JPH0774885A - 保護回路付きイメージセンサ - Google Patents
保護回路付きイメージセンサInfo
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- JPH0774885A JPH0774885A JP5219903A JP21990393A JPH0774885A JP H0774885 A JPH0774885 A JP H0774885A JP 5219903 A JP5219903 A JP 5219903A JP 21990393 A JP21990393 A JP 21990393A JP H0774885 A JPH0774885 A JP H0774885A
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Abstract
かつ機械的に保護する保護回路付き半導体装置を提供す
る。 【構成】 ボンディングパッド上に形成されたバンプ4
1〜56を介して、第1の半導体基板上の転送電極群
3、第1MOSトランジスタTR1または第2MOSト
ランジスタTR2のゲート電極に保護回路が接続されて
いる。保護回路は、これらの転送電極群3や第1MOS
トランジスタTR1または第2MOSトランジスタTR
2のゲート電極に印加される電圧をゲート電極下の酸化
膜が破壊しない程度に制限する構成となっている。保護
回路は、ダイオードから構成されるリミッタであり、各
ダイオードが逆バイアスとなるように、ボンディングパ
ッド16,17に正負の固定電圧を印加しておき、ダイ
オードの固定電圧が印加されていない方をゲート電極に
接続する。
Description
とともに、半導体基板上の絶縁膜の絶縁破壊を防ぐ回路
を有する保護回路付きイメージセンサに関する。
的に評価するため、イメージセンサとしてフルフレーム
トランスファ(FFT)型CCDを−30℃程度に冷却
して用いる方法が知られている。このような測定法によ
れば、素子の暗電流は数10電子/秒/ピクセルと小さ
く、微弱光の計測が可能である。
半導体基板表面に絶縁膜を有する半導体装置の保護回路
は、特開昭55−86155に開示されているように、
同一基板上に形成されていた。そして、この素子の保護
回路は、負の駆動電圧に対するものである。
計測においてさらに微弱な光を検出しようとする要求が
高まっている。正負の駆動電圧をゲート電極に印加し
て、酸化膜下の電荷の移送を行うデバイスにマルチピン
フェーズ(MPP)動作可能なCCDがある。このCC
Dは、2次元微弱光の計測に有効なデバイスであり、こ
れについては、「CHARGE−COUPLE DEV
ICE PINNINGTECHNOLOGIES,
J.Janesick,et al,SPIEVOL.
1071」に記載されている。
能なCCDイメージセンサの場合、上記の駆動電圧が正
および負の両方であるため、正または負の一方のみの駆
動電圧に対する保護回路では、逆方向の電圧を印加する
ことができない。そこで、MPP動作可能なCCDイメ
ージセンサにおいては、正および負双方の駆動電圧を印
加できる保護回路を設ける必要が生じるが、正および負
の双方の駆動電圧に対する保護回路を同一基板上に設け
ることとすると、必然的に保護回路も複雑にならざるを
得ないため、この占有面積は増大し、イメージセンサが
大型化する。さらに、保護回路の形成のためには比較的
長時間かつ高温の熱処理(ドライブイン拡散)が必要で
あるため、同一基板上に保護回路を形成した場合、絶縁
膜下の半導体表層部に欠陥等が生じ、かかるプロセスで
作製したイメージセンサの特性が劣化し、結果として、
2次元微弱光を検出するというMPP動作が可能なCC
Dの利点を損なってしまう。このため、従来のMPP型
CCDでは、動作中に不意に侵入する静電気などの高電
圧でゲート酸化膜が破壊され、信頼性に著しく問題があ
った。
を増加させることなく、半導体基板上の酸化膜を保護す
るとともに、機械的強度を向上させることのできる保護
回路付きイメージセンサを提供することを目的とする。
め、本発明は、保護回路付きイメージセンサを対象とす
るものであり、第1の半導体基板上に絶縁膜を介して形
成された電極に正負の駆動電圧を印加することにより、
絶縁膜下の半導体基板表層部のポテンシャルを変化させ
る電荷結合素子と、電荷結合素子に貼り付けられ、電極
に印加される駆動電圧のレベルを前記絶縁膜の絶縁耐圧
を越えない程度に制限する保護回路を含む第2の半導体
基板とを具備することとした。
正および負の電圧に対する保護回路が第2の半導体基板
上に形成されて、第1の半導体基板上に貼り合わされて
おり、プロセス上保護回路を別工程で作製することがで
きるので、実装面積を増加させることなく正および負の
駆動電圧に対して絶縁膜を保護するとともに第1の半導
体基板表層部の劣化を防止することができる。
体基板の貼り合わせにより、第1の半導体基板の機械的
強度を向上させることができる。特に、この第1の半導
体基板が、周辺領域の厚板部に囲まれ下面から薄板化さ
れた場合は、薄板化された部分の機械的強度は極めて弱
いため、著しく強度を向上させることができる。
のダイオードのアノードと第2のダイオードのカソード
とが接続されて構成することができ、第1のダイオード
のカソードに絶縁膜の絶縁耐圧以下の正のバイアス電圧
が印加され、第2のダイオードのアノードに絶縁膜の絶
縁耐圧以下の負のバイアス電圧が印加されているので、
正の過大電圧に対しては第1のダイオードが、負の過大
電圧に対しては第2のダイオードがリミッタとして動作
する。
説明する。説明において同一要素は同一符号を用い、重
複する説明は省略する。
付きイメージセンサの斜視構成を示している。本実施例
では、保護回路付きイメージセンサの一例として、裏面
照射型CCDに保護回路を適用した例を示す。なお、こ
の裏面照射型CCDはMPP動作可能なFFT型CCD
である。
を説明する。裏面照射型のCCDは、第1の半導体基板
1上の裏面が厚さ15μm程度まで除去されて受光面が
形成されている。この受光面に対応した領域に酸化膜
(図示せず)を介して複数のポリシリコンよりなるゲー
ト電極から構成される転送電極群3が設置されている。
第1の半導体基板1下面から光が照射されることによ
り、この第1の半導体基板1の表層部に電荷が発生す
る。転送電極群3には、第1の半導体基板1上のボンデ
ィングパッド13,14を介して駆動電圧(転送用パル
ス)が印加され、酸化膜下の第1の半導体基板1上表層
部のポテンシャルを変化させ、酸化膜下の電荷を水平方
向(図中左上方向)に転送している。なお、簡単のた
め、図面上では2相の転送用パルスを印加することとし
たが、実際は3〜4相の転送用パルスを印加する。
グパッド11,12を介して垂直シフトレジスタ4に駆
動電圧が印加されることにより、垂直方向(図中左下方
向)に転送され、アウトプットゲート5を介して第2M
OSトランジスタTR2のソースに設けられたフローテ
ィングゲート6に収集される。フローティングゲート6
に収集された電荷は、第1MOSトランジスタTR1の
ゲート電極に入力され、ボンディングパッド25,27
間に流れる電流を変調する。また、このように収集され
た電荷は、第2MOSトランジスタTR2のゲートにボ
ンディングパッド23を介して電圧を印加することによ
り、フローティングゲート6の電荷をリセットしてい
る。
護回路の形成された第2の半導体基板2が貼り付けられ
ている。なお、第1の半導体基板1および第2の半導体
基板2の厚さは0.5mmであり、外形の寸法はそれぞ
れ15mm×15mm、10mm×15mmである。
る。保護回路は、ボンディングパッド11〜27上に形
成されたバンプ41〜56を介して、第1の半導体基板
上の転送電極群3、第1MOSトランジスタTR1また
は第2MOSトランジスタTR2のゲート電極に接続さ
れている。なお、これらの接続にあたっては、フリップ
チップボンディング法などの手段を用いればよい。保護
回路は、これらの転送電極群3や第1MOSトランジス
タTR1または第2MOSトランジスタTR2のゲート
電極に印加される電圧をゲート電極下の酸化膜が破壊し
ない程度に制限する構成となっている。
ッタを用いる場合、ダイオードが逆バイアスとなるよう
に、ボンディングパッド16,17に正負の固定電圧を
印加しておき、ダイオードの固定電圧が印加されていな
い方をゲート電極に接続する。このような構成とするこ
とよって、ゲート電極に固定電圧以上の電圧が印加され
た場合、ダイオードは順方向にバイアスされ、ボンディ
ングパッド16,17に印加された固定電圧を越えるこ
とはない。
固定電圧は、酸化膜の絶縁耐圧を考慮して設定する。熱
酸化膜の場合、耐圧は略1×107 V/cmであり、C
VD酸化膜の場合は、3〜8×106 V/cmであるの
で、酸化膜の厚さが0.1μmの場合、酸化膜が絶縁破
壊を起こさない電圧は、それぞれ略100V、30〜8
0V以下である。絶縁膜に窒化膜を用いている場合は、
熱窒化膜の場合、耐圧は略1×107 V/cmであり、
CVD窒化膜の場合は、2.5〜9×106 V/cmで
あるので、窒化膜の厚さが0.1μmの場合、窒化膜が
絶縁破壊を起こさない電圧は、それぞれ略100V、2
5〜90V以下である。
電圧が印加される状態(本実施例ではMPP動作)を図
2を用いて説明する。図2は、図1における線分A1 −
A2 によって切り取られた縦断面構造を示している。p
型Si71板上にn型埋め込みチャネル層70が形成さ
れ、この上に酸化膜100を介して転送電極群3が堆積
されて図1における第1半導体基板1を構成している。
この転送電極群3に−8〜+6Vに変化する4相の転送
用パルスφ1 〜φ4 が印加されることにより、酸化膜1
00下の電荷が移送される。
と3相目のn型埋め込みチャネル層70の表層部にはボ
ロン等がイオン注入されており、n- 層(図示せず)が
形成されている。転送電極群3に−8Vの電圧が印加さ
れると、酸化膜100下の第1半導体基板1表層部には
正孔が蓄積され(アキュミュレーション状態)、また、
転送電極群3に+6Vが印加されると、酸化膜100下
のn型埋め込みチャネル層70の表層部には、ポテンシ
ャル井戸72が形成されて電荷が蓄積される。このMP
P動作により、酸化膜100とn型埋め込みチャネル層
70との界面で発生する暗電流は、空乏状態に比べて、
5電子/秒/ピクセルと大幅に低減される。
ジセンサの保護回路の一例を図3を用いて説明する。図
3は、保護回路付きイメージセンサを上面から記載した
ものである。なお、同図中の線分B1 −B2 による断面
および線分C1 −C2 による断面をそれぞれ図の左方お
よび下方に示す。
ぞれ+15V、−15Vのバイアス電圧が印加されてダ
イオードD1,D2をそれぞれ逆方向にバイアスしてい
る。ダイオードD1とダイオードD2との節点にはボン
ディングパッド23を介して第2MOSトランジスタT
R2のリセットゲートが接続されている。このリセット
ゲートに印加される電圧が+15Vを越えた場合、ダイ
オードD1が順方向にバイアスされ、リセットゲートに
印加される電圧を+15V以下に制限する。同様に、リ
セットゲートに印加される電圧が−15Vを以下になっ
た場合、ダイオードD2が順方向にバイアスされ、リセ
ットゲートに印加される電圧を−15V以上に制限す
る。
膜の絶縁破壊を防ぐことができる。ダイオードD1〜1
2も同様に動作し、第1MOSトランジスタTR1およ
び転送電極群3のゲート電極下の酸化膜の絶縁破壊を防
止する。すなわち、ボンディングパッド16,17にそ
れぞれ+15V、−15Vの電圧が印加されてダイオー
ドD5〜D12をそれぞれ逆方向にバイアスしている場
合に、ボンディングパッド11〜14を介して印加され
る電圧の絶対値が15Vを越えた場合、ダイオード5〜
D12のうち、電圧の絶対値が15Vを越えたものは順
方向にバイアスされ、ボンディングパッド11〜14に
接続されたゲート電極下の酸化膜の絶縁破壊を防止する
ことができる。
断面に示すように、第2の半導体基板2は、第1の半導
体基板1の厚さの薄い部分(受光面)を縦方向に覆って
厚い部分にまで達しており、第2の半導体基板2が保護
回路を形成するとともに、第1の半導体基板1の補強を
している。なお、バンプ51〜57は、第2の半導体基
板2に若干埋め込まれた形となっており、第2の半導体
基板2上の保護回路と第1の基板上のゲート電極を接続
している。
面に示すように、第2の半導体基板2は、第1の半導体
基板1の厚さの薄い部分を横方向にも覆っている。第2
の半導体基板2が保護回路を形成するとともに、第1の
半導体基板1の補強をしている。なお、ダイオードD
1,D2,D5,D6はモノシリックに第2半導体基板
2上に形成されている。このダイオードD1,D2が基
板に形成された状態を図4を用いて説明する。
成される保護回路(図3中の点線Dで囲まれた部分)を
示している。また、同図(b)は、図3における第2半
導体基板2内に形成されたダイオードD1,2を第2の
半導体基板2基板の下側からみた図を示しており、同図
(c)は、図3中の点線Dで囲まれた部分の拡大断面図
である。
ようにして構成される。まず、図4(b)および同図
(c)に示すように、n型Si114板に3族元素(例
えばボロンやアルミニュウム)をイオン注入や熱拡散等
の方法によってドープし、p型領域110を形成する。
つぎに、同様に5族元素(例えば、窒素やヒ素)をイオ
ン注入や熱拡散等の方法によってp型領域110の内側
にドープしてn型領域111,112を形成する。しか
る後、n型領域112の内側にp型領域113を上記と
同様の方法によって形成し、p型領域110とn型領域
111とをもって図3におけるダイオードD1とし、p
型領域113とn型領域112とをもってダ図3におけ
るダイオードD2とする。そして、このようにして形成
されたp型領域110、n型領域111、112、p型
領域113上に、それぞれオーミック電極106〜10
9が設置され、電極106〜109を形成していない部
分には、CVD法等により酸化膜100が形成されて図
3における第2の半導体基板2を構成している。
らはアルミ配線104が延びており、同図(a)に示す
回路を実現している。オーミック電極106、すなわ
ち、ダイオードD1のアノード電極には、アルミ配線1
04を介して、第2の半導体基板2の下面に設けられた
凹部に嵌合する第1の半導体基板1上に設けられたバン
プ57に接続されている。なお、バンプは41〜57は
金製であり、直径60μm、高さ100μmであり、凹
部の直径は80μm、深さは150μmである。また、
この凹部は、第2半導体基板2下面上のSiN膜をマス
クとして、約80℃の加熱された水酸化カリウム溶液で
エッチングすることによって形成される。
好に接続されるように、凹部には、銀ガラスペースト1
05が充填してある。バンプ57からはアルミ配線11
5が延びておりこの配線を通じて−15Vをダイオード
D1のアノードに印加している。また、同図(b)に示
すように、オーミック電極107と109とは配線10
4をによって接続され、図3におけるバンプ53とパッ
ド23に接続される配線を介して図1中の第2MOSト
ランジスタTR2のゲート電極に接続されている。同様
に図3中のダイオードD2〜D12も同様の構成となっ
ており、転送電極や第1MOSトランジスタTR1、第
2MOSトランジスタTR2のゲート電極下の酸化膜に
印加される電圧を制限している。なお、第1半導体基板
1上面および第2半導体基板2下面は、低融点ガラスよ
りなる絶縁性の接着剤101によって接着され、固定さ
れている。
下のような製造方法により作製可能である。まず、第1
の半導体基板1の上面に転送電極群3を、下面に受光面
に対応する部分がエッチングできるようにSiN膜を形
成する。つぎに、第2の半導体基板2の下面にモノシリ
ックに保護回路を形成する。このとき、第1の半導体基
板1上面のバンプ41〜57に嵌合する凹部をSiN膜
をマスクとして形成する。
〜57を形成した後、このバンプ41〜57に第2の半
導体基板2上の凹部が嵌合するように第1の半導体基板
と第2の半導体基板合わせて、接着剤101により接着
する。接着にあたっては、第1半導体基板1と第2半導
体基板2を接着剤101で貼り合わせた後、窒素雰囲気
中で400℃30分間加熱して接着剤101を硬化させ
る。ちなみに、この際、銀ガラスペースト105も硬化
する。この際の気密性は、両基板の接着面に液体が入ら
ない程度に高いほうがよい。
の下面上のSiN膜をマスクとして水酸化カリウムによ
りエッチング部分の厚さが15μm程度になるまでエッ
チングして受光面を形成する。つぎに、第1の半導体基
板1の裏面の受光面にa−SiC(非晶質炭化ケイ素)
を200オングストローム形成する。最後に、このよう
にして形成された保護回路付き裏面照射型CCDを必要
な大きさにダイシングして、保護回路付き裏面照射型C
CDを形成する。
ような作用を奏することができる。第1に、この第2の
半導体基板2上に形成された保護回路により、第1の半
導体基板1上の酸化膜100に印加される裏面照射型C
CDの駆動電圧を酸化膜100の絶縁耐圧以下に制限す
ることができる。第2に、この保護回路は第2の半導体
基板2下面に形成されて、第1の半導体基板上1に貼り
合わされているので、第1の半導体基板上の裏面照射型
CCDに印加される正負の駆動電圧に対する複雑な保護
回路を設けたとしても、かかる裏面照射型CCDの大き
さを増加させることがない。
型CCDと、第2の半導体基板2上の保護回路の製造は
分離して行うことができるので、裏面照射型CCDを作
製する場合においては保護回路の製造プロセスを考慮し
なくてもよく、また、保護回路を作製する場合において
は裏面照射型CCDの製造プロセスを考慮する必要がな
い。このため、裏面照射型CCDを製造する場合にも、
保護回路を作製する場合においても、これに最適なプロ
セスを用いることができ、第1の半導体基板1上にこれ
ら双方を形成することによる裏面照射型CCDの特性劣
化を防止するだけでなく、プロセス上最適化された裏面
照射型CCDおよびその保護回路を作製することが可能
である。
体基板1上に貼り合わされているので、第1の半導体基
板1上に形成された裏面照射型CCDの薄板化された受
光部を補強することができる。
が裏面照射型CCDのほぼ全面、すなわち、厚さの薄い
部分と厚い部分を覆って貼り付けられたが、これは、図
5に示すように、図1で保護回路の形成された第2の半
導体基板2に代えて、第3の半導体基板3、第4の半導
体基板4を第1の半導体基板1上に貼り付けることとし
てもよい。これによっても上記とほぼ同様の作用を奏す
る。
な変形が可能である。
メージセンサとして裏面照射型のCCDを適用したが、
これは、絶縁膜を介して絶縁膜下の半導体のポテンシャ
ルを変化させる半導体デバイスであればよく、MOS型
イメージセンサやMOSトランジスタやCMOSトラン
ジスタを内部に有する半導体集積回路等の保護回路にも
適用され得る。
を増加させることなく正および負の電圧に対して絶縁膜
を保護するとともに第1の半導体基板表層部の劣化を防
止することができるので、保護回路付きイメージセンサ
の動作特性の劣化を防止することが可能である。このた
め、2次元微弱光を検出するというMPP動作が可能な
CCDにこの保護回路を適用した場合には、不意に侵入
する静電気などの高電圧に対してもゲート酸化膜が破壊
されることがなく、信頼性が著しく向上する。
体基板の貼り合わせにより、第1の半導体基板の機械的
強度を向上させることができるので、保護回路付きイメ
ージセンサを用いた機器への衝撃や振動によってこの保
護回路付きイメージセンサが機能しなくなることがな
い。
と第2のダイオードのカソードとが接続されることで構
成される保護回路を用いることにより、これらが正また
は負の電圧に対してリミッタとして働くので、絶縁膜の
絶縁破壊を防止することができる。
型CCDの斜視構成を示す図である。
電荷移送を説明するための説明図である。
保護回路を説明するための説明図である。
保護回路の製造工程を説明するための説明図である。
型CCDの斜視構成を示す図である。
送電極群、4…垂直シフトレジスタ、5…アウトプット
ゲート、6…フローティングゲート、TR1…トランジ
スタ、TR2…トランジスタ、11〜27…ボンディン
グパッド、30…第3の半導体基板、40…第4の半導
体基板、41〜57…バンプ、D1〜D12…ダイオー
ド、70…チャネル層、71…p型Si板、72…ポテ
ンシャル井戸、100…酸化膜、101…接着剤、10
4,115…配線、105…銀ガラスペースト、106
〜109…オーミック電極、110,113…p型領
域、111,112…n型領域、114…n型Si板。
Claims (3)
- 【請求項1】 第1の半導体基板上に絶縁膜を介して形
成された電極に正負の駆動電圧を印加することにより、
前記絶縁膜下の前記半導体基板表層部のポテンシャルを
変化させる電荷結合素子と、 前記電荷結合素子に貼り付けられ、前記電極に印加され
る駆動電圧のレベルを前記絶縁膜の絶縁耐圧を越えない
程度に制限する保護回路を含む第2の半導体基板と、 を備えることを特徴とする保護回路付きイメージセン
サ。 - 【請求項2】 前記第1の半導体基板は、周辺領域の厚
板部に囲まれて下面から薄板化されることで形成された
凹部を有し、 前記第2の半導体基板は、前記厚板部の少なくとも内側
部分を覆って前記電荷結合素子の上面に貼り付けられて
いる、 ことを特徴とする請求項1に記載の保護回路付きイメー
ジセンサ。 - 【請求項3】前記保護回路は、前記電極に第1のダイオ
ードのアノードと第2のダイオードのカソードとが接続
されて構成され、前記第1のダイオードのカソードに前
記絶縁膜の絶縁耐圧以下の正のバイアス電圧が印加さ
れ、前記第2のダイオーのアノードに前記絶縁膜の絶縁
耐圧以下の負のバイアス電圧が印加されることを特徴と
する請求項1または請求項2に記載の保護回路付きイメ
ージセンサ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP21990393A JP3247509B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 保護回路付きイメージセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21990393A JP3247509B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 保護回路付きイメージセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0774885A true JPH0774885A (ja) | 1995-03-17 |
JP3247509B2 JP3247509B2 (ja) | 2002-01-15 |
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ID=16742842
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP21990393A Expired - Lifetime JP3247509B2 (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 保護回路付きイメージセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3247509B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009170539A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Fujifilm Corp | 裏面照射型撮像素子及び裏面照射型撮像素子の駆動方法 |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP21990393A patent/JP3247509B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009170539A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Fujifilm Corp | 裏面照射型撮像素子及び裏面照射型撮像素子の駆動方法 |
JP4604093B2 (ja) * | 2008-01-11 | 2010-12-22 | 富士フイルム株式会社 | 裏面照射型撮像素子及び裏面照射型撮像素子の駆動方法 |
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