JPH0792474B2 - 導電性接触子 - Google Patents

導電性接触子

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JPH0792474B2
JPH0792474B2 JP2211380A JP21138090A JPH0792474B2 JP H0792474 B2 JPH0792474 B2 JP H0792474B2 JP 2211380 A JP2211380 A JP 2211380A JP 21138090 A JP21138090 A JP 21138090A JP H0792474 B2 JPH0792474 B2 JP H0792474B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 〈産業上の利用分野〉 本発明は、コンタクトプローブに適する導電性接触子に
関し、特に、半導体、コンピュータ、通信機などの高周
波信号を検査するべく同軸ケーブルを接続された導電性
接触子に関する。
〈従来の技術〉 従来、プリント基板の導体パターンや電子素子などの電
気的検査を行うためのコンタクトプローブには種々のも
のがあるが、特に、半導体、コンピュータ、通信機など
の高周波信号を検査するためのコンタクトプローブに
は、高周波信号に対する各特性としての例えば内部抵
抗、特性インピーダンス、静電容量、インダクタンス、
減衰量、カットオフ周波数、遅延時間に悪影響を及ぼさ
ないものを用いる必要がある。
例えば、第3図には、高周波信号検査用のコンタクトプ
ローブに用いられる導電性接触子11の従来例が示されて
いる。絶縁基板からなる支持板12に円筒形状をなすリセ
プタクル13が貫通状態に固着されて、図示省略された自
動検査器の一部をなす支持部材が構成されている。リセ
プタクル13内には導電性接触子11の円筒形状のホルダ14
が取付けられており、リセプタクル13の一部を半径方向
内向きにかしめた内向凸設部13aにより、ホルダ14が、
その外周面を押圧されて固定され、リセプタクル13の上
端部にて半径方向内向きにかしめてなる環状内向係止部
13bにホルダ14の没入端が衝当することにより、ホルダ1
4が上方に対して抜け止めされて位置決めされている。
ホルダ14内には図示されない制御部に高周波信号を伝送
するための同軸ケーブル15の一方の端部が挿入されてお
り、同軸ケーブル15の芯線16が内部導体として用いられ
ている。尚、芯線16の外周が絶縁体17により覆われ、絶
縁体17の外周が例えばシールド用網線18により覆われ、
更に網線18の外周が保護被覆体19により覆われている。
ホルダ14内の中間部にて、同軸ケーブル15の先端部の網
線18及び保護被覆体19が除去されて、芯線16及び絶縁体
17が、ホルダ14の先端から所定量突出するようにされて
いる。
ホルダ14内にて露出された絶縁体17の外周面には、網線
18に電気的に接続された金属パイプ20が固着されてい
る。金属パイプ20の中間部には環状肩面が形成されてお
り、ホルダ14の中間部にて半径方向内向きにかしめられ
た環状内向係止部14aと環状肩面との間に組込まれた圧
縮コイルばね21により、金属パイプ20と共に同軸ケーブ
ル15がホルダ14の下方に向けて突出するように付勢され
ている。また、金属パイプの突出端には外向フランジ部
20aが形成されており、ホルダ14の下端部及び外向フラ
ンジ部20aの外周を覆うように円筒形状をなす外部導体
としての筒体22が、ホルダ14及び金属パイプ20に同軸的
に嵌装されている。この筒体22は、その中間部にて半径
方向内向きにかしめられた環状内向係止部22aとホルダ1
4の下端との間に組込まれた圧縮コイルばね23により、
下方の突出方向に付勢されていると共に、環状内向係止
部22aを外向フランジ部20aに衝当させて、下方に突出す
る向きに対して抜け止めされている。
このようにして構成された導電性接触子11では、例え
ば、検査対象であるプリント配線板24上の第1の検査対
象としての信号用導体パターン24aと第2の検査対象と
してのアース用導体パターン24bとに対して検査を行う
際には、支持板12をプリント配線板24に対して相対的に
下降して、筒体22の下端の一部にのこ歯状に形成された
下向きの尖鋭部22bを圧縮コイルばね23のばね力をもっ
てアース用導体パターン24aに押し当て、かつ芯線16の
先端を圧縮コイルばね21のばね力をもって信号用導体パ
ターン24aに押し当てることにより、電気的信号を取出
して行う。
前記した同軸ケーブル15の制御部への接続側端部には同
軸ケーブル用コネクタ25が結合されている。ところで、
コネクタには比較的大径のものが多く、そのような大径
のコネクタ25を用いた場合には、コネクタ25を比較的小
径のリセプタクル13内を通すことができない。また、リ
セプタクル13の上端部には環状内向係止部13bが設けら
れており、ホルダ14をリセプタクル13の下方から挿入し
てリセプタクル13に取付けることになる。
このような構造の導電性接触子11のリセプタクル13への
取付けを行う際には、第4図に示されるようにコネクタ
25を結合する前の状態で同軸ケーブル15をリセプタクル
13内に下方から挿通し、ホルダ14をリセプタクル13に取
付けて、同軸ケーブル15の遊端部にコネクタ25をハンダ
付けやかしめにより結合する。そのため、多点同時測定
を行うべく複数の導電性接触子11を支持板12に取付ける
ものでは、ホルダ14を支持板12に取付けた後に上記コネ
クタ25の結合を行うことから、その結合作業が極めて煩
雑化するという問題がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、導電性針状体に高周波信号伝送用同軸ケーブルを接
続されかつコネクタを結合される導電性接触子の支持部
材への取付け作業を容易にし得る導電性接触子を提供す
ることにある。
[発明の構成] 〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、第1の検査対象に
接触させることにより電気的信号を取出すための針状の
内部導体と、第2の検査対象に接触させることにより電
気的信号を取出すべく前記内部導体の外周に絶縁されて
嵌装された外部導体と、一端を前記両導体に電気的に接
続された同軸ケーブルと、前記同軸ケーブルの他端に結
合されたコネクタと、前記両導体を同軸的に保持する円
筒状ホルダと、第2の検査対象に接触させることにより
電気的信号を取出すべく前記外部導体と電気的に接続さ
れかつ前記ホルダの当該接触側に嵌装された筒体と、前
記ホルダを支持部材に取付けるべく、前記ホルダと前記
支持部材との間に設けられたねじ結合手段とを有し、前
記ねじ結合手段が、前記ホルダの外周に形成されたおね
じ部と前記支持部材に形成されためねじ部とからなり、
前記めねじ部の内径が前記筒体の外径よりも拡径されて
いることを特徴とする導電性接触子を提供することによ
り達成される。
〈作用〉 このようにすれば、内部導体及び外部導体を同軸的に保
持するホルダを支持部材にねじ結合にて取り付けること
ができ、支持部材のめねじ部の内径よりも大きな外径の
コネクタを内部及び外部の両導体に接続された同軸ケー
ブルに結合しておいても、ホルダをその先端側から支持
部材のめねじ部に挿入してねじ結合することができるた
め、コネクタを予め結合したまま取付作業を行うことに
何ら不都合を生じることがない。
〈実施例〉 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。
第1図は、本発明に基づく導電性接触子1を示す図であ
り、従来例の第3図と同様の部分については同一の符号
を付してその詳しい説明を省略する。また、導電性接触
子のホルダ2及び筒体22の内部構造も同一であるため、
それらの内部構造の図示及びその詳しい説明を省略し
て、ホルダ2及び筒体22の外観のみを示す。
前記した従来例と同様に自動検査器の支持板12には円筒
形状のリセプタクル3が固着されて支持部材が構成され
ており、ホルダ2の図に於ける上部の外周にはおねじ部
4が同軸的に設けられている。このおねじ部4は例えば
偏平な円筒体の外周面にねじを切って、その円筒体を従
来例のホルダ14の外周面に嵌装して固着してなるもので
あって良い。また、リセプタクル3内には、その中間部
から図の上方開口端に至るまでめねじ部5が形成されて
おり、上記おねじ部4とめねじ部5とを互いにねじ結合
させることにより、リセプタクル3内にホルダ2が取付
けられている。このめねじ部5の内径は、図から分かる
ように筒体22の外径よりも若干拡径されている。
上記取付けを行う際には、上記したように筒体22をめね
じ部5内に挿通可能であることから、第2図に示される
ようにリセプタクル3に対してその上方側からホルダ2
を、その先端側から挿入しつつ図の矢印に示されるよう
にねじ込んで行うことができる。従って、ホルダ2の後
端から延出する同軸ケーブル15に予めコネクタ25を結合
しておいても、ホルダ2のリセプタクル3に対する取付
け作業に於て何等支障がなく、例えばリセプタクル3の
めねじ部5の内径よりも大きな外径のコネクタ25を結合
しておいても不都合がない。このようにコネクタ25を予
め結合しておくことにより、コネクタ25の半田付けやか
しめによる結合作業を事前に行っておくことができ、導
電性接触子1の取付け作業時の取扱い性を向上し得る。
尚、第1図に示されるように、ホルダ2は、そのおねじ
部4の上部をリセプタクル3から突出させており、その
突出部にロックナット6がねじ込まれて、リセプタクル
3に対してホルダ2が固定されている。第2図に示され
るように、取付け前では予め同軸ケーブル15側にロック
ナット6を、嵌装しておくことになるが、コネクタ25を
結合した状態であっても、ホルダ2の先端側からロック
ナット6を挿入して、おねじ部4に対してねじ込みなが
ら通過させることにより、同軸ケーブル15側に嵌装する
ことができる。
このように、ロックナット6を用いることにより、ホル
ダ2をリセプタクル3即ち支持板12に対して任意の位置
で固定することができ、位置決め調整を容易に行うこと
ができる。従来例の構造のもので位置決めを行おうとす
ると、環状内向係止部13bを治具などを用いて加工する
など、作業が煩雑化する。また、本発明によればホルダ
2の着脱を容易に行うことができ、取付け作業のみなら
ずメンテナンス作業も容易に行い得る。
尚、本発明に基づく取付け構造は、特に実施例に示した
ように、高周波信号検査用に同軸ケーブルを用いてかつ
コネクタを結合する導電性接触子に於て有効であるが、
それ以外の導電性接触子に於ても、本発明に基づく取付
け構造を適用することにより、着脱性を向上し得るもの
である。
[発明の効果] このように、本発明によれば、導電性接触子のホルダを
支持部材にねじ結合により取付けることから、ホルダに
予め同軸ケーブルを接続しかつ比較的大径のコネクタが
結合されていても、ホルダを、その同軸ケーブル接続側
とは相反する先端側から支持部材のねじ孔に対してねじ
込んで取付けることができ、予めコネクタを結合してお
くことができるため、その結合作業が容易であり、かつ
導電性接触子の取扱い性が向上して、支持部材に対する
取付け作業を容易に行い得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に基づく導電性接触子を示す図であ
る。 第2図は、導電性接触子の取付け要領を示す図である。 第3図は、従来の導電性接触子を示す図である。 第4図は、従来の導電性接触子の取付け要領を示す図で
ある。 1……導電性接触子、2……ホルダ 3……リセプタクル、4……おねじ部 5……めねじ部、6……ロックナット 11……導電性接触子、12……支持板 13……リセプタクル、13a……内向凸設部 13b……環状内向係止部 14……ホルダ、14a……環状内向係止部 15……同軸ケーブル、16……芯線 17……絶縁体、18……網線 19……保護被覆体、20……金属パイプ 20a……外向フランジ部 21……圧縮コイルばね、22……筒体 22a……環状内向係止部 22b……尖鋭部、23……圧縮コイルばね 24……プリント配線板 24a……信号用導体パターン 24b……アース用導体パターン 25……コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の検査対象に接触させることにより電
    気的信号を取出すための針状の内部導体と、前記内部導
    体の外周に絶縁されて嵌装された外部導体と、一端を前
    記両導体に電気的に接続された同軸ケーブルと、前記同
    軸ケーブルの他端に結合されたコネクタと、前記両導体
    を同軸的に保持する円筒状ホルダと、第2の検査対象に
    接触させることにより電気的信号を取出すべく前記外部
    導体と電気的に接続されかつ前記ホルダの当該接触側に
    嵌装された筒体と、前記ホルダを支持部材に取付けるべ
    く、前記ホルダと前記支持部材との間に設けられたねじ
    結合手段とを有し、 前記ねじ結合手段が、前記ホルダの外周に形成されたお
    ねじ部と前記支持部材に形成されためねじ部とからな
    り、前記めねじ部の内径が前記筒体の外径よりも拡径さ
    れていることを特徴とする導電性接触子。
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