JPH0787248A - メール蓄積装置 - Google Patents

メール蓄積装置

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JPH0787248A
JPH0787248A JP5248599A JP24859993A JPH0787248A JP H0787248 A JPH0787248 A JP H0787248A JP 5248599 A JP5248599 A JP 5248599A JP 24859993 A JP24859993 A JP 24859993A JP H0787248 A JPH0787248 A JP H0787248A
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JP
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Pending
Application number
JP5248599A
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English (en)
Inventor
Motoyasu Ono
元康 大野
Hiroshi Miwa
洋 三輪
Takashi Umeda
隆司 梅田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メールボックスに受信したファクシミリ・メ
ールの着信数や発信者について、細かく着信通知するこ
とができるメール蓄積装置を提供する。 【構成】 メール蓄積装置30に、受信したファクシミリ
・メールの発信者情報を生成する発信元情報生成手段14
と、発信者情報を画情報に変換する画情報生成手段15
と、ファクシミリ・メールの一部とこの画情報とを合成
する画情報編集手段18と、合成された情報を各メールボ
ックス別に仕分けして各メールボックスの発信者の一覧
を表わす索引画情報として蓄積する索引画情報記憶手段
16と、索引画情報を情報端末に出力する手段3とを設け
る。索引画情報はメールボックス所有者の求めに応じて
通知され、所有者は、索引画情報から迅速処理すべきフ
ァクシミリ・メールの有無を判断し、必要なファクシミ
リ・メールを読出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不特定多数の発信者か
ら送信されるファクシミリ・メールを管理するメール蓄
積装置に関し、特に、受信メールの管理の効率を高める
ように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ通信においては、受
信した電文をメール蓄積装置に一時蓄積し、受信者側の
要求により配信するメールボックス・サービスが実用化
されている。また、このシステムでは、ファクシミリ・
メールがメール蓄積装置のメールボックスに受信された
時に、受信者にランプ表示や電話機の音声を通じて着信
を通知することが行なわれている(特開昭62−535
45号、特開昭62−284546号、特開平1−13
7742号公報)。
【0003】このシステムでは、例えば図11に示すよ
うに、ファクシミリ・メールの送受信を行なうファクシ
ミリ端末12、32と、DTMF信号(PBトーン)の出力
可能な電話機13、33とが構内交換機10および一般公衆回
線の交換機11の双方に接続し、構内交換機10と交換機11
との間が公衆回線で接続されているとき、メール蓄積装
置30は、構内交換機10に接続し、このメール蓄積装置30
に、着信を各受信者に表示する状態表示装置9が接続し
ている。
【0004】また、メール蓄積装置30は、図10に示す
ように、NCU(ネットワーク・コントロール・ユニッ
ト)1と、メール蓄積装置の全体を制御するCPU(中
央演算処理装置)2と、ファクシミリ端末12、32と通信
を行なうためのファクシミリ通信制御装置3と、ファク
シミリ着信の通知を音声出力する音声出力装置4と、D
TMF信号(PBトーン)を検出するDTMF制御装置
5と、受信されたファクシミリ・メールをメールボック
ス毎に管理するメールボックス管理部6と、プログラム
が格納されたROM7と、ファクシミリ・メールを蓄積
するファクシミリ・メール記憶部8とを備えている。
【0005】このメール蓄積装置へのファクシミリ・メ
ールの受信シーンケンスを図12に示している。まず、
ファクシミリ端末12より発呼が行なわれると、一般公衆
回線交換機11と構内交換機10とを経由してメール蓄積装
置30に回線が接続される。この時、メール蓄積装置に
は、発呼側の指定した内線番号が構内交換機10からDT
MF信号によって伝えられ、DTMF制御装置5は、こ
の内線番号をコード情報に変換し、メールボックス管理
部6は、このコード情報からメールボックス番号を調
べ、そのメールボックスに該当するファクシミリ・メー
ル記憶部8の所定エリアにファクシミリ端末から送信さ
れたファクシミリ・メールを蓄積する。
【0006】また、CPU2は、このことをメールボッ
クス管理部6の情報から判断して、状態表示装置9の該
当するメールボックスのランプを点灯して、受信者(即
ち、メールボックスの所有者)に着信を通知する。ある
いは、メールボックス管理部6に所有された通知先電話
番号からメールボックス所有者の保有する電話機の番号
を調べ、そこにNCU1から発呼して、構内交換機10に
接続する多機能電話33のランプを点灯して着信を通知
し、または、音声出力装置4から多機能電話33に音声信
号を出力してファクシミリ・メールの着信したことを知
らせる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構成で
は、一つのメールボックスに複数のファクシミリ・メー
ルを受信した場合に、状態表示装置および多機能電話に
おけるランプ表示では、ランプが点灯し続けるだけで、
何通のファクシミリ・メールを受信したのか明らかにな
らないという問題点を有している。
【0008】また、音声で着信を通知する方式では、メ
ールボックスの所有者は、ファクシミリ・メールの着信
する度に電話機に呼出されて、不必要なファクシミリ・
メールについてまで、着信の通知を聞かされるので、不
快感を抱く場合が多い。
【0009】さらに、従来の着信を通知する方式では、
ファクシミリ・メールの発信者をメールボックスの所有
者に教えてくれないため、所有者が発信者を知ろうとす
るときは、メール蓄積装置に蓄積された所有者宛の全て
のファクシミリ・メールをファクシミリ端末から出力し
なければならない。そのため、特定の発信者から送られ
たファクシミリ・メールについて、迅速に見たいという
所有者の要求を、従来のメール蓄積装置は満たすことが
できない。
【0010】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、一つのメールボックスに複数のファクシ
ミリ・メールを受信した場合においても、着信したファ
クシミリ・メールの数や発信者等について、きめ細かい
内容の着信通知を出すことができ、また、メールボック
スから所望のファクシミリ・メールを取出したり、不必
要なファクシミリ・メールの着信を止めたりすることが
できるメール蓄積装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、受
信したファクシミリ・メールをメールボックスに一時蓄
積し、受信者の要求に応じて配信するメール蓄積装置に
おいて、受信したファクシミリ・メールの発信者の情報
を生成する発信元情報生成手段と、発信元情報生成手段
によって生成された発信元情報を画情報に変換する画情
報生成手段と、ファクシミリ・メールの一部とこの画情
報とを合成する画情報編集手段と、画情報編集手段によ
って合成された情報を各メールボックス別に仕分けして
各メールボックスの発信者の一覧を表わす索引画情報と
して蓄積する索引画情報記憶手段と、蓄積した索引画情
報を情報端末に出力する出力手段とを設けている。
【0012】また、受信したファクシミリ・メールの発
信者の情報を生成する発信元情報生成手段と、予め登録
された発信元を表わすコード情報を記憶する比較データ
記憶手段と、発信元情報生成手段によって生成された発
信元情報と比較データ記憶手段に記憶されたコード情報
とを比較するコード情報比較手段と、コード情報比較手
段の比較結果に基づいて情報端末にファクシミリ・メー
ルの着信を通知する通知手段とを設けている。
【0013】さらに、受信したファクシミリ・メールの
発信者の情報を生成する発信元情報生成手段と、予め登
録された発信元を表わすコード情報を記憶する比較デー
タ記憶手段と、発信元情報生成手段によって生成された
発信元情報と比較データ記憶手段に記憶されたコード情
報とを比較するコード情報比較手段と、コード情報比較
手段の比較結果に基づいてファクシミリ通信を中断する
中断手段とを設けている。
【0014】
【作用】そのため、一つのメールボックスに対して複数
のファクシミリ・メールを受信した場合でも、メール蓄
積装置内で、各ファクシミリ・メールの発信者とそのフ
ァクシミリ・メールの一部とが表示された一覧の索引画
情報が生成され、メールボックスの所有者の求めに応じ
て通知される。所有者は、この索引画情報を参照して、
メールボックスに何通のファクシミリ・メールを受信し
ているか、迅速に処理すべきファクシミリ・メールがあ
るかどうか等について判断し、必要なファクシミリ・メ
ールのみを選択して配信を受けることができる。そのた
め、メールボックス所有者のファクシミリ・メールに対
する処理効率が向上する。
【0015】また、特定の発信元のコードデータを予め
登録して置くことにより、メールボックスの所有者は、
その発信元からメール蓄積装置にファクシミリ・メール
が送信されたとき、直ちにファクシミリ・メールの着信
通知を受けることができる。そのため、所有者は、優先
度の高いファクシミリ・メールを優先処理することが可
能になる。
【0016】さらに、特定の発信元のコードデータを予
め登録して置くことにより、その発信元からのファクシ
ミリ・メールの受信を中断したり、逆に、登録した以外
の発信元からのファクシミリ・メールの受信を中断する
ことができ、メールボックスの利用効率を高め、メール
ボックス所有者のメール処理における無駄を除くことが
できる。
【0017】
【実施例】(第1実施例)本発明の第1実施例における
メール蓄積装置は、図1に示すように、ファクシミリ通
信のプロトコル中に含まれる情報から発信元情報を生成
する発信元情報生成部14と、生成された発信元情報を画
情報に変換する画情報生成部15と、受信されたファクシ
ミリ・メールの先頭ページの一部を縮小する画情報縮小
部17と、画情報生成部15で生成されたメールボックスの
索引画情報と画情報縮小部17で生成された画情報とを合
成する画情報編集部18と、この合成された画情報をメー
ルボックス内のファクシミリ・メール別に仕分けして一
覧の索引画情報として蓄積する索引画情報記憶部16と、
コンピュータ端末とデータ通信を行なうためのコード通
信制御装置19とを備えている。その他の構成は、従来の
装置(図10)と変わりが無い。
【0018】このメール蓄積装置は、図9に示すよう
に、公衆回線交換機11および構内交換機10に、ファクシ
ミリ端末12、32および電話機13、33の他に、データ通信
を行なうコンピュータ端末25、45が接続するシステムに
おいても使うことができる。
【0019】このメール蓄積装置30では、まず、ファク
シミリ端末12より発呼が行なわれると、一般公衆回線交
換機11と構内交換機10とを経由してメール蓄積装置に回
線が接続される。この時、メール蓄積装置30には、発呼
側の指定した内線番号が構内交換機10からDTMF信号
によって伝えられ、DTMF制御装置5は、この内線番
号をコード情報に変換し、メールボックス管理部6は、
このコード情報からメールボックス番号を調べ、そのメ
ールボックスに該当するファクシミリ・メール記憶部8
の所定エリアにファクシミリ端末12から送信されたファ
クシミリ・メールを蓄積する。
【0020】また、この時、ファクシミリ通信制御装置
3は、ファクシミリの通信手順の中に含まれるTSIお
よびNSSの情報を発信元情報生成部14に渡し、発信元
情報生成部14は、その情報の中から発信元に関する情報
を抽出する。また、発信元情報生成部14には、メールボ
ックス管理部6から該当するメールボックスにおけるフ
ァクシミリ・メールの取出し番号が渡され、発信元情報
生成部14は、これらの情報を併せて発信元情報を生成す
る。この発信元情報は、画情報生成部15で画情報に変換
される。
【0021】これと並行して、画情報縮小部17は、受信
中のファクシミリ・メールの先頭ページの一部を縮小
し、画情報編集部18は、この縮小された画情報と、画情
報に変換された発信元画情報とを合成し、索引画情報記
憶部16は、こうして合成された一連の画情報を索引画情
報として蓄積する。
【0022】また、メールボックス管理部6は、該当す
るメールボックス番号と索引画情報記憶部16に記憶され
た索引画情報とを対応付け、さらに、該当メールボック
スの中に含まれるファクシミリ・メールの取出し番号と
ファクシミリ・メール記憶部8に蓄積されているファク
シミリ・メールとを対応付けて管理する。
【0023】この時、CPU2は、メールボックスへの
ファクシミリ・メールの蓄積状況をメールボックス管理
部6の情報から判断し、状態表示装置9の該当するメー
ルボックスのランプを点灯したり、あるいは、メールボ
ックス管理部6の所有する通知先電話番号からメールボ
ックス所有者の多機能電話33の番号を調べ、そこにNC
U1から発呼して多機能電話33のランプを点灯すること
により、メールボックスの所有者に着信のあったことを
通知する。
【0024】メール蓄積装置は、ファクシミリ・メール
を受信する度に、こうした動作を繰返し、メール蓄積装
置の同一のメールボックスには、受信した複数のファク
シミリ・メールが蓄積される。
【0025】一方、メールボックス所有者(メールボッ
クスの所有者は、ファクシミリ端末12の所有者である場
合も、ファクシミリ端末32の所有者である場合もあり得
る。以下、メールボックス所有者がファクシミリ端末12
の所有者であるものとして説明する。)は、この様にし
てメール蓄積装置に蓄積された索引画情報を図2に示す
シーケンスによって取出す。
【0026】まず、メールボックスの所有者は、ファク
シミリ端末12からメール蓄積装置を発呼し、それにより
一般公衆回線交換機11と構内交換機10とを経由してメー
ル蓄積装置に回線が接続する。この時、メール蓄積装置
には、メールボックス所有者の指定した内線番号が構内
交換機10からDTMF信号によって伝えられ、DTMF
制御装置5は、この内線番号をコード情報に変換し、メ
ールボックス管理部6は、このコード情報に対応するメ
ールボックス番号を調べる。
【0027】次いで、メール蓄積装置は、音声ガイダン
スにより、取出す情報の指示を発呼者側に求め、これに
応じてメールボックス所有者がPBトーンを出力する
と、メール蓄積装置のCPU2は、これをDTMF制御
装置5で検出して索引画情報の取出し指示と判断し、メ
ールボックス管理部6に管理されている情報を基に、索
引画情報記憶部16から該当するメールボックス番号の索
引画情報を取り出し、ファクシミリ通信制御装置3およ
びNCU1を通じて、ファクシミリ通信手順により発呼
者側のファクシミリ端末12に索引画情報を送信する。
【0028】図5には、この時の索引画情報の出力例を
示している。なお、索引情報の出力フォーマットとして
は、図5の出力例の外に、発信元画情報の部分のみを冒
頭に一覧表示し、その後のページにファクシミリ・メー
ルの画情報の一部を合成して出力することも可能であ
る。
【0029】メールボックス所有者は、この様にして得
た索引画情報から、必要なファクシミリ・メールの取出
番号を調べる。そして、再度、メール蓄積装置30に発呼
し、PBトーンで取出番号を指定することにより、所望
のファクシミリ・メールの配信を受ける。この時のファ
クシミリ・メールの送信シーケンスを図3に示してい
る。
【0030】また、メール蓄積装置に蓄積された索引画
情報は、コンピュータ端末25、45の画面に表示させるこ
ともできる。この時のメール蓄積装置およびコンピュー
タ端末間のデータ通信のシーケンスを図4に示してい
る。メール蓄積装置30は、発呼側からのPB指示によ
り、NCU1およびコード通信制御装置19を経由してデ
ータ通信を行なうモードに切替わる。
【0031】このように、第1実施例のメール蓄積装置
では、メールボックスの所有者は、索引画情報をファク
シミリ端末またはコンピュータ画面で読み出し、それに
基づいて、重要度の高いファクシミリ・メールを選択し
て取出すことができる。
【0032】なお、コンピュータ端末25、45とメール蓄
積装置30とのデータ通信により、所望のファクシミリ・
メールを特定のファクシミリ端末13、32から出力させる
ことが可能である。さらに、コンピュータ端末25、45が
ファクシミリ通信可能なモデム装置およびファクシミリ
通信制御装置に接続している場合には、コンピュータ端
末24、45のディスプレイでファクシミリ・メールを見る
こともできる。
【0033】なお、発信元情報を生成するために、この
実施例ではファクシミリ通信中の情報を利用している
が、この他に、発信者によるPB入力、OMR、OCR
シート等を使用して発信元情報を生成する手段も考えら
れる。
【0034】(第2実施例)第2実施例のメール蓄積装
置は、特定の発信元からファクシミリ・メールが着信し
たとき、メールボックスの所有者に直ちに着信を知らせ
ることができるように構成したものである。
【0035】この装置は、図6に示すように、発信元を
表わすコードデータが蓄積される比較データ記憶部22
と、着信したファクシミリ・メールの発信元情報と比較
データ記憶部22に記憶されたコードデータとを比較する
コード情報比較部23とを備えている。その他の構成は、
図6の装置が、図1の装置の有している画情報縮小部お
よび画情報編集部を備えていない点を除き、第1実施例
の装置(図1)と変わりがない(なお、第1実施例の装
置の機能を併せて持たせるために、図6の装置に画情報
縮小部および画情報編集部を設けることも可能であ
る)。
【0036】このメール蓄積装置30には、コンピュータ
端末25、45から、図7に示すシーケンスによって、比較
データ記憶部22に設定すべきデータが送信され、このデ
ータをメール蓄積装置30は比較データ記憶部22に蓄積す
る。
【0037】また、メール蓄積装置30は、ファクシミリ
・メールを受信すると、第1実施例で説明した手順によ
り発信元情報を生成する。この時、コード情報比較部23
は、この発信元情報に含まれるコードデータ(登録者名
称)と比較データ記憶部22に蓄積されたコード情報とを
比較して、一致しているコードを検出したときは、それ
をCPU2に伝える。CPU2は、メールボックス管理
部6の所有する情報から着信通知送出先のコンピュータ
端末を調べ、コード通信制御装置19を起動して、NCU
1と一般公衆回線とを経由してコンピュータ端末24にフ
ァクシミリ・メールの着信通知を送出する。
【0038】なお、コード情報比較部23が、受信したフ
ァクシミリ・メールの発信元情報のコードデータと一致
するコードを比較データ記憶部22に蓄積されたコード情
報の中に検出したとき、この発信元情報を画情報生成部
15で画情報に変換し、次いで、これをファクシミリ通信
制御装置3から、NCU1と一般公衆回線とを経由して
ファクシミリ端末12、32に送信することにより、所有者
に所望のファクシミリ・メールの着信を通知することも
できる。
【0039】また、コード情報比較部23が一致するコー
ドを検出したときに、音声出力装置3から、例えば「指
定されたファクシミリ・メールが着信されました。」と
言う音声信号を出力させ、これをNCU1と一般公衆回
線とを経由して電話機13に伝えることにより、所望のフ
ァクシミリ・メールの着信を電話機13から音声で通知す
ることも可能である。
【0040】さらに、図9に示すように、このメール蓄
積装置30を、携帯型表示器やポケット・ベル20が無線接
続するシステムに使用する場合には、コード情報比較部
23が一致するコードを検出したとき、DTMF制御装置
5から、NCU1と一般公衆回線とを経由して、携帯型
表示機やポケット・ベル20に信号を送ることにより、所
望のファクシミリ・メールの着信を通知することもでき
る。
【0041】このように、第2実施例のメール蓄積装置
では、メールボックスの所有者は、必要とするファクシ
ミリ・メールの着信をコンピュータ端末等を通じて直ち
に知ることができ、その結果、必要なファクシミリ・メ
ールを迅速にメールボックスから取出すことが可能にな
る。
【0042】(第3実施例)第3実施例のメール蓄積装
置は、特定の発信元から送信されるファクシミリ・メー
ルの受信を拒否できるように構成したものであり、図8
に示すように、受信を拒否する発信元のコード情報を記
憶する拒否データ記憶部21を備えている。その他の構成
は、第2実施例の装置(図6)と変わりがない。
【0043】このメール蓄積装置では、ファクシミリ・
メールを受信した時に、コード情報比較部23は、そのフ
ァクシミリ・メールから生成される発信元情報と、予め
コード通信により拒否データ記憶部21に蓄積されている
コード情報とを比較し、コード情報の一致を検出した時
には、その旨をCPU2に伝える。CPU2は、ファク
シミリ通信制御装置3に指令して、その時点で行なわれ
ているファクシミリ・メールの受信を中断させる。
【0044】このように、第3実施例のメール蓄積装置
では、不必要なファクシミリ・メールの蓄積が排除でき
るので、メールボックス所有者がファクシミリ・メール
の処理のために無駄な時間を費やさなくても済み、ファ
クシミリ・メールの処理効率が向上する。
【0045】なお、第3実施例の装置では、拒否データ
記憶部21に受信を拒否すべきコードを記憶させている
が、逆に、許可データ記憶部を設けて、そこに受信を許
可するコードを記憶させ、発信元情報が許可データ記憶
部のコードと一致したときにのみ、ファクシミリ・メー
ルの受信を許可するように構成することもできる。この
場合、許可データ記憶部のコードは、発信者がメールボ
ックスにファクシミリ・メールを送信する時のパスワー
ドとして機能することになる。
【0046】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明のメール蓄積装置では、メールボックスに受
信されている複数のファクシミリ・メールの発信者また
は発信所を一覧で表示させることができるため、メール
ボックスの所有者は、必要とするファクシミリ・メール
を直ちに見い出して、メールボックスから選択的に取出
すことができ、ファクシミリ・メールの効率的な管理が
可能になる。
【0047】また、メールボックスの所有者は、ファク
シミリ・メールの着信の度に無差別に通知を受取るので
はなく、特定の発信者からのファクシミリ・メールが着
信したときにのみ、その通知を情報端末、電話機、携帯
型表示機やポケットベル等を通じて、受取ることができ
る。
【0048】さらに、メールボックスの所有者は、受信
するファクシミリ・メールを取捨選択して蓄積すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるメール蓄積装置の
構成を示すブロック図、
【図2】前記メール蓄積装置から索引画情報を取出すた
めの送信シーケンス図、
【図3】前記メール蓄積装置からファクシミリ・メール
を取出すための送信シーケンス図、
【図4】前記メール蓄積装置からコード通信により索引
画情報を取出すための送信シーケンス図、
【図5】前記メール蓄積装置の出力する索引画情報例、
【図6】本発明の第2実施例におけるメール蓄積装置の
構成を示すブロック図、
【図7】前記メール蓄積装置に比較データを設定するた
めの通信シーケンス図、
【図8】本発明の第3実施例におけるメール蓄積装置の
構成を示すブロック図、
【図9】本発明の各実施例におけるメール蓄積装置を使
用するシステム構成図、
【図10】従来のメール蓄積装置の構成を示すブロック
図、
【図11】従来のメール蓄積装置を使用するシステム構
成図、
【図12】従来のメール蓄積装置がファクシミリ・メー
ルを受信する場合のシーケンス図である。
【符号の説明】
1 NCU(ネットワーク・コントロール・ユニット) 2 CPU(中央演算処理装置) 3 ファクシミリ通信制御装置 4 音声出力装置 5 DTMF制御装置 6 メールボックス管理部 7 ROM(プログラム格納エリア) 8 ファクシミリ・メール記憶部 9 状態表示装置 10 構内交換機 11 一般公衆回線交換機 12、32 ファクシミリ端末 13、32 電話機 14 発信元情報生成部 15 画情報生成部 16 索引画情報記憶部 17 画情報縮小部 18 画情報編集部 19 コード通信制御装置 20 携帯型表示機、ポケットベル 21 拒否データ記憶部 22 比較データ記憶部 23 コード情報比較部 24、45 コンピュータ端末 30 メール蓄積装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信したファクシミリ・メールをメール
    ボックスに一時蓄積し、受信者の要求に応じて配信する
    メール蓄積装置において、 受信したファクシミリ・メールの発信者の情報を生成す
    る発信元情報生成手段と、前記発信元情報生成手段によ
    って生成された発信元情報を画情報に変換する画情報生
    成手段と、前記ファクシミリ・メールの一部と前記画情
    報とを合成する画情報編集手段と、前記画情報編集手段
    によって合成された情報を各メールボックス別に仕分け
    して各メールボックスの発信者の一覧を表わす索引画情
    報として蓄積する索引画情報記憶手段と、蓄積した前記
    索引画情報を情報端末に出力する出力手段とを設けたこ
    とを特徴とするメール蓄積装置。
  2. 【請求項2】 受信したファクシミリ・メールをメール
    ボックスに一時蓄積し、受信者の要求に応じて配信する
    メール蓄積装置において、 受信したファクシミリ・メールの発信者の情報を生成す
    る発信元情報生成手段と、予め登録された発信元を表わ
    すコード情報を記憶する比較データ記憶手段と、前記発
    信元情報生成手段によって生成された発信元情報と前記
    比較データ記憶手段に記憶されたコード情報とを比較す
    るコード情報比較手段と、前記コード情報比較手段の比
    較結果に基づいて情報端末にファクシミリ・メールの着
    信を通知する通知手段とを設けたことを特徴とするメー
    ル蓄積装置。
  3. 【請求項3】 受信したファクシミリ・メールをメール
    ボックスに一時蓄積し、受信者の要求に応じて配信する
    メール蓄積装置において、 受信したファクシミリ・メールの発信者の情報を生成す
    る発信元情報生成手段と、予め登録された発信元を表わ
    すコード情報を記憶する比較データ記憶手段と、前記発
    信元情報生成手段によって生成された発信元情報と前記
    比較データ記憶手段に記憶されたコード情報とを比較す
    るコード情報比較手段と、前記コード情報比較手段の比
    較結果に基づいてファクシミリ通信を中断する中断手段
    とを設けたことを特徴とするメール蓄積装置。
JP5248599A 1993-09-10 1993-09-10 メール蓄積装置 Pending JPH0787248A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005193560A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Oki Data Corp 画像形成装置およびその画像形成方法

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