JPH08132922A - ガーニッシュの取付構造 - Google Patents
ガーニッシュの取付構造Info
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- JPH08132922A JPH08132922A JP6274603A JP27460394A JPH08132922A JP H08132922 A JPH08132922 A JP H08132922A JP 6274603 A JP6274603 A JP 6274603A JP 27460394 A JP27460394 A JP 27460394A JP H08132922 A JPH08132922 A JP H08132922A
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
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Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車種間共用インストルメントパネルを簡易迅
速に各種車両に取付可能ならしめ、取付後の安定性及び
剛性を向上させる。 【構成】 ガーニッシュ後縁部1aから所定の間隙をお
いてガーニッシュ1の下面に向けて突条1bを形成す
る。突条1bとガーニッシュ後縁部1aとの間に凹溝1
cを形成する。ガーニッシュ1の下面のリブ8にはクリ
ップ9を係止する。ガーニッシュ後縁部1aを、車種間
共用インストルメントパネル12の目隠し用リブ12a
の後側にくるように重ね合わせると、ガーニッシュ1の
凹溝1cがリブ12aに接合されて位置ぎめされる。
速に各種車両に取付可能ならしめ、取付後の安定性及び
剛性を向上させる。 【構成】 ガーニッシュ後縁部1aから所定の間隙をお
いてガーニッシュ1の下面に向けて突条1bを形成す
る。突条1bとガーニッシュ後縁部1aとの間に凹溝1
cを形成する。ガーニッシュ1の下面のリブ8にはクリ
ップ9を係止する。ガーニッシュ後縁部1aを、車種間
共用インストルメントパネル12の目隠し用リブ12a
の後側にくるように重ね合わせると、ガーニッシュ1の
凹溝1cがリブ12aに接合されて位置ぎめされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インストルメントパネ
ルに突設された目隠し用リブを利用してガーニッシュを
取り付けることにより、一種類のインストルメントパネ
ルを異なる車種間で共用できるようにするガーニッシュ
の取付構造に関する。
ルに突設された目隠し用リブを利用してガーニッシュを
取り付けることにより、一種類のインストルメントパネ
ルを異なる車種間で共用できるようにするガーニッシュ
の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】各種車両の間で共用されるインストルメ
ントパネルの前端部とフロントウインドシールド下端部
との間にガーニッシュが配置される。
ントパネルの前端部とフロントウインドシールド下端部
との間にガーニッシュが配置される。
【0003】図6は、従来のガーニッシュ61の取付構
造を示す縦断面図である。このガーニッシュ61は、次
のように取付けられる。まず、ウインドシールドゴム2
下部のカウル取付部3にカウル4のフランジ4aを挿入
固定し、グリップ6をカウルトツプ4bに形成された支
持孔5に取り付ける。一方、ガーニッシュ61の下面に
形成されたリブ8の下端に、断面「く」字状に外側に前
後に屈曲されたクリップ9を係止し、このクリップ9を
グリップ6に差し込む。また、ガーニッシュ61の下面
に形成されたボス10を車種間共用インストルメントパ
ネル12の目隠し用リブ12aの前方(図6中左側)で
ピン止め(あるいはボルト止め)されたブラケット11
に固定する。なお、この目隠し用リブ12aは、本来ウ
インドシールドゴム2との間の隙間を目隠しするための
もので、インストルメントパネル12の前縁部に沿って
上方に向けて突設されている。
造を示す縦断面図である。このガーニッシュ61は、次
のように取付けられる。まず、ウインドシールドゴム2
下部のカウル取付部3にカウル4のフランジ4aを挿入
固定し、グリップ6をカウルトツプ4bに形成された支
持孔5に取り付ける。一方、ガーニッシュ61の下面に
形成されたリブ8の下端に、断面「く」字状に外側に前
後に屈曲されたクリップ9を係止し、このクリップ9を
グリップ6に差し込む。また、ガーニッシュ61の下面
に形成されたボス10を車種間共用インストルメントパ
ネル12の目隠し用リブ12aの前方(図6中左側)で
ピン止め(あるいはボルト止め)されたブラケット11
に固定する。なお、この目隠し用リブ12aは、本来ウ
インドシールドゴム2との間の隙間を目隠しするための
もので、インストルメントパネル12の前縁部に沿って
上方に向けて突設されている。
【0004】図6では、目隠し用リブ12aは、ガーニ
シュ61とインストルメントパネル12との間の隙間か
らブラケット11などの内部構造が見えるのを防止す
る。
シュ61とインストルメントパネル12との間の隙間か
らブラケット11などの内部構造が見えるのを防止す
る。
【0005】図7は、従来のガーニッシュ71の別の取
付構造を示す縦断面図である。この取付構造は、カウル
取付部3より垂直下方に伸びたカウルトップ4bに縦断
面L字状の支持金具15を固定し、この支持金具15に
ガーニッシュ71の前縁部71aを当接させている。こ
のガーニッシュ71の後端部71bにタップ孔71c及
び補強用リブ71dを形成し、このタップ孔71cにブ
ラケット16を介してインストルメントパネル12をボ
ルト止めし、モール2とインストルメントパネル12と
の間の隙間を閉塞している。
付構造を示す縦断面図である。この取付構造は、カウル
取付部3より垂直下方に伸びたカウルトップ4bに縦断
面L字状の支持金具15を固定し、この支持金具15に
ガーニッシュ71の前縁部71aを当接させている。こ
のガーニッシュ71の後端部71bにタップ孔71c及
び補強用リブ71dを形成し、このタップ孔71cにブ
ラケット16を介してインストルメントパネル12をボ
ルト止めし、モール2とインストルメントパネル12と
の間の隙間を閉塞している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ガーニッ
シュ61,71は、いずれも車種間共用インストルメン
トパネル12に別物ブラケット11,16を介してピン
止めあるいはボルト止めしなければならない。
シュ61,71は、いずれも車種間共用インストルメン
トパネル12に別物ブラケット11,16を介してピン
止めあるいはボルト止めしなければならない。
【0007】特に、図6に示すガーニッシュ61につい
ては、ブラケット11にガーニッシュ固定用のピンを差
し込むだけであるため、車両の前後方向(図6中印A方
向)の建て付けにバラツキが生じる。
ては、ブラケット11にガーニッシュ固定用のピンを差
し込むだけであるため、車両の前後方向(図6中印A方
向)の建て付けにバラツキが生じる。
【0008】また、図7に示すガーニッシュ71につい
ては、ガーニッシュをインストルメントパネル12に取
付けるため、ガーニッシュ71及びインストルメントパ
ネル12に取付穴やリブ等を構成しなくてはならない。
ては、ガーニッシュをインストルメントパネル12に取
付けるため、ガーニッシュ71及びインストルメントパ
ネル12に取付穴やリブ等を構成しなくてはならない。
【0009】本発明は、このような経緯に鑑みて提案さ
れたもので、ガーニッシュとは別物のブラケット等の部
品を使用することなく、簡易にインストルメントパネル
あるいはカウルにガーニッシュを取り付け可能にすると
共に、インストルメントパネルに取付けたガーニッシュ
の建付け状態を良好で均一なものにすることを目的とし
ている。
れたもので、ガーニッシュとは別物のブラケット等の部
品を使用することなく、簡易にインストルメントパネル
あるいはカウルにガーニッシュを取り付け可能にすると
共に、インストルメントパネルに取付けたガーニッシュ
の建付け状態を良好で均一なものにすることを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した課題解決と目的
達成のため、本発明に係るガーニッシュの取付構造は、
車種間共用インストルメントパネルの前縁部と、フロン
トウィンドシールド下縁部との間の隙間を閉塞するガー
ニッシュの取付構造において、前記インストルメントパ
ネルの前縁部に沿って上方に突設された隙間目隠し用の
リブに、前記ガーニッシュの後縁部を重ね合わせて位置
決めし、かつ、ガーニッシュの下面をインストルメント
パネル及び又はカウルに接合手段で連結したことを特徴
とする。
達成のため、本発明に係るガーニッシュの取付構造は、
車種間共用インストルメントパネルの前縁部と、フロン
トウィンドシールド下縁部との間の隙間を閉塞するガー
ニッシュの取付構造において、前記インストルメントパ
ネルの前縁部に沿って上方に突設された隙間目隠し用の
リブに、前記ガーニッシュの後縁部を重ね合わせて位置
決めし、かつ、ガーニッシュの下面をインストルメント
パネル及び又はカウルに接合手段で連結したことを特徴
とする。
【0011】
【作用】インストルメントパネル上方に突設された隙間
目隠し用リブに、ガーニッシュの後縁部を重ね合わせる
と、このリブとガーニッシュが係合あるいは締着されて
ガーニッシュの後縁部の位置決めがなされる。
目隠し用リブに、ガーニッシュの後縁部を重ね合わせる
と、このリブとガーニッシュが係合あるいは締着されて
ガーニッシュの後縁部の位置決めがなされる。
【0012】ガーニッシュは、リブとの重ね合わせによ
り、インストルメントパネルと隙間なく連続して一体と
なり、異なる車両に車種間共用インストルメントパネル
を取り付けても、違和感がなくフロントウィンドシール
ド下縁部との間の隙間も目立たないようにする。
り、インストルメントパネルと隙間なく連続して一体と
なり、異なる車両に車種間共用インストルメントパネル
を取り付けても、違和感がなくフロントウィンドシール
ド下縁部との間の隙間も目立たないようにする。
【0013】
【実施例】次に、図1〜図4を参照しながら本発明の第
1〜4実施例を説明する。各実施例において、従来構成
と同一部分は図5及び図6に付した符号を各図に付して
説明を省略する。
1〜4実施例を説明する。各実施例において、従来構成
と同一部分は図5及び図6に付した符号を各図に付して
説明を省略する。
【0014】図1は、本発明の第1実施例の縦断面図で
ある。本実施例は、ガーニッシュ1の後縁部1aから所
定の間隙をおいてガーニッシュ1の下面に突条1bが連
続的に形成され、この後縁部1aと突条1bとの間に凹
溝1cが形成されている。ガーニッシュ1の下面のリブ
8には、従来例と同様にクリップ9が係止されている。
ある。本実施例は、ガーニッシュ1の後縁部1aから所
定の間隙をおいてガーニッシュ1の下面に突条1bが連
続的に形成され、この後縁部1aと突条1bとの間に凹
溝1cが形成されている。ガーニッシュ1の下面のリブ
8には、従来例と同様にクリップ9が係止されている。
【0015】本実施例では、ガーニッシュ1の後縁部1
aが車種間共用インストルメントパネル12(以下、
「インストルメントパネル」という)の目隠し用リブ
(以下、「リブ」という)12aの後側で重ね合わされ
ると、ガーニッシュ1の凹溝1cがリブ12aに接合さ
れて位置決めされる。
aが車種間共用インストルメントパネル12(以下、
「インストルメントパネル」という)の目隠し用リブ
(以下、「リブ」という)12aの後側で重ね合わされ
ると、ガーニッシュ1の凹溝1cがリブ12aに接合さ
れて位置決めされる。
【0016】このインストルメントパネル12のリブ1
2aとガーニッシュ1の凹溝1cとの接合と並行して、
リブ8下端に係止されているクリップ9を、予め前記カ
ウルトップ4bに取り付けられたグリップ6に差し込
む。これによりガーニッシュ1の前縁部1dは、モール
2との間に僅かな隙間を開けた状態でカウルトップ4b
に支持される。
2aとガーニッシュ1の凹溝1cとの接合と並行して、
リブ8下端に係止されているクリップ9を、予め前記カ
ウルトップ4bに取り付けられたグリップ6に差し込
む。これによりガーニッシュ1の前縁部1dは、モール
2との間に僅かな隙間を開けた状態でカウルトップ4b
に支持される。
【0017】本実施例によれば、ガーニッシュ1及びイ
ンストルメントパネル12に従来のように孔や補強用の
他のリブ等を形成する必要がない。また、本実施例で使
用するガーニッシュ1は一部品で構成されており、イン
ストルメントパネル12に固定するための締付ボルト
(ビスやピン)等も不要となるため、部品コストを低く
できる。
ンストルメントパネル12に従来のように孔や補強用の
他のリブ等を形成する必要がない。また、本実施例で使
用するガーニッシュ1は一部品で構成されており、イン
ストルメントパネル12に固定するための締付ボルト
(ビスやピン)等も不要となるため、部品コストを低く
できる。
【0018】さらに、ガーニッシュ1の後縁部1aをイ
ンストルメントパネル12のリブ12aに引っ掛けるよ
うにして接合させ、ガーニッシュ1の下面をカウル(ボ
ディ側)4にクリップ止めするだけで取付けが完了する
ため、組み立て易く作業時間が大幅に短縮される。
ンストルメントパネル12のリブ12aに引っ掛けるよ
うにして接合させ、ガーニッシュ1の下面をカウル(ボ
ディ側)4にクリップ止めするだけで取付けが完了する
ため、組み立て易く作業時間が大幅に短縮される。
【0019】図2は、本発明の第2実施例の縦断面図で
ある。本実施例は、第1実施例のリブ8及びクリップ9
に代えて、ガーニッシュ21の前端部に縦断面L字形状
のアングル部21dを形成したもので、ガーニッシュ1
の後端部の凹溝1c等その他の構成は第1実施例と同様
である。
ある。本実施例は、第1実施例のリブ8及びクリップ9
に代えて、ガーニッシュ21の前端部に縦断面L字形状
のアングル部21dを形成したもので、ガーニッシュ1
の後端部の凹溝1c等その他の構成は第1実施例と同様
である。
【0020】本実施例で用いるガーニッシュ21には、
カウルトップ4bに当接可能なアングル部21dが形成
され、アングル部21dとカウルトップ4bがボルトB
とナットNにより固定されている。
カウルトップ4bに当接可能なアングル部21dが形成
され、アングル部21dとカウルトップ4bがボルトB
とナットNにより固定されている。
【0021】また、ガーニッシュ21には、図2に示す
ように、前記ボルトBと対応した箇所に蓋21aが形成
されている。この蓋21aは、図2(b)に示すよう
に、インテグラルヒンジ21eから始まってコ字状をな
す切込み線21bを形成することにより作られる。この
蓋21aの開口側端部には、係止爪21fが形成されて
いる。図2中符号21gは、この係止爪21fと係合す
るようにガーニッシュ21に形成された段部である。こ
の段部21gから係止爪21fを取外して、蓋21aを
図2中二点鎖線に示すように開口することができる。
ように、前記ボルトBと対応した箇所に蓋21aが形成
されている。この蓋21aは、図2(b)に示すよう
に、インテグラルヒンジ21eから始まってコ字状をな
す切込み線21bを形成することにより作られる。この
蓋21aの開口側端部には、係止爪21fが形成されて
いる。図2中符号21gは、この係止爪21fと係合す
るようにガーニッシュ21に形成された段部である。こ
の段部21gから係止爪21fを取外して、蓋21aを
図2中二点鎖線に示すように開口することができる。
【0022】本実施例も、第1実施例と同様の作用及び
効果を奏するが、アングル部21dがボルトBとナット
Nによってカウル4に締着されているため、第1実施例
よりも確実にガーニッシュ21をウインドシールドゴム
2とインストメントパネル12との間に固定することが
できる。また、蓋21aを開口することで、ボルトBの
締付けもきわめて容易である。
効果を奏するが、アングル部21dがボルトBとナット
Nによってカウル4に締着されているため、第1実施例
よりも確実にガーニッシュ21をウインドシールドゴム
2とインストメントパネル12との間に固定することが
できる。また、蓋21aを開口することで、ボルトBの
締付けもきわめて容易である。
【0023】次に、図3及び図4に基づいて、本発明の
第3実施例を説明する。本実施例に使用するガーニッシ
ュ31は、その後縁部31aにタップ孔31cを形成
し、このタップ孔31cを下方に向けるべく折曲可能な
ように、インテグラルヒンジ31eを形成している。ま
た、ガーニッシュ31下面のリブ8には、従来例及び第
1実施例と同様にクリップ9が係止されている。一方、
インストルメントパネル12のリブ12前方には、ボル
ト挿入用の孔12bが形成されている。
第3実施例を説明する。本実施例に使用するガーニッシ
ュ31は、その後縁部31aにタップ孔31cを形成
し、このタップ孔31cを下方に向けるべく折曲可能な
ように、インテグラルヒンジ31eを形成している。ま
た、ガーニッシュ31下面のリブ8には、従来例及び第
1実施例と同様にクリップ9が係止されている。一方、
インストルメントパネル12のリブ12前方には、ボル
ト挿入用の孔12bが形成されている。
【0024】本実施例は、ガーニッシュ31を図3中矢
印方向に型抜した後、図4に示すように、インテグラル
ヒンジ31eから後縁部31aを折曲させて、タップ孔
31cをリブ12aの前方のインストルメントパネル1
2の孔12bに当接させて位置決めする。この状態でイ
ンストルメントパネル12の下方からボルトBを通しタ
ップ孔31cに螺合させて、インストルメントパネル1
2とガーニッシュ31とを接合する。また、この接合と
同時にガーニッシュ31のリブ8に係止されているクリ
ップ9を予め前記カウルトップ4bに取り付けられたグ
リップ6に差し込み、ガーニッシュ31とカウル4とを
接合する。
印方向に型抜した後、図4に示すように、インテグラル
ヒンジ31eから後縁部31aを折曲させて、タップ孔
31cをリブ12aの前方のインストルメントパネル1
2の孔12bに当接させて位置決めする。この状態でイ
ンストルメントパネル12の下方からボルトBを通しタ
ップ孔31cに螺合させて、インストルメントパネル1
2とガーニッシュ31とを接合する。また、この接合と
同時にガーニッシュ31のリブ8に係止されているクリ
ップ9を予め前記カウルトップ4bに取り付けられたグ
リップ6に差し込み、ガーニッシュ31とカウル4とを
接合する。
【0025】本実施例によれば、ガーニッシュ31にイ
ンテグラルヒンジ31eを形成したため、ガーニッシュ
31を型抜き容易な形(開いた状態)に成形することが
でき、タップ孔31c(ボス部)のスライド型を使用す
る必要がない。
ンテグラルヒンジ31eを形成したため、ガーニッシュ
31を型抜き容易な形(開いた状態)に成形することが
でき、タップ孔31c(ボス部)のスライド型を使用す
る必要がない。
【0026】このインテグラルヒンジ31eは、ガーニ
ッシュ31をインストルメントパネル12に取り付けた
後は、インストルメントパネル12のリブ12aによっ
て隠されるため、インストルメントパネル12の美感を
損なうこともない。
ッシュ31をインストルメントパネル12に取り付けた
後は、インストルメントパネル12のリブ12aによっ
て隠されるため、インストルメントパネル12の美感を
損なうこともない。
【0027】このように、本実施例によれば、ガーニッ
シュ31の型費用を従来(スライド型を使用する例)よ
りも大幅に低減できるため、フロントピラーの傾斜角、
位置等の外形意匠の異なる2種類以上の車両に共用され
るインストルメントパネル12に適用可能なガーニッシ
ュをより安価に提供できる。
シュ31の型費用を従来(スライド型を使用する例)よ
りも大幅に低減できるため、フロントピラーの傾斜角、
位置等の外形意匠の異なる2種類以上の車両に共用され
るインストルメントパネル12に適用可能なガーニッシ
ュをより安価に提供できる。
【0028】図5は、本発明の第4実施例の縦断面図で
ある。本実施例は、第1実施例における突条1bの裏側
(図4中ややカウル側より)に相当する箇所にタップ孔
41cを形成すると共に、第1実施例のリブ8及びクリ
ップ9に代えてガーニッシュ41の下面にフェルト42
を取り付けたものである。凹溝1cの構成は第1実施例
と同様であるが、ガーニッシュ41の後縁部41aの長
さは突条41bよりも若干短く形成されている。なお、
インストルメントパネル12の前縁部には、ボルト挿入
用の孔12bが穿設されている。
ある。本実施例は、第1実施例における突条1bの裏側
(図4中ややカウル側より)に相当する箇所にタップ孔
41cを形成すると共に、第1実施例のリブ8及びクリ
ップ9に代えてガーニッシュ41の下面にフェルト42
を取り付けたものである。凹溝1cの構成は第1実施例
と同様であるが、ガーニッシュ41の後縁部41aの長
さは突条41bよりも若干短く形成されている。なお、
インストルメントパネル12の前縁部には、ボルト挿入
用の孔12bが穿設されている。
【0029】本実施例によれば、ガーニッシュ41の後
縁部41aの長さが突条41bよりも若干短いため、イ
ンストルメントパネル12のリブ12aをガーニッシュ
41の凹溝1cに容易に係止できる。また、インストル
メントパネル12を孔12bごしにガーニッシュ41の
タップ孔31cにボルト止めするため、インストルメン
トパネル12に対するガーニッシュ41の建て付けを安
定させることができる。さらに、凹溝1cによる接合と
ボルトBによる螺着によって剛性を向上できるため、ガ
ーニッシュ41をカウルトップ4b(ボディ側)に直接
取り付ける必要もない。
縁部41aの長さが突条41bよりも若干短いため、イ
ンストルメントパネル12のリブ12aをガーニッシュ
41の凹溝1cに容易に係止できる。また、インストル
メントパネル12を孔12bごしにガーニッシュ41の
タップ孔31cにボルト止めするため、インストルメン
トパネル12に対するガーニッシュ41の建て付けを安
定させることができる。さらに、凹溝1cによる接合と
ボルトBによる螺着によって剛性を向上できるため、ガ
ーニッシュ41をカウルトップ4b(ボディ側)に直接
取り付ける必要もない。
【0030】その結果、インストルメントパネル12を
共用利用しても見栄えを損なわず、また、インストルメ
ントパネル12の上部に(経年劣化等により)変形が発
生しても、ガーニッシュ41が追従して見栄えが悪化す
ることもない。
共用利用しても見栄えを損なわず、また、インストルメ
ントパネル12の上部に(経年劣化等により)変形が発
生しても、ガーニッシュ41が追従して見栄えが悪化す
ることもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガーニッ
シュの取付構造によれば、別物ブラケット等が不要であ
るため、部品点数をきわめて少なくできる。
シュの取付構造によれば、別物ブラケット等が不要であ
るため、部品点数をきわめて少なくできる。
【0032】また、本発明は簡易迅速にインストルメン
トパネルあるいはカウルにガーニッシュを取り付け可能
であるため、取付作業の一層の効率化を達成できる。
トパネルあるいはカウルにガーニッシュを取り付け可能
であるため、取付作業の一層の効率化を達成できる。
【0033】さらに、本発明はガーニッシュとインスト
ルメントパネルの接続部に隙間がなくて取り付け後の見
栄えがよく、建て付け状態にバラツキもなくインストル
メントパネル上面の経年変形が生じてもガーニッシュと
の間の隙間ができない。
ルメントパネルの接続部に隙間がなくて取り付け後の見
栄えがよく、建て付け状態にバラツキもなくインストル
メントパネル上面の経年変形が生じてもガーニッシュと
の間の隙間ができない。
【図1】本発明の第1実施例の縦断面図である。
【図2】(a)は本発明の第2実施例の縦断面図であ
リ、(b)はガーニッシュの部分上面図である。
リ、(b)はガーニッシュの部分上面図である。
【図3】本発明の第3実施例に用いるガーニッシュの型
抜時の縦断面図である。
抜時の縦断面図である。
【図4】本発明の第3実施例の縦断面図である。
【図5】本発明の第4実施例の縦断面図である。
【図6】従来のガーニッシュの取付構造を示す縦断面図
である。
である。
【図7】従来の他のガーニッシュの取付構造を示す縦断
面図である。
面図である。
1,21,31,41 ガーニッシュ 1c リブ(接合手段) 2 モール 4 カウル 6 グリップ(接合手段) 9 クリップ(接合手段) 12 車種間共用インストルメントパネル 12a 目隠し用リブ 31c タップ孔(接合手段) 41c タップ孔(接合手段) B ボルト(接合手段) N ナット(接合手段)
Claims (1)
- 【請求項1】車種間共用インストルメントパネルの前縁
部と、フロントウィンドシールド下縁部との間の隙間を
閉塞するガーニッシュの取付構造において、 前記インストルメントパネルの前縁部に沿って上方に突
設された隙間目隠し用のリブに、 前記ガーニッシュの後縁部を重ね合わせて位置決めし、
かつ、ガーニッシュの下面をインストルメントパネル及
び又はカウルに接合手段で連結したことを特徴とするガ
ーニッシュの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6274603A JPH08132922A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | ガーニッシュの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6274603A JPH08132922A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | ガーニッシュの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08132922A true JPH08132922A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17544037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6274603A Withdrawn JPH08132922A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | ガーニッシュの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08132922A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6935673B1 (en) | 1999-11-17 | 2005-08-30 | Behr Gmbh & Co. | Dashboard of a passenger motor vehicle and method of making same |
| JP2010058602A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両用インストルメントパネルの取付構造 |
| CN111731198A (zh) * | 2019-03-25 | 2020-10-02 | 标致雪铁龙汽车股份有限公司 | 一种后窗的侧边装饰件及其安装方法、车辆 |
-
1994
- 1994-11-09 JP JP6274603A patent/JPH08132922A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6935673B1 (en) | 1999-11-17 | 2005-08-30 | Behr Gmbh & Co. | Dashboard of a passenger motor vehicle and method of making same |
| JP2010058602A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両用インストルメントパネルの取付構造 |
| CN111731198A (zh) * | 2019-03-25 | 2020-10-02 | 标致雪铁龙汽车股份有限公司 | 一种后窗的侧边装饰件及其安装方法、车辆 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |