JPH0797249A - 石膏板 - Google Patents

石膏板

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JPH0797249A
JPH0797249A JP26404093A JP26404093A JPH0797249A JP H0797249 A JPH0797249 A JP H0797249A JP 26404093 A JP26404093 A JP 26404093A JP 26404093 A JP26404093 A JP 26404093A JP H0797249 A JPH0797249 A JP H0797249A
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JP
Japan
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curvature
glass fiber
cross
gypsum board
section
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JP26404093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Shioura
康三 塩浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Boseki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Boseki Co Ltd
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Filing date
Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B14/00Use of inorganic materials as fillers, e.g. pigments, for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of inorganic materials specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B14/38Fibrous materials; Whiskers
    • C04B14/42Glass
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/14Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing calcium sulfate cements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2201/00Mortars, concrete or artificial stone characterised by specific physical values

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扁平な断面形状を有するガラス繊維を、石膏
板の補強材として用いると、石膏スラリーの流動性が良
く、石膏板の表面が滑らかで美しく、強度の極めて優れ
た石膏板が得られる。 【構成】 ガラス繊維の断面の最短径D1に対するガラ
ス繊維の断面の最長径D2の比D2/D1が1.2以上
である扁平な断面形状を有する、長さ6ー25mmのガ
ラス繊維を0.01−20重量%石膏に添加することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は断面が扁平なガラス繊維
で補強した石膏板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】石膏に水を加えて固まらせた石膏板は、
防火性に優れている所から天井板等として利用され、こ
の場合、それ自体では極めて脆いためガラス繊維等の適
宜の補強材を混入して、その強度を増大させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の石膏板で、従来使用されているガラス繊維はスラリー
の流動性の低下などの理由から、その径が比較的太く、
しかも石膏中に比較的粗の状態で分散しており、その組
織的欠陥に起因して、施工時に破損したり、角部が欠け
易く強度上の問題がある。石膏板の強度は使用するガラ
ス繊維の径が細い方が曲げ強度、衝撃強度は大きく、表
面がきれいに仕上がってよいが、石膏スラリーの流動性
が阻害されて、連続的に母型内に注型する場合に大きな
障害となる問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の石膏板は、ガラス繊維の断面の最短径D1
に対するガラス繊維の断面の最長径D2の比D2/D1
が1.2以上である扁平な断面形状を有する、長さ6ー
25mmのガラス繊維を0.01−20重量%石膏に添
加することを特徴とする。
【0005】本発明の石膏板に使用されるガラス繊維
は、その断面の最短径D1に対するガラス繊維の断面の
最長径D2の比D2/D1が1.2以上である扁平な断
面形状を有している必要がある。好ましくは、ガラス繊
維の断面が、複数の直線と複数の曲線により囲まれてい
る事、ガラス繊維の断面が、複数の曲率半径を有する曲
線であって、且つ、複数の曲率半径を有する曲線のうち
の最小の曲率半径を有する曲線の曲率半径に対し、複数
の曲率半径を有する曲線のうちの最大の曲率半径を有す
る曲線の曲率半径の比が3以上の曲線により囲まれてい
る事、ガラス繊維の断面の外周が、最長径の両端におい
て、ほぼ等しい小さな曲率半径の曲線にて構成され、こ
のほぼ等しい小さな曲率半径の曲線の両終端は、ほぼ等
しい大きな曲率半径の曲線により連結されている事、ガ
ラス繊維の断面が、ほぼ曲率半径が等しい複数の曲線に
より囲まれている事又は比D2/D1が2.4から12
の範囲内にある事である。特に、好ましくは、ガラス繊
維の断面が、複数の直線と複数の曲線により囲まれ、直
線の長さの合計は曲線の長さの合計の3倍以上である事
である。
【0006】本発明の石膏板に使用される扁平な断面形
状を有しているガラス繊維は、従来の円形断面のガラス
繊維にくらべ、比表面積が大きいので、ガラス繊維と石
膏との間の全接着力が大きく補強効果が向上する。さら
に、ガラス繊維の断面の凸部が他のガラス繊維の凹部に
嵌まり込むような相互配置(例えば、図1−Aの形と図
1−Bの形の混合使用)、ブロックを並べて積むような
相互配置を取り得ることもでき、補強材の充填量の増大
が可能となり、上述の全接着力の増大による補強効果の
向上と相俟って石膏板の強度を著しく向上させる。
【0007】さらに、本発明の石膏板に使用される扁平
な断面形状を有しているガラス繊維は、実験によると、
石膏中で板を並べるように、換言すれば、最短径方向を
互いに同じ方向にして並び、このため、石膏スラリーの
流動特性が極めて良い。
【0008】本発明の石膏板に使用される扁平な断面形
状を有しているガラス繊維の組成は、溶融ガラスよりガ
ラス繊維化が可能な組成であればよく、好ましい組成と
して、Eガラス組成、Cガラス組成、Sガラス組成、耐
アルカリガラス組成等をあげることができる。
【0009】本発明の石膏板に使用される扁平な断面形
状を有しているガラス繊維は、例えば、一般表面処理剤
等で表面処理されていることが望ましく、表面処理剤の
量は、ガラス繊維重量の0.01重量%以上とすること
が好ましい。さらに必要に応じて、脂肪酸アミド化合
物、シリコーンオイル等の潤滑剤、第4級アンモニウン
ム塩等の帯電防止剤、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の
被膜形成能を有する樹脂、被膜形成能を有する樹脂と熱
安定剤、難燃剤等を併用したもの等によって表面処理さ
れたものを用いることもできる。
【0010】本発明の石膏板に使用されるガラス繊維の
長さは、6ー25mmであることを必要とし、この範囲
以下の場合、石膏板の強度が不足し、この範囲以上の場
合、石膏スラリーの流動性が低下するとともに、ガラス
繊維同志のからみ合いにより、繊維が塊状となり、補強
効果が失われるだけでなく、石膏板の外観の平面性を損
なってしまう。好ましいガラス繊維の長さは、10ー2
0mmである。
【0011】本発明の石膏板に使用されるガラス繊維の
添加量は、0.01−20重量%で、この範囲以下の場
合、石膏板の強度が不足し、この範囲以上の場合、石膏
スラリーの流動性が低下する。好ましいガラス繊維の添
加量は、0.5−10重量%である。
【0012】本発明に使用される石膏は、天然石膏、排
煙脱硫石膏、化学副生石膏等水と混合してペースト状を
呈し、その後、硬化するものであれば、いかなるもので
も使用できる。
【0013】本発明の効果を阻害しない範囲で、木綿、
木材パルプ等のセルロース繊維、ポリエステル繊維、ポ
リプロピレン繊維、アクリル繊維等の合成繊維、雲母、
ボーキサイト等の添加材、金属繊維等いかなる補強材、
可溶化澱粉、ポリビニルアルコール等の接着助剤、硫酸
アルミニウム、硫酸カリウム等の凝固促進剤、酒石酸、
クエン酸、コハク酸等の凝固遅延剤等を添加することが
できる。
【0014】
【作用】本発明の石膏板に使用される扁平な断面形状を
有しているガラス繊維は、スラリーの流動・板の厚さ方
向にそって、配向するので、流動性を阻害されることな
く、注型することができる。又、特に石膏板の表面近く
のガラス繊維は長径方向が表面と平行に並ぶため、乾燥
後の成形品の変形(ソリ)が少なく、かつ、表面が滑ら
かになる。
【0015】
【実施例】表1に示される組成のスラリーを、板厚9m
mの板状に成型硬化後、脱型して、60℃の熱風乾燥機
で20時間乾燥した。得られた製品の曲げ強度、衝撃強
度及びスラリーの流動性を表1に示す。
【0016】測定方法 1.曲げ強度の測定 JIS A1408に準じて行った。 2.衝撃強度の測定 JIS A1421のS1 の方法に準じて行った。 3.スラリーの流動性の測定 直径50mm、内容積400cm3 のシリンダーにスラ
リーを注入後、約30秒後、このシリンダーを取り除
き、スラリーが広がった円周長を測定することによって
流動性を求めた。
【0017】
【発明の効果】表1に記載された実施例と比較例との比
較より、本発明の石膏板の製造過程におけるスラリーの
流動性が極めて良好で、本発明の石膏板の強度が、従来
の断面が円形のガラス繊維を補強材として用いた石膏板
に比べ極めて優れていることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の石膏板に使用される扁平な断面形状を
有するガラス繊維の横断面の形状の一例を示す。
【符号の説明】
1. 断面を囲む最小の曲率半径を有する曲線 2. 断面を囲む最大の曲率半径を有する曲線 3. 断面を囲む直線 4. 断面を囲む最長径の両端におけるほぼ等しい小さ
な曲率半径の曲線 5. 断面を囲むほぼ曲率半径の等しい曲線
【表1】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス繊維の断面の最短径D1に対する
    該ガラス繊維の断面の最長径D2の比D2/D1が1.
    2以上である扁平な断面形状を有する、長さ6ー25m
    mの該ガラス繊維を0.01−20重量%石膏に添加す
    ることを特徴とする石膏板。
  2. 【請求項2】 前記ガラス繊維の断面が、複数の直線と
    複数の曲線により囲まれている事を特徴とする請求項1
    の石膏板。
  3. 【請求項3】 前記直線の長さの合計は前記曲線の長さ
    の合計の3倍以上である事を特徴とする請求項2の石膏
    板。
  4. 【請求項4】 前記ガラス繊維の断面が、複数の曲率半
    径を有する曲線であって、且つ、該複数の曲率半径を有
    する曲線のうちの最小の曲率半径を有する曲線の曲率半
    径に対し、該複数の曲率半径を有する曲線のうちの最大
    の曲率半径を有する曲線の曲率半径の比が3以上の曲線
    により囲まれている事を特徴とする請求項1の石膏板。
  5. 【請求項5】 前記ガラス繊維の断面の外周が、前記最
    長径の両端において、ほぼ等しい小さな曲率半径の曲線
    にて構成され、このほぼ等しい小さな曲率半径の曲線の
    両終端は、ほぼ等しい大きな曲率半径の曲線により連結
    されている請求項1の石膏板。
  6. 【請求項6】 前記ガラス繊維の断面が、ほぼ曲率半径
    が等しい複数の曲線により囲まれている事を特徴とする
    請求項1の石膏板。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999025936A1 (fr) * 1997-11-13 1999-05-27 Yoshino Gypsum Co., Ltd. Plaque decorative
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