JPH0758465A - 電子装置の実装構造 - Google Patents
電子装置の実装構造Info
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- JPH0758465A JPH0758465A JP21818093A JP21818093A JPH0758465A JP H0758465 A JPH0758465 A JP H0758465A JP 21818093 A JP21818093 A JP 21818093A JP 21818093 A JP21818093 A JP 21818093A JP H0758465 A JPH0758465 A JP H0758465A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
- H05K1/141—One or more single auxiliary printed circuits mounted on a main printed circuit, e.g. modules, adapters
Landscapes
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 主としてメインプリント板上へのサブプリン
ト板の実装に好適な構造に関し、実装作業が容易で、未
熟な作業者によって作業が行われても作業ミスのおそれ
がなく、短時間で確実に実装作業を行うことができるよ
うにする。 【構成】 サブプリント板3を支持するガイド部材1の
サブプリント板挿入方向の奥側に平面コ字形ないし矩形
の位置決め枠12を突出形成し、この位置決め枠12を
メインプリント板に固定されたバックボード8用の受け
コネクタ14に嵌合して、ガイド部材1のメインプリン
ト板13上での位置を固定する。ガイド部材1のサブプ
リント板挿入方向の手前側は、メインプリント板13の
前縁に固定した前面パネル22を介して固定し、ガイド
部材1を前記位置決め枠12と前面パネル22への固定
位置との間でメインプリント板13の表面から浮かせた
構造とする。
ト板の実装に好適な構造に関し、実装作業が容易で、未
熟な作業者によって作業が行われても作業ミスのおそれ
がなく、短時間で確実に実装作業を行うことができるよ
うにする。 【構成】 サブプリント板3を支持するガイド部材1の
サブプリント板挿入方向の奥側に平面コ字形ないし矩形
の位置決め枠12を突出形成し、この位置決め枠12を
メインプリント板に固定されたバックボード8用の受け
コネクタ14に嵌合して、ガイド部材1のメインプリン
ト板13上での位置を固定する。ガイド部材1のサブプ
リント板挿入方向の手前側は、メインプリント板13の
前縁に固定した前面パネル22を介して固定し、ガイド
部材1を前記位置決め枠12と前面パネル22への固定
位置との間でメインプリント板13の表面から浮かせた
構造とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子装置の実装構造
に関するもので、特にメインプリント板上へのサブプリ
ント板の実装構造およびこれと主要部を同一とするフレ
ームへの電気ユニットの実装構造に関するものである。
に関するもので、特にメインプリント板上へのサブプリ
ント板の実装構造およびこれと主要部を同一とするフレ
ームへの電気ユニットの実装構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】主となる回路に必要に応じてオプション
回路を接続して、回路の機能を変更したり特殊な機能を
付加したい場合がある。そのような場合には主となる回
路をメインプリント板に実装し、オプション回路をサブ
プリント板に実装して必要に応じてサブプリント板をメ
インプリント板に実装するという構造が採用される。図
7は主となる回路を実装したメインプリント板13にオ
プション回路を実装したサブプリント板3を挿抜可能に
実装する従来構造の一例を示したものである。
回路を接続して、回路の機能を変更したり特殊な機能を
付加したい場合がある。そのような場合には主となる回
路をメインプリント板に実装し、オプション回路をサブ
プリント板に実装して必要に応じてサブプリント板をメ
インプリント板に実装するという構造が採用される。図
7は主となる回路を実装したメインプリント板13にオ
プション回路を実装したサブプリント板3を挿抜可能に
実装する従来構造の一例を示したものである。
【0003】サブプリント板3はバックボード8を介し
てメインプリント板13に平行に実装されており、サブ
プリント板3の奥縁に設けたサブプリント板接続用コネ
クタ28とバックボード8に設けた受けコネクタ29と
を嵌合させ、かつバックボード8に設けたバックボード
接続用コネクタ27とメインプリント板13に設けた図
には現れていない受けコネクタとを嵌合することによ
り、サブプリント板3はメインプリント板13に電気的
に接続される。またサブプリント板3とバックボード8
の機械的な保持は、メインプリント板13に固定された
ガイド部材1で行っており、ガイド部材1にはバックボ
ード8をメインプリント板13の面直角方向に移動自在
に案内するバックボード用ガイド溝9とサブプリント板
3をバックボード8の面直角方向に移動自在に案内する
サブプリント板用ガイド溝4とが設けられており、バッ
クボード8は図の上方より、またサブプリント板3は図
の手前側よりガイド部材1に挿抜される。
てメインプリント板13に平行に実装されており、サブ
プリント板3の奥縁に設けたサブプリント板接続用コネ
クタ28とバックボード8に設けた受けコネクタ29と
を嵌合させ、かつバックボード8に設けたバックボード
接続用コネクタ27とメインプリント板13に設けた図
には現れていない受けコネクタとを嵌合することによ
り、サブプリント板3はメインプリント板13に電気的
に接続される。またサブプリント板3とバックボード8
の機械的な保持は、メインプリント板13に固定された
ガイド部材1で行っており、ガイド部材1にはバックボ
ード8をメインプリント板13の面直角方向に移動自在
に案内するバックボード用ガイド溝9とサブプリント板
3をバックボード8の面直角方向に移動自在に案内する
サブプリント板用ガイド溝4とが設けられており、バッ
クボード8は図の上方より、またサブプリント板3は図
の手前側よりガイド部材1に挿抜される。
【0004】このようなサブプリント板の実装構造にお
いて、従来はガイド部材1に固定座50を設け、この固
定座50をネジ51でメインプリント板13に固定する
ことにより、メインプリント板13上にガイド部材1を
固定していた。
いて、従来はガイド部材1に固定座50を設け、この固
定座50をネジ51でメインプリント板13に固定する
ことにより、メインプリント板13上にガイド部材1を
固定していた。
【0005】また図8、9は金属ケースに収容されたI
/O装置などの電気ユニット44を、フレーム部材とな
る金属板36に絶縁状態で固定する際の従来構造の一例
を示したもので、金属板36に所要数のダルマ孔52を
設け、このダルマ孔に上下に鍔を有する絶縁ブッシュ5
3を嵌めこんで、このブッシュの中心孔に挿通したネジ
54で電気ユニット44を固定するという構造が採用さ
れていた。
/O装置などの電気ユニット44を、フレーム部材とな
る金属板36に絶縁状態で固定する際の従来構造の一例
を示したもので、金属板36に所要数のダルマ孔52を
設け、このダルマ孔に上下に鍔を有する絶縁ブッシュ5
3を嵌めこんで、このブッシュの中心孔に挿通したネジ
54で電気ユニット44を固定するという構造が採用さ
れていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した従来のサ
ブプリント板の実装構造においては、ガイド部材1がネ
ジ51でメインプリント板13に固定されるため、強固
に固定が可能であるが、サブプリント板の実装工程にネ
ジ止め作業が必要となり、電子装置を組み立てた後オプ
ション回路となるサブプリント板を追加実装するような
場合に、実装作業が面倒になり、また未熟な作業者によ
って実装作業が行われてドライバの先端でプリント板を
疵つけて断線事故を起こしたりする危険がある。またガ
イド部材1の固定座50を固定する部分のメインプリン
ト板上に配線パターンがあると、固定座50の締結時に
当該パターンが切断される虞があるため、メインプリン
ト板に配線禁止領域を設ける必要があり、配線効率が低
下するという問題がある。
ブプリント板の実装構造においては、ガイド部材1がネ
ジ51でメインプリント板13に固定されるため、強固
に固定が可能であるが、サブプリント板の実装工程にネ
ジ止め作業が必要となり、電子装置を組み立てた後オプ
ション回路となるサブプリント板を追加実装するような
場合に、実装作業が面倒になり、また未熟な作業者によ
って実装作業が行われてドライバの先端でプリント板を
疵つけて断線事故を起こしたりする危険がある。またガ
イド部材1の固定座50を固定する部分のメインプリン
ト板上に配線パターンがあると、固定座50の締結時に
当該パターンが切断される虞があるため、メインプリン
ト板に配線禁止領域を設ける必要があり、配線効率が低
下するという問題がある。
【0007】またガイド部材1に挿入されたサブプリン
ト板3は、サブプリント板の前縁に固定した前面パネル
30をガイド部材1にネジ等で固定することによって固
定されるが、ガイド部材1に挿入されたバックボード8
の固定は、バックボード接続用コネクタ27とメインプ
リント板側の受けコネクタとの嵌合力のみに依ってお
り、サブプリント板3の交換時などに上記コネクタ相互
の嵌合が緩んでバックボード8が浮き上がり、新たなサ
ブプリント板とバックボード8との接続がうまくできな
くなるという問題が生ずることがあった。
ト板3は、サブプリント板の前縁に固定した前面パネル
30をガイド部材1にネジ等で固定することによって固
定されるが、ガイド部材1に挿入されたバックボード8
の固定は、バックボード接続用コネクタ27とメインプ
リント板側の受けコネクタとの嵌合力のみに依ってお
り、サブプリント板3の交換時などに上記コネクタ相互
の嵌合が緩んでバックボード8が浮き上がり、新たなサ
ブプリント板とバックボード8との接続がうまくできな
くなるという問題が生ずることがあった。
【0008】さらに図8、9に示す従来の電気ユニット
の実装構造では、絶縁ブッシュ53がダルマ孔52内で
遊動しやすく、ネジ止め作業が非常に面倒であるという
作業面での問題があり、特に装置完成後に電気ユニット
44を追加装着したり交換したりする場合に、未熟な作
業者によって実装作業が行われることが多く、そのよう
な場合における作業性の悪さが重要な欠点となってい
た。
の実装構造では、絶縁ブッシュ53がダルマ孔52内で
遊動しやすく、ネジ止め作業が非常に面倒であるという
作業面での問題があり、特に装置完成後に電気ユニット
44を追加装着したり交換したりする場合に、未熟な作
業者によって実装作業が行われることが多く、そのよう
な場合における作業性の悪さが重要な欠点となってい
た。
【0009】この発明は、上述のような問題点を解決す
るためになされたもので、サブプリント板や電気ユニッ
トのメインプリント板や装置フレームへの実装作業が容
易で、特にこれらが未熟な作業者によって追加的に実装
される場合においても、作業ミスが生じたり、装置を損
傷したりするおそれがなく、未経験者であってもサブプ
リント板や電気ユニットを短時間で確実に追加実装した
り交換したりすることができる実装構造を得ることを課
題としている。
るためになされたもので、サブプリント板や電気ユニッ
トのメインプリント板や装置フレームへの実装作業が容
易で、特にこれらが未熟な作業者によって追加的に実装
される場合においても、作業ミスが生じたり、装置を損
傷したりするおそれがなく、未経験者であってもサブプ
リント板や電気ユニットを短時間で確実に追加実装した
り交換したりすることができる実装構造を得ることを課
題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子装置の
サブプリント板の実装構造は、メインプリント板13上
にバックボード8を介して当該メインプリント板と平行
に実装されるサブプリント板3を支持するガイド部材1
の前記メインプリント板上への固定構造において、ガイ
ド部材1のサブプリント板挿入方向の奥側に平面コ字形
ないし矩形の位置決め枠12が、これを装着するメイン
プリント板13側に向けて突出させた状態で形成されて
おり、この位置決め枠12を前記メインプリント板に固
定された前記バックボード8用の受けコネクタ14に嵌
合して、ガイド部材1のメインプリント板13上での位
置を固定することを特徴とするものである。前記位置決
め枠12の一部にその内側に向けて突出する弾性爪16
を設け、この弾性爪16を前記受けコネクタ14の側面
に形成された凹所17に係入してガイド部材1のメイン
プリント板13に対する面直角方向の位置を固定するこ
とができる。ガイド部材1が前記バックボード8をメイ
ンプリント板13の面直角方向に移動自在に案内するバ
ックボード用ガイド溝9を備えているものにおいて、ガ
イド部材1に前記ガイド溝9に挿入されたバックボード
8側に向けて突出する抜け止め突起31を設けることが
できる。更に、ガイド部材1のサブプリント板挿入方向
の手前側をメインプリント板13の前縁に固定した前面
パネル22を介して当該メインプリント板13に固定
し、ガイド部材1は前記位置決め枠12と前面パネル2
2への固定位置との間の部分がメインプリント板13の
表面から離隔しているものとすることができる。
サブプリント板の実装構造は、メインプリント板13上
にバックボード8を介して当該メインプリント板と平行
に実装されるサブプリント板3を支持するガイド部材1
の前記メインプリント板上への固定構造において、ガイ
ド部材1のサブプリント板挿入方向の奥側に平面コ字形
ないし矩形の位置決め枠12が、これを装着するメイン
プリント板13側に向けて突出させた状態で形成されて
おり、この位置決め枠12を前記メインプリント板に固
定された前記バックボード8用の受けコネクタ14に嵌
合して、ガイド部材1のメインプリント板13上での位
置を固定することを特徴とするものである。前記位置決
め枠12の一部にその内側に向けて突出する弾性爪16
を設け、この弾性爪16を前記受けコネクタ14の側面
に形成された凹所17に係入してガイド部材1のメイン
プリント板13に対する面直角方向の位置を固定するこ
とができる。ガイド部材1が前記バックボード8をメイ
ンプリント板13の面直角方向に移動自在に案内するバ
ックボード用ガイド溝9を備えているものにおいて、ガ
イド部材1に前記ガイド溝9に挿入されたバックボード
8側に向けて突出する抜け止め突起31を設けることが
できる。更に、ガイド部材1のサブプリント板挿入方向
の手前側をメインプリント板13の前縁に固定した前面
パネル22を介して当該メインプリント板13に固定
し、ガイド部材1は前記位置決め枠12と前面パネル2
2への固定位置との間の部分がメインプリント板13の
表面から離隔しているものとすることができる。
【0011】本発明に係る電子装置のサブプリント板の
実装構造は、メインプリント板13の前縁に固定された
前面パネル22の上縁が内側に向けて屈曲されて屈折部
23が形成されており、この屈折部に設けた孔24、3
4と、ガイド部材1のサブプリント板3の挿入方向手前
側にメインプリント板13側に向けて突出形成した鉤状
突起21の係合により、ガイド部材1のサブプリント板
挿入方向手前側の位置が固定されることを特徴とするも
のである。
実装構造は、メインプリント板13の前縁に固定された
前面パネル22の上縁が内側に向けて屈曲されて屈折部
23が形成されており、この屈折部に設けた孔24、3
4と、ガイド部材1のサブプリント板3の挿入方向手前
側にメインプリント板13側に向けて突出形成した鉤状
突起21の係合により、ガイド部材1のサブプリント板
挿入方向手前側の位置が固定されることを特徴とするも
のである。
【0012】本発明に係る電子装置のサブプリント板の
実装構造は、メインプリント板13の前縁に固定された
前面パネル22の上縁を内側に屈曲して形成した屈折部
23に鉤状孔34が設けられ、ガイド部材1のサブプリ
ント板挿入方向の手前側にメインプリント板13に向け
て突出形成した鉤状突起21が設けられており、ガイド
部材1のサブプリント板挿入方向の手前側が前記鉤状孔
34と鉤状突起21との係合により固定され、かつガイ
ド部材1を前記鉤状孔34と鉤状突起21との係合方向
に付勢する弾性爪16が設けられていることを特徴とす
るものである。
実装構造は、メインプリント板13の前縁に固定された
前面パネル22の上縁を内側に屈曲して形成した屈折部
23に鉤状孔34が設けられ、ガイド部材1のサブプリ
ント板挿入方向の手前側にメインプリント板13に向け
て突出形成した鉤状突起21が設けられており、ガイド
部材1のサブプリント板挿入方向の手前側が前記鉤状孔
34と鉤状突起21との係合により固定され、かつガイ
ド部材1を前記鉤状孔34と鉤状突起21との係合方向
に付勢する弾性爪16が設けられていることを特徴とす
るものである。
【0013】本発明に係る電子装置の電気ユニットの実
装構造は、金属ケースを有する電気ユニット44をフレ
ーム部材となる金属板36に固定する電子装置の電気ユ
ニットの実装構造において、電気ユニット44と金属板
36との間には合成樹脂製のガイド部材37が介装され
ており、このガイド部材37は金属板36側に向けて突
出形成された鉤状突起38と弾性爪41とを備え、金属
板36には前記鉤状突起38に対応する位置に鉤状孔4
2が設けられており、ガイド部材37と金属板36とは
鉤状孔42と鉤状突起38との係合により固定されると
ともに、前記弾性爪41がガイド部材37を前記鉤状孔
42と鉤状突起38とが係合する方向に付勢しているこ
とを特徴とするものである。
装構造は、金属ケースを有する電気ユニット44をフレ
ーム部材となる金属板36に固定する電子装置の電気ユ
ニットの実装構造において、電気ユニット44と金属板
36との間には合成樹脂製のガイド部材37が介装され
ており、このガイド部材37は金属板36側に向けて突
出形成された鉤状突起38と弾性爪41とを備え、金属
板36には前記鉤状突起38に対応する位置に鉤状孔4
2が設けられており、ガイド部材37と金属板36とは
鉤状孔42と鉤状突起38との係合により固定されると
ともに、前記弾性爪41がガイド部材37を前記鉤状孔
42と鉤状突起38とが係合する方向に付勢しているこ
とを特徴とするものである。
【0014】
【作用】上記構成のサブプリント板の実装構造において
は、メインプリント板13上へのガイド部材1のネジ止
め作業を必要としないので、実装作業が容易になるとと
もに、作業ミスによってドライバの先端でメインプリン
ト板の配線パターンを疵つける危険を回避できる。また
ガイド部材1がメインプリント板13上のバックボード
用受けコネクタ14を基準として位置決めされるため、
樹脂成形品で製作されるガイド部材1の成形精度によ
り、バックボード8とメインプリント板13とのコネク
タ嵌合部の位置精度およびサブプリント板3とバックボ
ード8との間のコネクタ嵌合部の位置精度を出すことが
でき、作業者の技能の優劣による取付誤差が生ずる余地
がない。またガイド部材1をメインプリント板13に設
けたバックボード用受けコネクタ14に嵌合する位置決
め枠12およびこれに設けた弾性爪16で固定する構造
は、メインプリント板13とガイド部材1との接触を最
小とし、さらにガイド部材1のサブプリント板挿入方向
の手前側を前面パネル22を介してメインプリント板1
3に固定する構造とすることによって、ガイド部材1全
体をメインプリント板13の表面から離隔させた状態で
固定することができ、ガイド部材1によってメインプリ
ント板13の配線パターンを疵つけるおそれがなくなる
とともに、メインプリント板13の配線禁止領域を最小
にできる。
は、メインプリント板13上へのガイド部材1のネジ止
め作業を必要としないので、実装作業が容易になるとと
もに、作業ミスによってドライバの先端でメインプリン
ト板の配線パターンを疵つける危険を回避できる。また
ガイド部材1がメインプリント板13上のバックボード
用受けコネクタ14を基準として位置決めされるため、
樹脂成形品で製作されるガイド部材1の成形精度によ
り、バックボード8とメインプリント板13とのコネク
タ嵌合部の位置精度およびサブプリント板3とバックボ
ード8との間のコネクタ嵌合部の位置精度を出すことが
でき、作業者の技能の優劣による取付誤差が生ずる余地
がない。またガイド部材1をメインプリント板13に設
けたバックボード用受けコネクタ14に嵌合する位置決
め枠12およびこれに設けた弾性爪16で固定する構造
は、メインプリント板13とガイド部材1との接触を最
小とし、さらにガイド部材1のサブプリント板挿入方向
の手前側を前面パネル22を介してメインプリント板1
3に固定する構造とすることによって、ガイド部材1全
体をメインプリント板13の表面から離隔させた状態で
固定することができ、ガイド部材1によってメインプリ
ント板13の配線パターンを疵つけるおそれがなくなる
とともに、メインプリント板13の配線禁止領域を最小
にできる。
【0015】さらにガイド部材1のサブプリント板挿入
方向手前側の固定を前面パネル22の屈折部23に設け
た孔24、34とガイド部材の鉤状突起21との係合で
行い、奥側の固定を位置決め枠12と弾性爪16とで行
う構成を採用すれば、樹脂成形品であるガイド部材1の
弾性を利用して、メインプリント板13上へのガイド部
材1の装着をワンタッチで行うことができるようにな
る。特に鉤状孔34と鉤状突起21との係合および弾性
爪16によるガイド部材1の鉤状孔34と鉤状突起31
との係合方向への付勢作用を利用した実装構造は、I/
O装置その他の電気ユニットのフレーム板への実装構造
としても利用することができ、サブプリント板や電気ユ
ニットの実装をワンタッチで行うことができるととも
に、振動等によっても外れることがない確実な装着が可
能になり、また必要に応じてこれらを取り外すことも容
易にできるようになる。
方向手前側の固定を前面パネル22の屈折部23に設け
た孔24、34とガイド部材の鉤状突起21との係合で
行い、奥側の固定を位置決め枠12と弾性爪16とで行
う構成を採用すれば、樹脂成形品であるガイド部材1の
弾性を利用して、メインプリント板13上へのガイド部
材1の装着をワンタッチで行うことができるようにな
る。特に鉤状孔34と鉤状突起21との係合および弾性
爪16によるガイド部材1の鉤状孔34と鉤状突起31
との係合方向への付勢作用を利用した実装構造は、I/
O装置その他の電気ユニットのフレーム板への実装構造
としても利用することができ、サブプリント板や電気ユ
ニットの実装をワンタッチで行うことができるととも
に、振動等によっても外れることがない確実な装着が可
能になり、また必要に応じてこれらを取り外すことも容
易にできるようになる。
【0016】
【実施例】図1および図2はこの発明のサブプリント板
の実装構造の一実施例を示した図である。ガイド部材1
は平面矩形枠状に形成され、その側辺部材の内側には内
側に向けて突出するガイド突起2を千鳥に配置して、こ
れらのガイド突起の間にサブプリント板3用のガイド溝
4が形成されている。ガイド部材1のサブプリント板挿
抜方向の手前側の部材5は、サブプリント板の挿入口6
を開口させるように下方にシフトして設けられている。
ガイド部材1のサブプリント板3挿抜方向の奥側には、
縦方向のリブ7によってバックボード8用のガイド溝9
が形成されており、ガイド部材の奥側の部材10および
側辺部材の奥端部は下方に延び、さらに内側斜め下方に
延びてその下端に押え片11を付設したコ字状の位置決
め枠12が形成されている。この位置決め枠12はその
内側の矩形領域がメインプリント板13に固定されたバ
ックボード用の受けコネクタ14の外径に丁度嵌合する
形状寸法となっている。またこの位置決め枠12の奥端
の壁面中央部には、両側をスリット15で切りこんで弾
性を持たせた弾性爪16が位置決め枠12の内側に突出
するように設けられている。この弾性爪16は位置決め
枠12を前記コネクタ14に嵌合したときに、当該コネ
クタ14とメインプリント板13との間に形成される隙
間17に係入されて位置決め枠12の上方への離脱を阻
止するものである。
の実装構造の一実施例を示した図である。ガイド部材1
は平面矩形枠状に形成され、その側辺部材の内側には内
側に向けて突出するガイド突起2を千鳥に配置して、こ
れらのガイド突起の間にサブプリント板3用のガイド溝
4が形成されている。ガイド部材1のサブプリント板挿
抜方向の手前側の部材5は、サブプリント板の挿入口6
を開口させるように下方にシフトして設けられている。
ガイド部材1のサブプリント板3挿抜方向の奥側には、
縦方向のリブ7によってバックボード8用のガイド溝9
が形成されており、ガイド部材の奥側の部材10および
側辺部材の奥端部は下方に延び、さらに内側斜め下方に
延びてその下端に押え片11を付設したコ字状の位置決
め枠12が形成されている。この位置決め枠12はその
内側の矩形領域がメインプリント板13に固定されたバ
ックボード用の受けコネクタ14の外径に丁度嵌合する
形状寸法となっている。またこの位置決め枠12の奥端
の壁面中央部には、両側をスリット15で切りこんで弾
性を持たせた弾性爪16が位置決め枠12の内側に突出
するように設けられている。この弾性爪16は位置決め
枠12を前記コネクタ14に嵌合したときに、当該コネ
クタ14とメインプリント板13との間に形成される隙
間17に係入されて位置決め枠12の上方への離脱を阻
止するものである。
【0017】ガイド部材1の側辺部材のサブプリント板
挿入方向の手前側下端には、下端を外側に向けて突出さ
せた鉤状の突起21、21が設けられている。一方メイ
ンプリント板13の前縁に固定した前面パネル22の上
縁は、内側に向けてメインプリント板13の盤面と平行
な方向に屈曲されて屈折部23が形成されており、この
屈折部23の前記鉤状突起21に対向する位置に矩形の
孔24が設けられている。さらにガイド枠の手前側の部
材5の下辺一箇所に突起25が設けられ、この突起に対
応する屈折部23の位置に孔26が設けられている。
挿入方向の手前側下端には、下端を外側に向けて突出さ
せた鉤状の突起21、21が設けられている。一方メイ
ンプリント板13の前縁に固定した前面パネル22の上
縁は、内側に向けてメインプリント板13の盤面と平行
な方向に屈曲されて屈折部23が形成されており、この
屈折部23の前記鉤状突起21に対向する位置に矩形の
孔24が設けられている。さらにガイド枠の手前側の部
材5の下辺一箇所に突起25が設けられ、この突起に対
応する屈折部23の位置に孔26が設けられている。
【0018】以上のように構成されたガイド部材1は、
鉤状突起21、21を孔24、24に挿入することによ
り、手前側部材の突起25も同時に孔26に挿入されて
サブプリント板挿入方向の手前側が固定され、かつ位置
決め枠12をメインプリント板上のバックボード用受け
コネクタ14に嵌合して押し込むことにより、弾性爪1
6が上記コネクタ14とメインプリント板13との間の
隙間17に嵌合して固定される。そこで固定されたガイ
ド部材のバックボード用ガイド溝9にバックボード8を
差し込んで、その接続用コネクタ27をメインプリント
板の受けコネクタ14に嵌合し、次にサブプリント板3
をサブプリント板用ガイド溝4に差し込んで、その接続
用コネクタ28をバックボード8上のサブプリント板用
の受けコネクタ29に嵌合して、サブプリント板3の前
縁に固定した前面パネル30をネジ等によってガイド部
材1に固定することにより、サブプリント板3の実装を
完了する。
鉤状突起21、21を孔24、24に挿入することによ
り、手前側部材の突起25も同時に孔26に挿入されて
サブプリント板挿入方向の手前側が固定され、かつ位置
決め枠12をメインプリント板上のバックボード用受け
コネクタ14に嵌合して押し込むことにより、弾性爪1
6が上記コネクタ14とメインプリント板13との間の
隙間17に嵌合して固定される。そこで固定されたガイ
ド部材のバックボード用ガイド溝9にバックボード8を
差し込んで、その接続用コネクタ27をメインプリント
板の受けコネクタ14に嵌合し、次にサブプリント板3
をサブプリント板用ガイド溝4に差し込んで、その接続
用コネクタ28をバックボード8上のサブプリント板用
の受けコネクタ29に嵌合して、サブプリント板3の前
縁に固定した前面パネル30をネジ等によってガイド部
材1に固定することにより、サブプリント板3の実装を
完了する。
【0019】固定されたガイド部材1は鉤状突起21、
21と孔24、24との嵌合により、サブプリント板挿
入方向の手前側の図の上下左右方向が位置決めされ、突
起25が孔26に嵌合することにより、図の前後方向の
位置が固定される。またガイド部材1のサブプリント板
挿入方向の奥側については、位置決め枠12がメインプ
リント板上のコネクタ14に嵌合することによって図の
前後左右方向の位置が固定され、位置決め枠12がメイ
ンプリント板の表面に当接した状態で弾性爪16が上記
コネクタ14とメインプリント板13との間の隙間17
に係入されることによって図の上下方向の位置が固定さ
れる。
21と孔24、24との嵌合により、サブプリント板挿
入方向の手前側の図の上下左右方向が位置決めされ、突
起25が孔26に嵌合することにより、図の前後方向の
位置が固定される。またガイド部材1のサブプリント板
挿入方向の奥側については、位置決め枠12がメインプ
リント板上のコネクタ14に嵌合することによって図の
前後左右方向の位置が固定され、位置決め枠12がメイ
ンプリント板の表面に当接した状態で弾性爪16が上記
コネクタ14とメインプリント板13との間の隙間17
に係入されることによって図の上下方向の位置が固定さ
れる。
【0020】上記第1実施例の構造では、サブプリント
板3を取り外したときのバックボード8の浮き上がりに
対する防止手段が講じられていない。しかしこの問題は
図3に示すように、ガイド部材1に設けたバックボード
用のガイド溝9に当該溝に挿入されたバックボード8に
向けて突出する抜け止め突起31を一体に設けるととも
に、バックボード8の抜け止め突起31に対応する位置
に丸孔32を設ける等の手段により、容易に防止するこ
とができる。抜け止め突起31はバックボード8の上縁
に係止される爪状の形状のものとすることもできる。
板3を取り外したときのバックボード8の浮き上がりに
対する防止手段が講じられていない。しかしこの問題は
図3に示すように、ガイド部材1に設けたバックボード
用のガイド溝9に当該溝に挿入されたバックボード8に
向けて突出する抜け止め突起31を一体に設けるととも
に、バックボード8の抜け止め突起31に対応する位置
に丸孔32を設ける等の手段により、容易に防止するこ
とができる。抜け止め突起31はバックボード8の上縁
に係止される爪状の形状のものとすることもできる。
【0021】また上記第1実施例の鉤状突起21とこれ
に対向する孔24との係合は、鉤状突起21の一方を下
方に延びる撓み片33の先端に設けることによって、こ
の撓み片33部分の弾性撓みを利用して鉤状突起21a
を孔24に係入するようにしたものであるが、図4に示
すように鉤状突起21に対向する孔を鉤状孔34とし、
鉤状孔34の広くなった部分で鉤状突起21を挿入し、
その後ガイド部材1を鉤状孔34の幅狭側へずらすこと
によって鉤状突起21と鉤状孔34とを係合する構造と
することもできる。この場合の鉤状突起21と鉤状孔3
4との係合位置は、位置決め枠12をメインプリント板
上のコネクタ14に嵌合することによって保証され、ま
た弾性爪16は鉤状突起21と鉤状孔34とを係合させ
る方向に付勢力を作用させている。
に対向する孔24との係合は、鉤状突起21の一方を下
方に延びる撓み片33の先端に設けることによって、こ
の撓み片33部分の弾性撓みを利用して鉤状突起21a
を孔24に係入するようにしたものであるが、図4に示
すように鉤状突起21に対向する孔を鉤状孔34とし、
鉤状孔34の広くなった部分で鉤状突起21を挿入し、
その後ガイド部材1を鉤状孔34の幅狭側へずらすこと
によって鉤状突起21と鉤状孔34とを係合する構造と
することもできる。この場合の鉤状突起21と鉤状孔3
4との係合位置は、位置決め枠12をメインプリント板
上のコネクタ14に嵌合することによって保証され、ま
た弾性爪16は鉤状突起21と鉤状孔34とを係合させ
る方向に付勢力を作用させている。
【0022】図5および図6は電気ユニットをフレーム
となる金属板36にガイド部材37を介して実装する構
造の一実施例を示したものである。このガイド部材37
は板状でその両縁に2個ずつの鉤状突起38が設けられ
ており、各鉤状突起38とガイド部材37の板厚をその
まま延長して形成したフランジ部39とが千鳥に対向
し、このフランジ部39と鉤状突起38の鉤との間にフ
レームとなる金属板36の板厚に相当するガイド溝40
が形成されている。一方ガイド部材37の図の奥端には
先端辺に側面レ形の弾性爪41を設けてある。一方フレ
ームとなる金属板36には、各鉤状突起38に対応する
位置に鉤状孔42を設け、さらに前記弾性爪41が挿入
される開口43が設けてある。鉤状孔42は、図4の場
合と同様にその広くなった部分で鉤状突起38を挿入
し、ガイド部材37を鉤状孔42の狭い側へと移動させ
ることによって、鉤状突起38の鉤部とフランジ部39
とで金属板36を挟んだ状態で、鉤状突起38を係止す
る。そしてこの係止状態は、弾性爪41が開口43に挿
入されて開口43の後縁に弾性爪41が弾圧されること
によって保持される。図5、6に示した例ではこのガイ
ド部材37と電気ユニット44との固定をネジ45によ
って行っているが、これは電気ユニットの代表的な装置
であるI/O装置がそのケースに固定用のネジ孔を有し
ているものが殆どであることに基づくもので、電気ユニ
ット44とガイド部材37との固定がネジ構造に限定さ
れることを意味するものではない。図の固定用ネジ45
の頭は鉤状孔42の広い部分に位置するようにしてネジ
の頭と金属板36との接触を回避している。
となる金属板36にガイド部材37を介して実装する構
造の一実施例を示したものである。このガイド部材37
は板状でその両縁に2個ずつの鉤状突起38が設けられ
ており、各鉤状突起38とガイド部材37の板厚をその
まま延長して形成したフランジ部39とが千鳥に対向
し、このフランジ部39と鉤状突起38の鉤との間にフ
レームとなる金属板36の板厚に相当するガイド溝40
が形成されている。一方ガイド部材37の図の奥端には
先端辺に側面レ形の弾性爪41を設けてある。一方フレ
ームとなる金属板36には、各鉤状突起38に対応する
位置に鉤状孔42を設け、さらに前記弾性爪41が挿入
される開口43が設けてある。鉤状孔42は、図4の場
合と同様にその広くなった部分で鉤状突起38を挿入
し、ガイド部材37を鉤状孔42の狭い側へと移動させ
ることによって、鉤状突起38の鉤部とフランジ部39
とで金属板36を挟んだ状態で、鉤状突起38を係止す
る。そしてこの係止状態は、弾性爪41が開口43に挿
入されて開口43の後縁に弾性爪41が弾圧されること
によって保持される。図5、6に示した例ではこのガイ
ド部材37と電気ユニット44との固定をネジ45によ
って行っているが、これは電気ユニットの代表的な装置
であるI/O装置がそのケースに固定用のネジ孔を有し
ているものが殆どであることに基づくもので、電気ユニ
ット44とガイド部材37との固定がネジ構造に限定さ
れることを意味するものではない。図の固定用ネジ45
の頭は鉤状孔42の広い部分に位置するようにしてネジ
の頭と金属板36との接触を回避している。
【0023】
【発明の効果】以上説明したこの発明の構造によれば、
サブプリント板や電気ユニットの実装時において、ネジ
止め作業が不要となり、特にサブプリント板や電気ユニ
ットを装置完成後に追加実装する場合に、これらの実装
作業をあまり経験しない作業者が行っても、実装作業を
速やかにかつ作業ミスを生ずることなく行うことができ
るという効果がある。またこの発明のサブプリント板の
実装構造においては、サブプリント板を支持するガイド
部材によってメインプリント板上の配線パターンが損傷
を受けたり、メインプリント板上に配線禁止領域を生ず
ることがなく、作業ミスによる断線の危険を生ずること
なくサブプリント板の実装作業が可能で、バックボード
の抜け止めも防止した確実な実装構造が得られるという
効果がある。
サブプリント板や電気ユニットの実装時において、ネジ
止め作業が不要となり、特にサブプリント板や電気ユニ
ットを装置完成後に追加実装する場合に、これらの実装
作業をあまり経験しない作業者が行っても、実装作業を
速やかにかつ作業ミスを生ずることなく行うことができ
るという効果がある。またこの発明のサブプリント板の
実装構造においては、サブプリント板を支持するガイド
部材によってメインプリント板上の配線パターンが損傷
を受けたり、メインプリント板上に配線禁止領域を生ず
ることがなく、作業ミスによる断線の危険を生ずること
なくサブプリント板の実装作業が可能で、バックボード
の抜け止めも防止した確実な実装構造が得られるという
効果がある。
【図1】第1実施例の分解斜視図
【図2】第1実施例の要部の拡大斜視図
【図3】バックボードの抜け止め構造を示す斜視図
【図4】第2実施例の要部の斜視図
【図5】第3実施例の分解斜視図
【図6】第6実施例の部分断面側面図
【図7】従来のサブプリント板の装着構造の一例を示す
斜視図
斜視図
【図8】従来の電気ユニットの装着構造の一例を示す斜
視図
視図
【図9】図8の要部の断面側面図
【符号の説明】 1 ガイド部材 3 サブプリント板 8 バックボード 9 ガイド板 12 位置決め枠 13 メインプリント板 14 受けコネクタ 16 弾性爪 17 隙間 21 鉤状突起 22 前面パネル 23 屈折部 31 抜け止め突起 35 鉤状孔 36 金属板 37 ガイド部材 38 鉤状突起 41 弾性爪 42 鉤状孔 44 電気ユニット
Claims (7)
- 【請求項1】 メインプリント板(13)上にバックボード
(8) を介して当該メインプリント板と平行に実装される
サブプリント板(3) を支持するガイド部材(1) の前記メ
インプリント板上への固定構造において、ガイド部材
(1) のサブプリント板挿入方向の奥側に平面コ字形ない
し矩形の位置決め枠(12)が、これを装着するメインプリ
ント板(13)側に向けて突出させた状態で形成されてお
り、この位置決め枠(12)を前記メインプリント板に固定
された前記バックボード(8) 用の受けコネクタ(14)に嵌
合して、ガイド部材(1) のメインプリント板(13)上での
位置を固定することを特徴とする、電子装置のサブプリ
ント板の実装構造。 - 【請求項2】 前記位置決め枠(12)の一部にその内側に
向けて突出する弾性爪(16)が設けられており、この弾性
爪(16)を前記受けコネクタ(14)の側面に形成された凹所
(17)に係入してガイド部材(1) のメインプリント板(13)
に対する面直角方向の位置を固定することを特徴とす
る、請求項1記載の電子装置のサブプリント板の実装構
造。 - 【請求項3】 ガイド部材(1) が前記バックボード(8)
をメインプリント板(13)の面直角方向に移動自在に案内
するバックボード用ガイド溝(9) を備えているものにお
いて、ガイド部材(1) に前記ガイド溝(9) に挿入された
バックボード(8) 側に向けて突出する抜け止め突起(31)
が設けられていることを特徴とする、請求項1または2
記載の電子装置のサブプリント板の実装構造。 - 【請求項4】 ガイド部材(1) のサブプリント板挿入方
向の手前側がメインプリント板(13)の前縁に固定した前
面パネル(22)を介して当該メインプリント板(13)に固定
されており、ガイド部材(1) は、前記位置決め枠(12)と
前面パネル(22)への固定位置との間の部分がメインプリ
ント板(13)の表面から離隔していることを特徴とする、
請求項1、2または3記載の電子装置のサブプリント板
の実装構造。 - 【請求項5】 メインプリント板(13)の前縁に固定され
た前面パネル(22)の上縁が内側に向けて屈曲されて屈折
部(23)が形成されており、この屈折部に設けた孔(24,3
4) と、ガイド部材(1) のサブプリント板(3) の挿入方
向手前側にメインプリント板(13)側に向けて突出形成し
た鉤状突起(21)の係合により、ガイド部材(1) のサブプ
リント板挿入方向手前側の位置が固定されることを特徴
とする、電子装置のサブプリント板の実装構造。 - 【請求項6】 メインプリント板(13)の前縁に固定され
た前面パネル(22)の上縁を内側に屈曲して形成した屈折
部(23)に鉤状孔(34)が設けられ、ガイド部材(1) のサブ
プリント板挿入方向の手前側にメインプリント板(13)に
向けて突出形成した鉤状突起(21)が設けられており、ガ
イド部材(1) のサブプリント板挿入方向の手前側が前記
鉤状孔(34)と鉤状突起(21)との係合により固定され、か
つガイド部材(1) を前記鉤状孔(34)と鉤状突起(21)との
係合方向に付勢する弾性爪(16)が設けられていることを
特徴とする、電子装置のサブプリント板の実装構造。 - 【請求項7】 金属ケースを有する電気ユニット(44)を
フレーム部材となる金属板(36)に固定する電子装置の電
気ユニットの実装構造において、電気ユニット(44)と金
属板(36)との間には合成樹脂製のガイド部材(37)が介装
されており、このガイド部材(37)は金属板(36)側に向け
て突出形成された鉤状突起(38)と弾性爪(41)とを備え、
金属板(36)には前記鉤状突起(38)に対応する位置に鉤状
孔(42)が設けられており、ガイド部材(37)と金属板(36)
とは鉤状孔(42)と鉤状突起(38)との係合により固定され
るとともに、前記弾性爪(41)がガイド部材(37)を前記鉤
状孔(42)と鉤状突起(38)とが係合する方向に付勢してい
ることを特徴とする、電子装置の電気ユニットの実装構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5218180A JP2799817B2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 電子装置の実装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5218180A JP2799817B2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 電子装置の実装構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0758465A true JPH0758465A (ja) | 1995-03-03 |
JP2799817B2 JP2799817B2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=16715872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5218180A Expired - Fee Related JP2799817B2 (ja) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 電子装置の実装構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2799817B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002124746A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-26 | Hitachi Telecom Technol Ltd | プリント回路板の実装構造 |
JP2002271060A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-20 | Hitachi Telecom Technol Ltd | プリント回路板の実装構造 |
CN110370849A (zh) * | 2012-09-14 | 2019-10-25 | 尤尼林有限公司 | 用于装饰面板的方法和设备 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6336090U (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-08 | ||
JPS6350194U (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-05 | ||
JPH0463582U (ja) * | 1990-10-15 | 1992-05-29 |
-
1993
- 1993-08-09 JP JP5218180A patent/JP2799817B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6336090U (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-08 | ||
JPS6350194U (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-05 | ||
JPH0463582U (ja) * | 1990-10-15 | 1992-05-29 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002124746A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-26 | Hitachi Telecom Technol Ltd | プリント回路板の実装構造 |
JP4549511B2 (ja) * | 2000-10-16 | 2010-09-22 | 株式会社日立製作所 | プリント回路板の実装構造 |
JP2002271060A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-20 | Hitachi Telecom Technol Ltd | プリント回路板の実装構造 |
JP4511067B2 (ja) * | 2001-03-14 | 2010-07-28 | 株式会社日立製作所 | プリント回路板の実装構造 |
CN110370849A (zh) * | 2012-09-14 | 2019-10-25 | 尤尼林有限公司 | 用于装饰面板的方法和设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2799817B2 (ja) | 1998-09-21 |
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