JPH0782534A - 薄板補強用接着シート - Google Patents
薄板補強用接着シートInfo
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- JPH0782534A JPH0782534A JP5224630A JP22463093A JPH0782534A JP H0782534 A JPH0782534 A JP H0782534A JP 5224630 A JP5224630 A JP 5224630A JP 22463093 A JP22463093 A JP 22463093A JP H0782534 A JPH0782534 A JP H0782534A
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- Japan
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- thermosetting resin
- layer
- thin plate
- reinforcing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量で且つ補強効果のすぐれた薄板補強用接
着シートを提供すること。 【構成】 本発明の薄板補強用接着シート４は、第１の
熱硬化性樹脂組成物層１と第２の熱硬化性樹脂組成物層
２とを積層させてなり、これら両層には無機微小中空体
が含有されると共に、前記第１の熱硬化性樹脂組成物層
１には加熱により発泡する発泡剤が含有され、かつ、前
記第２の熱硬化性樹脂組成物層２が粘着性を有すること
からなる。
着シートを提供すること。 【構成】 本発明の薄板補強用接着シート４は、第１の
熱硬化性樹脂組成物層１と第２の熱硬化性樹脂組成物層
２とを積層させてなり、これら両層には無機微小中空体
が含有されると共に、前記第１の熱硬化性樹脂組成物層
１には加熱により発泡する発泡剤が含有され、かつ、前
記第２の熱硬化性樹脂組成物層２が粘着性を有すること
からなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などにおいて薄
板部材の補強および制振のために用いられる薄板補強用
接着シートに関するものである。さらに詳しくは、軽量
で且つ補強効果のすぐれた薄板補強用接着シートに関す
るものである。
板部材の補強および制振のために用いられる薄板補強用
接着シートに関するものである。さらに詳しくは、軽量
で且つ補強効果のすぐれた薄板補強用接着シートに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車の車体鋼板、例えばルー
フ、フェンダー、フード、トランク、クォーターパネ
ル、およびドアなどの薄板部材においては、これらの部
材に対し適度な剛性および制振効果をもたせるための補
強部材が適用されている。そして、これらの補強部材と
しては、従来から金属製のものが用いられていたが、こ
の金属製補強部材は、重量が大であること、取付工程が
複雑でコストアップになること、錆を発生し耐久性に劣
ること、および制振効果が得られないことなどの欠点が
あるため、近年では樹脂製補強部材が主として用いられ
るようになっている。
フ、フェンダー、フード、トランク、クォーターパネ
ル、およびドアなどの薄板部材においては、これらの部
材に対し適度な剛性および制振効果をもたせるための補
強部材が適用されている。そして、これらの補強部材と
しては、従来から金属製のものが用いられていたが、こ
の金属製補強部材は、重量が大であること、取付工程が
複雑でコストアップになること、錆を発生し耐久性に劣
ること、および制振効果が得られないことなどの欠点が
あるため、近年では樹脂製補強部材が主として用いられ
るようになっている。
【０００３】樹脂製補強部材としては、例えば、接着性
樹脂層／発泡性樹脂層の積層構造からなる接着シートが
あり、これは薄板部材にその接着性樹脂層を仮接着し、
ついで加熱して前記発泡性樹脂層を発泡、硬化させると
共に、前記接着性樹脂層を硬化せしめることにより、薄
板部材に対し強固に接着させて用いられる (特公平３-6
9706号公報) 。
樹脂層／発泡性樹脂層の積層構造からなる接着シートが
あり、これは薄板部材にその接着性樹脂層を仮接着し、
ついで加熱して前記発泡性樹脂層を発泡、硬化させると
共に、前記接着性樹脂層を硬化せしめることにより、薄
板部材に対し強固に接着させて用いられる (特公平３-6
9706号公報) 。
【０００４】しかし、このような樹脂製補強部材では、
補強効果を高めるために、発泡性樹脂層にガラス繊維な
どの無機短繊維や炭酸カルシウムなどの充填剤を配合し
ているため、これら充填剤が高比重であることから高重
量となって、補強効果と軽量化の両者をバランス良く達
成することができないという問題があった。
補強効果を高めるために、発泡性樹脂層にガラス繊維な
どの無機短繊維や炭酸カルシウムなどの充填剤を配合し
ているため、これら充填剤が高比重であることから高重
量となって、補強効果と軽量化の両者をバランス良く達
成することができないという問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来の樹脂製部材における問題点を解決するためになされ
たものであって、軽量で且つ補強効果のすぐれた薄板補
強用接着シートの提供を目的とするものである。
来の樹脂製部材における問題点を解決するためになされ
たものであって、軽量で且つ補強効果のすぐれた薄板補
強用接着シートの提供を目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の薄板補強用接着
シートは、第１の熱硬化性樹脂組成物層と第２の熱硬化
性樹脂組成物層とを積層させてなり、これら両層には無
機微小中空体が含有されると共に、前記第１の熱硬化性
樹脂組成物層には加熱により発泡する発泡剤が含有さ
れ、かつ、前記第２の熱硬化性樹脂組成物層が粘着性を
有することを特徴とする。
シートは、第１の熱硬化性樹脂組成物層と第２の熱硬化
性樹脂組成物層とを積層させてなり、これら両層には無
機微小中空体が含有されると共に、前記第１の熱硬化性
樹脂組成物層には加熱により発泡する発泡剤が含有さ
れ、かつ、前記第２の熱硬化性樹脂組成物層が粘着性を
有することを特徴とする。
【０００７】このように本発明では両層に無機微小中空
体を含有させたため、従来と同等以上の補強効果を確保
することができ、しかも無機微小中空体特有の低比重に
よって、従来に比し格段の軽量化を図ることができる。
すなわち、無機微小中空体は、熱硬化性樹脂への分散性
が良好であり、しかも中空構造であるため、従来におい
て充填剤として用いられていた無機短繊維や炭酸カルシ
ウムに比べて、熱硬化性樹脂との接触面積が増大するた
め、すぐれた補強効果をもたらすことができる。さら
に、無機微小中空体は、例えば、比重2.71の炭酸カルシ
ウムに比較して、その比重が低いため、従来の充填剤を
用いる場合よりも軽量化をもたらすことが可能となる。
体を含有させたため、従来と同等以上の補強効果を確保
することができ、しかも無機微小中空体特有の低比重に
よって、従来に比し格段の軽量化を図ることができる。
すなわち、無機微小中空体は、熱硬化性樹脂への分散性
が良好であり、しかも中空構造であるため、従来におい
て充填剤として用いられていた無機短繊維や炭酸カルシ
ウムに比べて、熱硬化性樹脂との接触面積が増大するた
め、すぐれた補強効果をもたらすことができる。さら
に、無機微小中空体は、例えば、比重2.71の炭酸カルシ
ウムに比較して、その比重が低いため、従来の充填剤を
用いる場合よりも軽量化をもたらすことが可能となる。
【０００８】以下、図を参照して本発明の構成につき詳
しく説明する。図１に示すように、本発明の薄板補強用
接着シート４は、第１の熱硬化性樹脂組成物層１と第２
の熱硬化性樹脂組成物層２とを積層させてなる。これら
両層、すなわち、それぞれの層には、無機微小中空体が
含有されている。この無機微小中空体の具体例として
は、ガラスバルーン、セラミックバルーン、およびシラ
スバルーンなどが挙げられる。無機微小中空体の粒径
は、通常、20〜200μm の範囲である。その比重は、0.
１〜0.８の範囲にある。
しく説明する。図１に示すように、本発明の薄板補強用
接着シート４は、第１の熱硬化性樹脂組成物層１と第２
の熱硬化性樹脂組成物層２とを積層させてなる。これら
両層、すなわち、それぞれの層には、無機微小中空体が
含有されている。この無機微小中空体の具体例として
は、ガラスバルーン、セラミックバルーン、およびシラ
スバルーンなどが挙げられる。無機微小中空体の粒径
は、通常、20〜200μm の範囲である。その比重は、0.
１〜0.８の範囲にある。
【０００９】各層の無機微小中空体の含有量は、それぞ
れ熱硬化性樹脂 100重量部当り10〜100重量部であれば
よい。10重量部未満では軽量化が不十分となり、100重
量部を超えると各層における剛性以外の物性が低下する
傾向となるため好ましくないからである。
れ熱硬化性樹脂 100重量部当り10〜100重量部であれば
よい。10重量部未満では軽量化が不十分となり、100重
量部を超えると各層における剛性以外の物性が低下する
傾向となるため好ましくないからである。
【００１０】第１の熱硬化性樹脂組成物層１および第２
の熱硬化性樹脂組成物層２の両層にそれぞれ用いられる
熱硬化性樹脂としては、エポキシ系、メラミン系、ポリ
エステル系、フェノール系、および尿素系などの各熱硬
化性樹脂が挙げられるが、なかでも金属薄板部材との接
着性にすぐれたエポキシ樹脂、具体的にはグリシジルエ
ーテル型、グリシジルエステル型、グリシジルアミン
型、線状脂肪族エポキサイド型、および脂環族エポキサ
イド型などの各種エポキシ樹脂が好ましく使用される。
の熱硬化性樹脂組成物層２の両層にそれぞれ用いられる
熱硬化性樹脂としては、エポキシ系、メラミン系、ポリ
エステル系、フェノール系、および尿素系などの各熱硬
化性樹脂が挙げられるが、なかでも金属薄板部材との接
着性にすぐれたエポキシ樹脂、具体的にはグリシジルエ
ーテル型、グリシジルエステル型、グリシジルアミン
型、線状脂肪族エポキサイド型、および脂環族エポキサ
イド型などの各種エポキシ樹脂が好ましく使用される。
【００１１】なお、第１の熱硬化性樹脂組成物層１およ
び第２の熱硬化性樹脂組成物層２には、そのシート形態
性を向上させるために、上記熱硬化性樹脂以外の高分子
物質、例えば天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタ
ジエンゴム、スチレン−アクリロニトリル共重合ゴム、
スチレン−ブタジエン共重合ゴム、およびブチルゴムな
どのゴムを配合することができる。さらに、これら両層
には、必要に応じて、熱硬化性樹脂の硬化剤、硬化促進
剤、反応性希釈剤、カーボンブラック、ワックス、オイ
ル、老化防止剤、安定剤などの所望の配合剤を配合する
ことができる。
び第２の熱硬化性樹脂組成物層２には、そのシート形態
性を向上させるために、上記熱硬化性樹脂以外の高分子
物質、例えば天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタ
ジエンゴム、スチレン−アクリロニトリル共重合ゴム、
スチレン−ブタジエン共重合ゴム、およびブチルゴムな
どのゴムを配合することができる。さらに、これら両層
には、必要に応じて、熱硬化性樹脂の硬化剤、硬化促進
剤、反応性希釈剤、カーボンブラック、ワックス、オイ
ル、老化防止剤、安定剤などの所望の配合剤を配合する
ことができる。
【００１２】第１の熱硬化性樹脂組成物層１には、さら
に、加熱により発泡する発泡剤が含有されている。この
発泡剤としては、加熱により分解する化学発泡剤、例え
ばアゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル
などのアゾ系発泡剤、ジニトロソペンタメチレンテトラ
ミンなどのニトロソ系発泡剤、パラトルエンスルホニル
ヒドラジド、４, 4'−オキシベンゼンスルホニルヒドラ
ジトなどのヒドラジド系発泡剤、および加熱により膨脹
する性質を有する熱膨脹性発泡剤、例えば低沸点炭化水
素を熱可塑性樹脂の微小中空体中に埋包したマイクロバ
ルーン系発泡剤などが挙げられる。
に、加熱により発泡する発泡剤が含有されている。この
発泡剤としては、加熱により分解する化学発泡剤、例え
ばアゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル
などのアゾ系発泡剤、ジニトロソペンタメチレンテトラ
ミンなどのニトロソ系発泡剤、パラトルエンスルホニル
ヒドラジド、４, 4'−オキシベンゼンスルホニルヒドラ
ジトなどのヒドラジド系発泡剤、および加熱により膨脹
する性質を有する熱膨脹性発泡剤、例えば低沸点炭化水
素を熱可塑性樹脂の微小中空体中に埋包したマイクロバ
ルーン系発泡剤などが挙げられる。
【００１３】第２の熱硬化性樹脂組成物層２は、粘着性
を有する。このためには、第２の熱硬化性樹脂組成物層
２が未硬化の状態にあればよい。このようにしてなる本
発明の薄板補強用接着シート４を使用するには、図１に
示すように、粘着性を有する第２の熱硬化性樹脂組成物
層２を被着体である薄板部材５に仮接着せしめる。この
場合、第１の熱硬化性樹脂組成物層１の保護のために、
第１の熱硬化性樹脂組成物層１の表面に補強基材３を付
着せしめてもよい。補強基材３は、第１の熱硬化性樹脂
組成物層１が発泡硬化したときに、その剛性を一層向上
させるために機能するものである。この補強基材３とし
ては、具体的にはガラス繊維などの無機繊維、天然繊
維、有機繊維などからなる織布や不織布などのシート状
繊維基材、アルミやステンレスなどの金属からなる箔、
およびパンチングシートなどが挙げられる。
を有する。このためには、第２の熱硬化性樹脂組成物層
２が未硬化の状態にあればよい。このようにしてなる本
発明の薄板補強用接着シート４を使用するには、図１に
示すように、粘着性を有する第２の熱硬化性樹脂組成物
層２を被着体である薄板部材５に仮接着せしめる。この
場合、第１の熱硬化性樹脂組成物層１の保護のために、
第１の熱硬化性樹脂組成物層１の表面に補強基材３を付
着せしめてもよい。補強基材３は、第１の熱硬化性樹脂
組成物層１が発泡硬化したときに、その剛性を一層向上
させるために機能するものである。この補強基材３とし
ては、具体的にはガラス繊維などの無機繊維、天然繊
維、有機繊維などからなる織布や不織布などのシート状
繊維基材、アルミやステンレスなどの金属からなる箔、
およびパンチングシートなどが挙げられる。
【００１４】次に、図１に示すように、通常の加熱方法
により薄板補強用接着シート４を加熱し、第１の熱硬化
性樹脂組成物層１を発泡、硬化せしめると共に、第２の
熱硬化性樹脂組成物層２を硬化せしめて、薄板部材５に
対し強固に接着させるのである。
により薄板補強用接着シート４を加熱し、第１の熱硬化
性樹脂組成物層１を発泡、硬化せしめると共に、第２の
熱硬化性樹脂組成物層２を硬化せしめて、薄板部材５に
対し強固に接着させるのである。
【００１５】
【実施例】表１に示す配合内容 (重量部) にて、本発明
の薄板補強用接着シートおよび従来の薄板補強用接着シ
ートを常法によりそれぞれ作製した。なお、表１では、
本発明の薄板補強用接着シートを本発明シート、従来の
薄板補強用接着シートを従来シート、第１の熱硬化性樹
脂組成物層を層１、第２の熱硬化性樹脂組成物層を層２
としている。各層の厚さは、層１が0.6mm 、第２が0.3m
m である。
の薄板補強用接着シートおよび従来の薄板補強用接着シ
ートを常法によりそれぞれ作製した。なお、表１では、
本発明の薄板補強用接着シートを本発明シート、従来の
薄板補強用接着シートを従来シート、第１の熱硬化性樹
脂組成物層を層１、第２の熱硬化性樹脂組成物層を層２
としている。各層の厚さは、層１が0.6mm 、第２が0.3m
m である。
【００１６】つぎに、各シートについて下記により補強
性を評価した。この結果を表１に示す。なお、表１にお
ける各層の比重は、常法によって測定したものである。補強性 ：各シートをそれぞれ厚さ0.8mm の冷延鋼板に仮
接着した後、180 ℃で加熱することにより、層１を発
泡、硬化せしめると共に層２を硬化せしめて補強構造を
形成し、これにつき JIS K-6856 にしたがって３点曲げ
試験を行った。この結果、スパン間100mm 、曲げ速度５
mm/ 分、曲げ治具５Ｒの条件において、本発明シートで
は、25mm幅における１mm変位が3.90kg、同じく２mm変位
が7.20kgと補強効果がすぐれていたのに対し、従来シー
トでは、25mm幅における１mm変位が2.88kg、同じく２mm
変位が6.50kgと劣っていた。
性を評価した。この結果を表１に示す。なお、表１にお
ける各層の比重は、常法によって測定したものである。補強性 ：各シートをそれぞれ厚さ0.8mm の冷延鋼板に仮
接着した後、180 ℃で加熱することにより、層１を発
泡、硬化せしめると共に層２を硬化せしめて補強構造を
形成し、これにつき JIS K-6856 にしたがって３点曲げ
試験を行った。この結果、スパン間100mm 、曲げ速度５
mm/ 分、曲げ治具５Ｒの条件において、本発明シートで
は、25mm幅における１mm変位が3.90kg、同じく２mm変位
が7.20kgと補強効果がすぐれていたのに対し、従来シー
トでは、25mm幅における１mm変位が2.88kg、同じく２mm
変位が6.50kgと劣っていた。
【００１７】
【表１】 注) *１ 日本ゼオン株式会社製ＮＢＲ。 *２ 油化シェルエポキシ株式会社製ブチルゴム。
【００１８】 *３ ３Ｍ製、粒径80μm 以下、比重0.28。 *４ 近江化学工業株式会社製、粒径45μm 以下、比重
2.71。 *５ Ketjenblack International 製、ケッチェンブラ
ックEC。 *６ 油化シェルエポキシ株式会社製。 *７ 松本油脂製薬株式会社製、炭化水素を塩化ビニリ
デン系樹脂中に埋包した発泡剤。 表１から明らかなように、本発明シートは、従来シート
に比し、軽量で補強性が高い。
2.71。 *５ Ketjenblack International 製、ケッチェンブラ
ックEC。 *６ 油化シェルエポキシ株式会社製。 *７ 松本油脂製薬株式会社製、炭化水素を塩化ビニリ
デン系樹脂中に埋包した発泡剤。 表１から明らかなように、本発明シートは、従来シート
に比し、軽量で補強性が高い。
【００１９】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
薄板補強用接着シートは、軽量化と補強効果をバランス
良く両立できるので、例えば自動車の各種車体鋼板や家
電製品のハウジングなどの薄板部材の補強用として好適
である。
薄板補強用接着シートは、軽量化と補強効果をバランス
良く両立できるので、例えば自動車の各種車体鋼板や家
電製品のハウジングなどの薄板部材の補強用として好適
である。
【図１】本発明の薄板補強用接着シートの一例の斜視図
である。
である。
１ 第１の熱硬化性樹脂組成物層 ２ 第２の
熱硬化性樹脂組成物層 ３ 補強基材 ４ 薄板補
強用接着シート ５ 薄板部材 (被着体)
熱硬化性樹脂組成物層 ３ 補強基材 ４ 薄板補
強用接着シート ５ 薄板部材 (被着体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 泰典 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 長谷川 清 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】 第１の熱硬化性樹脂組成物層と第２の熱
硬化性樹脂組成物層とを積層させてなり、これら両層に
は無機微小中空体が含有されると共に、前記第１の熱硬
化性樹脂組成物層には加熱により発泡する発泡剤が含有
され、かつ、前記第２の熱硬化性樹脂組成物層が粘着性
を有する薄板補強用接着シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5224630A JPH0782534A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 薄板補強用接着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5224630A JPH0782534A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 薄板補強用接着シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0782534A true JPH0782534A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16816727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5224630A Pending JPH0782534A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 薄板補強用接着シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0782534A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007025036A1 (en) * | 2005-08-24 | 2007-03-01 | Dow Global Technologies, Inc. | Epoxy based reinforcing patches with encapsulated physical blowing agents |
| JP2013100540A (ja) * | 2013-02-06 | 2013-05-23 | Somar Corp | 多層接着シート、熱交換器形成用材料及び熱交換器 |
| WO2016103783A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2016-06-30 | リンテック株式会社 | 熱伝導性接着シート、その製造方法及びそれを用いた電子デバイス |
| JP2017031340A (ja) * | 2015-08-03 | 2017-02-09 | 京セラ株式会社 | シート状接着材及び部品パッケージ |
| CN115678451A (zh) * | 2022-10-31 | 2023-02-03 | 广东福临门世家智能家居有限公司 | 一种隔热性能好的发泡玻璃胶、涂布装置及涂布方法 |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP5224630A patent/JPH0782534A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007025036A1 (en) * | 2005-08-24 | 2007-03-01 | Dow Global Technologies, Inc. | Epoxy based reinforcing patches with encapsulated physical blowing agents |
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| JPWO2016103783A1 (ja) * | 2014-12-26 | 2017-10-05 | リンテック株式会社 | 熱伝導性接着シート、その製造方法及びそれを用いた電子デバイス |
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| CN115678451A (zh) * | 2022-10-31 | 2023-02-03 | 广东福临门世家智能家居有限公司 | 一种隔热性能好的发泡玻璃胶、涂布装置及涂布方法 |
| CN115678451B (zh) * | 2022-10-31 | 2024-03-22 | 广东福临门世家智能家居有限公司 | 一种隔热性能好的发泡玻璃胶、涂布装置及涂布方法 |
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