JPH0778531A - アーキングホーン - Google Patents

アーキングホーン

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JPH0778531A
JPH0778531A JP22357793A JP22357793A JPH0778531A JP H0778531 A JPH0778531 A JP H0778531A JP 22357793 A JP22357793 A JP 22357793A JP 22357793 A JP22357793 A JP 22357793A JP H0778531 A JPH0778531 A JP H0778531A
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JP
Japan
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insulator
horn
arcing
series
discharge
Prior art date
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Pending
Application number
JP22357793A
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English (en)
Inventor
Masamichi Ishihara
正道 石原
Hiroshi Hirako
博 平子
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホーン本体の長さが異なる複数種のアーキン
グホーンを用意する必要がなく、製作コストを低減でき
るとともに、ホーン本体の長さを変更して、気中放電ギ
ャップを容易に調節できるアーキングホーンを提供す
る。 【構成】 ホーン本体17を基部19と放電部20とに
分割して形成する。その基部19と放電部20との結合
部に、係合位置を変更して係合可能なほぼ鋸刃状の係合
部21,22を設ける。両係合部21,22を所定の係
合位置に係合させた状態で、固定バンド23により基部
19と放電部20とを着脱可能に結合固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は、V吊懸垂型避雷碍
子装置や2点支持耐張型避雷碍子装置に使用されるアー
キングホーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 一般にV吊懸垂型避雷碍子装置におい
ては、避雷碍子を複数連結してなる避雷碍子部と、通常
碍子を複数連結してなる絶縁碍子部とが直列に接続され
て、第1の碍子連が構成されている。また、その第1碍
子連とは配列順序が逆になるように、通常碍子を複数連
結してなる絶縁碍子部と、避雷碍子を複数連結してなる
避雷碍子部とが直列に接続されて、第2の碍子連が構成
されている。そして、両碍子連の接地側端部が鉄塔の支
持アームに所定間隔をおいて装着されるとともに、両碍
子連の課電側端部が互いに接続されて、その課電側接続
部に送電線が支持されている。また、両碍子連の避雷碍
子部と絶縁碍子部との接続部にはアーキングホーンが設
けられ、その両アーキングホーンが所定の気中放電ギャ
ップを介して対向配置されている。
【0003】この種のV吊懸垂型避雷碍子装置において
は、鉄塔間隔が変わって送電線重量等の垂直荷重が変化
したり、両碍子連の交差角度が変化したりすると、両碍
子連に作用する垂直荷重が変化する。このため、両碍子
連の垂れ下がり量が変化して両アーキングホーン間の気
中放電ギャップが変動する。ところが、従来のアーキン
グホーンでは、ホーン本体が導電材料により所定長さで
一体状に形成され、基端の取付金具を介して両碍子連の
避雷碍子部と絶縁碍子部との接続部に装着されるように
なっている。そのため、従来ではホーン本体の長さが異
なる複数種のアーキングホーンを用意し、送電線重量等
の垂直荷重の変化に応じて、所定長さのアーキングホー
ンを選択使用したりして、気中放電ギャップを一定に保
つようにしていた。
【0004】また、両碍子連の課電側端部を互いに接続
することなしに離間配置した2点支持耐張型避雷碍子装
置においても、両碍子連間に気中放電ギャップを介し
て、同様なアーキングホーンが設けられている。この場
合においても、両碍子連間の間隔や両碍子連の水平に対
する角度によって気中放電ギャップが変動するため、バ
ーニヤ金具を用いたり、複数種類のアーキングホーンを
選択使用したりして、ギャップ調整を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 従って、前記の従来
技術では、ホーン本体の長さが異なる複数種のアーキン
グホーンを用意したり、それらのアーキングホーンを両
碍子連に着脱してみて、気中放電ギャップを一定に調節
したりする必要がある。このため、アーキングホーンの
種類が多くなってコスト高になるとともに、アーキング
ホーンの取付作業が面倒で時間が掛かるという問題があ
った。
【0006】また、従来のアーキングホーンでは、ホー
ン本体が所定長さで一体状に形成されているため、先端
の放電部が破損した場合には、アーキングホーン全体を
脱着交換する必要があって、不経済であるという問題が
あった。
【0007】さらに、従来では先端放電部の形状や傾斜
角度等が異なったものを必要とする場合には、それらの
要望に適合するアーキングホーンを別個に製作していた
ので、製作コストが高くなるという問題があった。
【0008】しかも、従来のアーキングホーンでは、ホ
ーン本体が一体状に形成されているため、ホーン本体の
全体を金属パイプ等で形成して、軽量化を図ろうとした
場合には、ホーン本体の強度不足を招いて実施すること
ができないという問題があった。
【0009】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的
は、ホーン本体の長さが異なる複数種のアーキングホー
ンを用意する必要がなく、製作コストを低減することが
できるとともに、ホーン本体の長さを変更して、気中放
電ギャップを容易に調節することができるアーキングホ
ーンを提供することにある。
【0010】また、この発明の目的は、先端の放電部が
破損した場合、アーキングホーン全体を脱着交換する必
要がなく、放電部のみを脱着交換すれば良くて、経済性
を高めることができるアーキングホーンを提供すること
にある。
【0011】さらに、この発明の目的は、先端放電部の
形状や傾斜角度等が異なったものを必要とする場合、そ
れらの要望に適合するアーキングホーンを別個に製作す
る必要がなく、要望に適合した放電部のみを用意して、
その放電部を簡単に交換装着して使用することができる
アーキングホーンを提供することにある。
【0012】しかも、この発明の目的は、ホーン本体の
強度不足を招くことなく、先端の放電部のみを金属パイ
プ等で形成して、軽量化を図ることができるアーキング
ホーンを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、この発明では、ホーン本体を基部と放電部とに分
割して形成し、その放電部を基部に対して着脱可能に結
合固定したものである。
【0014】また、この発明では、前記アーキングホー
ンにおいて、前記ホーン本体の基部と放電部との結合部
には係合位置を変更する係合部を設け、両係合部を所定
の係合位置に係合させた状態で、基部と放電部とを固定
する固定部材を設けたものである。
【0015】さらに、この発明では、係合部は相互に係
合可能な鋸刃状をなすものである。加えて、この発明で
は、避雷碍子を複数連結してなる避雷碍子部と、通常碍
子を複数連結してなる絶縁碍子部とを直列に接続して第
1の碍子連を構成し、その第1碍子連とは配列順序が逆
になるように、通常碍子を複数連結してなる絶縁碍子部
と、避雷碍子を複数連結してなる避雷碍子部とを直列に
接続して第2の碍子連を構成し、両碍子連の接地側端部
を鉄塔の支持アームに所定間隔をおいて装着し、両碍子
連の避雷碍子部と絶縁碍子部との接続部にアーキングホ
ーンを設けて、その両アーキングホーンを所定の気中放
電ギャップを介して対向させた避雷碍子装置において、
前記アーキングホーンのうちの少なくとも一方のアーキ
ングホーンのホーン本体を基部と放電部とに分割して形
成し、その放電部を基部に対して着脱可能に結合固定し
たものである。
【0016】
【作用】 上記のように構成されたアーキングホーンに
おいて、ホーン本体の基部及び放電部に設けられた係合
部の係合位置を変更して、固定部材により基部と放電部
とを結合固定することにより、ホーン本体の長さを任意
に変更することができる。このため、ホーン本体の長さ
が異なる複数種のアーキングホーンを用意して、碍子連
等に選択的に装着使用する必要がなく、アーキングホー
ンを碍子連等に装着したままの状態で、ホーン本体の長
さを変更して、気中放電ギャップを容易に調節すること
ができる。
【0017】また、アーキングホーンの使用中に、ホー
ン本体の先端の放電部が破損した場合には、破損した放
電部を基部から取り外して、新しい物と簡単に交換する
ことができる。従って、この放電部の破損時に、アーキ
ングホーン全体を脱着交換する必要がなく、経済的に補
修を行うことができる。
【0018】さらに、ホーン本体の先端放電部の形状や
傾斜角度等が異なったものを必要とする場合には、それ
らの要望に適合した放電部を用意して、その放電部を簡
単に交換装着して使用することができる。従って、放電
部の形状や傾斜角度等が異なったアーキングホーンを別
個に製作する必要がなく、構造を簡素化することができ
るとともに、放電部の交換作業を容易に行うことができ
る。
【0019】しかも、ホーン本体の先端放電部のみを金
属パイプ等で形成すれば、ホーン本体の強度不足を招く
ことなく、ホーン本体全体の軽量化を図ることができ
る。
【0020】
【実施例】 以下、この発明を具体化したアーキングホ
ーンの一実施例を、図1〜図4に基づいて詳細に説明す
る。まず、図2に示すV吊懸垂型避雷碍子装置について
述べると、一対の取付金具1は鉄塔の支持アーム2の下
面に所定間隔をおいて固定配置され、各取付金具1には
支持金具3が回動可能に取り付けられている。第1の碍
子連4及び第2の碍子連5は各支持金具3の下端にそれ
ぞれ上部ホーン取付金具6を介して吊下支持されてい
る。
【0021】前記第1の碍子連4は、避雷碍子7を複数
連結してなる避雷碍子部7Aと、通常碍子8を複数連結
してなる絶縁碍子部8Aとを直列に接続して構成されて
いる。第2の碍子連5は、第1碍子連4とは配列順序が
上下逆になるように、通常碍子9を複数連結してなる絶
縁碍子部9Aと、避雷碍子10を複数連結してなる避雷
碍子部10Aとを直列に接続して構成されている。
【0022】前記各碍子連4,5における避雷碍子7,
10の筒状部7a,10a内には、酸化亜鉛を主材とす
る電圧−電流特性が非直線性の限流素子がそれぞれ収容
されている。また、前記各碍子連4,5における通常碍
子8,9としては、深ひだ形の耐汚損碍子が使用されて
いる。
【0023】連結ヨーク11は前記両碍子連4,5の下
端に下部ホーン取付金具12を介して取り付けられ、こ
の連結ヨーク11により両碍子連4,5が課電側端部に
おいて、ほぼV字状となるように連結されている。電線
クランプ13は連結ヨーク11の下部中央に取り付けら
れ、この電線クランプ13に送電線14が吊下支持され
ている。
【0024】第1のアーキングホーン15は前記第1の
碍子連4の避雷碍子部7Aと絶縁碍子部8Aとの接続部
に位置するように、絶縁碍子部8Aにおける最上部の通
常碍子8のキャップ金具に取り付けられている。第2の
アーキングホーン16は第2の碍子連5の絶縁碍子部9
Aと避雷碍子部10Aとの接続部に位置するように、避
雷碍子部10Aにおける最上部の避雷碍子10のキャッ
プ金具に取り付けられている。そして、この第1及び第
2のアーキングホーン15,16は、所定長の気中放電
ギャップG1を介して対向配置されている。
【0025】そして、この避雷碍子装置において、雷撃
により雷サージ電流が送電線14に進入すると、その電
流は第2の碍子連5の避雷碍子部10A内を通して第2
のアーキングホーン16に流れ、気中放電ギャップG1
をフラッシオーバする。その後、電流は第1のアーキン
グホーン15から第1の碍子連4の避雷碍子部7A内を
通して支持アーム2に流れ、鉄塔から大地に放電され
る。また、その後に生じる運転電圧による続流は、両碍
子連4,5の避雷碍子部7A,10A内の限流素子と気
中放電ギャップG1とによって抑制遮断される。
【0026】次に、前記アーキングホーン15,16の
構成を、図1、図3及び図4に基づいて説明する。さ
て、両アーキングホーン15,16は、ホーン本体17
とその基端に一体に固定された取付金具18とから構成
されている。ホーン本体17は取付金具18側の基部1
9と、先端側の放電部20とに分割して形成されてい
る。ほぼ鋸刃状の係合部21,22は基部19及び放電
部20の結合部に対向して形成され、ホーン本体17の
長手方向へ係合位置を任意に変更して係合できるように
なっている。
【0027】固定部材としての固定バンド23は前記係
合部21,22を所定の係合位置に係合させた状態で、
基部19及び放電部20の外周に巻装され、その対向端
部間にはボルト24及びナット25が取り付けられてい
る。そして、このボルト24及びナット25により、固
定バンド23を基部19及び放電部20の外周に締め付
けることにより、ホーン本体17の放電部20が基部1
9に対して着脱可能に結合固定されている。
【0028】なお、固定バンド23は、コロナ放電を防
止するために各部のコーナが円弧状に形成されている。
また、第1,第2のアーキングホーン15,16の外側
に位置するコーナも円弧状に形成されている。
【0029】さて、前記のように構成されたV吊懸垂型
避雷碍子装置において、同装置がセットされる鉄塔の間
隔に応じて送電線重量等の垂直荷重が変化すると、両ア
ーキングホーン15,16間の気中放電ギャップG1が
変動する。このため、鉄塔の支持アーム2に装着された
避雷碍子装置ごとに、気中放電ギャップG1を所定長に
調節設定する必要がある。
【0030】この場合には、碍子連4,5にアーキング
ホーン15,16が装着された状態で、いずれか一方の
アーキングホーン15,16の固定バンド23を緩め
て、ホーン本体17の基部19と放電部20との間の係
合部21,22の係合位置を変更する。その後、固定バ
ンド23を締め付けて、基部19と放電部20とを結合
固定すれば、ホーン本体17の長さを任意に変更して、
気中放電ギャップG1を送電線重量等の垂直荷重に応じ
た所定長に調節設定することができる。
【0031】従って、気中放電ギャップG1の調節のた
めに、ホーン本体の長さが異なる複数種のアーキングホ
ーンを用意して、碍子連に選択的に装着使用する必要が
ない。このため、複数種のアーキングホーンを用意する
必要がなく、製作コストを低減することができるととも
に、ホーン本体17の長さを変更して、気中放電ギャッ
プG1を容易に調節することができる。
【0032】また、碍子連4,5にアーキングホーン1
5,16を装着して、避雷碍子装置を使用している状態
で、ホーン本体17の先端の放電部20が破損した場合
には、破損した放電部20を基部19から取り外して、
新しい物と簡単に交換することができる。従って、この
放電部20の破損時には、アーキングホーン全体を脱着
交換する必要がなくて、経済的に補修を行うことができ
る。
【0033】さらに、ホーン本体17の先端放電部20
の形状や傾斜角度等が異なったものを必要とする場合に
は、それらの要望に適合した放電部20を用意して、そ
の放電部20を基部19に対し交換装着して使用するこ
とができる。従って、放電部の形状や傾斜角度等が異な
ったアーキングホーンを別個に製作する必要がなく、構
造を簡素化することができるとともに、放電部20の交
換作業を容易に行うことができる。
【0034】しかも、この実施例においては、ホーン本
体17が基部19と放電部20とに分割して構成されて
いるため、先端側の放電部20のみをチタン等の金属パ
イプで形成して、ホーン本体17の軽量化を図ることが
できる。このように構成した場合には、取付金具18側
の基部19が充実体で形成されているため、ホーン本体
17の強度不足を招くおそれはない。
【0035】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範
囲で、次のように任意に変更して具体化することも可能
である。 (1)図5に示すように、2個の固定バンド23を設け
て、ホーン本体17の基部19及び放電部20の外周を
2箇所で締付固定するように構成すること。なお、基部
19と放電部20との間の係合部21,22がほぼ鋸刃
状に形成され、この係合部21,22の係合により基部
19と放電部20とが相対回転不能に結合されるため、
固定バンド23の締め付けは、前記実施例のように1箇
所でも十分である。しかしながら、この別例のように、
固定バンド23の締め付けを2箇所にすれば、ホーン本
体17の基部19と放電部20とを一層強固に結合固定
できるようになる。 (2)図2に示すV吊懸垂型避雷碍子装置において、第
1及び第2のアーキングホーン15,16の内で、いず
れか一方にこの発明を具体化したアーキングホーンを使
用し、他方にホーン本体が一体形成された従来構成のア
ーキングホーンを使用すること。 (3)この発明を、前記実施例のV吊懸垂型避雷碍子装
置のほかに、例えば2点支持耐張装置や2連懸垂型避雷
碍子装置のアーキングホーンに具体化して実施するこ
と。 (4)係合部21,22を凹凸状や波状に形成するこ
と。
【0036】
【発明の効果】 この発明は、以上説明したように構成
されているため、次のような優れた効果を奏する。この
発明によれば、ホーン本体の長さが異なる複数種のアー
キングホーンを用意する必要がなく、製作コストを低減
することができるとともに、ホーン本体の長さを変更し
て、気中放電ギャップを容易に調節することができる。
【0037】また、この発明によれば、先端の放電部が
破損した場合、アーキングホーン全体を脱着交換する必
要がなく、放電部のみを脱着交換すれば良くて、経済性
を高めることができる。
【0038】さらに、この発明によれば、先端放電部の
形状や傾斜角度等が異なったものを必要とする場合、そ
れらの要望に適合するアーキングホーンを別個に製作す
る必要がなく、要望に適合した放電部のみを用意して、
その放電部を簡単に交換装着して使用することができ
る。
【0039】しかも、この発明によれば、ホーン本体の
強度不足を招くことなく、先端の放電部のみを金属パイ
プ等で形成して、軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化したアーキングホーンの一
実施例を示す正面図である。
【図2】 そのアーキングホーンを装備したV吊懸垂型
避雷碍子装置を示す正面図である。
【図3】 図1に示すアーキングホーンの一部を拡大し
て示す部分断面図である。
【図4】 図3のA−A線における断面図である。
【図5】 この発明のアーキングホーンの別の実施例を
示す部分断面図である。
【符号の説明】
2…支持アーム、4…第1の碍子連、5…第2の碍子
連、7…避雷碍子、7A…避雷碍子部、8…通常碍子、
8A…絶縁碍子部、9…通常碍子、9A…絶縁碍子部、
10…避雷碍子、10A…避雷碍子部、11…連結ヨー
ク、14…送電線、15…第1のアーキングホーン、1
6…第2のアーキングホーン、17…ホーン本体、19
…基部、20…放電部、21…係合部、22…係合部、
23…固定部材としての固定バンド、G1…気中放電ギ
ャップ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホーン本体を基部と放電部とに分割して
    形成し、その放電部を基部に対して着脱可能に結合固定
    したことを特徴とするアーキングホーン。
  2. 【請求項2】 前記ホーン本体の基部と放電部との結合
    部には係合位置を変更する係合部を設け、両係合部を所
    定の係合位置に係合させた状態で、基部と放電部とを固
    定する固定部材を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のアーキングホーン。
  3. 【請求項3】 係合部は相互に係合可能な鋸刃状をなす
    ことを特徴とした請求項1または2に記載のアーキング
    ホーン。
  4. 【請求項4】 避雷碍子を複数連結してなる避雷碍子部
    と、通常碍子を複数連結してなる絶縁碍子部とを直列に
    接続して第1の碍子連を構成し、その第1碍子連とは配
    列順序が逆になるように、通常碍子を複数連結してなる
    絶縁碍子部と、避雷碍子を複数連結してなる避雷碍子部
    とを直列に接続して第2の碍子連を構成し、両碍子連の
    接地側端部を鉄塔の支持アームに所定間隔をおいて装着
    し、両碍子連の避雷碍子部と絶縁碍子部との接続部にア
    ーキングホーンを設けて、その両アーキングホーンを所
    定の気中放電ギャップを介して対向させた避雷碍子装置
    において、 前記アーキングホーンのうちの少なくとも一方のアーキ
    ングホーンのホーン本体を基部と放電部とに分割して形
    成し、その放電部を基部に対して着脱可能に結合固定し
    たことを特徴とするアーキングホーン。
JP22357793A 1993-09-08 1993-09-08 アーキングホーン Pending JPH0778531A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0783195A1 (en) * 1996-01-03 1997-07-09 Oy Sekko Ab Arching protection device for coated overhead cables

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0783195A1 (en) * 1996-01-03 1997-07-09 Oy Sekko Ab Arching protection device for coated overhead cables

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