JPH08129856A - データ管理方法およびその装置 - Google Patents

データ管理方法およびその装置

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JPH08129856A
JPH08129856A JP26641994A JP26641994A JPH08129856A JP H08129856 A JPH08129856 A JP H08129856A JP 26641994 A JP26641994 A JP 26641994A JP 26641994 A JP26641994 A JP 26641994A JP H08129856 A JPH08129856 A JP H08129856A
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JP26641994A
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Tsutomu Yamamoto
勉 山本
Hiroyuki Fujita
裕之 藤田
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Sony Corp
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Sony Corp
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Priority to AU34571/95A priority patent/AU700123B2/en
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非常に長いデータを内容とするファイルにつ
いて、データ長が短いテーブルを用いてデータ管理を行
うことができるデータ管理装置を提供する。 【構成】 本発明に係るレコードエントリ方式のデータ
管理においては、ファイルごとにファイルエントリが生
成され、記録領域ごとにレコードエントリが生成され
る。ファイルエントリには、ファイル名を示す名称デー
タ、および、そのファイルの先頭部分のレコードエント
リの番号を示す先頭位置データが記録されている。レコ
ードエントリには、その記録領域に続く記録領域のレコ
ードエントリの番号を示すリンクデータ、その記録領域
の記録媒体上の先頭位置を示す先頭位置データ、およ
び、その記録領域のデータ長を示す記録長データを示す
記録長データが記録されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気(MO)ディス
クあるいはハードディスク等のランダムアクセス可能な
記録媒体の可変長の記録領域に記録された映像データお
よび音声データ等の比較的データ長が長いデータを管理
するデータ管理方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気(MO)ディスクあるいはハード
ディスク(HD)といったランダムアクセス可能な記録
媒体にデータを記録・再生する場合、記録媒体のどの記
録領域にどのデータが記録されているかを管理するデー
タ管理を行う必要が生じる。MS−DOS(マイクロソ
フト社商標)といった、パーソナルコンピュータのOS
における上述のデータ管理には、図8に示すように、F
AT(File Allocation Table) とよばれるテーブルを用
いたFAT方式が採用され、UNIX(ATT社商標)
といった汎用コンピュータのOSにおける上述のデータ
管理には、図9に示すように、i−nodeとよばれる
テーブルを用いたi−node方式が採用されている。
【0003】図8は、FAT方式によるデータ管理を例
示する図であって、(A)はファイルエントリの内容を
示し、(B)はFATの内容を示し、(C)は記録媒体
上の記録領域を示す。MS−DOSにおいては、データ
管理の対象となるデータ(記録データ)を内容とするフ
ァイルそれぞれに記録媒体上のクラスタを単位として記
録領域(ファイルデータ領域)を割り当て、各ファイル
対応に図8(A)に示すファイルエントリが作成され、
各クラスタ対応に図8(B)に示すFATの各行(FA
Tエントリ)が作成される。
【0004】図8(A)に示すように、ファイルエント
リには、それぞれ対応するクラスタに記憶されているフ
ァイルの名称(ファイル名)を示すデータ、および、フ
ァイルの先頭部分が記録されたクラスタの番号(先頭F
AT番号)が記録される。図8(B)に示すように、各
FATエントリには、そのクラスタの使用状態、つま
り、未使用状態、2種類の使用中状態および不良状態を
示すデータが記録されており、前記の2種類の使用状態
の内、そのクラスタが使用中であって、他のクラスタに
も記録データの続きが記録されている状態にある場合に
は、次のクラスタ番号を示すデータが記録され、そのク
ラスタが使用中であって、他のクラスタに記録データの
続きが記録されていない状態にある場合には、そのクラ
スタが最終クラスタであることを示す終了識別子(EO
F;End Of File )が記録される。
【0005】したがって、記録媒体のクラスタの内、図
8(C)に斜線で示すように、クラスタ3,4,8にフ
ァイルfile1(file1はファイル名)が記録さ
れている場合、ファイルエントリのファイル名を示すデ
ータとして”file1”が記録され、先頭FAT番号
として”3”が記録される。さらに、クラスタ3に対応
するFATエントリ(FAT3)には、そのクラスタが
使用中であって、他のクラスタにも記録データの続きが
記録されている状態にあることを示すために、記録デー
タの続きが記録されている次のクラスタの番号”4”が
記録され、同様に、FAT4には次のクラスタ番号”
8”が記録され、FAT8には、そのクラスタが使用中
であって、他のクラスタに記録データの続きが記録され
ていない状態にあることを示すために、終了識別子(E
OF)が記録される。
【0006】MS−DOSは、例えばファイルfile
1を読み出す場合、まず、各ファイルエントリのファイ
ル名を示すデータを参照して検索を行い、ファイルfi
le1対応のファイルエントリを探し出す。次に、探し
出したファイルエントリの先頭FAT番号を参照してF
AT3を参照し、さらにFAT3の内容からFAT4を
参照する。最後に、FAT4の内容からFAT8の終了
識別子を認識し、FATエントリの参照を止める。この
ように、MS−DOSは、先頭FAT番号で示されるF
ATエントリから終了識別子が記録されているFATエ
ントリまで順にたどることにより、クラスタ3,4,8
に記録されているファイルfile1を記録媒体から読
み出してゆくことができる。
【0007】図9は、i−node方式によるデータ管
理を例示する図であって、(A)はファイルエントリの
内容を示し、(B)はi−nodeの内容を示し、
(C)は記録媒体上の記録領域を示す。i−node方
式においては、各ファイル対応に図9(A)に示すファ
イルエントリおよび図9(B)に示すi−nodeが作
成される。
【0008】i−node方式においては、ファイルエ
ントリには、ファイル名を示すデータと、そのファイル
のi−nodeを示すi−node番号が記録され、i
−nodeは、ファイルのデータ長を示すファイルサイ
ズ、および、ファイルが記録されている、例えば1,0
24バイト単位の記録領域(ブロック)を直接に示すブ
ロックポインタ(直接指定ポインタ)が記録されてい
る。なお、i−nodeにはファイルの属性を示すデー
タが、さらに記録される場合があり、また、直接指定ポ
インタの代わりに、複数の直接指定ポインタを記録して
いるブロックを示す間接指定ポインタが記録される場合
がある。
【0009】例えば、図9(B),(C)に示すよう
に、i−nodeの内容が、ファイルfile2がデー
タ長3,000バイトであって、ブロック3,4,8に
記録されていることを示している場合には、UNIX
は、i−nodeを参照することにより、ブロック3,
4の全領域と、ブロック8の先頭から952バイトまで
ファイルfile2のデータが記録されていることを認
識することができる。以上説明したファイルエントリ、
および、FATまたはi−nodeは、記録媒体の所定
の領域に記録される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたFAT方式
およびi−node方式によるデータ管理を行うと、記
録領域の単位(上述のクラスタまたはブロック)1つご
とに、FATのエントリ1つ、あるいは、i−node
の直接ポインタ1つが必要になる。このため、オーディ
オデータあるいは映像データといった、1つ1つのデー
タ長が非常に長い記録データを内容とするファイルにつ
いてデータ管理を行う場合には、記録媒体においてFA
Tあるいはi−nodeを記録する記録領域が非常に大
きくなるという問題がある。
【0011】この問題を、クラスタあるいはブロックの
データ長を1Kバイトとし、記録データのデータ長を1
00Mバイトとした場合を例に、具体的に説明する。F
AT方式によりこのような記録データを内容とするファ
イルのデータ管理を行う場合、必要なFATエントリの
数は100,000個となる。ここで、100,000
個のFATのエントリそれぞれを識別するためには、4
バイトのデータが必要になるので、FATエントリを記
録するためには400Kバイト必要になることがわか
る。
【0012】i−node方式によりこのような記録デ
ータを内容とするファイルのデータ管理を行う場合、必
要な直接指定ポインタの数は、100,000個とな
る。また、100,000個の直接指定ポインタそれぞ
れを識別するためには、1つのFATエントリを表すた
めに4バイトのデータが必要になるので、直接ポインタ
の全てを記録するためには、FAT方式と同様に、40
0Kバイト必要になる。
【0013】FAT方式またはi−node方式におい
て、FATエントリの数またはi−nodeの直接ポイ
ンタの数を減らすためには、例えばクラスタまたはブロ
ックのデータ長を長くすることが考えられる。しかしな
がら、これらの方式においては、ファイルのデータ管理
はクラスタまたはブロックを単位として行われるので、
記録データのデータ長がクラスタまたはブロックのデー
タ長の整数倍にならない場合には、記録データの最後の
部分内容とするファイルを記録しているクラスタまたは
ブロックに生じ得るむだが大きくなってしまうという問
題がある。
【0014】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、データ長が非常に長いデー
タ、例えばオーディオデータおよび映像データを内容と
するファイルについて、FAT方式およびi−node
方式に比べて非常にデータ長が短いテーブルを用いてデ
ータ管理を行うことができるデータ管理方法およびその
装置を提供することを目的とする。また、本発明は、デ
ータ管理のためのテーブルが記録媒体に占める記録領域
を小さくすることができ、記録媒体を有効利用すること
ができるデータ管理方法およびその装置を提供すること
を目的とする。また、本発明は、データ管理のために用
いられるテーブルのデータ長が短いにも係わらず、記録
媒体に生じるむだな記録領域を小さくすることができる
データ管理方法およびその装置を提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明のデータ管理方法は、ランダムアクセス可
能な記録媒体の可変長の所定の記録領域に記録された記
録データを、リンクデータと、先頭位置データと、記録
長データとを該記録領域ごとに対応付けたレコードエン
トリを用いて管理するデータ管理方法であって、前記リ
ンクデータは、前記記録領域それぞれに記録されている
前記記録データの続きが記録されている記録領域のレコ
ードエントリを示し、前記先頭位置データは、前記記録
領域それぞれの先頭の位置を示し、前記記録長データは
前記記録領域それぞれに記録されている前記記録データ
のデータ長を示し、前記記録データそれぞれの名称を示
す名称データと、該記録データそれぞれの先頭部分が記
録されている前記記録領域のレコードエントリを示す識
別データとを対応付けたファイルエントリを生成し、ア
クセスの対象となる記録データの名称を示す名称データ
を用いてファイルエントリを検索し、アクセスの対象と
なる記録データの該ファイルエントリの識別データが示
すレコードエントリ、および、該レコードエントリのリ
ンクデータそれぞれが示すレコードエントリの先頭位置
データおよび記録長データを用いて、該記録データへの
アクセスを管理する。
【0016】また本発明に係るデータ管理装置は、ラン
ダムアクセス可能な記録媒体において、可変長の所定の
記録領域に記録された記録データを管理するデータ管理
装置であって、リンクデータと、先頭位置データと、記
録長データとを前記記録領域ごとに対応付けたレコード
エントリを生成するレコードエントリ生成手段と、前記
記録領域それぞれに記録されている前記記録データの続
きが記録されている記録領域のレコードエントリを示す
リンクデータを生成するリンクデータ生成手段と、前記
記録領域それぞれの先頭の位置を示す先頭位置データを
生成する先頭位置データ生成手段と、前記記録領域それ
ぞれに記録されている前記記録データのデータ長を示す
記録長データを生成する記録長データ生成手段と、前記
記録データそれぞれの名称を示す名称データと、該記録
データそれぞれの先頭部分が記録されている前記記録領
域のレコードエントリを示す識別データとを対応付けた
ファイルエントリを生成するファイルエントリ生成手段
と、 アクセスの対象となる記録データの名称を示す名
称データを用いてファイルエントリを検索し、アクセス
の対象となる記録データの該ファイルエントリの識別デ
ータが示すレコードエントリ、および、該レコードエン
トリのリンクデータそれぞれが示すレコードエントリの
先頭位置データおよび記録長データを用いて、該記録デ
ータへのアクセスを管理するアクセス管理手段とを有す
る。
【0017】好適には、前記記録媒体において連続して
データが記録されていない空き記録領域を確保する空き
記録領域確保手段と、前記空き記録領域に順次、前記記
録データを書き込む記録データ書き込み手段と、前記確
保された空き記録領域の全てに前記記録データが記録さ
れた場合に、前記空き記録領域確保手段に次の空き記録
領域を確保させる空き記録領域管理手段と、前記記録デ
ータの書き込みの終了の際、および、前記確保された空
き記録領域全てに前記記録データが記録された際に、前
記ファイルエントリおよび前記レコードエントリを前記
記録媒体の所定の記録領域に記録させるデータ管理手段
とをさらに有する。
【0018】
【作用】本発明に係るデータ管理装置において、レコー
ドエントリ生成手段は、MOディスクあるいはHDとい
ったランダムアクセス可能な記録媒体において、可能な
限り長く連続して記録データを記録することができる記
録領域ごとに、リンクデータと、先頭位置データと、記
録長データとを対応付けて記憶したレコードエントリを
生成する。リンクデータ生成手段は、上記レコードエン
トリに記録されるデータであって、上記記録領域それぞ
れに記録されている記録データが、その記録領域に納ま
りきらず、他の記録領域にその続きがある場合に、記録
データの続きが記録されている記録領域のレコードエン
トリを示すリンクデータを生成する。リンクデータを用
いることにより、記録データが複数の記録領域にまたが
って記録されている場合に、レコードエントリを順にた
どって記録データにアクセスすることが可能になる。
【0019】先頭領域データ生成手段は、上記レコード
エントリに記録されるデータであって、記録領域それぞ
れの先頭の位置を示す先頭位置データを生成する。記録
長データ生成手段は、上記レコードエントリに記録され
るデータであって、記録領域それぞれに記録されている
記録データのデータ長を示す記録長データを生成する。
先頭位置データおよび記録長データを用いることによ
り、各記録領域に記録された記録データに対して先頭か
ら最後までアクセスすることが可能になる。
【0020】ファイルエントリ生成手段は、記録データ
それぞれの名称を示す名称データと、記録データそれぞ
れの先頭部分が記録されている記録領域のレコードエン
トリを示す識別データとを対応付けたファイルエントリ
を生成する。アクセス管理手段は、記録データ読み出し
のために入力された、読み出し等のアクセスの対象とな
る記録データの名称データと各ファイルエントリに記録
されたデータ管理装置データとを比較し、アクセス対象
の記録データのファイルエントリを探し出す。さらにア
クセス管理手段は、探し出したファイルエントリの識別
データが示すレコードエントリ、および、レコードエン
トリのリンクデータそれぞれが示すレコードエントリの
先頭位置データおよび記録長データを用いて、該指定さ
れた記録データへのアクセスを管理する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。まず、図
1〜図3を参照して、図3に示す本発明に係るデータ管
理装置340が適用される映像信号用サーバーシステム
およびデータ蓄積装置30i の構成、および、データ管
理装置340の構成を説明する。図1は、本発明に係る
データ管理装置340が適用される映像信号用サーバー
システムのブロック図である。図1において、ディジタ
ル化された入力映像信号S10は、符号化率可変な映像
信号高能率符号化装置101 〜10n にそれぞれ入力さ
れ、高能率符号化されて高能率符号化映像データS11
aとなる。映像信号高能率符号化装置101 〜10n
おける符号化率については、同期システム制御実行装置
16による制御信号S12により、あらかじめ設定され
ている。また、高能率符号化装置101 〜10n が入力
映像信号S10からクロックおよびフレームタイミング
を抽出して内部で用いるものとすれば、結果的に映像信
号用同期信号に同期して映像信号の入力を行うことが可
能となる。
【0022】高能率符号化映像データS11aは、放送
局用のルーティングスイッチャ等の回線交換装置11に
入力される。回線交換装置11では、回線交換先が同期
システム制御実行装置16による制御信号S13により
設定されている。したがって、回線交換装置11に入力
された高能率符号化映像データS11aは、設定された
経路をもって接続されたデータ蓄積装置301 〜30n
に、入力高能率符号化映像データS11bとして伝搬さ
れる。高能率符号化映像データS11bは、同期システ
ム制御実行装置16による制御信号S14によってそれ
ぞれ個別に制御されるデータ蓄積装置301 〜30n
記録される。
【0023】データ蓄積装置30i (i=1〜n)は、
制御信号S14を介した同期システム制御実行装置16
の制御に従い、データ管理装置340を用いて、映像信
号高能率符号化装置101 〜10n から回線交換装置1
1を介して入力された入力高能率符号化映像データS1
1bを記録し、記録した入力高能率符号化映像データS
11bを管理し、あるいは、上位応用システム14を操
作する編集者等により指定された入力高能率符号化映像
データS11bを再生し、再生高能率符号化映像データ
S15aとして回線交換装置11に対して出力する。な
お、データ蓄積装置30i およびデータ管理装置340
の構成は、図2および図3を参照して後述する。
【0024】再生高能率符号化映像データS15aは、
記録時と同様に回線交換装置11に入力される。回線交
換装置11では、回線交換先が同期システム制御実行装
置16による制御信号S13により設定されている。し
たがって、回線交換装置11に入力された再生高能率符
号化映像データS15aは、設定された経路をもって接
続された所定の映像信号復号装置131 〜13n に、高
能率符号化映像データS15bとして伝搬される。
【0025】高能率符号化映像データS15bは、映像
信号復号装置131 〜13n において、復元映像信号S
16に復号されシステム外、たとえば編集装置に出力さ
れる。図1の例では、映像信号復号装置13に制御信号
は入力されていないが、これは通常この種の復号装置が
符号化率の変化に自動的に追従するように構成されてい
るためである。
【0026】また、本システムの制御系に関しては、ま
ず、単一または複数のコンピュータによって構成される
上位応用システム14から発せられる複数の独立した制
御命令S17aが、LANを経由して汎用の通信規約
(プロトコル)に準拠した形で通常1台のコンピュータ
で構成される制御命令伝達装置15に順次伝達される。
制御命令伝達装置15は、同期システム制御実行装置1
6との通信を可能とするためのプロトコル変換を行って
得られた制御命令S17bを同期システム制御実行装置
16に伝達する。
【0027】図2は、図1に示したデータ蓄積装置30
i の構成を示す図であり、図3は、図2に示したデータ
蓄積装置30i のメモリ回路(MEM)306上にソフ
トウェアの形式で実現されたデータ管理装置340の構
成を示す図である。図2に示すように、データ蓄積装置
30i は、制御形式変換装置(CNV)121およびデ
ィスク装置32から構成され、ディスク装置32は、書
き込み読み出し回路(W/R装置)302、制御回路3
04およびメモリ回路306から構成される。
【0028】ベースバンドディジタル映像信号を伝送す
ることが可能なデータ伝送用媒体によって伝送される高
能率符号化映像データS11bは、データおよび制御形
式変換装置121に入力され、ディスク装置32に入力
可能な形式に変換される。一方、ディスク装置32から
再生されたデータは、データおよび制御形式変換装置1
21に入力され、記録時と同等のデータ形式に変換さ
れ、ベースバンドディジタル映像信号を伝送することが
可能なデータ伝送用媒体によって伝送される再生高能率
符号化映像データS15aとなる。このデータおよび制
御形成変換装置121は、その制御形式が同期システム
制御実行装置16による制御信号S14に応じて、ディ
スク装置32を制御可能な形式に変換される。
【0029】W/R装置302は、制御回路304の制
御に従って、MOディスク40を回転させ、制御形式変
換装置121から入力された記録データをMOディスク
40に対して書き込み、あるいは、MOディスク40か
ら記録データを読み出してW/R装置302に対して出
力する。制御回路304は、制御信号S14を介した同
期システム制御実行装置16の制御に従って、メモリ回
路306に記憶されたデータ管理装置340の各プログ
ラムを実行し、W/R装置302を制御してMOディス
ク40に対する記録データの記録あるいは再生を行わせ
る。なお、データ蓄積装置30i は、MOディスク40
に対して、ブロック単位で記録データの書き込みおよび
読み出し(アクセス)を行い、各ブロックのデータ長
は、例えば1Kバイトである。
【0030】このような構成とすることにより、データ
および制御形式変換装置121とディスク装置32は、
通常データと制御信号が混在する汎用の接続線S120
を介して接続することが可能であり、ディスク装置32
を用いた符号化映像データの記録再生が可能となる。
【0031】また、このような構成とすることにより、
データ蓄積装置30i は、ディスク装置32の最大デー
タ転送速度の範囲内で、記録再生速度を可変とすること
も可能である。
【0032】また、図3に示すように、データ管理装置
340は、メモリ回路306上にソ制御回路304にお
いて実行されるソフトウェアの形式で実現されており、
レコードエントリ生成プログラム(REG)310、リ
ンクデータ生成プログラム(LDG)312、先頭位置
データ生成プログラム(HDG)314、記録長データ
生成プログラム(RLDG)316、ファイルエントリ
生成プログラム(FEG)318、アクセス管理プログ
ラム(AM)320、空き領域確保プログラム(EA
G)322、記録データ書き込みプログラム(DW)3
24、空き記録領域管理プログラム(EAM)328、
データ管理プログラム(DM)330、記録データ読み
出しプログラム(DR)332、および、これらのプロ
グラムの実行制御等を行うオペレーティングシステム
(OS)334から構成される。
【0033】以下、図4および図5を参照して、オーデ
ィオデータあるいは映像データ等のデータ長が1,00
0Kバイトと非常に長い記録データを内容とするファイ
ルfileA(fileAはファイル名)をMOディス
ク40に記録する場合を例に、データ管理装置340に
よるデータ管理(以下、「レコードエントリ方式のデー
タ管理」とも記す)において用いられるテーブルの内容
を説明する。
【0034】データ管理装置340によるデータ管理に
おいては、記録データを内容とするファイルそれぞれ
は、図4(C)および図5(C)に示すように、できる
かぎりMOディスク40上の連続した1つ以上の記録領
域に記録され、各ファイル対応に図4(A)および図5
(A)に示すファイルエントリが生成され、連続した記
録領域それぞれに対応して図4(B)および図5(B)
に示すレコードエントリが生成される。なお、レコード
エントリそれぞれにはレコードエントリ番号が付されて
いる。また、ファイルエントリおよびレコードエントリ
は、MOディスク40の所定の領域に記録される。
【0035】ファイルエントリは、それぞれ対応するフ
ァイルのファイル名を示す名称データおよびファイルf
ileAの先頭部分を記録している記録領域に対応する
レコードエントリ番号を示す先頭位置データを内容と
し、図4および図5に示す例においては、名称データ
は”fileA”、先頭位置データは”3”となってい
る。レコードエントリは、対応する記録領域に記録され
ているファイルの続きが記録されている次の記録領域の
レコードエントリを示すリンクデータ(LINK)、対
応する記録領域のMOディスク40上の先頭位置を示す
先頭位置データ(BID)、および、対応する記録領域
のデータ長を示す記録長データ(RSIZE)を内容と
する。
【0036】なお、図4(C)に示すように、ファイル
fileAが、MOディスク40のブロック200〜
1,200上、つまり、単一の記録領域に記録されてい
る場合には、リンクデータの内容は、その記録領域がフ
ァイルfileAを記録する最後の記録領域であること
を示す終了識別子(EOF)となり、記録長データは
1,000となる。また、図5(C)に示すように、フ
ァイルfileAが、ブロック1,200〜1,30
0、ブロック1,400〜2,000およびブロック
2,200〜2,500といったように、複数の記録領
域に分割されて記録されている場合には、ファイルfi
leAの最後の部分を記録する記録領域に対応するレコ
ードエントリのみのリンクデータが終了識別子(EO
F)となり、その他のファイルfileAの各部分が記
録されている記録領域に対応するレコードエントリのリ
ンクデータは、ファイルfileAの続きが記録されて
いる次の記録領域に対応するレコードエントリの番号と
なる。
【0037】したがって、図5に示す例においては、レ
コードエントリ番号1のレコードエントリ(レコードエ
ントリ1)のリンクデータは”2”となり、レコードエ
ントリ2のリンクデータは”4”となり、レコードエン
トリ4のリンクデータは”EOF”となり、記録長デー
タはそれぞれ”100”、”600”および”300”
となる。
【0038】以下、さらに図6および図7を参照してデ
ータ管理装置340の動作を中心に、データ蓄積装置3
i の動作を説明する。データ蓄積装置30i が所定の
記録データを内容とする新たなファイル、例えば図5お
よび図6に示して上述したファイルfileAをMOデ
ィスク40に書き込む場合、データ管理装置340は、
図6に示すフローチャートに従って処理を行う。なお、
上述のように、以下の各処理における各プログラムは制
御回路304で実行され、その実行制御は実行制御は、
OS334(図3)により行われる。また、記述の簡略
化のために、図6、図7および以下の説明においては、
例外処理等は省略されでいる。
【0039】図6に示すように、ステップ01(S0
1)において、同期システム制御実行装置16(図1)
から制御形式変換装置121(図2)を介して制御回路
304に対してファイルfileAのデータ管理装置デ
ータを含むMOディスク40にファイルfileAを書
き込ませる旨の制御信号S14が入力されると、アクセ
ス管理プログラム320は記録データ読み出しプログラ
ム332およびファイルエントリ生成プログラム318
を起動する。記録データ読み出しプログラム332は、
W/R装置302を制御してMOディスク40からファ
イルエントリおよびレコードエントリを読み出し、メモ
リ回路306に格納する。また、ファイルエントリ生成
プログラム318は、メモリ回路306上に、ファイル
fileAに対応するファイルエントリを生成し、”f
ileA”を名称データとして書き込む。
【0040】ステップ02(S02)において、レコー
ドエントリ生成プログラム310は、新たな記録領域に
対応するレコードエントリをメモリ回路306上に獲得
する。ファイルエントリ生成プログラム318は、ファ
イルfileAについて初めてS02の処理が行われた
場合に獲得されたレコードエントリの番号を識別データ
として、S01の処理で生成されたファイルエントリに
書き込む。記録長データ生成プログラム316は、空き
領域確保プログラム322が書き込みを行ったブロック
数を計数して記録長データを生成し、リンクデータ生成
プログラム312は、新たに獲得されたファイルエント
リの番号に基づいてリンクデータを生成する。レコード
エントリ生成プログラム310は、これらの記録長デー
タおよびリンクデータを、その前のS03〜S06の処
理において書き込みが終了した記録領域に対応するメモ
リ回路306上のレコードエントリに書き込む。
【0041】ステップ03(S03)において、空き領
域確保プログラム322は、メモリ回路306に格納さ
れたファイルエントリおよびレコードエントリに基づい
て処理を行い、MOディスク40上の空き記録領域を確
保する。具体的には、例えば図4(C)に示した例にお
いては、ブロック200〜1,200を確保し、また例
えば、図5(C)に示した例においては、空き領域確保
プログラム322は、MOディスク40上にブロック
1,200〜1,300をまず確保し、ブロック1,4
00〜2,000およびブロック1,400〜2,00
0を順次、起動されるごとに確保する。先頭位置データ
生成プログラム314は、確保された空き記憶領域のM
Oディスク40上における先頭位置に基づいて先頭位置
データを生成し、レコードエントリ生成プログラム31
0は、先頭位置データをS02の処理で生成されたレコ
ードエントリに書き込む。
【0042】ステップ04(S04)において、記録デ
ータ書き込みプログラム324は、W/R装置302を
制御し、入力高能率符号化映像データS11bとして入
力され、制御形式変換装置121で形式変換されたファ
イルfileAの記録データを、MOディスク40上に
S02の処理において空き領域確保プログラム322が
確保した空き記録領域に、1ブロック単位で順次、書き
込む。ステップ05(S05)において、記録データ書
き込みプログラム324は、1ブロック分書き込みを終
了するごとに、書き込むべきファイルfileAの記録
データが残っているか否かを判断する。記録データが残
っていない場合にはS07の処理に進み、記録データが
残っている場合にはS06の処理に進む。
【0043】ステップ06(S06)において、空き記
録領域管理プログラム328は、S02の処理において
空き領域確保プログラム322が確保した記憶領域に空
き領域が残っているか否かを判断する。記憶領域に空き
領域が残っている場合にはS04の処理に進み、残って
いない場合にはS02の処理に進む。ステップ07(S
07)において、リンクデータ生成プログラム312
は、終了識別子(EOF)をリンクデータとして生成
し、レコードエントリ生成プログラム310は、このリ
ンクデータをS02の処理で生成されたレコードエント
リに書き込む。ステップ08(S08)において、デー
タ管理プログラム330は、メモリ回路306上に生成
されたファイルエントリおよびレコードエントリを、M
Oディスク40の所定の記録領域に記録する。
【0044】データ管理装置340は、図6を参照して
上述したようにMOディスク40上に記録されたファイ
ルfileAを読み出す場合、図7に示すフローチャー
トに従って処理を行う。図7に示すように、ステップ1
1(S11)において、同期システム制御実行装置16
から制御回路304に対して、名称データ”file
A”を含んでおり、MOディスク40からファイルfi
leAを読み出させる旨の制御信号S14が入力される
と、アクセス管理プログラム320が記録データ読み出
しプログラム332を起動する。記録データ読み出しプ
ログラム332は、W/R装置302を制御してMOデ
ィスク40からファイルエントリおよびレコードエント
リを読み出し、メモリ回路306に格納する。
【0045】ステップ12(S12)において、アクセ
ス管理プログラム320は、メモリ回路306上の各フ
ァイルエントリの名称データと、同期システム制御実行
装置16から受けた名称データ”fileA”とを比較
し、ファイルfileAに対応するこれらが一致するフ
ァイルエントリを探し出す。さらに、アクセス管理プロ
グラム320は、探し出したファイルエントリの識別デ
ータが示すレコードエントリの番号を取得する。ステッ
プ13(S13)において、アクセス管理プログラム3
20は、初めてファイルfileAについてS13の処
理を行う場合には、S12において取得した番号のレコ
ードエントリを取得し、その他の場合には、その前のS
13の処理において取得したレコードエントリのリンク
データで示される番号のレコードエントリを取得する。
【0046】ステップ14(S14)において、アクセ
ス管理プログラム320は、S13の処理において取得
したレコードエントリを、メモリ回路306上のリスト
に追加する。ステップ15(S15)において、アクセ
ス管理プログラム320は、S13の処理において取得
したレコードエントリのリンクデータが終了識別子(E
OF)であるか否かを判断する。EOFである場合には
S16の処理に進み、EOFでない場合にはS13の処
理に進む。ステップ16(S16)において、アクセス
管理プログラム320は、記録データ読み出しプログラ
ム332を起動し、記録データ読み出しプログラム33
2は、W/R装置302を制御してリスト上のレコード
エントリそれぞれに示されたMOディスク40の記録領
域からファイルfileAを読み出させる。記録データ
読み出しプログラム332により読み出された記録デー
タは、制御形式変換装置121により形式変換され、再
生高能率符号化映像データS15aとして回線交換装置
11に対して出力される。
【0047】以上述べたデータ管理装置340によれ
ば、同じ条件においてFAT方式等で必要となるテーブ
ルのデータ長が400Kバイトであるのに対し、例えば
ファイルfileAが、図4(C)に示したように単一
の記録領域に記録される場合には10バイト、図5
(C)に示したように3つの記録領域に分割されて記録
された場合でも30バイトとなり、非常に小さい。従っ
て、データ管理装置340を用いると、MOディスク4
0の記録容量の殆どを映像データおよびオーディオデー
タの記録に用いることができる。また、データ管理に必
要なテーブルのデータ量が小さいので、データ管理に要
する処理量が短くて済むので、データ蓄積装置30i
高速に記録データの記録および再生を行うことができる
ようになる。また、ブロックのデータ長を短くしても、
データ管理に必要なテーブルのデータ長は長くならない
ので、MOディスク40に生じるむだが少なくて済む。
【0048】実施例に示したデータ蓄積装置30i およ
びデータ管理装置340は、映像信号用サーバーシステ
ムに用いる他、一般的な計算機用のデータの記録にも応
用することができる。また、データ蓄積装置30i の記
録媒体はMOディスク40に限らず、W/R装置302
に適切な変形を施して、例えばHD、フロッピーディス
クあるいは磁気テープ等を用いてもよい。また、データ
管理装置340のソフトウェア構成は例示であり、ソフ
トウェア作成上等の便宜を図るために変更してもよい。
【0049】また、データ蓄積装置30i を、MOディ
スク40の一部の領域につきデータ管理装置340を用
いたレコードエントリ方式によりデータ管理を行い、他
の領域をFAT方式等によりデータ管理を行うように構
成してもよい。また、ブロックのデータ長は1Kバイト
に限らず、データ蓄積装置30i の構成に応じて変更し
てもよい。実施例に示した構成の他、本発明のデータ管
理装置340は、例えばここで述べた変形例に示したよ
うに種々の構成をとることができる。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のデータ管理
装置によれば、データ長が非常に長いデータ、例えばオ
ーディオデータおよび映像データを内容とするファイル
について、FAT方式およびi−node方式に比べて
非常にデータ長が短いテーブルを用いてデータ管理を行
うことができる。また、本発明のデータ管理装置によれ
ば、データ管理のためのテーブルが記録媒体に占める記
録領域を小さくすることができ、記録媒体を有効利用す
ることができる。また、本発明のデータ管理装置によれ
は、データ管理のために用いられるテーブルのデータ長
が短いにも係わらず、記録媒体に生じるむだな記録領域
を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ管理装置が適用される映像
信号用サーバーシステムのブロック図である。
【図2】図1に示したデータ蓄積装置の構成を示す図で
ある。
【図3】図2に示したデータ蓄積装置のメモリ回路(M
EM)上にソフトウェアの形式で実現されたデータ管理
装置の構成を示す図である。
【図4】本発明に係るデータ管理装置が、単一の記録領
域に記録される記録データを管理するために用いるテー
ブルを例示する図であって、(A)はファイルエントリ
を示し、(B)はレコードエントリを示し、(C)はM
Oディスク上の記録領域を示す。
【図5】本発明に係るデータ管理装置が、複数の記録領
域に記録される記録データを管理するために用いるテー
ブルを例示する図であって、(A)はファイルエントリ
を示し、(B)はレコードエントリを示し、(C)はM
Oディスク上の記録領域を示す。
【図6】図1に示したデータ蓄積装置がMOディスクに
記録データを書き込む場合の本発明に係るデータ管理装
置の処理を示すフローチャートである。
【図7】図1に示したデータ蓄積装置がMOディスクか
ら記録データを読み出す場合の本発明に係るデータ管理
装置の処理を示すフローチャートである。
【図8】FAT方式によるデータ管理を例示する図であ
って、(A)はファイルエントリの内容を示し、(B)
はFATの内容を示し、(C)は記録媒体上の記録領域
を示す。
【図9】i−node方式によるデータ管理を例示する
図であって、(A)はファイルエントリの内容を示し、
(B)はi−nodeの内容を示し、(C)は記録媒体
上の記録領域を示す。
【符号の説明】 101 〜10n …映像信号高能率符号化装置、11…回
線交換装置、131 〜13n …映像信号復号装置、14
…上位応用システム、15…制御命令伝達装置、16…
同期システム制御実行装置、301 〜30n ,30i
データ蓄積装置、32…ディスク装置、121…制御形
式変換装置、302…W/R装置、304…制御回路、
306…メモリ回路、340…データ管理装置、310
…レコードエントリ生成プログラム、312…リンクデ
ータ生成プログラム、314…先頭位置データ生成プロ
グラム、316…記録長データ生成プログラム、318
…ファイルエントリ生成プログラム、320…アクセス
管理プログラム、322…空き領域確保プログラム、3
24…記録データ書き込みプログラム、328…空き記
録領域管理プログラム、330…データ管理プログラ
ム、332…記録データ読み出しプログラム、334…
オペレーティングシステム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランダムアクセス可能な記録媒体の可変長
    の所定の記録領域に記録された記録データを、リンクデ
    ータと、先頭位置データと、記録長データとを該記録領
    域ごとに対応付けたレコードエントリを用いて管理する
    データ管理方法であって、 前記リンクデータは、前記記録領域それぞれに記録され
    ている前記記録データの続きが記録されている記録領域
    のレコードエントリを示し、 前記先頭位置データは、前記記録領域それぞれの先頭の
    位置を示し、 前記記録長データは前記記録領域それぞれに記録されて
    いる前記記録データのデータ長を示し、 前記記録データそれぞれの名称を示す名称データと、該
    記録データそれぞれの先頭部分が記録されている前記記
    録領域のレコードエントリを示す識別データとを対応付
    けたファイルエントリを生成し、 アクセスの対象となる記録データの名称を示す名称デー
    タを用いてファイルエントリを検索し、アクセスの対象
    となる記録データの該ファイルエントリの識別データが
    示すレコードエントリ、および、該レコードエントリの
    リンクデータそれぞれが示すレコードエントリの先頭位
    置データおよび記録長データを用いて該記録データへの
    アクセスを管理するデータ管理方法。
  2. 【請求項2】ランダムアクセス可能な記録媒体の可変長
    の所定の記録領域に記録された記録データを管理するデ
    ータ管理装置であって、 リンクデータと、先頭位置データと、記録長データとを
    前記記録領域ごとに対応付けたレコードエントリを生成
    するレコードエントリ生成手段と、 前記記録領域それぞれに記録されている前記記録データ
    の続きが記録されている記録領域のレコードエントリを
    示すリンクデータを生成するリンクデータ生成手段と、 前記記録領域それぞれの先頭の位置を示す先頭位置デー
    タを生成する先頭位置データ生成手段と、 前記記録領域それぞれに記録されている前記記録データ
    のデータ長を示す記録長データを生成する記録長データ
    生成手段と、 前記記録データそれぞれの名称を示す名称データと、該
    記録データそれぞれの先頭部分が記録されている前記記
    録領域のレコードエントリを示す識別データとを対応付
    けたファイルエントリを生成するファイルエントリ生成
    手段と、 アクセスの対象となる記録データの名称を示す名称デー
    タを用いてファイルエントリを検索し、アクセスの対象
    となる記録データの該ファイルエントリの識別データが
    示すレコードエントリ、および、該レコードエントリの
    リンクデータそれぞれが示すレコードエントリの先頭位
    置データおよび記録長データを用いて、該記録データへ
    のアクセスを管理するアクセス管理手段とを有するデー
    タ管理装置。
  3. 【請求項3】前記記録媒体において連続してデータが記
    録されていない空き記録領域を確保する空き記録領域確
    保手段と、 前記空き記録領域に順次、前記記録データを書き込む記
    録データ書き込み手段と、 前記確保された空き記録領域の全てに前記記録データが
    記録された場合に、前記空き記録領域確保手段に次の空
    き記録領域を確保させる空き記録領域管理手段と、 前記記録データの書き込みの終了の際、および、前記確
    保された空き記録領域全てに前記記録データが記録され
    た際に、前記ファイルエントリおよび前記レコードエン
    トリを前記記録媒体の所定の記録領域に記録するデータ
    管理手段とをさらに有する請求項2に記載のデータ管理
    装置。
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