JPH07505384A - スキンケア方法及び組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スキンケア方法及び組成物 ［発明の分野］ 本発明は、スキンケア組成物中の角質層キモトリプシン様酵素を局所使用するこ とによる、乾燥した、剥がれやすい（Ｉｌｌｋｔ）皮膚の状態の緩和または予防 に関する。本発明組成物はニキビまたはフケの緩和にも使用できる。

［発明の背景及び従来技術］ 正常で健康な表皮では、皮膚表面から上手く調整しながら角質細胞を剥離するこ とによって、新しい角質層が連続的にバランスよく作り出されている。この落屑 過程について分子レベルではほとんど解明されていない。

＾、Ｌｗａｄｓｌｒｏｍ及びＴ、Ｅ（ｅｌ＋＊ｄ　（１，Ｉ＋ｗｅ＋ｌ　Ｄｅｒ ＠＊ｌ＋１．　（１９Ｈ）角質層の細胞間が接着していることを示している。細 胞の解離が起こりつる前に、これらの構造は分解される必要がある。

また、デスモソームの細胞外部分が分解されてから細胞が解離すルコとを示す証 拠もある（Ｔ、　５ｔｌｔｗｄ　（１９９ＨＥ■ｒｏｐｅ’ｓ１ｏｗ＋■ｌ　ｏ ｆ　Ｄｅ＋ｍ５ｌｏｌｏ！ｙ　２　４６−４９）　。

Ａ、　Ｌｗａｄ＋１ｔｏ−及びτ　Ｊｅｌ＋ｗｄは、角質層が細胞解離（落屑） 過程に関与している可能性のある角質層キモトリプシン様酵素（ＳＣＣＵ）であ るプロテアーゼ酵素を有していること（Ａｃ　１ｓＤｅ＋ｍ　Ｖｔ＊ｅ＋ｅａｌ 　（１９９１）　７１４７１−４７４）　、そして、この酵素がデスモソームの 分解に関与している可能性のあることを示している。

乾燥し、剥がれやすい皮膚の状態に真に効果的なスキンケア組成物を提供できる という問題を解決するために化粧品会社では多くの努力が払われてきた。しかし 、現在の所、この問題の解決法は見いだされていない。

驚くべきことに、本出願人らは、正常な皮膚と異なり、乾燥し、剥がれやすい皮 膚の状態では、角質層の最も上層にデスモソーム構造が存在していることを発見 した。また、角質層キモトリプシン様酵素を含むスキンケア組成物を局所使用す ることにより、乾燥した、剥がれやすい皮膚の状態の問題を実質的に解決するこ とができた。

［発明の定義］ 従って、本発明は、角質層キモトリプシン様酵素とこの酵素に対する許容され得 る賦形剤とからなる、乾燥した皮膚状態を緩和または予防する、皮膚に局所使用 するための組成物を提供する。

組成物は、角質層キモトリプシン様酵素を、組成物重量に対し、好ましくは０． ００００１−５０％、より好ましくは０．００１−２０％、さらに好ましくは０ ．１−１０％含有する。

組成物はまた、グリコシダーゼ、他のプロテアーゼ、リパーゼ及びそれらの混合 物から選択した第二の酵素を含んでいてもよい。この組成物は、第二の酵素を、 組成物重量に対して、好ましくは０．００００１−５０％、より好ましくは０． ００１−２０％、さらに好まｌ、　＜は０．１−１０％含有する。

このような本発明組成物が、 （ａ）角質層キモトリプシン様酵素、及び（ｂ）グリコシダーゼ、他のプロテア ーゼ、リパーゼ及びそれらの混合物から選択した第二の酵素を含む場合、Ｌｌ） 対（ｂ）の比は１００　：　１から１：１であることが好ましい。

第二の酵素はグリコシダーゼであることが好ましい。

理論に束縛されるつもりはないが、我々は、５ＣＣＥ含有スキンケア組成物は、 局所使用した５ＣＣＥが角質層最上層へ浸透して、角質層内に異常に存在してい るデスモソームの分解を助けるように機能し、細胞間の接着性結合を分解し、落 屑を起こすと考えている。角質層キモトリプシン様酵素の活性は、組成物にグリ コシダーゼ、他のプロテアーゼ、リパーゼまたはそれらの混合物を添加すること により増強できる。

角質層キモトリプシン様酵素 角質層キモトリプシン様酵素は、ヒトまたは動物の皮膚またはカルスから、高濃 度塩溶液（例えば、２ＭのＮａＣＩ）、洗剤または溶媒抽出により抽出し、クロ マトグラフィまたは電気泳動手法により精製することができる。酵母、細菌、植 物または哺乳類細胞中で遺伝子を過剰発現させるバイオテクノロジ一手段により 、組換え角質層キモトリプシン様酵素を製造するこグリコシダーゼは、動物、植 物、真菌または細菌材料から単離することができる。典型的な酵素には、ノイラ ミニダーゼ、マンノンダーゼ、ガラクトシダーゼ、グルコシダーゼ、Ｎ−アセチ ルグルコサミニダーゼ及びＮ−アセチルガラクトサミニダーゼが含まれる。これ らの酵素はアーモンド、生のコーヒー豆、はうれん草等の植物材料から単離する ことが好ましいが、市販能のプロテアーゼは動物、植物、真菌または細菌材料か ら単離することができる。好適な酵素には、プロメライン、パパイン、キモトリ プシン及びキモトリプシン様酵素、カテプシン及びカテプシン様酵素、アルカラ ーゼ、サビナーゼ、キモパパイン、クロストリバイン、エンドプロテイナーゼＡ ｓｐ　Ｎ、プロテアーゼＶ、８、プロテイナーゼに、サブチリシン、テルモリシ ン、プラスミン、プロナーゼ、並びにトリプシン及びトリプシン様酵素が含まれ る。好ましくは、プロテアーゼは小麦、大麦、トウモロコシ、セイヨウアブラナ 、ココア、亜麻仁、イリップ、シアバターツキの実、ヤシの実、ホホバ豆、エン トウ、サヤマメ、ソラマメ、大豆及びヒマワリの種、並びにオリーブ、パパイヤ 、パイナツプル、ココナツ、トマト及びイチジク等の植物材料から単離する。

リパーゼ リパーゼまたは同様の脂質修飾酵素は植物、動物または細菌材料から単離できる 。好適な酵素には、リボラーゼ、膵リパーゼ、ホスホリパーゼ、セラミダーゼ、 アリールスルファラーゼ、コレステロールエステラーゼ、ｃｘｅｄｉｄ＊　ｒＢ ｏｔ＊　０Ｆ３６Ｇリパーゼ、ｋｕ＋＋１ｃｏｌ！ｇｐ、リパーゼ、ｐ＋ｔｗｄ ｏｉｏａｓｇ　ｓｐ、リ／々−ゼ及びＣａｎｄｉｄ轟■１Ｉｒｃｌｉｃｓ＾＆Ｂ リパーゼが含まれる。

賦形剤 本発明組成物は、組成物中の活性成分のための希釈剤、分散剤または担体として 機能し、組成物を皮膚及び／または毛髪に使用したときに、組成物の分配を促進 するための賦形剤も含んでいる。賦形剤は化粧品として許容され得るものである ことが好ましい。

水以外の賦形剤には、液体または固体の皮膚軟化剤、溶媒、湿潤剤、粘稠剤及び 粉末を含むことができる。これらのタイプの賦形剤の各々についての例を下記に 示す。これらの賦形剤は単独で、または複数の賦形剤の混合物として使用できる 。

・　皮膚軟化剤、例えば、ステアリルアルコール、モノリシノール酸グリセリル 、モノステアリン酸グリセリル、ミンク油、セチルアルコール、イソステアリン 酸イソプロピル、ステアリン酸、パルミチン酸イソブチル、ステアリン酸イソセ チル、オレイルアルコール、ラウリン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、オ レイン酸デシル、オクタデカン−２−オール、イソセチルアルコール、エイコサ ニルアルコール、ベヘニルアルコール、バルミチン酸セチル、シリコーン油例え ばジメチルポリシロキサン、セバシン酸ジ−ｎ−ブチル、ミリスチン酸イソプロ ピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸ブ チル、ポリエチレングリコール、トリエチレングリコール、ラノリン、ココアバ ター、コーン油、綿実油、獣脂、ラード、オリーブ油、ヤシ核部、ナタネ油、サ フラワー油、マツヨイグサ油、大豆油、ヒマワリ油、アボカド油、オリーブ油、 ゴマ油、ココナツ油、ビーナツツ油、ヒマシ油、アセチル化ラノリンアルコール 、ペトロラタム、鉱物油、ミリスチン酸ブチル、イソステアリン酸、バルミチン 酸、リノール酸イソプロピル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、オレイン酸デシ ル、ミリスチン酸ミリスチル； プロペラント、例えば、空気、プロパン、ブタン、イソブタン、ジメチルエーテ ル、二酸化炭素、亜酸化窒素；溶媒、例えば、エチルアルコール、塩化メチレン 、イソプロパツール、アセトン、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエ チレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテ ル、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン； 粉末、例えば、白亜、タルク、フラー土、カオリン、デンプン、ガム、コロイド 状シリカ、ポリアクリル酸ナトリウム、テトラアルキル及び／またはトリアルキ ルアリールアンモニウムスメクタイト、化学的に修飾したケイ酸アルミニウムマ グネシウム、有機的に修飾したモンモリロナイトクレー、水和ケイ酸アルミニウ ム、ヒユームドシリカ、カルボキシビニルポリマー、ナトリウムカルボキシメチ ルセルロース、モノステアリン酸エチレングリコール。

賦形剤は通常、エマルジョン重量の１０−９９．９％、好ましくは５０−９９％ を形成し、他の添加剤がない場合には、組成物の残部を形成することができる。

任意の皮膚に有効な物質及び化粧品助剤本発明組成物の特に好都合な形態はエマ ルシロンであり、この場合、通常、油または油状物質が、油中水型エマルジョン または水中油型エマルシランを形成するための乳化剤と共に含まれる。エマルジ ョンのタイプは使用する乳化剤の平均親水性−親油性バランス（ＨＬ　Ｂ）に大 きく依存する。

油または油状物質 本発明組成物は、適宜、１つ以上の油または油の特性を有する他の物質も含んで いてよい。

好適な油の例には、鉱物油及び植物油、及び他の油状物質、例えば皮膚軟化剤と して本明細書上記に提示したものが含まれる。他の油または油状物質には、揮発 性及び非揮発性のシリコーン油、例えばポリジメチルシロキサンが含まれる。

油または油状物質がエマルシラン形成のために存在する場合、組成物体積の９０ ％まで、好ましくは１ｏ−ｓｏ％を形成する。

乳化剤 本発明組成物は、適宜、１つ以上の乳化剤も含有してよく、乳化剤の選択によっ て、通常、油中水型または油中水型のどちらが形成されるかが決定される。

油中水型エマルシロンが必要な場合、選択した乳化剤の平均ＨＬＢ値は通常１− ６でなければならない。水中油型エマルジョンが必要な場合、選択した乳化剤の 平均ＨＬＢは〉６でなければならない。

好適な乳化剤の例を下記表１に示すが、表には、乳化剤の化学名、市販の商品名 の一例、及び平均）ＩＬＢ値を示す。

トリオレイン酸ソルビタン　＾ｔｌ＊ｃｅｌ　ＩＩｓ　１．１１トツステ７ツン 　酸ソルビタン　５ＦＩＩＩ　Ｇ５　２．１モノオレイン酸グツセロール　＾ｌ ｄｏＭＤ　２．７モｌラウツシ酸グツセロール　＾ｌｄｏＭｃ　１３ヤスキオレ イン　酸ソルビタン　Ａｌｌ息ｃｅｌ　８３　３．７モノオレイン酸ソルビタン 　Ａｒ１５ｃｅｌ　８０　４．３モノステアダン　酸ソルビタン　＾ｒｌ＊ｃ’ ｅｌ　６Ｇ　４．７ｅ１オキシエチレン（２）スアアリルエーテル　Ｂｒ１ｉ　 ７２　４．９ポリオキシエチレンソルビトール　蜜蝋誘導体　Ｇ−１７０２５Ｐ ＥＧ　２００　フラウレート　Ｅｉｅｒｅｓｌ　２６２２　Ｌ３モノパル；チン 　酸ソルビタン　Ａ＋ｌ＊ｃｅｌ　４０　６．７ポリオキシエチレン＋３．５１ ノニルフエノール　Ｅｍｉｌ！ｅｎ　９０３　７．ＩＰＥＧ　２００　モノステ アレート　ＴＢｅｓｌ＊ｔ　１．５ＰＥＧ　２０ＧＭＳ モノラウリン酸ソルビタン　Ａｒ１５ｃｅｌ　２００　１．Ｇ？ＥＧ　４００　 ７オレート　ＴｔＨｅ＊Ｉｔｔ　８．ＩＰＥＧ　４００−Ｄ。

Ｈｔ＋ンｚｆ１＋ン（５Ｈ／Ｘｔ７Ｌ＋−）　Ｈｋｏｌ畠１　１ｉｆｔ−１６９ ，０ポヴオキシエチレン（４）モノステアリン　酸ソルビタン　ＴｗｅｅＩ　Ｎ 　！、６ｆ呼オキジオキシエチレンラウリルエーテル　ｌｌ＋ｉｉ　３０　９． ７ポリオキシエチレン（５）モノオレイン酸ソルビタン　Ｔｗｅｅｔ　８１　１ ０．０ＰＥＧ　３００　モノオレート　ＮｅｗｌｔｏＢｔ　８３４　１０．４１ ダオキシエチレン（２０１）ラステア亨ン酸゛ノルビタン　Ｔｖｅｅｓ　６５　 １０．５ポリオキシエチレン（２０））リオレイン　酸ソルビタン　Ｔｖｅｓａ 　８５　１１．Ｏｆ９オキシエチレン（２０１）リオレイン　酸ソルビタン　Ｍ ７ｒ＋　４５　１１．ＩＰＥＧ　４００　ｔ／ｌｌ＋−）　Ｅｍｅ＋ｅｇｌ　２ ６４６　１１．７ＰＥＧ　４０Ｇ　モノステアレート　Ｔｅ１ｅｓｌｅｒ　１１ ．９ＰＥＧ　４００ ポリオキシエチレン（１０）　モノオレート　Ｅｌｈａｌｓｌ　Ｇ／２０　１２ ．２ポリオキシエチレン（１０）ステア９にエーテル　Ｂｒ１ｉ　７６　１２． ４ポリオキシエチレン（ｌＯ）セチルエーテル　Ｂｒ１ｉ　５６　１２．９ポリ オキシエチレン（９ｊ）オクチル１ｓノール　Ｔｒｉｌｏａ　ｌ−１００Ｎ、０ ポツオ牛ジエチレン（４）モノラウリン酸ソルビタン　Ｔｗｅｒｅ　２１　１３ ｊＰＥＧ　６００　％／第１１−）　Ｅｍｅｒ＠ｓｌ　２Ｇ６０　Ｈ，７ＰＥＧ 　１０００シラリレート　Ｋｅｓｓｃｏ　Ｈ，９ポリオキシエチレンソルビトー ルラハン　誘導体　Ｇ−１４４１１４，ＯＨｔキノエチレン［１２）ラウリルエ ーテル　Ｈｈｏｓｐ＊ｒｓｅ　１４．４Ａ−１２ ＰＥＧ　１５００ジオレー）　ＰＢｏｓｐｅ＋ｓｅ　１４゜６ポリオキシエチレ ン（１４）ラウレート　＾＋ｏｔｕｒｌ　１４．８１１ＦＬ−７１４ ずツオ牛ンエチレン（２０）モノラウリン酸ソルビタン　Ｔｗｉｔｓ　１４．９ ｆ１オキシエチレン（２０）モノオレイン　酸ソルビタン　Ｔｖｅｅｓ　８０　 １５．０ポリオキシエチレ：ｚ（２Ｇ）Ｘテア９ルエーテル　Ｂｒ１ｉ　７８　 １５．３ポリオキシエチレン（２０）モノパルミチン酸ソルビタン　Ｔｗｓｒ＋ ＋　４０　１５．６ポリオキシエチレン（２０）セチルエーテル　Ｂｒ１ｉ　５ ．８　１５．７ポリオキシエチレン（２５）モノステアリン酸オキシプロピレン 　Ｇ−２１６２１６，０ポリオキシエチレン（２０）モｌラウリノ　酸フルビト ール　Ｔｖｅｅａ　２Ｇ　１６．７ポリオキシエチレン（２３）ラウリルエーテ ル　ｌｌ＋ｉｉ　３５　１６．９ポリオキシエチレン（５０）モノステアレート 　輩ｙｒｉ　５３　１７．９ＰＥＧ　４０００モノステアレー）　ＰＢｏｓｐ＊ ｒｓｅ　１８．７４０００　ＭＳ 上記の乳化剤のリストは限定するためのものではなく、本発明に従って使用する のに適した、選択した乳化剤を単に例示したものである。

所望に応じて、２つ以上の乳化剤を使用できるものと理解すべきである。

適当な場合、本発明組成物に混合すべき乳化剤及び乳化剤混合物の量は、組成物 重量に対して、１−５０％、好ましくは２−２０％、最も好ましくは２−１０％ である。

水 本発明組成物は通常８０体積％まで、好ましくは５−８０体積％の水も含んでよ い。

シリコーン表面活性剤 本発明組成物は、適宜、上記の任意の乳化剤の代わりに、または、これに加えて 、乳化剤としても作用できる高分子シリコーン表面活性剤も含んでよい。

シリコーン表面活性剤は、分子量１０．０００−５０．０００で、下記の構造を 有する、ポリオキシエチレン及び／またはポリオキシプロピレン側鎖を持つジメ チルポリシロキサンの高分子ポリマーである。

［式中、革Ｒ°及びＲ“は各々、−Ｈ％　Ｃｌ−ｌ８アルキル及び−［Ｃ）（２ ＣＨ２０］　、［ＣＨ２ＣＨＯＩ　ｂ　ＨＣＨ。

から選択したものであり、 ａは９から１１５の値であり、 ｂは０から５０の値であり、 Ｘは１３３から６７３の値であり、 ｙは２５から０．２５の値である。

好ましくは、ジメチルポリシロキサンポリマーは、ａが１０から１１４の値であ り、 ｂが０から４９の値であり、 Ｘが３８８から４０２の値であり、 ｙが１５から０．７５の値であり、 基Ｒ”及びＲ”の一方がラウリルであり、他方の分子量が１０００から５０００ であるものである。

特に好ましいジメチルポリシロキサンポリマーは、ａが１４であり、 ｂが１３であり、 Ｘが２４９であり、 ｙが１．２５であるものである。

ジメチルポリシロキサンポリマーは揮発性シロキサン中の分散物として提供され ると好都合であり、この分散物は、例えば、１−２０体積％のポリマーと８０− ９９体積％の揮発性シロキサンからなる。分散物が揮発性シロキサンに分散した １０体積％のポリマーからなるのが理想的である。

ポリシロキサンポリマーを分散できる揮発性シロキサンの例には、ポリジメチル シロキサン（三量体及び／六量体）が含まれる。

特に好ましいシリコーン表面活性剤はシクロメチコンとジメチコンのコポリオー ル、例えばＤＯＷ　Ｃ０ＩＮＩＮＧから市販されているＤＣ３２２ＳＣＦｏｒｓ ｗｌ＊ｊｉｏｅ　Ａｉｄである。Ｄｅｗ　ＣａｒｓｉＢから市販のＤＣＱ２−５ ２００のようなラウリルメチコンコポリオールも好適であ本発明組成物に含まれ る場合、シリコーン表面活性剤の量は、エマルジタン重量の、通常２５％まで、 好ましくは０．５−１５％である。

他の助剤 任意に使用できる慣用の助剤には、保存料（例えばパラ−ヒドロキシ安息香酸エ ステル）抗酸化剤（例えばブチルヒドロキシトルエン）、湿潤剤（例えばグリセ ロール、ソルビトール、２−ピロリドン−５−カルボキシレート、フタル酸ジブ チル、ゼラチン、ポリエチレングリコール、好ましくはＰＥＧ２０Ｏ−６００） 　、バッファ（例えば塩基例えばトリエタノールアミンまたは水酸化ナトリウム と乳酸の混合物）、表面活性剤（例えばグリセロールエーテル、合成、動物また は植物起源のセラミド）、ワックス（例えば蜜蝋、地蝋、パラフィン蝋）、植物 抽出物（例えばアロエベラ、ヤグルマギク、アメリカマンサク、ニワトマ、キラ リ）、粘稠剤、活性増強剤、着色料、香料、及び日焼は止め物質（例えば超微細 二酸化チタン及び有機の日焼は止め物質、例えばｐ−アミノ安息香酸及びそのエ ステル、ｐ−メトキシ桂皮酸エチルヘキシル、ｐ−メトキシ桂皮酸２−エトキシ エチル及びブチルメトキシジベンゾイルメタン）、及びその混合物が含まれる。

角買層キモトリプシン酵素は亜鉛イオンで阻害されるため、活性を上昇させ、阻 害を低下するために、適宜、ＥＤＴＡのような金属キレートを組成物に含むこと ができる。

本発明組成物は主としてヒトの皮膚に局所使用し、乾燥し、剥がれやすい皮膚を 治療し、皮膚の質を向上させるための製品であることを目的とする。組成物はニ キビ及びフケの緩和にも使用できる。

使用に際し、少量、例えば１−５ｍ１の組成物を、好適な容器またはアプリケー タから皮膚または毛髪の部分に塗布し、必要に応じ、次に、手もしくは指または 好適な装置を使用し、皮膚または頭皮に広げ及び／または擦り込む。

製品の形態及び包装 本発明の局所用皮膚及び／または毛髪処理用組成物は、粘度４，０００−１０． ０００ｍＰａ５のローシリン、粘度１０．０００−２０．０００ｍＰａ５の流体 状クリーム、ま０たは粘度２０．０００−１００．ＯＯＯｍＰａａのクリームと して処方できる。組成物を粘度及び消費者の使用目的に適した好適な容器に包装 することができる。例えば、ローシランまたは流体状クリームは、ビンまたはロ ールボール・アプリケータまたはプロペラントによるエアゾール・デパイズまた は指で操作するのに適したポンプを具備した容器に収容することができる。組成 物がクリームの場合、単に、変形不能なビンまたは絞り出し用容器、例えばチュ ーブまたは蓋付きビンに保存することができる。組成物は一般のローシラン及び クリーム、洗い流さない型のクリーム、洗い流す型のクレンザ−１顔のバック、 シャンプー及びバスオイルに使用することができる。

従って、本発明は、本明細書に定義の化粧品として許容される組成物を含む閉鎖 容器も提供する。

ヒトまたは動物の皮膚からテープで剥してデスモソームが接着したままの角質層 細胞を採取した。テープ全体をヘキサン中に入れて、テープから細胞を放し、遠 心分離により細胞を集め、次に、ヘキサンを吸引した。別な方法では、デスモソ ームを豊富に含む組織である、ヒトの足底の角質層を液体窒素中で粉砕し、乾燥 させた。次に、細胞を、酵素活性を確認するために、特定の阻害剤の存在下また は不在下で、ブタ角質層からの高塩角質層キモトリプシン酵素抽出物を含有する バッファに分散させた。グリコシダーゼの作用を確認するために、５ｃｃＥ抽出 物と共にインキュベートする前に、いくつかの角質細胞のアリコートをひきわリ アーモンド抽出物とノイラミダーゼの混合物で処理した。

次に、光学顕微鏡を使用して細胞解離を調べることにより、デスモソーム消化を 顕微鏡で追跡できる。酵素がデスモソームを消化できない場合、細胞は互いに接 着したままである。従つて、分散された細胞数の計測または蛋白質アッセイを使 用分散した細胞量の測定を酵素の有効性の尺度として使用できる。酵素がデスモ ソームを特異的に分解することを確認するために、酵素の特異的なデスモソーム 分解を次のように示した。

尿素／ＳＤＳ／β−メルカプトエタノールバッファで抽出して、デスモソーム蛋 白質であるデスモグレイン（ｄｇｌ）を鱗屑から単離し、次に、コンカバリンＡ アフィニティークロマトグラフィーでｄｇｌ糖蛋白質を精製した。コンカバリン Ａ溶出物をドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動で分画し、 電気泳動によりイムノブロッティング用ＰＤＶＦ膜に移した。抗原を少量含む特 別の抗血清を使用してｄｇｌを同定し、デスモソーム消化の指標とした。この方 法で得られた結果を表１に示す。

この方法により、ヒトの皮膚での最も有効な酸素の生体内試験の前に、酸素のス クリーニングが可能となる。

表１ 以下の実施例は本発明の具体的な局所使用用組成物を説明している。

典型的な水中油型クリーム 鉱物油　４．０ セチルアルコール　ＰＯＥ　４．０ ブチル化ヒドロキシトルエン　０．０１ブチル化ヒドロキシトルエン　０．０１ 水　１００まで 油中水型エマルジョン 完全に水素添加したココナツ油　３．９ＳＣＣＥ　０．５ グリコシダーゼ　０．５ ポリオキシエチレンオレイルエーテル　５．０ベントン３８　０．５ 保存料　０．３ ＭｇＳＯ４７Ｈ２００，３ ブチル化ヒドロキシトルエン　０．０１香料　十分量 水　１００まで 平成６年９月３０日

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．角質層キモトリブシン様酵素及び許容される酵素用の賦形剤を含む乾燥した 、剥がれやすい皮膚の状態を緩和または予防する皮膚に局所使用するための組成 物。
2. ２．組成物が角質層キモトリプシン様酸素を組成物重量の０．００００１−５０ ％含む請求の範囲第１項に記載の組成物。
3. ３．粗成物が角質層キモトリブシン様酵素を組成物重量の０．００１−２０％含 む請求の範囲第１項または第２項に記載の組成物。
4. ４．組成物が角質層キモトリブシン様酵素を組成物重量の０．１−１０％含む請 求の範囲第１項から第３項のいずれか一項に記載の組成物。
5. ５．組成物がさらに、グリコシダーゼ、他のプロテアーゼ、リパーゼ及びそれら の混合物から選択した第二の酵素を含む請求の範囲第１項から第４項のいずれか 一項に記載の組成物。
6. ６．組成物が第二の酵素を組成物重量の０．００００１−５０％含む請求の範囲 第５項に記載の組成物。
7. ７．組成物が第二の酸素を組成物重量の０．００１−２０％含む請求の範囲第５ 項または第６項に記載の組成物。
8. ８．組成物が第二の酸素を組成物重量の０．１−１０％含む請求の範囲第５項、 第６項または第７項に記載の組成物。
9. ９．組成物が、 （ａ）角質層キモトリプシン様酵素、及び（ｂ）グリコシダーゼ、他のプロテア ーゼ、リパーゼ及びそれらの混合物から選択した第二の酵素を含み、（ａ）と（ ｂ）の比が１００：１から１：１である請求の範囲第１項から第８項のいずれか 一項に記載の組成物。
10. １０．第二の酵素（ｂ）がグリコシダーゼである請求の範囲第５項から第９項の いずれか一項に記載の組成物。
11. １１．組成物がさらに化粧品として許容される酵素用の賦形剤を含む請求の範囲 第１項から第１０項のいずれか一項に記載の組成物。
12. １２．乾燥皮膚状態、座瘡及びふけに対して局所使用するための請求の範囲第１ 項から第１１項のいずれか一項に記載の組成物の使用。
13. １３．角質層キモトリプシン様酵素を含む組成物を局所使用することを含む、乾 燥皮膚状態、座瘡及びふけを総和または軽減する方法。