JPH08127478A - エレベータの防犯運転装置 - Google Patents
エレベータの防犯運転装置Info
- Publication number
- JPH08127478A JPH08127478A JP6268890A JP26889094A JPH08127478A JP H08127478 A JPH08127478 A JP H08127478A JP 6268890 A JP6268890 A JP 6268890A JP 26889094 A JP26889094 A JP 26889094A JP H08127478 A JPH08127478 A JP H08127478A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- door
- elevator
- criminal
- crime prevention
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建物内で犯罪を犯しエレベータで逃亡しよう
とする犯人を特定階に閉じ込め、確実に犯人を逮捕する
ことができるエレベータの防犯運転装置を提供する。 【構成】 かご外に非常スイッチＳ１を設け、この非常
スイッチＳ１を操作したとき、かごを特定階に強制的に
走行させるとともに、この特定階のドアゾーン外に停止
させ、かつかごのドア開回路１２を無効とする手段を備
えたものである。
とする犯人を特定階に閉じ込め、確実に犯人を逮捕する
ことができるエレベータの防犯運転装置を提供する。 【構成】 かご外に非常スイッチＳ１を設け、この非常
スイッチＳ１を操作したとき、かごを特定階に強制的に
走行させるとともに、この特定階のドアゾーン外に停止
させ、かつかごのドア開回路１２を無効とする手段を備
えたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は建物内で犯罪が発生し、
エレベータで逃走しようとする犯人を積極的に逮捕する
ことができるエレベータの防犯運転装置に関する。
エレベータで逃走しようとする犯人を積極的に逮捕する
ことができるエレベータの防犯運転装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のエレベータの防犯運転の
一例として、例えば、特開平３−１８５７３号公報に開
示しているように、建物内の各階ごとに防犯警報装置を
設け、この防犯運転装置が動作するとその階で、ドアを
閉め特定階に強制的に走行運転させ、ドアを閉めたまま
待機させる。そして、このドアを開くための開放スイッ
チを警備室あるいは特定乗場に設け、警備員がこのドア
を開きかご内にいる犯人を逮捕する装置がある。
一例として、例えば、特開平３−１８５７３号公報に開
示しているように、建物内の各階ごとに防犯警報装置を
設け、この防犯運転装置が動作するとその階で、ドアを
閉め特定階に強制的に走行運転させ、ドアを閉めたまま
待機させる。そして、このドアを開くための開放スイッ
チを警備室あるいは特定乗場に設け、警備員がこのドア
を開きかご内にいる犯人を逮捕する装置がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置において
は、特定階において、ドアの開制御を無効としているの
で、犯人がかご内にそのままじっとして待機しておれ
ば、警備員は犯人を容易に逮捕することができる。しか
しながらかごが停止しているとき、かごドアを無理に手
動で開放すると、かごはドアオープンゾーン内に停止し
ているので乗場ドアはかごドアの係合装置を介して開
き、犯人は容易に逃亡することができるという問題があ
った。
は、特定階において、ドアの開制御を無効としているの
で、犯人がかご内にそのままじっとして待機しておれ
ば、警備員は犯人を容易に逮捕することができる。しか
しながらかごが停止しているとき、かごドアを無理に手
動で開放すると、かごはドアオープンゾーン内に停止し
ているので乗場ドアはかごドアの係合装置を介して開
き、犯人は容易に逃亡することができるという問題があ
った。
【０００４】本発明は上記の欠点に鑑みて、犯人が特定
階に停止後、かごから絶対に逃亡できないエレベータの
防犯運転装置を提供することにある。
階に停止後、かごから絶対に逃亡できないエレベータの
防犯運転装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的は、複数階の階
床を就役するエレベータの防犯運転装置において、エレ
ベータの乗りかご外に設けられた非常スイッチ、この非
常スイッチを操作した時、前記特定階に強制的に走行さ
せるとともに、この特定階のドアゾーン外に停止させる
手段と前記かごのドア開回路を無効とする手段を備える
ことによって達成される。
床を就役するエレベータの防犯運転装置において、エレ
ベータの乗りかご外に設けられた非常スイッチ、この非
常スイッチを操作した時、前記特定階に強制的に走行さ
せるとともに、この特定階のドアゾーン外に停止させる
手段と前記かごのドア開回路を無効とする手段を備える
ことによって達成される。
【０００６】
【作用】本発明においては、犯人がかごに乗った時、犯
人を逮捕するために非常スイッチを操作すると、かごは
特定階のドアオープンゾーンを外した位置に停止し、か
ごドアを閉めたままで待機する。このとき犯人が無理に
かごドアをこじ開けても、かごドアと乗場ドアは係合し
てないので乗場ドアは閉まったままであり、犯人は乗場
に出ることができず、かご内に閉じ込めることができ
る。そして警備員が乗場ドアを開いて犯人を確実に逮捕
することができる。
人を逮捕するために非常スイッチを操作すると、かごは
特定階のドアオープンゾーンを外した位置に停止し、か
ごドアを閉めたままで待機する。このとき犯人が無理に
かごドアをこじ開けても、かごドアと乗場ドアは係合し
てないので乗場ドアは閉まったままであり、犯人は乗場
に出ることができず、かご内に閉じ込めることができ
る。そして警備員が乗場ドアを開いて犯人を確実に逮捕
することができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１および図２を
用いて説明する。
用いて説明する。
【０００８】図２は昇降路の断面図を示したものであ
る。図２において、１は乗りかご、２は乗りかご１に設
けられたかごドア、３はかごドア２に設けられた係合装
置、４は特定階Ｆの乗場、５は特定階Ｆの乗場４に設け
られた乗場ドアで、乗りかご１が特定階Ｆにドア開放ゾ
ーン（通常乗場床を基準にして±３０ｃｍ）内に停止す
ると、乗場ドア４はかごドア２が開くと係合装置３を介
して乗場ドア４も同期して開く。７は昇降路の壁８に設
けられたスイッチ、９は乗りかご１の側板に設けられた
レバーで、乗りかご１が走行し、レバー９によりスイッ
チ７を押すと乗りかご１がドアゾーン外に停止するよう
に構成されている。
る。図２において、１は乗りかご、２は乗りかご１に設
けられたかごドア、３はかごドア２に設けられた係合装
置、４は特定階Ｆの乗場、５は特定階Ｆの乗場４に設け
られた乗場ドアで、乗りかご１が特定階Ｆにドア開放ゾ
ーン（通常乗場床を基準にして±３０ｃｍ）内に停止す
ると、乗場ドア４はかごドア２が開くと係合装置３を介
して乗場ドア４も同期して開く。７は昇降路の壁８に設
けられたスイッチ、９は乗りかご１の側板に設けられた
レバーで、乗りかご１が走行し、レバー９によりスイッ
チ７を押すと乗りかご１がドアゾーン外に停止するよう
に構成されている。
【０００９】図１は本発明になるエレベータの防犯運転
装置の一実施例になる電気結線図である。図２におい
て、Ｐ、Ｎは直流電源端子、Ｓ１は乗りかご外、たとえ
ば受付に設けられた非常スイッチで、１０はこの非常ス
イッチＳ１が投入されると付勢されるリレーで、１０ａ
はそのａ接点１０ｂ１、１０ｂ２はそのｂ接点、１１は
かごドア２を閉じるためのドア閉回路、１２は接点１０
ｂとドアゾーン検出用の接点ＤＺａと直列接続されたド
ア開回路で、乗りかご１がドアゾーン内に停止している
ときだけ開くようになっている。またスイッチＳ２は接
点１０ｂ２とＤＺａを短絡するスイッチで、特定階Ｆ等
に設けられ強制的にかごドアを開くことができる。１３
は接点１０ｂと直列接続された平常運転回路、１４は接
点１０ａと直列接続された非常運転回路で、この非常運
転回路１４は、乗りかご１を強制的に特定階Ｆに走行さ
せ、その特定階Ｆのドア開放ゾーン外に停止させ、待機
させるように構成されている。
装置の一実施例になる電気結線図である。図２におい
て、Ｐ、Ｎは直流電源端子、Ｓ１は乗りかご外、たとえ
ば受付に設けられた非常スイッチで、１０はこの非常ス
イッチＳ１が投入されると付勢されるリレーで、１０ａ
はそのａ接点１０ｂ１、１０ｂ２はそのｂ接点、１１は
かごドア２を閉じるためのドア閉回路、１２は接点１０
ｂとドアゾーン検出用の接点ＤＺａと直列接続されたド
ア開回路で、乗りかご１がドアゾーン内に停止している
ときだけ開くようになっている。またスイッチＳ２は接
点１０ｂ２とＤＺａを短絡するスイッチで、特定階Ｆ等
に設けられ強制的にかごドアを開くことができる。１３
は接点１０ｂと直列接続された平常運転回路、１４は接
点１０ａと直列接続された非常運転回路で、この非常運
転回路１４は、乗りかご１を強制的に特定階Ｆに走行さ
せ、その特定階Ｆのドア開放ゾーン外に停止させ、待機
させるように構成されている。
【００１０】次に、本実施例の動作を説明する。
【００１１】今、平常運転時にはＳ１は開放しているの
で、リレー１０は消勢している。したがって接点１０ｂ
１は閉じ平常運転回路１３は有効、接点１０ａは開き、
非常運転回路１４は無効、接点１０ｂ２は閉じ、ドア開
回路１２は有効となっている。したがって乗りかご１は
図示しない登録された呼びに応じてサービスする。
で、リレー１０は消勢している。したがって接点１０ｂ
１は閉じ平常運転回路１３は有効、接点１０ａは開き、
非常運転回路１４は無効、接点１０ｂ２は閉じ、ドア開
回路１２は有効となっている。したがって乗りかご１は
図示しない登録された呼びに応じてサービスする。
【００１２】次に、所定階において不審者、たとえば犯
人が乗りかご１に乗って逃亡しようとした場合、警備員
はスイッチＳ１を投入する。このスイッチＳ１が投入さ
れると、リレー１０が付勢され、接点１０ｂ１が開き平
常運転回路１３は無効、接点１０ａが閉じ非常運転回路
１４は有効、接点１０ｂ２が開きドア開回路１２は無効
となる。そこで乗りかご１は非常運転回路１４により特
定階Ｆに向かって走行し、レバー９がスイッチ７に接触
すると、乗りかご１は図２に示すようにドア開放ゾーン
外に停止し、待機する。
人が乗りかご１に乗って逃亡しようとした場合、警備員
はスイッチＳ１を投入する。このスイッチＳ１が投入さ
れると、リレー１０が付勢され、接点１０ｂ１が開き平
常運転回路１３は無効、接点１０ａが閉じ非常運転回路
１４は有効、接点１０ｂ２が開きドア開回路１２は無効
となる。そこで乗りかご１は非常運転回路１４により特
定階Ｆに向かって走行し、レバー９がスイッチ７に接触
すると、乗りかご１は図２に示すようにドア開放ゾーン
外に停止し、待機する。
【００１３】したがって、犯人がかごドア３を手動で無
理にこじ開けても乗場ドア５はかごドア３と係合されて
いないので乗場ドア５は開かないので、犯人はそのまま
乗りかご１内に閉じ込められることになる。そこで、警
備員は乗場４より乗場ドア５を手動で開きスイッチＳ２
を投入し、かごドア３を開き乗りかご１内の犯人を確実
に逮捕することができる。
理にこじ開けても乗場ドア５はかごドア３と係合されて
いないので乗場ドア５は開かないので、犯人はそのまま
乗りかご１内に閉じ込められることになる。そこで、警
備員は乗場４より乗場ドア５を手動で開きスイッチＳ２
を投入し、かごドア３を開き乗りかご１内の犯人を確実
に逮捕することができる。
【００１４】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば非常
スイッチを操作することにより、乗りかごを特定階のド
ア開放ゾーン外に停止させるように構成したので、犯人
はかごドアを開けても乗場ドアは鎖錠されて、閉じてお
り、犯人はかご内に閉じ込められ警備員は確実に犯人を
逮捕することができる効果がある。
スイッチを操作することにより、乗りかごを特定階のド
ア開放ゾーン外に停止させるように構成したので、犯人
はかごドアを開けても乗場ドアは鎖錠されて、閉じてお
り、犯人はかご内に閉じ込められ警備員は確実に犯人を
逮捕することができる効果がある。
【図１】本発明になるエレベータの防犯運転装置の電気
結線図である。
結線図である。
【図２】エレベータ昇降路の断面図である。
１ 乗りかご ２ かごドア ５ 乗場ドア １２ ドア開回路 １４ 非常運転回路 Ｆ 特定階 Ｓ１ 非常スイッチ Ｓ２ ドア開スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 複数階の階床を就役するエレベータの防
犯運転装置において、エレベータの乗りかご外に設けら
れた非常スイッチ、この非常スイッチを操作した時、前
記特定階に強制的に走行させるとともに、この特定階の
ドアゾーン外に停止させる手段と前記かごのドア開回路
を無効とする手段を備えたことを特徴とするエレベータ
の防犯運転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6268890A JPH08127478A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | エレベータの防犯運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6268890A JPH08127478A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | エレベータの防犯運転装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08127478A true JPH08127478A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17464695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6268890A Pending JPH08127478A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | エレベータの防犯運転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08127478A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104310134A (zh) * | 2013-09-05 | 2015-01-28 | 尹一植 | 电梯的紧急呼叫装置及紧急运行方法 |
| JP2017132601A (ja) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | セコム株式会社 | 昇降機、昇降機の制御方法及び警備システム |
-
1994
- 1994-11-01 JP JP6268890A patent/JPH08127478A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104310134A (zh) * | 2013-09-05 | 2015-01-28 | 尹一植 | 电梯的紧急呼叫装置及紧急运行方法 |
| WO2015034191A1 (ko) * | 2013-09-05 | 2015-03-12 | Yoon Il Shik | 엘리베이터의 비상콜 장치 및 이에 의한 비상운전방법 |
| JP2017132601A (ja) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | セコム株式会社 | 昇降機、昇降機の制御方法及び警備システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |