JPH08106556A - 磁気券リーダ - Google Patents

磁気券リーダ

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JPH08106556A
JPH08106556A JP6243153A JP24315394A JPH08106556A JP H08106556 A JPH08106556 A JP H08106556A JP 6243153 A JP6243153 A JP 6243153A JP 24315394 A JP24315394 A JP 24315394A JP H08106556 A JPH08106556 A JP H08106556A
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magnetic
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ticket
magnetic ticket
cut
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茂貴 小口
Junichi Yazaki
順一 矢崎
Shigeyuki Osada
重幸 長田
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/08Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by means detecting the change of an electrostatic or magnetic field, e.g. by detecting change of capacitance between electrodes
    • G06K7/082Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by means detecting the change of an electrostatic or magnetic field, e.g. by detecting change of capacitance between electrodes using inductive or magnetic sensors
    • G06K7/083Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by means detecting the change of an electrostatic or magnetic field, e.g. by detecting change of capacitance between electrodes using inductive or magnetic sensors inductive
    • G06K7/084Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by means detecting the change of an electrostatic or magnetic field, e.g. by detecting change of capacitance between electrodes using inductive or magnetic sensors inductive sensing magnetic material by relative movement detecting flux changes without altering its magnetised state

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送路が短く、磁気券のジャムを防止してス
ムーズな搬送を行ない、コンパクトかつ、短時間で磁気
券の処理を行なうことができる磁気券リーダを提供する
こと。 【構成】 磁気券1を挿入口3から挿入して搬送手段
6,7を用いて搬送路15内を搬送し、搬送路15に臨
ませた磁気ヘッド13A,13Bにより磁気券1に情報
信号を記録再生する磁気券リーダ1において、挿入口3
と磁気ヘッド13A,13Bとの間の搬送路に、磁気券
1の逆搬送時に磁気券1を挿入口3とは別の方向に案内
する切替部材12を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空券等に代表される
薄くてフレキシブルな磁気券を処理する磁気券リーダに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】航空券等に代表される薄くて長くフレキ
シブルな磁気券では、磁気情報を記録再生できる磁気記
録層としての磁気ストライプが一側に形成されていて、
必要に応じて磁気情報の書替えなどができると共に、ク
ーポン券とパス券とに分割できるように、ミシン目が付
けられている。このような磁気券は、磁気ヘッドとカッ
タユニット及びスタンプ装置を有する磁気券リーダによ
って処理されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、磁気券を処
理する磁気券リーダにおいては、磁気券の全長が長いた
め、磁気券を搬送手段によって直線的搬送して磁気ヘッ
ドで磁気情報を読取り、記録された磁気情報の変更や再
読取りの場合には、搬送手段を逆転させて磁気券を挿入
部に向かって一旦戻している。従って、戻した磁気券が
磁気ヘッドと干渉しないように挿入口から磁気ヘッドま
での間隔を磁気券の全長以上に設定したり、カッター装
置やスタンプ装置をそれぞれの機能毎に磁気券挿入方向
に配置しているので、搬送路が長くなってしまい機器の
大型化と共に磁気券の処理に時間がかかるといった問題
点がある。本発明の目的は、搬送路が短く、磁気券のジ
ャムを防止してスムーズな搬送を行ない、コンパクトか
つ、短時間で磁気券の処理を行なうことができる磁気券
リーダを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明では、磁気ストライプを有する磁気券を挿入口から
挿入して搬送手段を用いて搬送路内を搬送し、上記搬送
路に臨ませた磁気ヘッドにより上記磁気ストライプに情
報信号を記録再生する磁気券リーダにおいて、上記挿入
口と磁気ヘッドとの間の搬送路に、上記磁気券の逆搬送
時に同磁気券を上記挿入口とは別の方向に案内する切替
部材を設けた。請求項2記載の発明では、磁気ストライ
プを有する磁気券を搬送手段を用いて搬送路内を搬送さ
せ、上記搬送路に臨ませた磁気ヘッドにより上記磁気ス
トライプに情報信号を記録再生した後、上記搬送路内に
設置したカッター装置を用いて上記磁気券をその搬送方
向と直交する方向に2つ以上に切断する磁気券リーダに
おいて、上記磁気ヘッドとカッター装置との間隔を、2
つ以上に切断された切断磁気券における搬送方向への長
さが最も小さい最短切断磁気券の長さと、上記搬送手段
が定速搬送状態から停止信号により停止するまでの搬送
制動距離とを加えた長さに設定した。請求項3記載の発
明では、磁気ストライプを有する磁気券を、搬送手段を
用いて搬送路内を搬送させ、上記搬送路に臨ませた磁気
ヘッドにより上記磁気ストライプに情報信号を記録再生
した後、上記搬送路内に設置したカッター装置を用いて
上記磁気券をその搬送方向と直交する方向に2つ以上に
切断すると共に、上記搬送路に臨ませて配置したスタン
プ装置を用いて上記切断された磁気券に印字を行なう磁
気券リーダにおいて、上記カッター装置とスタンプ装置
との間隔を、2つ以上に切断された切断磁気券における
搬送方向への長さが最も小さい最短切断磁気券の長さよ
りも小さく設定した。請求項4記載の発明では、磁気ス
トライプを有する磁気券を、搬送手段を用いて搬送路内
を搬送させ、上記搬送路に臨ませた磁気ヘッドにより上
記磁気ストライプに情報信号を記録再生した後、上記搬
送路内に設置したカッター装置を用いて上記磁気券をそ
の搬送方向と直交する方向に2つ以上に切断する磁気券
リーダにおいて、上記搬送路に連続して設けた排出路と
上記搬送路に連続して設けた回収路との分岐部路に、切
断された磁気券を上記排出路か回収路の何れかに案内す
る分岐部材を設置し、上記カッター装置から上記切替手
段までの距離を、2つ以上に切断された切断磁気券にお
ける搬送方向への長さが最も小さい最短切断磁気券の長
さよりも大きく設定した。請求項5記載の発明では、磁
気ストライプを有する磁気券を挿入口から挿入して、搬
送手段を用いて搬送路内を搬送させ、上記搬送路に臨ま
せた磁気ヘッドにより上記磁気ストライプに情報信号を
記録再生した後、上記搬送路内に設置したカッター装置
を用いて上記磁気券をその搬送方向と直交する方向に2
つ以上に切断する磁気券リーダであって、上記搬送路に
連続して設けた排出路と上記搬送路に連続して設けた回
収路との分岐路に臨んで設けられ切断された磁気券を上
記排出路か回収路の何れかに案内する分岐部材と、上記
回収路の先端に配置された振分部材とを備え、上記カッ
ター装置の位置する搬送路から上記振分部材の位置する
回収路までの距離を、2つ以上に切断された切断磁気券
における搬送方向への長さが最も大きい最長切断磁気券
の長さよりも大きく設定した。請求項6記載の発明で
は、回収路が挿入口側に向かって戻る向きに延出形成さ
れている。請求項7記載の発明では、磁気ストライプを
有する磁気券を、磁気ヘッドにより上記磁気ストライプ
に情報信号を記録再生した後、カッター装置を用いて上
記磁気券をその搬送方向と直交する方向に2つ以上に切
断すると共に、上記搬送路に連続すると共に、上記カッ
ター装置よりも磁気券搬送方向下流側に設けた排出路と
回収路との分岐部に設置された分岐部材と、上記回収路
の先端寄りに配置された振分部材とを備えた磁気券リー
ダであって、上記磁気券を挿入する挿入口につながる搬
送路内における磁気券の搬送を行なう第1搬送手段と、
上記排出路内における磁気券の搬送を行なう第2搬送手
段と、上記回収路における磁気券の搬送を行なう第3搬
送手段とを有し、上記第1搬送手段を、第1の駆動源に
よって駆動される第1駆動ベルトユニットと同第1ベル
ト駆動ユニットに圧接する第1従動ベルトユニットで構
成し、上記第2搬送手段を、第2の駆動源によって駆動
される第2駆動ベルトユニットと同第2駆動ベルトユニ
ットに圧接する第2従動ベルトユニットで構成し、上記
第3搬送手段を、上記第2駆動ベルトユニットと同第2
駆動ベルトユニットに圧接する第3従動ベルトユニット
で構成した。請求項8記載の発明では、上記第1、第2
の各駆動ベルトユニットと第1、第2、第3の各従動ベ
ルトユニットとがそれぞれベルトと搬送ローラとを有
し、隣合う搬送ローラの間隔を2つ以上に切断された切
断磁気券における搬送方向への長さが最も小さい最短切
断磁気券の長さよりも小さく設定した。請求項9記載の
発明では、磁気ストライプを有する磁気券を挿入口から
挿入して搬送路内を搬送させ、上記搬送路に臨ませた磁
気ヘッドにより上記磁気ストライプに情報信号を記録再
生した後、上記磁気ヘッドよりも上記磁気券の搬送方向
下流側に位置する搬送路内に設置したカッター装置を用
いて、上記磁気券をその搬送方向に向かって直交する方
向に2つ以上に切断すると共に、上記カッター装置より
も磁気券搬送方向下流側に位置する搬送路に臨ませて配
置したスタンプ装置を用いて上記切断された磁気券に印
字を行なう磁気券リーダであって、上記挿入口と磁気ヘ
ッドとの間の搬送路に設けられ、上記磁気券の逆搬送時
に同磁気券を上記挿入口とは別の方向に案内する切替部
材と、上記搬送路に連続して設けた排出路と上記搬送路
に連続して設けた回収路との分岐部に設けられ、切断さ
れた磁気券を上記排出路か回収路の何れかに案内する分
岐部材と、上記回収路の先端に配置され、上記回収路に
導入された磁気券を同回収路の先端側に配置された回収
箱に振り分ける振分部材と、上記搬送路内における磁気
券の搬送を第1搬送ローラ群に巻きかけられたベルトで
行なう第1搬送手段と、上記排出路内における磁気券の
搬送を第2搬送ローラ群に巻きかけられたベルトで行な
う第2搬送手段と、上記回収路内における磁気券の搬送
を第3搬送ローラ群に巻きかけられたベルトで行なう第
3搬送手段と、上記第1搬送手段を駆動する第1駆動源
と、上記第2及び第3搬送手段を駆動する第2駆動源と
を有し、上記磁気ヘッドからカッター装置まで間隔を、
2つ以上に切断された切断磁気券における搬送方向への
長さが最も小さい最短切断磁気券の長さと、上記第1搬
送手段が定速搬送状態から上記磁気ヘッドの前後に設け
られた磁気券検出手段による停止信号により停止するま
での搬送制動距離とを加えた長さに設定し、上記カッタ
ー装置のカット位置から上記スタンプ装置の印字中心ま
での間隔を上記最短切断磁気券の長さよりも小さく設定
し、上記カッター装置から上記分岐部材までの距離を上
記最短切断磁気券の長さよりも大きく設定すると共に、
上記カッター装置が配置された搬送路位置から上記振分
部材が配置された回収路位置までの長さを、2つ以上に
切断された切断磁気券における搬送方向への長さが最も
大きい最長切断磁気券の長さよりも僅かに長く設定し、
上記第1、第2、第3の各搬送ローラ群における隣合う
搬送ローラ同士の間隔を上記最短切断磁気券の長さより
も小さく設定した。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明によると、挿入口から搬送
路内に挿入される磁気券の逆搬送時に同磁気券を挿入口
とは別の方向に案内する切替部材を、搬送路に臨んで設
けられた磁気ヘッドと挿入口との間の搬送路上に設けた
ので、磁気券が逆搬送されると挿入口とは別の方向に搬
送されて挿入口には案内されない。請求項2記載の発明
によると、搬送手段によって搬送路内を定速搬送される
分割可能な磁気券に情報信号を記録再生する搬送路に臨
んだ磁気ヘッドと、搬送される磁気券をその搬送方向と
直交する方向に切断して搬送方向に対する長さが長い最
長切断磁気券と搬送方向に対する長さが短い切断磁気券
とに分割する搬送路上に設けたカッター装置との間隔
を、最短切断磁気券の長さと上記搬送手段が定速搬送状
態から停止信号により停止するまでの搬送制動距離とを
加えた長さに設定したので、上記磁気券における最短切
断磁気券が磁気券の後方側となる向きで搬送されると、
カット前の磁気券における最短切断磁気券と最長切断磁
気券とに分割される部位がカッター装置の配設部位で停
止される。請求項3記載の発明によると、搬送路内を搬
送される磁気券をその搬送方向と直交する方向に2つ以
上に切断するカッター装置と、上記搬送路に臨ませて配
置したスタンプ装置との間隔を、2つ以上に切断された
切断磁気券における搬送方向への長さが最も短い最短切
断磁気券の長さよりも小さく設定したので、上記磁気券
における最短切断磁気券が磁気券の前方側となる向きで
搬送される場合であってもカッター装置による切断動作
とスタンプ装置による印字動作を同時に行なうことが可
能となる。請求項4記載の発明によると、磁気券が搬送
される搬送路に連続して設けた排出路と搬送路に連続し
て設けた回収路との分岐部に、カッター装置で切断され
た切断磁気券を排出路か回収路の何れかに案内する分岐
部材を設置し、分岐部材とカッター装置との間隔を、切
断磁気券における搬送方向への長さが最も小さい最短切
断磁気券の長さよりも大きく設定したので、切断された
最短切断磁気券が分岐部材とカッター装置との間に位置
しても分岐部材の干渉を受けない。よって、切断後も排
出路または回収路への磁気券の切替搬送が可能となる。
請求項5記載の発明によると、磁気券が搬送される搬送
路内に設置され、磁気券をその搬送方向と直交する方向
に切断して少なくとも搬送方向に対する長さが長い最長
切断磁気券と搬送方向に対する長さが短い最短切断磁気
券とに分割する上記カッター装置から、上記カッター装
置よりも磁気券進行方向下流側に位置する搬送路に連続
する回収路の先端に配置された振分部材までの距離を、
最長切断磁気券の長さよりも大きく設定したので、磁気
券が回収路に導入された状態で最短切断磁気券と最長切
断磁気券とに切断されても、切断された磁気券と振分部
材との干渉が避けられる。よって、回収路にある磁気券
が短長何れの場合であっても回収箱の切替が可能とな
る。請求項6記載の発明によると、回収路が挿入口に向
かって湾曲しているので、磁気券リーダの長手方向に対
する回収路の占める割合(長さ)が短くなる。請求項7
記載の発明によると、磁気券を挿入する挿入口につなが
る搬送路内での磁気券の搬送を行なう第1搬送手段を第
1の駆動源によって駆動される第1駆動ベルトユニット
と同第1ベルト駆動ユニットに圧接する第1従動ベルト
ユニットで構成し、搬送路に連通する排出路内における
磁気券の搬送を行なう第2搬送手段を第2の駆動源によ
って駆動される第2駆動ベルトユニットと同第2駆動ベ
ルトユニットに圧接する第2従動ベルトユニットで構成
し、搬送路に連通する回収路内における磁気券の搬送を
行なう第3搬送手段を上記第2駆動ベルトユニットと同
第2駆動ベルトユニットに圧接する第3従動ベルトユニ
ットで構成したので、第1搬送手段と、第2及び第3搬
送手段とを個別に駆動することが可能となる。請求項8
記載の発明によると、第1、第2、第3の各搬送手段を
それぞれベルトと搬送ローラとで構成し、隣合う搬送ロ
ーラ同士の間隔をカッター装置によって2つ以上に切断
された切断磁気券における搬送方向への長さが最も小さ
い最短切断磁気券の長さよりも小さく設定したので、第
1搬送手段を有する搬送路と第2搬送手段を有する排出
路及び第3搬送手を有する回収路のそりぞれの長さが最
短切断磁気券を搬送できる最小長となる。請求項9記載
の発明によると、磁気ストライプを有する磁気券が挿入
口から搬送路内に挿入されると、第1駆動源によって駆
動される第1搬送手段によって搬送路内に取り込まれて
搬送され、同搬送路に臨ませた磁気ヘッドにより上記磁
気ストライプに情報信号が記録再生される。この時、磁
気情報に異常があって搬送路内に取込まれた磁気券が逆
搬送されると、挿入口と磁気ヘッドとの間の搬送路に設
けられた切替部材によって挿入口とは別の方向に案内さ
れる。磁気処理を終えた磁気券が、最短切断磁気券を後
方側となる向きで搬送されると、カット前の磁気券にお
ける最短切断磁気券と最長切断磁気券とに分割される部
位がカッター装置の配設部位で停止され、磁気ヘッドよ
りも搬送方向下流側に位置する搬送路内に設置するカッ
ター装置で搬送方向に向かって直交する方向に2つ以上
に切断され、カッター装置よりも搬送方向下流側に位置
する搬送路に臨ませて配置したスタンプ装置によって印
字される。磁気券における最短切断磁気券が磁気券の前
方側となる向きで搬送されると、カッター装置のカット
位置からスタンプ装置の印字中心までの間隔が最短切断
磁気券の長さよりも小さく、かつ、カッター装置から分
岐部材までの距離が最短切断磁気券の長さよりも大きく
設定されているので、カッター装置による切断動作とス
タンプ装置によるスタンプ動作を同時に行なうことがで
き、最短切断磁気券が磁気券の前方側となる向きで搬送
されて最短切断磁気券と最長切断磁気券とに切断されて
も最短切断磁気券と振分部材との干渉が避けられる。印
字を終えた最短切断磁気券と最長切断磁気券とは、搬送
路に連続して設けた排出路と回収路との分岐部に設けら
れ分岐部材によって回収路か排出路の何れかにそれぞれ
案内されるが、排出路に案内される切断磁気券は、第2
の駆動源によって駆動される第2搬送手段によって排出
路内を搬送されて排出され、回収路に案内される切断磁
気券は、第2の駆動源によって駆動される第3搬送手段
によって搬送され、同回収路の先端に配置された振分部
材によって回収路の先端側に配置された回収箱に振り分
けられる。切断磁気券の内の最長切断磁気券が回収路に
搬送される場合、カッター装置が配置された搬送路位置
から振分部材が配置された回収路位置までの長さが最長
切断磁気券の長さよりも僅かに長く設定されているの
で、振分部材とカッター装置との間に最長切断磁気券が
位置しても振分部材の干渉を受けずに搬送される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図6において、符号1は、磁気券の一例である航空
搭乗券(以下「ATB券」と称す)を示す。このATB
券1は、厚さが薄い紙材で券の搬送方向に向かって長く
作られていて、その表面には、出発地や目的地等の印字
データ(図示せず)が表示されると共に後述するスタン
プ装置により検印され、裏面の一側には、磁気記録層と
しての磁気ストライプ1aが券の長手方向に沿って設け
られている。磁気ストライプ1aには、表面の印字デー
タを含むデータが磁気的に記録されている。ATB券1
は、ミシン目1bの部分で搬送方向に対する長さが短く
搭乗者に渡す最短切断磁気券としてのパス券1Aと、搬
送方向に対する長さが長く機器内に回収される最長切断
磁気券としてのクーポン券1Bとに分割可能となってお
り、図1に示す磁気券処理装置(以下、「磁気券リー
ダ」と記す)2の挿入口3から取り込まれて処理が行な
われる。本実施例においては、ATB券1の裏面を下側
にしての矢印Aで示すクーポン券1B側からの挿入を順
方向挿入とし、矢印Bで示すパス券1A側からの挿入を
逆方向挿入と称す。搬送方向に対するパス券1Aの全長
L1は、搬送方向に対するクーポン券1Bの全長L2よ
りも短く設定されていて、ここでは、パス券1Aの全長
L1を、分割後におけるATB券1の最小全長とし、ク
ーポン券1Bの全長L2を分割後におけるATB券1の
最大全長としている。
【0007】図1,図2に示す磁気券リーダ2は、空港
の搭乗ゲートに配置されており、その構成を大別する
と、ATB券1の挿入口3が配置されるカードリーダ部
2AとATB券1の排出口4が配置されるカード排出部
2Bとから構成されている。カードリーダ部2Aは、そ
の下部に配置された正逆回転可能な第1駆動源をなす駆
動モータ5によって駆動され、ATB券1を搬送する複
数の第1搬送ローラ群を有する第1駆動ベルトユニット
6と第1従動ベルトユニット7からなる第1搬送手段、
第1駆動ベルトユニット6と第1従動ベルトユニット7
及びフレーム8,9によって形成され、挿入口3と連通
する搬送路を構成する第1搬送路15、挿入部3からA
TB券1を取り込む取込みローラ10、挿入部3近傍に
設けられたシャッター11と相まってATB券1の進入
を規制すると共に、ATB券1の逆搬送時における搬送
方向を切替る切替部材としての第1フラップ12、AT
B券1の磁気情報を読み書きする磁気ヘッド13A,1
3B及びATB券1をミシン目1bで分離切断するカッ
ター装置14とから主に構成されている。シャッター1
1、第1フラップ12、磁気ヘッド13A,13B及び
カッター装置14は、矢印Cで示す磁気券挿入方向に向
かって挿入口3から順に配置されている。
【0008】第1従動ベルトユニット7は、図2に示す
ように、カードリーダ部2Aの長手方向に延びる一対の
基板16の間に回転自在に配設された搬送ローラ7a,
7bに巻き掛けられた2本の無端状のベルト7cと、基
板16に回転自在に支持されていてベルト7cを下方に
向かって押圧するローラ7d,7eから構成されてい
る。ローラ7d,7eの両側に位置する基板16には、
磁気ヘッド13A,13Bに所定のパッド圧を与えるパ
ッドローラ17A,17Bがそれぞれ回転自在に支持さ
れている。第1駆動ベルトユニット6は、第1従動ベル
トユニット7の下方の対向位置に、駆動軸18と支持軸
19によってフレーム8,9に支持されて配設されてい
る。第1駆動ベルトユニット6では、ベルト7cと接触
するベルト6cが、搬送ローラ群の一部をなす駆動ロー
ラ6aと従動ローラ6bとに掛け渡されており、第1搬
送路15の略中央に配置されている(図2参照)。
【0009】従動ローラ6bは、支持軸19に回転自在
に支持されていて、駆動ローラ6aは、フレーム8,9
に設けられたベアリング20により回転自在に支持され
た駆動軸18に固定されている。駆動軸18の一端18
aに固定されたベルトプーリ5dには、駆動モータ5の
出力軸5aに取付けられた駆動プーリ5bにつながるベ
ルト5cが掛け渡されている。駆動軸18の他端18b
には、手動で駆動軸18を回転させるためのツマミ21
が固定されている。第1搬送路15は、図2に示すよう
に、フレーム8,9によってその幅Dが規制されてい
る。この幅Dは、図6に示すATB券1の幅dと略同寸
法に設定されていてATB券1の幅方向への位置決めを
行なっている。
【0010】磁気ヘッド13A,13Bは、読取りと書
込み機能を有するヘッドであって、ATB券1の磁気ス
トライプ1aの位置に合うようにベルト6cの両側に配
置されて第1搬送路15内に臨んでいる。磁気ヘッド1
3Aは、順方向に挿入されるATB券1に対応するもの
で、他方の磁気ヘッド13Bは、逆方向に挿入されるA
TB券1に対応するものである。磁気ヘッド13A,1
3Bは、ATB券1が矢印Cで示すカード挿入方向に搬
送されるときに磁気ストライプ1aから磁気情報を読取
り(リード)し、ATB券1が挿入口3に向かって搬送
されるときに磁気情報の書込み(ライト)を行なうよう
になっている。
【0011】取込みローラ10は、フレーム8,9に回
転自在に支持された支軸22に回転可能に支持されてベ
ルト7cに圧接している。駆動及び従動ベルトユニット
6,7の両側に位置する支軸22上には、第1フラップ
12が固定されて第1搬送路15内に位置されている。
シャッター11は板材を屈曲して形成したもので、その
突端11aを第1搬送路15内に臨むように支軸22に
固定されていて、支軸22を中心に揺動自在とされてい
る。シャッター11の側面上部11bには、電磁ソレノ
イド24の可動片24aに連結されるレバー23がピン
結合されていて、電磁ソレノイド24を駆動させること
で第1フラップ12と一緒に動作するようになってい
る。
【0012】シャッター11及び第1フラップ12は、
通常、図3に実線で示す第1搬送路15内に進入する位
置に、一端をシャッター11とレバー23とのピン結合
部に係止され、他端を図示しないフレームに係止された
支軸22に巻装されたコイルバネ63によって付勢され
ており、電磁ソレノイド24が動作して可動片24aが
引き込まれると二点鎖線で示す第1搬送路15から退避
した位置まで揺動するようになっている。シャッター1
1は、実線で示すように第1搬送路15内に置かれてい
るときは挿入口3と第1搬送路15との連通状態を規制
し、二点鎖線で示すように第1搬送路15から退避する
と挿入口3と第1搬送路15とを連通状態とする。第1
フラップ12は、第1搬送路15内に置かれているとき
は、シャッター11と相まって挿入口3と第1搬送路1
5との連通状態を規制し、同フラップ12と駆動ローラ
6aに巻かれたベルト6cとの間に分岐路Xを形成す
る。この分岐路Xは、取込みローラ10の下方に形成さ
れる余剰空間Yと連通するようになっていて、戻り方向
に搬送されるATB券1が導入されるようになってい
る。
【0013】シャッター11と挿入部3との間に位置す
る第1搬送路15上には、挿入されるATB券1の幅を
検出するカードセンサーS1,S2が配置されている。
カードセンサーS1はフレーム8に、センサーS2はフ
レーム9にそれぞれ固定されて第1搬送路15の上下に
配置された光学的なセンサーで、ATB券1の幅が規定
のものであると、電磁ソレノイド24を動作させてシャ
ッター11と第1フラップ12とを第1搬送路15内か
ら退避させると共に、駆動モータ5と後述する第2駆動
源としての駆動モータ33を起動させるようになってい
る。駆動モータ5,駆動モータ33は、ステッピングモ
ータであって、その起動時に磁気券1を矢印Cで示す磁
気券挿入方向に搬送すべく時計回り方向に回転駆動し、
磁気ヘッド13A,13Bによる磁気情報の読取りエラ
ーや磁気情報の書込み時になると、ATB券1を矢印E
で示す戻り方向に搬送すべく反時計回り方向に回転駆動
するように後述する複数のカードセンサー等で制御され
る。
【0014】搬送ローラ7dと磁気ヘッド13A,13
B及び搬送ローラ7eと磁気ヘッド13A,13Bとの
間には、図1,図2に示すように、磁気券検出手段であ
るカードセンサーS3とカードセンサーS4がそれぞれ
フレーム9に固定されて配置されている。カードセンサ
ーS3は、搬送方向におけるATB券1の後端側を検知
してカッター装置14の動作タイミングをカウントする
と共に、シャッター11及び第1フラップ12を図3に
実線で示す第1搬送路15への侵入位置に置くべく電磁
ソレノイド24をオフさせるもので、カードセンサーS
4は、ATB券1の位置を検知して磁気データの書込み
(ライト)タイミングをカウントするものである。具体
的には、磁気券挿入方向に対するATB券1の後端側を
カードセンサーS3が検知して予め設定されたステップ
角度となると、駆動モータ5と駆動モータ33とを停止
し、カッター装置14を動作させると共に後述するスタ
ンプ装置をカッター装置14と同時に動作させる。
【0015】ところで、図7に示すように、挿入口3か
ら取込みローラ10の回転中心までの間隔W1、取込み
ローラ10の回転中心から駆動ローラ6aの回転中心ま
での間隔W2、駆動ローラ6aの回転中心から搬送ロー
ラ7dの回転中心までの間隔W3、搬送ローラ7dの回
転中心から搬送ローラ7eの回転中心までの間隔W4及
び、搬送ローラ7eの回転中心から従動ローラ6bの回
転中心までの間隔W5は、図6に示すパス券1Aの全長
L1よりも短く設定されている。また、取込みローラ1
0はベルト7cを圧接しており、従動ローラ7d,7e
は駆動ローラ6aと従動ローラ6bとの間のベルト7c
をベルト6cに向かって圧接している。つまり、ここで
は、隣接する搬送ローラの間隔をパス券1Aの全長L1
よりも短く設定しており、取込みローラ10とベルト7
cの圧接部や従動ローラ7d,7eによって圧接される
ベルト6cと7cとの圧接部でATB券1を挟持して搬
送できるようになっている。
【0016】磁気ヘッド13A,13Bの中心からカッ
ター装置14の切断位置までの間隔W10は、パス券1
Aの全長L1より長く設定されている。具体的には、
(パス券1Aの全長L1)+(カードセンサーS3によ
る停止指令が発してから実際に駆動モータ5が停止する
までのタイムラグに相当する搬送制動距離)に設定され
ている。カッター装置14は、第1搬送路15内のAT
B券1をパス1Aとクーポン券1Bとに分割切断するも
ので、図1に示すように、カッター駆動用モータ(以
下、「カッターモータ」と記す)25にリンク機構25
0を介して連結されていて、フレーム8,9に回動自在
に支持された回転刃14aを往復動させるようになって
いる。カッター装置14は、カードセンサーS3から送
られる駆動指令によりATB券1のミシン目1bが切断
位置にくると作動するように制御されている。
【0017】カード排出部2Bは、図1,図2に示すよ
うに、駆動モータ33によって駆動される第2駆動ベル
トユニット37と第2従動ベルトユニット38によって
形成される第2搬送手段を有する第2搬送路15Aと排
出路26、第2駆動ベルトユニット37と第3従動ベル
トユニット39で構成された第3搬送手段を有する回収
路29、カッター装置14によって切断されたATB券
1を排出路26か回収路29の何れかに案内する分岐部
材としての第2フラップ30、回収路29内に案内され
た磁気券を装置下方に配置された回収箱27,28に振
り分ける振分部材としての第3フラップ31及び、AT
B券1に検印するスタンプ装置32を備えている。
【0018】駆動モータ33は駆動モータ5と並設され
ていて、その軸33aに固定されたプーリ34に掛けら
れる駆動ベルト35を、フレーム8,9に支持された駆
動軸36に固定されたプーリ36aに掛け渡たしてい
る。駆動軸36には、第2駆動ベルトユニット37とを
構成する駆動ローラ37aが固定されていて、駆動ロー
ラ37aには、図示しない側板に回転自在に支持された
搬送ローラ37b,37cとに掛けられたベルト37d
が掛け渡されている。第2駆動ベルトユニット37は、
駆動ローラ37aと搬送ローラ37b,37cによって
三角形状をなしていて、その中央部にカッターモータ2
5を配置している。
【0019】第2駆動ベルトユニット37の上方には、
搬送ローラ38a,38b,38cにベルト38dが掛
けられた第2従動ベルトユニット38が、第2駆動ベル
トユニット37の右側には、搬送ローラ39a,39b
にベルト39cが掛けられた第3従動ベルトユニット3
9がそれぞれ対向配置されている。この駆動ローラ37
aと搬送ローラ37b,37c及び搬送ローラ38a,
38b,38cにより、第2搬送ローラ群が構成され、
駆動ローラ37aと搬送ローラ37b,37c及び搬送
ローラ39a,39bによって第3搬送ローラ群が構成
されている。ベルト38dは、駆動ローラ37bと搬送
ローラ37aとの間でベルト37dと圧接し、ベルト3
9cは、駆動ローラ37aと搬送ローラ37cとの間で
ベルト37dに圧接している。
【0020】搬送ローラ38aの近傍には、ベルト38
dに圧接するパッドローラ47が配置されていて、一方
が排出口4につながり他方を第2搬送路15Aと連通す
る排出路26を構成している。排出路26は、機器の上
方に向かって斜めに形成されていて、パス券1Aが搬送
されるようになっている。回収路29は、その一方をな
す駆動ローラ37aと搬送ローラ39a側を第2フラッ
プ30を介して第2搬送路15と接続し、先端をなす搬
送ローラ37cと搬送ローラ39b側を第3フラップ3
1を介して回収箱27,28と接続しておりクーポン券
1Bを搬送するようになってる。回収路29は、その先
端側を挿入口3側に戻るように延出している。
【0021】搬送ローラ39aを支持するフラップ軸4
0には、第2フラップ30が回動自在に支持されてい
る。第2フラップ30は、図4に示すように、三又形状
であって、第2搬送路15Aと排出路26および回収路
29との分岐部に配置されていて、電磁ソレノイド41
によって実線で示す回収路29と第2搬送路15Aとを
連通させる第1位置と二点鎖線で示す排出路26と第2
搬送路15Aとを連通させる第2位置とに切換えられ
る。第2フラップ30の腕部30aには、揺動自在な連
結レバー45と同連結レバー45とピン結合する連結板
44を介して電磁ソレノイ41のド可動片41aと接続
する可動版42がピン結合されている。可動片41a
は、連結レバー45に設けられたバネ46により第2フ
ラップ30を実線で示す第1位置に占めるように付勢さ
れていて、電磁ソレノイド41に駆動信号が印加される
と可動片41aを引き込んで第2フラップ30を第1位
置から二点鎖線で示す第2位置まで回動させるようにな
っている。
【0022】第3フラップ31は、図1,図5に示すよ
うに、搬送ローラ37cと搬送ローラ39bの間に設け
られたフラップ軸48に支持されていて、回収路29の
先端側に配置されている。フラップ軸48は、レバー4
9,50を介して電磁ソレノイド51の可動片51aと
連結しており、第3フラップ31を回動自在に支持して
いる。第3フラップ31は、回収路29と回収箱28と
を搬送ローラ39aと同フラップ31との間で連通させ
る実線位置に、レバー49,50の連結部に係止された
バネ52で付勢されていて、電磁ソレノイド51が駆動
されると回収路29と回収箱とを搬送ローラ37cと同
フラップ31との間で連通させる二点鎖線位置に回動さ
れる。
【0023】電磁ソレノイド51は、図示しない制御装
置に設定される切替モードによって駆動される。この切
替モードとしては、座席のクラスや行き先等が挙げら
れ、磁気ヘッド13A,13Bによる磁気情報の読み出
し時に電気的に座席のクラスや行き先等を判断して電磁
ソレノイド51を駆動させて第3フラップ31を切替え
るようにしても良いし、あるいは、第3フラップ31を
専ら切替る切替スイッチを設けて、手動操作で切替るよ
うにしても良い。
【0024】回収箱27,28は、クーポン券1Bまた
はATB券1を回収するもので、ATB券1の全長Lよ
りも長い長さ有し、第3フラップ31を境として磁気券
リーダ2内に収まるように配置されている。言い替える
と、回収路29の先端は、回収箱27,28を磁気券リ
ーダ2内で並列できる位置に配置されている。
【0025】スタンプ装置32は、図1,図2に示すよ
うに、カッター装置14よりも磁気券挿入方向奥側に位
置する第2搬送路15A上に配置されていて、図示しな
いアクチュエータによってカッター装置14の動作と同
時に駆動されて第2搬送路15Aに侵入し、カッター装
置14で切断されて切断磁気券となるパス券1Aとクー
ポン券1Bとにそれぞれ検印するようになっている。カ
ッター装置14とスタンプ装置32、またはスタンプ装
置32のみが駆動されると、駆動モータ33が再駆動さ
れるようになっている。
【0026】ところで、第2フラップ30とパッドロー
ラ47の間に位置する排出路26にはカードセンサS6
が、駆動ローラ37aと搬送ローラ39bとの間に位置
する回収路29にはカードセンサーS7が、それぞれ配
置されている。カードセンサS6は、排出路26を搬送
されるパス券1Aを検知するもので、カードセンサS6
上をパス券1Aが通過すると第2フラップ30を駆動停
止させるべく電磁ソレノイド41を駆動停止させると共
に、駆動モータ5及び駆動モータ33も停止するように
なっている。カードセンサS7は、回収路29に導入さ
れるクーポン券1Bを検知するもので、クーポン券1B
が通過すると駆動モータ5及び駆動モータ33を停止す
るようになっている。スタンプ装置32より排出路26
側に位置する第2搬送路15Aには、カードセンサS5
が配置されている。カードセンサS5は、カッター装置
14で切断されたATB券1における後から搬送される
切断券を検知するもので、この後送切断券を検知する
と、駆動モータ5,33を一時停止させるようになって
いる。
【0027】図7に示すように、第1搬送路15内に位
置する従動ローラ6bの回転中心と第2搬送路15A内
に位置する搬送ローラ38bの回転中心までの間隔W
6、同ローラ38bと駆動ローラ37aとの間隔W7、
回収路29内における駆動ローラ37aの回転中心から
搬送ローラ39bの回転中心までの間隔W8及び、排出
路26内における駆動ローラ37aの回転中心からパッ
ドローラ47の回転中心までの間隔W9は、パス券1A
の全長L1よりも短くなるように設定されており、最短
切断磁気券としてのパス券1Aを各ローラの回転中心線
の延長線上に位置するベルト間で挟持して搬送可能とし
ている。
【0028】カッター装置14のカット位置からスタン
プ装置32の中心までの間隔W11は、パス券1Aの全
長L1よりも短くなるように設定されていて、カッター
装置14のカット位置から第2搬送路15A内に位置す
る第2フラップ30の先端30aまでの間隔W12は、
パス券1Aの全長L1よりも長く設定され、カッター装
置14のカット位置から回収路29内に位置する第3フ
ラップ31の先端31aまでの距離W13は、クーポン
券1Bの全長L2よりも長く設定されている。また、第
1フラップ12の先端12aが位置する第1搬送路15
から第3フラップ31の先端31aが位置する第2搬送
路15Aまでの距離W14は、図6に示す磁気券1の全
長Lより僅かに長く設定されている。
【0029】このように構成された磁気券リーダ2の動
作を説明する。ATB券1が挿入口3に挿入されて図
1,図2に示すセンサーS1,S2によりその幅dを検
知されて適正な券であるとされると、電磁ソレノイド2
4が駆動してシャッター11が開いて第1フラップ12
が第1搬送路15から退避し、駆動モータ5,33が正
回転に駆動してベルト6c,37dが時計回り方向に回
動する。ベルト6cが回動すると、同ベルト6cと接触
するベルト7cが反時計方向方向に従動して取込みロー
ラ10が回転し、ATB券1の先端が取込みローラ10
とベルト7cの間に挟まれて装置内に取り込まれ、ベル
ト6c,7cの間の第1搬送路15内を搬送される。第
1搬送路15に取り込まれたATB券1は、カードセン
サS3上を通って磁気ヘッド13A,13Bに向かって
搬送される。
【0030】一方、ベルト37dが回動すると同ベルト
37dと接触するベルト38d及び39cが反時計方向
に従動し、第2、び第3搬送手段が駆動されて、第1搬
送路15からのATB券1の搬送が待たれる。また、第
2フラップ30は図4に実線で示す初期位置に置かれて
いるので、第2搬送路15Aと回収路29とが連通状態
となっている。ATB券1が磁気ヘッド13A,13B
まで達すると、磁気ヘッド13A,13Bとパッドロー
ラ17A,17Bに挟持され、磁気ヘッドと接触する側
の磁気ストライプ1aからデータの読取りが行なわれ第
1搬送路15、カッター装置14を介して第2搬送路1
5Aを通り回収路29に案内される。
【0031】磁気ヘッド13A,13Bによる読取りに
よりATB券1の記録内容等がチェックされ、ここでの
読込みエラーや記録内容の変更等による磁気情報の書込
みの必要がなければ、ATB券1の後端がカードセンサ
S3上を通過した時点から一定時間経った後、駆動モー
タ5,33が一時停止されると共に、第1フラップ12
及びシャッター11が第1搬送路15内に戻される。駆
動モータ5,33が一時停止すると、カッター装置14
とスタンプ装置32が駆動され、カッター装置14とス
タンプ装置32が駆動終了すると駆動モータ33が再駆
動される。
【0032】ここでのモータ5の一時停止は、ATB券
1が順方向に挿入されたときに、ミシン目1bがカッタ
ー装置14の切断位置で停止する時間に設定されている
ので、ATB券1が順方向挿入であると、クーポン券1
BがATB券1の前方に位置することになり、磁気ヘッ
ド13Aによる読込みを終えてカッター装置14とスタ
ンプ装置32が駆動すると、ATB券1からクーポン券
1Bが切断されると共に検印され、駆動モータ33の再
駆動により第3搬送手段が駆動してクーポン券1Bが回
収路29内に搬送される。回収路29に搬送されたクー
ポン券1Bは、磁気ヘッド13Aによるデータの読込み
時において検出された切替モードによって決められる第
3フラップ31の位置により、回収箱27か回収箱28
の何れかに案内される。
【0033】クーポン券1BがカードセンサS7上を通
過すると、電磁ソレノイド41が駆動されて第2フラッ
プ30が図4において実線で示す第1位置から二点鎖線
で示す第2位置まで回動して第2搬送路15Aと排出路
26を連通状態とすると共に、一時停止状態にあった駆
動モータ5が再駆動される。すると、第1搬送路15内
に残されて後送切断券となったパス券1Aが第2搬送路
15Aに搬送され、カードセンサS5によって検知され
ると駆動モータ5,33が再度一時停止され、スタンプ
装置32が駆動してパス券1Aを検印する。スタンプ装
置32が駆動終了すると駆動モータ5,33が再駆動し
てパス券1Aが第2フラップ30で排出路26に案内さ
れる。案内されたパス券1Aは、第2従動ベルトユニッ
ト38とパッドローラ47によって排出口4から排出さ
れる。
【0034】次に、ATB券1が逆方向挿入された場合
の動作に付いて説明する。磁気券リーダ2は、磁気ヘッ
ド13BによってATB券1の磁気ストライプ1aから
磁気情報の読み出しが行なわれると、ATB券1が逆方
向挿入されたと判断する。ATB券1が逆方向挿入され
た場合であっても、磁気ヘッド13Bでの読み込みが終
了するまで磁気券挿入方向(矢印C)に搬送され、カー
ドセンサS3上をATB券1が通過して一定距離搬送さ
れて駆動モータ5,33が一時停止すると共に、第1フ
ラップ12が第1搬送路15内に位置し、分岐路Xと第
1搬送路15とが連通される。
【0035】カードセンサーS3によるATB券1の停
止位置は、順方向挿入時においてミシン目1bがカッタ
ー装置14の切断位置で停止するように設定されている
ので、逆方向に挿入された場合、ミシン目1bが切断位
置と合わず、また、逆挿入の場合、ATB券1の前方側
にパス券1Aが位置することになるので、第2搬送路1
5Aと回収路29とを連通させる第1位置に置かれた第
2フラップ30を第2搬送路15Aと排出路26とを連
通させる第2位置に移動させる必要がなる。そこで、A
TB券1が逆挿入であると判断されると、駆動モータ
5,33が反時計回り方向に回転駆動され、磁気情報の
読込みを終えて停止状態にあるATB券1が矢印Eで示
す戻し方向に搬送され、ATB券1は第1フラップ12
によって分岐路Xに案内される。この時、戻し方向に搬
送されたATB券1の後端をカードセンサS3が検知す
ると、逆回転する駆動モータ5,33のステップ数が所
定量カウントされた後、再度、駆動モータ5,33が一
時停止される。カウントするモータのステップ数は、逆
搬送時におけるATB券1のミシン目1bとカッター装
置14の切断位置とが合うステップ数である。
【0036】逆回転する駆動モータ5,33が停止する
と、カッター装置14とスタンプ装置32が駆動され、
駆動モータ33が正回転方向に回転駆動されると共に、
電磁ソレノイド41が駆動されて第2搬送路15Aと回
収路29とを連通させる第1位置にあった第2フラップ
30が第2搬送路15Aと排出路26とを連通させる第
2位置に回動する。この各部の動作によって、ATB券
1からパス券1A部が切断されて検印され、パス券1A
が第2搬送路15Aから排出路26に第2フラップ30
によって案内されて排出口4から排出される。
【0037】パス券1AがカードセンサS6上を通過す
ると、電磁ソレノイド41が駆動停止して第2フラップ
30が、図4において二点鎖線で示す第2位置から実線
線で示す第1位置まで回動して第2搬送路15Aと回収
路29を連通状態とすると共に、一時停止状態にあった
駆動モータ5が再駆動される。第1搬送路15内に残さ
れて後送切断券となったクーポン券1Bが第2搬送路1
5Aに搬送されてカードセンサーS5によって検知され
ると、駆動モータ5,33が一時停止してスタンプ装置
32が駆動しクーポン券1Bが検印される。スタンプ装
置32が動作すると駆動モータ5,33が駆動してクー
ポン券1Bが第2フラップ30で回収路29に案内され
る。案内されたクーポン券1Bは、駆動モータ33で駆
動される第2従動ベルトユニット38と第3従動ベルト
ユニット39によって回収路29内を搬送され、第3フ
ラップ31の位置によって回収箱27か回収箱28の何
れかに案内回収される。回収路29内のカードセンサS
7上をクーポン券1Bが通過すると、磁気券リーダ2内
からATB券1が全て排出されたと判断されて駆動モー
タ5,33が停止状態に置かれ、次のATB券1の挿入
に備える。
【0038】次に、ATB券1に対する磁気情報の書込
みや磁気ヘッド13A,13Bでの読込み時にそれぞれ
エラーが発生した場合の動作について述べる。ATB券
1の磁気ストライプ1aに記録された磁気情報の書き込
みの一例である磁気情報の変更、例えば、搭乗者の氏名
等の変更をする場合、駆動モータ5,33が逆回転方向
に駆動して、磁気ヘッド13A若しくは磁気ヘッド13
Bの何れかで読み込みが行なわれ、回収路29内にその
一部を導入させて停止状態に置かれた、即ち、保留状態
に置かれたATB券1が戻り方向に逆搬送される。戻り
方向に搬送されるATB券1の前端が、カードセンサー
S4に検知されると、ATB券1の挿入された向き(順
方向か逆方向)に応じて磁気ヘッド13Aか磁気ヘッド
13Bのいずれかで、搬送される磁気ストライプ1aに
図示しないキーボート等の入力装置から入力される更新
情報が書き込まれ、第1フラップ12よって分岐路Xに
案内される。戻り方向に搬送されるATB券1の後端
が、カードセンサーS3に検知されると、駆動モータ
5,33が停止して正回転方向(時計回り方向)に再び
駆動し、書き込みを終えたATB券1がカッター装置1
4に向かって搬送され、この搬送される途中で新たに磁
気ストライプ1aに書き込まれた更新磁気情報が磁気ヘ
ッド13A,13Bの何れかで読込み確認される。読込
みに異常がなければ、カッター装置14によってパス券
1Aとクーポン券1Bとに切断されて、それぞれ排出路
26と回収路29に搬送される。
【0039】読取り時にエラーが発生した場合において
は、書込み時と同様駆動モータ5,33が逆回転方向に
駆動して戻り方向に搬送されて分岐路Xに案内され、同
方向に搬送されるATB券1の後端がカードセンサーS
3上を通過すると、駆動モータ5,33が一旦停止後、
正回転方向に駆動して磁気ヘッド13A,13Bの何れ
かで磁気ストライプ1aの磁気情報の再読取り(リトラ
イ)が行なわれる。正常に再読取り(リトライ)が行な
われると、カッター装置14が作動して上述の如くパス
券1Aとクーポン券1Bとに切断されて、それぞれ排出
路26と回収路29とに搬送される。
【0040】このように、カッター装置14よりも挿入
方向に対する奥側のスタンプ装置32を配置し、カッタ
ー装置14の切断位置からスタンプ装置32の中央まで
の間隔W11をパス券1Aの全長L1よりも小さく設定
しているので、従来個別に行なっていたカット動作とス
タンプ動作とを同時に行なうことができる。切断位置か
ら第2フラップ30の先端30aまでの間隔W12及び
切断位置から第3フラップ31の先端31aまでの間隔
W13を、パス券1Aの全長L1及びクーポン券1Bの
全長L2よりそれぞれ長く設定しているので、ATB券
1が逆挿入された場合や順方向挿入されて保留位置に停
止しても、各フラップとATB1券の干渉を防止でき
る。近接する各搬送ローラ群のローラ間隔をパス券1A
の全長L1よりも短く設定しているので、第1搬送路1
5や第2搬送路15A、排出路26や回収路29の長さ
を最短にすることができ、パス券1Aの搬送を可能とし
ている。また、第1フラップ12を挿入口3よりも挿入
方向奥側に配置したので、戻り方向に搬送されるATB
券1を挿入口1に案内せずに機器下方の余剰空間Xに案
内できるので、従来ATB券1の全長Lよりもその長さ
が必要であった挿入口3から磁気ヘッド13A,13B
までの間隔を短くすることができる。なお、本実施例で
は回収箱27,28にクーポン券1Bを回収している
が、寸法的には、ATB券1を回収することも可能であ
る。従って、ATB券1を再読み取り(リトライ)し
て、なおも読取りエラーがでた場合、そのまま回収路2
9に導入して回収箱27,28の何れかに回収すること
ができる。また、装置の非使用時には、使用前のATB
券1を収納することも可能である。
【0041】次に、図8を用いて本発明の第2実施例に
ついて説明する。第2実施例は、第1実施例における磁
気券リーダ2に印字装置53を装着したもので、第1実
施例と同様の構成作用をする部材には、第1実施例で用
いた符号と同一符号を付しその説明は省略する。印字装
置53は、第1フラップ12の下方に形成される余剰空
間Yに、着脱可能に支持されている。印字装置9は、そ
の装着時に分岐路Xと連通する退避路Z、退避路Z内に
臨む送りローラ対56,57、送りローラ対56,57
の間に配置されるサーマルヘッド58Aとプラテンロー
ラ59から主に構成されている。
【0042】退避路Zは、ガイド板64,65の間に形
成されている。ガイド板65側に位置する送りローラ対
56,57の駆動ローラ56a,57aは、印字装置5
8の図示しないフレームに回動自在に支持された軸6
1,62にそれぞれ固定されている。各駆動ローラ56
a,57aには、従動ローラ56b,57bがそれぞれ
当接している。プラテンローラ59は、サーマルヘッド
58Aと対向して設けられていて、図示しないフレーム
回動自在に支持された軸66に固定されている。
【0043】軸62には、軸61に固定されたダブルプ
ーリ61aの一方の溝に巻かれたベルト60が巻きかけ
られるプーリ62aが固定されていて、駆動軸18に
は、ダブルプーリ61aの他方の溝に巻きかけられたベ
ルト55が巻きかけられる駆動プーリ54が固定されて
おり、送りローラ対56,57を駆動ローラ6aと同一
方向に回動するようにしている。駆動ローラ56a,5
7aは、駆動ローラ6aの回転速度と同じ速度で回転す
るように、その大きさやプーリ径等が調整されている。
搬送ローラ対56とプラテンローラ59及びプラテンロ
ーラ59と搬送ローラ対57とのローラ間ピッチは、パ
ス券1Aの全長L1よりも短く設定されている。なお、
この実施例では、プラテンローラ59を従動式としてい
るが、軸66にプーリを設けて駆動ローラ6aと連動す
る構成としても良い。
【0044】搬送ローラ対56とプラテンローラ59と
の間に位置する退避路Zには、カードセンサーS8が配
置されている。このセンサーS8は、磁気情報の書き込
み更新時にATB券1を検知すると、ATB券1が所定
量搬送した後にサーマルヘッド58Aを退避路Z内に進
入させるようになっている。所定搬送量とは、ATB券
1の先端がサーマルヘッド58Aとプラテンローラ59
との間を通過するまでの距離であって、ここでは駆動モ
ータ5のステップ角度で予め設定されている。
【0045】サーマルヘッド58Aは、カード1の表面
に接触して磁気情報等に応じた印字を行うダイレクト方
式のサーマルヘッドであって、リボンカートリッジ58
と係合しており、退避路Zに対して進退自在に図示しな
いフレームに支持されている。サーマルヘッド58A
は、通常、退避路Zから退避した位置に置かれていて、
磁気情報の書込み時においてカードセンサーS8がAT
B券1を検知すると退避路Z内に進入して加熱されるよ
うになっている。
【0046】このような構成の印字装置53を装着され
た磁気券リーダ2によると、ATB券1の磁気情報の変
更が必要であると、第1実施例同様、駆動モータ5が反
時計回りに回転駆動されて、ATB券1が戻り方向に搬
送されながら磁気ヘッド13A,13Bのどちらか一方
によって記録内容の変更が行なわれ、第1フラップ12
によって分岐路X9内に導かれる。分岐路Xに案内され
ATB券1は、ベルト6c.7cの搬送力によって退避
路Zに導入され、送りローラ対56に挟持されてサーマ
ルヘッド58Aに向かって送られる。そして、カードセ
ンサーS8によってATB券1の先端が検出されると、
サーマルヘッド58Aが退避路Zに進入して加熱しカー
ド表面に印字が行われる。印字動作終了すると、駆動モ
ータ5が正回転して、修正されたATB券1が搬送路1
5に向かって搬送される。
【0047】このように、挿入口3と磁気ヘッド13
A,13Bの間に設けた第1フラップ12の下方の余剰
空間Yに印字装置53を設けることで、ATB券1の印
字修正を磁気券リーダ2で行うことができるので、言い
替えると第1搬送路15の下方に印字装置53を配置す
ることで第1搬送路を延長しなくても磁気券リーダ2に
印字装置53を装着できるので、装置のコンパクト化に
つながる。また、余剰空間Yに着脱可能に印字装置53
を支持するので、印字装置53をユーザの好みで取外し
でき、機種選択の幅が広がる。さらに、書込みや再読込
み(リトライ)時において、ATB券1を挿入口3に戻
さないので、ATB券1の再挿入の必要がなくなり、カ
ード処理にかかる時間の短縮につながる。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、逆搬送さ
れる磁気券が切替部材によって挿入口とは別の方向に搬
送されて挿入口には案内されないので、挿入口から磁気
ヘッドまでの搬送路長を短くでき、磁気券リーダのコン
パクトに貢献できる。請求項2記載の発明によれば、磁
気券の磁気情報を記録再生する磁気ヘッドと最短切断磁
気券と最長切断磁気券とに上記磁気券を切断するカッタ
ー装置との間隔を、最短切断磁気券の長さと上記磁気券
を搬送する搬送手段が定速搬送状態から停止信号により
停止するまでの搬送制動距離とを加えた長さに設定する
ことで、上記磁気券における最短切断磁気券が磁気券の
後方側となる向きで搬送される場合、カット前の磁気券
における最短切断磁気券と最長切断磁気券とに分割され
る部位がカッター装置の配設部位で停止するので、停止
と同時にカッター装置を駆動することで磁気券のカット
動作をすばやくでき、磁気券の処理時間の短縮につなが
る。請求項3記載の発明によれば、搬送路内を搬送され
る磁気券をその搬送方向と直交する方向に2つ以上に切
断するカッター装置と上記搬送路に臨ませて配置したス
タンプ装置との間隔を、最短切断磁気券の長さよりも小
さく設定することで、上記磁気券における最短切断磁気
券が磁気券の前方側となる向きで搬送される場合であっ
てもカッター装置による切断動作とスタンプ装置による
印字動作を同時に行なうことができ、磁気券の処理時間
の短縮につながる。請求項4記載の発明によれば、カッ
ター装置で切断された切断磁気券を排出路か回収路の何
れかに案内する分岐部材とカッター装置との間隔を、最
短切断磁気券の長さよりも大きく設定することで、切断
された最短切断磁気券が分岐部材とカッター装置との間
に位置しても分岐部材の干渉を受けないので、分岐部材
と磁気券の干渉によるジャムを防止でき、磁気券リーダ
のコンパクト化と共に磁気券の処理時間の短縮につなが
る。請求項5記載の発明によれば、磁気券を最長切断磁
気券と最短切断磁気券とに分割する上記カッター装置か
ら搬送路に連続する回収路の先端に配置された振分部材
までの距離を最長切断磁気券の長さよりも大きく設定す
ることで、磁気券が回収路に導入された状態で最短切断
磁気券と最長切断磁気券とに切断されても切断された磁
気券と振分部材との干渉が避けられるので、磁気券と振
分部材との干渉によるジャムを防止でき、磁気券リーダ
のコンパクト化と共に磁気券の処理時間の短縮につなが
る。また、請求項6記載の発明によると、回収路を挿入
口側に向かって戻る向きに延出形成することで磁気券リ
ーダの長手方向に対する回収路の占める割合(長さ)が
短くなるので、磁気券リーダの全長が抑えられて小型化
することができる。請求項7記載の発明によると、搬送
路内での磁気券の搬送を行なう第1搬送手段と、搬送路
に連通する排出路内における磁気券の搬送を行なう第2
搬送手段及び回収路内における磁気券の搬送を行なう第
3搬送手段とをそれぞれ個別に駆動することが可能とな
るので、効率良く磁気券を搬送できると共に、搬送路、
排出路、回収路の各レイアウトの自由度が増し、磁気券
の処理時間を短縮できる。請求項8記載の発明による
と、第1、第2、第3の各搬送手段を構成する隣合う搬
送ローラ同士の間隔を、最短切断磁気券の長さよりも小
さく設定することで、第1搬送手段を有する搬送路と第
2搬送手段を有する排出路及び第3搬送手を有する回収
路のそれぞれの長さが、最短切断磁気券を搬送できる最
小長となるので、磁気券リーダをコンパクト化すること
ができる。請求項9記載の発明によれば、挿入口から磁
気ヘッド、磁気ヘッドからカッター装置、カッター装置
からスタンプ装置及びカッター装置から分岐部材までの
搬送路長や、磁気券リーダの長手方向に対する回収路の
占める割合(長さ)が短くなると共に、磁気券の停止と
同時にカッター装置を駆動したりカッター装置による切
断動作やスタンプ装置による印字動作を同時に行なうこ
とができるので、磁気券の処理時間の短縮や装置のコン
パクト化を達成した磁気券リーダを提供することができ
る。また、カッター装置と分岐部材の間隔を最短切断磁
気券の長さよりも大きく設定し、カッター装置と回収路
の振分部材との間隔を最長切断磁気券の長さよりも大き
く設定することで、各間隔に位置する磁気券と分岐部材
及び振分部材との干渉を防止しているので、磁気券のジ
ャム防止してスムーズな搬送が可能な磁気券リーダとな
る。さらに、第1、第2、第3の各搬送手段を構成する
隣合う搬送ローラ同士の間隔を最短切断磁気券の長さよ
りも小さく設定し、第1搬送手段を有する搬送路と第2
搬送手段を有する排出路及び第3搬送手を有する回収路
のそれぞれの長さを最短切断磁気券を搬送できる最小長
となると共に、第1搬送手段と第2及び第3搬送手段と
を個別に駆動できるので、搬送路、排出路、回収路の各
レイアウトの自由度が増し、効率良く磁気券を搬送で
き、かつ、コンパクトな磁気券リーダとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の概略構成を示す側面図で
ある。
【図2】第1実施例の概略構成を示す一部破断平面図で
ある。
【図3】第1フラップの構成と動作を示す拡大側面図で
ある。
【図4】第2フラップの構成と動作を示す拡大側面図で
ある。
【図5】第3フラップの構成と動作を示す拡大側面図で
ある。
【図6】磁気券の一例であるATB券の平面図である。
【図7】磁気券リーダ内部の搬送ローラ及び各機構部の
配置構成を示す側面図である。
【図8】本発明の第2実施例の要部である印字装置の概
略構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 磁気券 1a 磁気ストライプ 1A 最短切断磁気券(パス券) 1B 最長切断磁気券(クーポン
券) 2 磁気券リーダ 3 挿入口 5 第1の駆動源 6 第1駆動ベルトユニット 7 第1従動ベルトユニット 6,7 第1搬送手段 12 切替部材(第1フラップ) 13A,13B 磁気ヘッド 14 カッター装置 15 第1搬送路 15A 第2搬送路 15,15A 搬送路 26 排出路 29 回収路 30 分岐部材(第2フラップ) 31 振分部材(第3フラップ) 32 スタンプ装置 33 第2の駆動源 37 第2駆動ベルトユニット 38 第2従動ベルトユニット 39 第3従動ベルトユニット 37,38 第2搬送手 37,39 第3搬送手段 6c,7c,37d,38d,39c ベルト 6(a,b),7(a,b,d,e) 第1搬送ローラ群 37(a,b,c),38(a,b,c),47 第2搬送ローラ群 37(a,b,c),39(a,b) 第3搬送ローラ群 S3 磁気券検出手段(カードセ
ンサ)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ストライプを有する磁気券を挿入口か
    ら挿入して搬送手段を用いて搬送路内を搬送し、上記搬
    送路に臨ませた磁気ヘッドにより上記磁気ストライプに
    情報信号を記録再生する磁気券リーダにおいて、 上記挿入口と上記磁気ヘッドとの間の搬送路に、上記磁
    気券の逆搬送時に同磁気券を上記挿入口とは別の方向に
    案内する切替部材を設けたことを特徴とする磁気券リー
    ダ。
  2. 【請求項2】磁気ストライプを有する磁気券を搬送手段
    を用いて搬送路内を搬送させ、上記搬送路に臨ませた磁
    気ヘッドにより上記磁気ストライプに情報信号を記録再
    生した後、上記搬送路内に設置したカッター装置を用い
    て上記磁気券をその搬送方向と直交する方向に2つ以上
    に切断する磁気券リーダにおいて、 上記磁気ヘッドとカッター装置との間隔を、2つ以上に
    切断された切断磁気券における搬送方向への長さが最も
    小さい最短切断磁気券の長さと、上記搬送手段が定速搬
    送状態から停止信号により停止するまでの搬送制動距離
    とを加えた長さに設定したことを特徴とする磁気券リー
    ダ。
  3. 【請求項3】磁気ストライプを有する磁気券を、搬送手
    段を用いて搬送路内を搬送させ、上記搬送路に臨ませた
    磁気ヘッドにより上記磁気ストライプに情報信号を記録
    再生した後、上記搬送路内に設置したカッター装置を用
    いて上記磁気券をその搬送方向と直交する方向に2つ以
    上に切断すると共に、上記搬送路に臨ませて配置したス
    タンプ装置を用いて上記切断された磁気券に印字を行な
    う磁気券リーダにおいて、 上記カッター装置とスタンプ装置との間隔を、2つ以上
    に切断された切断磁気券における搬送方向への長さが最
    も小さい最短切断磁気券の長さよりも小さく設定したこ
    とを特徴とする磁気券リーダ。
  4. 【請求項4】磁気ストライプを有する磁気券を、搬送手
    段を用いて搬送路内を搬送させ、上.記搬送路に臨ませ
    た磁気ヘッドにより上記磁気ストライプに情報信号を記
    録再生した後、上記搬送路内に設置したカッター装置を
    用いて上記磁気券をその搬送方向と直交する方向に2つ
    以上に切断する磁気券リーダにおいて、 上記搬送路に連続して設けた排出路と上記搬送路に連続
    して設けた回収路との分岐部に、切断された磁気券を上
    記排出路か回収路の何れかに案内する分岐部材を設置
    し、上記カッター装置から上記切替手段までの距離を、
    2つ以上に切断された切断磁気券における搬送方向への
    長さが最も小さい最短切断磁気券の長さよりも大きく設
    定したことを特徴とする磁気券リーダ。
  5. 【請求項5】磁気ストライプを有する磁気券を挿入口か
    ら挿入して、搬送手段を用いて搬送路内を搬送させ、上
    記搬送路に臨ませた磁気ヘッドにより上記磁気ストライ
    プに情報信号を記録再生した後、上記搬送路内に設置し
    たカッター装置を用いて上記磁気券をその搬送方向と直
    交する方向に2つ以上に切断する磁気券リーダであっ
    て、 上記搬送路に連続して設けた排出路と上記搬送路に連続
    して設けた回収路との分岐部に臨んで設けられ、切断さ
    れた磁気券を上記排出路か回収路の何れかに案内する分
    岐部材と、上記回収路の先端に配置された振分部材とを
    備え、上記カッター装置の位置する搬送路から上記振分
    部材の位置する回収路までの距離を、2つ以上に切断さ
    れた切断磁気券における搬送方向への長さが最も大きい
    最長切断磁気券の長さよりも大きく設定したことを特徴
    とする磁気券リーダ。
  6. 【請求項6】回収路が挿入口側に向かって戻る向きに延
    出形成された請求項5記載の磁気券リーダ。
  7. 【請求項7】磁気ストライプを有する磁気券を、磁気ヘ
    ッドにより上記磁気ストライプに情報信号を記録再生し
    た後、カッター装置を用いて上記磁気券をその搬送方向
    と直交する方向に2つ以上に切断すると共に、上記搬送
    路に連続すると共に、上記カッター装置よりも磁気券搬
    送方向下流側に設けた排出路と回収路との分岐部に設置
    された分岐部材と、上記回収路の先端寄りに配置された
    振分部材とを備えた磁気券リーダであって、 上記磁気券を挿入する挿入口につながる搬送路内におけ
    る磁気券の搬送を行なう第1搬送手段と、上記排出路内
    における磁気券の搬送を行なう第2搬送手段と、上記回
    収路における磁気券の搬送を行なう第3搬送手段とを有
    し、 上記第1搬送手段を、第1の駆動源によって駆動される
    第1駆動ベルトユニットと同第1ベルト駆動ユニットに
    圧接する第1従動ベルトユニットで構成し、上記第2搬
    送手段を、第2の駆動源によって駆動される第2駆動ベ
    ルトユニットと同第2駆動ベルトユニットに圧接する第
    2従動ベルトユニットで構成し、上記第3搬送手段を、
    上記第2駆動ベルトユニットと同第2駆動ベルトユニッ
    トに圧接する第3従動ベルトユニットで構成したことを
    特徴とする磁気券リーダ。
  8. 【請求項8】上記第1、第2の各駆動ベルトユニットと
    第1、第2、第3の各従動ベルトユニットとがそれぞれ
    ベルトと搬送ローラとを有し、隣合う搬送ローラ同士の
    間隔を2つ以上に切断された切断磁気券における搬送方
    向への長さが最も小さい最短切断磁気券の長さよりも小
    さく設定したことを特徴とする請求項7記載の磁気券リ
    ーダ。
  9. 【請求項9】磁気ストライプを有する磁気券を挿入口か
    ら挿入して搬送路内を搬送させ、上記搬送路に臨ませた
    磁気ヘッドにより上記磁気ストライプに情報信号を記録
    再生した後、上記磁気ヘッドよりも上記磁気券の搬送方
    向下流側に位置する搬送路内に設置したカッター装置を
    用いて上記磁気券をその搬送方向に向かって直交する方
    向に2つ以上に切断すると共に、上記カッター装置より
    も磁気券搬送方向下流側に位置する搬送路に臨ませて配
    置したスタンプ装置を用いて上記切断された磁気券に印
    字を行なう磁気券リーダであって、 上記挿入口と磁気ヘッドとの間の搬送路に設けられ上記
    磁気券の逆搬送時に同磁気券を上記挿入口とは別の方向
    に案内する切替部材と、 上記搬送路に連続して設けた排出路と上記搬送路に連続
    して設けた回収路との分岐部に設けられ切断された磁気
    券を上記排出路か回収路の何れかに案内する分岐部材
    と、 上記回収路の先端に配置され上記回収路に導入された磁
    気券を同回収路の先端側に配置された回収箱に振り分け
    る振分部材と、 上記搬送路内における磁気券の搬送を第1搬送ローラ群
    に巻きかけられたベルトで行なう第1搬送手段と、 上記排出路内における磁気券の搬送を第2搬送ローラ群
    に巻きかけられたベルトで行なう第2搬送手段と、 上記回収路内における磁気券の搬送を第3搬送ローラ群
    に巻きかけられたベルトで行なう第3搬送手段と、 上記第1搬送手段を駆動する第1駆動源と上記第2及び
    第3搬送手段を駆動する第2駆動源とを有し、 上記磁気ヘッドからカッター装置まで間隔を、2つ以上
    に切断された切断磁気券における搬送方向への長さが最
    も小さい最短切断磁気券の長さと、上記第1搬送手段が
    定速搬送状態から上記磁気ヘッドの前後に設けられた磁
    気券検出手段による停止信号により停止するまでの搬送
    制動距離とを加えた長さに設定し、上記カッター装置の
    カット位置から上記スタンプ装置の印字中心までの間隔
    を上記最短切断磁気券の長さよりも小さく設定し、上記
    カッター装置から上記分岐部材までの距離を上記最短切
    断磁気券の長さよりも大きく設定すると共に、上記カッ
    ター装置が配置された搬送路位置から上記振分部材が配
    置された回収路位置までの長さを、2つ以上に切断され
    た切断磁気券における搬送方向への長さが最も大きい最
    長切断磁気券の長さよりも僅かに長く設定し、上記第
    1、第2、第3の各搬送ローラ群における隣合う搬送ロ
    ーラ同士の間隔を上記最短切断磁気券の長さよりも小さ
    く設定したことを特徴とする磁気券リーダ。
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