JPH0789589B2 - グロープラグ型発電装置 - Google Patents
グロープラグ型発電装置Info
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- JPH0789589B2 JPH0789589B2 JP58237615A JP23761583A JPH0789589B2 JP H0789589 B2 JPH0789589 B2 JP H0789589B2 JP 58237615 A JP58237615 A JP 58237615A JP 23761583 A JP23761583 A JP 23761583A JP H0789589 B2 JPH0789589 B2 JP H0789589B2
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- JP
- Japan
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- type
- engine
- power generation
- glow plug
- semiconductor
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P19/00—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition
- F02P19/02—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs
- F02P19/028—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs the glow plug being combined with or used as a sensor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23Q—IGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
- F23Q7/00—Incandescent ignition; Igniters using electrically-produced heat, e.g. lighters for cigarettes; Electrically-heated glowing plugs
- F23Q7/001—Glowing plugs for internal-combustion engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P19/00—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition
- F02P19/02—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs
- F02P19/025—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs with means for determining glow plug temperature or glow plug resistance
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関で発生する熱を効率的に電力に変換
して使用することのできるグロープラグ型発電装置に関
する。
して使用することのできるグロープラグ型発電装置に関
する。
従来から、内燃機関で発生される熱を効果的に有効利用
することが種々考えられている。例えば、エキゾースト
マニホルドや、機関の冷却水の熱を利用しようとするも
ので、このエキゾーストマニホルドや冷却水の部分に対
して、熱発電素子を設定するように構成する。そして、
この内燃機関で発生した熱を上記熱発電素子で電気に変
換し、その電力をその機関を搭載した車両等で利用しよ
うとすることが考えられているものである。
することが種々考えられている。例えば、エキゾースト
マニホルドや、機関の冷却水の熱を利用しようとするも
ので、このエキゾーストマニホルドや冷却水の部分に対
して、熱発電素子を設定するように構成する。そして、
この内燃機関で発生した熱を上記熱発電素子で電気に変
換し、その電力をその機関を搭載した車両等で利用しよ
うとすることが考えられているものである。
しかし、このようなマニホルドや冷却水の熱を利用し、
熱接点とするような状態で、温度差を充分に大きく設定
することができないものであり、効率的に発電制御をす
ることが困難な状態である。また、熱接点をより温度の
高い内燃機関の燃焼室内に設定することも考えられる
が、このように燃焼室に対して熱発電素子を設定するた
めには、機関のシリンダヘッド部分に対して特殊な加工
を施す必要がある。
熱接点とするような状態で、温度差を充分に大きく設定
することができないものであり、効率的に発電制御をす
ることが困難な状態である。また、熱接点をより温度の
高い内燃機関の燃焼室内に設定することも考えられる
が、このように燃焼室に対して熱発電素子を設定するた
めには、機関のシリンダヘッド部分に対して特殊な加工
を施す必要がある。
この発明は上記のような点に鑑みなされたもので、熱を
効果的に利用し、また熱を発生してこれを効果的に利用
できるようにし、シリンダヘッドに特殊な加工を加える
ことなく内燃機関における発生熱を効率的に電力変換利
用することができるグロープラグ型発電装置を提供しよ
うとするものである。
効果的に利用し、また熱を発生してこれを効果的に利用
できるようにし、シリンダヘッドに特殊な加工を加える
ことなく内燃機関における発生熱を効率的に電力変換利
用することができるグロープラグ型発電装置を提供しよ
うとするものである。
上記目的を達成するために、本発明においては、ディー
ゼルエンジンの各気筒の燃焼室内に設けられ、先端部を
対接し接合して棒状体を構成するN型の熱発電半導体お
よびP型の熱発電半導体で構成された半導体装置と、前
記N型およびP型の熱発電半導体の前記接合する先端部
を除く分岐部相互間に介在された低熱伝導性の絶縁物
と、前記N型およびP型の熱発電半導体を一体化して構
成するハウジングと、前記N型およびP型の熱発電半導
体それぞれから導出される導出端子と、この導出端子に
電力を供給する電源とを具備し、前記熱発電半導体は、
MnSi2、FeSi2あるいはSi−Ge系合金によって構成される
ようにしている。
ゼルエンジンの各気筒の燃焼室内に設けられ、先端部を
対接し接合して棒状体を構成するN型の熱発電半導体お
よびP型の熱発電半導体で構成された半導体装置と、前
記N型およびP型の熱発電半導体の前記接合する先端部
を除く分岐部相互間に介在された低熱伝導性の絶縁物
と、前記N型およびP型の熱発電半導体を一体化して構
成するハウジングと、前記N型およびP型の熱発電半導
体それぞれから導出される導出端子と、この導出端子に
電力を供給する電源とを具備し、前記熱発電半導体は、
MnSi2、FeSi2あるいはSi−Ge系合金によって構成される
ようにしている。
以下、図面を参照して、この発明の一実施例について説
明する。第1図はグロープラグとしても使用されるグロ
ープラグ型発電装置を一部切り欠いて示したもので、棒
状体にしたN型およびP型の半導体11および12を備え
る。この半導体11および12は、例えばそれぞれC0Siおよ
びCrSi2の焼結体によって構成されるもので、このそれ
ぞれの半導体の先端部分が互いに接合される状態で組み
合わせ構成され、PN接合部13が形成されるようになって
いる。この場合、この接合組み合わされた状態で、この
接合部13に対応する先端方向が例えば錐上に細くなるよ
うに成型されているもので、上記PN接合部13部分を除く
半導体11および12の相互間には、互いに接触されないよ
うに間隔が設定されている。ここで、この装置を内燃機
関の燃焼室内で使用させるためには、上記PN接合部13の
耐熱性、耐蝕性を低下させないようにする必要のあるも
のであり、このため上記N型およびP型の半導体11,12
は、ホットプレス法あるいは冷間プレス焼結法によっ
て、焼結と同時に直接接合させるようにして構成される
ものである。そして、この半導体11と12との間の間隔部
分には、上記PN接合部13に対して集中応力が作用しない
ように、フォルステライト、ステアタイト等の低熱伝導
性の絶縁物14が充填されている。
明する。第1図はグロープラグとしても使用されるグロ
ープラグ型発電装置を一部切り欠いて示したもので、棒
状体にしたN型およびP型の半導体11および12を備え
る。この半導体11および12は、例えばそれぞれC0Siおよ
びCrSi2の焼結体によって構成されるもので、このそれ
ぞれの半導体の先端部分が互いに接合される状態で組み
合わせ構成され、PN接合部13が形成されるようになって
いる。この場合、この接合組み合わされた状態で、この
接合部13に対応する先端方向が例えば錐上に細くなるよ
うに成型されているもので、上記PN接合部13部分を除く
半導体11および12の相互間には、互いに接触されないよ
うに間隔が設定されている。ここで、この装置を内燃機
関の燃焼室内で使用させるためには、上記PN接合部13の
耐熱性、耐蝕性を低下させないようにする必要のあるも
のであり、このため上記N型およびP型の半導体11,12
は、ホットプレス法あるいは冷間プレス焼結法によっ
て、焼結と同時に直接接合させるようにして構成される
ものである。そして、この半導体11と12との間の間隔部
分には、上記PN接合部13に対して集中応力が作用しない
ように、フォルステライト、ステアタイト等の低熱伝導
性の絶縁物14が充填されている。
このように、N型およびP型の半導体11および21を一体
化して構成することによって、熱発電素子15が構成され
るもので、この熱発電素子15の表面には、溶射等によっ
て絶縁被膜16を形成し、この溶射膜を形成した機能素子
15は、筒状にしたハウジング17の中に収納設定し、ろう
付け固定される。このハウジング17内に固定設定された
N型およびP型の半導体11および12からは、それぞれニ
ッケル等によるリード線18が導出されるもので、このリ
ード線18はそれぞれハウジング17の基端部に設けられた
端子板19に対して設定される導出端子20,21にそれぞれ
接続してなる。そして、上記リード線18を収納する状態
となるハウジング17の内部には、このリード線18の保持
および絶縁のために、MgO等の絶縁粉末22を充填設定す
る。
化して構成することによって、熱発電素子15が構成され
るもので、この熱発電素子15の表面には、溶射等によっ
て絶縁被膜16を形成し、この溶射膜を形成した機能素子
15は、筒状にしたハウジング17の中に収納設定し、ろう
付け固定される。このハウジング17内に固定設定された
N型およびP型の半導体11および12からは、それぞれニ
ッケル等によるリード線18が導出されるもので、このリ
ード線18はそれぞれハウジング17の基端部に設けられた
端子板19に対して設定される導出端子20,21にそれぞれ
接続してなる。そして、上記リード線18を収納する状態
となるハウジング17の内部には、このリード線18の保持
および絶縁のために、MgO等の絶縁粉末22を充填設定す
る。
すなわち、上記のように構成される装置は、その熱発電
素子15のPN接合部13が、内燃機関例えばディーゼルエン
ジンの燃焼室内に位置するように設定されるもので、実
際にはこのエンジンに対するグロープラグ取り付け穴を
介して取り付け設定されるものである。
素子15のPN接合部13が、内燃機関例えばディーゼルエン
ジンの燃焼室内に位置するように設定されるもので、実
際にはこのエンジンに対するグロープラグ取り付け穴を
介して取り付け設定されるものである。
第2図は、ディーゼルエンジンの例えば4気筒の各気筒
にそれぞれ対応して、上記のように構成される装置23a
〜23dを取り付け設定した場合の上記装置23a〜23dの接
続回路を示すもので、上記端子20,21に対応して、切り
換え型のスイッチ24a〜24dおよび25a〜25dが設けられて
いる。これらのスイッチ24a〜24d,25a〜25dは、それぞ
れ図で示す状態から切り代るb接点に投入される状態
で、装置23a〜23dが並列接続されるようになるもので、
車両に搭載されるバッテリによる電源26から、各装置23
a〜23dに対して電源が供給されるようになる。この状態
で、電源26からの電流がPN接合部13に流れ、ジュール
熱、ペルチェ熱によって上記PN接合部13が発熱する状態
となる。したがって、この装置23a〜23dはグロープラグ
として作用し、エンジン始動時において使用される状態
となるものである。
にそれぞれ対応して、上記のように構成される装置23a
〜23dを取り付け設定した場合の上記装置23a〜23dの接
続回路を示すもので、上記端子20,21に対応して、切り
換え型のスイッチ24a〜24dおよび25a〜25dが設けられて
いる。これらのスイッチ24a〜24d,25a〜25dは、それぞ
れ図で示す状態から切り代るb接点に投入される状態
で、装置23a〜23dが並列接続されるようになるもので、
車両に搭載されるバッテリによる電源26から、各装置23
a〜23dに対して電源が供給されるようになる。この状態
で、電源26からの電流がPN接合部13に流れ、ジュール
熱、ペルチェ熱によって上記PN接合部13が発熱する状態
となる。したがって、この装置23a〜23dはグロープラグ
として作用し、エンジン始動時において使用される状態
となるものである。
第3図は、このように構成されるグロープラグ型発電装
置を上記のようにグロープラグとして使用した場合の動
作特性を示している。すなわち、通電後約5秒でPN接合
部13の温度が800℃に到達するものであり、従来から使
用されている一般的なグロープラグと比較して、何等遜
色のない特性が得られるものである。
置を上記のようにグロープラグとして使用した場合の動
作特性を示している。すなわち、通電後約5秒でPN接合
部13の温度が800℃に到達するものであり、従来から使
用されている一般的なグロープラグと比較して、何等遜
色のない特性が得られるものである。
このようにエンジンが始動された後は、スイッチ24a〜2
4dおよび25a〜25dが図で示すa接点に投入される状態に
切り換え設定されるもので、各装置23a〜23dは直列に接
続される状態となる。この状態では、各装置23a〜23dの
それぞれPN接合部13は、始動されたエンジンの燃焼室内
に設定されているものであり、したがってPN接合部13に
対応する熱接点は大きな熱を受け、高温状態となるもの
である。この場合、ハウジング17内に設定される冷接点
は、エンジンブロックによって冷却される状態にある。
したがって、上記熱接点と冷接点との間の温度差によっ
て、電極20,21間にゼーベック効果による熱起電力が発
生する。この熱起電力は、エンジンの全負荷の状態で、
1素子当り約400mvであることが確認された。したがっ
て、上記4個の装置23a〜23dを直列に接続した状態で
は、端子e,f間に1.6Vの電圧が発生し、DC−DCコンバー
タ27によって昇圧することによって、端子g,h間に約14V
の出力電圧が得られた。このコンバータ27で得られた電
力は、逆流防止用のダイオード28を介して上記電源26に
供給し、この電源26に対して蓄えるようにすることがで
きるものである。
4dおよび25a〜25dが図で示すa接点に投入される状態に
切り換え設定されるもので、各装置23a〜23dは直列に接
続される状態となる。この状態では、各装置23a〜23dの
それぞれPN接合部13は、始動されたエンジンの燃焼室内
に設定されているものであり、したがってPN接合部13に
対応する熱接点は大きな熱を受け、高温状態となるもの
である。この場合、ハウジング17内に設定される冷接点
は、エンジンブロックによって冷却される状態にある。
したがって、上記熱接点と冷接点との間の温度差によっ
て、電極20,21間にゼーベック効果による熱起電力が発
生する。この熱起電力は、エンジンの全負荷の状態で、
1素子当り約400mvであることが確認された。したがっ
て、上記4個の装置23a〜23dを直列に接続した状態で
は、端子e,f間に1.6Vの電圧が発生し、DC−DCコンバー
タ27によって昇圧することによって、端子g,h間に約14V
の出力電圧が得られた。このコンバータ27で得られた電
力は、逆流防止用のダイオード28を介して上記電源26に
供給し、この電源26に対して蓄えるようにすることがで
きるものである。
ここで、このように構成される装置において使用される
N型およびP型の半導体材料としては、上記例に示した
ものに限るものではなく、他にケイ化物が使用されるも
ので、具体的にはMnSi2、FeSi2あるいはSi−Ge系合金等
の高温で安定な半導体材料が任意使用できるものであ
る。
N型およびP型の半導体材料としては、上記例に示した
ものに限るものではなく、他にケイ化物が使用されるも
ので、具体的にはMnSi2、FeSi2あるいはSi−Ge系合金等
の高温で安定な半導体材料が任意使用できるものであ
る。
また、発生された電気エネルギーは、上記のように電源
26を構成するバッテリに蓄えるものに限らず、大容量の
コンデンサに対して蓄えるようにして、例えば高速走行
直後にエンジンを停止した際に、過熱したインジェクタ
を冷却するファンの駆動電源として使用するようにして
もよい。あるいは、ノイズレスの電源として、自動車用
のコンピュータの電源として使用すれば、非常に効果的
なものとすることができ、その他種々の応用利用が可能
である。
26を構成するバッテリに蓄えるものに限らず、大容量の
コンデンサに対して蓄えるようにして、例えば高速走行
直後にエンジンを停止した際に、過熱したインジェクタ
を冷却するファンの駆動電源として使用するようにして
もよい。あるいは、ノイズレスの電源として、自動車用
のコンピュータの電源として使用すれば、非常に効果的
なものとすることができ、その他種々の応用利用が可能
である。
以上のようにこの発明に係る発電装置においては、高温
で安定性があると共に、同じく高温でゼーベック係数が
高いMnSi2、FeSi2あるいはSi−Ge系合金を熱発電半導体
の材料として使用すると共に、PN接合部を除いてその相
互間に低熱伝導性の絶縁物が介在される構造としている
ものであるため、ディーゼルエンジンの燃焼室内に効果
的に設定することのできるものであり、スイッチ回路の
切換え等によって燃焼室内の熱を利用した発電素子とし
て使用し、また予熱用のグロープラグとして使用できる
ようになる。すなわち、例えば自動車用の内燃機関の燃
焼室の燃エネルギーを効率的に利用して電気エネルギー
が得られるようになると共に、そのままグロープラグと
しても利用することができる。この場合、シリンダヘッ
ドに対して特別の加工を施すことなく発燃体として使用
できるものであり、例えばディーゼルエンジンに適用し
てその効果は著しいものである。
で安定性があると共に、同じく高温でゼーベック係数が
高いMnSi2、FeSi2あるいはSi−Ge系合金を熱発電半導体
の材料として使用すると共に、PN接合部を除いてその相
互間に低熱伝導性の絶縁物が介在される構造としている
ものであるため、ディーゼルエンジンの燃焼室内に効果
的に設定することのできるものであり、スイッチ回路の
切換え等によって燃焼室内の熱を利用した発電素子とし
て使用し、また予熱用のグロープラグとして使用できる
ようになる。すなわち、例えば自動車用の内燃機関の燃
焼室の燃エネルギーを効率的に利用して電気エネルギー
が得られるようになると共に、そのままグロープラグと
しても利用することができる。この場合、シリンダヘッ
ドに対して特別の加工を施すことなく発燃体として使用
できるものであり、例えばディーゼルエンジンに適用し
てその効果は著しいものである。
第1図はこの発明の一実施例に係るグロープラグ型発電
装置を一部切り欠いて示す図、第2図は上記装置の使用
状態における接続状態を示す回路図、第3図は上記装置
の動作特性を示す図である。 11……N型熱発電半導体,12……P型熱発電半導体,13…
…PN接合部,14……絶縁物,15……熱発電素子,17……ハ
ウジング,20,21……導出端子,26……電源。
装置を一部切り欠いて示す図、第2図は上記装置の使用
状態における接続状態を示す回路図、第3図は上記装置
の動作特性を示す図である。 11……N型熱発電半導体,12……P型熱発電半導体,13…
…PN接合部,14……絶縁物,15……熱発電素子,17……ハ
ウジング,20,21……導出端子,26……電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 邦彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−93734(JP,A) 実開 昭57−168260(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】ディーゼルエンジンの各気筒の燃焼室内に
設けられ、先端部を対接し接合して棒状体を構成するN
型の熱発電半導体およびP型の熱発電半導体で構成され
た半導体装置と、 前記N型およびP型の熱発電半導体の前記接合する先端
部を除く分岐部相互間に介在された低熱伝導性の絶縁物
と、 前記N型およびP型の熱発電半導体を一体化して構成す
るハウジングと、 前記N型およびP型の熱発電半導体それぞれから導出さ
れる導出端子と、 この導出端子に電力を供給する電源とを具備し、 前記熱発電半導体は、MnSi2、FeSi2あるいはSi−Ge系合
金によって構成されるようにしたことを特徴とするグロ
ープラグ型発電装置。 - 【請求項2】前記半導体装置は、前記ディーゼルエンジ
ンを構成する複数の気筒のそれぞれの燃焼室内に設定さ
れるもので、この複数の半導体装置はエンジン始動時に
前記電源に並列接続され、またエンジン始動後は前記電
源に対して直列接続されるようにするスイッチ回路に接
続設定され、エンジン始動時には発熱体として作動し、
エンジン始動後は熱発電素子として作動されるようにし
た特許請求の範囲第1項記載のグロープラグ型発電装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58237615A JPH0789589B2 (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | グロープラグ型発電装置 |
US06/678,795 US4653443A (en) | 1983-12-16 | 1984-12-05 | Thermoelectric generating composite functioning apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58237615A JPH0789589B2 (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | グロープラグ型発電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60130177A JPS60130177A (ja) | 1985-07-11 |
JPH0789589B2 true JPH0789589B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=17017939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58237615A Expired - Fee Related JPH0789589B2 (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | グロープラグ型発電装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4653443A (ja) |
JP (1) | JPH0789589B2 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3701929A1 (de) * | 1986-01-22 | 1987-08-13 | Jidosha Kiki Co | Gluehkerze fuer eine dieselmaschine |
JPS62148869U (ja) * | 1986-03-11 | 1987-09-19 | ||
JPS6361662U (ja) * | 1986-10-09 | 1988-04-23 | ||
JPS63297914A (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-05 | Jidosha Kiki Co Ltd | デイ−ゼルエンジン用グロ−プラグ |
US4778538A (en) * | 1987-07-15 | 1988-10-18 | Westinghouse Electric Corp. | Dual temperature sensing device having twin well thermowell for dual resistance temperature detectors |
DE4425972A1 (de) * | 1994-07-22 | 1996-03-14 | Kundo Systemtechnik Gmbh | Stromversorgungseinrichtung, insbesondere für elektrisch betriebene Meßinstrumente |
DE4438335A1 (de) * | 1994-10-27 | 1996-05-02 | Bosch Gmbh Robert | Brennstoffeinspritzvorrichtung für eine Brennkraftmaschine |
US6029620A (en) * | 1998-07-29 | 2000-02-29 | Zinke; Robert Dan | Thermoelectric engine block |
DE19959768A1 (de) * | 1999-12-11 | 2001-06-13 | Bosch Gmbh Robert | Glühstiftkerze |
US7287506B1 (en) * | 2006-09-13 | 2007-10-30 | Caterpillar Inc. | Thermoelectric system |
DE102007005520A1 (de) * | 2007-02-03 | 2008-08-07 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Fahrzeug mit einem thermoelektrischen Generator |
EP2123902B1 (en) * | 2008-05-21 | 2011-10-12 | GM Global Technology Operations LLC | A method and an apparatus for controlling glow plugs in a diesel engine, particularly for motor-vehicles |
DE102008053055B4 (de) * | 2008-10-24 | 2021-09-16 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg | Anordnung und Getriebe mit einer solchen Anordnung |
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