JPH0791640B2 - マグネトロン方式のバイアススパツタ装置 - Google Patents

マグネトロン方式のバイアススパツタ装置

Info

Publication number
JPH0791640B2
JPH0791640B2 JP62045182A JP4518287A JPH0791640B2 JP H0791640 B2 JPH0791640 B2 JP H0791640B2 JP 62045182 A JP62045182 A JP 62045182A JP 4518287 A JP4518287 A JP 4518287A JP H0791640 B2 JPH0791640 B2 JP H0791640B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
magnetic field
substrate
film
magnetic pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62045182A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63213667A (ja
Inventor
保 清水
恒雄 小川
克博 岩下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP62045182A priority Critical patent/JPH0791640B2/ja
Publication of JPS63213667A publication Critical patent/JPS63213667A/ja
Publication of JPH0791640B2 publication Critical patent/JPH0791640B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマグネトロン方式のバイアススパッタ装置に係
り、とくにVLSIの多層配線膜形成に好適なマグネトロン
方式のバイアススパッタ装置に関する。
〔従来の技術〕
1MDRAMを初めとするVLSIの製造には多層配線形成技術が
必須である。またICの集積度が増すのに伴なって下部配
線と上部配線とを接続する孔(一般にスルーホール,コ
ンタクトホール,ビアホールなどと呼ばれる)は微小で
かつほぼ垂直な側壁を有するものとなってきている。こ
のような微細穴への膜形成法としては、被膜基板にバイ
アス電圧を印加し、電離気体中のイオンによって基板表
面をスパッタリングしながら同時に膜形成を行なういわ
ゆるバイアススパッタリング法が提案されている。たと
えば、ジャーナルオブエレクトロケミカルソサイエテ
ィ,ソリッドステートテクノロジー,(1985年6月)第
1466頁乃至第1472頁〔J.Electrochem.Soc.SOLID−STATE
S SCIENCE AND TECHNOLOGY(Jun.1985)PP1466乃至147
2〕に論じられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記の従来技術では、Al系金属配線膜の形成に用いる場
合、イオンエネルギが充分に高いとバイアススパッタに
よる微細穴への埋め込みは可能となるが、膜中にイオン
化ガス(一般にはアルゴンイオン)を取り込み膜形成後
の後処理においてこの取り込まれたイオン化ガスが膜内
で集合したり、膜外に放出されるため、膜フクレ,ハガ
レおよびボイドなどの問題が発生している。これらの問
題は、入射するイオンのエネルギが大きいため、膜中深
く侵入するものと思われる。この点については、たとえ
ばセミコンニュース(1986年5月)第34頁乃至第39頁;
マーコム・インターナショナル社刊では、基板バイアス
電圧が100Vを越えるあたりからAl膜中にボイドが発生す
ることを指摘している。
そこで、従来、前記イオンのエネルギを低く抑制するた
め基板を載置している電極への高周波電力を少なくした
りあるいはターゲット側に印加する電力を増加させ、タ
ーゲット側で発生する高密度プラズマを利用するなどの
方法が実施されている。
しかるに、基板電極への高周波電力を少なくする方法で
は、流入するイオン量が少なくなってバイアススパッタ
を行なわせるのに必要なイオン量を得ることができなく
なる。
またターゲット側に印加する電力を増加させる方法で
は、ターゲットから放出される成膜粒子の方が基板に入
射するイオン量よりもその増加率が大きくなるため、相
対的にイオン量が減少して結局効果的なバイアススパッ
タを行なうことができない。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、基板
に高速でかつ均一な膜厚のバイアススパッタ膜を形成可
能とするマグネトロン方式バイアススパッタ装置を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の目的は、成膜材料からなるターゲットと、該ター
ゲット用の電源と、ターゲットの背面側に配置されたタ
ーゲット側磁場発生手段と、ターゲットの表面と間隔を
おいて対向配置された被膜形成基板と、該基板を支持す
る基板ホルダと、基板ホルダに電力を供給する電源と、
基板ホルダの外周位置に配置された基板側磁場発生手段
とを有するバイアススパッタ装置において、前記ターゲ
ット側磁場発生手段は、ターゲットの背面側において、
該ターゲットの軸線上に配置された第1磁極体と、該第
1磁極体の周囲に同心上に配置された互いに径の異なる
第2及び第3磁極体と、第1磁極体及び第2磁極間に配
置された第1コイルと、第2磁極体及び第3磁極体間に
配置された第2コイルとを同一平面上に有し、前記基板
側磁場発生手段は、基板ホルダの外周位置に該基板ホル
ダと同軸上に配置された第3コイルと、該第3コイルの
外周を取り囲む第4磁極体とを有し、ターゲット及び被
膜形成基板間において、ターゲット面上には磁力線がタ
ーゲットから一旦出て該ターゲットに入射するトンネル
状の磁界を形成する一方、被膜形成基板上には、その外
周部分に磁力線がほぼ平行に、かつその中心部に磁力線
がほぼ垂直になるラッパ状の磁界を形成すると共に、そ
の中心部より外周部分での磁場強度が強くなるように構
成したことによって達成される。
〔作 用〕
本発明においては、被膜形成基板側に形成した大むね該
被膜形成基板に平行な磁場により該被膜形成基板に入射
する電子の移動速度を低くする。
またイオンは電子よりも質量が大きい(アルゴンイオン
の場合約7万倍)ため、磁場の影響をほとんど受けな
い。
その結果、前記被膜形成基板への移動速度はイオンと電
子との差が等価的に少なくなってプラズマと該被膜形成
基板との間の電位差が小さくなるとともに、この電位差
により該被膜形成基板に入射するイオンエネルギも低く
なる。
前記被膜形成基板の中心部と外周部とでは、外周部の方
の磁場を強くし、磁力線が中心部から外周部に向く磁場
では該被膜形成基板上で発生したプラズマはラッパ状に
閉じ込められて高密度化される。この場合、磁力線の方
向は逆でもプラズマは閉じ込められ、高密度が得られ
る。
その結果、前記被膜形成基板に入射するイオン量を増加
することが可能である。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を示す第1図乃至第3図につい
て説明する。第1図は本発明の実施例であるバイアスス
パッタ装置の縦断面図、第2図は第1図に示す被膜形成
基板の裏面に設けたコイルへの通電電流と、該被膜形成
基板に発生する直流電位との関係を示す図、第3図
(a)(b)(c)は、第2図に示すターゲット側コイ
ルの通電電流条件A,B,Cに対応する被膜形成基板上での
磁界分布を示す図である。
第1図に示す如く、被スパッタ材料からなる軸対称回転
形のターゲット1の裏面側にはターゲット用磁場発生手
段を設けている。該ターゲット用磁場発生手段は、ター
ゲット1の中心軸の延長線上に第1磁極体2を配置し、
この第1磁極体2の周囲同心上に環状をした2個の第2
磁極体3および第3磁極体4を配置し、これら3個の磁
極体2,3,4の後端部を直流または高周波電源5に接続す
る平板磁極体6にて磁気的に結合している。また前3個
の磁極体2,3,4間には、前記第1磁極体2と同心上に2
個の環状をしたコイル7,8を介挿するとともにその先端
部に前記ターゲット1を保持するパッキングプレート9
を結合している。さらに前記第3磁極体4はその外周に
固定されたフランジ部4aを絶縁スペーサ10を介して支持
体11に載置するとともに絶縁リング12を介して嵌挿する
ネジ13により前記支持体11に締着されている。この支持
体11はその下端面に下端部を内方に折り曲げてL形状に
形成されたアノード14を締着している。
なお前記パッキングプレート9は図示していないが、従
来のスパッタ電極と同様水冷されている。
前記ターゲット1の表面に対向して配置された被膜形成
基板15は基板ホルダ16に保持されている。この基板ホル
ダ16は直流または高周波電源5に接続し、その周囲には
前記ターゲット1と前記被膜形成基板15との間以外にプ
ラズマが発生するのを防止するためのアースシールド17
を設け、このアースシールド17の周囲には前記被膜形成
基板15上に軸対称形の磁場を形成するために基板側磁場
発生手段を設けている。該基板側磁場発生手段は、前記
基板ホルダ16の中心軸と同心状に配置された第3コイル
18と、この第3コイル18の外周面および下端面を覆って
前記基板ホルダ16の周囲に不必要な磁場が発生しないよ
うにするための磁性材料からなる第4磁極体19とを設け
ている。
本発明によるバイアススパッタ装置は、前記の如く構成
されているから、つぎにバイアススパッタ成膜方法につ
いて述べる。
ターゲット1の裏面にある2個のコイル7,8と第3コイ
ル18に適当な値の通電電流を印加すると、前記ターゲッ
ト1の表面には磁力線20aが一旦出て再び入る閉じたト
ンネル状の磁界を形成するので、前記ターゲット1に入
力された電力によって発生するプラズマは前記トンネル
状磁界の磁力線20aが該ターゲット1の表面に平行にな
る位置に高密度のプラズマが閉じ込められる。
したがって前記ターゲット1の表面にはドーナツ状の高
密度のプラズマ21が形成される。
このプラズマ21のドーナツ径は被膜形成基板15の面上で
の膜厚分布が均一になるように前記ターゲット1と前記
被膜形成基板15との間隔との関連において決定される。
つまり所定のプラズマ21の径が得られるように磁場を形
成する。
ついで前記被膜形成基板15の表面上での磁界は、該被膜
形成基板15の中心では前記ターゲット1側のコイル7,8
によって形成される磁場の影響を受け、第1図に示す如
く、互いに逆方向の磁界が発生するように各コイル7,8
への印加電流の方向を決めると、互いに反発して弱い磁
場が形成される。
一方、このとき、被膜形成基板15の外周部では、磁界の
方向が一致するので、強い磁界が形成され、これによっ
て該被膜形成基板15の表面上には、ラッパ状の磁界20b
が形成される。
したがって、基板ホルダ16に高周波電力を加えることに
よって発生したプラズマは、前記ターゲット1と前記被
膜形成基板15との間の空間にとじ込められ、該ターゲッ
ト1のドーナツ状のプラズマ21よりも低密度ではある
が、一般の高周波グロー放電プラズマよりも高密度のプ
ラズマ22を得ることが可能となる。
また、前記被膜形成基板15の表面上のラッパ状の磁界20
bのうち、該被膜形成基板15の表面に対して平行な磁場
成分は、電子が該被膜形成基板15に流れ込む速度を低下
させる。
一方イオンは電子に比べて質量が大きいため、磁場の影
響を受けにくいので、前記被膜形成基板15の表面のプラ
ズマ22に対する電流電位差VDCは、該被膜形成基板15の
表面に垂直な磁場成分のみの場合に比較して小さくな
る。
すなわち、第3図(a)(b)(c)はターゲット1側
コイル7と被膜形成基板15側のコイル18への通電電流の
値を3種類に制御した場合の被膜形成基板15の表面上の
磁場分布を示し(コイル7への通電電流は6A一定、コイ
ル8の通電電流は0〜5Aと制御)、第2図は第3図
(a)(b)(c)の場合における被膜形成基板15とプ
ラズマとの直流電位差を示すものであるが、第3図
(b)に示すように被膜形成基板15の外周部において、
該被膜形成基板15の表面に平行に磁力線20が作用してラ
ッパ状の磁界を構成するようにすれば、直流電位を最低
にすることが可能である。
これに対して第3図(c)に示す場合には、磁力密度分
布が被膜形成基板15の表面に対して水平に作用する成分
が少ないので、被膜形成基板15に流れ込む電子量が増加
するため、膜形成基板15のプラズマに対する直流電位差
が大きくなる。
たとえば、従来、直流電位VDEを200V以下にするために
は、投入電力を200W以下にする必要があったが、第3図
(b)の場合には、300Wまで投入することが可能にな
り、その結果、直流電位VDCを低く保持したまま被膜形
成基板15への投入電力を増加してプラズマ密度を上げる
ことが可能になるので、被膜形成基板15への入射イオン
量を増加することができる。
また高周波電力および磁界の強さを変えることによって
被膜形成基板15への入射イオン量を制御することができ
る。
つぎに本実施例において、ターゲット1側に2個のコイ
ル7,8を設けた理由について述べる。
すなわち前記第2図および第3図(a)(b)(c)に
示すように直流電位を最低にするには被膜形成基板15の
外周部において、被膜形成基板15の表面に対して垂直に
作用する磁束分布成分をほぼ0にする必要があることは
既に述べたとおりである。
ところがこのとき、ターゲット1の表面上でのトンネル
状磁界がこれによって形成されるドーナツ状プラズマ21
の径が必ずしも被膜形成基板15の表面上での膜厚分布を
均一にする大きさになっていない場合がある。このよう
な場合、たとえばターゲット1側に1個のコイル7もし
くは8を設けるかあるいは磁場を可変することができな
い永久磁石を設けたときには、ターゲット1の表面上に
形成するドーナツ状磁場と、被膜形成基板15上に形成す
るラッパ状磁場とを別個に制御することができない。
したがって本実施例のようにターゲット1側に2個のコ
イル7,8を設け、被膜形成基板15側に1個のコイル18を
設けることはバイアススパッタ装置においてはそれなり
の理由を有するのである。勿論前記コイル7,8,18の個数
を増すことは差支えないことは云う迄もないところであ
る。
また第4図に示す本発明の他の一実施例であるバイアス
スパッタ装置のように、ターゲット側磁場発生手段とし
て、前述した第1図に示す実施例の第1磁極体2と第2
磁極体3とコイル7とを永久磁石7′で構成しても、第
1図に示す実施例と同様の作用効果を得ることができ
る。
以上述べたる如く、本発明によるバイアススパッタ装置
においては、被膜形成基板に入射するイオンのエネルギ
を低く保持しながらイオン量を多くとることができ、こ
のイオンにより被膜形成基板の表面に形成された膜材料
の再放出および表面移動を促進することができるので、
従来では埋め込みができなかった微細穴にも十分な厚さ
の膜を形成することができる。
またイオンエネルギが低いので、Al系の膜などで問題と
なっていたボイドおよびフクレなどの問題が発生しない
状態で微細穴部および側壁部に必要な膜厚の膜を形成す
ることができる。
とくにAl系の膜の場合には、成膜時に熱を加えるとさら
に穴部の埋め込み性がよくなるので、基板ホルダ内部に
ヒータを設けたり、基板ホルダと被膜形成基板との間に
ガスを供給して基板ホルダと被膜形成基板との間の熱伝
達率を向上させたりして被膜形成基板を所定の温度に制
御することが望ましい。
さらに前記のように低イオンエネルギでかつ高イオン量
を得ることができるので、従来よりも高速でバイアスス
パッタ成膜をすることができる。
すなわち、従来は、イオンエネルギを低く保持するため
に被膜形成基板への投入電力が制限され、被膜形成基板
でのスパッタエッチング速度が低くなる問題があった。
バイアススパッタ成膜では、ターゲットから飛んでくる
成膜粒子量と被膜形成基板でのスパッタエッチング速度
とを上手に対応させないと、微細穴の底部および側壁部
での膜の被覆率が低下することになる。
すなわち低いエッチング速度に合わせてターゲットから
飛んでくる成膜粒子量を少なくする必要があり、その結
果、バイアススパッタ成膜時の成膜速度が低下する問題
があった。
本発明においてはこの点についても解決することができ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、被膜基板面上に基板とプラズマ間の電
位差を低く抑えたまま高密度のプラズマを形成できるの
で、基板に入射するイオンエネルギを低く保ちながら、
そのイオン量を増すことができ、その結果、高速でバイ
アススパッタ成膜が可能となる。
またAl系の材料を形成する場合、低イオンエネルギでバ
イアススパッタ成膜ができるので、ボイドやフクレの無
い膜を形成できる。
さらにバイアススパッタ成膜において、基板面でのスパ
ッタエッチング分布と基板面にターゲットから飛んでく
る成膜粒子の流入分布とをそれぞれ独立に制御できるの
で、基板面内で膜厚の均一な膜が形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるバイアススパッタ装置
の縦断面図、第2図は第1図に示す被膜形成基板の裏面
に設けたコイルへの通電電流と、該被膜形成基板に発生
する直流電位との関係を示す図、第3図(a)(b)
(c)は、それぞれ、第2図に示すターゲット側コイル
の通電電流条件A,B,Cに対応する被膜形成基板上での磁
界分布を示す図、第4図は本発明の他の一実施例である
バイアススパッタ装置の縦断面図である。 1……ターゲット、2……第1磁極体、3……第2磁極
体、4……第3磁極体、5……直流または高周波電源、
6……平板磁極体、7……第1コイル、8……第2コイ
ル、9……パッキングプレート、15……被膜形成基板、
16……基板ホルダ、17……アースシールド、18……第3
コイル、19……第4磁極体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成膜材料からなるターゲットと、該ターゲ
    ット用の電源と、ターゲットの背面側に配置されたター
    ゲット側磁場発生手段と、ターゲットの表面と間隔をお
    いて対向配置された被膜形成基板と、該基板を支持する
    基板ホルダと、基板ホルダに電力を供給する電源と、基
    板ホルダの外周位置に配置された基板側磁場発生手段と
    を有するマグネトロン方式のバイアススパッタ装置にお
    いて、前記ターゲット側磁場発生手段は、ターゲットの
    背面側において、該ターゲットの軸線上に配置された第
    1磁極体と、該第1磁極体の周囲に同心上に配置された
    互いに径の異なる第2及び第3磁極体と、第1磁極体及
    び第2磁極間に配置された第1コイルと、第2磁極体及
    び第3磁極体間に配置された第2コイルとを同一平面上
    に有し、前記基板側磁場発生手段は、基板ホルダの外周
    位置に該基板ホルダと同軸上に配置された第3コイル
    と、該第3コイルの外周を取り囲む第4磁極体とを有
    し、ターゲット及び被膜形成基板間において、ターゲッ
    ト面上には磁力線がターゲットから一旦出て該ターゲッ
    トに入射するトンネル状の磁界を形成する一方、被膜形
    成基板上には、その外周部分に磁力線がほぼ平行に、か
    つその中心部に磁力線がほぼ垂直になるラッパ状の磁界
    を形成すると共に、その中心部より外周部分での磁場強
    度が強くなるように構成したことを特徴とするマグネト
    ロン方式のバイアススパッタ装置。
  2. 【請求項2】前記ターゲット側磁場発生手段における第
    1磁極体と、第2磁極体と、第1コイルとを一個の永久
    磁石で構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のマグネトロン方式のバイアススパッタ装置。
JP62045182A 1987-03-02 1987-03-02 マグネトロン方式のバイアススパツタ装置 Expired - Lifetime JPH0791640B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62045182A JPH0791640B2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02 マグネトロン方式のバイアススパツタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62045182A JPH0791640B2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02 マグネトロン方式のバイアススパツタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63213667A JPS63213667A (ja) 1988-09-06
JPH0791640B2 true JPH0791640B2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=12712127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62045182A Expired - Lifetime JPH0791640B2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02 マグネトロン方式のバイアススパツタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0791640B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0361365A (ja) * 1989-07-28 1991-03-18 Ube Ind Ltd イオンアシストスパッタリング方法および装置
JPH07122135B2 (ja) * 1989-09-25 1995-12-25 宇部興産株式会社 イオンアシストスパツタリング方法およびその装置
JPH03111562A (ja) * 1989-09-26 1991-05-13 Ube Ind Ltd イオンアシストスパッタリング装置
US6579421B1 (en) 1999-01-07 2003-06-17 Applied Materials, Inc. Transverse magnetic field for ionized sputter deposition
US10047430B2 (en) 1999-10-08 2018-08-14 Applied Materials, Inc. Self-ionized and inductively-coupled plasma for sputtering and resputtering
US7504006B2 (en) 2002-08-01 2009-03-17 Applied Materials, Inc. Self-ionized and capacitively-coupled plasma for sputtering and resputtering

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713295B2 (ja) * 1985-02-22 1995-02-15 株式会社日立製作所 スパツタリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63213667A (ja) 1988-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0585634B2 (ja)
JP2537210B2 (ja) 高密度プラズマの発生装置
US6599399B2 (en) Sputtering method to generate ionized metal plasma using electron beams and magnetic field
US6514390B1 (en) Method to eliminate coil sputtering in an ICP source
JP2002069636A (ja) マグネトロンスパッタリングリアクターにおける同軸状電磁石
JP3847866B2 (ja) スパッタリング装置
JPH10214799A (ja) 改良型誘導結合プラズマ源
JPH0791640B2 (ja) マグネトロン方式のバイアススパツタ装置
JPS6012426B2 (ja) 磁界圧着形マグネトロンスパッタリング装置
JP3146171B2 (ja) プラズマ処理方法及び装置
JPH0713295B2 (ja) スパツタリング装置
TW417143B (en) Sputtering device and magnetron unit
JPS63140078A (ja) スパツタリングによる成膜方法
JP2674995B2 (ja) 基板処理方法およびその装置
JP4056132B2 (ja) マグネトロンスパッタ方法及び装置
JPH01116068A (ja) バイアススパッタ装置
JPH0867981A (ja) スパッタ装置
JP3249013B2 (ja) プラズマcvd装置
JPH0647723B2 (ja) スパッタリング方法及びその装置
JP2662582B2 (ja) 平坦化したアルミニウム膜を形成する方法及び装置
JPH1180943A (ja) マグネトロンスパッタカソード
JPS6296671A (ja) スパツタ電極
JPH08203828A (ja) スパッタリング方法およびその装置
JPH0781184B2 (ja) スパツタ装置
JP2004131839A (ja) パルス化された電力によるスパッタリング堆積