JPH078671U - リアアクスル用ブリーザ装置 - Google Patents

リアアクスル用ブリーザ装置

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Publication number
JPH078671U
JPH078671U JP3762993U JP3762993U JPH078671U JP H078671 U JPH078671 U JP H078671U JP 3762993 U JP3762993 U JP 3762993U JP 3762993 U JP3762993 U JP 3762993U JP H078671 U JPH078671 U JP H078671U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
breather
cover
opening
hole
rear axle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3762993U
Other languages
English (en)
Inventor
二司 古沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
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Publication of JPH078671U publication Critical patent/JPH078671U/ja
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水滴が息抜き口に付着しないようにすること
を目的とする。 【構成】 中心に貫通孔(22)を有するブリーザ本体
(20)に金属性のカバー(10)を被せ、前記カバー
(10)とブリーザ本体(20)との間に複数の息抜き
口(14)を形成し、その息抜き口(14)はブリーザ
本体(20)の上部でリアアクスル内部へ通ずる貫通孔
(22)と連通しているブリーザ装置において、前記息
抜き口(14)の下端の開口部を部分的に覆うようにカ
バー(10)の端部とで折り曲げ部(12)を形成して
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、中心に貫通孔を有するブリーザ本体に金属性のカバーを被せ、前記 カバーとブリーザ本体との間に複数の息抜き口を形成し、その息抜き口はブリー ザ本体の上部で貫通孔と連通しているブリーザ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ダンプ車やミキサー車のように車体を洗車する機会の多い車両では、車体から の水が跳ね上がったりして、リアアクスルハウジングの傾斜部または平坦部に設 けたブリーザの息抜き口に付着する。ブリーザの息抜き口は下方に開口していた が、走行後に洗車するとハウジング内温度が急冷されて負圧となるので、水の雫 が吸い込まれ、ハウジング内部の潤滑オイルと混濁し、潤滑機能が悪化する。
【0003】 また図3に示す実開平2−26305号公報ではアクスルハウジング3内では ギア群9等によってオイルが撹拌され飛沫の状態となっているが、アクスルハウ ジング3にパイプ部23により挿着されたエアブリーザ21は空気通路27の開 口部27aがギア群9に背反するようにL字状に曲げられているため、オイルが 開口部27a内に直接かかることもなく、アクスルハウジング3内の圧力によっ てオイルがアクスルハウジング3外に漏洩することはないが、上記現象によりア クスルハウジング3内への水の侵入は阻止できなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、水滴が息抜き口に付着しないようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、中心に貫通孔を有するブリーザ本体に金属性のカバーを被せ 、前記カバーとブリーザ本体との間に複数の息抜き口を形成し、その息抜き口は ブリーザ本体の上部でリアアクスルの内部へ通ずる貫通孔と連通しているブリー ザ装置において、前記息抜き口の下端の開口部を部分的に覆うようにカバーの端 部とで折り曲げ部を形成している。
【0006】
【作用】
本考案では、折り曲げ部で開口面積が小さくなり、吸い込まれる水滴の量、延 いては息抜き口に付着する水滴が減少する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面によって説明する。図1、図2において、ブ リーザアッセンブリ1は本体20とカバー10とからなり、本体20は頭部26 と頭部26に続き頭部より径の小さな中断部28とさらに中断部28に続きやや 径が細くアクスルハウジング3に挿着されるパイプ部23とからなり、中心には 貫通孔22が形成されている。また頭部26上端には本実施例では4箇所の切欠 が設けられ、前記カバー10上部裏面とで連通孔24が形成されている。
【0008】 一方、カバー10の下端には対向する2箇所に角度Bの範囲にかしめ部12が 設けられ、中心に向かうかしめ部の先端と中断部28との隙間L1と狭角Aで囲 われる息抜き口14が形成される。また、頭部26とカバー10の筒状部25の 内面との隙間L2と角度Aで囲われる面積の息抜き通路16が2箇所に設けられ 、この息抜き通路16と前記連通孔24とは繋がっている。
【0009】 尚、従来のブリーザ装置は前記かしめ部12がないだけであり、その他は同じ 形状をしている。従って息抜き口14は従来に比べ格段に小さく、特に水滴のア クスルハウジング3からの跳ね返りが直接息抜き通路16まで侵入することはな い。
【0010】
【考案の効果】
以上のように、本考案によると、折り曲げ部で開口面積が小さくなり、吸い込 まれる水滴の付着面積が小さくなり水が入らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のブリーザの縦断面図
【図2】本考案のブリーザの下面図
【図3】従来のブリーザをアクスルハウジングに装着し
た図
【符号の説明】
1・・・ブリーザアッセンブリ 3・・・アクスルハウジング 10・・・カバー 12・・・かしめ部 14・・・息抜き口 16・・・息抜き通路 20・・・ブリーザ本体 21・・・エアブリーザ 22・・・貫通孔 23・・・パイプ部 24・・・連通孔 25・・・筒状部 26・・・頭部 27・・・空気通路 27a・・・開口部 28・・・中段部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心に貫通孔を有するブリーザ本体に金
    属性のカバーを被せ、前記カバーとブリーザ本体との間
    に複数の息抜き口を形成し、その息抜き口はブリーザ本
    体の上部でリアアクスル内部へ通ずる貫通孔と連通して
    いるブリーザ装置において、前記息抜き口の下端の開口
    部を部分的に覆うようにカバーの端部とで折り曲げ部を
    形成したことを特徴とするブリーザ装置。
JP3762993U 1993-07-09 1993-07-09 リアアクスル用ブリーザ装置 Pending JPH078671U (ja)

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JP3762993U JPH078671U (ja) 1993-07-09 1993-07-09 リアアクスル用ブリーザ装置

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JP3762993U JPH078671U (ja) 1993-07-09 1993-07-09 リアアクスル用ブリーザ装置

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JPH078671U true JPH078671U (ja) 1995-02-07

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ID=12502939

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