JPH081180B2 - ベーンロータリーコンプレッサー - Google Patents

ベーンロータリーコンプレッサー

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JPH081180B2
JPH081180B2 JP4213209A JP21320992A JPH081180B2 JP H081180 B2 JPH081180 B2 JP H081180B2 JP 4213209 A JP4213209 A JP 4213209A JP 21320992 A JP21320992 A JP 21320992A JP H081180 B2 JPH081180 B2 JP H081180B2
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JP
Japan
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vane
compression chamber
rotary compressor
auxiliary
vanes
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洋司 内山
謙三 星野
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Central Research Institute of Electric Power Industry
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Central Research Institute of Electric Power Industry
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/46Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with organic materials

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧縮室内をロータに設け
られた出入り自在なベーンによって仕切るベーンロータ
リーコンプレッサーに関する。更に詳述すると、本発明
は、等温圧縮に近い状態を実現するベーンロータリーコ
ンプレッサーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のベーンロータリーコンプレッサー
は、図3に示すように、ベーンを備えたロータ101と
これを収容するステータ102及び潤滑油供給手段10
3とから構成されている。ロータ101は放射状の溝1
05内に出入り自在に収容されたベーン104を遠心力
によって突出させステータ102の内周壁面106に当
接して摺動させるように設けられている。このロータ1
01はステータ102に対して偏心させて組合され、そ
れらの間に空間を構成している。そして、空間が最も広
がる所に吸気口107を開口すると共にロータ回転方向
の最も空間が狭まる所に排気口108が開口されてい
る。ステータ102とロータ101及びベーン104と
の間で区画される空間(圧縮室という)109はロータ
101の回転に伴ってベーン104が例えば時計回転方
向に回転するに従って漸次狭まり空気を圧縮する。そし
て、排気口108の近くに潤滑油を圧縮室109内に注
入する潤滑油供給手段103が設けられている。この潤
滑油供給手段103は、排気口108と連通するオイル
溜め室110と、オイル回収用のフィルター112を備
える気液分離器113と、オイル溜め室110とステー
タ102のオイル噴射口114とを連通する冷却器を兼
ねたチューブ115とから構成され、コンプレッサーの
吐出圧によってオイル溜め室110のオイル116を圧
縮室109内に噴射するようにしている。オイル噴射口
114は排気口108の近傍の高圧側に設けられ、ベー
ン104とステータ102の内周壁面106との間の摩
擦抵抗を小さくするようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このベ
ーンロータリーコンプレッサーは、断熱圧縮のため消費
動力が大きくなる。
【0004】そこで、圧縮室109内に冷却用の流体例
えばオイルを注入して冷やしながら圧縮する等温圧縮を
考えた。しかしながら、図3に示す従来のベーンロータ
リーコンプレッサーにおいて供給する油量を潤滑に必要
な量以上に単純に増大しても、理論的な等温圧縮時の消
費動力よりもはるかに大きな動力を必要とすることが本
発明者等の実験によって分かった。
【0005】これは従来のベーンロータリーコンプレッ
サーによると、図4の(A)〜(C)に示すように、ベ
ーン104とベーン104の間で仕切られる圧縮室10
9が大きいため、吐出圧に達するよりもかなり前にその
圧縮室109の端が排気口108にかかり、気液分離室
113内の圧縮空気が圧縮室109内に逆流してしまう
現象が起きていた。このとき、僅かに開いた部分から気
液分離室113内の空気が圧縮室109に逆流するため
空気が自由膨張し圧力を下げる。そこで、残りの圧縮工
程で更にこれを吐出圧まで昇圧してから気液分離室11
3に押し戻す必要がある。このため、等温圧縮を実現す
るに十分な油量を供給しても実際には排気口108の近
傍で自由膨張を起こして等温圧縮とはならないし、2重
の圧縮仕事を必要とする問題がある。このため、例えば
吐出空気の実測温度及び理論計算から各種損失を含んで
消費動力を計算した場合、4.5kw程度となるはずの
ベーンロータリーコンプレッサーにおいても、実際には
6.6kwの動力を消費してしまった。即ち、従来のベ
ーンロータリーコンプレッサーによれば気液分離室11
3に圧縮空気を供給する直前に圧縮空気の逆流を引き起
こし負荷を大きくしているため、圧縮動力が大きくなる
問題があった。
【0006】そこで、この圧縮空気の逆流を防ぐため各
圧縮室109を小さく区分して排気口108の近くに移
動した圧縮室109ではほぼ吐出圧に等しい状態にまで
圧縮することを考えた。このために、ベーン104の数
を増やして圧縮室109を小さくすることを考えたが、
ベーン104の数の増加によって摩擦抵抗が増え消費動
力を却って増加させることになってしまう。特に低圧側
では細かく仕切ってもベーンの摩擦抵抗が増えるだけで
好ましくない。高圧側においてのみ圧縮室109を小さ
く区画することが必要であるが、低圧側ではむしろ小さ
くすることは動力を大きくするだけで好ましくない。
【0007】本発明は、消費動力を小さくできるベーン
ロータリーコンプレッサーを提供することを目的とす
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】かかる目的を達成する
ため、本発明は、出入り自在な複数のベーンをロータに
設けたベーンタイプのロータリーコンプレッサーにおい
て、圧縮室内に冷却のための液体を注入する一方、主ベ
ーンの間ごとに少なくとも1枚の連通孔を有す補助ベー
ンを配置し、かつ前記連通孔が吸気口寄りの低圧側にお
いてはロータ内から圧縮室内へ出現し排気口寄りの高圧
側においてはロータ内に没入する位置に設けられ、排気
口近くの高圧側で圧縮室を補助ベーンでも仕切るように
している。
【0009】また、本発明のベーンロータリーコンプレ
ッサーにおいて、補助ベーンは主ベーンよりも薄くかつ
軽量であることが好ましく、更に補助ベーンは、排気口
直前で前記主ベーンと補助ベーンとの間あるいは補助ベ
ーン同士の間で区画される空間が吐出圧にほぼ等しい圧
力を得る大きさに配置されるようにしている。
【0010】また、本発明のベーンロータリーコンプレ
ッサーにおいて、吸気口寄りの圧縮室に冷却のための液
体を噴射するようにしている。
【0011】また、本発明のベーンロータリーコンプレ
ッサーにおいて、圧縮室内に注入する冷却のための液体
の量を調整する装置を有し、空気の使用圧により注入冷
却液量を調整するようにしている。
【0012】
【作用】したがって、吸気口寄りの低圧側においては補
助ベーンの連通孔が圧縮室内に露出するため主ベーンと
主ベーンとの間で圧縮室が区画され、広い圧縮室とな
る。しかし、圧縮が進んだ高圧側ではベーンがロータの
溝内に没入し、補助ベーンの連通孔がロータ内に隠れて
しまうため圧縮室は主ベーンとその間にある補助ベーン
との間、あるいは補助ベーンと補助ベーンとの間で小さ
く区画される。このため、高圧側においては各圧縮室の
圧力が高まり排気口の近くまで移動した圧縮室内の圧力
は吐出圧にほぼ等しくなる。このため、排気口に圧縮室
の端が達しても気液分離室からの逆流は起こらないか、
あるいは僅かな量となる。
【0013】また、低圧側において冷却のための液体を
噴射する場合、各圧縮室内では等温圧縮される。そし
て、この等温圧縮は排気口に達して吐出されるまで、最
後まで行われる。しかも、ベーン数の増加による圧縮室
の単位空間当りの表面積の増大によって、この圧縮室内
に噴射される冷却のための流体の付着量が増加して冷却
効果を上げる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0015】図1に本発明のベーンロータリーコンプレ
ッサーの一実施例を示す。このベーンロータリーコンプ
レッサーは、主ベーン2と補助ベーン3とを備えたロー
タ1と、該ロータ1を収容するステータ4と、冷却用液
体供給手段5とから構成されている。
【0016】ロータ1は、主ベーン2,…,2と補助ベ
ーン3,…,3とを放射状の溝6に出入り可能に収容
し、これらベーン2,3を遠心力によってステータ4の
内周壁面7に向けて突出させるようにしている。このロ
ータ1はステータ4に対して偏心するように組合され、
それらの間に導入した空気を圧縮する空間を構成してい
る。そして、空間の最も広がる所の近くに吸気口9を開
口すると共にロータ回転方向の最も空間が狭まる所に排
気口10が開口されている。ステータ4とロータ1及び
ベーン2,3との間で区画される空間(圧縮室という)
8はロータ1の回転に伴ってベーン2,3が例えば時計
回転方向に回転するに従って漸次狭まり空気を圧縮す
る。
【0017】補助ベーン3は主ベーン2の間ごとに少な
くとも1枚ずつ配置されている。例えば本実施例の場
合、主ベーン2と補助ベーン3とを交互に配置してい
る。補助ベーン3は、ロータ1寄りの基端部に連通孔1
1が設けられている。この連通孔11は、吸気口9寄り
の低圧側においてはロータ1内から圧縮室8内へ出現し
排気口10寄りの高圧側においてはロータ1内に没入す
る位置に設けられ、排気口10近くの高圧側で圧縮室8
を補助ベーン3でも仕切るようにしている。また、補助
ベーン3はロータ1から突出する量が少ない高圧域にお
いて主に仕切として機能するので、突出量の大きな主ベ
ーン2よりも低い剛性でも耐えることができる。そこ
で、摺動抵抗を軽減するためにも、補助ベーン3は主ベ
ーン2よりも薄くかつ軽量に形成することが好ましい。
例えば、本実施例では補助ベーン3はジェラルミンなど
によって形成される。更に、この補助ベーン3の配置間
隔は、好ましくは排気口10の直前で主ベーン2と補助
ベーン3との間あるいは補助ベーン3と補助ベーン3と
の間で区画される空間・圧縮室8が吐出圧にほぼ等しい
圧力を得る大きさとなる位置に配置されている。
【0018】吸気口9寄りの圧縮室8に冷却のための液
体を噴射する冷却液供給手段5が設けられている。この
冷却液供給手段は、排気口10と連通する冷却液溜め室
12と、冷却液回収用のフィルター14を備える気液分
離器15と、冷却液溜め室14とステータ4の冷却液噴
射口16とを連通する冷却器を兼ねたチューブ17とか
ら構成され、コンプレッサーの吐出圧によって冷却液溜
め室12の冷却液18を圧縮室8内に噴射するように設
けられている。冷却液噴射口16は主ベーン2,2間で
実質的な密閉空間・圧縮室8が形成される可能なだけ吸
気口9寄りの箇所に冷却液噴射口16を開口し、冷却の
ための液体18を噴射する。冷却用液体18としては、
例えばオイルなどの使用が好ましい。冷却液供給手段5
は、圧縮室8内に注入する冷却液18の量を調整する装
置を有し、空気の使用圧により注入冷却液量を調整する
ことを可能にしている。例えば、図1に示すように、チ
ューブ17に流量調整便19を設け、これを使用空気圧
に応じて調整用ハンドル20などを用いて任意に開閉さ
せるようにしている。冷却液18の注入量の増加によっ
て圧縮室8の内部空間が実質的に狭くなるので、圧力が
高くなると共に密封性も上るため圧力の損失が少なくな
る。しかも、冷却液量も増えるので冷却効果も上がる。
【0019】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、主ベーン2と主ベーン2との間に1枚の補
助ベーン3を配置しているが、これに特に限定されず図
2に示すように主ベーン2と主ベーン2との間に2枚以
上の補助ベーン3,3を配置するようにしても良い。ま
た、補助ベーン3は主ベーン2と同じ厚さ・重さで形成
しても良い。
【0020】以上のように構成されたベーンロータリー
コンプレッサーによれば次のようにして等温圧縮され
る。
【0021】吸気口9寄りの低圧側においては補助ベー
ン3の連通孔11が圧縮室8内に露出するため、補助ベ
ーン3の前後の圧縮室8が繋がって主ベーン2と主ベー
ン2との間で1つの圧縮室8が区画され、広い部屋とな
る。しかし、圧縮が進んだ高圧側では補助ベーン3の連
通孔11がロータ1の溝6内に没入してロータ1内に隠
れてしまうため、圧縮室8は主ベーン2とその間にある
補助ベーン3との間で小さく区画される。このため、排
気口10と連通する圧縮室8の容積は小さくなる。しか
も、圧縮が進んだ状態なので圧縮室8内の圧力は吐出圧
に極めて接近し吐出圧にほぼ等しくなる。このため、圧
縮室8の端が排気口10に達しても、気液分離室15か
ら圧縮室8内へ逆流して膨張する空気量は極めて少ない
か、あるいは実質的に起こらない状態といえる。一方、
低圧側において冷却のための流体が噴射されるため、各
圧縮室8で圧縮される空気は等温圧縮となる。そして、
この等温圧縮は排気口10に達して吐出される最後まで
行われる。
【0022】また、補助ベーン3が主ベーン2よりも薄
くかつ軽量である場合、接触損失の増加を小さく抑える
ことができる。しかも、仕切り壁の増加による単位空間
当りの表面積が増大するため、この圧縮室内に噴射され
る冷却のための流体の付着量が増加して冷却効果を上げ
る。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、出入り自在な複数のベーンをロータに設けたベーン
タイプのロータリーコンプレッサーにおいて、圧縮室内
に冷却のための液体を注入する一方、主ベーンの間ごと
に少なくとも1枚の連通孔を有す補助ベーンを配置し、
かつ前記連通孔が吸気口寄りの低圧側においてはロータ
内から圧縮室内へ出現し排気口寄りの高圧側においては
ロータ内に没入する位置に設けられ、排気口近くの高圧
側で圧縮室を前記補助ベーンでも仕切るようにしている
ので、低圧側では補助ベーンは連通孔によって圧縮室の
仕切りとしては機能せず高圧側において仕切りとして機
能するため、摩擦抵抗をあまり上げずに高圧側において
圧縮室を小さくしかつ圧縮圧力を吐出圧に近い高圧とで
き気液分離室からの逆流をなくすかあるいはその量を極
めて僅かな量とする。このため、各圧縮室内の等温圧縮
は排気口に達して吐出されるまで行われる。したがっ
て、消費動力を約30%程度低減できる。
【0024】また、ベーン数の増加による圧縮室の単位
空間当りの表面積の増大によって、この圧縮室内に噴射
される冷却のための流体の付着量が増加して冷却効果を
上げる。しかも、補助ベーンの追加によってベーン数を
増加することによる動力の損失は主ベーンに比べて薄く
かつ軽量の材料を使用できるので、動力の増加は逆流に
よる動力損失に比べてはるかに小さい。
【0025】更に、冷却液噴射量の調整手段を設けた場
合、使用圧力が大きくなって圧縮室内の圧力と排気口の
外の気液分離器内の圧力との差が増大することによって
動力が増加しコンプレッサーの温度も上昇したときも、
冷却液の流量を少し増加することによって各圧力室内の
圧力は液の増加した分だけ高くすることができる。しか
も、圧縮室内空間が液の充填によって小さくなるので、
圧力の損失が少なくなると共にコンプレッサーの冷却も
良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベーンロータリーコンプレッサーの一
実施例を示す図で、(A)は原理図、(B)は補助ベー
ン近傍の拡大断面図である。
【図2】他の実施例を補助ベーン部分の拡大断面図であ
る。
【図3】従来のベーンロータリーコンプレッサーの一実
施例を示す原理図である。
【図4】図3のコンプレッサーの排気口近傍における圧
縮空気の吐出メカニズムを示す説明図で、(A)は圧縮
室が排気口に接近した状態、(B)は圧縮室の端が排気
口にかかった状態、(C)は圧縮室の縮小による再圧縮
を示す図である。
【符号の説明】
1 ロータ 2 主ベーン 3 補助ベーン 4 ステータ 8 圧縮室 9 吸気口 10 排気口 11 補助ベーンの連通孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出入り自在な複数のベーンをロータに設
    けたベーンタイプのロータリーコンプレッサーにおい
    て、圧縮室内に冷却のための液体を注入する一方、主ベ
    ーンの間ごとに少なくとも1枚の連通孔を有す補助ベー
    ンを配置し、かつ前記連通孔が吸気口寄りの低圧側にお
    いてはロータ内から圧縮室内へ出現し排気口寄りの高圧
    側においてはロータ内に没入する位置に設けられ、排気
    口近くの高圧側で圧縮室を前記補助ベーンでも仕切るこ
    とを特徴とするベーンロータリーコンプレッサー。
  2. 【請求項2】 前記補助ベーンは主ベーンよりも薄くか
    つ軽量であることを特徴とする請求項1記載のベーンロ
    ータリーコンプレッサー。
  3. 【請求項3】 前記補助ベーンは、排気口直前で前記主
    ベーンと補助ベーンとの間あるいは補助ベーン同士の間
    で区画される空間が吐出圧にほぼ等しい圧力を得る大き
    さに配置されていることを特徴とする請求項1または2
    記載のベーンロータリーコンプレッサー。
  4. 【請求項4】 吸気口寄りの圧縮室に冷却のための液体
    を噴射することを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載のベーンロータリーコンプレッサー。
  5. 【請求項5】 圧縮室内に注入する冷却のための液体の
    量を調整する装置を有し、空気の使用圧により注入冷却
    液量を調整することを可能にした請求項4記載のベーン
    ロータリーコンプレッサー。
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JP4780154B2 (ja) 2008-07-18 2011-09-28 パナソニック電工株式会社 ベーンポンプ

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