JPH076672Y2 - グロメット付ワイヤハーネスプロテクタ - Google Patents

グロメット付ワイヤハーネスプロテクタ

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JPH076672Y2
JPH076672Y2 JP7635889U JP7635889U JPH076672Y2 JP H076672 Y2 JPH076672 Y2 JP H076672Y2 JP 7635889 U JP7635889 U JP 7635889U JP 7635889 U JP7635889 U JP 7635889U JP H076672 Y2 JPH076672 Y2 JP H076672Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両ボディ等に形成した貫通孔に挿通するワ
イヤハーネス(組電線)の保護並びに該貫通孔のシーリ
ングを一体的に行うことのできるグロメット付ワイヤハ
ーネスプロテクタに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば自動車のエンジンルームから室内へワイヤ
ハーネスを配線する場合には、第3図及び第4図(第3
図のB-B断面)に示すように、ボディパネルP′に穿設
した貫通孔29に対して、ワイヤハーネスWを挿通すると
共に、該ワイヤハーネスWに嵌着したゴム製のグロメッ
トG′を押圧板30によりボディパネルP′にボルト止め
(31)して、該貫通孔29のシーリングを行う必要があっ
た。該グロメットG′は、筒部32の先端に、シールリッ
プ33を有するフランジ部34を有して成るものである。
そして、該グロメットG′の筒部32より導出したワイヤ
ハーネスWを曲折し、曲折部w′の先方に板状のワイヤ
ハーネス保持具35をテープ36で固定し、該ワイヤハーネ
ス保持具35の底面に突出したヤジリ状の可撓クリップ37
をボディパネルP′の固定孔(図示せず)に嵌合してワ
イヤハーネスWの固定を行う。
しかしながら、近年、車載電装品の増加に伴ってワイヤ
ハーネスWの集束数が増し、ワイヤハーネス径が太くな
って曲折部w′がボディ等に干渉するという問題が起き
ている。干渉した場合には、ワイヤハーネスWの径が太
く剛性が高いために、曲折部w′が切損する危険があっ
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記した点に鑑み、肥大化したワイヤハーネ
スとボディ等との干渉を防止すると共に、ボディパネル
のワイヤハーネス挿通孔のシーリングを行うことのでき
るワイヤハーネスプロテクタを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、プロテクタの底
板部にグロメット嵌着孔を設け、該グロメット嵌着孔
に、ワイヤハーネスを挿通する弾性グロメットを嵌合
し、該底板部に対して、プロテクタの主体部を係止手段
により結合して成る構造を基本とする。
そして、前記底板部に対し、固定用クリップを突設して
成る構造も有効である。
〔作用〕
プロテクタの底板部に対して主体部を結合することによ
り、ワイヤハーネスが折曲成形され、ワイヤハーネスは
該主体部によって保護される。そして、プロテクタをボ
ディパネルに取り付けると同時に、グロメットによって
ボディパネルのワイヤハーネス挿通孔をシーリングする
ことができる。
〔実施例〕
第1図は、本考案に係るグロメット付ワイヤハーネスプ
ロテクタの一実施例を示す分解斜視図である。
即ち、該ワイヤハーネスプロテクタ1は、合成樹脂を材
料とした底板部2と主体部3とにより構成される。該底
板部2には、円板部4と、該円板部4に続く長手部5と
を連成し、該円板部4に対し、グロメット嵌着孔6を穿
設すると共に、該円板部4の傾斜面4aに一対の係止突起
7,7を一体に形成し、さらに、該グロメット嵌着孔6の
両側方には、ボルト孔8,8を有するフランジ部9a,9bを連
成してある。さらに、該長手部5に対し、その周縁に一
対の係止突片10,10を一体に形成すると共に、該長手部
5の底面にヤジリ状に突出した可撓クリップ11を一体に
形成してある。前記係止突起7並びに係止突片10の先端
方には、係止爪7a,10aを形成してある。
また、主体部3には、円錐状のカップ部12と、該カップ
部12を連通する薄肉角柱状のワイヤハーネス収容部13と
を形成し、該カップ部12には、前記底板部2の係止突起
7,7に対応する係止窓14,14を穿設し、さらに、該カップ
部12の周縁に、前記ボルト孔8,8に対応するボルト孔15,
15を有するフランジ部16a,16bを形成してある。さら
に、該ワイヤハーネス収容部13の両側外壁には、前記係
止突片10,10に対応する係止枠17,17を一体に形成してあ
る。すなわち、前記係止突起7と係止突片10及び該係止
窓14と係止枠17とにより係止手段を構成している。尚、
ここでワイヤハーネスWは、カップ部12の底面に当接し
て曲折し、該ワイヤハーネス収容部13に沿って車室側へ
導出されるのである。
一方、グロメットGは、弾性ゴム材料にて成形され、山
型薄肉部18に連携した拡径可能な管部19と、該山型薄肉
部18の周囲に形成された厚肉状のフランジ部20とより成
り、該フランジ部20のボディパネル接合面21(第2図参
照)には環状のシールリップ22を形成し、該フランジ部
20のワイヤハーネスプロテクタ接合側には、テーパ面23
の中間部に、前記底板部2に対する環状嵌着溝24を設け
ている。
第1図で、Pは、車両のボディパネル、25はワイヤハー
ネス挿通孔、26,26は、前記ワイヤハーネスプロテクタ
1のボルト孔8,15に対応する固定孔、27は、可撓クリッ
プ11に対応する係止孔である。
第2図は、上述のグロメット付ワイヤハーネスプロテク
タをボディパネルに組み付けた状態を示す縦断面図(第
1図のA-A断面)である。
即ち、底板部2のグロメット嵌着孔6にグロメットGの
環状嵌着溝24を嵌合すると共に、該底板部2の係止突起
7,7にプロテクタ主体部3の係止窓14,14を嵌合して両者
を結合した状態である。尚ここで、第1図に示した底板
部2の係止突片10にプロテクタ主体部3の係止枠17を嵌
合すると共に、底板部2の可撓クリップ11をボディパネ
ルPの係止孔27に嵌入し、底板部2とプロテクタ主体部
3のフランジ部9a〜b,16a〜bのボルト孔8,15にボルト2
8,28を挿通してボディパネルPの固定孔26,26に結合し
ているのは言うまでもない。また、グロメットGの環状
シールリップ22はボディパネルPに密着し、該グロメッ
トGの管部19にはワイヤハーネスWを圧入気味に挿通し
てある。該ワイヤハーネスWは、プロテクタ主体部3の
カップ部12の底面12aに当接して曲折し、第1図で示し
たワイヤハーネス収容部13へ導出されている。
従って、グロメットGによりシール性を確保しつつ、プ
ロテクタ主体部3によりワイヤハーネスWの曲折成形を
行い、且つワイヤハーネス曲折部wの保護を行うことが
できる。
〔考案の効果〕
以上の如くに、本考案によって、ワイヤハーネスと車両
ボディとの干渉を防止できるから、肥大化したワイヤハ
ーネスの切損の危険がなくなり、電気トラブル等が未然
に防止される。
また、ワイヤハーネスの曲折成形とボディパネルのワイ
ヤハーネス挿通孔のシーリングを同時に行うことができ
るから、ワイヤハーネスの車両組付作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、 第2図は同じく縦断面図(第1図のA-A断面図)、 第3図は従来例を示す斜視図、 第4図は第3図のB-B断面図である。 1……ワイヤハーネスプロテクタ、2……底板部、3…
…プロテクタ主体部、6……グロメット嵌着孔、7……
係止突起、10……係止突片、11……可撓クリップ、14…
…係止窓、17……係止枠、24……環状嵌着溝、G……グ
ロメット。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロテクタの底板部にグロメット嵌着孔を
    設け、該グロメット嵌着孔に、ワイヤハーネスを挿通す
    る弾性グロメットを嵌合し、該底板部に対して、プロテ
    クタの主体部を係止手段により結合して成ることを特徴
    とするグロメット付ワイヤハーネスプロテクタ。
  2. 【請求項2】前記底板部に対し、固定用クリップを突設
    して成る請求項(1)記載のグロメット付ワイヤハーネ
    スプロテクタ。
JP7635889U 1989-06-30 1989-06-30 グロメット付ワイヤハーネスプロテクタ Expired - Fee Related JPH076672Y2 (ja)

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JPH0318622U JPH0318622U (ja) 1991-02-25
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JP2004159461A (ja) * 2002-11-07 2004-06-03 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメット
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JP4542942B2 (ja) * 2005-04-26 2010-09-15 矢崎総業株式会社 ハーネス配索構造

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