JPH0796013B2 - 加速度脈波計 - Google Patents

加速度脈波計

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JPH0796013B2
JPH0796013B2 JP62281225A JP28122587A JPH0796013B2 JP H0796013 B2 JPH0796013 B2 JP H0796013B2 JP 62281225 A JP62281225 A JP 62281225A JP 28122587 A JP28122587 A JP 28122587A JP H0796013 B2 JPH0796013 B2 JP H0796013B2
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light
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修治 服部
敏義 山本
哲生 小畑
正樹 高橋
武年 佐藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、医療分野,健康管理分野などで医用電子機器
として使用されている加速度脈波計に関するものであ
る。
従来の技術 血液循環の状態を非観血的にみる手段として加速度脈波
計(容積脈波を二次微分したもの)がある。これは光源
ランプと、この光を通過させ、その通過量を検出する受
光素子と、外光を遮蔽する外枠とで構成されている検出
器に指尖を挿入し、この状態で指尖の血液量の変化を電
気信号に変換し、さらに本体部において、時間2回微分
する微分器により加速度脈波波形として信号処理を行う
とともに記録あるいは表示するものである。この加速度
脈波波形により、血行動態を知ることができ、人体の健
康状態がわかるので、加速度脈波計は、主として医療用
として用いられており、据え置き型のものであった。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、医療機関でのみ加速度脈波
計を用いて測定が可能であり、日常生活の場では測定不
可能であった。したがって、加速度脈波計においては、
心電計で既に行われているような24時間管理あるいは必
要な時だけ測定する携帯型はないため、日常生活時での
異常を感じた時あるいは定期的に測定することはできな
かった。
予防医学的な要素がつよい加速度脈波の場合、ジョギン
グ,速歩などを行った後、その効果を測定するには携帯
型は欠かせないものとなる。
そのために、脈波を記憶するだけの携帯部と信号処理し
記録表示する本体部とを分離し、検出器に指尖を挿入し
た時に出力する電気信号を携帯部に記憶しておき、本体
部において信号処理して加速度脈波波形にすることが考
えられる。しかしこの場合、携帯部そのものには測定結
果を表示する手段を備えていないため、携帯部において
記憶されている電気信号が、本体部において信号処理で
きる範囲であるか否か測定者にはわからないという問題
点がある。つまり、測定者が測定した時点では、極端な
場合はまったく脈波信号となっていないことがあるかも
しれない。すなわち、指尖の挿入度合が浅く受光素子に
光源からの光が直接あたっている場合、逆に挿入度合が
深く光がまったく遮られている場合もある。いずれも本
体部と接続したときに加速度脈波波形として記録表示す
ることができない。
本発明は上記問題点を解決するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明は光源と、この光
を指尖あるいは耳だの毛細血管を通過させ、その光の通
過量を検出する受光素子と、外光を遮断する外枠と、受
光素子から出力される信号があらかじめ決められた信号
量幅にはいったことを検出する比較器を、前記信号量幅
に入った時に前記受光素子から出力された信号を記憶す
る記憶器と、この記憶器に信号が記憶されていることを
示す指示器とを有する携帯部と、記憶器の記憶信号によ
る電気信号をアナログ的またはディジタル的に時間で二
回微分する微分器と、微分器で処理された結果を表示す
る表示器と、前記結果を記録する記録器を有する本体部
とを備えた構成とするものである。
作用 この構成により、測定者は日常生活の任意の場所で任意
の時に脈波を測定することができるようになり、しか
も、正常な測定ができているかどうかを確認しながら測
定することができる。すなわち、指示器が“良好”な状
態を示すように指尖の挿入位置を定め、以降測定終了ま
で指尖を動かさなければ測定者が何ら予備知識をもたな
くても簡単かつ確実に脈波の測定ができ、さらに測定後
の携帯部を加速度脈波形本体のある医療機関などに持っ
て行くことで、容易に測定結果を見ることができるよう
になる。実施例 以下本発明の加速度脈波計の一実施例について、第1図
から第3図をもとに説明する。
第1図において、1は加速度脈波計の本体部であり、電
気信号をディジタル的に二回微分する微分器2と、その
処理結果をグラフとして表示する表示器3と、処理結果
を記録する記録器4とを有している。5は携帯部であ
り、指尖11あるいは耳だの毛細血管床の血液の増減を電
気信号として検出する検出器10と、この検出器10からの
電気信号を記憶する記憶部12とからなっている。検出器
10は、外光を遮断する外枠6と光源7と光源7からの光
を指尖11の毛細血管床を通して受光する受光素子8と指
示部9を有し、その中に指尖11を挿入する光電容積脈波
用ピックアップとなっている。指示器9は本実施例では
外枠6に設けられているLEDであり、受光素子8の出力
信号があらかじめ決められた信号量幅に合致しているこ
と、換言すれば後述記憶器15に適切に脈波信号を記憶さ
せることができる状態にあることを表示するものであ
る。この表示方法については、本発明で特に制限を設け
るものでなく、要は適切な測定状態にあることが測定者
にわかればよい。例えば、単数のLEDを使用して点灯モ
ードを適切状態では点灯、非適切状態では点滅に切替え
るなどの方法、複数のLEDを使用して適切状態と非適切
状態では点灯するLEDの色を変える方法、あるいはこれ
らの組み合わせを用いる方法などが考えられる。
記憶部12は受光素子8からの電気信号量の幅があらかじ
め決められた信号量の幅にはいっているか否かを比較す
る比較器13とA/Dコンバータ14と、電気信号を記憶保持
する記憶器15からなる。もちろん、図示していないが、
カウンター回路、アンプ回路、フィルター回路をはじめ
各種のインターフェースを有していることもある。
上記構成の作用について動作説明する。
図示していない携帯部5のスィッチを入れて、指尖11を
検出器10内に挿入する。この時指尖11の挿入状態が浅す
ぎたり深すぎたりした場合は指示器9の表示は非適切状
態を示す表示のままである。そこで測定者は指示器9の
表示が適切状態を示す表示に変わるまで指尖11の挿入状
態を加減することができる。すなわち、光源7から指尖
11を介して受光素子8が受光した光は脈波に応じた電気
信号となり、記憶部12の比較器13に送られる。比較器13
ではこのおくられてきた電気信号があらかじめ決めてお
いた信号量幅と比較され、この信号量幅に入っていない
場合は検出器10の指示器9で非適切表示を行い、信号量
幅に入っている場合にはA/Dコンバータ14でこの信号が
ディジタル化されて記憶器15に記憶されると同時に検出
器10の指示器9を適切表示に切替える。これにより適切
な信号の強度で脈波波形を記憶したことを測定者に報知
する。
この場合あらかじめ設定した信号量幅は、第3図に示す
ように脈波波形aの最大値と最小値との差を例えば10mV
と決めることで設定できる。こうすれば第3図のような
場合は、波形b、波形cはいずれも設定した信号量幅を
下回っており、記憶動作をせず、指示器9も非適切状態
を表示するため、測定者は記憶されない状態であること
を認識できる。こうして携帯5部を使用した脈波測定が
終わった後、必要な時に記憶部12を本体部1に接続して
表示させたり、記録させたりするものである。微分器2
は記憶器15で記憶された脈波データをディジタル的に2
回微分し、原脈波の特徴が明確にわかるように信号処理
する。また、この微分器2の出力は表示器3、記録器4
に送られており、第2図に示す脈波波形を表示あるいは
記録することができるものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、加速度脈波計の携帯部を
常に携行することにより、任意の場所で、任意の時に脈
波の測定が可能であり、しかも、正常に脈波が記憶され
ているかどうかを示す指示器を携帯部に設けているの
で、測定者は安心して容易かつ確実に脈波の測定が行え
る。そして、この携帯部と加速度脈波計本体部とを接続
して、加速度脈波波形による自己の健康管理、健康状態
の把握が極めて簡単にできる。
今後の高齢化社会、ストレス社会を背景とする健康に対
する関心の高まりのなかで、社会的にも、産業的にも、
極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明加速度脈波計の一実施例を示すブロッ
ク図、第2図は表示器の一表示例を示す図、第3図は受
光器からの電気出力信号の例を示す図である。 1……本体部、2……微分器 5……携帯部、6……外枠 7……光源、8……受光素子 9……指示器、10……検出器 12……記憶部、13……比較器 15……記憶器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 正樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 武年 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と、この光を指尖あるいは耳だの毛細
    血管床を通過させ、その光の通過量を検出する受光素子
    と、外光を遮断する外枠と、前記受光素子より出力され
    る信号があらかじめ決められた信号量幅に入ったことを
    検出する比較器と前記信号量幅に入ったときに前記受光
    素子の信号を記憶する記憶器とを有する携帯部と、前記
    記憶器の記憶信号による電気信号をアナログ的またはデ
    ジタル的に時間で2回微分する微分器と、その微分器で
    処理された結果を表示する表示器、および前記結果を記
    録する記録器を有する本体部とを備え、前記携帯部に
    は、記憶器に信号が記憶されていることを示す指示器を
    設けた加速度脈波計。
JP62281225A 1987-11-06 1987-11-06 加速度脈波計 Expired - Fee Related JPH0796013B2 (ja)

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