JPH076680A - 電磁接触器 - Google Patents

電磁接触器

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JPH076680A
JPH076680A JP14940593A JP14940593A JPH076680A JP H076680 A JPH076680 A JP H076680A JP 14940593 A JP14940593 A JP 14940593A JP 14940593 A JP14940593 A JP 14940593A JP H076680 A JPH076680 A JP H076680A
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JP
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iron core
movable
fixed
housing
electromagnetic contactor
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JP14940593A
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Inventor
Akiko Ishida
晶子 石田
Takuya Kagawa
卓也 香川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/18Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature
    • H01H50/30Mechanical arrangements for preventing or damping vibration or shock, e.g. by balancing of armature
    • H01H50/305Mechanical arrangements for preventing or damping vibration or shock, e.g. by balancing of armature damping vibration due to functional movement of armature

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  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動鉄心に対する固定鉄心の追従性を向上さ
せて接点や両鉄心の長寿命化が図れる電磁接触器の提
供。 【構成】 板ばねにて弧状部15a を有する形状に形成さ
れ中間部15b が固定鉄心2 に当接するようにして固定鉄
心2 とハウジング12の間に介挿される緩衝部材15を有す
る電磁接触器において、可動鉄心3 が固定鉄心2 に衝突
したとき、緩衝部材15、すなわち固定鉄心2 がその弧状
をなす方向と直交する方向に揺動し得る揺動部材19を緩
衝部材15とハウジング12の間に介在させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可動鉄心の動作に対す
る固定鉄心の追従性を改善した電磁接触器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電磁接触器として、図16乃至
図20に示すものが存在する。図において、1 は固定鉄
心2 、可動鉄心3 及び操作コイル4 からなる電磁石装
置、5 は可動鉄心3 に保持枠6 を介して連結された可動
枠、7 は両端に可動接点8,8 を設けて中間部が接圧ばね
9 によって可動枠5 に弾性的に保持された複数の可動接
触子、10は可動枠5 の動作に応じて可動接点8 が接離す
る固定接点11を設けた複数の固定接触子、12は可動枠5
の一部を露出させるとともにその他の部材を収容するケ
ース13とカバー14からなるハウジング、15は板ばねにて
弧状部を有する形状に形成され中間部が固定鉄心2 に当
接するようにして固定鉄心2 とハウジング12のケース13
との間に介挿される緩衝部材、16は可動鉄心3 を離反位
置に復帰させるC字状の復帰ばねである。
【0003】可動鉄心3 は、通常、積層されてなり、図
18及び図19に示すように、中央脚片3a、両側片3b,3
b 及び連結片3cにてE字状をなしており、連結片3cの中
央に貫通孔3dを有している。保持枠6 は、可動鉄心3 の
連結片3cを把持するようなコ字状をなし、対向片に貫通
孔3dに対応した貫通孔6dと復帰ばね16の端部を係止する
係止部6cを設けている。そして、これら両貫通孔3d,6d
に連結軸17を嵌装することにより、可動鉄心3 と保持枠
6 、すなわち可動枠5 とが連結される。
【0004】固定鉄心2 は、これも、通常、積層されて
なり、図20に示すように、中央脚片2a、両側片2b,2b
及び連結片2cにてE字状をなしている。また、緩衝部材
15は、固定鉄心2 の積層厚に略等しい幅でその連結片2c
よりやや長い平面形状を有し、両端部を除いた部分を円
弧状の一部に形成した弧状部15a を有する。この緩衝部
材15は、その中間部15b が固定鉄心2 に当接するように
して固定鉄心2 とハウジング12のケース13との間に介挿
される。なお、図21に示すように、緩衝部材15とケー
ス13との間に、緩衝部材15より大きい平面形状を有する
ゴム板18を介在させるものもある。
【0005】かかる電磁接触器は、操作コイル4 に通電
していないとき、可動鉄心3 は復帰ばね16のばね力によ
り固定鉄心2 に対し離反位置にあり、従って両接点8,11
は開成状態にある。そして、操作コイル4 に通電する
と、可動鉄心3 は復帰ばね16のばね力に打ち勝つ磁気吸
引力を受けて固定鉄心2 に対し接触位置に移動せしめら
れ、従って両接点8,11は閉成状態となる。この場合、可
動鉄心3 は、固定鉄心2に衝突し、その衝撃により跳ね
返されて開離しようとするが、緩衝部材15がこの衝撃を
緩衝して開離する動作を抑制する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した電磁接触器
は、可動鉄心3 が復帰ばね16と保持枠6 と連結軸17によ
って支持される構造であるため、可動鉄心3 が固定鉄心
2 に吸引されて移動せしめられるとき、それは図22に
示すように、X 方向とY 方向の2方向の揺動 (横揺れ)
を伴う。従って、可動鉄心3 の各片3a,3b の先端端面
は、移動方向に対して必ずしも垂直にはならない。これ
に対し、固定鉄心2 は、緩衝部材15の弧状部15a の形状
から、図23に示すように、X 方向の1方向のみの揺動
(横揺れ) が可能である。
【0007】このような構造であることにより、可動鉄
心3 が固定鉄心2 に衝突するとき、揺動 (横揺れ) の自
由度の大きい可動鉄心3 に揺動 (横揺れ) の自由度の小
さい固定鉄心2 が追従しにくく、両社が完全な吸着状態
になるまでには時間を要する場合がある。この場合、両
社が一旦接した後に再び離れるという再開離現象となっ
て両接点8,11のバウンスを増加させて電磁接触器の開閉
寿命を短くしたり、両鉄心2,3 の破損の原因となり得
る。
【0008】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、可動鉄心に対する固定鉄
心の追従性を向上させて接点や両鉄心の長寿命化が図れ
る電磁接触器を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1記載の電磁接触器は、固定鉄心、可動鉄
心及び操作コイルからなる電磁石装置と、可動鉄心に連
結された可動枠と、両端に可動接点を設けて中間部が可
動枠に弾性的に保持された可動接触子と、可動枠の動作
に応じて可動接点が接離する固定接点を設けた固定接触
子と、可動枠の一部を露出させるとともにその他の部材
を収容するハウジングと、板ばねにて弧状部を有する形
状に形成され中間部が固定鉄心に当接するようにして固
定鉄心とハウジングの間に介挿される緩衝部材と、を有
する電磁接触器において、前記緩衝部材がその弧状をな
す方向と直交する方向に揺動し得る揺動部材を緩衝部材
とハウジングの間に介在させた構成としている。
【0010】また、請求項2記載の電磁接触器は、請求
項1記載の揺動部材を弾性材料にて形成してなる構成と
している。
【0011】また、請求項3記載の電磁接触器は、請求
項2記載の揺動部材を長板状に形成するとともに、ハウ
ジングに当接する側を平坦面に、緩衝部材に当接する側
を横幅方向の中央が最大厚みを有する非平坦面に形成し
てなる構成としている。接触器。
【0012】また、請求項4記載の電磁接触器は、請求
項2記載の揺動部材を長板状に形成するとともに、緩衝
部材に当接する側を平坦面に、ハウジングに当接する側
を横幅方向の中央が最大厚みを有する非平坦面に形成し
てなる構成としている。
【0013】また、請求項5記載の電磁接触器は、請求
項1又は2記載の緩衝部材を、長手方向と直交する方向
に弧状をなすよう形成してなる構成としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の構成によれば、固定鉄心は緩衝
部材の形状に起因する一方向の横揺れの他に、揺動部材
によって緩衝部材が揺動することによる別方向の横揺れ
も可能となり、可動鉄心が固定鉄心に衝突したときの固
定鉄心の追従性が向上する。
【0015】また、請求項2記載の構成によれば、請求
項1記載の作用に加え、可動鉄心の衝突時の衝撃を緩衝
する作用も高められる。
【0016】また、請求項3記載の構成並びに請求項4
記載の構成によれば、請求項2記載の作用に加え、緩衝
部材の揺動がより確実に行われる。
【0017】さらに、請求項5記載の構成によれば、請
求項1又は2記載の作用に加え、緩衝部材の揺動がより
確実に行え、さらに、揺動部材が小型化できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の数種の実施例を図面に基づい
て説明する。なお、本発明の要部は、固定鉄心の支持構
造にある。また、図面は、従来例のものと基本的な機能
が同様の部材には従来例と同じ符号を付し、発明の要部
でない部分は一部省略している。
【0019】まず、第1実施例を図1乃至図3に基づい
て説明する。1 は電磁石装置で、固定鉄心2 、可動鉄心
3 及び操作コイル4 からなる。固定鉄心2 は、通常、積
層されてなり、中央脚片2a、両側片2b,2b 及び連結片2c
にてE字状をなしている。可動鉄心3 は、これも通常、
積層されてなり、中央脚片3a、両側片3b,3b 及び連結片
3cにてE字状をなしており、さらに連結片3cの中央に貫
通孔3dを有している。これら両鉄心2,3 は、各脚片の端
面が対向するように後述のハウジングに支持される。操
作コイル4 は、コイル枠4aに巻回され、このコイル枠4a
が両中央脚片2a,3a に嵌めこまれる。4bはダンパであ
る。
【0020】5 は可動枠で、下端部5aが保持枠6 を介し
て可動鉄心3 に連結され、上端部5bがハウジングから露
出し、中間部に複数の長孔5cを並設している。保持枠6
は、可動鉄心3 の連結片3cを把持するようなコ字状の基
部6aと、可動枠5 の下端部5aを把持するL字状の延設部
6bからなり、基部6aの対向片には可動鉄心3 の貫通孔3d
に対応した貫通孔6dと、可動鉄心3 を離反位置に復帰さ
せるC字状の復帰ばね16の端部を係止する係止部6cを設
けている。そして、これら両貫通孔3d,6d に連結軸17を
嵌装することにより、可動鉄心3 と保持枠6 、すなわち
可動枠5 とが連結される。なお、可動枠5 と保持枠6 の
連結は適宜の構造が採用可能である。
【0021】7 は複数の可動接触子で、両端に可動接点
8 を設けて中間部が接圧ばね9 によって可動枠5 の長孔
5cに弾性的に保持される。また、図示していないが、可
動枠5 の動作に応じて可動接点8 が接離する固定接点を
設けた複数の固定接触子が、従来例と同様に設けられ、
その固定接触子は固定接点を設けた反対側が端子部を兼
ねる。
【0022】12はハウジングで、下方側のケース13と上
方側のカバー14により構成され、中間部分の仕切り部12
c によって内部空間を上下に分離し、上方空間12a に可
動枠5 の上端部5bをカバー14から露出させるとともに接
点関連部材を、下方空間12bに電磁石装置関連部材を、
それぞれ収容する。そして、仕切り部12c の中央に設け
た開口部12d に、可動枠5 の下端部5aや保持枠6 が移動
自在に貫通している。
【0023】15は緩衝部材で、板ばねにより、固定鉄心
2 の積層厚に略等しい幅でその連結片2cよりやや長い平
面形状を有し、図2に示すように、両端部を除いた部分
を円弧状の一部に形成した弧状部15a を有する。19は緩
衝部材15をその弧状をなす方向と直交する方向に揺動さ
せるための揺動部材で、好ましくはゴムのような弾性材
料により、緩衝部材15より十分細幅で、かつやや長い長
板状に形成される。
【0024】この揺動部材19は、固定鉄心2 を所定位置
に組み込んだときの積層厚の中心線上にその中心線が略
一致するように、ケース13の底面に配設される。また、
緩衝部材15も、固定鉄心2 の積層厚の中心線上にその中
心線が略一致するように、そして両端部が揺動部材19に
当接するようにして揺動部材19上に載置される。その後
に、固定鉄心2 を緩衝部材15上に載置する。この場合、
固定鉄心2 が緩衝部材15をある程度押圧した状態になる
ような、またその積層厚方向に一定の揺動が可能となる
ような適宜の支持部材 (図示せず) を設け、その支持部
材にて固定鉄心2 を支持するようにする。
【0025】これにより、緩衝部材15はその中間部15b
が固定鉄心2 に当接するようにしてケース13と固定鉄心
2 の間に介挿され、さらに詳しくは、揺動部材19が緩衝
部材15とケース13の間に介在させられた状態となる。
【0026】かかる電磁接触器は、操作コイル4 に通電
していないとき、可動鉄心3 は復帰ばね16のばね力によ
り固定鉄心2 に対し離反位置にあり、従って両接点8,11
は開成状態にある。そして、操作コイル4 に通電する
と、可動鉄心3 は復帰ばね16のばね力に打ち勝つ磁気吸
引力を受けて固定鉄心2 に対し接触位置に移動せしめら
れ、従って両接点8,11は閉成状態となる。この場合、可
動鉄心3 は、固定鉄心2に衝突し、その衝撃により跳ね
返されて開離しようとするが、緩衝部材15がこの衝撃を
緩衝して開離する動作を抑制する。
【0027】この可動鉄心3 は、復帰ばね16と保持枠6
と連結軸17によって支持される構造であるため、固定鉄
心2 に吸引されて移動せしめられるとき、それは先に説
明した図22に示すように、X 方向とY 方向の2方向の
横揺れを伴う。従って、可動鉄心3 の各片3a,3b の先端
端面は、移動方向に対して必ずしも垂直にはならないの
であるが、固定鉄心2 は揺動部材19が存在することによ
り2方向の揺動 (横揺れ) が可能であって可動鉄心3 に
確実に追従できる。すなわち固定鉄心2 は、緩衝部材15
の弧状部15a の形状からX 方向に、揺動部材19の存在に
より図3に示すようにY 方向に、それぞれ揺動 (横揺
れ) が可能となるのである。
【0028】従って、この電磁接触器は、可動鉄心3 が
固定鉄心2 に衝突するとき、両社が一旦接した後に再び
離れるという再開離現象が起こりにくく、その結果、両
接点8,11のバウンスが抑制できて電磁接触器の開閉寿命
を長くし、また両鉄心2,3 の破損も起こりにくくなる。
【0029】次に、本発明の第2実施例を図4に基づい
て説明する。このものは、第1実施例とは揺動部材19の
形状のみが異なっている。この揺動部材19は、横幅が緩
衝部材15と略同等の長板状に形成するとともに、ケース
13に当接する側19a を平坦面に、緩衝部材15に当接する
側19b を横幅方向の中央が最大厚みを有する非平坦面に
形成している。具体的には、緩衝部材15に当接する側19
b は、中央部分を残した両側を傾斜面とし、断面を台形
状としている。
【0030】図5は第2実施例の変形例で、揺動部材19
の横幅を緩衝部材15より十分小さくしている。図6は第
2実施例の別の変形例で、緩衝部材15に当接する側19b
は、中央部分が最大厚みの曲面とした所謂蒲鉾状として
いる。図7はその変形例で、揺動部材19の横幅を緩衝部
材15より十分小さくしている。これらは、緩衝部材15、
すなわち固定鉄心2 のY 方向の揺動がより確実に行われ
る。
【0031】次に、本発明の第3実施例を図8に基づい
て説明する。このものも、第1実施例とは揺動部材19の
形状のみが異なっている。この揺動部材19は、横幅が緩
衝部材15と略同等の長板状に形成するとともに、緩衝部
材15に当接する側19b を平坦面に、ケース13に当接する
側19a を横幅方向の中央が最大厚みを有する非平坦面に
形成している。具体的には、ケース13に当接する側19a
は、中央部分を残した両側を傾斜面とし、断面を台形状
としている。
【0032】図9は第3実施例の変形例で、揺動部材19
の横幅を緩衝部材15より十分小さくしている。図10は
第3実施例の別の変形例で、ケース13に当接する側19a
は、中央部分が最大厚みの曲面とした所謂蒲鉾状として
いる。これらは、揺動部材19自体が揺動することによ
り、緩衝部材15、すなわち固定鉄心2 のY 方向の揺動が
より確実に行われる。
【0033】次に、本発明の第4実施例を図11に基づ
いて説明する。このものは、第1実施例とは緩衝部材15
と揺動部材19の形状が異なっている。この緩衝部材15
は、固定鉄心2 の積層厚に略等しい幅でその連結片2cよ
りやや長い平面形状を有する点は同様であるが、長手方
向と直交する方向の両端部を除いた部分を円弧状の一部
に形成した弧状部15a を有する。また揺動部材19は、緩
衝部材15の長手方向の略中間位置において直交する方向
に配設される。
【0034】図12は第4実施例の揺動部材19の変形例
で、ケース13に当接する側19a を平坦面に、緩衝部材15
に当接する側19b を横幅方向の中央が最大厚みを有する
非平坦面に形成している。具体的には、緩衝部材15に当
接する側19b は、中央部分を残した両側を傾斜面とし、
断面を台形状としている。図13はその変形例で、緩衝
部材15に当接する側19b は、中央部分が最大厚みの曲面
とした所謂蒲鉾状としている。
【0035】図14は揺動部材19の別の変形例で、緩衝
部材15に当接する側19b を平坦面に、ケース13に当接す
る側19a を横幅方向の中央が最大厚みを有する非平坦面
に形成している。具体的には、ケース13に当接する側19
a は、中央部分を残した両側を傾斜面とし、断面を台形
状としている。図15はその変形例で、ケース13に当接
する側19a は、中央部分が最大厚みの曲面とした所謂蒲
鉾状としている。
【0036】これら第4実施例は、緩衝部材15の弧状部
15a の形状から固定鉄心2 のY 方向の揺動を可能とし、
揺動部材19の存在により、緩衝部材15、すなわち固定鉄
心2のX 方向の揺動がより確実に行われる。また、この
ものは、揺動部材19が小型化できる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の電磁接触器は、固定鉄心
は緩衝部材の形状に起因する一方向の揺動 (横揺れ) の
他に、揺動部材によって緩衝部材が揺動することによる
別方向の横揺れも可能となり、可動鉄心が固定鉄心に衝
突したときの固定鉄心の追従性が向上させられ、よって
接点や両鉄心の長寿命化が図れるものとなる。
【0038】また、請求項2記載の電磁接触器は、請求
項1記載の作用効果に加え、可動鉄心の衝突時の衝撃を
緩衝する作用効果も高められる。
【0039】また、請求項3並びに4記載の電磁接触器
は、請求項2記載の作用効果に加え、緩衝部材、すなわ
ち固定鉄心の揺動がより確実に行われる。
【0040】さらに、請求項5記載の電磁接触器は、請
求項1又は2記載の作用効果に加え、緩衝部材すなわち
固定鉄心の揺動がより確実に行え、さらに、揺動部材が
小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】その要部斜視図である。
【図3】その動作を説明する説明図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す要部斜視図である。
【図5】その変形例を示す要部斜視図である。
【図6】その別の変形例を示す要部斜視図である。
【図7】さらに、その変形例を示す要部斜視図である。
【図8】本発明の第3実施例を示す要部斜視図である。
【図9】その変形例を示す要部斜視図である。
【図10】その別の変形例を示す要部斜視図である。
【図11】本発明の第4実施例を示す要部斜視図であ
る。
【図12】その揺動部材の変形例を示す要部斜視図であ
る。
【図13】その変形例を示す要部斜視図である。
【図14】その揺動部材の別の変形例を示す要部斜視図
である。
【図15】その変形例を示す要部斜視図である。
【図16】従来例を示す縦断面図である。
【図17】その90°異なる方向の縦断面図である。
【図18】その可動鉄心ブロックを示す斜視図である。
【図19】その可動鉄心ブロックの分解斜視図である。
【図20】その固定鉄心と緩衝部材との関係を示す斜視
図である。
【図21】別の固定鉄心と緩衝部材との関係を示す斜視
図である。
【図22】(a),(b) は可動鉄心の横揺れ状態を説明する
説明図である。
【図23】(a),(b) は固定鉄心の横揺れ状態を説明する
説明図である。
【符号の説明】
1 電磁石装置 2 固定鉄心 3 可動鉄心 4 操作コイル 5 可動枠 6 保持枠 7 可動接触子 12 ハウジング 13 ハウジングを構成するケース 14 ハウジングを構成するカバー 15 緩衝部材 15a 緩衝部材の弧状部 15b 緩衝部材の弧状部の中間部 16 復帰ばね 19 揺動部材 19a 揺動部材のケースに当接する側 19b 揺動部材の緩衝部材に当接する側

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定鉄心、可動鉄心及び操作コイルか
    らなる電磁石装置と、可動鉄心に連結された可動枠と、
    両端に可動接点を設けて中間部が可動枠に弾性的に保持
    された可動接触子と、可動枠の動作に応じて可動接点が
    接離する固定接点を設けた固定接触子と、可動枠の一部
    を露出させるとともにその他の部材を収容するハウジン
    グと、板ばねにて弧状部を有する形状に形成され中間部
    が固定鉄心に当接するようにして固定鉄心とハウジング
    の間に介挿される緩衝部材と、を有する電磁接触器にお
    いて、前記緩衝部材がその弧状をなす方向と直交する方
    向に揺動し得る揺動部材を緩衝部材とハウジングの間に
    介在させたことを特徴とする電磁接触器。
  2. 【請求項2】 前記揺動部材を弾性材料にて形成して
    なる請求項1記載の電磁接触器。
  3. 【請求項3】 前記揺動部材を長板状に形成するとと
    もに、ハウジングに当接する側を平坦面に、緩衝部材に
    当接する側を横幅方向の中央が最大厚みを有する非平坦
    面に形成してなる請求項2記載の電磁接触器。
  4. 【請求項4】 前記揺動部材を長板状に形成するとと
    もに、緩衝部材に当接する側を平坦面に、ハウジングに
    当接する側を横幅方向の中央が最大厚みを有する非平坦
    面に形成してなる請求項2記載の電磁接触器。
  5. 【請求項5】 前記緩衝部材を、長手方向と直交する
    方向に弧状をなすよう形成してなる請求項1又は2記載
    の電磁接触器。
JP14940593A 1993-06-21 1993-06-21 電磁接触器 Withdrawn JPH076680A (ja)

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JP14940593A JPH076680A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 電磁接触器

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