JPH08136036A - 空気清浄機の制御方法 - Google Patents

空気清浄機の制御方法

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Publication number
JPH08136036A
JPH08136036A JP6300167A JP30016794A JPH08136036A JP H08136036 A JPH08136036 A JP H08136036A JP 6300167 A JP6300167 A JP 6300167A JP 30016794 A JP30016794 A JP 30016794A JP H08136036 A JPH08136036 A JP H08136036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
sensor
air
degree
dirt
Prior art date
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Pending
Application number
JP6300167A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Honda
靖 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6300167A priority Critical patent/JPH08136036A/ja
Publication of JPH08136036A publication Critical patent/JPH08136036A/ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転開始時における空気中の汚れ度をより正
確に検知し、表示することができる空気清浄機の制御方
法を提供する。 【構成】 空気中の汚れ除去用フィルタに空気を吸い込
むファンを駆動するモータ6と、空気中の汚れ度を検知
するセンサ3と、このセンサ3によって検知された汚れ
度を表示する表示部7とを有し、センサ6によって予め
定められた設定値以上の汚れ度が検知されたときモータ
6を予め定められた回転速度で駆動するとともに、セン
サ3によって検知される汚れ度を表示部7に表示する空
気清浄機において、モータ6の始動時、センサ3によっ
て検知される汚れ度の変動率が予め定められた設定値以
上になったときは、モータ6の回転速度を低くするよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部屋内における煙草の
煙などの空気の汚れを検知して、その汚れ度合いを表示
するとともに、汚れを除去する空気清浄機の制御方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気清浄機には、空気中の汚
れ除去用フィルタに空気を吸い込むファンを駆動するモ
ータが備えられるとともに、空気吸込口の近傍,例えば
空気吸込口の上部あるいは前部に空気中の汚れ度を検知
するセンサが設置され、また、このセンサによって検知
された汚れ度を表示する表示部が備えられている。そし
て、センサによって検知された汚れ度が予め定められた
設定値以上のときに、前記モータを予め定められた回転
速度で駆動するとともに、センサによって検知される汚
れ度を表示部に表示するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の空気清浄機において、モータを始動させた場合、
空気の循環によりセンサ付近に汚れが移動することにな
り、一時的に汚れ度が急激に増大し、センサの精度の低
下を招いてしまう。つまり、センサは実際の汚れ度を正
確に検知できず、従って、空気中の正確な汚れ度合を表
示できないという問題点があった。
【0004】そこで、このようなモータの始動時に生じ
る汚れ度の急変については、一定時間の撹拌運転を行っ
て汚れ度を安定させてから、センサによる汚れ度の検
知、及び検知された汚れ度の表示を行うようにすること
により、対応していた(例えば、三洋電機株式会社、エ
アークリーナABC−M30(W)、サービス技術資料
の7ページ参照)。
【0005】しかしながら、このような方法によれば、
一定時間の撹拌運転を行っている間にも空気中の汚れの
除去が行われるため、運転開始時にはどの程度の汚れで
あったのかを知ることができないという不具合があっ
た。
【0006】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたものであり、運転開始時における空
気中の汚れ度をより正確に検知し、表示することができ
る空気清浄機の制御方法を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、空気中の汚れ
除去用フィルタに空気を吸い込むファンを駆動するモー
タと、空気中の汚れ度を検知するセンサと、このセンサ
によって検知された汚れ度を表示する表示部とを有し、
前記センサによって予め定められた設定値以上の汚れ度
が検知されたとき前記モータを予め定められた回転速度
で駆動するとともに、前記センサによって検知される汚
れ度を表示部に表示する空気清浄機において、前記モー
タの始動時、前記センサによって検知される汚れ度の変
動率が予め定められた設定値以上になったときは、前記
変動率が設定値未満になるまで、前記モータの回転速度
を低くするようにしたものである。
【0008】
【作用】このように、モータの始動時に汚れ度の変動率
が設定値以上の場合は、モータの回転速度を低く制御し
て風量を少なくし、一時的な汚れの急変を抑えることに
より、結果として空気中の汚れ度を正確に検知して表示
することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本実施例が適用される空気清浄機の電気
的構成を示すブロック図であり、図2はその表示部の表
示内容を示す図である。
【0010】図1において、本空気清浄機の各部の動作
を制御するマイクロコンピュータ1には、その入力とし
て、利用者が各種操作を行うための操作部2、空気吸込
口の例えば上部に設置されて空気中の汚れ度を検知する
センサ3、及びマイクロコンピュータ1に動作クロック
を供給するクロック発振回路4が接続されている。ま
た、その出力としては、モータ6を駆動する駆動回路
5、空気の汚れ度合や運転状態を表示する表示部7が接
続されている。上記マイクロコンピュータ1は、操作部
2やセンサ3からの入力信号に基づいて、後述する図3
のフローチャートで示す所定のプログラムに従い、駆動
回路5を介してモータ6を制御するとともに、表示部7
にて空気の汚れ度合や運転状態を表示する。モータ6
は、周知のように、空気中の汚れ除去用フィルタに空気
を吸い込むファンを駆動するものである。
【0011】上記表示部7は、例えば図2に示すよう
に、図面左から右に向かって順次点灯することにより汚
れ度の増加が一目瞭然となる汚れ度表示セグメントa〜
fと、運転中に点灯する運転表示ランプ7a等からなっ
ている。なお、2aは操作部2の一部として電源のオン
オフを行うスタート/ストップボタンである。
【0012】次に、上記空気清浄機の本実施例による動
作を、図3及び図4を参照しながら説明する。図3は、
上記図1に示したマイクロコンピュータ1が実行する処
理フローチャートであり、図4の(a),(b),
(c)は運転開始時の時間経過に伴うセンサ測定値vの
変動とモータ6の各制御時点を示す図である。
【0013】操作部2にて電源をオン(図2のスタート
/ストップボタン2aを押す)した後、図3のフローが
起動され、センサ3は空気中の汚れ度を検知することが
可能となる。そして、処理101において、センサ3に
よって検知された汚れ度を数値vに変換する。その後、
その値vが予め定められた設定値A以上になったか否か
を判定し(判断102)、設定値Aに達しない場合は、
上記処理101,判断102を繰り返す。ここで、図4
の(a)に示すように設定値A以上となった場合には駆
動回路5を介してモータ6を始動させ(処理103)、
モータ6を予め定められた回転速度(定速回転)で駆動
する(処理104)。そして、表示部7で空気の汚れ度
合等を表示する(処理105)。
【0014】ここで、一定時間(Δt)の汚れ度につい
ての変動(Δv)を変動率Y=Δv/Δtと規定する。
センサ3による検知と演算によって得られる変動率Yが
予め定められた設定値B以上となった場合には、図4の
(a)から(b)に示すように、駆動回路5によりモー
タ6の回転速度を低くする(低速回転)。すなわち、処
理106において、上記変動率Y=Δv/Δtを検知
し、得られた変動率Yが設定値B以上か否かを判断10
7で判定する。変動率Yが設定値B未満の場合は上記処
理104〜判断107を繰り返し、モータ6の定速回転
と表示部7への出力が続けられる。一方、変動率Yが設
定値B以上となった場合は、処理108に進んでモータ
5の回転速度を低速回転とし、処理109で表示部7に
汚れ度合等を表示する。
【0015】これにより、モータ6の始動時に発生する
汚れ度の一時的かつ急激な増加を抑えることができる。
そのため、運転開始時における空気の汚れ度合を従来よ
り正確に表示することができる。
【0016】その後、変動率Yが設定値Bを下回れば、
図4の(b)から(c)に示すように、モータ6の回転
速度を増加させ、元の定速回転とする。すなわち、処理
110において、変動率Y=Δv/Δtを検知し、得ら
れた変動率Yが設定値B以上か否かを判断111にて判
定する。変動率Yが設定値B以上のままであれば上記処
理108〜判断111を繰り返し、モータ6の低速回転
と表示部7への出力が続けられる。一方、変動率Yが設
定値B未満となった場合は、処理104に戻ってモータ
5の回転速度を高くして元の定速回転とし、上記処理を
繰り返す。この繰り返しにより、汚れ度の外的要因によ
る急激な変動を抑えることができ、正確な汚れ度合を検
知し、表示することができる。
【0017】従って、運転開始時、図4の(a)に示す
ように、センサ測定値vの変動率Y=Δv/Δtが設定
値B以上になると、同図(b)に示すようにモータ6を
低速回転させることにより、同図(c)に示すように、
センサ測定値vを現実の値(モータが停止しているとき
のセンサ出力)により近づけることができる。
【0018】以上のように、従来、運転開始時に空気中
の汚れの塊が一時的にセンサ3に当たることにより、セ
ンサ出力が急激に上昇し、それをそのまま表示部7で表
示すれば、実際よりも汚れが大と表示するところである
が、上記実施例のようにモータ6を低速にすることによ
り、実際に近いセンサ出力が得られ、表示部7での表示
がより正確になる。例えば、図2の表示部7で具体的に
説明すると、正しくはセグメントaからセグメントcま
で点灯すればよいところを、一時的にセグメントaから
セグメントeまで点灯してしまうような不具合を未然に
防止することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、空気中の
汚れ除去用フィルタに空気を吸い込むファンを駆動する
モータと、空気中の汚れ度を検知するセンサと、このセ
ンサによって検知された汚れ度を表示する表示部とを有
し、前記センサによって予め定められた設定値以上の汚
れ度が検知されたとき前記モータを予め定められた回転
速度で駆動するとともに、前記センサによって検知され
る汚れ度を表示部に表示する空気清浄機において、前記
モータの始動時、前記センサによって検知される汚れ度
の変動率が予め定められた設定値以上になったときは、
前記変動率が設定値未満になるまで、前記モータの回転
速度を低くするようにしたので、運転開始時における空
気中の汚れ度をより正確に検知し、表示することができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る空気清浄機の電気的構
成を示すブロック図。
【図2】上記実施例の表示部の表示内容を示す図。
【図3】上記図1に示したマイクロコンピュータが実行
する処理フローチャート。
【図4】上記実施例における運転開始時の時間経過に伴
うセンサ測定値の変動とモータの各制御時点を示す図。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 操作部 3 センサ 4 クロック発振回路 5 駆動回路 6 モータ 7 表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中の汚れ除去用フィルタに空気を吸
    い込むファンを駆動するモータと、空気中の汚れ度を検
    知するセンサと、このセンサによって検知された汚れ度
    を表示する表示部とを有し、前記センサによって予め定
    められた設定値以上の汚れ度が検知されたとき前記モー
    タを予め定められた回転速度で駆動するとともに、前記
    センサによって検知される汚れ度を表示部に表示する空
    気清浄機において、 前記モータの始動時、前記センサによって検知される汚
    れ度の変動率が予め定められた設定値以上になったとき
    は、前記変動率が設定値未満になるまで、前記モータの
    回転速度を低くすることを特徴とする空気清浄機の制御
    方法。
JP6300167A 1994-11-10 1994-11-10 空気清浄機の制御方法 Pending JPH08136036A (ja)

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JP6300167A JPH08136036A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 空気清浄機の制御方法

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JP6300167A JPH08136036A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 空気清浄機の制御方法

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JPH08136036A true JPH08136036A (ja) 1996-05-31

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ID=17881559

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JP6300167A Pending JPH08136036A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 空気清浄機の制御方法

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JP (1) JPH08136036A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014226199A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 トヨタホーム株式会社 クリーニングシステム
JP2017504783A (ja) * 2014-11-21 2017-02-09 シャオミ・インコーポレイテッド 空気品質取得方法、空気品質取得装置、プログラム、及び記録媒体

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JP2014226199A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 トヨタホーム株式会社 クリーニングシステム
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