JPH077919U - 射出成形装置 - Google Patents

射出成形装置

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JPH077919U
JPH077919U JP3956893U JP3956893U JPH077919U JP H077919 U JPH077919 U JP H077919U JP 3956893 U JP3956893 U JP 3956893U JP 3956893 U JP3956893 U JP 3956893U JP H077919 U JPH077919 U JP H077919U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】実際の充填位置をシリンダ内の材料圧から検出
し、充填不足や充填過大などの充填不良を防止する。 【構成】押出機1の射出用圧力シリンダ2に圧力流体を
供給して射出スクリュー3をノズル4方向に所定圧力で
移動させ、ノズル4から溶融状態の成形材料を所定の射
出圧力で射出する射出成形装置である。演算部13およ
び判定部14で圧力センサ9により検出された成形材料
の実際の圧力値Pが基準圧力設定部に入力された基準圧
力値P0 に達したか否かを判定する。このときの射出ス
クリューの位置を位置センサ15から取り込み、この位
置を充填開始の原点L0 として、射出量設定部に入力さ
れた射出スクリューの移動距離Lだけ動作させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、射出成形装置に関し、ゴム材料など各種の圧縮性成形材料の圧縮特 性が原因で生じる充填過大や充填不良を未然に防止することができる射出成形装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
射出成形は、加熱溶融したプラスチックスあるいはゴムなどの成形材料を成形 型のキャビティ内に射出充填し、冷却後成形品として取り出すことにより行われ る。 この種の射出成形機は、成形材料を加熱溶融する可塑化装置、成形材料を射出 する射出装置、成形型を保持して開閉および締め付けを行う型締め装置、および これら各装置の作動を自動制御するための制御装置などで構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、成形材料となるゴム材料やプラスチック材料は圧縮特性を有してお り、この圧縮特性は材料の種類(材質)や計量(重量計測)の条件などによって 相違する。
【0004】 例えば、材料の重量を計測するにあたり、スクリュー背圧、スクリュー回転数 、加熱シリンダの予熱温度などの諸条件は、この材料計測の段階で材料の脱気効 果に影響を及ぼす。そのため、これらの諸条件によって材料に含まれる空気や水 蒸気など圧縮特性を有するガス量が変動するため、材料全体の圧縮特性も変動す ることになる。
【0005】 かかる材料の圧縮特性の変動は射出量に影響し、射出スクリューが同じストロ ーク量であっても圧縮特性が異なれば、実際に射出される成形材料の量が相違す ることになる。その結果、例えば、圧縮性が大きいと射出量が減少して充填不足 が生じ、逆に圧縮性が小さいと射出量が増加して充填過大(バリ漏れ)が発生す るという品質面での問題を有していた。
【0006】 しかしながら、従来の射出成形装置では、このような圧縮特性に関する異常を 事前に検証することができず、成形品を得た後に、例えば成形品の外観検査や機 能検査を行って初めて成形材料の異常に気づくというのが実情であった。そのた め、不良品が多数発生してしまい、圧縮特性が相違しても常に設定された射出量 を実現できる射出成形装置の開発が希求されていた。
【0007】 特にゴムなどのように圧縮特性が著しい材料では、射出スクリューが移動し始 めると、まず加熱シリンダ内の材料圧が上昇したのち充填を開始するため、射出 スクリューの移動開始からゴム材料の充填開始までのタイムラグが大きく、上述 した問題が顕著に現れた。
【0008】 本考案は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、成形材 料の圧縮特性に拘わらず設定された射出量を実現でき、もって充填過大や充填不 足という不具合の発生を未然に防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の射出成形装置は、押出機の射出スクリュ ーをシリンダ内で移動させ、溶融状態の成形材料を射出する射出成形装置におい て、 前記射出スクリューの移動位置を検出する位置センサと、 前記シリンダ 内の成形材料の圧力値を検出する圧力センサと、 前記成形材料が前記シリンダ から射出されるときの基準圧力値を入力する基準圧力設定部と、 前記成形材料 の射出量を前記射出スクリューの移動距離に換算して入力する射出量設定部と、 前記圧力センサにより検出された成形材料の実際の圧力値が前記基準圧力設定 部に入力された基準圧力値に達したか否かを判定する判定手段と、 前記判定手 段で実際の圧力値が基準圧力値に達したことが判定されたときの前記射出スクリ ューの位置を前記位置センサから取り込み、この位置を充填開始の原点として、 前記射出量設定部に入力された射出スクリューの移動距離だけ動作させる演算手 段とを有することを特徴としている。
【0010】
【作用】
本考案の射出成形装置では、射出スクリューの移動開始と成形材料の充填開始 とのタイムラグを補償するために、加熱シリンダ内の材料圧力を実際に検出し、 射出開始と認定できる圧力に達したら、この時点の射出スクリューの移動位置を 充填開始の原点として、この原点から所定の移動量だけ射出スクリューを移動さ せるようにしている。 すなわち、成形型の注入口に押出機のノズルを押し当てて、この押出機の射出 用圧力シリンダに圧力流体を供給して射出スクリューをノズル方向に所定圧力で 移動させることにより正規の射出成形を行う。
【0011】 このとき、圧力センサによってシリンダ内の成形材料が所定の基準圧力値に達 したか否かを監視し、この基準圧力値に達したときの射出スクリューの位置を位 置センサで確認する。そして、この位置センサにより確認された射出スクリュー の位置を充填開始の原点であると認識し、この原点から起算して所定の移動量だ け射出スクリューを移動させる。
【0012】 ゴムなどのような圧縮特性が著しい成形材料を射出成形する場合、射出スクリ ューが移動を開始した時点から、材料がノズルから射出されるまでの間にシリン ダ内で材料が圧縮されることになる。この時間は、材料の圧縮特性の大小によっ て左右されることになるが、本考案では、成形材料の実際の圧力値を基準にして 充填開始の原点としているため、成形材料の圧縮特性が相違しても充填量を所望 の値にコントロールすることができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の一実施例に係る射出成形装置を示すブロック図、図2は同実施 例の制御手順を説明するフローチャート、図3は同実施例の押出機における成形 材料の圧縮特性を説明する断面図およびグラフである。
【0014】 本実施例の射出成形装置は、成形型、この成形型を開閉して締め付けるための 型締め装置、成形材料を成形型に注入するための押出機3、この押出機3に供給 する油圧と油流量とを制御する油圧装置6、成形材料を可塑化するための可塑化 装置11,12、および、押出機3の動作を自動制御するための制御装置10と から構成されている。 なお、本考案における成形型、型締め装置、および可塑化装置は従来公知の構 成で支障がないため、その詳細な図面は省略して構成の概要のみを説明する。
【0015】 成形型は、上型と下型とからなり、これら上下型が組み合わされることにより 内部にキャビティが形成される。上型および下型は、それぞれ加熱盤および断熱 盤を介してダイプレートに装着されており、いずれかのダイプレートが他のダイ プレートに対して接近離反移動可能に構成されている。 また、上型に形成された注入口に押出し機3のノズル4の先端を当接させるた め、加熱盤、断熱盤およびダイプレートには、ノズル4を通すための貫通孔がそ れぞれ形成されている。
【0016】 このように上下のダイプレートを接近離反移動可能に設けるとともに、このダ イプレートに固定された成形型が射出圧力によって押し開かれないように当該成 形型を締め付けておくのが型締め装置であり、例えば型締めシリンダ等により構 成されている。
【0017】 押出し機3は、成形材料をノズル4から上型と下型との間に形成されたキャビ ティ内に注入するための装置であり、内部に射出スクリュー8が軸方向移動自在 に挿入された加熱シリンダ11を有している。この加熱シリンダ11には、温度 調節された加熱媒体を流すための流路12が形成されており、射出スクリュー8 の回転によって加熱シリンダ内部に導入される成形材料を加熱して成形材料の可 塑化状態を維持する可塑化装置を構成している。
【0018】 一方、射出スクリュー8は、図示しないスクリュー駆動用油圧モータで回転し ながら射出用圧力シリンダ7の進退移動によって加熱シリンダ11内を移動する 。この射出用圧力シリンダ7を駆動させる油圧装置6は、例えば、可変容量ポン プと、この可変容量ポンプから圧送される圧力流体の圧送方向を切り替えるため の方向切替え弁と、圧力流体の圧力を所定圧に保つための電磁リリーフ弁とから 構成することができる。
【0019】 射出用圧力シリンダ7のピストン22の前後には方向切替え弁を介して油圧装 置6から圧力流体が送られ、これにより射出スクリュー8を軸方向上下に駆動さ せるようになっている。 また、油圧装置6と方向切替え弁との間には電磁リリーフ弁が装着されており 、射出制御装置10からの信号に基づいて(D/A変換器等を介して)油圧装置 6から送られる圧力流体の圧力が調節されるようになっている。
【0020】 図1において符号「15」は位置センサであり、射出スクリュー8の軸方向の 位置を検出して位置監視部16に出力する。この位置監視部16では射出成形の 開始信号の入力にしたがって射出スクリュー8の位置情報を演算部17に逐次出 力する。
【0021】 押出機3の加熱シリンダ11には、圧力センサ9が設けられており、加熱シリ ンダ11内の成形材料の圧力を検出して、この情報を圧力監視部5に出力する。 圧力監視部5では圧力センサ9により検出された成形材料の圧力を比較部13に 出力する。 この圧力センサ9は、ノズル4の近傍、すなわち加熱シリンダ11の先端に設 けておくことが好ましい。これは、加熱シリンダ内における成形材料の圧縮挙動 を観察すると、射出スクリュー8が作動して充填を開始するまでの間においては 、図3に示すように射出スクリュー8の先端近傍から材料圧力が上昇し始め、充 填を開始するときに加熱シリンダ11内の材料圧力が均等になるからである。
【0022】 基準圧力設定部1には、図3に示す充填開始時における加熱シリンダ11内の 材料圧力、すなわち基準圧力P0 を予め入力しておき、この値を比較部13に逐 次出力する。また、射出量設定部2には、成形材料や成形品に応じた射出量を予 め設定しておき、この値を逐次演算部17に出力する。ただし、本実施例におけ る射出量設定部2には、それぞれの設定射出量を成形材料や加熱シリンダ容積に 応じた射出スクリューの移動距離Lに換算して入力する。
【0023】 本実施例に係る制御装置10には、圧力センサ9により検出された成形材料の 実際の圧力値Pが、基準圧力設定部1に入力された基準圧力値P0 に達したか否 かを比較して判定する比較部13および判定部14が設けられており、これら比 較部13と判定部14が本考案の判定手段を構成する。
【0024】 比較部13では、圧力監視部5を介して圧力センサ9から逐次入力される実際 の圧力値Pと、基準圧力設定部1から逐次入力される基準圧力値P0 とを比較し 、実際の圧力値Pが基準圧力値P0 に達したら、その旨の信号を判定部14に出 力する。なお、本実施例では比較部13と判定部14とを別構成としているが、 これを一つの要素で構成してもよい。
【0025】 また、制御装置10には演算部17が設けられており、実際の圧力値Pが基準 圧力値P0 に達したことが判定部14で判定された場合、この瞬間の射出スクリ ュー8の位置を位置センサ15から取り込む。そして、この射出スクリュー位置 を充填開始の原点L0 と認識し、同時に射出量設定部2に入力された射出スクリ ューの移動距離情報を取り込む。
【0026】 射出量設定部2に入力されている射出スクリューの移動距離情報Lは、実際に 充填を開始してからの移動距離であることから、実際の充填開始位置さえ判明す れば射出量は適正化されるはずである。本実施例では、かかる見地に基づいて、 演算部17で認識された充填開始の原点L0 を、射出量設定部2に入力されてい る射出スクリューの移動距離の原点とする。すなわち、位置監視部16を介して 取り込まれた射出スクリューの位置情報L0 に射出量設定部2に入力されている 移動距離Lを加算して射出スクリューの停止位置を求める。
【0027】 開始/停止位置出力部18は、射出成形の開始信号を油圧装置6に出力する以 外に、演算部17にて演算された射出スクリューの停止位置情報を油圧装置6に 出力する。
【0028】 次に作用を説明する。 本実施例に係る制御装置10の基準圧力設定部1に、まず、標準的な成形材料 を用いた場合の充填開始時における加熱シリンダ11内の材料圧力、すなわち基 準圧力P0 を入力しておく(ステップ1)。また、射出量設定部2には、成形材 料や成形品の品目に応じた射出スクリュー8の移動距離Lを入力しておく(ステ ップ1)。
【0029】 次いで、加熱シリンダ11内に成形材料Mを供給して射出成形を開始し(ステ ップ2)、同時に、位置センサ15からの位置情報を位置監視部16に取り込み 、この位置監視部16から演算部17へ逐次この情報を出力する(ステップ3) 。また、圧力センサ9からの圧力情報を圧力監視部5に取り込み、この圧力監視 部5から比較部13へ逐次この情報を出力する(ステップ4)。このとき、射出 スクリュー8と加熱シリンダ11内の成形材料Mは、図3に「A」で示す状態と なっており、圧縮される前の状態である。
【0030】 射出スクリュー8の移動が進行する間に、比較部13で、圧力センサ9から取 り込まれた実際の圧力Pと基準圧力設定部1に入力されている基準圧力P0 とを 逐次比較する(ステップ5)。実際の圧力Pが基準圧力P0 に達するまでの間は 、射出スクリュー8と加熱シリンダ11内の成形材料Mは、図3に「B」で示す 状態となっており、徐々に圧縮されてはいくものの、ノズル4から吐出される前 の状態である。
【0031】 さらに射出スクリュー8が前進すると、加熱シリンダ11内の成形材料の圧力 Pは上昇し始める。 実際の圧力Pが基準圧力P0 に達したら、比較部13からその旨の信号を判定 部14に出力する。判定部14では、この比較部13からの信号によって実際に 充填が開始されたことを認識し(ステップ6)、続けて実際の圧力Pが基準圧力 P0 に達した旨の信号を演算部17に出力する。このとき、射出スクリュー8と 加熱シリンダ11内の成形材料は、図3に「C」で示す状態となっており、ノズ ル4の流体抵抗に抗して充填を開始する状態である。
【0032】 演算部17では、位置監視部16を介して位置センサ15から射出スクリュー 8の位置情報L0 を取り込む(ステップ7)と同時に、射出量設定部2から射出 スクリュー8の移動距離Lを取り込む(ステップ8)。そして、ステップ7で認 識した位置情報L0 にステップ8の位置情報Lを加算することにより射出スクリ ュー8の停止位置(=L0 +L)を計算して求め(ステップ9)、この結果を開 始/停止位置出力部18に出力し、さらに開始/停止位置出力部18から油圧装 置6へ出力する(ステップ10)。
【0033】 なお、以上説明した実施例は、本考案の理解を容易にするために記載されたも のであって、本考案を限定するために記載されたものではない。したがって、上 述した実施例に開示された各要素は、本考案の技術的範囲に属する全ての設計変 更や均等物をも含む趣旨である。
【0034】
【考案の効果】
本考案の射出成形装置は、押出機から実際に充填が開始される時点をシリンダ 内の材料圧力により認識し、この時点を原点として射出スクリューの停止位置を 求めるようにしているので、成形材料の圧縮特性に拘わらず所定の射出量を充填 することができる。その結果、充填過大や充填不足などの不具合を解消すること ができ、多数の不良成形品の発生を未然に防止することができる。
【提出日】平成6年3月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】
射出成形は、加熱溶融したプラスチックスあるいはゴムなどの成形材料を成形 型のキャビティ内に射出充填し、架橋完了後成形品として取り出すことにより行 われる。 この種の射出成形機は、成形材料を加熱溶融する可塑化装置、成形材料を射出 する射出装置、成形型を保持して開閉および締め付けを行う型締め装置、および これら各装置の作動を自動制御するための制御装置などで構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る射出成形装置を示すブ
ロック図である。
【図2】同実施例における処理手順を示すフローチャー
トである。
【図3】同実施例の押出機における成形材料の圧縮特性
を説明する断面図およびグラフである。
【符号の説明】
1…基準圧力設定部 2…射出量設定部 3…押出機 4…ノズル 5…圧力監視部 6…油圧装置 7…射出用圧力シリンダ 8…射出スクリュー 9…圧力センサ 10…制御装置 11…加熱シリンダ 12…流路 13…比較部(判定手段) 14…判定部(判定手段) 15…位置センサ 16…位置監視部 17…演算部(演算手段) 18…開始/停止位置出力部(演算手段) 22…ピストン M…成形材料 P…成形材料の圧力値 P0 …基準圧力値 L…射出スクリューの移動距離 L0 …充填開始の原点
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月28日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押出機(3)の射出スクリュー(8)をシ
    リンダ(11)内で移動させ、溶融状態の成形材料
    (M)を射出する射出成形装置において、 前記射出スクリューの移動位置を検出する位置センサ
    (15)と、 前記シリンダ内の成形材料の圧力値(P)を検出する圧
    力センサ(9)と、 前記成形材料が前記シリンダから射出されるときの基準
    圧力値(P0 )を入力する基準圧力設定部(1)と、 前記成形材料の射出量を前記射出スクリューの移動距離
    (L)に換算して入力する射出量設定部(2)と、 前記圧力センサにより検出された成形材料の実際の圧力
    値(P)が前記基準圧力設定部に入力された基準圧力値
    (P0 )に達したか否かを判定する判定手段(13,1
    4)と、 前記判定手段で実際の圧力値(P)が基準圧力値
    (P0 )に達したことが判定されたときの前記射出スク
    リューの位置を前記位置センサから取り込み、この位置
    を充填開始の原点(L0 )として、前記射出量設定部に
    入力された射出スクリューの移動距離(L)だけ動作さ
    せる演算手段(17,18)とを有することを特徴とす
    る射出成形装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11440230B2 (en) * 2018-04-04 2022-09-13 iMFLUX Inc. Method of determining melt flow front travel using injection melt pressure and screw position to generate an output and continuously monitor check ring repeatability

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