JPH0781512A - エアバッグ展開用開口のための閉鎖要素 - Google Patents

エアバッグ展開用開口のための閉鎖要素

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JPH0781512A
JPH0781512A JP6169308A JP16930894A JPH0781512A JP H0781512 A JPH0781512 A JP H0781512A JP 6169308 A JP6169308 A JP 6169308A JP 16930894 A JP16930894 A JP 16930894A JP H0781512 A JPH0781512 A JP H0781512A
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airbag
closure
tear
door
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JP6169308A
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Wael S Elqadah
エヌ.エルカダ ワエル
Bradley D Harris
ディー.ハリス ブラッドリー
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Morton Thiokol Inc
Morton International LLC
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の乗員を保護する膨張可能なエアバッ
グを展開するのに必要な開口を形成するための閉鎖要素
を提供する。 【構成】 折りたたまれて収容されているエアバッグを
展開するのに必要な開口のための閉鎖要素は、エアバッ
グが通過して展開できるようにする1つ又は複数のドア
を区画形成する引裂き通路を有している。この閉鎖要素
は折りたたみ可能のエアバッグを収容するハウジングに
取付け可能の取付け部分と、エアバッグ解放ドアを区画
形成するための引裂き通路を有する面部分と、解放ドア
を取付け部分に接合する蝶番を形成する蝶番部分と、解
放ドアを取付け部分に接合する一体の保持橋絡部とを有
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に膨張可能な拘束装
置に関しまたさらに詳細には通常エアバッグと称されて
いる膨張可能なクッションの取付けに伴い用いるための
改良された閉鎖要素に関するものである。
【0002】
【従来の技術】操作員の介在を必要としないで、折りた
たまれた状態から展開した状態に自己−作動する安全拘
束装置、すなわち“受動的拘束装置”と、特に膨張可能
なバッグ又はクッションを組合わせたこれらの拘束装置
との有用性は一般の評価を得ている。
【0003】衝突時のような、自動車が急激な減速を生
じた時に、ガスにより膨張されるクッション又はバッ
グ、すなわちエアバッグを用いて自動車の乗員を保護す
ることが知られている。展開中、バッグを典型的に充た
す迅速に放出されるガスは不活性ガス、例えば窒素ガス
である。このような装置において、クッションは平常時
には膨張されない折りたたまれた状態で収納され必要と
する空間が最小となるようにしている。
【0004】エアバッグ装置が作動すると、ガスが膨張
器から放出されバッグを迅速に膨張させる。一般に、こ
のような装置は約2.3マイクロ秒でエアバッグの膨張
がもたらされそれにより衝突が生じるにつれて自動車の
乗員の動きを拘束する作用をするようになっている。
【0005】通常のエアバッグ装置に用いられる典型的
な運転者側膨張器にとって、ガス圧力は、膨張器が作動
され作動後50ミリ秒で測ったタンク内の圧力で1立方
フィートの容積のタンクの中に放出されるタンク試験で
決定されるように、250から650kPa の間の範囲に
わたるものである。約450〜475kPa から約650
kPa までの範囲に及ぶこのガス圧力が得られるこれらの
膨張器は以後高圧膨張器と称される。
【0006】1つ又はそれ以上のエアバッグが自動車内
部の1つ又はそれ以上の貯蔵室の中に保管される自動車
のため膨張可能な拘束装置が考案されてきた。一般に、
自動車の運転者の保護のために設けられたエアバッグ、
すなわち、運転者エアバッグは、膨張器、エアバッグ自
体、ハウジング、カバー又はある形式の閉鎖パネル部
材、及び自動車の操縦車輪に取付けられた取付け手段を
含むモジュールの内部に保管される。これに対し、前側
座席の乗客を保護するエアバッグ、すなわち乗客側エア
バッグは典型的には自動車の計器パネル/ダッシュボー
ドに取付けられたモジュールの内部に保管される。この
ような設備のカバーは通常は、標準の状態で、組立体を
閉鎖する面部分を含んでいる。装置が作動しバッグの展
開が開始すると、このカバーは典型的には、エアバッグ
がこれを通って展開されるようになる1つの開口を形成
するよう蝶着した1つ又はそれ以上の“ドア”を形成す
る。
【0007】この閉鎖具の審美的な外観を向上させまた
この装置をみだりに変更する可能性を減少させるため、
閉鎖パネル部材は通常は、エアバッグとその下側のエア
バッグ展開用開口との存在が目につく印象を最小にする
ようになっている。したがって、この閉鎖パネル部材は
典型的には自動車の内部構造に調和し又は適合するよう
になっている。
【0008】さらに、閉鎖具見分け部及び沈下構造のよ
うな外観又は装飾上の問題がまた回避されるために要求
される。見分け部(例えば閉鎖具背側の形状又は特徴が
比較的容易に閉鎖具の前側からの観察で見分けることが
できる場合)と沈下構造(例えば、閉鎖具が好ましくな
い低い又は均一でない外側表面を有している場合)が加
工処理から生じる可能性がある。例えば、閉鎖具が熱可
塑性材料の成形により作られた時、加工処理時の閉鎖材
料の不均一な収縮が見分け部及び/又は沈下構造を生じ
ることがある。このような不均一な収縮は例えば、処理
されている物が比較的広範囲に変動する厚さを有しまた
そのため必要な処理時間と条件を変動させる結果として
生じる。
【0009】実際に、閉鎖パネル部材は普通には閉鎖具
の面部分が膨張するエアバッグにより閉鎖具に対して生
じた力のために所定の線に沿って引裂かれ又は開放され
そしてそのためエアバッグ解放ドアを形成するように構
成されている。この目的で、閉鎖具は典型的には、一般
に“引裂き通路”と称される予め形成された引裂き線、
経路又は継ぎ目に沿って、カバーにミシン目をあけ又は
その厚さを減少させることにより、予め弱くされる。こ
のような閉鎖具パネル部材の引裂き又は開放が典型的に
は、最小の抵抗又は最高の応力の通路を辿り、したがっ
て典型的には閉鎖具を通じて最も薄い又は最も弱い通路
に沿って進行する閉鎖具の開口又は引裂きをもたらすこ
とになる。
【0010】さらに、主として製造と作動を容易にする
ため、従来の閉鎖具の面部分は普通には上記のような引
裂通路を除き均一の厚さを有している。形成するに当
り、ドアは通常、ドアを動かしエアバッグを得られた開
口を通って展開させる1つ又は複数の蝶番部分を介し
て、閉鎖具に接合されたままである。
【0011】このような閉鎖具の構成部分は、熱可塑性
ゴムのSANTOPRENE(モンサント会社の商標)
から構成され、通常は次の厚さを有している。 部分 厚さ(mm) ドア 2〜3 引裂き通路 0.4〜1.1 蝶番 1.6〜3
【0012】以下に理解されるように、エアバッグの展
開工程は非常に迅速な工程を必要とし、またその結果と
して通常は、エアバッグ展開ドアを組立体に接合する蝶
番部分の中に又はこの部分を通るような引裂き通路を外
れて引裂かれる、好ましくない及び/又は制御されない
やり方で裂ける力とエネルギがドア又はドア開口にもた
らされる。さらに、一部分又は材料の引裂きが始まる
と、この引裂きは特に引裂き作用を制御し又は引裂作用
として終わるのが困難となり、特にある種のプラスチッ
ク材料においては一旦始まると全体に伝播する傾向があ
る。
【0013】このような閉鎖具の好ましくない及び/又
は制御されない引裂きはエアバッグがばらばらの部材に
破壊し又はばらばらの部材を形成するようになる。例え
ば、引裂き作用がドアを閉鎖具及び/又は組立体の均衡
点に接合する蝶番部分を通って生じたならば、エアバッ
グ解放ドアは閉鎖具又は装置の均衡点もしくは装置の均
衡点から分離されるようになり又はばらばらの部材に破
壊するようになる。この分離したドア又はドアの破片は
不都合にも自動車乗員に接触するようになる。また、こ
れらの高圧膨張器に関連して用いられる閉鎖具はさらに
外れやすくなる。
【0014】過剰な閉鎖具の引裂き、破砕及び/又はド
アの分離の問題を解消する意図で種々の方法が用いられ
てきた。不運にも、これらの方法の多くは面倒なもので
ありそのため特別の取付けとその作用にとって閉鎖具の
構造に対する融通性と自由度を制限するものである。さ
らに、これらの方法の多くは必らずこのような設備に関
連するコスト、例えば製造コスト、生産コスト等を著し
く増大させるものである。
【0015】1つの方法において、ストリップ又は帯状
の材料がカバー/ドアを自動車及び/又は組立体に固定
するのに用いられる。一般に、このような方法に関する
特許は、このストリップ又は帯体の第1の端部のカバー
/ドアへのボルト止め、リベット止め又はその他の固着
と、同様にストリップ又は帯体の反対側の第2の端部の
自動車又はエアバッグ組立体に用いられる反応ハウジン
グへのボルト止め、リベット止め又はその他の固着とに
ついて詳述している。このような米国特許は第3,82
2,894号、第4,893,833号、及び第5,1
50,919号を含んでいる。
【0016】高圧膨張器設備と関連する用途を見出した
方法は小さな引裂き抵抗の外側カバー材料の内部に高い
引裂き抵抗の材料の補強帯又はウエブを埋め込むことか
らなっている。例えば、高圧膨張器と関連して用いられ
る閉鎖具は一般に補強されたウレタンで構成される。こ
の補強されたウレタンは典型的には、化学反応が製造中
に型の中で生じまたナイロンのような補強挿入物が用い
られる、反応射出成形ウレタンの性質を有している。
【0017】米国特許第4,334,699号と第4,
752,083号とは引裂抵抗帯体又は補強要素を破壊
可能なカバーに埋め込むことを教示している。一般に、
このような第2の材料を閉鎖具の内部に含むことは殆ん
ど必らず処理の複雑さを増大し、設計上の融通性を減少
し、コストを増大させる。
【0018】さらに他の方法は、一回の射出成形方法を
用いて熱可塑性プラスチックで製造された閉鎖具の形
状、寸法、又は引裂きもしくは破壊線の大きさを変える
ようになっている。例えば、米国特許第5,013,0
65号は連続的に増大する厚さの破壊線を有する破壊可
能なカバーの使用を開示している。米国特許第3,62
2,176号は破壊線に沿うV字形の溝と破壊しないよ
うに丸くされた根元溝を有する蝶番要素とを用いること
を開示している。米国特許第5,060,971号はそ
の厚さが特に引裂き用継ぎ目に沿って変化するカバーを
用いることを開示している。このような方法の他の例
は、引裂き通路の厚さがこの引裂き通路の長手方向端部
に近づくにつれて徐々に増大される閉鎖具の使用であ
る。
【0019】他の又は同様のカバーの溝の幾何学的形状
は米国特許第4,964,652号、第5,002,3
07号、第5,069,477号、第5,087,07
1号、及び第5,143,401号に示されている。
【0020】さらに、徐々に又は一様に変化する厚さの
引裂き通路は閉鎖具のさらに制御された引裂を得ようと
する意図で用いられてきた。厚さが変化する引裂き通路
を有する構造の使用は典型的には、最初の開放位置を含
む閉鎖具開放工程にわたってより大きな制御をもたら
し、この構造は一般に、引裂き通路を外れた引裂きのよ
うな好ましくない形式の閉鎖具の引裂きの可能性を増大
させる。例えば、閉鎖具が引裂き通路に沿って引裂かれ
引裂き作用が引裂き通路の厚さに突然の増加が存在する
引裂き通路の個所に達した時、この厚さの突然の変化は
引裂き通路を外れた引裂きを生じるものとなる。厚さが
徐々に増大する引裂き通路の場合は、引裂き通路の厚さ
が増大するにつれて引裂き通路と面部分の近接部との材
料の厚さの相違が減少し、閉鎖具の引裂き通路によらな
い引裂きの可能性を増大させる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明の総括的な目的
は膨張可能なエアバッグの設備と共に用いる改良された
閉鎖要素を提供することである。
【0022】本発明のまた特殊の目的は上記した1つ又
は複数の問題点を克服することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の総括的な目的
は、少なくともその一部が、膨張可能な拘束装置のエア
バッグ展開用開口のための特定化された閉鎖要素を介し
て達成することができる。この装置は自動車に一体化さ
れるようになっており、またつぶされた折りたたみ自在
のエアバッグを収容するハウジングを含んでいる。この
閉鎖要素は前記装置のハウジングに固定することのでき
る取付け部分を含んでいる。閉鎖要素はまた、少なくと
も1つのエアバッグ解放ドアを区画形成するため引裂く
ようになっている引裂き通路を有する面部分を含んでい
る。閉鎖部材はさらに、引裂き通路の少なくとも一部を
横切って延びドアを閉鎖要素の取付け部分に接合する少
なくとも1つの一体の保持橋絡部を含んでいる。
【0024】従来の技術はこのようなドア保持橋絡部を
開示又は示唆していない。本発明は第2の材料を導入す
る必要や閉鎖具引裂き通路に沿う引裂き作用の進行を妨
げることなしに、ドアの離脱を防ぐ効率的で効果的な方
法を提供する。ドアの離脱を回避することは、ドアが特
に大きな力を受ける高圧膨張器を利用する膨張可能な拘
束装置において特に強調されることである。
【0025】本発明はさらに、自動車に一体化されるよ
うにし、かつつぶされた膨張可能なエアバッグを収容す
るハウジングを含んでいる、膨張可能な拘束装置のエア
バッグ展開用開口のための閉鎖要素の他の実施態様を含
んでいる。閉鎖要素は取付け部分と面部分とを含んでい
る。取付け部分はハウジングに固定可能である。面部分
は少なくとも1つのエアバッグ解放ドアを区画形成する
ための引裂くようになっている引裂き通路を有してい
る。閉鎖具はまた解放ドアを取付け部分に接合するよう
になっている蝶番部分を含み、引裂き通路が蝶番部分の
中へと延びている。閉鎖要素はさらに、ドアを取付け部
分に接合し引裂き通路の少なくとも一部を横切る少なく
とも1つの一体の保持橋絡部を含んでいる。
【0026】本発明の他の実施態様において、エアバッ
グ展開用開口のための成形されたプラスチック閉鎖要素
が設けられ、少なくとも1つのエアバッグ解放ドアを区
画形成するため引裂くようになっている引裂き通路と、
解放ドアを閉鎖要素の取付け部分に接合するようになっ
ている蝶番を形成する蝶番部分とを有している。この閉
鎖要素はさらに、ドアを取付け部分に接合する少なくと
も1つの一体の保持橋絡部を含んでいる。
【0027】本発明の他の目的と利点は特許請求の範囲
と図面とに関連する以下の詳細な記載から当業者にとっ
て明らかとなるであろう。
【0028】
【実施例】図示と説明を容易にするため、従来技術の組
立体の実施態様(図1〜2)の同一部分と本発明の第
1、第2及び第3の図示された実施態様(図3〜6,7
〜9、及び10にそれぞれ示される)の同一部分とが、
同一参照番号で示されている。
【0029】本発明は以下にさらに詳細に説明されるよ
うに、膨張可能な拘束装置のための、例えばエアバッグ
組立体のエアバッグ展開用開口のための、改良された閉
鎖具を提供する。本発明は、バン、小型トラック、及び
特殊目的の自動車を含む自動車のための運転者側膨張可
能拘束モジュール組立体に関して記載されるが、本発明
はまた乗客側組立体を含む他の型の又は他の種類のエア
バッグモジュール組立体に対する用途を有している。
【0030】全体が参照番号10で示される典型的な従
来のエアバッグ組立体、膨張可能拘束装置が図1に示さ
れている。装置10は支持部材、特に反応ハウジング1
4と、これに圧入又はスナップ係合するようになってい
るカバー16とを有する外側組立体12を含んでいる。
このカバー16は一般に、正しく作動されたエアバッグ
組立体膨張可能拘束装置に生じるような、エアバッグ展
開用開口(図示しない)に適合するようになっている。
ハウジングはまた膨張器20とエアバッグ22とが取付
けられる基体として作用する。
【0031】膨張器20は、複数のガス出口ポート26
が設けられ膨張器20により又は膨張器20の中に発生
され又は生じたガスがエアバッグ22に運ばれることの
できるようにした上側部分24を含んでいる。図示のよ
うに、フランジ30が膨張器20の中央部分に設けられ
ている。フランジ30は当該技術において普通の方法で
膨張器20をハウジング14に取付けるのを容易にす
る。またフランジ30は、エアバッグ22に膨張器20
を取付けるのを容易にし、典型的には丸くされ又は形状
が円形のエアバッグ保持リング34により区画形成され
たガス入口開口(図示しない)を有している。膨張器及
びエアバッグ自体とこれらの取付け手段とは本発明の要
部を形成するものではなく、したがってここではさらに
これ以上の説明はしない。
【0032】反応ハウジング14はほぼ矩形で深い皿状
の形状であり、底36と側壁部分40とを含んでいる。
底36は開口42を含み、この開口42の中に下側から
膨張器20の上側部分24が、フランジ30が開口42
に近接する反応ハウジング14の周縁部分に当接するま
で、挿入される。エアバッグガス入口開口を区画形成し
膨張器フランジ30に当接するエアバッグ保持リング3
4は、図示のようにリベットナット44又は他の適当な
手段により反応ハウジング14の開口42の周縁部分に
固定するよう取付けることができる。外側にわん曲した
リム46が反応ハウジングの側壁部分40の末端に形成
される。リム46はカバー16と係合し固定した取付け
ができるようになっている。
【0033】さらにエアバッグ組立体、膨張可能拘束装
置10は自己−固定スタッド47を含み装置10が自動
車(図示しない)内部に固定できるようにしている。
【0034】カバー16は一般にハウジング14とエア
バッグ22とを包囲する作用をする。通常、ハウジング
は選択されたカバーの形状に一致する形状に形成され
る。したがって、矩形の形状のカバーの場合は、ハウジ
ングもまた矩形の形状を有している。
【0035】カバー16は上記の閉鎖パネル部材のよう
に、膨張するエアバッグにより閉鎖具上に生じた力のた
め所定の線に沿って引裂け又は開口しそれによりエアバ
ッグ解放ドアを形成するようになっている。このように
して、またこれが備えつけられた自動車による特別の衝
突の場合に、エアバッグはこの開口を通して展開し特定
位置にある乗員に対し所望のクッションを与えるように
する。さらに、自動車の運転者の保護のためのエアバッ
グ組立体を参照して上記したように、この組立体は車
両、例えば自動車の操縦車輪に配置される。
【0036】カバー16は図1に示され、またさらに詳
細に図2に示されている。カバー16は、外側又は頂部
側面51と内側又は底部側面52とを有する実質的に平
坦な又は平面の上側壁面部分50と、矩形に形成された
上側壁面部分50の周縁から下方に向って延びる側壁取
付け部分54とを含んでいる。(図1において、54A
及び54Cで示す2つの側壁と、図2において、54
A,54B及び54Dで示す3つの側壁とが見られ
る。)一般に、上側壁部分は側壁部分よりも薄くなって
いる。側壁の各々はロックアーム56を含んでいる。
(図1では56A及び56Cで示す2つのロックアーム
だけが見られる。さらに図2は簡略化され側壁の細部、
例えば側壁のうちの1つ、すなわち側壁54Aだけのた
めのロックアームを示している。)ロックアーム56は
上側壁面部分50の頂部側面51から後方に延びこれと
一体に成形されている。ロックアーム56は好ましくは
独立して移動できカバー16の対応エアバッグ組立体反
応ハウジング14への取付けを容易にしている。
【0037】カバー16をハウジング14に取付けるた
め、ロックアーム56の各々は組立体ハウジングの対応
部分、例えば外側に曲げられたリム46を受け入れるた
めの切込み58を含んでいる。
【0038】平常時、エアバッグ22は折りたたまれ膨
張器20とカバー面部分50の底部側面52との間の空
間に保管されている。衝突の発生に応動して始動された
時、膨張器20は迅速にガスを発生し又は生じエアバッ
グ22を所望の形状に、典型的には球状に膨張し拡げる
ようにする。
【0039】カバー16は中央引裂き通路62、側部引
裂き通路63及び底部引裂き通路64を含む引裂き通路
の配列60によって少なくとも一部が区画形成された破
壊開口領域を含んでいる。引裂き通路は典型的には減少
された厚さのカバー領域として形成されそのため“弱
化”と称され、エアバッグ22がカバー16に当接して
膨張した時カバー16が何処で切断し又は裂けても第1
及び第2の蝶着されたドア66Aと66Bとがそれぞれ
形成されるようにする。これら解放ドアの各々は、蝶番
部分68、すなわち図2に示されるドア66Aに対する
蝶番部分68Aによりカバー取付け部分54に接合され
る。ドア66Aと66Bはそれぞれ外側に向って相互に
反対方向に開き、各蝶番部分の周りに曲がりエアバッグ
22が膨張し所望の乗員保護作用が得られるようにす
る。
【0040】ドア66Aと蝶番部分68Aに関して図2
に示されるようにまたドア66A及び66Bとその関連
蝶番部分68とに適用されるように、蝶番部分は1つ又
は複数の厚くされた部分69を含んでいる。この厚くす
ることは典型的には上記のように、カバーのこの部分の
内部に高い引裂き抵抗の第2の材料を包含することによ
り得られる。この厚くされた部分は種々の適当な形状と
することができ、引裂き通路に近接する蝶番にほぼ直角
となるようにされそれにより関連蝶番部分を通ってカバ
ーの連続した引裂きが生じないようにする。
【0041】上記のように、このような従来技術による
組立体に関する潜在的な問題はカバーが別々の部材に破
壊され又は崩壊される可能性があるということである。
例えば、上記の装置10において、カバー16はエアバ
ッグ展開過程の開始時に、カバーの引裂き開口が1つ又
は複数の蝶番部分68の中に又はこれを通ってカバーの
連続した引裂きを生じるような力を受け、そのためエア
バッグ22の展開時に形成された1つ又は複数のドア、
例えばドア66Aと66Bが装置10から分離し自動車
内部で発射体として作用するようになる。
【0042】ここに記載されたような閉鎖具は、ドアが
1つ又は複数の一体の保持橋絡部により閉鎖具と組立体
とから分離しないようにする作用をする。この一体の保
持橋絡部は可動のドアを閉鎖具の動かない固定された部
分に接合する作用をする。
【0043】図3を参照すると、全体が参照番号70で
示されるエアバッグ組立体、膨張可能装置が図示されて
いる。この装置70は図1に示されかつ上記した装置1
0と同様であり、反応ハウジング14、膨張器20、エ
アバッグ22、エアバッグ保持リング34、リベットナ
ット44、ハウジング12の周りの外側に曲げたリム4
6、自己−固定スタッド47等を含んでいる。しかし、
装置70は本発明の第1の実施態様によれば閉鎖要素7
2(図4〜6をも参照)を含んでいる。
【0044】閉鎖具72は上記したカバー16と同様で
あり、外側又は頂部側壁51と内側又は底部側壁52と
を有する上側壁面部分50と、矩形に形成された上側壁
面部分50の周縁から下方に向って延びる側壁取付け部
分54とを含んでいる。(図3では54Aと54Cでそ
れぞれ示される2つの側壁、図4では54A,54B,
54C及び54Dで示される4つの側壁、図5では3つ
の側壁、すなわち54A,54B及び54Dが見られ
る。)
【0045】上記のカバー16のように、閉鎖具72の
側壁54はそれぞれロックアーム56を含んでいる。
(図3では56Aと56Cで示される2つのロックアー
ムだけが見える。また図5は簡略化され側壁の細部、例
えば側壁のうちの1つだけ、すなわち側壁54Aのため
のロックアームを示している。)ロックアーム56は上
側壁面部分50の頂部側面51から後方に延びまたこれ
と一体に成形される。上記のように、ロックアーム56
は好ましくは独立して動くことができ閉鎖具72の取付
けを容易にするようになっている。
【0046】閉鎖具72は全体形状が数字の「8」の形
の引裂きの配列60′を含んでいる。このカバー16の
引裂き通路の配列60と同様の引裂き通路の配列60′
は、例えば中央引裂き通路62と側部引裂き通路63と
を含んでいる。閉鎖具72において、カバー16につい
て述べたように厚くされた蝶番部分で断絶して終わる基
部引裂き通路64′は連続している。したがって、この
ような閉鎖具は形成されたドアを閉鎖具の均衡点と連絡
する蝶番部分それ自体を有していない。
【0047】しかし閉鎖具72は以下にさらに記載され
るように、2対の一体の保持橋絡部74と76(別個に
74A,74B,76A、及び76Bでそれぞれ示され
ている)を含んでいる。閉鎖具72が、例えばエアバッ
グ22が閉鎖具に当接するよう膨張された時のように切
断され又は引裂かれた時、第1及び第2のエアバッグ展
開ドア78Aと78Bとがそれぞれ形成される。
【0048】閉鎖具72において、保持橋絡部74と7
6の各々は基体引裂き通路の少なくとも一部を横切る
“橋絡する”作用をし、この“橋絡された”部分は6
4′Aで示され、それぞれの形成されたドアを閉鎖具7
2の取付け部分54に連続して接合するようにしてい
る。上記のように、閉鎖具の引裂き/開口は通常は最も
小さい抵抗の通路に沿って進行し、またそのため典型的
には閉鎖具を通じて最も薄い又は最も弱い通路に沿って
進む閉鎖具の開口又は引裂きをもたらす。閉鎖具72は
橋絡された引裂き通路64′Aを含むことにより、この
橋絡された引裂き通路の通り道に沿った開口/引裂きを
導き又は伝える作用をする。したがって、この閉鎖具の
構造は、閉鎖具が制御されないで引裂かれ引裂き通路を
外れまたエアバッグ展開ドアを組立体に接合する蝶番部
分に又は蝶番部分を通過して引裂かれる可能性をなくし
もしくは最小とし、又はエアバッグ閉鎖具がばらばらの
部片に破壊しもしくはばらばらの部片を形成することを
なくするのを助ける。
【0049】図7〜9は本発明の他の実施態様によるエ
アバッグ組立体、膨張可能拘束装置のための閉鎖具80
を図示している。閉鎖具80は図1に示す装置10のカ
バー16と図3に示す装置70の閉鎖具72と同様なエ
アバッグ組立体膨張可能拘束装置に用いるようになって
いる。上記したカバー16と閉鎖具72と同様に、閉鎖
具80は、外側又は頂部側面51と内側又は底部側面5
2とを有する上側壁面部分50と、矩形の形状の上側壁
面部分50の周縁から下方に延びる側壁取付け部分54
とを含んでいる。(図7では54A,54B,54C及
び54Dで示される4つの側壁が、図9では54A,5
4B及び54Dで示される3つの側壁が見られる。さら
に、図示と理解とを容易にするため、図7は簡略化され
側壁54Bと54Dの切込み58のみを示しているが、
本発明では側壁54Aと54Cもまた保持橋絡部を有し
ている。)
【0050】上記のカバー16と閉鎖具72のように、
閉鎖具80の側壁54はそれぞれロックアーム56を含
んでいる。(図9は簡略化され、側壁の細部、例えば側
壁の1つ、すなわち側壁54Aのみのロックアームを示
している。)このロックアーム56は上側壁面部分50
の頂部側面51から後方に延びこれと一体に成形されて
いる。上記のように、ロックアーム56は好ましくは独
立して動くことができ閉鎖具80の取付けを容易にする
ようにしている。
【0051】しかし閉鎖具80は、引裂き通路がほぼH
字形に配された引裂き通路の配列82を有している。引
裂き通路82は文字Hの横棒にほぼ一致する中央引裂き
通路84に加えて、(a)図7〜8に見られる文字Hの
側辺の棒にほぼ一致する第1及び第2の側部引裂き通路
85と86と、(b)側部引裂き通路85と86の各々
の各端部の87で示されロックアーム56Aと56Cに
近接する蝶番部分88Aと88Bにつながる、引裂き通
路のわん曲部分と、(c)終端の引裂き通路部分89A
と89Bとを、含んでいる。
【0052】エアバッグが閉鎖具80に当接するよう膨
張して閉鎖具80が切断され又は引裂かれた時、例えば
第1及び第2のエアバッグ展開用ドア90Aと90Bが
形成される。引裂き通路82が切断され又は引裂かれド
ア90Aと90Bが形成された後、蝶番部分88Aと8
8Bはそれぞれ解放ドア90Aと90Bの一方をそれぞ
れ取付け部分54に接合するようになっている。
【0053】本発明の上記した第1の実施態様における
ように、閉鎖具80は、92Aと92Bで示されドア9
0Aと90Bの各々を各取付け部分、例えば側壁取付け
部分54に接合させる作用をする一体の保持橋絡部を含
んでいる。これら保持橋絡部の各々は閉鎖具80の引裂
き通路82の少なくとも一部、例えば終端の引裂き通路
部分89Aと89Bを横切る“橋絡部”の作用をし、こ
の“橋絡された”部分は89A′と89B′で示されて
いる。したがって、保持橋絡部92Aと92Bはドア9
0Aと90Bを、閉鎖具の引裂き作用が例えば取付け部
分54を通り又は蝶番部分88Aもしくは88Bのいず
れかを通って閉鎖具80の中にもしくは閉鎖具80を通
過して不都合にも連続した場合でも、側壁取付け部分5
4に接合する作用をする。
【0054】本発明は上記のように、本発明の一体の保
持橋絡部がドアを予め形成された引裂き通路を横切って
取付け部分に接合する閉鎖要素について記載されてきた
が、本発明の一体の保持橋絡部はまた橋絡部に関し下側
又は上側に位置する引裂き通路の設けられていない閉鎖
具にも適用できることが理解されるであろう。
【0055】例えば、図10を参照すると、上記したカ
バー16と閉鎖具72及び80と同様な閉鎖要素100
が示されており、この閉鎖要素100は外側又は頂部側
面51と内側又は底部側面52とを有する上側壁面部分
50と、矩形に形成された上側壁面部分50の周縁から
下方に延びる側壁取付け部分54とを含んでいる。(図
10では3つの側壁、すなわち側壁54A,54B及び
54Dが見られる。)
【0056】上記の実施態様におけるように、ロックア
ーム56は上側壁面部分50の頂部側面51からほぼ後
方に延びかつこれと一体に成形されている。(図10は
簡略化され側壁の細部、例えば側壁54のためのロック
アーム56を示している。)上記のように、ロックアー
ム56は好ましくは独立して動くことができ閉鎖具10
0の取付けを容易にするようにしている。
【0057】しかし、閉鎖具100は引裂き通路が閉鎖
具80の引裂き通路の配列82と同様な、ほぼ文字Hの
形状に配されている引裂き通路の配列102を有してい
る。引裂き通路の配列102は、文字Hの横の棒にほぼ
一致する中央引裂き通路104に加えて、(a)文字H
の側辺の棒にほぼ一致する第1及び第2の側部引裂き通
路(図10では第2の側部引裂き通路106だけが示さ
れており、第1の側部引裂き通路は図7及び8に示され
る引裂き通路85と同様であることが理解されるべきで
ある)と、(b)107で示され、蝶番部分108(こ
こではロックアーム56Aに近接する蝶番部分108A
として示され、対向する蝶番部分は図示されていない)
につながる引裂き通路のわん曲部分と、(c)終端の引
裂き通路部分109Aと109B、とを含んでいる。
【0058】エアバッグが閉鎖具100に当接するよう
膨張した時のように閉鎖具100が切断され又は引裂か
れると、例えば、第1及び第2のエアバッグ展開用ドア
110Aと110Bが形成される。図10に示されるよ
うに、蝶番部分108Aは解放ドア110を取付け部分
54に接合するようになっている蝶番111を形成す
る。一般に、同様の配置構造(図示しない)が解放ドア
110Bについても適用されることが理解される。
【0059】本発明の上記した第1の実施態様における
ように、閉鎖具100はここでは保持橋絡部112Aと
112Bとして図示され記載されている一体の保持橋絡
部を含み、この保持橋絡部はさらに、ドア110Aを関
連取付け部分、例えば側壁取付け部分54に接合する作
用をする。しかし図10に示される本発明の実施態様
は、一体の保持橋絡部112が予め形成された引裂き通
路を横切る“橋絡部”でない点で上記した実施態様とは
異なっている。むしろ、一体の保持橋絡部112の各々
は蝶番、例えばドア110Aを取付け部分54Aに接合
する蝶番111に平行に延びている。同様の配置構造を
ドア110Bと関連の蝶番(図示しない)とに施すこと
ができることが理解されるであろう。したがって、保持
橋絡部の手段を介して、この実施態様は、引裂き通路の
引裂き作用がドアを取付け部分に接合する蝶番にこの蝶
番を通過して不用意に進んだ場合でも、ドアを閉鎖具の
取付け部分に接合したままとすることができる。
【0060】さらに、このような保持橋絡部は、蝶番を
構成する材料が特に高い応力を受ける閉鎖具、例えば蝶
番が約0.25インチ(6.4mm)の半径のような比較
的鋭い半径の曲率を有する閉鎖具の場合でも、ドアと閉
鎖具の取付け部分との間に接合部を保持する作用をする
ことができる。
【0061】ここに記載された保持橋絡部は、引裂き通
路、例えば予め形成された引裂き通路に始まりこの通路
から進行する引裂き作用の直接の通路にはないことが理
解される。したがって、この橋絡部のいかなる引裂き作
用も、簡単に進行する、例えば引裂き通路を越えて引裂
き続けるのとは異なる引裂き作用が最初に橋絡部材料自
体に開始されなければならないことを必要とする。一般
に、この保持橋絡部はこのような引裂き作用を受けない
が、それは上記したように好ましくない引裂きの進行に
比べた時引裂きの開始がより困難でありまた比較的まれ
にしか起きないからである。
【0062】本発明の閉鎖要素はドアを分離させないよ
うにするために第2の材料を閉鎖要素に導入することを
必要とせず、そのため製造が簡単となる。さらに、従来
の膨張可能な拘束装置のカバーに広く用いられてきたよ
うな補強ウレタンとは異なり、本発明は閉鎖要素がドア
の分解/分離の危険を減少させるので閉鎖要素の構造に
用いる際に非常に安価な熱可塑性材料の広範な利用を可
能にする。さらに、必要ならばこの保持橋絡部を上記の
ような第2の材料の補強を有する閉鎖具と関連して用い
ることもできる。例えば、このように構成された閉鎖具
にこの保持橋絡部を含むことにより、ドアの分離をより
確実になくすることができる。
【0063】上記のように、本発明の閉鎖具は一般に一
部材の形式であり、例えば1つ又は複数の保持橋絡部が
一体に形成された単一体の構造である。典型的には、こ
の一部材要素は成形方法、例えば一度の射出成形により
形成することができる。1つの好ましい実施態様におい
ては、本発明の閉鎖具は補強材が中に成形されていない
一部材の成形均一部材である。射出成形可能な材料、特
に熱可塑性樹脂のような高圧射出成形材料が好ましい。
本発明の閉鎖具に用いる現在の好適な材料はSANTO
PRENE(商標名)のような熱可塑性ゴムである。
【0064】さらにまた、上記のように決められた約4
50〜475kPa から約650kPaまでの範囲のガス圧
力を発生する膨張器のような高圧膨張器と関連して用い
られた時でも、本発明の閉鎖要素は引裂き抵抗のある第
2の材料を組合わせる必要なしに上記のドア分離の問題
を解消するのに有効である。したがって、本発明は、製
造を容易にし特別の閉鎖要素とこれが組込まれる膨張可
能拘束装置との設計に大きな融通性をもたらすものとな
る。
【0065】このような一体の保持橋絡部を用いる本発
明の閉鎖要素において、この保持橋絡部の設計に関する
種々の相互に密接な関係のあるパラメータ、例えば各保
持橋絡部の数、厚さ、間隔、位置及び幅のようなパラメ
ータを、適当に変えて特定の用途における要求を満足さ
せるようにすることができることが理解されるべきであ
る。このような閉鎖具の設計において考慮されるべき因
子は、膨張器の性能、ドアの質量と厚さ、閉鎖具の構成
材料、外形及び蝶番の幅を含んでいる。特殊な用途にと
って、このような設計に関係するパラメータは当業者に
よって決定されることができまたここに記載された教示
により導かれる。
【0066】本発明はスナップ止め又は圧入型の成形可
能プラスチック組立体カバーに関連する使用を参照して
上記のように説明されてきたが、本発明がこれに限定さ
れず、他の型又は形式のカバーだけでなくまた種々の構
成材料から作成されたカバーにも関連して用いることが
できることが理解されるべきである。さらに、本発明の
より広い態様における実施は閉鎖具をハウジングに取付
ける特定の形式又は手段に利用するのに制限はない。し
たがって、例えばねじ又はリベットのような固着具の使
用に依存する当該技術において公知の他の取付け形式又
は取付け手段が、通常の方法で用いられ閉鎖具をハウジ
ングに取付けることができるようにする。
【0067】上記の実施態様から明らかなように、本発
明の実施は、任意の特定形状又は形式の引裂き通路を有
する閉鎖具と関連して用いることに限定されず、例えば
本発明は文字8又は文字Hの形式の引裂き通路を有する
閉鎖具と関連して用いることに限定されないことが理解
されるべきである。
【0068】さらに、本発明は対のエアバッグ解放ドア
を形成する閉鎖具と関連して記載されてきたが、本発明
と1つ又は複数の保持橋絡部の使用とは、必要ならばた
だ1つのエアバッグ解放ドアを形成する閉鎖具と関連し
て用いることのできることが理解されるべきである。
【0069】本発明はエアバッグがドアに当接するよう
膨張する結果としてドアが形成されることを必要としな
い。例えば、閉鎖具は1つ又は複数の点火材料を収容し
それによりドアの形成と開放がエアバッグがドアに当接
するよう膨張する前に生じるようにすることができる。
【0070】図示の実施態様では、閉鎖具の上側壁面部
分50が実質的に平坦な又は平面の部材として示されて
いる。しかし、閉鎖具と特にその面部分の幾何学的形状
は適当に変えられ又は形成され特定の必要とされる適用
位置又は場所により良く調和し又は一致するようにでき
ることが理解されるべきである。
【0071】ここに例示的に開示された本発明は、ここ
には詳細に記載されていない要素、部品、段階、構成部
分、又は材料を欠いて適当に実施することができる。
【0072】上記の詳細な記載は理解を良くするこため
になされており、本発明の範囲内の変更は当業者にとっ
て自明であるので、不必要な限定はないものと理解され
るべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のエアバッグ組立体、膨張可能の拘束装置
の、簡略化した部分断面図である。
【図2】図1に示す従来技術のカバーの底側隅部の簡略
化した切欠き斜面図である。
【図3】本発明の一実施態様による閉鎖具を有する、図
1と同様な、エアバッグ組立体、膨張可能拘束装置の、
簡略化された部分断面図である。
【図4】図3に示される閉鎖具の簡略化した底面図であ
る。
【図5】図3〜4に示される閉鎖具の図2と同様な、簡
略化された底側隅部の切欠き斜面図である。
【図6】図5の6−6線に沿い、矢印方向から見た、図
3〜5に示される閉鎖具の細部の切欠き斜面図である。
【図7】本発明の他の実施態様によるエアバッグ組立
体、膨張可能拘束装置のための閉鎖具の簡略化された底
面図である。
【図8】図1に示される閉鎖具の簡略化された頂面図で
ある。
【図9】図2及び5に示された図と同様の、図8に示さ
れる閉鎖具の簡略化された底側隅部の切欠き斜面図であ
る。
【図10】本発明の他の実施態様による閉鎖具の、図2
と同様の、簡略化された底側隅部の切欠き斜面図であ
る。
【符号の説明】
10…エアバッグ組立体 12…外側組立体 14…反応ハウジング 16…カバー 20…膨張器 22…エアバッグ 24…上側部分 30…フランジ 34…保持リング 46…リム 51…頂部側面 52…底部側面 54…側壁取付け部分 56…ロックアーム 60…引裂通路の配列 62…中央引裂き通路 63…側部引裂き通路 64…底部引裂き通路 66A,66B…ドア 68…蝶番部分 70…エアバッグ組立体 72…閉鎖具 74,76…保持橋絡部 78A,78B…ドア 80…閉鎖具 82…引裂き通路の配列 85,86…側部引裂き通路 88A,88B…蝶番部分 90A,90B…ドア 92A,92B…保持橋絡部 100…閉鎖要素 102…引裂通路の配列

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に一体化されるようになっており
    つぶされた折りたたみ可能のエアバッグを収容するハウ
    ジングを含んでいる、膨張可能な拘束装置の、エアバッ
    グ展開用開口のための閉鎖要素であって、前記閉鎖要素
    が、 前記ハウジングと面部分とに固定でき少なくとも1つの
    エアバッグ解放ドアを区画形成するよう引裂かれる引裂
    き通路を有している取付け部分であって、前記閉鎖要素
    が、前記ドアを前記引裂き通路の少なくとも一部を横切
    って前記取付け部分に接合する、少なくとも1つの一体
    の保持橋絡部を有している、取付け部分を具備している
    閉鎖要素。
  2. 【請求項2】 前記引裂き通路が、連続しておりかつ少
    なくとも2つのエアバッグ解放ドアを区画形成する数字
    8の形状をしている請求項1に記載の閉鎖要素。
  3. 【請求項3】 均質の成形されたプラスチック部材から
    なる請求項1に記載の閉鎖要素。
  4. 【請求項4】 高圧膨張器を有する膨張可能拘束装置に
    用いる請求項1に記載の閉鎖要素。
  5. 【請求項5】 前記高圧膨張器が約450〜475kPa
    から約650kPa の範囲のガス圧力を有している請求項
    4に記載の閉鎖要素。
  6. 【請求項6】 熱可塑性ゴムの射出成形により製造され
    た請求項1に記載の閉鎖要素。
  7. 【請求項7】 自動車の操縦車輪に配設された運転者側
    エアバッグ展開用開口のための請求項1に記載の閉鎖要
    素。
  8. 【請求項8】 自動車に一体化されるようになっており
    つぶされた折りたたみ可能なエアバッグを収容するハウ
    ジングを含んでいる膨張可能拘束装置の、エアバッグ展
    開用開口のための閉鎖要素であって、前記閉鎖要素が、 前記ハウジングと面部分とに固定することができる取付
    け部分であって、蝶番部分を有する少なくとも1つのエ
    アバッグ解放ドアを区画形成するため引裂かれる引裂き
    通路を有し、前記蝶番部分が前記エアバッグ解放ドアを
    前記取付け部分に接合するようになっている、取付け部
    分を具備し、前記閉鎖要素がさらに前記ドアを前記引裂
    き通路の少なくとも一部を横切って前記取付け部分に接
    合する少なくとも1つの一体の保持橋絡部を有してい
    る、 エアバッグ展開用開口のための閉鎖要素。
  9. 【請求項9】 前記引裂き通路が少なくとも2つのエア
    バッグ解放ドアを区画形成するほぼH字形の形状を形成
    している請求項8に記載の閉鎖要素。
  10. 【請求項10】 均質の成形されたプラスチック部材か
    らなる請求項8に記載の閉鎖要素。
  11. 【請求項11】 高圧膨張器を有する膨張可能な拘束装
    置に用いる請求項8に記載の閉鎖要素。
  12. 【請求項12】 前記高圧膨張器が約450〜475kP
    a から約650kPaの範囲のガス圧力を有している請求
    項11に記載の閉鎖要素。
  13. 【請求項13】 熱可塑性ゴムの射出成形を経て製造さ
    れた請求項11に記載の閉鎖要素。
  14. 【請求項14】 自動車の操縦車輪に配設された運転者
    側エアバッグ展開用開口のための請求項8に記載の閉鎖
    要素。
  15. 【請求項15】 自動車に一体化されるようになってお
    りつぶされた折りたたみ可能な膨張可能なエアバッグを
    収容するハウジングを含んでいる膨張可能拘束装置のエ
    アバッグ展開用開口のための成形されたプラスチックの
    閉鎖要素であって、前記閉鎖要素が一部材の要素からな
    り、前記一部材の要素が、 前記ハウジングに固定できる取付け部分と、少なくとも
    1つのエアバッグ解放ドアを区画形成するため引裂かれ
    る引裂き通路を有する面部分と、前記解放ドアを前記取
    付け部分に接合するようになっている蝶番を形成する少
    なくとも1つの蝶番部分と、前記ドアを前記取付け部分
    に接合する少なくとも1つの一体の保持橋絡部とを含ん
    でいる、 エアバッグ展開用開口のための成形プラスチック閉鎖要
    素。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも1つの一体の保持橋絡
    部が前記ドアから取付け部分へと前記蝶番に平行に延び
    ている請求項15に記載の成形プラスチック閉鎖要素。
  17. 【請求項17】 前記引裂き通路が少なくとも2つのエ
    アバッグ解放ドアを区画形成するほぼH字形の形状を形
    成している請求項15に記載の成形プラスチック閉鎖要
    素。
  18. 【請求項18】 熱可塑性ゴムの射出成形を経て製造さ
    れた請求項15に記載の成形プラスチック閉鎖要素。
  19. 【請求項19】 前記閉鎖要素が均質の部材である請求
    項15に記載の成形プラスチック閉鎖要素。
  20. 【請求項20】 前記閉鎖要素がさらに第2の補強材料
    を具備している請求項15に記載の成形プラスチック閉
    鎖要素。
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