体11のキー12の配置に対応した文
字等から構成されたマーク16が印刷され、その上端部
に前記各取付穴13に対応するにげ溝17-1,17-2,
17-3( 以下、全てのにげ溝を指すときには17と称す
る )が形成され、その下端部に前記収納部14の下端に
係止すると共に指で摘むために外側に突出した差替えキ
ーシート係止部18が形成されている。
【0029】前記保護シート16は、柔軟性の高い透明
な樹脂シートにより形成され、前記取付穴13に対応す
る貫通孔19-1,19-2,19-3( 以下、全ての貫通孔
を指すときには19と称する )が形成され、その下端部
に前記収納部14の下端に係止すると共に指で摘むため
に外側に突出した保護シート係止部20が構成されてい
る。前記貫通孔19の内径は、前記取付穴13の外径と
ほぼ同じか、僅かに大きくしてある。
【0030】なお、前記収納部14の下端側の2か所に
形成された係止部14-1,14-2は、前記差替えキーシ
ート15及び前記保護シート16の下端に係止する。
【0031】21は、取付部材としてのスナップバンド
であり、これは前記取付穴13にワンタッチで着脱でき
るスナップ22-1,22-2,22-3( 以下、全てのスナ
ップを指すときには22と称する )をバンド23で一体
形に形成したものである。
【0032】このスナップバンド21の各スナップ22
を、前記保護シート16の各貫通孔19を介して前記キ
ーボード本体11の前記各取付穴13に取り付けると、
前記保護シート6が外れなくなり、貫通穴19が形成さ
れた部分( 上端部分 )が固定される。
【0033】このような構成の本実施例においては、ま
ずキーボード本体11の収納部14に、保護シート16
が収納され、スナップバンド21の各スナップ22が保
護シート16の貫通孔19を介して取付穴13にワンタ
ッチで取り付けられる。
【0034】この状態で、保護シート16の貫通孔19
が形成された部分の反対側( 下端部分 )を持ち上げれ
ば、保護シート16とキーボード本体11との間が大き
く開かれて、容易に差替えキーシート15を挿入され
る。
【0035】差替えキーシート15のにげ溝17にキー
ボード本体11の取付穴13を通して、差替えキーシー
ト15は挿入される。この差替えキーシート15の挿入
後、保護シート16をキーボード本体11側に降ろし
て、保護シート14の下端を係止部14-1,14-2の下
に入り込ませると、差替えキーシート15は不用意に動
くことなく、また水分やほこりから保護される。
【0036】上述したことの逆の手順を行えば、差替え
キーシート15が抜き取られる。
【0037】保護シート16を交換するときには、スナ
ップバンド21を指等で持ち上げて外せば、簡単に保護
シート16が取れるので、この保護シート16を交換し
て、貫通孔19に取付穴13を貫通させ、収納部14に
載置した後、再びスナップバンド21を取付穴13に取
付ければ保護シート16は固定される。
【0038】キーボード本体11の清掃するときも、ス
ナップバンド21を外して、保護シート16及び差替え
キーシート15が一緒に取り外すせば、清掃の邪魔にな
らない。また清掃が終了すると、保護シート16と差替
えキーシートを一緒に取付けられ、スナップバンド21
を取付ければ、保護シート16は固定される。
【0039】このように本実施例によれば、キー12が
配置された部分の外側上辺に形成された3個の取付穴1
3と、この取付穴13に対応して貫通孔19が形成され
た保護シート16と、取付穴13に保護シート16の貫
通孔19を介して取付けられるスナップバンド21とを
設けたことにより、このスナップバンド21を取外せ
ば、保護シート16及び差替えキーシート15の挿入及
び抜取りが容易にできる。従って清掃が簡単にでき、保
護シート16の交換が簡単にでき、また保護シート16
の上端部分が取付穴13に固定されるので、この保護シ
ート16を持ち上げるだけで、キー12の上面への挿入
及び抜取り空間が大きく開かれることになり、差替えキ
ーシート15の挿入及び抜取りが容易にできる。また、
スナップバンド21を設けただけの安価な構成で、上述
した効果を得ることができる。
【0040】なお、この実施例においては、取付部材と
して3個のスナップをバンドにより一体化したスナップ
バンド21について説明したが、この発明は取付部材と
してこのスナップバンド21に限定されるものではな
く、例えばスナップ21-1,21-2,21-3のみのもの
でも良いし、また簡単に着脱できる取付部材ならば適用
することができる。また、取付穴及び取付部材の個数に
ついても、2個以上ならば適用可能である。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
安価で清掃が簡単にできると共に、透明な保護シートを
取外さずに差替えキーシートの挿入及び抜取りが容易に
でき、しかも簡単に保護シートを交換することができる
キーボードを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のキーボードの概略の構成
を示す組立図。
【図2】同実施例のキーボードの概略の構成を示す側面
断面図。
【図3】従来例のキーボードの概略の構成の第1の例を
示す組立図。
【図4】従来例のキーボードの概略の構成の第2の例を
示す組立図。
【図5】従来例のキーボードの概略の構成の第3の例を
示す組立図。
【符号の説明】
11…キーボード本体、 12…キー、 13-1,13-2,13-3…取付穴、 15…差替えキーシート、 16…保護シート、 19-1,19-2,19-3…貫通孔、 21…スナップバンド、 22-1,22-2,22-3…スナップ、 23…バンド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキーを備え、これらの各キーへの
    接触作用により信号を発生させるキーボードにおいて、
    前記キーが配置された部分の周囲の一辺部分に複数個形
    成された取付穴と、この取付穴に対応する位置に貫通孔
    が形成された透明な保護シートと、前記取付穴に前記保
    護シートの貫通孔を介して着脱自在に取り付けられると
    共に前記保護シートを前記一辺部分に付勢する取付部材
    と、前記キーが配置された部分と前記保護シートとの間
    に介挿され、前記キーの配置に対応して各キーが示す内
    容に対応する文字やマーク等のグラフィックが形成され
    た差替えキーシートとを設けたことを特徴とするキーボ
    ード。
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