JPH0798646A - マルチレベル並列マグニチュードコンパレータ - Google Patents

マルチレベル並列マグニチュードコンパレータ

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JPH0798646A
JPH0798646A JP6022814A JP2281494A JPH0798646A JP H0798646 A JPH0798646 A JP H0798646A JP 6022814 A JP6022814 A JP 6022814A JP 2281494 A JP2281494 A JP 2281494A JP H0798646 A JPH0798646 A JP H0798646A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つの大きな二進数の大きさをより迅速に且
つ最小のゲート遅延で比較することを可能としたマグニ
チュードコンパレータを提供する。 【構成】 複数個のビット比較器を、互いに並列的に比
較出力信号を発生する複数個のグループに群別し、それ
によりマグニチュードコンパレータの遅延を減少させ
る。これらの比較出力信号は、どの比較出力信号が最終
的な比較出力信号として通過することを許容するかを決
定する制御要素へ供給される。この回路とは、開連する
グループ内の対応するビット値が正確に一致するか否か
を表わす論理回路と共に、マグニチュードコンパレータ
ブロックを構成する。より大きな二進数の比較を容易と
するために複数個のマグニチュードブロックを使用す
る。各マグニチュードコンパレータブロックは比較出力
信号を発生し、それは対応するゲート動作要素への入力
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大略、集積回路に関す
るものであって、更に詳細には、マルチレベルマグニチ
ュードコンパレータ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マグニチュードコンパレータ(大きさ比
較器)回路は、2つの数の大きさの間の関係、即ち一方
の数が他方の数と大きさが等しいか、それより小さい
か、又はそれより大きいか否かの関係を決定することが
必要である場合に使用される。このような回路は、エレ
クトロニクス業界において広範に使用されている。例え
ば、マグニチュードコンパレータは、FIFO(先入先
出)メモリ用の高速フラッグロジックを発生するために
減算器に関連して使用される。マグニチュードコンパレ
ータ回路は、又、パソコン(PC)及びその他のコンピ
ュータにおいて使用される演算論理ユニット(ALU)
において使用され且つある種の命令を実行するためにマ
イクロプロセサによって使用される。
【0003】直列マグニチュードコンパレータは、従来
技術においての一般的な形態のコンパレータ回路であ
る。それらは多数の個別的なビット比較器を有してお
り、それらのビット比較器は一体となって1つの数の大
きさを別の数の大きさと相対的に直列的に決定する。最
初に、2つの数の最小桁ビット(LSB)が次のビッ
ト、即ちLSB+1のビットの比較を行なう前に比較さ
れる。このプロセスは、最大桁ビット(MSB)の比較
が行なわれるまで直列的に継続して行なわれる。この直
列プロセスは極めて時間がかかる場合があり、2つの1
6ビットワードを比較する場合には少なくとも16個の
ゲート遅延が発生する。
【0004】直列マグニチュードコンパレータを構成す
る個々のビット比較器は4個の入力を有しており、即
ち、比較すべき2つのビットにより決定される2個の入
力と、前のマグニチュードコンパレータの比較出力から
の1個の入力と、比較中の2個のビットのうちの第一ビ
ットに等しい1個の入力である。ビット比較器の比較出
力は、次のビット比較器へ入力され、且つ一方のビット
の大きさが第二ビットの大きさと等しいか、それより小
さいか、又はそれより大きいか否かを反映させる。比較
中の2つのビットが等しい場合には、比較入力は比較出
力としてそのビット比較器を介して通過される。然しな
がら、これらの2つのビットの大きさが等しくない場合
には、比較中の2つのビットのうちの第一ビットに等し
い入力が比較出力として通過される。この比較プロセス
は、最小桁ビット(LSB)比較器から開始され且つ最
大桁ビット(MSB)比較器がその比較動作を完了する
まで継続して行なわれる。最も高い次数のビットの差を
有するビット比較器が最終的な比較出力の状態を決定す
る。
【0005】直列マグニチュードコンパレータと関連す
るゲート遅延は、全体的なシステム性能に関して悪影響
を与える場合がある。このことが特に言える場合として
は、2つの大きな二進数の大きさを決定せねばならない
場合である。例えばプロセサ、ビデオチップ、画像処理
及び内容アドレス可能メモリ(CAM)等の幾つかの技
術では大量のデータを処理し、従って大きな二進数の比
較を行なう。FIFOフラッグロジックが発生される速
度を向上させるための基本的な方法は、直列マグニチュ
ードコンパレータと関連する伝播遅延及びゲート遅延を
最小とさせることである。このアプローチは、大きな二
進数を比較する適用例の場合にも言えることである。現
在のマグニチュードコンパレータの構成を使用してこの
ことを達成することが可能であることが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した如
き従来技術の欠点を解消し、2つの大きな二進数の大き
さをより迅速に且つ最小のゲート遅延で比較することが
可能なマグニチュードコンパレータを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、2つの
大きな二進数の大きさをより迅速に且つ最小のゲート遅
延で比較するようにマグニチュードコンパレータが修正
されている。複数個のビット比較器が複数個のグループ
に分割されており、それらのグループは互いに並列的に
複数個の比較出力信号を発生し、その際にマグニチュー
ドコンパレータの遅延を減少させている。これらの比較
出力信号は制御要素へ供給され、該制御要素は最終的な
比較出力信号としてどの比較出力信号を通過させるかを
決定する。この回路は、関連するグループ内の対応する
ビット値が正確に一致するか否かを表わす論理回路と共
に、マグニチュードコンパレータブロックを構成してい
る。
【0008】大きな二進数の比較を容易とするために複
数個のマグニチュードコンパレータブロックが使用され
ている。各マグニチュードコンパレータブロックは比較
出力信号を発生し、該信号は対応するゲート動作要素へ
の入力である。各ゲート動作要素は論理入力信号を有し
ており、該信号は部分的にそのマグニチュードコンパレ
ータブロックの一致論理回路から派生されるゲート動作
要素論理入力信号は、マグニチュード即ち大きさの差を
有する最も高い次数のビットを有するマグニチュードコ
ンパレータブロックの比較出力信号のみが最終的な比較
出力信号として通過することが許容されることを確保す
る。
【0009】
【実施例】FIFOは先入先出メモリであって、それ
は、典型的に、例えばコンピュータとプリンタとの間に
おけるように異なった速度でデータを使用するマシンの
間において使用されている。FIFOメモリは、フラッ
グを使用してそのステータス(状態)を出力する。FI
FOフラッグを発生するために、しばしば、コンパレー
タ即ち比較器が減算器と関連してFIFOメモリ回路内
において使用される。そのフラッグ出力は、例えば、F
IFOが満杯であるか、半分満杯であるか又は空である
かを表わす。FIFOのステータスを決定するために
は、どれだけの数のビットがFIFO内に書込まれ又ど
れだけ多くのビットがFIFOから読取られたかを追従
することが必要である。又、2つの数の大きさの間の関
係を知ることが必要であり且つ一方の数の大きさが他方
の数の大きさと等しいか、それより小さいか、又はそれ
より大きいか否かを知ることが必要である。これらの数
の大きさの比較は、FIFO内部のマグニチュードコン
パレータ回路を使用して行なわれる。
【0010】図1を参照すると、従来技術に基づくFI
FOフラッグ発生回路のブロック図が示されている。F
IFOフラッグは、カウンタブロック10と、減算器ブ
ロック12と、コンパレータブロック14と、デグリッ
チブロック16とを有している。書込クロック18、読
取クロック20、書込リセットクロック22、読取リセ
ットクロック24は、カウンタブロック10及びデグリ
ッチブロック16の両方への入力信号である。カウンタ
ブロック10はこれらの入力信号を受取り且つ書込カウ
ント26と読取カウント28とを発生し、それらのカウ
ントは減算器ブロック12へ入力され、減算器ブロック
12は差信号30を出力する。この差信号30及びプロ
グラム値32がコンパレータブロック14へ入力され、
コンパレータブロック14はそれらを比較して出力比較
信号34を発生する。当該技術分野において公知の如
く、プログラム値32は例えば発生されるべきフラッグ
信号36のタイプ、例えば空、半分満杯、又は満杯であ
るかのタイプに依存して異なった値へセットされる。最
後に、比較信号34及び書込クロック18、読取クロッ
ク20、書込リセットクロック22、及び読取リセット
クロック24がデグリッチブロック36ヘ入力され、デ
グリッチブロック36はフラッグ出力信号36を発生す
る。
【0011】図2は従来技術において使用されている直
列マグニチュードコンパレータ20の概略図を示してい
る。マグニチュードコンパレータ20は、2つの数の大
きさの間の関係を決定するものである。マグニチュード
コンパレータ20は複数個のビット比較器22,24,
26,28を有しており、それらのビット比較器は比較
されるべき2つの数の相対的な大きさのステータスを決
定する。必要とされるビット比較器の数は、比較中の2
つの数におけるビット数の関数である。各ビット比較器
は、両方の数からのあるビット位置における1個のビッ
トを比較する。例えば、比較されるべき第一ビット40
のマグニチュードステータス即ち大きさの状態が、第二
ビット42のマグニチュードステータスと比較され、そ
れが第二ビット42と等しいか、それより小さいか、又
はそれより大きいか否かが判別される。全てのビット比
較器は4つの入力を有している。比較されるべき2つの
ビット40及び42が排他的ORゲート44へ入力さ
れ、該ゲ−ト44の出力はビット比較器22,24,2
6,28の入力36であり、信号36が反転されて入力
38を与える。入力38は、入力36の単純なる反転で
あり、ビット比較器内部において容易に発生させること
が可能であり、その場合には、それは入力信号となるも
のではない。ビット比較器へのその他の入力は、前のビ
ット比較器30の出力と、比較中の2つのビットの第一
ビットである入力34である。入力34は、図1に示し
たプログラム値32とは異なっている。図2は、比較中
の2つの二進数を示しており、一方図1はプログラム値
32によって表わされる一定の値と比較される1個の二
進数を示している。
【0012】図2のビット比較器は、比較中の2つの数
の相対的な大きさを検知する。ビット40とビット42
とが大きさが等しい場合には、比較出力32は比較入力
30と等しい。然しながら、ビット40とビット42と
の大きさが異なる場合には、比較出力32は設計基準に
したがって決定される。即ち、入力ビット40が入力ビ
ット42よりも大きい場合には、比較出力32は1に等
しい。逆に、入力ビット40が入力ビット42よりも小
さい場合には、比較出力32は0に等しい。ビット入力
40及び42は、排他的ORゲートを介して通過する。
従って、ビット40とビット42とが同一である場合に
は、入力36は0に等しく且つその反転したものである
入力38は1に等しい。然しながら、ビット40とビッ
ト42との大きさが異なる場合には、入力36は1に等
しく且つ入力38は0に等しい。以下の真理値表は、入
力36と38とにおける比較出力32を示している。
【0013】 表 1 入力36 入力38 出力32 1 0 入力34 0 1 入力30 この真理値表は、比較されるべき2つのビット40及び
42が異なる場合には、比較入力34が比較出力32と
して通過されることを示している。逆に、ビット40と
ビット42との大きさが等しい場合には、前のビット比
較器30からの比較入力が比較出力32として通過され
る。最初のビット比較器22の比較入力30は、一定の
値に接続されており、その値はVccとするか又は図2に
示した如く接地とすることが可能である。従って、入力
ビット40及び42が同一である場合には、低状態が比
較出力32へ通過される。次いで、ビット比較器24が
低入力信号30を受取り、且つビット比較器24の入力
ビット40及び42が同一の大きさを有する場合には、
比較出力32は再度0となり、入力する比較入力30を
通過させる。このプロセスは、最小桁ビット(LSB)
比較器22から開始し、且つ最大桁ビット(MSB)比
較器28がその比較処理を完了するまで、直列的に継続
して行なわれる。最大桁ビット即ちMSBの大きさの比
較が行なわれた時にのみ最終的な比較出力32が発生さ
れる。ビット差を有する最も高い次数のビット比較器
が、ビット比較器28の最終的な比較出力32の状態を
決定する。
【0014】図2は2つの16ビット数値を比較するた
めには16個のビット比較器が必要であることを示して
いる。そのプロセスは直列的であるので、最終的な比較
出力を得るまでにはかなりの時間がかかる場合がある。
16ビット比較の場合には、最終的な比較出力信号とな
るまでには少なくとも16個のゲート遅延が発生せねば
ならない。このことは、最小桁ビット即ちLSBのみが
異なる場合、又は比較中の16個のビットの全ての大き
さが等しい場合における最悪の場合に対しても適用され
る。多くのコンパレータ適用例では高速性能を要求され
るので、この直列比較プロセスの速度を向上させること
が望まれている。
【0015】図3は本発明の1つの側面に基づく並列マ
グニチュードコンパレータの概略図を示している。図2
に示した如く、複数個のビット比較器が同一の入力と出
力とを有している。然しながら、図3が図2と異なる点
は、複数個のビット比較器は複数個のグループにセグメ
ント化されており、それらのグループは並列して互いに
独立的に動作する。図3を参照すると、複数個のビット
比較器が複数個のコンパレータグループ50,60,7
0,80に分割されている。各ビット比較器の入力及び
出力は、図2に示したものと同じである。入力36は、
比較すべき2つのビットを排他的ORゲートを介して通
過することにより決定され、且つ入力38は入力36の
反転したものである。入力38は入力36の反転したも
のであり、従って、ビット比較器内部において発生させ
ることが可能であり且つ全く入力とすることは必要では
ない。入力34は比較中の2つのビットのうちの第一ビ
ットに等しい。図2における如く、比較出力32は比較
中の2つのビットの相対的な大きさに依存する。
【0016】図2に関して上述した真理値表は図3にも
適用可能である。入力ビット36が論理高である場合に
は、比較される2つのビットは互いに異なり、且つ入力
34は比較出力32として通過される。然しながら、入
力ビット36が論理低である場合には、比較される2つ
のビットは互いに同一の大きさを有しており、且つ比較
入力30は単純に比較出力32として通過される。一例
として、コンパレータグループ50の4個のビット比較
器52,54,56,58の各々が互いに等しいはずの
ビットを比較すると、最初のビット比較器52の論理低
比較入力30がコンパレータグループ50の比較出力5
9としてその後のビット比較器54,56,58を介し
て通過する。この時点において、論理低比較出力信号5
9は制御要素90への入力である。コンパレータグルー
プ50の出力比較信号59は、最も高い次数のビット差
を有するビット比較器の比較出力32と等しい。
【0017】16ビットの例においては、コンパレータ
グループ50が2つの数の4個の最小桁ビット(LS
B)の大きさを比較する。コンパレータグループ60及
び70は、夫々、ビット5−8及び9−12の大きさを
比較し、一方コンパレータグループ80は最大桁ビット
(MSB)13−16の大きさを比較する。これらのビ
ットの比較は、これらのコンパレータグループ内におい
て直列的に行なわれ、コンパレータグループ50,6
0,70,80は互いに並列的な対応で動作する。従っ
て、16個のビット全ての比較は、図2の直列マグニチ
ュードコンパレータにおいて4個のビットを比較するの
にかかる時間と同一の時間において行なわれる。このこ
とは、並列マグニチュードコンパレータを使用するどの
ようなシステムに対しても性能が向上されていることを
意味している。当業者にとって明らかな如く、複数個の
ビット比較器を4個のグループに分割することは複数個
のビット比較器をグループ化する多数の態様のうちの単
に1つの態様であるに過ぎない。
【0018】コンパレータグループ50,60,70,
80の夫々の比較出力信号59,69,79,89は制
御要素90へ入力される。制御要素90によって選択さ
れるこれらの比較出力信号のうちの1つのみが、最終的
な比較出力100として制御要素90を介して通過され
る。制御要素90は複数個のトランスミッションゲート
92,94,96,98を有しており、その各々は、夫
々、1つのコンパレータグループ50,60,70,8
0に対応している。各トランスミッションゲートは、入
力として、対応するコンパレータグループからの比較出
力と、ブール方程式により決定される論理入力とを有し
ている。トランスミッションゲート92は、その入力と
して、コンパレータグループ50の比較出力59と論理
入力93とを有している。論理入力93,95,97,
99は、最も高い次数のビットの大きさの差を有するコ
ンパレータグループの比較出力のみが、最終的な比較出
力100として制御要素90から通過されることを確保
する。これらのビットのいずれもが異なるものではない
場合には、最も低い次数のコンパレータグループ50の
比較出力59が最終的な比較出力100として制御要素
90を介して通過される。
【0019】論理入力93,95,97,99は、次
式、即ちSN =XN +XN-1 +XN-2+XN-3 によって
決定され、XN は比較されるべき2つのビットを排他的
OR処理した結果である。特に、これらの論理入力は以
下の如くである。
【0020】入力99=S16=X16+X15+X14+X13 入力97=S12*S16_=(X12+X11+X10+X9
*S16_ 入力95=S8 *S12_*S16_=(X8 +X7 +X6
+X5 )*S12_*S16_ 入力93=S8 _*S12_*S16_ 尚、各英文字記号において末尾にアンダーラインを付し
たものはその英文字記号の上にオーバーラインを付した
ものと同じ意味であり、値が反転されていることを表わ
している。
【0021】論理入力93,95,97,99のうちの
1つが高状態である場合には、それの対応するトランス
ミッションゲートがターンオンし且つ対応するコンパレ
ータグループの比較出力59,69,79又は89がそ
のトランスミッションゲートを介して通過することを許
容する。然しながら、その論理入力が低状態である場合
には、それの対応するトランスミッションゲートはター
ンオフし且つ対応する比較出力信号がそのトランスミッ
ションゲートを介して通過することを不許可とする。こ
れらの方程式は、最も高い次数のビット差を有するコン
パレータグループの比較出力が最終的な比較出力100
として通過されることを保証している。例えば、2つの
二進数がビット14及びビット2に対して異なる大きさ
を有するものである場合には、その論理入力は、コンパ
レータグループ80の比較出力89が最終的な比較出力
100として通過されることを確保する。何故ならば、
ビット14はビット2よりもより桁位置が高いからであ
る。論理入力93,95,97,99の決定は、コンパ
レータグループ50,60,70,80が大きさ比較処
理を実行するのと同時的に行なわれる。この並列処理
は、適宜の比較出力59,69,79,又は89を制御
要素90によって選択し且つコンパレータグループが比
較処理を完了した直後に最終的な比較出力100として
通過させることを可能とする。制御要素90は並列マグ
ニチュードコンパレータ比較時間に何等遅延を与えるも
のではない。何故ならば、制御要素90は、グループ比
較出力59,69,79,89が制御要素90を介して
通過される準備がなされている前又はそれと同時にその
動作を完了するからである。
【0022】図3の並列マグニチュードコンパレータは
5つのゲート遅延を有している。即ち、例えばコンパレ
ータグループ50におけるビット比較器52,54,5
6,58等の1つのコンパレータグループにおいて直列
的に動作する各マグニチュードコンパレータに対する1
個のゲート遅延と、制御要素90に対する1個のゲート
遅延である。ビット比較器は4つのグループに分割され
ているのでバッファ動作は必要ではない。このことは、
各ビット比較器に対して1個のゲート遅延でもって少な
くとも16個のゲート遅延となる図2に示した直列マグ
ニチュード比較器と比較して著しい改良点である。16
ビットの例においては、16個の直列接続されたビット
比較器を介して伝播する場合に発生することによる信号
の劣化を回避するためにバッファ動作が必要である。直
列マグニチュードコンパレータにおいてバッファ動作が
使用される場合にはゲート遅延はより大きなものとな
る。4個のビット比較器毎にインバータを配置した場合
には、4個のエキストラなゲート遅延が発生し、全部で
20個のゲート遅延となる。
【0023】図3に示した回路は2つの16ビット数値
を比較するのに適切なものであるが、例えば32ビット
とか64ビット及び128ビット等のより大きな数の比
較を行なう場合には問題が発生する。例えば、図3の回
路を使用して2つの64ビット数値を比較する場合に
は、多数のゲート遅延が発生し、それが迅速に大きさの
比較を与えねばならない回路において問題となる場合が
ある。64ビット数値の場合には、16個の並列グルー
プを16個のトランスミッションゲートへ接続させるこ
とが可能である。その結果得られる13の制御要素への
入力信号のファンインは少なくとも16個の信号であ
る。更に、互いに直列的に接続されたより大きな数のマ
グニチュードコンパレータを有するということは、全体
的なマグニチュードコンパレータ動作の抵抗及び容量を
著しく増加させる場合がある。従って、図3の1つのレ
ベルの解決方法はこのような大きな数の比較を行なう場
合には実現不可能な場合がある。過剰なゲート遅延及び
過剰な負荷条件等に関連する問題に対処するためには図
3の回路を改良したものが必要である。
【0024】図4を参照すると、本発明の1つの側面に
基づくブロック図180が示されている。マグニチュー
ドコンパレータブロック182は、図3の並列マグニチ
ュードコンパレータグループとノーマッチ(一致なし)
回路を有している。入力信号182及び184は、夫
々、比較中の第一及び第二の16ビット数値のビットを
表わしている。複合比較出力信号188は全体的な比較
出力信号を表わしており、それは2つの16ビット数値
を比較することから得られ、従って図3の最終的な比較
出力100と等価である。ブロックノーマッチ出力信号
190は、比較中の2つの16ビット数値が互いに正確
に一致するか否かを表わしている。図4内に含まれる並
列マグニチュードコンパレータ及びノーマッチ回路は、
2つの16ビット数値を比較するために適用可能であ
る。然しながら、例えばマグニチュードコンパレータブ
ロック182等のマグニチュードコンパレータブロック
の拡大的な使用によって、ゲート遅延を最小としながら
より大きな数値を比較することを可能とする。
【0025】次に図5を参照すると、本発明に基づくマ
ルチレベル並列マグニチュードコンパレータの概略図が
示されている。回路200は、2つの14ビット数値の
大きさを比較する手段を与えている。コンパレータブロ
ック201,220,240,260は図4のブロック
182と類似しており、即ちその各々は並列マグニチュ
ードコンパレータとノーマッチ回路とを有している。コ
ンパレータブロック201は、入力信号202及び20
4を介して2つの64ビット数値の16個の最小桁ビッ
トを比較する。入力信号202は比較中の第一数値のビ
ットを表わしており、一方入力信号204は比較中の第
二数値のビットを表わしている。コンパレータブロック
201は2つの出力信号206及び208を有してお
り、それらの出力信号は図4の出力信号188及び19
0と等価である。複合比較出力信号206は、比較中の
2つの数の16個のLSBの比較から得られる信号であ
り、且つブロックノーマッチ出力信号208は、比較中
の2つの数が互いに正確に等しいか否かを表わす。コン
パレータブロック220及び240は、それらの各々が
夫々ビット入力信号222,224及び242,244
を有しており、それらの各々が、夫々、複合比較出力信
号226及び246を発生すると共に、夫々、ブロック
ノーマッチ出力信号228及び248を発生するという
点においてコンパレータブロック201と類似してい
る。コンパレータブロック220は、ビット17−32
に対して大きさの比較及びノーマッチ(一致なし)発生
を実行し、一方コンパレータブロック240は比較すべ
き数値のビット33−48に対して同一の論理を実行す
る。最後に、コンパレータブロック260は、2つの6
4ビット数値の最大桁ビット(MSB)であるビット4
9−64に関して論理演算を行なう。
【0026】複合比較出力信号206,226,24
6,266は、夫々、コンパレータブロック201,2
20,240,260によって発生され、更に、夫々、
トランスミッションゲート210,230,250,2
70への入力である。トランスミッションゲート21
0,230,250,270は、夫々、コンパレータブ
ロック201,220,240,260へ対応してい
る。各トランスミッションゲートは2つの入力を有して
おり、即ち、複合比較出力信号及び論理入力信号であ
る。例えば、トランスミッションゲート210は、入力
信号として、複合比較信号206及び論理信号212を
有している。論理入力信号212,232,252,2
72はブール方程式により決定される。これらの論理入
力信号は、大きさの差を有する最も高い次数のビットを
有するコンパレータブロックの複合比較出力信号のみが
最終的な比較出力280として通過されることを確保す
る。比較中のこれら2つの数のビットのいずれもが異な
るものではない場合には、最も低い次数のコンパレータ
ブロック201の複合比較出力信号206が最終的な比
較出力280としてそのトランスミッションゲート21
0を介して通過される。一方、2つの64ビット数値の
幾つかの対応するビットが一致しない場合には、差の最
も高い次数のビットを有するコンパレータブロックの複
合比較出力信号が最終的な比較出力280として通過さ
れる。
【0027】論理入力信号212,232,252,2
72は、夫々、ブロックノーマッチ(Block No
Match)出力信号208,228,248,26
8の値に依存する。2つの64ビット数値を比較する場
合には、ブロックノーマッチ出力信号は次式によって決
定される。即ち、NMN =SN +SN-4 +SN-8 +S
N-12、尚NMは「ノーマッチ(即ちNo Matc
h)」を表わし、且つSN は図3の論理入力93,9
5,97,99を定義するために使用されるSN と均等
の意味を有している。注意すべきことであるが、図3に
おいては、SN-12は必要ではなかったが、ここにおける
場合には必要である。特に、論理入力信号は次のように
定義される。
【0028】入力272=NM64=S64+S60+S56
52 入力252=NM48*NM64_=(S48+S44+S40
36)*NM64_ 入力232=NM32*NM48_*NM64_=(S32+S
28+S24+S20)*NM48_*NM64_ 入力212=NM32_*NM48_*NM64_ 論理入力信号212,232,252,272のうちの
1つが論理高である場合には、そのトランスミッション
ゲートがターンオンし且つ対応する複合比較出力信号2
06,226,246又は266が最終的な比較出力2
80として通過することを許容する。然しながら、論理
入力信号が論理低である場合には、そのトランスミッシ
ョンゲートがターンオフし且つ対応する複合比較出力信
号が該トランスミッションゲートを介して伝播すること
を許容することはない。これらの論理入力方程式は、最
も高い次数のビット差を有するコンパレータブロックの
複合比較出力信号が最終的な比較出力280として通過
することを保証する。例えば、2つの64ビット数値が
ビット63、ビット25及びビット2に対して等しくな
い大きさを有する場合には、論理入力信号は、MSBコ
ンパレータブロック260の複合比較出力信号266が
最終的な比較出力280として通過されることを確保す
る。何故ならば、ビット63はビット25及びビット2
の両方よりもより桁位置が高いからである。
【0029】論理信号入力212,232,252,2
72の決定は、コンパレータブロック201,220,
240,260が大きさ比較演算を実行するのと同時に
行なわれる。この並列動作は、適宜の複合比較出力信号
206,226,246又は266が、コンパレータブ
ロックが比較演算を完了した直後に最終的な比較出力2
80としてそのトランスミッションゲートを介して伝播
することを可能とする。トランスミッションゲート21
0,230,250,270は並列マグニチュードコン
パレータ比較時間に殆ど遅延を加えることはない。何故
ならば、トランスミッションゲートは、通常、それの対
応するコンパレータブロックから複合比較出力信号を発
生する前にデコードされるからである。従って、図5に
示した如く、2つの64ビット数値の比較の場合には、
単に6個のゲート遅延が必要とされるに過ぎない。即
ち、直列接続された個別的なマグニチュードコンパレー
タの各々に対して4個のゲート遅延が発生され、且つト
ランスミッションゲート即ち伝達ゲートの各々に対して
2つのゲート遅延が発生される。これは、マグニチュー
ドコンパレータが互いに直列接続されており且つ図2に
示した如く何等ヒエラルキ即ち階層的グループ化が使用
されていない従来技術と比較して著しい改良点である。
同じく重要なことであるが、図5のマルチレベル並列マ
グニチュードコンパレータ回路の場合には、図3に示し
た如く、2つの16ビット数値を比較する場合よりも、
2つの64ビット数値を比較する場合には単に1つのゲ
ート遅延だけ余分に発生されるに過ぎない。
【0030】トランスミッションゲートではなくトライ
ステートゲートを使用した本発明の別の実施例を図6に
示してある。図6は3つの入力、即ちINPUT、LO
GIC INPUT、LOGIC INPUT_を有す
るトライステートゲート300を示している。INPU
Tは対応するコンパレータグループからの比較出力信号
であり、且つ図3に示したグループ比較出力59,6
9,79,89に類似している。LOGIC INPU
Tは図3の論理入力93,95,97,99に類似して
おり、LOGIC INPUTは上述したのと同一のS
N 方程式によって決定される。LOGIC INPUT
_は単にLOGIC INPUTの反転したものであ
る。OUTPUT信号はINPUT信号及びLOGIC
INPUT信号の状態によって決定される。LOGI
C INPUTが論理高であり且つLOGIC INP
UT_が論理低である場合には、INPUT信号は反転
され且つOUTPUTとして通過される。LOGIC
INPUTが論理低である場合には、LOGIC IN
PUT_は論理高であり、且つトライステートゲート3
00は、実効的、高インピーダンス状態にあり且つシャ
ットオフし何も通過させることを許容することはない。
【0031】4個のトライステートゲート300が図3
に示した4個のトランスミッションゲートにとって代わ
り同一のステージにおいて多重化動作及びバッファ動作
の両方を行なう。これら4個のパスゲートの出力は単一
の最終的な比較出力100を与えるように結線される。
この場合には、図3に示した16ビット並列マグニチュ
ードコンパレータに対しバッファ動作が必要とされるこ
とはない。
【0032】図6のトライステートゲート300につい
て図3に示したトランスミッションゲートの代替物とし
て説明した。当業者にとって明らかな如く、トライステ
ートゲート300は、図5のトランスミッションゲート
210,230,250,270の代わりに使用するの
にも適している。
【0033】マルチレベル並列マグニチュードコンパレ
ータについてFIFOフラッグ発生回路に関連して説明
した。該マグニチュードコンパレータは、例えば演算論
理装置(ALU)及び1つの数値の大きさを別の数値の
大きさに対して相対的に決定することが必要なコンピュ
ータのマイクロプロセサ等のその他の多数の適用場面に
おいて使用することも可能である。本発明は、2つの大
きな数値を比較する場合に特に重要であり、且つ最終的
な比較出力信号を発生する前に信号が伝播せねばならな
いゲートの数を最小とすることが望ましい適用場面にと
って重要である。ビデオ技術、画像処理、内容アドレス
可能メモリ(CAM)等は、全て、本発明を適用するこ
との可能な技術分野の例である。
【0034】以上、本発明を好適実施例に基づいて説明
したが、本発明の技術的範囲を逸脱することなしに種々
の変形が可能であることはもちろんである。例えば、図
3において直列接続されているマグニチュードコンパレ
ータの数は4個であるが、その数は任意なものであって
例えばその数を8個とすることが可能であることは当業
者にとって明らかである。同様に図5において、2つの
64ビット数値の大きさを比較することを容易とするた
めに4個のコンパレータブロックを並列的に配置してい
る。更に、本発明の技術的範囲を逸脱することなしにコ
ンパレータブロックの数を変化させることが可能である
ことは当業者に明らかである。例えば、コンパレータブ
ロック内において直列接続されているマグニチュードコ
ンパレータの数を4個から8個へ増加させた場合には、
2つの64ビット数値を比較するのに2個のコンパレー
タブロックが必要とされるに過ぎない。又、更に大きな
二進数値の大きさを比較することを容易とするために、
付加的なレベルのゲート動作要素を設けることも可能で
ある。
【0035】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術に基づくFIFOフラッグ発生回路
のブロック図。
【図2】 従来技術において使用されている直列マグニ
チュードコンパレータの概略図。
【図3】 本発明の一側面に基づく並列マグニチュード
コンパレータの概略図。
【図4】 本発明の一側面に基づくブロック図。
【図5】 本発明に基づくマルチレベル並列マグニチュ
ードコンパレータの概略図。
【図6】 本発明に基づくトライステートゲートの概略
図。
【符号の説明】
10 カウンタ 12 減算器 14 コンパレータ(比較器) 16 デグリッチ回路 18 書込クロック 20 読取クロック 22 書込リセットクロック 24 読取リセットクロック 26 書込カウント 28 読取カウント 50,60,70,80 コンパレータグループ 52,54,56,58 ビット比較器 90 制御要素 100 最終的比較出力

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチレベルマグニチュードコンパレー
    タにおいて、複数個のコンパレータブロックが設けられ
    ており、各コンパレータブロックは第一二進値の一部及
    び第二二進値の対応する一部を定義する連続するビット
    の間の大きさ比較動作を行なうものであり、且つ各コン
    パレータブロックは大きさ比較動作の結果を表わす複合
    比較出力信号及び第一二進値の一部と第二二進値の対応
    する一部とが正確に一致するか否かを表わすノーマッチ
    出力信号を発生し、且つ複数個のゲート動作要素が設け
    られており、各ゲート動作要素は1個のコンパレータブ
    ロックに対応しており且つ対応するコンパレータブロッ
    クの複合比較出力信号に等しい第一信号入力を有すると
    共に対応するコンパレータブロック又はより高い次数の
    コンパレータブロックにおいて比較されたビットが一致
    することによって決定される第二信号入力を有している
    ことを特徴とするマルチレベルマグニチュードコンパレ
    ータ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、各コンパレータブロ
    ックが、出力信号を発生する複数個のコンパレータグル
    ープに分割されている複数個のビットコンパレータであ
    ってその各々が第一ビットと第二ビットとの間の大きさ
    を比較する複数個のビットコンパレータと、前記コンパ
    レータグループの出力へ接続された入力を有すると共に
    前記コンパレータグループの出力のうちの1つをその出
    力として選択する制御要素とを有することを特徴とする
    マグニチュードコンパレータ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、特定のコンパレータ
    ブロックに対するノーマッチ出力信号が、第一二進値の
    一部及び第二二進値の対応する一部を定義する連続する
    ビットに関して論理演算することによって得られること
    を特徴とするマグニチュードコンパレータ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、各コンパレータブロ
    ックのノーマッチ出力信号が前記ゲート動作要素を制御
    することが可能であることを特徴とするマグニチュード
    コンパレータ。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記コンパレータブ
    ロック及びゲート動作要素がそれらの夫々の機能を同時
    的に実行することを特徴とするマグニチュードコンパレ
    ータ。
  6. 【請求項6】 少なくとも第一レベルマグニチュードコ
    ンパレータと第二レベルマグニチュードコンパレータと
    が設けられており、前記第一レベルマグニチュードコン
    パレータは複数個のコンパレータブロック及びゲート動
    作要素を有しており、それらは第二レベルマグニチュー
    ドコンパレータのコンパレータブロック内において複製
    して設けられており、前記第二レベルマグニチュードコ
    ンパレータは、更に、それが第一レベルマグニチュード
    コンパレータよりもより大きな二進値の大きさを比較す
    ることが可能であるように複数個のコンパレータブロッ
    クとゲート動作要素とを有することを特徴とするマグニ
    チュードコンパレータ。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記ゲート動作要素
    がどのコンパレータブロックが一致しないもっとも高い
    次数のビットを有するかを決定することを特徴とするマ
    グニチュードコンパレータ。
  8. 【請求項8】 請求項1において、各ゲート動作要素
    が、前記ゲート動作要素が第一値入力を前記ゲート動作
    要素からの出力信号とすることを可能とするか否かを決
    定する第一及び第二値入力を受取ることを特徴とするマ
    グニチュードコンパレータ。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記ゲート動作要素
    が前記ゲート動作要素の第一致入力を前記ゲート動作要
    素からの出力とすることを不許可とすることが可能であ
    ることを特徴とするマグニチュードコンパレータ。
  10. 【請求項10】 請求項8において、前記複数個のゲー
    ト動作要素のうちの1つのみが前記ゲート動作要素の第
    一値入力が前記ゲート動作要素からの出力信号とするこ
    とを可能とすることが可能であることを特徴とするマグ
    ニチュードコンパレータ。
  11. 【請求項11】 請求項1において、前記ゲート動作要
    素がトランスミッションゲートであることを特徴とする
    マグニチュードコンパレータ。
  12. 【請求項12】 請求項1において、前記ゲート動作要
    素がトライステートとすることが可能なゲートであるこ
    とを特徴とするマグニチュードコンパレータ。
  13. 【請求項13】 請求項2において、各コンパレータグ
    ループが他の全てのコンパレータグループとは独立して
    いることを特徴とするマグニチュードコンパレータ。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記コンパレー
    タグループが複数個のビットを同時的に比較することを
    特徴とするマグニチュードコンパレータ。
  15. 【請求項15】 請求項13において、前記コンパレー
    タグループ及び制御要素がそれらの夫々の機能を同時的
    に実行することを特徴とするマグニチュードコンパレー
    タ。
  16. 【請求項16】 請求項2において、各ビット比較器が
    次のビット比較器へ入力される比較出力を発生すること
    を特徴とするマグニチュードコンパレータ。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記コンパレー
    タグループの最初のビット比較器はその比較入力として
    所定のレベルに設定された信号を有していることを特徴
    とするマグニチュードコンパレータ。
  18. 【請求項18】 請求項16において、各ビット比較器
    は第一値入力と、第二値入力と、第三値入力とを有する
    ことを特徴とするマグニチュードコンパレータ。
  19. 【請求項19】 請求項18において、前記第一値入力
    は比較中の第一ビット及び第二ビットに関する論理演算
    を行なうことによって決定される1ビット値であり、且
    つ演算中の論理が、比較中のこれら2つのビットが等し
    くないか否かを決定することを特徴とするマグニチュー
    ドコンパレータ。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記第二値入力
    が比較されるべき第一ビットの値と等しいことを特徴と
    するマグニチュードコンパレータ。
  21. 【請求項21】 請求項19において、前記比較される
    べき第一ビット及び第二ビットが、夫々、FIFO読取
    カウント及びFIFO書込カウントであることを特徴と
    するマグニチュードコンパレータ。
  22. 【請求項22】 請求項18において、前記第三値入力
    が前のビット比較器によって発生された比較出力信号で
    あることを特徴とするマグニチュードコンパレータ。
  23. 【請求項23】 請求項2において、前記制御要素が、
    どのコンパレータグループが一致することのない最も高
    い次数のビットを有するかを決定することを特徴とする
    マグニチュードコンパレータ。
  24. 【請求項24】 請求項23において、前記制御要素
    が、複数個のゲートを有しており、その各々が前記コン
    パレータグループの1つに対応していることを特徴とす
    るマグニチュードコンパレータ。
  25. 【請求項25】 請求項24において、前記制御要素が
    複数個のトランスミッションゲートを有しており、その
    各々が前記コンパレータグループの1つに対応している
    ことを特徴とするマグニチュードコンパレータ。
  26. 【請求項26】 請求項24において、前記制御要素が
    複数個のトライステート可能なゲートを有しており、そ
    の各々が前記コンパレータグループの1つに対応してい
    ることを特徴とするマグニチュードコンパレータ。
  27. 【請求項27】 請求項24において、前記ゲートが第
    一及び第二値入力を受取り、前記第一及び第二値入力
    は、前記ゲートが前記第一値入力を前記ゲートからの出
    力信号とすることを可能とするか否かを決定することを
    特徴とするマグニチュードコンパレータ。
  28. 【請求項28】 請求項27において、前記第一値入力
    が対応するコンパレータグループからの出力信号である
    ことを特徴とするマグニチュードコンパレータ。
  29. 【請求項29】 請求項28において、前記第二値入力
    が現在のコンパレータグループ又はより高い次数のコン
    パレータグループにおいて比較されたビットが一致する
    か否かによって決定されることを特徴とするマグニチュ
    ードコンパレータ。
  30. 【請求項30】 請求項27において、前記ゲートが前
    記ゲートの第一値入力が前記ゲートからの出力とするこ
    とを不許可とすることが可能であることを特徴とするマ
    グニチュードコンパレータ。
  31. 【請求項31】 請求項27において、前記複数個のゲ
    ートのうちの1つのみが、前記ゲートの第一値入力を前
    記ゲートからの出力信号とすることを可能とすることが
    可能であることを特徴とするマグニチュードコンパレー
    タ。
  32. 【請求項32】 請求項24において、2つの64ビッ
    ト数字の大きさを比較する場合に、4個のコンパレータ
    ブロックが存在しており、各ブロックが4個のコンパレ
    ータグループを有しており、各グループが4個のビット
    比較器を有していることを特徴とするマグニチュードコ
    ンパレータ。
  33. 【請求項33】 請求項32において、前記4個のコン
    パレータグループの各々が1個のゲートに対応している
    ことを特徴とするマグニチュードコンパレータ。
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