JPH076692Y2 - バッテリー式電動工具 - Google Patents
バッテリー式電動工具Info
- Publication number
- JPH076692Y2 JPH076692Y2 JP1985033534U JP3353485U JPH076692Y2 JP H076692 Y2 JPH076692 Y2 JP H076692Y2 JP 1985033534 U JP1985033534 U JP 1985033534U JP 3353485 U JP3353485 U JP 3353485U JP H076692 Y2 JPH076692 Y2 JP H076692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- battery
- holder
- switch
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、バッテリー式電動工具の内部配線に関するも
のである。
のである。
〔考案の背景〕 従来におけるバッテリー式電動工具を第１図及び第２図
を用いて説明する。第１図は従来のバッテリー式電動工
具を示す一部縦断側面図、第２図は第１図のM-M線断面
図である。
を用いて説明する。第１図は従来のバッテリー式電動工
具を示す一部縦断側面図、第２図は第１図のM-M線断面
図である。
第１図及び第２図において、ハンドル１内に内蔵された
バッテリー２の電力はスイッチ３を介してリードワイヤ
４、CBターミナル５、CBホルダ６、ストップピース７、
ピグテール８、カーボンブラシ９を中継しコンミ13を具
備するアマチュア10に供給される。電力の供給されたア
マチュア10は動力伝達部（図示せず）を介して工具を回
転駆動させる。CBターミナル５はリング状に形成された
バネであり、リードワイヤ４と電気的に接続されている
共にCBホルダ６とも同様に接続されている。またCBホル
ダ６とストップピース７はネジ込み式のCBキャップ11に
より付勢され接触している。またカーボンブラシ９はス
プリング12によりコンミ13側へ常に付勢されている。
尚、CBホルダ６はムネ14でハウジング15に固定されてい
ると共にアマチュア10に磁束を供給しているステータ16
は第２図に示される複数のネジ17によってハウジング15
に固定されている。更にバッテリー２及びスイッチ３等
を収納し且つ電動工具の本体胴体部を操作するハンドル
１は、本体の重心位置及び操作性等の面から本体胴体部
下部に設けられており且つ本体胴体部とハンドルをもっ
て丁型の外形配置を成す様に配置されている。
バッテリー２の電力はスイッチ３を介してリードワイヤ
４、CBターミナル５、CBホルダ６、ストップピース７、
ピグテール８、カーボンブラシ９を中継しコンミ13を具
備するアマチュア10に供給される。電力の供給されたア
マチュア10は動力伝達部（図示せず）を介して工具を回
転駆動させる。CBターミナル５はリング状に形成された
バネであり、リードワイヤ４と電気的に接続されている
共にCBホルダ６とも同様に接続されている。またCBホル
ダ６とストップピース７はネジ込み式のCBキャップ11に
より付勢され接触している。またカーボンブラシ９はス
プリング12によりコンミ13側へ常に付勢されている。
尚、CBホルダ６はムネ14でハウジング15に固定されてい
ると共にアマチュア10に磁束を供給しているステータ16
は第２図に示される複数のネジ17によってハウジング15
に固定されている。更にバッテリー２及びスイッチ３等
を収納し且つ電動工具の本体胴体部を操作するハンドル
１は、本体の重心位置及び操作性等の面から本体胴体部
下部に設けられており且つ本体胴体部とハンドルをもっ
て丁型の外形配置を成す様に配置されている。
次に、上述した従来における低電圧バッテリー式電動工
具の欠点について説明する。バテリー２は通常の家庭、
工場等で使用される電源電圧よりも低い電圧のため、通
常の電源電圧で使用される工具と同程度の出力をバッテ
リー２で得るためには、アマチュア10に大電流を流さな
ければならなかった。このためスイッチ３からアマチュ
ア10までの配線部品に大電流が流れるため、この間の消
費電力を極力少なくするよう配線部品の抵抗を小さくし
て、アマチュア10に供給される電力のロスをできるだけ
なくす必要があった。しかし、上記構成ではハンドル１
が本体の中央付近に位置する構造であるため、スイッチ
３とCBターミナル５を接続しているリードワイヤ４の長
さが長くなってしまい、電気抵抗が大きくなってしまう
という不具合があった。またCBターミナル５とCBホルダ
６、CBホルダ６とストップピース７は付勢力で接触して
いるため、接触抵抗が生じてしまうという不具合があっ
た。
具の欠点について説明する。バテリー２は通常の家庭、
工場等で使用される電源電圧よりも低い電圧のため、通
常の電源電圧で使用される工具と同程度の出力をバッテ
リー２で得るためには、アマチュア10に大電流を流さな
ければならなかった。このためスイッチ３からアマチュ
ア10までの配線部品に大電流が流れるため、この間の消
費電力を極力少なくするよう配線部品の抵抗を小さくし
て、アマチュア10に供給される電力のロスをできるだけ
なくす必要があった。しかし、上記構成ではハンドル１
が本体の中央付近に位置する構造であるため、スイッチ
３とCBターミナル５を接続しているリードワイヤ４の長
さが長くなってしまい、電気抵抗が大きくなってしまう
という不具合があった。またCBターミナル５とCBホルダ
６、CBホルダ６とストップピース７は付勢力で接触して
いるため、接触抵抗が生じてしまうという不具合があっ
た。
従って、これらの抵抗により、アマチュア10へ供給され
る電力が少なくなってしまうという欠点を有していた。
また上記接触部分が大電流によって発熱し融着してしま
うという欠点をも有していた。更にリードワイヤ４の長
さを短くするため、ハンドル１の位置をコンミ13の位置
までずらすことが考えられるが、そうすることによって
本体の重心位置がハンドル１の位置とずれてしまい、本
体の操作性が著しく損なわれてしまうという欠点を有し
ていた。
る電力が少なくなってしまうという欠点を有していた。
また上記接触部分が大電流によって発熱し融着してしま
うという欠点をも有していた。更にリードワイヤ４の長
さを短くするため、ハンドル１の位置をコンミ13の位置
までずらすことが考えられるが、そうすることによって
本体の重心位置がハンドル１の位置とずれてしまい、本
体の操作性が著しく損なわれてしまうという欠点を有し
ていた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、内
部配線が長くなることによって消費される電力を極力少
なくすると共に重心バランスが良く操作性の良いバッテ
リー式電動工具を提供することである。
部配線が長くなることによって消費される電力を極力少
なくすると共に重心バランスが良く操作性の良いバッテ
リー式電動工具を提供することである。
本考案は、コンミを具備したアマチュアを収納している
本体胴体部を操作するハンドルと、このハンドルの設け
られた本体胴体部内に収納されているコンミをハンドル
と本体胴体部との取付け位置近傍に配置することで、ス
イッチとCBターミナルを電気接続していたリードワイヤ
の長さを短くすることができる点に着目し、本体胴体
部、アマチュアのコンミ、CBホルダ等の形状配置を工夫
したものである。
本体胴体部を操作するハンドルと、このハンドルの設け
られた本体胴体部内に収納されているコンミをハンドル
と本体胴体部との取付け位置近傍に配置することで、ス
イッチとCBターミナルを電気接続していたリードワイヤ
の長さを短くすることができる点に着目し、本体胴体
部、アマチュアのコンミ、CBホルダ等の形状配置を工夫
したものである。
〔考案の実施例〕 本考案になるバッテリー式電動工具の一実施例を第３図
乃至第５図を用いて説明する。第３図は本考案になるバ
ッテリー式電動工具の一実施例を示す一部縦断側面図、
第４図は第３図のＰ方向から見たCBホルダを示す矢視
図、第５図は第３図のN-N線断面図である。
乃至第５図を用いて説明する。第３図は本考案になるバ
ッテリー式電動工具の一実施例を示す一部縦断側面図、
第４図は第３図のＰ方向から見たCBホルダを示す矢視
図、第５図は第３図のN-N線断面図である。
第３図乃至第５図において、コンミ13を具備したアマチ
ュア10を収納する本体胴体部には、この本体胴体部を操
作するためのハンドル１が設けられている。このハンド
ル１は本体胴体部下部に設けられ且つ本体胴体部とハン
ドルをもって丁型の外形配置を成す様に配置されてい
る。第３図に示す様にコンミ13は、従来におけるコンミ
13の位置と全く反対の方向（工具方向側）に配置されて
おり且つハンドル１と本体胴体部との取付け位置近傍に
配置されている。即ち、コンミ13はハンドル１の上方に
配置されている。カーボンブラシ９はCBホルダ６により
径方向に移動可能に取付けられており、カール状のスプ
リング12でコンミ13側に付勢されている。またCBホルダ
６はステータ16及びインナカバ18に突き当たる様に構成
されており、ネジ19によりインナカバ18は固定され、CB
ホルダ６、ステータ16の軸方向の動き止めを兼ねてい
る。ステータ16の回り止めはハウジング15に設けられた
リブ20とステータ16に設けられた溝21の嵌合により行わ
れると共にCBホルダ６に設けられた突起部22がステータ
の溝21と嵌合することによりCBホルダ６の回り止めを行
っている。カーボンブラシ９と一体成形されたピグテー
ル８は、接触部分を介さず直接スイッチ３に取付けられ
ている。尚、ピグテール８は、ピグテール８同士の接触
または他金属への漏電防止のため絶縁チューブ23によっ
て保護されている。
ュア10を収納する本体胴体部には、この本体胴体部を操
作するためのハンドル１が設けられている。このハンド
ル１は本体胴体部下部に設けられ且つ本体胴体部とハン
ドルをもって丁型の外形配置を成す様に配置されてい
る。第３図に示す様にコンミ13は、従来におけるコンミ
13の位置と全く反対の方向（工具方向側）に配置されて
おり且つハンドル１と本体胴体部との取付け位置近傍に
配置されている。即ち、コンミ13はハンドル１の上方に
配置されている。カーボンブラシ９はCBホルダ６により
径方向に移動可能に取付けられており、カール状のスプ
リング12でコンミ13側に付勢されている。またCBホルダ
６はステータ16及びインナカバ18に突き当たる様に構成
されており、ネジ19によりインナカバ18は固定され、CB
ホルダ６、ステータ16の軸方向の動き止めを兼ねてい
る。ステータ16の回り止めはハウジング15に設けられた
リブ20とステータ16に設けられた溝21の嵌合により行わ
れると共にCBホルダ６に設けられた突起部22がステータ
の溝21と嵌合することによりCBホルダ６の回り止めを行
っている。カーボンブラシ９と一体成形されたピグテー
ル８は、接触部分を介さず直接スイッチ３に取付けられ
ている。尚、ピグテール８は、ピグテール８同士の接触
または他金属への漏電防止のため絶縁チューブ23によっ
て保護されている。
この様な構成にすることで、コンミ13は常にハンドル１
内に収納されたスイッチ３の上方に位置するため、スイ
ッチ３とCBホルダ６間に使用されていた配線の長さを従
来よりも格段に短くすることができる。またCBホルダ６
は従来のハウジング15外装式から内装式に構造変更する
ことができるため、従来の様にカーボンブラシ９をハウ
ジング15の外部から挿入し、CBキャップ11で固定してい
たことによるCBホルダ６とストップピース７、CBターミ
ナル５とCBホルダ６との接触部分をなくすことができ
る。
内に収納されたスイッチ３の上方に位置するため、スイ
ッチ３とCBホルダ６間に使用されていた配線の長さを従
来よりも格段に短くすることができる。またCBホルダ６
は従来のハウジング15外装式から内装式に構造変更する
ことができるため、従来の様にカーボンブラシ９をハウ
ジング15の外部から挿入し、CBキャップ11で固定してい
たことによるCBホルダ６とストップピース７、CBターミ
ナル５とCBホルダ６との接触部分をなくすことができ
る。
従って、配線部において消費されていた電力のロスをな
くすことができると共に接触部の融着を防止することが
できる。
くすことができると共に接触部の融着を防止することが
できる。
本考案によれば、コンミをハンドルの上部に位置させた
ことで、スイッチとCBホルダ間における配線の長さを短
くすることができるため配線部で消費されていた電力を
少なくすることができる。
ことで、スイッチとCBホルダ間における配線の長さを短
くすることができるため配線部で消費されていた電力を
少なくすることができる。
また本体胴体部の位置とハンドルの位置とにおける重心
バランスのとれた操作性の良いバッテリー式電動工具を
提供することができる。
バランスのとれた操作性の良いバッテリー式電動工具を
提供することができる。
第１図は従来のバッテリー式電動工具を示す一部縦断側
面図、第２図は第１図のM-M線断面図、第３図は本考案
になるバッテリー式電動工具の一実施例を示す一部縦断
側面図、第４図は第３図のＰ方向から見たCBホルダを示
すＰ方向矢視図、第５図は第３図のN-N線断面図であ
る。 図において、１はハンドル、２はバッテリー、３はスイ
ッチ、10はアマチュア、13はコンミである。
面図、第２図は第１図のM-M線断面図、第３図は本考案
になるバッテリー式電動工具の一実施例を示す一部縦断
側面図、第４図は第３図のＰ方向から見たCBホルダを示
すＰ方向矢視図、第５図は第３図のN-N線断面図であ
る。 図において、１はハンドル、２はバッテリー、３はスイ
ッチ、10はアマチュア、13はコンミである。
Claims (1)
- 【請求項１】電力の供給されるコンミを具備したアマチ
ュアと、該アマチュアを収納する本体胴体部と、該本体
胴体部下部に設けられたハンドルと、該ハンドルに収納
されたスイッチと、該スイッチを経て該コンミに電力を
供給するバッテリーとを備え、該本体胴体部と該ハンド
ルをもって丁型の外形配置を成すバッテリー式電動工具
において、前記コンミは工具方向側に設けられ且つ前記
スイッチの上方に配置されることを特徴とするバッテリ
ー式電動工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985033534U JPH076692Y2 (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 | バッテリー式電動工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985033534U JPH076692Y2 (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 | バッテリー式電動工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61149947U JPS61149947U (ja) | 1986-09-16 |
| JPH076692Y2 true JPH076692Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=30536077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985033534U Expired - Lifetime JPH076692Y2 (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 | バッテリー式電動工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076692Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19952332A1 (de) * | 1999-10-29 | 2001-05-03 | Hilti Ag | Bohrgerät |
| JP2012139750A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Makita Corp | 電動工具 |
| JP5706199B2 (ja) * | 2011-03-10 | 2015-04-22 | キヤノン電子株式会社 | 電磁回転機及びその製造方法並びに電磁回転機の製造装置 |
| FR3036892B1 (fr) * | 2015-05-29 | 2018-07-06 | Valeo Systemes Thermiques | Moteur electrique a commutation electronique et dispositif de pulsion d'air correspondant |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4190781A (en) * | 1977-08-24 | 1980-02-26 | Black & Decker Inc. | Brush system for a portable electric tool |
-
1985
- 1985-03-08 JP JP1985033534U patent/JPH076692Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61149947U (ja) | 1986-09-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20020030414A1 (en) | Motor having noise limiter circuit | |
| US20090056139A1 (en) | Hand held personal care appliance | |
| US20030127932A1 (en) | Portable motor powered device | |
| US3510747A (en) | Two part separable battery charger | |
| JPS622947B2 (ja) | ||
| WO2014162772A1 (ja) | アングル工具及び電動工具 | |
| US3257599A (en) | Battery operated electric shaver and charger | |
| JPH0833296A (ja) | 車両用交流発電機の制御装置および車両用交流発電機 | |
| JPH076692Y2 (ja) | バッテリー式電動工具 | |
| JPH04229058A (ja) | 直流モータ組立体 | |
| US3283185A (en) | Battery operated electric shaver | |
| JPH0746058Y2 (ja) | 電動工具の内部配線 | |
| CN110601488B (zh) | 一种振动电机及电动牙刷 | |
| EP1110678A1 (en) | Portable motor power device | |
| JPH1097931A (ja) | 充電式電気機器 | |
| CN216252275U (zh) | 一种无线充电式电动清洁刷 | |
| JP2007174767A (ja) | モータ | |
| CN215344250U (zh) | 驱动装置及驱动设备 | |
| JPH0229811Y2 (ja) | ||
| CN216165857U (zh) | 一种电动清洁刷组件 | |
| CN215688660U (zh) | 电动牙刷及其充电座 | |
| JP2014087168A (ja) | 交流発電機 | |
| GB2195209A (en) | Optional suppression arrangement in electric motors | |
| JPH0753401Y2 (ja) | 刷子付モータ | |
| JPH01157069A (ja) | 充電式電気機器 |