JPH0758730A - 同期検出回路 - Google Patents

同期検出回路

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JPH0758730A
JPH0758730A JP5162227A JP16222793A JPH0758730A JP H0758730 A JPH0758730 A JP H0758730A JP 5162227 A JP5162227 A JP 5162227A JP 16222793 A JP16222793 A JP 16222793A JP H0758730 A JPH0758730 A JP H0758730A
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正幸 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複素ベースバンド帯の信号をA−D変換した
信号からフレーム同期パターンを検出する際に、A−D
変換の標本化周波数を上げることなく高精度の検出を行
う。 【構成】 複素相関器9は、A−D変換器7a,7bか
らの信号系列とフレーム同期パターン格納部10内の同
期パターンとの相関をとる。相関値が規定値以上であれ
ば、時間ずれフレーム同期パターン格納部12内の位相
のずれた各同期パターンとの相関をとる。相関値が最大
となる同期パターンの時間オフセットを標本化の位相補
正量として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、符号間干渉のあるデ
ィジタル変調による時分割多重方式の移動通信システム
等に適用され、フレーム同期パターンを検出する同期検
出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の同期検出回路の構成を示す
ブロック図である。図において、1はアンテナ、2はア
ンテナ1で受信された無線信号(RF信号)を中間周波
数信号(IF信号)に変換する受信機である。5aはI
F信号と局部発振器3からの局部発振信号とを混合して
同相成分信号(I信号)を生成する混合器、5bはIF
信号と移相器4でπ/2移相された局部発振信号とを混
合して直交信号(Q信号)を生成する混合器である。
【0003】7aは発振器6からの周波数fS の標本化
信号によってI信号をA−D変換するA−D変換器、7
bは発振器6からのの標本化信号によってQ信号をA−
D変換するA−D変換器、8はディジタル化されたI,
Q信号に対して復調処理を行う復調部、9はフレーム同
期パターン格納部10内のフレーム同期パターンとA−
D変換器7a,7bの出力との複素相関係数を計算する
複素相関器、21は復調部8、複素相関器9およびフレ
ーム同期パターン格納部10を制御する制御部である。
【0004】次に動作について説明する。ディジタル無
線送信装置からのRF信号はアンテナ1で受信され、R
F信号は、受信機2でIF信号に変換される。混合器5
aは、IF信号と局部発振器3からの局部発振信号とを
乗算してI信号を生成する。また、混合器5bは、IF
信号と移相器4でπ/2移相された局部発振信号とを乗
算してQ信号を生成する。
【0005】A−D変換器7aは、発振器6からの標本
化周波数fS の標本化信号によってI信号を標本化し、
ディジタル化されたI信号を生成する。そのI信号は、
復調部8と複素相関器9とに出力される。また、A−D
変換器7bは、発振器6からの標本化周波数fS の標本
化信号によってQ信号を標本化し、ディジタル化された
Q信号を生成する。そのQ信号は、復調部8と複素相関
器9とに出力される。
【0006】フレーム同期パターン格納部10には、フ
レーム同期パターンに対応したIパターンおよびQパタ
ーンが格納されている。複素相関器9は、制御部21の
指示に応じて、A−D変換器7a,7bからのI信号お
よびQ信号の系列とフレーム同期パターン格納部10か
らのI,Qパターンとの間の複素相関値を算出する。そ
の複素相関値が規定値以上であれば、そのときのI信号
およびQ信号による受信信号系列がフレーム同期パター
ンであったとして、同期信号を復調部8に出力する。
【0007】また、そのときの複素相関値の位相回転量
は、A−D変換器7a,7bにおける標本化信号による
標本化タイミングと正しい標本化のタイミングとの間の
位相変位量に対応しているので、位相回転量に対応した
位相補正値を位相補正信号として復調部8に出力する。
復調部8は、位相補正値によって補正したタイミング信
号を用いて、A−D変換器7a,7bからのI,Q信号
について復調処理を行う。
【0008】算出された複素相関値が規定値に達してい
なければ、複素相関器9は、次の標本化タイミングにお
いてA−D変換器7a,7bから出力されるI,Q信号
を使用して、複素相関値の算出を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の同期検出回路は
以上のように構成されているので、フレーム同期パター
ン検出の時間精度は、標本化周波数fS の逆数(1/f
S )に等しい。同期検出の精度が悪いと伝送誤り率が増
加する。従って、誤り率を低下させるために同期検出の
精度を向上させるには、標本化周波数fS を高くしなけ
ればならない。しかし、A−D変換器7a,7bの速度
限界等に起因して標本化周波数fS を高くすることには
限界があるという問題点があった。
【0010】なお、従来の同期検出回路として、特開平
3−70226号公報に記載されたものがある。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、標本化周波数を高くすることな
く高精度の同期検出を行える同期検出回路を得ることを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る同期検出回路は、複素ベースバンド帯の信号をA−D
変換するA−D変換器と、フレーム同期パターンとこの
フレーム同期パターンに対してA−D変換器における標
本化信号の周期よりも小さい時間分順次ずれた複数の時
間ずれフレーム同期パターンとを格納した同期パターン
格納部と、A−D変換器の出力する信号系列と同期パタ
ーン格納部内のフレーム同期パターンとの間の複素相関
値が規定値以上であった場合に、その信号系列をフレー
ム同期データと判定するとともに、信号系列と同期パタ
ーン格納部内の各時間ずれフレーム同期パターンとの間
の各複素相関値のうち最大のものに対応した時間ずれフ
レーム同期パターンのフレーム同期パターンからのずれ
時間を情報として含む位相補正量を出力する複素相関器
とを備えたものである。
【0013】また、請求項2記載の発明に係る同期検出
回路は、複素ベースバンド帯の信号をA−D変換するA
−D変換器と、このA−D変換器から出力された単位時
間当たりの信号数を増加してA−D変換器からの信号系
列を精細化するオーバサンプリング回路と、フレーム同
期パターンを格納した同期パターン格納部と、オーバサ
ンプリング回路の出力する信号系列と同期パターン格納
部内のフレーム同期パターンとの間の複素相関値が規定
値以上であった場合に、その信号系列をフレーム同期デ
ータと判定する複素相関器とを備えたものである。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明における同期パターン格納
部は、フレーム同期パターンとともに、そのフレーム同
期パターンに対して順次時間オフセット(その時間は、
A−D変換器における標本化信号の周期よりも短い時
間)されている各パターンを有する。複素相関器は、時
間オフセットされている各パターンのうち信号系列と最
も相関の高いものを選定し、そのパターンのフレーム同
期パターンからの時間オフセット値を、標本化タイミン
グの補正量として出力する。
【0015】また、請求項2記載の発明における同期パ
ターン格納部は、A−D変換器における標本化周波数の
n倍(nは整数)の周波数で標本化されたフレーム同期
パターンを有する。オーバサンプリング回路は、A−D
変換器からの信号系列を補間処理等によってデータ数が
n倍に増やされた信号系列に変換する。よって、複素相
関器は、実際の標本化周波数のn倍の周波数で標本化さ
れて得られた信号系列を扱うのと同等の処理を行うこと
ができる。
【0016】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の第1の実施例に
よる同期検出回路の構成を示すブロック図である。図に
おいて、12はフレーム同期パターン格納部10に格納
されたI,Qパターンの位相をずらした複数(n個)の
I,Qパターンを格納した時間ずれフレーム同期パター
ン格納部、11は復調部8、複素相関器9、フレーム同
期パターン格納部10および時間ずれフレーム同期パタ
ーン格納部12を制御する制御部である。その他のもの
は、同一符号を付して図6に示したものと同一のもので
ある。なお、同期パターン格納部は、フレーム同期パタ
ーン格納部10および時間ずれフレーム同期パターン格
納部12で構成される。
【0017】次に動作について説明する。RF信号はア
ンテナ1で受信され、受信機2でIF信号に変換され
る。混合器5aは、IF信号と局部発振器3からの局部
発振信号とを乗算してI信号を生成する。また、混合器
5bは、IF信号と移相器4でπ/2移相された局部発
振信号とを乗算してQ信号を生成する。
【0018】A−D変換器7aは、発振器6からの標本
化周波数fS の標本化信号によってI信号を標本化し、
ディジタル化されたI信号を生成する。そのI信号は、
復調部8と複素相関器9とに出力される。また、A−D
変換器7bは、発振器6からの標本化周波数fS の標本
化信号によってQ信号を標本化し、ディジタル化された
Q信号を生成する。そのQ信号は、復調部8と複素相関
器9とに出力される。
【0019】複素相関器9は、従来のものと同様、制御
部11の指示に応じてA−D変換器7a,7bから出力
されたI信号およびQ信号の系列とフレーム同期パター
ン格納部10からのI,Qパターンとの間の複素相関値
を算出する。その複素相関値が規定値以上であった場合
には、その旨を知らされた制御部11は、複素相関器9
に、時間ずれフレーム同期パターン格納部12内の各
I,Qパターンの系列とI信号およびQ信号との間の相
関値を算出するように指示を与える。
【0020】時間ずれフレーム同期パターン格納部12
には、フレーム同期パターン格納部10内に格納されて
いるフレーム同期パターンに対応したI,Qパターンの
位相を標本化周波数fS の逆数よりも小さい時間単位で
ずらしたI,Qパターンが格納されている。例えば、フ
レーム同期パターン格納部10内のI,Qパターンに対
して、時間軸上で±(1/fS )・k/n(1≦k≦
(n/2))だけずれたn個のI,Qパターンが格納さ
れている。
【0021】複素相関器9は、A−D変換器7a,7b
から出力されたI信号およびQ信号の系列とn個の各
I,Qパターンとの間の相関値を計算し、相関値のもっ
とも大きいI,Qパターンを選定する。そして、選定さ
れたI,Qパターンの時間オフセット値とその相関値の
位相回転量とに対応した位相補正量を、同期信号ととも
に復調部8に出力する。
【0022】例えば、選定されたI,Qパターンがフレ
ーム同期パターン格納部10内に格納されているフレー
ム同期パターンから(1/fS )・1/nずれているも
のであった場合には、標本化タイミングとしては、発振
器6が出力する標本化信号によるタイミングに対して
(1/fS )・1/nずれたタイミングのほうが適切で
ある。そこで、時間オフセット(1/fS )・1/nと
それについての相関値の位相回転量とを情報として有す
る位相補正量を復調部8に与える。
【0023】位相回転量は、発振器6が出力する標本化
信号による標本化タイミングから(1/fS )・1/n
だけずれたより適切な標本化タイミングと正しい標本化
のタイミングとの間の位相変位量に対応しているので、
この場合の位相補正量は、従来の値(発振器6が出力す
る標本化信号による標本化タイミングからの位相変位量
を情報として有する従来の位相補正量)に比べてより厳
密な値となっている。
【0024】実施例2.図2はこの発明の第2の実施例
による同期検出回路の構成を示すブロック図である。送
信信号として畳み込み符号が用いられる場合には、復調
部8は、ビタビ復号を用いるものである場合が多い。そ
して、ビタビ復号を実現する構成として、図2に示すよ
うに、距離計算テーブル13が設けられた構成がある。
【0025】そのような場合には、復調部8は、複素相
関器9からの位相補正量に応じて距離計算テーブル13
の内容を補正するようにしてもよい。距離計算テーブル
13を補正することによって、符号誤りをより低減させ
ることができる。なお、位相補正量算出の動作は、第1
の実施例による動作と同じである。
【0026】実施例3.図3はこの発明の第3の実施例
による同期検出回路の構成を示すブロック図である。図
において、14はDSP(Digital Signal Processor)
である。この場合には、復調器8、複素相関器9および
制御部11は、DSP14におけるソフトウェアで実現
される。また、フレーム同期パターン格納部10および
時間ずれフレーム同期パターン格納部12は、DSP1
4のレジスタで実現される。このように構成された同期
検出回路の動作は、第1の実施例または第2の実施例に
よる同期検出回路の動作と同じである。
【0027】実施例4.図4はこの発明の第4の実施例
による同期検出回路の構成を示すブロック図である。図
に示すように、この場合には、図1に示す時間ずれフレ
ーム同期パターン格納部12に代えて、A−D変換器7
a,7bと復調部8との間にオーバサンプリング回路1
5a,15bが設けられる。なお、フレーム同期パター
ン格納部10内のフレーム同期パターンは、第1の実施
例の場合のフレーム同期パターンよりも細かく(n倍
に)標本化されているものである。
【0028】次に動作について説明する。RF信号はア
ンテナ1で受信され、受信機2でIF信号に変換され
る。混合器5aは、IF信号と局部発振器3からの局部
発振信号とを乗算してI信号を生成する。また、混合器
5bは、IF信号と移相器4で2/π移相された局部発
振信号とを乗算してQ信号を生成する。
【0029】A−D変換器7aは、発振器6からの標本
化周波数fS の標本化信号によってI信号を標本化し、
ディジタル化されたI信号を生成する。そのI信号は、
オーバサンプリング回路15aに出力される。オーバサ
ンプリング回路15aは、A−D変換器7aが出力した
各標本化データから、補間処理によって標本化データの
n倍のデータを生成する。
【0030】また、A−D変換器7bは、発振器6から
の標本化周波数fS の標本化信号によってQ信号を標本
化し、ディジタル化されたQ信号を生成する。そのQ信
号は、オーバサンプリング回路15bに出力される。オ
ーバサンプリング回路15bは、A−D変換器7bが出
力した各標本化データから、補間処理によって標本化デ
ータのn倍のデータを生成する。
【0031】よって、I,Q信号を標本化周波数n・f
S の標本化信号で標本化したときに得られる標本化デー
タと同数のデータが、オーバサンプリング回路15a,
15bから出力される。複素相関器9は、制御部11の
指示に応じてオーバサンプリング回路15a,15bか
ら出力されたオーバサンプリングされているI信号およ
びQ信号の系列とフレーム同期パターン格納部10から
のI,Qパターンとの間の複素相関値を算出する。
【0032】その複素相関値が規定値以上であった場合
には、そのときのI信号およびQ信号による受信信号系
列がフレーム同期パターンであったとして、同期信号を
復調部8に出力する。また、そのときの複素相関値の位
相回転量に対応した位相補正値を位相補正信号として復
調部8に出力する。
【0033】実施例5.図5はこの発明の第5の実施例
による同期検出回路の構成を示すブロック図である。図
において、14はDSPである。この場合には、オーバ
サンプリング回路15a,15b、復調器8、複素相関
器9および制御部11は、DSP14におけるソフトウ
ェアで実現される。また、フレーム同期パターン格納部
10は、DSP14のレジスタで実現される。このよう
に構成された同期検出回路の動作は、第4の実施例によ
る同期検出回路の動作と同じである。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、同期検出回路が、信号系列とフレーム同期パター
ンとの間の複素相関値が規定値以上であった場合に、そ
の信号系列をフレーム同期データと判定するとともに、
信号系列と各時間ずれフレーム同期パターンとの間の各
複素相関値のうち最大のものに対応した時間ずれフレー
ム同期パターンの時間オフセット値を情報として含む位
相補正量を出力するように構成したので、A−D変換器
における標本化周波数を上げることなく同期確立タイミ
ングをより細かく検出でき、同期検出の精度を向上させ
ることができるものが得られる効果がある。
【0035】また、請求項2記載の発明によれば、同期
検出回路が、オーバサンプリング回路によってA−D変
換器から出力された単位時間当たりの信号数を増加して
A−D変換器からの信号系列を精細化した上でフレーム
同期パターンとの間の複素相関値を算出するように構成
したので、A−D変換器における標本化周波数を上げる
ことなくより精細に複素相関を算出でき、同期検出の精
度を向上させることができるものが得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例による同期検出回路の
構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の第2の実施例による同期検出回路の
構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の第3の実施例による同期検出回路の
構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の第4の実施例による同期検出回路の
構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の第5の実施例による同期検出回路の
構成を示すブロック図である。
【図6】従来の同期検出回路の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
7a,7b A−D変換器 9 複素相関器 10 フレーム同期パターン格納部(同期パターン格納
部) 12 時間ずれフレーム同期パターン格納部(同期パタ
ーン格納部) 15a,15b オーバサンプリング回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】7aは発振器6からの周波数fS の標本化
信号によってI信号をA−D変換するA−D変換器、7
bは発振器6から標本化信号によってQ信号をA−D
変換するA−D変換器、8はディジタル化されたI,Q
信号に対して復調処理を行う復調部、9はフレーム同期
パターン格納部10内のフレーム同期パターンとA−D
変換器7a,7bの出力との複素相関係数を計算する複
素相関器、21は復調部8、複素相関器9およびフレー
ム同期パターン格納部10を制御する制御部である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】実施例3.図3はこの発明の第3の実施例
による同期検出回路の構成を示すブロック図である。図
において、14はDSP(Digital Signal Processor)
である。この場合には、復調器8、複素相関器9および
制御部11は、DSP14におけるソフトウェアで実現
される。また、フレーム同期パターン格納部10および
時間ずれフレーム同期パターン格納部12は、DSP1
4のメモリで実現される。このように構成された同期検
出回路の動作は、第1の実施例または第2の実施例によ
る同期検出回路の動作と同じである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】次に動作について説明する。RF信号はア
ンテナ1で受信され、受信機2でIF信号に変換され
る。混合器5aは、IF信号と局部発振器3からの局部
発振信号とを乗算してI信号を生成する。また、混合器
5bは、IF信号と移相器4でπ/2移相された局部発
振信号とを乗算してQ信号を生成する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】実施例5.図5はこの発明の第5の実施例
による同期検出回路の構成を示すブロック図である。図
において、14はDSPである。この場合には、オーバ
サンプリング回路15a,15b、復調器8、複素相関
器9および制御部11は、DSP14におけるソフトウ
ェアで実現される。また、フレーム同期パターン格納部
10は、DSP14のメモリで実現される。このように
構成された同期検出回路の動作は、第4の実施例による
同期検出回路の動作と同じである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム同期データを含む複素ベースバ
    ンド帯の信号からそのフレーム同期データを検出する同
    期検出回路において、前記複素ベースバンド帯の信号を
    A−D変換するA−D変換器と、フレーム同期パターン
    とこのフレーム同期パターンに対して前記A−D変換器
    における標本化信号の周期よりも小さい時間分順次ずれ
    た複数の時間ずれフレーム同期パターンとを格納した同
    期パターン格納部と、前記A−D変換器の出力する信号
    系列と前記同期パターン格納部内のフレーム同期パター
    ンとの間の複素相関値が規定値以上であった場合に、そ
    の信号系列をフレーム同期データと判定するとともに、
    前記信号系列と前記同期パターン格納部内の各時間ずれ
    フレーム同期パターンとの間の各複素相関値のうち最大
    のものに対応した時間ずれフレーム同期パターンの前記
    フレーム同期パターンからのずれ時間を情報として含む
    位相補正量を出力する複素相関器とを備えたことを特徴
    とする同期検出回路。
  2. 【請求項2】 フレーム同期データを含む複素ベースバ
    ンド帯の信号からそのフレーム同期データを検出する同
    期検出回路において、前記複素ベースバンド帯の信号を
    A−D変換するA−D変換器と、このA−D変換器から
    出力された単位時間当たりの信号数を増加してA−D変
    換器からの信号系列を精細化するオーバサンプリング回
    路と、フレーム同期パターンを格納した同期パターン格
    納部と、前記オーバサンプリング回路の出力する信号系
    列と前記同期パターン格納部内のフレーム同期パターン
    との間の複素相関値が規定値以上であった場合に、その
    信号系列をフレーム同期データと判定する複素相関器と
    を備えたことを特徴とする同期検出回路。
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