JPH08118839A - 製本の際の接着剤塗布方法 - Google Patents

製本の際の接着剤塗布方法

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JPH08118839A
JPH08118839A JP6127535A JP12753594A JPH08118839A JP H08118839 A JPH08118839 A JP H08118839A JP 6127535 A JP6127535 A JP 6127535A JP 12753594 A JP12753594 A JP 12753594A JP H08118839 A JPH08118839 A JP H08118839A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製本工程中に、接着剤を本の背に塗布する技
術、特に、製本接着剤としてポリウレタン接着剤を塗布
する方法の提供。 【構成】 ポリウレタン接着剤(PUR)20が製本用
のクレープ部分120を本ブロック10に取り付け、熱
溶融型糊が該クレープ部分120を本カバー140に取
り付ける製本方法及び装置が開示される。PUR供給装
置は、ポリウレタン接着剤供給ローラ12に隣接して配
置された傾斜したトラフ22を備えている。ポリウレタ
ン接着剤供給源16がポリウレタン接着剤20を該トラ
フの傾斜面上に供給し、ポリウレタン接着剤20はトラ
フの前縁22aとローラとの離間距離を関数として該ロ
ーラ12上に定量供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製本工程中に、接着剤
を本ブロックの背に塗布する技術、特に、製本接着剤と
してポリウレタン接着剤を塗布する技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタン接着剤は、製本用接着剤と
して望ましいものである。該ポリウレタン接着剤は、硬
化して、フィルムを形成し、該フィルムは本ブロックの
背に露出される頁の端縁に強固に接着するが、柔軟性が
あり、本を容易に開けることを許容する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】製本時にポリウレタン
接着剤(PUR)を使用する場合、幾つかの問題が生ず
る。即ち、材料が大気中の水分に露呈されると、該材料
は硬化する、即ち、架橋結合し、従来の熱溶融型製本用
接着剤の場合とは異なり、液体の形態に戻ることが出来
ない。典型的に、接着剤は、ローラを使用して本ブロッ
クの背に塗布される。該ローラは、ある量の液体接着剤
を保持する皿内に浸漬される。接着剤は、ローラ表面に
粘着し、該ローラ頂部の上方を通過する本ブロックに移
される。本ブロックがローラ頂部を通過し、ローラ頂部
に接触すると、本ブロックの背がローラ表面から接着剤
を受け取る。
【0004】このローラを接着剤中に浸漬させる方法
は、塗布され、加熱することにより液体の形態に戻る従
来の熱溶融型製本用接着剤に適用することが出来る。こ
の方法は、又、工程が中断されない限り、即ち、液体P
UR浴が連続的にローラに付与され、次に、架橋結合が
生じる前に本ブロックの背に塗布され、更に、液体PU
R浴が連続的に補充される限り、PUR接着剤にも有効
である。しかし、この工程が中断されると、PUR液体
は硬化し始める。短時間の内に、ローラ上及び皿内のP
URは、大気中の水分に露呈されて硬化し始める。PU
Rの場合、この硬化は、不可逆的である。従って、製本
工程を再開する前に、ローラ及び皿からPURを除去し
なければならない。これは、時間がかかりかつ極めて望
ましくない作業であるが、従来、製本時にPURを使用
する場合に避けられないものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の好適な実施例に
おいて、テフロン(登録商標)被覆ローラが使用される
が、従来の方法の皿は使用しない。その代わり、ローラ
に隣接して配置された下方端縁を有する傾斜した樋状部
材(トラフ)がPURをローラ上に定量供給する。この
トラフは、その前縁及びローラ表面上に定量供給スリッ
トを形成する。液体PURは(例えば、送り管により)
トラフ上に供給され、トラフ内を下方に流動し、定量供
給スリットを通り、ローラ上に達する。PURは、ロー
ラが回転するとき、本ブロックの背に搬送される側と反
対側の下方でローラ表面に粘着しかつPURを補充す
る。トラフは、枢動させてその前縁をローラ上に駆動し
たり定量供給を停止させたりすることが出来る。
【0006】トラフは、例えば、6−10個の本ブロッ
クといった少数の本ブロックを被覆するのに十分な量の
PURを保持すればよい。運転停止が必要な場合、限ら
れた数の本ブロックを通じて更に工程を実行し、PUR
の供給分を使い切るか、又は余分なPURを単に、別個
の容器に除去する。PUR除去の問題は完全には解消さ
れるわけではないが、著しく軽減され、時間及び材料を
顕著に節減することが出来る。
【0007】本発明の別の特徴によれば、製本時にPU
R接着剤を使用することは、本ブロックと製本クレープ
との境界部に熱溶融型空隙用糊を使用することで、一層
効果的となる。
【0008】
【実施例】本発明は、以下の詳細な説明及び添付図面を
参照することにより、一層良く理解されよう。
【0009】図1には、本発明による製本機械のポリウ
レタン接着剤(PUR)供給部分が示してある。本発明
の好適な実施例は、ミューラ・マーティニ・30クランプ
・スター・パーフェクトバインダ(Muller Martini 30 Cl
amp Star Perfect Binder)に具体化される。図1乃至
図4に示したPUR供給装置は、その本の背に対する熱
溶融型接着剤塗布ステーションに代えて、該ミューラ製
本機械に組み込むことが出来ることが理解されよう。該
ミューラ製本機械は、独立的に取り付けられかつモジュ
ールに互換可能である多くの構成要素を備えている。故
に、本明細書のPUR供給装置の開示内容に基づき、か
かるPUR供給装置をミューラ・マーティニ・パーフェク
ト製本機械又はその他の製本機械に組み込むことは、製
本技術分野の当業者の能力の範囲内であることが更に理
解されよう。
【0010】図1において、本ブロック10は、テフロ
ン(登録商標)被覆PURローラ12を横断して図1の
左方向から右方向に走行する。ローラ12は、本ブロッ
ク10がローラ12上を通るとき、本ブロック10の背
14に供給し得るようにPURを担持する。PUR源1
6は、ローラ12に隣接して配置された前縁22aを有
する傾斜トラフ22上にPUR20を供給する出口ノズ
ル18を備えている。前縁22aは、ねじ27でトラフ
22の本体に取り付けられた交換可能なテフロン(登録
商標)被覆摩耗板25により画成される。トラフ22の
背板22bが機械内に略垂直に着座し、ねじ23により
トラフ22の後部に取り付けられる。背板22bは、P
UR源16のノズル18を受け入れかつPUR20をト
ラフ22の傾斜した上面に供給するのを許容する特大寸
法の切欠き部22cを備えている。背板22bは、PU
R22がトラフ22の頂端縁22dを越えてオーバフロ
ーするのを阻止する。次に、PUR20は、重力によっ
てノズル18からトラフ上に流動し、前縁22aまで下
方に流動し、ローラ12に接触する。PUR20は、前
縁22aとローラ12との間の分離距離を関数として、
ローラ12上に定量供給される。
【0011】両端を閉じた空気圧シリンダ24は、トラ
フ22を枢動させることにより、トラフ22の前縁22
aとローラ12との間の間隔を制御する。トラフ22
は、ねじ26により支持ロッド28に取り付けられる。
該支持ロッド28は、参照符号30で示すように、支持
ロッド28の軸線を中心として枢動可能なように軸受機
構96(図3)により回転可能に取り付けられる。前縁
22aは、シリンダ24の作用により、ローラ12に接
近しかつ該ローラ12から離れる。空気圧シリンダ24
は、その上方ピストン端24aにてピン32に枢動可能
に取り付けられ、該ピン32は、トラフ22の下側でブ
ロック22e(図1にその1つのみ図示)内に枢動可能
に取り付けられる。又、シリンダ24の本体は、製本機
械のフレーム部分(図1に図示せず)に枢動可能に取り
付けられる。シリンダ24の末端の下方ピストン端24
bは、ブロック38の傾斜面37に向けて下方に伸長す
る。Uリンク34がピストン端24b上に螺合可能に取
り付けられ、その上に軸受組立体35を支持する。軸受
組立体35の外側レース35aは、シリンダ24をブロ
ック38に向けて作動させたとき、ブロック38の傾斜
面37に係合する。ブロック38は、又、該キャリッジ
板39の上に取り付けられ、該キャリッジ板39は又ラ
ック歯車40を担持する。該キャリッジ板39、従っ
て、ブロック38及びラック歯車40は、製本機械上に
摺動可能に取り付けられる。
【0012】図1及び図2を参照すると、歯車組立体4
1は、ラック歯車40、40′を介してキャリッジ板3
9を摺動させ、ブロック38を空気圧シリンダ24に対
して正確に位置決めする。入力シャフト43(図2)が
第1の歯車42に接続し、該第1の歯車42は、ラック
係合歯車48に係合する内歯車46をシャフト47を介
して支持するより大きい第2の歯車44に係合する。接
続シャフト47は、フレームの側壁49に回転可能に取
り付けられ、第1の歯車46を歯車組立体41bの同様
の歯車46′に接続する。次に、歯車組立体41bの歯
車46′は、第2のラック係合歯車48′に接続する。
又、第2のラック歯車40′は、歯車48′が係合可能
なように摺動可能なキャリッジ板39に取り付けられ
る。これにより、該キャリッジ板39は、歯車組立体4
1の作用の下、フレームの側壁49の間を均一に動く。
【0013】入力歯車42が回転すると、歯車組立体4
1aの歯車列44、46、48及び歯車組立体41bの
歯車列46′、48′が図1及び図2に参照符号50で
示すように、ラック歯車40及び40′を左方向及び右
方向に動かす。入力歯車42の歯数32、より大きい歯
車44の歯数144、歯車46、46′の各々の歯数は
36であり、ラック係合歯車48、48′の各々の歯数
は90である。
【0014】好適な実施例において、入力歯車42は、
270°の回転範囲内で手操作で調節し、空気圧シリンダ
24に対するブロック38の位置を選択し、PUR20
をローラ12上に選択的に定量供給し得るようにする。
より具体的には、ブロック38をシリンダ24に向けて
動かすことにより、ピストン端部24bの行程距離が制
限される。その結果、端縁22aがローラ12から動く
距離は、ブロック38がシリンダ24から離れるときに
動く距離よりも短くなる。好適な実施例において、入力
シャフト43が270°の角度で動くため、前縁22aが
ローラ12に対して枢動する全体的動作範囲は、0.125
mm(1/8インチ)程度である。しかし、この範囲内
で、歯車組立体41は、PUR20をローラ12に塗布
するための高精度の定量供給を可能にする。
【0015】作動中、空気圧シリンダ24を作動させ、
前縁22aを引き寄せ、ブロック38の位置により規定
される最大距離までローラ12から離す。この調節によ
り、前縁22aとローラ12との間の間隔、従って、空
気圧シリンダ24を作動させたときにローラ12に塗布
されるPUR20の量が決まる。前縁22aは、作動
中、後退位置のままにし、PUR20がローラ12の上
に連続的に定量供給されるようにしてもよい。しかし、
空気圧シリンダ24は、間欠的に作動させ、前縁22a
をローラ12に押し付け、PUR20のローラ12への
定量供給を制御可能に停止させることも出来る。本ブロ
ック10の速度を監視しかつ本ブロック10の長さを把
握することにより、空気圧シリンダ24のタイミングを
合わせ、本ブロック10がローラ12の上方を通過する
ときにローラ12上に所定の量のPUR20が分配され
るようにすることが出来る。この点に関し、本ブロック
10の頂部及び底部の0.0625 mm(1/16インチ)部分
には、PUR20を塗布しないことが望ましい。従っ
て、空気圧シリンダ24によりトラフ22がローラ12
から離脱されている間にローラ12が回転する円周距離
は、本ブロック10の長さに等しく、望ましくは、該長
さから0.125 mm(1/8インチ)差引いた値となるよう
にし、ブロック10が通過するとき、接着剤が本の背1
4に適当に供給されるように位置決めする。
【0016】図1を参照すると、本ブロック10がロー
ラ12の上方を通るとき、PUR20aがその背14に
塗布される。ローラ12から下流に配置され、ローラ1
2の回転方向と反対方向に動くテフロン(登録商標)被
覆の逆回転ローラ60が余分なPUR20aを本の背1
4から除去し、最終の定量供給工程を行う。傾斜した掻
き取りブレード62(ローラ12、60の中間に設けら
れる)がローラ60に係合し、本の背14から回収した
PUR20aをローラ60から除去する。掻き取りブレ
ード20は、トラフ22の上方に静止し、PUR20a
をトラフ22上のPUR20の本体に戻す。逆回転ロー
ラ60は、参照符号61で示すように、本ブロック10
の経路に対し垂直方向に配置可能であり、PUR20b
を本の背14の上に正確に最後の定量供給を行う。逆回
転ローラ60は、典型的に、本の背14から0.2032 m
m乃至0.381 mm(0.008インチ乃至0.015インチ)の範
囲内に配置されており、これにより、本ブロック10が
PUR供給工程から出たとき、PUR20bの薄膜が本
ブロック10の背14の上に残る。
【0017】PUR20の温度は、過早の架橋結合を阻
止しかつ危険な副産物が作業環境中に混入するのを阻止
し得るように十分な温度に維持することを要する。この
ため、トラフ22は、ヒータ装置71を受け入れる穴7
0を備えており、これにより、トラフ22上に位置する
PUR20は所望の温度に維持される。更に、ローラ1
2、60は、同様に、所望の温度に維持された加熱ロー
ラである。PUR源16は、その所望の温度でPUR2
0をトラフ22に供給する。PUR20は、230乃至250
°Fの範囲内で一定の温度に維持することを要する。こ
の温度が250°F以上に上昇した場合、有害なガス排出
物が発生する。PUR20をこの温度範囲に維持するこ
とにより、PUR20が露呈される水分量を著しく制限
し、その結果、PUR20の望ましくない過早の架橋結
合を回避することが出来る。更に、トラフ22上に位置
するPUR20の本体に乾燥空気又は窒素を導入するた
めの乾燥空気又は窒素供給源72を設け、PUR20を
大気中の水分から更に隔離することが出来る。
【0018】PUR20を製本用接着剤として機能させ
るときの第2の考慮事項は、製本機械の頻繁な運転中止
である。架橋結合が、一旦開始したならば、PUR20
を機械から除去することは困難であるため、頻繁な運転
中止はPUR20を使用するときに重大な問題となる可
能性がある。トラフ22をPUR供給装置内で使用する
ためには、任意の所定の時間に少量のPUR20があれ
ばよいことになる。より具体的には、トラフ22は、僅
かな数の本ブロック10、例えば、僅か6−10個の本
ブロック10に塗布するのに十分な量のPUR20を保
持すれば足りる。これに反し、PURを供給する従来の
方法は、分配ローラを浸漬させるために極めて多量のP
URを保持していた。このように、特に、PUR源16
を最初に運転停止させ、幾つかの追加の本ブロック10
を処理して、トラフ20上にあるPUR20の供給分を
消費する本発明によれば、PURの除去作業は最小で済
む。
【0019】トラフ22内のPUR20の量を監視する
ため、異なる温度検出方法が採用される。下方センサ8
0は、トラフ22に近接させて配置される一方、上方温
度センサ82は、トラフ22よりも更に上方に位置す
る。制御装置が、これらセンサ80、82からの出力を
監視し、トラフ22内のPUR20の量が十分に少なく
なり、PUR源16の作動を必要とするとき、即ち、更
なるPUR20を供給すべきときを判断する。センサ8
0の温度出力が温度センサ82の出力よりも大きい場
合、制御装置は、温度センサ80はPUR20内に浸漬
されており、温度センサ82はPUR20内に浸漬して
いないと判断する。次に、温度センサ80、82が略等
しい出力となるまで、即ち、両方の温度センサ80、8
2がPUR20の本体内に浸漬されるまで、更なるPU
R20がトラフ22上に分配される。
【0020】図3は、PUR源16、及び逆回転ローラ
60を省略した、図1の線3−3に沿った図1の製本機
械の端面図である。
【0021】図3において、左側歯車組立体41a及び
右側歯車組立体41bは、キャリッジ板39を動かし得
るようにその間に接続シャフト47(切り欠いて図示)
が配置された状態で示してある。キャリッジ板39の底
面94は、キャリッジ板39を適当に動かし得るように
製本機械のフレーム96と低摩擦状態に接触する。図3
には又、空気圧シリンダ24及びブロック38、並びに
ブロック22eの双方を中央に配置し、ピン32をトラ
フ22の下面に支持する状態が示してある。又、図3に
は、シャフト28を回転可能に支持しかつトラフ22を
枢動可能に支持するのを許容し得るように側壁100に
設けられた軸受取り付け具96が更に示してある。
【0022】空気圧シリンダ24の本体は、ねじ98に
より支持シャフト99に取り付けられる。該支持シャフ
ト99は、壁100に設けた軸受取り付け具97を介し
て側壁100により回転可能に支持される。支持シャフ
ト99(図3に切欠いて図示)は、Uリンク34及び軸
受組立体35が通り、ブロック38に係合するのを許容
する穴95を備えている。
【0023】側壁100の相対的間隔は、図3に一方の
み図示した筋かいシャフト101により維持される。し
かし、側壁100の間の離間しかつ対向した状態を適当
に維持するためには、かかる複数の筋かいシャフト10
1が必要であることが理解されよう。
【0024】側壁100の内面、即ち、対向面100a
は、テフロン(登録商標)被覆保持壁102を担持す
る。該保持壁102は、トラフ22の外端縁22fに当
接し、該トラフ22の傾斜面に着座するPUR20の本
体を保持する。これにより、保持壁102の対向面10
2aは、作動中にトラフ22が枢動するとき、トラフ2
2の端縁22fに摺動可能に係合する。
【0025】図4は、図3の線4−4に沿った側面図で
あり、側壁100、保持壁102及びPURローラ12
間の相互接触を示す。より具体的には、側壁100の前
縁100b及び保持壁102の前縁102bは、それぞ
れ、PURローラ12の曲率半径に等しい曲率半径であ
る。該前縁102bは、ローラ12に係合し、保持ロー
ラ102とPURローラ12との間の境界部を密封し、
トラフ22上に着座するPUR20の本体を適当に保持
する。保持壁102の前縁102bは、前縁102bの
摩耗を許容し得るように該前縁102bを越えて約2.54
mm(1/10インチ)伸長する。
【0026】側壁100及び保持壁102は、作動中に
保持壁102の前縁102bが摩耗するのに伴い、側壁
100及び保持壁102の組立体をローラ12に向けて
動かし得るよう調節可能に位置決めすることが出来る。
より具体的には、取り付けシャフト106(図1乃至図
3では省略)が側壁100及び保持壁102を通って伸
長し、側壁100及び保持壁102を図4に示す方向1
08に進ませる。調節ブロック110は、製本機械の主
フレーム(図示せず)上に取り付けられ、螺着した調節
ねじ112がブロック114に圧接し、取り付けシャフ
ト106をローラ12に向けて付勢させる。従って、ね
じ112を操作することにより、側壁100及び保持壁
102は、ローラ12に向けて前進し、保持壁102の
前縁102bの摩耗に対応する。
【0027】図5は、図1に示すようにPUR20bを
塗布した後の本ブロック10の端面図である。図5にお
いて、クレープ120は、PUR20bが塗布された本
の背14に接触される。クレープ120と本ブロック1
0との係合は、従来の方法、即ち、クレープ120が矢
印153で示す方向に向けて、本の背14に供給される
マルステーションにて行われる。
【0028】図6には、クレープ120に取り付ける本
カバー140の作製状態が示してある。図6において、
カバー140は、熱溶融型糊押出しガン144に対する
方向142に搬送され、カバーの背部分150付近でカ
バー140の内面148に沿って糊が帯状体146に付
与される。好適な実施例において、糊帯状体146は、
ビード、即ち円形に押出した形態ではなく、帯状の押出
し体を提供し得るように改造したスロータバック(Slau
tterback)KB30溶融装置を使用して、本カバー14
0に付与される。より具体的には、該スロータバック溶
融装置は、ノズルを交換して改造されており、ここで、
交換ノズルは、幅約2.54 mm(0.100インチ)、高さ0.
254 mm(0.010インチ)の帯状の押出し体を形成する
スリット穴を備えている。熱溶融型糊の帯状体146に
許容可能な材料は、ナショナル・スターチ・アンド・ケ
ミカル・カンパニー(National Starch and Chemical C
ompany)から製品番号70−3136として市販されて
いる。熱溶融型糊の帯状体146は、クレープ120の
外端縁152(図5)に係合し得るように配分される。
【0029】図7及び図8には、カバーニップステーシ
ョンにおける本ブロック10と、クレープ120と、カ
バー140との組立体が示してある。図7において、カ
バー140が糊帯状体146を介してクレープ120に
取り付けられる。該クレープ120は、本の背14に予
め塗布したPUR20bにより本ブロック10に取り付
けられる。本ブロック10、クレープ120及びカバー
140の組立体は、基板160に着座する。矢印164
で示すように、一対の側板162が該組立体に向けて横
方向内方に動く。側板162がカバー140に係合する
と、カバー140及びクレープ120は、図8に示すよ
うに、本ブロック10の周囲で折り畳まれる。この工程
中、熱溶融型糊の帯状体146がクレープ120及びカ
バー140を結合し、製本工程を完了させる。次に、該
組立体をニップステーションから除去し、最終的に硬化
させることが出来る。
【0030】図9は、図1乃至図4に示したPUR供給
装置の工程制御を示すブロック図である。図9におい
て、歯車190は、本ブロック10を搬送する製本機械
の部分の一部である、即ち該部分に機械的に結合され
る。歯車190の回転速度を利用して、本ブロック10
の速度を得る。歯車192は、歯車190に機械的に結
合され、故に、製本機械を通る本ブロック10の速度に
従って回転する。パルス発生装置194は、歯車192
を担持するシャフト196に結合する。これにより、パ
ルス発生装置194は、本ブロック10の速度を示すパ
ルスデータ198を提供する。該パルスデータ198
は、本の速度計算ブロック200に送られ、該ブロック
200がパルスデータ198を速度データ202に変換
する。本ブロック10の経路付近に配置された光センサ
204が、所定の時間における本ブロック10の所定の
位置を示す、位置データ206を提供する。これら位置
データ206及び速度データ202は工程制御ブロック
208に送られる。
【0031】速度データ202及び位置データ206を
基にし、又、本ブロック10の速度が一定であると仮定
して、その後の任意の所定の時点における本ブロック1
0の位置を求めることが出来ることが理解されよう。工
程制御装置208が所定の時点における本ブロック10
の位置を検出し得るため、工程制御装置208は、空気
圧シリンダ24の作動を適当に制御するのに十分な情報
が得られる。より具体的には、工程制御装置208は、
トラフシリンダ弁制御ブロック212に制御信号210
を送る。上述のように、PUR20(図1)は本の背1
4の所定の部分に付与することが望ましい。具体的に
は、PUR20は、本の背14の最初及び最後の1.5875
mm(1/16インチ)の長さ部分は除いて、本の背14
の全長に配置される。工程制御装置208は、空気圧シ
リンダ24を適当に作動させ、前縁22a(図1)を引
き寄せてローラ12から離し、これにより、ローラ12
上のPURの先端部分は本ブロック10の先端部分に一
致する。更に、工程制御装置208は、ローラ12上の
PUR20の後縁が本ブロック10の後端に一致すると
き、空気圧シリンダ24を作動させ、前縁22aを駆動
して戻し、ローラ12に接触させる。このようにして、
PUR20は、本の背14の最初及び最後の1.5875 m
m(1/16インチ)の部分を除いて、本の背14に所望通
りに供給される。
【0032】工程制御装置208はPURローラ12の
速度を更に制御する働きをする。より具体的には、工程
制御装置208は、速度データ202を利用して、PU
Rローラ速度制御ブロック216に送られる制御信号2
14を提供する。該速度制御信号214は、ローラ22
の回転速度に対応する速度にてPURローラ12を回転
させる。より具体的には、ローラ12の回転速度と本ブ
ロック10の直線速度との間にオーバスピン関係を提供
することが有利であることが判明した。
【0033】工程制御装置208は、本ブロック10の
直線速度に対するローラ12の所望のオーバスピンに対
応するオーバスピン入力218を受け取る。典型的に、
ローラ12のオーバスピンは本ブロック10の直線速度
を3%以内の範囲で上廻るようにする。このように、工
程制御装置208は、本の速度計算ブロック200から
の速度データ202及びオーバスピン入力218を受け
取り、PURローラ速度制御ブロック216に送られる
適当な速度制御信号214を発生させる。このようにし
て、PURローラ12は、本ブロック10の走行に対し
て所望のオーバスピン速度にて作動させることが出来
る。
【0034】又、工程制御装置208は、ローラ12の
温度情報を受け取る。より具体的には、ローラ12の温
度検出ブロック220及び及びローラ60の温度検出ブ
ロック222が工程制御装置208に対してそれぞれ、
ローラ12、60の現下の温度を知らせる。次に、工程
制御208は、ローラ12、60の現下の温度を該ロー
ラ12、60の所望の温度と比較し、ローラ12の温度
制御ブロック224及びローラ60の温度制御ブロック
226に対し適当な出力信号を付与する。同様に、トラ
フ22の温度は、トラフ22の温度センサ228を介し
て所望の温度に維持され、該センサ228は、トラフ2
2の現下の温度を工程制御装置208に送り、工程制御
装置208からの対応する出力信号をトラフ22の温度
制御230に送る。ローラ12、60及びトラフ22の
温度制御は、従来のフィードバック制御ループ状に行い
得ることを理解すべきである。
【0035】上述のように、トラフ22上に維持される
PUR20の量は、異なる温度検出方法により制御され
る。従って、温度センサ80のブロック232及び温度
センサ82のブロック234が温度センサ80、82か
らのそれぞれの現下の出力を報告する。次に、工程制御
装置208は、PUR供給源16の制御ブロック236
に対し、トラフ22上のPUR20の量を適当に維持す
る出力信号を付与する。より具体的には、ブロック23
2がブロック234よりも高温であると報告する場合、
工程制御装置208はブロック236をしてPUR供給
源16を作動させ、更なるPUR20をトラフ22上に
供給し、センサ82がセンサ80と略等しい温度を報告
するときまでその供給を継続する。
【0036】上述の方法でPUR接着剤を使用すること
は、製本分野における一つの進歩であることが確認され
た。この点に関し、PUR接着剤は、クレープ120を
本の背14に完全に固着するのに十分であるようにして
ある。その結果得られる本の構造体は、通常の使用に対
し極めて堅牢である。しかし、その前の裁断工程に起因
する本ブロック10の形状のため、本の背14の端縁及
びクレープ120領域内にPURを完全に一体化させる
ことは困難である。その結果、本ブロック10とクレー
プ120との間には、望ましくない空隙が存在すること
がある。本ブロック10とクレープ120とを更に接着
する必要はないが、形成される本の見栄えを良くするた
め、この空隙は閉じることが望ましい。
【0037】図10には、上述のようにPURの塗布後
で、クレープ120の取り付前に空隙用糊300を本ブ
ロック10に塗布する状態が示してある。図10におい
て、本ブロック10の丸味を付けた端縁302は、本ブ
ック10を形成するときに裁断ブレードが係合すること
で形成される。該丸味を付けた端縁302と反対側の本
ブロック10の広がり端縁304は、裁断ブレードが係
合しないために形成される。上述のように、クレープ1
20を取り付けたとき、丸味を付けた端縁302は、P
URを完全に受け入れず、クレープ120と本ブロック
10の丸味を付けた端縁302との境界部には空隙が形
成される。この空隙は、クレープ120の取り付け前
に、丸味を付けた端縁302に沿って空隙用糊300を
塗布することにより解消される。
【0038】このように、ミューラ・マーティニ製本機
械に具体化されるように、本ブロック10は、上述のP
UR供給装置における工程の後、ミューラ・マーティニ
側部糊付け機306を経て進む。該側部糊付け機306
は、好適な実施例において、製品名UNI−FLEX及
び製品番号34−1207として販売されているナショ
ナル・スターチ・アンド・ケミカル社の熱溶融型糊を空隙
用糊300として保持する加熱したタンク308を備え
ている。約45°傾斜させた回転軸線を有する加熱ローラ
310がタンク308の糊300内に着座し、駆動歯車
310の回転に応答して回転する。このミューラ・マー
ティニによる側部糊付け機306の構造及び作用の詳細
は公知であり、ここではこれ以上、詳細に説明しない。
ローラ310の外周は、幅約1mmの平坦部分314を
形成し、本ブロック10の丸味を付けた端縁302に糊
300を供給する。同様の側部糊付け機306を利用
し、本ブロック10の広がった端縁304に糊を塗布す
ることも出来るが、本ブロック10の広がった端縁30
4に対する空隙用糊300の必要量は少ない。
【0039】図11には、上述のように側部糊付け機3
06を使用し、クレープ120を取り付けた後の本ブロ
ック10及びクレープ120の完成した組立体が斜視図
で示してあり、本の表紙カバー320が開放し、クレー
プ120と丸味を付けた端縁302との境界部322が
露出している。図11において、上述の方法で空隙用糊
300を付与することにより、形成される本構造体は、
境界部322に空隙がなく、良好な構造の本の望ましい
外観が得られる。
【0040】本発明の好適な実施例について図示しかつ
説明したが、特許請求の範囲に記載した本発明の範囲及
びその均等物から逸脱せずに、本明細書に図示した実施
例に対する幾多の変形例が可能であることが理解されよ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】製本工程中にポリウレタン接着剤(PUR)を
本の背に塗布する部分を示す、製本機械の側面図であ
る。
【図2】ローラ上に定量供給されるPURの量を調節す
る製本機械の歯車組立体の立面図である。
【図3】明確にするため、図1で省略された部分を示
し、及び図1に示した部分を省略した、図1の線3−3
に沿った製本機械の端面図である。
【図4】明確にするため、図1で省略した機械の部分を
示す、図1の機械と同様の側面図である。
【図5】図1乃至図4に示す本ブロックに塗布されたP
URを使用してクレープと本ブロックとを結合する状態
を示す図である。
【図6】図4のクレープ及び本ブロックに接着するた
め、本発明に従い熱溶融型糊を本カバーに塗布した状態
を示す図である。
【図7】本ブロック、クレープ及び本カバーの最終的な
組立体を示す図である。
【図8】本ブロック、クレープ及び本のカバーの最終的
な組立体を示す図である。
【図9】図1乃至図4に示したPUR供給装置に関係す
る工程制御を示すブロック図である。
【図10】PUR接着剤の使用に関して望ましい空隙用
糊を塗布する側部糊付け機を示す図である。
【図11】図10の側部糊付け機の使用後の完成した本
ブロック及びクレープを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 本ブロック 12 ローラ 14 本ブロックの背 16 PUR供
給源 18 出口ノズル 20 PUR
(ポリウレタン接着剤) 22 トラフ 22a トラフ
の前縁 22b トラフの背板 22c 切欠き
部 22d トラフの頂端縁 22e ブロッ
ク 22f トラフの外端縁 23 ねじ 24 空気圧シリンダ 24a 上方ピ
ストン端 24b 下方ピストン端 25 摩耗板 26 ねじ 27 ねじ 28 支持ロッド 32 ピン 34 Uリンク 35 軸受組立
体 35a 軸受組立体の外側レース 37 ブロック
の傾斜面 38 ブロック 39 キャリッ
ジ板 40 ラック歯車 41 歯車組立
体 41a 左側歯車組立体 41b 右側歯
車組立体 42 第1の歯車 43 入力シャ
フト 44 第2の歯車 46 内歯車 47 接続シャフト 48 ラック結
合歯車 49 フレームの側壁 60 逆回転ロ
ーラ 62 掻き取りブレード 70 穴 71 ヒータ装置 72 窒素供給
源 80 温度センサ 82 温度セン
サ 94 キャリッジの上面 95 穴 96 フレーム 97 軸受取り
付け具 98 ねじ 99 支持シャ
フト 100 側壁 100a 側壁
の対向面 101 筋かいシャフト 102 保持壁 102a 保持壁の対向面 102b 保持
壁の前縁

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の直線速度で製本機械中を移動する
    本ブロックに接着剤を塗布する方法であって、 前記製本機械に、前記本ブロックが通過する通路として
    位置決めされた接着剤供給ローラを含む接着剤塗布装置
    を取り付けることと、 前記ローラを、前記本ブロックの前記直線速度と適合す
    る所定の回転速度であるが同所定の回転速度から選択さ
    れた偏差量だけ偏差した回転速度にほぼ対応するが選択
    された回転速度で作動させることと、からなる方法。
  2. 【請求項2】 前記選択された偏差量によって、前記所
    定の回転速度に対する前記選択された回転速度のオーバ
    スピン関係が達成される、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記オーバスピンの関係が3%以下の範
    囲である、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記接着剤がポリウレタン接着剤であ
    る、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記製本機械に適用されるセンサによっ
    て前記本の直線速度を検知することと、 前記検知工程の関数として本の速度信号を発生すること
    と、 速度偏差信号と組み合わせてローラ回転速度制御に前記
    本の速度信号を適用することと、及び前記本の速度信号
    及び前記速度偏差信号の関数として前記ローラ速度制御
    に応答して前記ローラを作動させること、の各工程を更
    に含む、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 本の背部分にポリウレタン接着剤を塗布
    する方法であって、 傾斜せしめられ、加熱され、前縁を加熱された円筒形の
    ローラと平行に位置決め可能なトラフの上面に、限定さ
    れた量の前記接着剤を維持することと、 前記ローラを、前記本の背部分の直線速度にほぼ対応す
    るが選択された偏差量だけ同直線速度から偏差させた回
    転速度で回転させて、同ローラ上の接着剤の前記限定さ
    れた量を、前記前縁と前記ローラの表面との間の空間の
    関数として測定することと、及び前記本の背部分を前記
    ローラを横切って通過させて前記接着剤を同本の背部分
    に移すことと、からなる方法。
  7. 【請求項7】 前記回転速度が前記直線速度に適合する
    所定の回転速度より速い速度である、請求項6に記載の
    方法。
  8. 【請求項8】 前記回転速度が3%以下の量だけ前記所
    定の回転速度よりも速い、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記検知工程が、製本機械の駆動歯車の
    回転速度と同回転速度から推定される本の直線速度に応
    答して行われる、請求項6に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記製本機械に適用されるセンサによ
    って前記本の直線速度を検知することと、 前記検知工程の関数として本の速度信号を発生させるこ
    とと、 速度偏差信号と組み合わせてローラ速度制御に前記本の
    速度信号を適用することと、 前記本の速度信号と前記速度偏差信号との関数として前
    記ローラ速度制御に応答して前記ローラを作動させるこ
    とと、の各工程を更に含む、請求項6に記載の方法。
  11. 【請求項11】 本の背部分にポリウレタン接着剤を塗
    布する方法であって、 多量の前記ポリウレタン接着剤
    を維持することと、 接着剤塗布ローラを前記多量の接着剤と接触状態に維持
    することと、 前記本の背部分を前記接着剤塗布ローラによって及び当
    該ローラと接触させて通過させることと、 前記接着剤塗布ローラを、前記ローラと前記本の背部分
    との間に、前記本の背部分が動く方向において前記本の
    背部分と接触している前記ローラの部分を前記本の背部
    分よりも速く動かせるようなオーバスピンの関係を提供
    するような回転速度で回転させることと、からなる方
    法。
  12. 【請求項12】 前記本の背部分と接触している前記ロ
    ーラの部分が、前記本の背部分の移動方向において前記
    本の背部分よりも3%以下の範囲でより速く移動する、
    請求項11に記載の方法。
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