JPH08114461A - 回転速度を感知するためのマイクロマシン化された速度センサシステム、および寄生駆動電圧を最小にする方法 - Google Patents
回転速度を感知するためのマイクロマシン化された速度センサシステム、および寄生駆動電圧を最小にする方法Info
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Abstract
にする装置および方法を提供する。 【解決手段】 マイクロマシン化された速度センサシス
テムは、複数の静電コームに結合された複数の検定質量
またはプレートを含む。コーム駆動増幅器は感知プレー
トの偏向を誘起する。モータコームは、コーム駆動増幅
器を半周波数モータ発振器に結合することで半NRFで
駆動される。半周波数モータ発振器は半NRFで駆動電
圧を提供する。したがって、実施例はモータ周波数で不
所望な寄生駆動貫通を除去し、効率を高める。
Description
の影響を最小にすること、より特定的には、モータの動
きおよび回転速度を的確に感知するための簡単かつ効果
的な装置および方法に関する。
速度センサは、多くの競合する技術を超えて、コストお
よびサイズ面での非常に大きい利点を提供すると期待さ
れている。マイクロマシン化された速度センサは典型的
には、起伏が多く、本質的に平均がとれ、物理的に小さ
く、低コストで製造できる単結晶シリコン“共振構造”
ジャイロである。今日の半導体産業では典型的であるバ
ッチ処理技術を用いることで、面積が数平方ミリメート
ルより小さい、何千もの同一のセンサが同時に製造でき
る。マイクロマシン化処理技術を利用すると、肉眼で見
える既存の装置を超える、サイズおよびコスト面での大
きな利点が提供される。小さいマイクロマシンのジャイ
ロチップはシリコンウェハ製造技術に関連した固有の低
コスト性を利用し、同時に、自動車でのような多くの用
途に適する感度および起伏性を提供する。
ね質量機械システムに類似している。動作の原理は広義
では共振構造装置を用いるが、これは励起されると質
量、たとえば検定質量(proof mass)を感知する構造に
速度を誘起する。励起されると、検定質量はばね質量シ
ステムの自然共振周波数(NRF)で発振するであろ
う。この発振は外部の増幅回路によって維持でき、これ
は正確な周波数および位相でエネルギをフィードバック
させ、機械構造に原因があるいかなる損失にも取って代
わる。ばねに結合された検定質量からなる共振システム
に角速度が加えられると、加えられた角速度の大きさに
非常に直線的に比例する対応する力が質量に誘起され
る。この力によって、較正可能であり、速度インジケー
タとなる電気信号を生成することができる。
ムが利用されてもよい。装置が感知軸の周りを回転する
と、振動する質量の運動に小さい変化が起こる。感知軸
は質量が運動する平面に平行であり、質量の速度に垂直
である。コリオリ効果により質量はその運動の原平面か
ら、わずかに回転速度に比例する量だけ発振する。コリ
オリの力は質量の運動に直交して(90度で)作用する
力として説明されてきた。したがって、質量偏向を測定
することで回転速度の決定が可能となる。
点がないわけではない。感知された速度を示す正確な電
圧信号を抽出するのがしばしばマイクロマシン化技術に
おいて困難であるということが発見された。このような
信号を測定するために、複雑かつ極めて敏感な電子工学
が典型的に必要である。しかしながら、処理電子工学装
置へ駆動電圧信号が不所望に貫通することで出力感知信
号に悪影響が与えられる傾向があり、駆動信号の量だけ
信号が歪められる。この寄生駆動電圧が存在するのは、
センサ製造ならびに電子工学動作および処理において欠
点があり、これによって、静電結合機構が駆動電圧をモ
ータ位置出力信号および感知された速度信号に直接結合
するからである。
作用する。駆動電圧はモータ位置に直角であり、駆動電
圧とモータ位置との結合はモータ位置信号の位相に回転
を起こす。モータ位置の正確な位相の決定は感知された
速度の信号処理に重要である。さらに、駆動電圧は感知
された速度と同位相であるので、駆動電圧と速度感知ピ
ックオフとの結合は誤った速度“バイアス”を誘起す
る。この誤ったバイアスは、通常検知されるような角速
度と比較して非常に大きい誤差項を加える。駆動電圧に
誘起されたバイアスは典型的に、実際に感知される速度
の所望の全範囲より1/100だけ大きい。
度に比例する電荷信号を生成する。典型的には、速度セ
ンサ出力の電荷の大きさは感知された速度の1秒当たり
1度につき6×10-18 クーロンのオーダである。この
信号は非常に小さく、電圧に変換されると、感知された
速度がわずかであるとノイズから区別がつかなくなる。
こうして、駆動電圧が質量のNRFにあると、感知され
た信号は駆動電圧ピックアップにより悪影響を受ける傾
向があるので、ノイズ増幅の原因であると示されてきた
寄生容量または電圧を制限することが重要になる。
は、感知された速度と、NRFに加えられた運動とを周
波数多重することによって対処されてきた。周波数多重
化は別個の周波数トーンを検定質量感知プレートに加え
ることで達成されてきた。加えられた角速度はこのトー
ンを乗算し、NRFに加えられたトーンと加えられた速
度との積である感知された速度トーンを生成する。さら
に、信号処理は感知された信号が感知されたトーンおよ
びNRFで復調されることを必要とする。この方法は感
知ピックオフへの駆動電圧の貫通を効果的に除去する。
しかしながら、感知されたモータ位置へ駆動電圧が不所
望に結合されるという問題は除去されない。
イクロマシンコーム駆動回路100は従来の発振器とし
て動作する。初めに電力をオンにしたときには発振はな
されない。しかしながら、ある量のノイズが回路で発生
し、増幅器112、116および124からなるループ
で増幅される。このノイズ成分は、フラットホワイトノ
イズに帰すべきものであり、これはセンサのNRFと同
位相である成分を有し、これは信号のこの成分を束縛な
しに成長し続けさせる。信号は最後に乗算器118、低
域フィルタ120、および自動利得制御エレメント12
2によって束縛される。
乗算器118および低域フィルタ120を含むRMSコ
ンバータによって検出され、低域フィルタは信号をDC
電圧に変換する。DC値は自動利得制御装置122の1
つの端子に加えられる。したがって、増幅器116から
出る信号は補償器110および別の増幅器124に供給
され、自動利得制御122の第2の端子に入力される。
自動利得制御エレメント122は発振の振幅を調整し、
運動の振幅を正確に制御する。補償器は位置から速度へ
変換する機能を行ない、ループの位相を0に維持して発
振を持続させる。
は、駆動電圧からモータ力への変換の“二乗法”の性質
を利用することでモータに多重周波数を組入れることを
含む。モータの外部コームに加えられた駆動電圧は、モ
ータで力をで生成し、これは加えられた電圧の二乗(V
2 )である。加えられた力がNRFと予め負荷を与えら
れたDC電圧成分とである場合、力は(DC+NRF)
2 になる。これは展開するとDC2 +2*DC*NRF
+NRF2 になる。中間項“2*DC*NRF”がモー
タで力を生成することが認識される。NRFでの貫通を
防ぐためのある方法は、どちらもNRFでない2つの付
加的な周波数トーンでモータを駆動することを必要とす
る。しかしながら、トーンがモータによる強制転送機能
で二乗されると、NRFにある力成分が生成される。こ
うして、NRFにあるいずれの駆動電圧周波数トーンも
除去される。
器の動作は、基準周波数232を加えた基本発振器に類
似していることが理解できる。第2の周波数は任意の値
であってもよく、これは(224で)センサのNRFと
乗算され、加算増幅器228で積と加算される。したが
って、信号は増幅され、結果として生じる信号は、任意
に選択された基準信号とモータNRFとの積に基準周波
数を加算したものである。結果として生じる信号は増幅
器に加えられ、したがってモータに加えられる。増幅器
230の出力は次に増幅され、自動利得制御回路222
で調整され、増幅器212で増幅され、次にセンサ21
4へ加えられる。センサ214は電圧を力に変換し、こ
れは加えられた力と二乗され、その結果生じる周波数は
モータのNRFにある。
は、増幅器224、加算増幅器228、および基準周波
数232を加えた増幅および調整ループにおいて異な
る。しかしながら、このシステムの効率は基本モータ周
波数発振器の効率の4分の1にすぎないことがわかっ
た。2周波数発振器は、信号処理から取除くのが困難で
ある不所望な相互変調トーンを発生する傾向がある。こ
のスプリアストーンは2周波数駆動の不所望の副産物で
ある。トーンはセンサの“感知平面外の”モードと一致
する場合劣化する。このセンサモードは避けられず、ス
プリアストーンと一致するモードのためにセンサを拒絶
するためのスクリーニングには典型的にコストがかか
り、歩留りを制限する傾向にある。
にある場合には必ず、感知された速度出力に生じ得る。
これは直接注入によって生じることも、または、センサ
速度処理の結果として通過帯に折返される(aliased )
ので生じることもある。しかしながら、不必要なトーン
のためにフィルタすることで検出処理回路に負担が加え
られる。こうして、駆動回路は基本モータ駆動発振器よ
りも複雑かつ高価になる傾向がある。しかしながら、2
周波数発振器が基本モータ周波数発振器よりも望ましく
ない場合もあるが、適用を制限する貫通の問題を克服す
るために2周波数発振器を用いることが有利な場合もあ
る。
圧ピックアップのいくつかの問題を解決するが、これら
の方法は寄生駆動電圧ピックアップを、複雑な変調およ
び復調回路を加えることと引換えに達成し、または、所
望の信号を抽出するために加算増幅器または乗算器を必
要とするスプリアストーン生成加算方法によって達成す
る。これらの方法はいずれも、低コストな集積回路処理
において効率的に達成するのが困難である、かなりの量
の回路を必要とする。
知システムで寄生駆動電圧貫通の制限する効果を実質的
に最小にする装置および方法を提供することである。好
ましい実施例では、この発明は駆動モータNRFで寄生
駆動電圧結合を最小にすることによってセンサコーム駆
動の問題に対処する。
および他の目的は、多重静電コームに結合された複数の
感知検定質量またはプレートを含むマイクロマシン化さ
れたセンサコーム駆動装置および方法によって達成され
る。感知された回転速度が平面外の力を感知プレートに
作用させるように、コーム駆動増幅器はプレートの平面
に沿って感知プレートの運動を誘起する。モータコーム
は半NRFで駆動され、駆動周波数の2倍である、駆動
の運動の成分を生成する。コーム駆動増幅器は、デジタ
ルの“2による分割”フリップフロップ(FF)、波形
整形フィルタ、増幅器、および複数の信号増幅器を含む
半周波数モータ発振器に結合される。半周波数発振器は
センサのフィードバック経路に設けられ、半NRFで駆
動電圧を提供する。したがって、この発明の実施例はモ
ータ周波数で寄生駆動貫通を除去し、高まった効率を提
供する。
考案されている最良の方法である。添付の図面では、同
じ数字は同じ部分を示す。この説明はこの発明の実施例
の一般的な原則を例示するためになされるものであり、
限定を加えるという意味合いで理解されるべきではな
い。この発明の範囲は前掲の請求項に関連して決定され
るべきである。
し得る、NRFでの寄生駆動電圧に関連した欠点を補
い、防ぐ。2による分割フリップフロップと組合せられ
た基本駆動回路の簡潔さを利用し、コーム340、34
4、346、および342はモータのNRFの半分で駆
動されて駆動周波数の2倍で力を生成することができ
る。結果として、モータNRFで駆動電圧は生じず、全
入力エネルギの半分が使用可能な駆動エネルギに移され
る。より特定的には、力は駆動電圧の二乗に等しいこと
が知られている。したがって、NRF周波数の半分で、
力波形は入力電圧波形の周波数の2倍であり、加えられ
た力の半分がNRFで力に変換される。加えられた力の
別の半分はDC力であり、いかなる有益な機能も行なわ
ない。
例が図3に例示される。速度センサには複数のコーム3
40、342、344、346が備えられ、これらは感
知プレートまたは検定質量310および312に静電気
的に結合される。コームおよび検定質量には重なる歯が
設けられる。一般的に、感知プレートまたは検定質量3
10および312が、駆動コームおよび検定質量の組合
せを含むモータのNRFで振動するとセンサは動作す
る。ノイズの振幅がモータの自然共振周波数の周囲で増
大するように、十分な利得および位相を検定質量と直列
に加えることで、検定質量の運動は一定の振幅で持続す
ることができる。
ームおよび検定質量の間の結合はRLC誘導コンデンサ
および抵抗器回路網に類似している。感知された回転速
度は平面からの力を検定質量または感知プレートに作用
させ、プレート容量、および、これに均等な感知プレー
ト電荷が駆動周波数で変調される。感知プレート電荷変
調は加えられた速度に直線的に比例するので、回転感知
増幅器328を感知プレートに結合して電荷を電圧に変
換することができる。こうして、回転感知増幅器328
は感知プレート310および312で変化する容量を感
知する。本質的に、回転感知増幅器328は、モータの
運動と直角をなして作用するコリオリ運動をモータで感
知する。
る2つのコーム340および342はコーム駆動増幅器
322によって駆動される。増幅器322はコーム34
0および342を駆動し、共振振動を生成する。モータ
での動きは次に、モータ位置感知増幅器320と呼ばれ
る高利得増幅器によってピックオフエレメント350で
感知される。これもまた中央モータとして知られるピッ
クオフエレメント350は2つの中央コーム344およ
び346からなる。ピックオフエレメント350からの
信号はコンデンサ316を介してモータ位置感知増幅器
320に入力される。
よってDC電圧を防ぐ。コンデンサ316および319
は、バイアス電圧が入り、感知増幅器320および32
8を飽和することを防ぐ。バイアス抵抗器314はコン
デンサ316および接地の間に結合され、コンデンサ3
16に電荷を確立し、DCバイアスを加える。電荷増幅
器信号は次に半周波数発振器内で処理され、コーム駆動
322に与えられる。感知プレートの運動、たとえば、
法線方向の運動と直角をなす、検定質量の運動は電荷を
電荷増幅器328に入力する。励起した方向への感知プ
レートの運動の周波数であるシステムNRFで、電荷は
対応する電圧に増幅される。
逃れる。上述されたように、NRF駆動電圧結合を除去
することは重要であり、これは、この段階で駆動電圧に
誘起された信号が別の方法では感知された速度から区別
がつかないかもしれないからである。同様に、感知され
た速度として解釈され得る、非調波に関連したスプリア
ストーンと信号が混同されない。
位置、すなわちプレート容量を感知し、容量を電圧に変
換する。この電圧は増幅され、補償器410で位相補償
される。モータの運動の周波数はフリップフロップ回路
424によって半分に分割され、フィルタ426を介し
て整形される。フィルタ信号は次に増幅器428で増幅
されて自動利得エレメント422に加えられる。自動利
得エレメントのための基準は増幅器416での信号の振
幅を乗算器418および低域フィルタ420において感
知することで確立される。低域フィルタ420および乗
算器418は振幅をDC電圧に変換し、自動利得制御回
路422で利得を制御する。自動利得制御回路422の
出力は調整された駆動信号であり、これは、増幅器41
2によって(図3ではセンサ348と特定される)セン
サ414に別に駆動され、ここではセンサ入力に悪影響
を及ぼす貫通電圧は最小となっている。
入力されることを可能にし、これは感知された速度信号
を汚染する寄生駆動電圧の問題を防ぐ。この発明のセン
サの実施例は、低価格な部品を用いてあまり複雑でな
い、的確な速度検出および測定をもたらす。フリップフ
ロップ424を単に加えるだけで基本発振器は半周波数
発振器に変換される。このような簡潔さによって、半周
波数発振器そのものがCMOSアプリケーションのため
のスタンドアローン集積回路として魅力的になる。
を決定するための復調基準として用いられるモータ位置
感知増幅器で貫通を除去する。半周波数駆動は速度ピッ
クオフ感知増幅器においても貫通を除去し、これによっ
て、所望のフルスケール速度感知性能より本質的に大き
くなり得るいかなる間違った速度バイアスをも最小にす
る。さらに、上述された多重周波数発振器と異なり、ス
プリアストーンが除去される。半周波数駆動は、基本周
波数の半分の奇数波長にあるトーンのみを含む。
まるために有利でもある。たとえば、駆動効率は2周波
数方法に対して2倍大きい。これは、低電力、低電圧の
自動車のアプリケーションのような、ある低電圧アプリ
ケーションにとって重要である。この型の器具では、通
過帯に折返し(alias )、感知された出力速度でジャン
プを引起こし得る不必要なトーンの発生が特に懸念され
る。半周波数発振器はスプリアストーンを発生しないの
で、不必要な周波数も生成されない。
ために別の電気部分が用いられてもよいことが理解され
る。たとえば、位相同期ループまたは再生発振器/分割
器は2による分割機能を達成できる。このような方法は
満足な結果を生むが、この明細書で説明されたとおりの
フリップフロップよりも複雑になり得る。さらに、この
発明の実施例は、当業者に明白になるように別のアプリ
ケーションに適用されてもよいことが理解される。
いて例示的であり、制限的でないことが考慮されるべき
である。この発明の範囲は上述の説明よりむしろ前掲の
請求項によってのみ制限されるべきであり、したがっ
て、請求項の均等物の目的および範囲内で生じるあらゆ
る変化はこの明細書に含まれると意図される。
である。
ある。
ンセンサの成分図である。
ブロック図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 寄生駆動電圧が最小にされる、駆動電圧
結合を除去する一方で回転速度を感知するためのシステ
ムであって、 少なくとも1つの検定質量と、 検定質量に結合された少なくとも1つのばねとを含み、
ばねと検定質量とのアセンブリは関連した自然共振周波
数(NRF)を有し、このシステムは、 各検定質量に静電気的に関連し、結合された複数のコー
ムと、 複数のコームに結合され、関連したコームに関した平面
で各検定質量の運動を誘起するための駆動手段とを含
み、駆動手段は関連した駆動モータ自然共振周波数を有
し、検定質量およびコームの配置は、検定質量が運動す
る平面に平行である感知軸を規定し、さらに、コームは
関連したNRFの半分で駆動され、このシステムは、 速度センサシステムが感知軸の周りを回転するときの検
定質量の運動を感知するための感知手段を含み、検定質
量の運動はコームに関した検定質量の偏向によって規定
され、このシステムはさらに、 検定質量の偏向を測定し、回転速度を決定するための測
定手段を含む、システム。 - 【請求項2】 駆動手段は、 複数のコームを駆動するためのコーム駆動増幅器と、 寄生駆動電圧がNRFで生成されないように、半NRF
で複数のコームを駆動するための半周波数モータ発振器
とを含む、請求項1に記載のシステム。 - 【請求項3】 半周波数モータ発振器はフリップフロッ
プとそれに直列に結合されたフィルタとを含み、自然共
振周波数の半分で駆動電圧を提供する、請求項2に記載
のシステム。 - 【請求項4】 回転速度を感知するためのマイクロマシ
ン化された速度センサシステムであって、 少なくとも1つの検定質量と、 各検定質量に静電気的に関連し、結合された複数のコー
ムと、 複数のコームに結合され、関連したコームに関した平面
で各検定質量に速度および測定可能な運動を誘起するた
めの励起手段とを含み、検定質量およびコームの配置
は、検定質量が運動する平面に平行であり、検定質量の
速度と垂直である感知軸を規定し、このシステムは、 検定質量と関連したコームとのアセンブリが感知軸の周
りを回転するときの、検定質量の運動および速度を感知
するための感知手段を含み、検定質量の速度および運動
はコームに関連した検定質量の偏向によって規定され、
このシステムはさらに、 検定質量の偏向を測定し、回転速度を決定するための測
定手段を含む、システム。 - 【請求項5】 複数のコームに関連した検定質量の速度
は、検定質量およびコームが自己発振する自然共振周波
数(NRF)と関連付けられる、請求項4に記載のシス
テム。 - 【請求項6】 励起手段は、 駆動電圧で複数のコームを駆動するためのコーム駆動増
幅器を含み、駆動電圧がNRFにあると寄生駆動電圧が
生成されるように、駆動電圧はNRFと関連付けられ、
このシステムはさらに、 半NRFで複数のコームを駆動し、寄生駆動電圧を最小
にするための半周波数モータ発振器を含む、請求項4に
記載のシステム。 - 【請求項7】 半周波数モータ発振器はフリップフロッ
プとそれに直列に結合された第1のフィルタとを含み、
半NRFで駆動電圧を提供する、請求項6に記載のシス
テム。 - 【請求項8】 請求項7に記載のシステムであって、さ
らに、 複数のコームに関した検定質量の運動を検知し、増幅器
の出力を含む電圧に運動を変換するための増幅器と、 増幅器に結合され、増幅器の出力に移相を提供するため
の補償器と、 補償器に結合された乗算器とを含み、乗算器は出力を有
し、このシステムは、さらに、 乗算器に結合され、乗算器の出力をフィルタするための
低域フィルタと、 第2の低域フィルタに結合され、調整された駆動信号を
含む出力を有する利得制御回路と、 複数のコームを駆動する駆動増幅器とを含み、共振器補
償器の出力はセンサシステムに入力され、回転速度を決
定する、請求項7に記載のシステム。 - 【請求項9】 フリップフロップおよび第1のフィルタ
は出力を有し、出力は利得制御回路に入力される、請求
項8に記載のシステム。 - 【請求項10】 関連したコームに静電気的に結合され
た複数の感知プレートを有するマイクロマシン化された
ジャイロ速度センサを駆動すると生成される寄生駆動電
圧を最小にする方法であって、感知プレートおよびコー
ムは固有の自然共振周波数(NRF)で互いに関して運
動し、この方法は、 感知プレートおよびコームをそれらのNRFで自己発振
するステップと、 最小の寄生駆動電圧がNRFで生成されるように、半N
RFでコームを駆動するステップとを含む、方法。 - 【請求項11】 自己発振するステップは、 電圧をコームに供給するステップと、 増幅器および位相補正回路網を介してAC駆動電圧を重
ね合わせるステップとを含む、請求項10に記載の方
法。 - 【請求項12】 回転速度および位置を感知するための
方法であって、 複数のコームに静電気的に関連し、結合された複数の検
定質量を電気的に励起するステップを含み、静電気的に
励起するステップは、寄生駆動電圧がNRFで生成され
ないように、検定質量およびコームが自己発振する自然
共振周波数(NRF)の半分で複数のコームを駆動する
ステップを含み、この方法は、 関連したコームに関した各検定質量に運動および速度を
誘起するステップを含み、検定質量およびコームの配置
は、検定質量が運動する平面に平行であり、検定質量の
速度と垂直である感知軸を規定し、この方法は、 関連したコームに関した検定質量が感知軸の周りを回転
するときの、検定質量の運動における偏向を感知するス
テップと、 検定質量の偏向を測定し、回転速度を決定するステップ
とを含む、方法。 - 【請求項13】 関連したコームに関した各検定質量に
速度を誘起するステップは検定質量および関連したコー
ムをそれらの対応するNRFで自己発振するステップを
含む、請求項12に記載の方法。 - 【請求項14】 請求項12の記載の方法であって、さ
らに、 感知増幅器を検定質量に結合し、関連したコームに関し
た検定質量の偏向量を決定するステップを含み、感知増
幅器は出力を有し、この方法は、 感知増幅器の出力が補償器に入力されるように、補償器
を感知増幅器に結合するステップと、 フリップフロップを補償器に結合し、半NRFで検定質
量およびコームに駆動電圧が提供されるようにするステ
ップを含む、請求項12に記載の方法。 - 【請求項15】 請求項14に記載の方法であって、 コームに関した検定質量の偏向を電圧に変換するステッ
プと、 感知増幅器の出力を乗算するステップと、 乗算された出力をフィルタするステップと、 フィルタされた出力を利得制御回路を介して調整し、調
整された駆動信号を生成するステップをさらに含む、請
求項14に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/315471 | 1994-09-30 | ||
US08/315,471 US5530342A (en) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | Micromachined rate sensor comb drive device and method |
Publications (2)
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