JPH08112775A - 半自動エアモータ付きトルクレンチ - Google Patents

半自動エアモータ付きトルクレンチ

Info

Publication number
JPH08112775A
JPH08112775A JP24754894A JP24754894A JPH08112775A JP H08112775 A JPH08112775 A JP H08112775A JP 24754894 A JP24754894 A JP 24754894A JP 24754894 A JP24754894 A JP 24754894A JP H08112775 A JPH08112775 A JP H08112775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
torque wrench
air motor
air supply
supply port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24754894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3633968B2 (ja
Inventor
Koichi Shimura
志村宏一
Yoshitsugu Okayasu
岡安禧次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohnichi Mfg Co Ltd
Original Assignee
Tohnichi Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tohnichi Mfg Co Ltd filed Critical Tohnichi Mfg Co Ltd
Priority to JP24754894A priority Critical patent/JP3633968B2/ja
Publication of JPH08112775A publication Critical patent/JPH08112775A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3633968B2 publication Critical patent/JP3633968B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ねじの締付け作業性と安定したねじ締めを行
ない得る半自動エアモータ付きトルクレンチの開発。 【構成】 トルクレンチに設備されているエアモータ1
5に、エア供給ホースを接続するためのエア供給口と、
このエア供給口から供給されたエア流入、遮断を制御す
る操作弁を具備せしめ、さらに上記トルクレンチの柄部
16に、上記操作弁を操作する引き金18を設けた。 【効果】 ねじの締付け作業性が大幅に向上し、さらに
は、エアモータの駆動力が安定し、精度の高い締付トル
クでねじ締めを行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ねじ締め作業性を高め
るために開発した半自動エアモータ付きトルクレンチに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半自動エアモータ付きトルクレン
チ構造としては、例えば図1、図2に示す如き構造のも
の(実公昭49−38640号)が知られている。
【0003】このトルクレンチは、エアモータ、つまり
エアを動力源として駆動するエアモータを有するナット
ランナを備えたトルクレンチであって、その概略構造
は、ケース1の一端部に設けられた支軸2に軸支される
ラチエットソー3と、このラチエットソー3上に取付け
られて、このラチエットソー3内に設けられているラチ
エット4を回転せしめるためのエアモータ5と、前記ケ
ース1の他端部に形成されているハンドル部6に設けら
れているエア供給口7及び操作弁8と、そのエア供給口
7を前記のエアモータ5に連通する接続管9を有してい
るものである。
【0004】すなわち、従来の半自動エアモータ付きト
ルクレンチにあっては、そのトルクレンチのハンドル部
6に設けられたエア供給口7にエアホースを接続し、さ
らにそのハンドル部6に備えられている操作弁8を、ハ
ンドル部の軸方向へ押動操作することにより、前記エア
供給口7からの圧力エアをエアモータ5に導入してラチ
エット4の駆動を行なうものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従ってこのような従来
構造のトルクレンチにおいては、そのトルクレンチのハ
ンドル部6にエアホースを接続していることから、その
トルクレンチを操作するときに、エアホースが操作する
腕、手首等に引掛って邪魔となって作業性が悪いもので
あった。
【0006】また圧力エアの導入、遮断を行なうための
操作弁8の操作は、ハンドル部6の軸方向と平行方向、
つまりハンドル部6のねじ締め反力受け方向と直交方向
に指操作しなければならないことから、その操作弁8の
操作性が悪く、その上操作疲労度も多く快適なねじ締め
作業ができないという不具合があった。
【0007】さらに従来のトルクレンチではハンドル部
のエア供給口7から供給される圧力エアを接続管9を介
してエアモータ5に導くエア流通路の長い構造であるこ
とから、エア供給口7からのエアを長い流通路を経てエ
アモータへ導くことでエアの圧力損失が生じ、これが原
因でねじ締め力の不均性が生じるといった不具合もあっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる従来の
欠点(不具合)を解消すべくなされたもので、その第1
は、エア供給ホースを、エアモータに設けたエア供給口
に接続する構造となして、締付作業持におけるエアホー
スの邪魔を解消して締付作業性を向上し、さらにはエア
の通路内における圧力損失を解消してねじ締め力の均一
性を高めることにある。
【0009】第2は操作弁の操作構造を引き金構造とな
して、トルクレンチハンドルのねじ締め反力受け操作と
操作弁操作の両操作を同時にしかも容易ならしめること
にある。
【0010】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0011】図3乃至図6において、11はトルクレン
チのチューブであって、このチューブ11の先端部には
支軸12が取付けられており、この支軸12には駆動軸
13を保持するヘッド14が軸支されている。このヘッ
ド14の尾端部は前記チューブ11内に設けられている
不図示のトグルリンク機構に接続されているが、このト
グルリンク機構は従来周知構造のものを使用することが
でき、また本発明の要旨ではないので、その詳細構造を
省略する。
【0012】15はチューブ11上に取付けられている
エアモータであり、このエアモータ15の駆動力で、前
記の駆動軸13が駆動される。16は前記チューブ11
の尾端部に取付けられている柄であって、この柄16の
近傍に、チューブ11に取付けられている支軸17によ
って軸支されている引き金18が設けられている。
【0013】この引き金18の先端19は、チューブ1
1に取付けられている支軸20に支持されている梃子杆
21の一端部22の上側面に位置されており、その梃子
杆21の他端部23はエアモータの操作弁24下端に近
設されている。つまり引き金18を引けば梃子杆21を
介してエアモータの操作弁24が動作される構造であ
る。
【0014】25はエアモータ15に設けられているエ
ア供給口であって、例えば不図示のエア供給ホースが接
続される。
【0015】以上が本実施例のトルクレンチ構造であっ
て、次にその作用について述べると、先ずそのトルクレ
ンチのエアモータ15に設けられているエア供給口25
に不図示のエア供給ホースを接続する。
【0016】そこで引き金18を引く(矢方向A)こと
によって、梃子杆21が支軸20を支点として梃子動作
し、その結果梃子杆21の他端部23で操作弁24が押
し上げられ、エアモータ内の弁が開く。これによってエ
アモータ15が駆動し、駆動軸13が回転されるためそ
の駆動軸13に取付けられているソケット(図示せず)
によってねじ締めが行なわれるものである。またその引
き金18を引く力を解けば、操作弁24は復元して弁が
閉じるために、エアモータには圧力が作用されず、駆動
軸13の回転は停止する構造である。
【0017】このような本実施例のトルクレンチにあっ
ては、エア供給ホースを、エアモータ15に直接設けら
れているエア供給口25に接続する構造であるから、そ
のエア供給ホースがトルクレンチの柄16を握る作業者
の手に触れたり、作業の邪魔になる等のことがなく、ね
じ締め作業が円滑かつ容易となる。またエア供給ホース
をエアモータへ直接に接続することで、従来使用されて
いた接続管を省くことができるので、エア供給口よりエ
アモータに導入されるまでの間でのエア圧力損失を防ぐ
ことができ、これによってエアモータの安定した駆動が
期待できる。
【0018】また本発明ではエア供給、遮断のための操
作弁を引き金18を使用する引き金操作で動作させる構
造であるから、トルクレンチの柄16を握りながらのエ
アモータの駆動操作が容易で、これによってもねじの締
付作業性が大幅に向上する。
【0019】
【発明の効果】このように本発明は、半自動エアモータ
を備えたトルクレンチにおいて、該トルクレンチに設備
されているエアモータに、エア供給ホースを接続するた
めのエア供給口と、このエア供給口から供給されたエア
流入、遮断を制御する操作弁を具備せしめ、さらに上記
トルクレンチの柄部に、上記操作弁を操作する引き金を
設けた半自動エアモータ付きトルクレンチであるから、
これによれば、その引き金によってエアモータの操作性
が著しく向上し、またエア供給ホースがエアモータに直
接接続されていることから、そのエア供給ホースが、ト
ルクレンチの柄を握る作業者の手に触れたり、作業の邪
魔になる等のことがなく、ねじの締付け作業が円滑かつ
容易にできる。さらに本発明では、エア供給ホースをエ
アモータへ直接に接続することで、従来使用されていた
接続管を省くことができるので、エア供給口よりエアモ
ータに導入されるまでの間でのエア圧力損失を防ぐこと
ができ、これによってエアモータの安定した駆動が期待
できるといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半自動エアモータ付きトルクレンチを示
した構造説明図。
【図2】図1における平断面図。
【図3】本発明実施例の半自動エアモータ付きトルクレ
ンチを示した平面図。
【図4】本発明実施例の半自動エアモータ付きトルクレ
ンチを示した一部切裁側面図。
【図5】本発明実施例の半自動エアモータ付きトルクレ
ンチを示した一部切裁底面図。
【図6】本発明実施例の半自動エアモータ付きトルクレ
ンチを示した後面図。
【符号の説明】
11…チューブ 12…支軸 13…駆動軸 14…ヘッド 15…エアモータ 16…柄 17…支軸 18…引き金 19…引き金先端 20…支軸 21…梃子杆 22…一端部 23…他端部 24…操作弁 25…エア供給口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半自動エアモータを備えたトルクレンチ
    において、該トルクレンチに設備されているエアモータ
    に、エア供給ホースを接続するためのエア供給口と、こ
    のエア供給口から供給されたエア流入、遮断を制御する
    操作弁を具備せしめ、さらに上記トルクレンチの柄部
    に、上記操作弁を操作する引き金を設けたことを特徴と
    する半自動エアモータ付きトルクレンチ。
JP24754894A 1994-10-13 1994-10-13 半自動エアモータ付きトルクレンチ Expired - Lifetime JP3633968B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24754894A JP3633968B2 (ja) 1994-10-13 1994-10-13 半自動エアモータ付きトルクレンチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24754894A JP3633968B2 (ja) 1994-10-13 1994-10-13 半自動エアモータ付きトルクレンチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08112775A true JPH08112775A (ja) 1996-05-07
JP3633968B2 JP3633968B2 (ja) 2005-03-30

Family

ID=17165139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24754894A Expired - Lifetime JP3633968B2 (ja) 1994-10-13 1994-10-13 半自動エアモータ付きトルクレンチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3633968B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000135684A (ja) * 1998-10-29 2000-05-16 Honda Motor Co Ltd 締付具用アタッチメント
EP1306170A2 (en) * 2001-10-29 2003-05-02 Kuken Co. Ltd Torque wrench

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6261360B2 (ja) * 2014-02-04 2018-01-17 株式会社東日製作所 トルクレンチ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000135684A (ja) * 1998-10-29 2000-05-16 Honda Motor Co Ltd 締付具用アタッチメント
EP1306170A2 (en) * 2001-10-29 2003-05-02 Kuken Co. Ltd Torque wrench
EP1306170A3 (en) * 2001-10-29 2006-03-22 Kuken Co. Ltd Torque wrench

Also Published As

Publication number Publication date
JP3633968B2 (ja) 2005-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5150079B2 (ja) 作業機
CA2122871A1 (en) Screw gun with a feeder for a screw supply belt
US7850510B2 (en) Portable grinder with a wheel-guard support and auxiliary handle
JPH08112775A (ja) 半自動エアモータ付きトルクレンチ
EP0968641A3 (en) Operation control lever unit for engine-powered working machine
US7878886B2 (en) Pneumatic grinder with an improved air intake control apparatus
JP5153273B2 (ja) 空気動力工具用の切換バルブ・アセンブリ
JP2008132552A (ja) ネジ回し装置およびネジ取付装置
US5875856A (en) Throttle for a motor driven hammer mechanism
JPH10315149A (ja) 自動・手動切替可能なレンチ
CN201529987U (zh) 新型定向钻机旋转抓手
CN219074392U (zh) 一种可定扭的自动断气式定位销气扳机
JPH10250535A (ja) 板金加工具
JPH0226624Y2 (ja)
JPS60148637A (ja) 手持ちリベツト打ち機
CN219674778U (zh) 一种炉窑污染防治装置
JPH10337674A (ja) 可搬式の動力付き締結工具
CN201267982Y (zh) 扭杆弹簧安装工具
JP4103450B2 (ja) エアインパクトドライバ
JPH0810519Y2 (ja) エア工具の無段階スロットル装置
CN2294138Y (zh) 管钳子
JPH11333648A (ja) 研削盤
JP3026429U (ja) エアーブラシ
JPH09225850A (ja) ネジ締め機
US6581901B2 (en) Automatic vacuum shut-off/noise reduction device

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041222

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term