JPH076875A - 有機elディスプレイ装置とその製造方法 - Google Patents

有機elディスプレイ装置とその製造方法

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JPH076875A
JPH076875A JP5143169A JP14316993A JPH076875A JP H076875 A JPH076875 A JP H076875A JP 5143169 A JP5143169 A JP 5143169A JP 14316993 A JP14316993 A JP 14316993A JP H076875 A JPH076875 A JP H076875A
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政博 田中
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邦彦 渡辺
Satoru Todoroki
悟 轟
Yutaka Saito
裕 斉藤
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/10OLEDs or polymer light-emitting diodes [PLED]
    • H10K50/182OLED comprising a fiber structure
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/805Electrodes

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  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 EL表示素子をプリント基板に搭載して低価
格化すると同時にプリント基板の全面を表示画面化す
る。さらに、上記プリント基板を複数配列して大画面形
化する。 【構成】 金属の芯線11に有機EL膜の発光層12を
被覆し、スペーサ13を介して透明電極15を有する透
明フィルム14上に配置し、芯線11と透明電極15間
の電圧により発光させる。また、芯線11と透明フィル
ムをプリント基板16の裏側に折り曲げ配線17に接続
し、プリント基板裏面上のドライバー回路、中央演算回
路、メモリ装置等に接続する。これによりプリント基板
の全面が表示に利用できるので、これを隣接配置して大
画面化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は平面型のディスプレイ装
置に関わり、とくにパーソナルコンピュータやポータブ
ルテレビ等に用いられる自発光のEL素子を集積したデ
ィスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】平面型ディスプレイ装置には液晶表示素
子(他発光型)とEL(エレクトロルミネッセンス)表
示素子、プラズマディスプレイ等の自発光型が実用化さ
れている。液晶表示素子は低電圧、低消費電力なので汎
用集積回路により駆動することができ、また、カラーフ
ィルタをかけるだけでカラー化できるのでカラーディス
プレイとして広く普及している。しかし、バックライト
光の透過率を液晶で変化させて表示する必要上、表示の
ダイナミックレンジはバックライトの明るさと素子の開
口率、カラーフィルタの透過率等の制約を受けて狭いも
のになっている。また、液晶表示素子は応答速度が遅い
ため薄膜トランジスタを各画素に組み込んだアクティブ
マトリクス方式により動きのある画像を表示する必要が
あり、製造コストが高くなるという問題もあった。
【0003】これに対してEL、プラズマディスプレイ
等は自発光型なので表示のダイナミックレンジが比較的
広くはっきりとした鮮やかな画面を得ることができる。
しかし、3原色の発光が困難であり、また、駆動電圧が
約100Vと高いので汎用のICでは駆動できず、消費
電力が大きいため電池駆動が困難なので総合的には液晶
表示素子より劣ると見做されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の有機薄
膜ELディスプレイは上記駆動電圧が高いという問題の
他にその具体的な構造及び製造方法が確立されておら
ず、さらに、輝度が不足するという問題があった。ま
た、画面周辺にドライバー回路等を搭載していたのでパ
ネル全面を表示に用いることができず、また、画面をつ
なぎ合わせて大画面化することができないという問題が
あった。本発明の目的は、上記の課題を解決することの
できる有機薄膜ELディスプレイ装置とその製造方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、有機EL膜の発光層で被覆した金属導体よりなる複
数の芯線を絶縁用のスペーサを挾んで線状の透明電極パ
タ−ンを形成した透明フィルム上に配置し、上記芯線と
透明電極間の電圧により発光させるようにする。また、
上記芯線とスペーサを交互に配置した透明フィルムの芯
線側をプリント基板に接着して芯線と透明フィルムの端
部をプリント基板の縁で折り曲げ、プリント基板の他面
側の回路パタ−ンに接続する。
【0006】また、透明フィルム上に透明電極パタ−ン
を設け、さらに上記透明電極パタ−ン上に有機EL膜の
発光層パタ−ンを設け、上記発光層パタ−ンの上にプリ
ント基板の片面に設けた走査線パタ−ンを接着し、上記
走査線パタ−ンとプリント基板の他面側の回路パタ−ン
間をスル−ホ−ルにより接続する。さらに、上記スル−
ホ−ルの位置を上記走査線パタ−ンの配置方向に対して
斜めにしてスル−ホ−ル間隔を広げるようにする。さら
に、上記プリント基板の他面側にドライバー回路、中央
演算回路、メモリ装置、受信、検波回路、画像情報の入
出力端子等を搭載するようにする。
【0007】また、上記透明フィルム上に設けた凹凸形
状の凸部に上記透明電極パタ−ンを設け、さらに凹部に
不透明材または電気の良導体を充填してその片側を隣接
する透明電極パタ−ンに接続する。また、上記発光層の
抵抗率を0.3〜3×106Ω・cmとして膜厚を30
0〜3000nmに厚くする。
【0008】また、上記発光層をプリント基板の全面に
わたって配置し、プリント基板の全面を表示面にする。
また、画面の走査範囲を複数に分割し、各走査範囲を互
いに独立に走査して画素当たりのデュウティータイムを
長くするようにする。また、上記の有機ELディスプレ
イ装置を基板上に隣接して配置して大画面化する。ま
た、上記発光層を芯線に被覆する工程の後に陽極酸化、
または電着により絶縁膜を形成し、この絶縁膜により発
光層のひび割れや欠陥箇所を被覆して短絡不良を低減す
る。
【0009】
【作用】上記芯線上に被覆された有機EL膜は芯線と透
明電極間の電圧により発光し、スペーサは芯線間を絶縁
すると同時にブラックマトリックス用の遮光体として作
用する。また、上記透明フィルムの凹凸形状の凹部に設
けた電気の良導体は上記ブラックマトリックス用の遮光
体となると同時に透明電極のパタ−ン抵抗をシャントす
る。
【0011】また、上記芯線とスペーサを交互に配置し
た透明フィルムの芯線側をプリント基板に接着し、芯線
と透明フィルムの端部をプリント基板の縁で折り曲げ、
プリント基板の他面側の回路パタ−ンに接続することに
より、有機EL素子がプリント基板の他面側のドライバ
ー回路、中央演算回路、メモリ装置、受信、検波回路、
画像情報の入出力端子等に接続され、これによりプリン
ト基板の全面が表示面として利用可能となる。
【0012】同様に、上記透明フィルム上の透明電極パ
タ−ン上に設け、さらに上記透明電極パタ−ン上に有機
EL膜の発光層パタ−ンを設け、さらに上記発光層パタ
−ンの上にプリント基板の片面に設けた走査線パタ−ン
を接着する有機EL装置においては、プリント基板のス
ル−ホ−ルを介して上記走査線パタ−ンと他面側の回路
パタ−ン間が接続されるので有機EL素子が他面側のド
ライバー回路、中央演算回路、メモリ装置、受信、検波
回路、画像情報の入出力端子等に接続され、これにより
プリント基板の全面が表示面として利用可能となる。す
る。
【0013】また、上記スル−ホ−ルの位置を上記走査
線パタ−ンの配置方向に対して斜めにすることによりス
ル−ホ−ル間隔が広くなり、接続が容易化される。ま
た、上記発光層の抵抗率を0.3〜3×106Ω・cm
として膜厚を300〜3000nmに厚くすることによ
り、発光層の電極間縁面距離が拡大する。
【0014】また、画面の走査範囲を分割して各走査範
囲を独立に走査することにより、画素当たりのデュウテ
ィータイムが上記分割数倍に長くなって輝度が増加す
る。また、上記の有機EL素子の隣接配置により画面が
大型化される。また、上記発光層の芯線被覆工程後の陽
極酸化、または電着工程により発光層のひび割れや欠陥
箇所に絶縁膜が形成される。
【0015】
【実施例】〔実施例 1〕図1は本発明による単純マト
リックス形のELディスプレイの斜視図である。ELの
発光層12を被覆した芯線11をスペーサ13を介して
透明電極15に直交するように配列してマトリックスを
形成し、芯線11と透明電極15間の電圧によりマトリ
ックスの交点を発光させる。
【0016】なお、芯線11として銅合金線の上にM
g、In、MgAg、Al等の比較的仕事関数が小さい
金属を被服すると発光層12に対する電子注入を促進す
ることができ。なお、芯線11の配線抵抗を低くする観
点からはAlやCuがよく、Alはそのままでも使える
がMgより駆動電圧が高めになる。
【0017】発光層12は蒸着法やスピン塗布法等によ
り形成できるが、生産コストの面からは芯線11をベー
スポリマー、電子輸送剤と赤青緑の3種類の蛍光色素の
何れかを含む溶液に浸積後、乾燥させて赤青緑の各発光
層12を被覆する方法が最も安価である。上記発光層を
被覆した配線11を粘着フィルム上に電気絶縁性のスペ
ーサ13を挟んで色順に並べ仮止めする。なお、スペー
サ13に黒などの吸光性樹脂や同様なガラス繊維などを
用いるとブラックマトリクスの効果が得られ画面を引き
締める効果が得られる。
【0018】
【表1】 表1は上記蛍光色素に用いる蛍光染料及び顔料等の化学
構造の例を示すものであり、一般的に電子輸送能もしく
は正孔輸送能を有する物質が利用できる。
【0019】
【表2】 表2は上記電子輸送剤および正孔輸送剤として用いられ
る化合物とベースポリマの化学構造例である。これらの
蛍光材料、ベースポリマー、電子輸送剤または正孔輸送
剤を1:5:1〜2:4:2の割合で溶媒に混合した溶
液に配線11を浸積する。
【0020】次いで、前記粘着性シートを配線長に応じ
た長さに切ってプリント基板16に接着し、粘着性シー
トを剥がして発光層12を有する芯線11をプリント基
板16上に転写する。次いで芯線11をプリント基板1
6の端部で裏面に回して裏面の配線17に半田付けし、
化成溶液中にいれて陽極化成を行う。この結果、被覆が
不十分だったり、ひび割れ部分に酸化物皮膜によって生
じる発光層12の短絡欠陥等を修復することができる。
また、発光層12の被膜脱落に対しては電気泳動を利用
する高分子の電着方により修復することができる。これ
らの処理により製品歩留まりを向上することができる。
【0021】次ぎに透明フィルム14上にITO(イン
ジウムと錫の酸化物)をスパッタ成膜してパターンニン
グし、透明電極15を形成する。このITOは加工性が
悪く、またITOを有機物である発光層12上に形成す
ると発光特性がプラズマダメージにより劣化するという
問題がある。そこで本発明では、ITOをガラス基板ま
たは耐熱性の透明フィルム14上に形成して貼り合わせ
るようにする。
【0022】一般に上記ITOのパターンはホトリソグ
ラフィー法により形成するが、単純マトリクスの場合は
パターンが単純なのでレーザースクライブ法により形成
することもできる。また、ITO膜を形成したガラス基
板または透明フィルム14をならい研磨により縞状に研
磨して透明電極15を得ることもできる。また、このと
き透明フィルム14にできる凹部に黒色等の吸光性樹脂
を充填して画面をブラックマトリクス化し視認性を向上
することができる。
【0023】また、上記凹部に抵抗率の低い金属材料を
充填すると金属材料がブラックマトリクスの1部として
利用できるうえし、金属材料がの端面の片側を隣接する
ITOに接続するとITOの導電率不足を補うことがで
きる。とくに、大型ディスプレイでは透明電極15が長
くなるのでその抵抗による電圧降下を低減することがで
きる。
【0024】また、上記透明フィルム14の貼り合わせ
において、発光想12の膜厚を一定にする必要がある。
このため、発光層12上にガラスファイバーやビーズ等
のスペーサを散布してからホットプレスすることによ
り、スペーサを発光層に埋め込んで発光層の厚さをスペ
ーサの大きさに揃えることができる。この結果、印刷法
により発光層12を形成する場合において、発光層12
の樹脂組成物が表面張力などにより丸くかたまり膜厚が
不均一になるという問題も同時に改善されることにな
る。
【0025】有機薄膜ELの発光層12は時蛍光剤や電
荷輸送剤が励起状態となると酸化されるのでパッシベー
ションが必要である。このため、高分子フィルムにより
パネル全体を被い、窒素等の不活性気体中でパッケージ
するようにする。また、溶融パラフィンに浸して全体を
パラフィンで被うようにする。なお、パラフィン中に脱
酸素剤を混入すると更に有効である。
【0026】上記のようにして形成した発光層12の膜
厚は通常100nm程度である。このため、10V程度
の電圧によってもスペーサの沿面に沿う放電(絶縁破
壊)を生じやすい。この放電は膜厚増加により防止でき
るが、同時に発光層12の抵抗値が増え発光強度が急速
に低下するという問題が発生する。この問題は発光層1
2の電気抵抗を低めると同時にその膜厚を厚くして、充
分な発光電流が得られるようにすれば解決する。例え
ば、発光層12のベースポリマーに抵抗率が0.3〜3
×106Ω・cm程度の導電性高分子を用い、その膜厚
を300〜3000nm程度にすると、印加電圧10V
に対しては十分に上記沿面放電を生じることなく十分な
発光強度が得られる電流密度100mA/cm2を流す
ことができる。
【0027】また、上記のように膜厚を厚くすると発光
層12を印刷法や電着法あるいは浸積法等により形成で
きるようになる。印刷法や電着法ではパターン形成が初
めから出来ているので工程が簡単になる。上記各芯線1
1と透明電極が対向する部分が1画素となる。モノクロ
−ムの場合そ大きさは0.3mm×0.3mm以下であ
れば良く、カラーの場合にはその3分1の0.3mm×
0.1mmを3つ組み合わせて1画素とする。
【0028】〔実施例 2〕図1において、芯線11を
省略してスペ−サ13間に発光層12のみを設け、この
発光層12を透明電極15とプリント基板16の裏側に
設けた電極パタ−ン間の電圧により発光させることもで
きる。
【0029】プリント基板16の裏側に設ける電極には
発光層12に対する電子注入をよくするため比較的仕事
関数が低いMg,In,MgAg,Al等の材料を用い
る。しかし、上記電極の配線抵抗を低めるにはAlやC
uがよく、AlやCu等の電極はや真空蒸着膜をフォト
リソグラフィによりパタ−ニングして形成するがAlの
場合はMgに比べて駆動電圧が若干高くなる。また、C
u電極を用いる場合にはその表面をMg等でコ−ティン
グする。
【0030】〔実施例 3〕図2は上記本発明のディス
プレイユニット1を複数つなぎ合わせて大画面化した本
発明実施例の斜視図である。各ディスプレイユニット1
の透明電極15と芯線11のプリント板16からはみ出
す部分をプリント基板16の裏に回して裏側の配線に接
続する。EL素子では液晶素子におけるバックライト
(Back Light)が不要なので画面の裏側にデータ線を引
き出し配線するすることによりプリント基板16の端一
杯にまでEL素子を搭載することができ、このような基
板を精度良くつなぎ合わて大画面化することができるの
である。
【0031】また、プリント基板16の裏側にデータ線
ドライバー6、走査線ドライバ4等を搭載し、裏面中央
部に電源及び画像情報を入出力するコネクタ8を設け
る。さらにこの裏面にメモリーやCPUを実装してコン
ピュータを作ることもできる。また、上記各ドライバI
Cは半田付けできるので信頼性高く低価格に接続するこ
とができる。
【0032】このディスプレイユニット1をガラス板
や、アクリル板など透明な板に隙間無く並べて貼り付け
ることにより大画面を得ることができる。図2におい
て、各ディスプレイユニット1は、垂直方向の縁から取
り出した走査線により縦方向に走査され、水平方向の縁
から取り出した走査線により横方向に走査される。ま
た、水平方向の縁からの走査線は上下に2分されるそれ
ぞれのデ−タ線ドライバ6により駆動されるので、各デ
ィスプレイユニット1の画面を上下に2分割してそれぞ
れの横方向走査を独立に駆動することができる。この結
果、ディスプレイユニット1の画面全体を線順次に走査
する場合に比べて輝度を2倍に高めることができる。
【0033】一方、上記画面の輝度はパソコンでは10
0(Cd/m2)以上、TVでは250(Cd/m2)以
上必要なので、EL素子の最大発光強度L(Cd/
2)と線順次走査における走査線数nを 100 < L/n<500 の範囲に設定する必要がある。これより上記Lは比較的
大きいもので1000〜10000Cd/m2であるか
ら、nの値は10〜100となる。したがって、画素サ
イズを0.3mmとすれば走査範囲は3〜30mmとな
り、図2では1つのディスプレイユニット1は二つの走
査範囲により構成されるのでその走査範囲は6〜60m
mとなる。
【0034】ディスプレイユニット1のの縦横比を1:
√2とするとディスプレイユニット1を2つ、4つ、8
つつないで大面積化する場合にその縦横比を常に1:√
2に保つことが出来る。したがって、ディスプレイユニ
ット1の大きさを7.5cm、×5.25cmにする
と、走査範囲が2分割されているので一つの走査範囲の
幅は2.62cmとなり、この間に80本の走査線3を
設けることができる。またカラ−の場合、データ線は3
原色で1画素として225画素を横方向に並べる。
【0035】上記ディスプレイユニット1を縦横に2個
づつ並べると全体で縦320、横450個の画素からな
るポ−タブル装置に好適な7インチのディスプレイを得
ることができる。さらに、縦横に4個づつ並べると縦6
40、横900個の画素からなる14インチ高精細ディ
スプレイが得られ、更に多くのユニットを並べて大型化
することもできる。
【0036】〔実施例 4〕図3はプリント基板16の
設けたスル−ホ−ル30を介して基板上のELディスプ
レイと基板の他面に搭載した駆動回路やその他の回路間
を接続するようにした本発明実施例装置の斜視図であ
る。なお、図3では実施例2にて説明した発光層12を
用い、カラ−表示における赤、青、緑の三つの画素のみ
を示している。
【0037】まず、プリント基板16のスルーホール3
0内に金属導体を充填する。この金属導体が電線の場合
にはこれをスルーホール30に挿入、切断後、両面を研
磨する。次いでしプリント基板16の両面に化学銅鍍金
を施してからEL素子側の面にマグネシウムとアルミニ
ウムの合金を蒸着する。次いで、両面にホトレジストを
塗布、露光して、EL素子側の面にはデータ線パターン
22を、またその裏面には配線31を形成する。
【0038】次いで、裏面にドライバーIC32、コネ
クタ等を実装した後、実施例1と同様なベースポリマ
ー、電子/正孔輸送剤、電荷調整剤と蛍光色素を含む溶
液を入れた電気泳動槽に浸し、赤の蛍光色素の入った槽
では赤のデータ線に電圧を加えて、赤の発光層26を電
着法により形成する。青の発光層25や緑の発光層24
も同様にして形成する。
【0039】次いで実施例1と同様にして透明フィルム
14上に透明電極15を形成し、これをプリント基板1
6上の発光層12と直行するように貼り合わせ、図3で
は省略されているもののプリント基板16からはみ出し
た透明電極15をプリント基板16の裏側に回してプリ
ント基板の配線に接続する。次に、スルーホール30の
導体にによりデータ線パタ−ン22を接続しドライバー
ICに接続する。
【0040】ディスプレイ画面上の走査線ピッチは約3
00μm、データ線ピッチはカラーの場合で約100μ
mであるから、例えば100μm径のスルーホール30
をこのピッチで並べると基板強度が弱くなる。そこで図
3に示すようにスルーホールを斜め方向にずらし、10
0μmのデータ線ピッチに対してスルーホールピッチを
例えば1mmにするようにする。1mmピッチに対して
は多ピンのドライバICを十分な信頼性で半田接続する
ことができる。
【0041】〔実施例 5〕次に本発明によるELディ
スプレイの駆動方法について説明する。有機薄膜EL素
子には整流特性があり、逆方向では通電しないため発光
しない。したがって本発明では、発光させる走査線には
順方向の電圧を印加し、発光させない走査線には逆方向
電圧を印加するようにして、発光させる走査線を走査す
る。
【0042】〔実施例 6〕表示画面を線順次で走査す
ると画面の中で発光しているのは一本の走査線のみであ
るから輝度が低くなる。しかし、画面をn区画に分割
し、各分割区画内を同時に走査すれば輝度はn倍に増加
することになる。例えば、300本〜600本の走査線
を10本ずつに30〜60分割して各分割範囲を同時走
査すると輝度も約30〜60倍に増加するので、100
00〜20000Cd/m2以上必要なの輝度を300
〜600Cd/m2で済ますことができる。
【0043】しかし、10本毎の走査線に対応するデー
タを作成し、10本毎のデータ線を画面の外に取り出す
必要が生じる。さらにアクティブマトリクスの場合には
走査線、画像データを送るデータ線の他に、電力を送る
電力線が必要となる。実際にはさらに共通電極が必要と
なるので単純マトリックスの場合に比べて画素毎に2本
の線が増えることになる。このように配線が増えると不
良率が上がってコスト高となるので、本発明では上記電
力線と走査線を併用する。すなわち、有機薄膜EL素子
の前記整流特性を利用し、電力線に逆電圧を印加する場
合には発光と通電を同時に止めるようにする。また、ア
クチブマトリックスの場合には上記電圧で制御トランジ
スタのゲートを開くようにする。
【0044】〔実施例 7〕図4は本発明によるアクテ
ィブマトリクス方式のELディスプレイにおける1画素
部分の構成例を示す図である。実施例1と同様な青赤緑
の発光層12を被覆した芯線11を順次プリント基板に
貼り付け、プリント基板の端部で裏面に配線を回してプ
リント基板上の配線に半田付けし共通電極とする。
【0045】一般にプリント基板16には複合材料が用
いられるので、加熱時のガス発生や、軟化、変形により
薄膜トランジスタをプリント基板の上に直接形成するこ
とが困難である。そこで薄膜トランジスタをポリエチレ
ンテレフタレートやポリイミド等の耐熱性の透明フィル
ム14、あるいは低ソーダガラスやホウ珪酸ガラス等の
基板上に形成する。
【0046】透明フィルム14上に、まずゲート線パタ
ーン43、47をホトリソグラフィにより形成し、次い
でその上にゲート絶縁膜とアモルファスシリコンをプラ
ズマCVD法により成膜してホトリソグラフィによりア
モルファスシリコンのアイランドを形成し、ソース、ド
レイン電極パターン44、45および同48、49等を
ホトリソグラフィにより形成し、更に透明電極パターン
50を形成する。
【0047】上記のようにして各画素を形成した透明フ
ィルム14をプリント基板上の発光層に位置合わせして
貼り合わせ、プリント基板からはみ出した透明電極部を
プリント基板16の裏に回してプリント基板上の配線に
接続する。図5は上記各画素の配線図である。薄膜トラ
ンジスタは画素毎に電流制限用とデータ書き込み用の2
個が必要であり、電流制限用TFTのゲート容量を利用
してデータを記憶させることもできる。
【0048】アクティブマトリクスでは発光層12の発
光強度が100〜300Cd/m2と弱い場合でも視認
できる。アクティブマトリクス型ディスプレイにおいて
も実施例3と同様にその縦横比を1:√2とすると、デ
ィスプレイユニットの組み合わせにより大画面化するこ
とができる。しかし、ディスプレイユニットを大きくす
ると透明フィルム14の伸び縮みにより発光層の位置合
わせが困難になるので、その大きさは10cm角以下、
すくなくとも20cm角以下とすることが好ましい。
【0049】
【発明の効果】本発明により、プリント基板上に有機E
L素子を搭載できるのでELディスプレイを低価格化す
ることができる。同時に、上記プリント基板の端まで画
面として利用することができ、プリント基板の裏側にE
L素子を搭載することができる。また、上記プリント基
板上の表示エリアを分割駆動することにより、表示の輝
度を向上することができる。また、上記EL素子を搭載
したプリント基板を並べて大画面の平面表示装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるEL素子の斜視図である。
【図2】図1のEL素子の配線接続法とEL素子の複数
配列による大型画面化の状況を示す斜視図である。
【図3】本発明による他のEL素子のカラ−画素の斜視
図である。
【図4】本発明によるアクティブマトリクス用薄膜トラ
ンジスタを含むEL素子画素ののレイアウト図である。
【図5】アクティブマトリクス用ディスプレイの回路図
である。
【符号の説明】
1…ディスプレイユニット、3…走査線、4…走査線ド
ライバ、5…データ線、6…データ線ドライバ、7…信
号線、8…コネクタ、11…芯線、12…発光層、13
…スペーサ、14…透明フィルム、15…透明電極、1
6…プリント基板、17…配線、22…データ線パタ−
ン、24、25、26…色発光層、28…絶縁体、30
…スルーホール、31…配線、32…ドライバIC、4
1…走査線、42…データ線、43、47…ゲート線パ
タ−ン、44…ソ−ス電極パタ−ン、45…ドレイン電
極パタ−ン、46…スルーホール、50…透明電極パタ
−ン、51…発光素子、53、54…薄膜トランジス
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 裕 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機薄膜ELディスプレイ装置におい
    て、有機EL膜の発光層で被覆した金属導体よりなる複
    数の芯線と、この芯線間を絶縁するためのスペーサと、
    複数の線状の透明電極パタ−ンを形成した透明フィルム
    とを備え、上記透明フィルム上に上記芯線とスペーサを
    交互に配置し、上記芯線と透明電極間に印加する電圧に
    より上記発光層を発光するようにしたことを特徴とする
    有機ELディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記芯線とスペーサ
    を交互に配置した透明フィルムを接着するプリント基板
    を設け、上記透明フィルムの芯線側をプリント基板の片
    面に接着し、上記芯線と透明フィルムのそれぞれを上記
    プリント基板の縁部にて折り曲げ、プリント基板の他面
    側の回路パタ−ンに接続するようにしたことを特徴とす
    る有機ELディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 有機薄膜ELディスプレイ装置におい
    て、透明フィルム上に透明電極パタ−ンを設け、さらに
    上記透明電極パタ−ン上に有機EL膜の発光層パタ−ン
    を設け、上記発光層パタ−ンの上にプリント基板の片面
    に設けた走査線パタ−ンを接着し、上記走査線パタ−ン
    とプリント基板の他面側の回路パタ−ン間を接続するス
    ル−ホ−ルを設けたことを特徴とする有機ELディスプ
    レイ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、上記スル−ホ−ルの
    位置を上記走査線パタ−ンの配置方向に対して斜めに設
    けてスル−ホ−ル間隔を広げるようにしたことを特徴と
    する有機ELディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    上記プリント基板の他面側にドライバー回路および/ま
    たは中央演算回路および/またはメモリ装置および/ま
    たは受信、検波回路および/または画像情報の入出力端
    子等を搭載するようにしたことを特徴とする有機ELデ
    ィスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    上記透明フィルム上に凹凸形状を設け、上記透明電極パ
    タ−ンを上記凹凸形状の凸部上に設けるようにしたこと
    を特徴とする有機ELディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、上記透明フィルムの
    凹凸形状の凹部に不透明材または電気の良導体を充填
    し、上記良導体の片側を隣接する透明電極パタ−ンに接
    続するようにしたことを特徴とする有機ELディスプレ
    イ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    上記発光層の抵抗率を0.3〜3×106Ω・cmと
    し、膜厚を300〜3000nmとしたことを特徴とす
    る有機ELディスプレイ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかにおいて、
    上記発光層を上記プリント基板の全面にわたって配置す
    るようにしたことを特徴とする有機ELディスプレイ装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかにおい
    て、画面の走査範囲を複数に分割し、各走査範囲を互い
    に独立に走査する手段を設けて画素当たりのデュウティ
    ータイムを長くするようにしたことを特徴とする有機E
    Lディスプレイ装置。
  11. 【請求項11】 有機ELディスプレイ装置において、
    請求項1ないし10に記載の有機ELディスプレイ装置
    の複数を搭載する基板を設け、上記各有機ELディスプ
    レイ装置を互いに隣接して配置して大画面化するように
    したことを特徴とする有機ELディスプレイ装置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の有機ELディスプレ
    イ装置の製造方法において、上記発光層を芯線に被覆す
    る工程の後に陽極酸化、または電着により絶縁膜を形成
    する工程を設け、上記絶縁膜により発光層のひび割れや
    欠陥箇所を被覆して短絡不良を低減するようにしたこと
    を特徴とする有機ELディスプレイ装置の製造方法。
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