JPH07503561A - 制御レバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 制御レバー 技術分野 本発明は、少なくとも２つの方向に操縦されるべき機構に機械的に連結されると 共にスイッチを経て電気的位置決め手段に電気的に接続される制御レバーであっ て、一端に支持されたノブを備え、前記ノブはレバーの長手方向軸線に対して径 方向で種々の方向に動くことができかつレバーが突入する空洞部と、レバーの外 面に対して或るスペースを画成する周面とを備え、前記スペースは一方では、ス イッチ部品としての少なくとも１つの可動のリング形電気接点素子を提供し、前 記接点素子は前記ノブと連結されかつその径方向運動でこれに随行するよう配置 され、また前記スペースは他方では、弾性のリング形復心素子を提供し、前記復 心素子はその一方の外周面を前記空洞部の周面に当接させそしてその他方の外周 面をレバーに当接させ、かくして復心素子は接触素子をレバーに対して復心させ るよう働き、前記種々の方向の何れにおいてもレバーに対するノブの手動横向き 運動が、レバーの外側によって形成される第２の接点素子と接触する幾つかの異 なった接点位置の内の１つの位置にリング形接点素子を径方向において変位させ て成る制御レバーに関するものである。

背景技術 上記型式の制御レバーはＷ０９１／０２９１２号から既知である。前記既知のレ バーは電気操作クラッチと組合せてギヤチェンジレバーとして使用されてきた上 記構成配置は良好な操作を行うために満たさなければならない敏感度と精度に対 する要件を適切に満足してきた。該構成配置は、クラッチを足で操作する必要が ないので手動ギヤボックスをもつ自動車の運転を著しく簡単化するが、その代わ りギヤチェンジレバーと直接一体に構成される。

しかし、２０〜３０Ｎの通常のギヤチェンジ力で触感と精度の要求を満足させる 制御レバーを作ることと、同時に電気接点に変形の損傷を与えることなしに１０ ００Ｎの最大負荷に対する耐久度の要件を満たすことは困難であることが分かっ た。この型式の制御装置の設計者は人間工学的要件とグツドデザインの要求を追 加的に考慮しなければならない。

技術問題点 従って本発明の目的は、接触面に変形を起こす危険性なしにすべての方向で高い 応力に耐えることができ、かつ通常の使用中に感度と精度を提供できる上記本文 冒頭に記載した型式の制御レバーを提供することにある。

発明の要約 上記目的は、リング形接点素子が空洞部の周面に当って支持される少なくとも１ つの弾性の間隔素子を備え、空洞部内でのレバーの可動性は衝合面によって限定 されるが、レバーが衝合面に到達したときにリング形接点素子が残りの可動性を 与えるようになしたことによって達成される。

本発明の好適実施例は請求の範囲の従属項に規定されている。

図面の説明 以下、本発明の実施例を添付図に基づいて詳述する。

第１図は休止位置にある本発明の制御レバーの上部を示す図である。

第２図は通常の運転位置にある制御レバーを示す図である。

第３図は運転の極端位置にある制御レバーを示す図である。

好適実施例の説明 第１〜３図に示す本発明の制御レバーはＷＯ９１１０２９１２号によりその基本 形式が既知であるので、以後においては比較的基本的な説明をなす。というのは 、その操作原理と種々の実施例は既に上記刊行物に詳細に記載されているからで ある。

基本的に、制御レバーは、成る機構、例えば車輌の手動ギヤボックスの機械的シ フト操作と、例えば車輌のエンジンと前記ギヤボックス間の電気操作クラッチの 電気的操作とを１つの同じ運動で行うために使用される。

図から明らかなように、制御レバーはノブ１０と、実質上細長いレバーアーム１ １からなり、前記アームは上部のみが図示されている。レバーアームは上端にノ ブｌＯを担持し、操作されるべき又は操作運動を伝達すべき機構に下端で連結さ れる。前記運動は揺動運動である。上記理由から、ノブの運動は実質上横向き方 向に、即ちレバーアームの長手方向軸線に対して直角に行われる。

レバーアーム１１は円筒形チューブからなり、前記チューブはノブｌＯの円筒形 空洞部にその開口を下方に向けて突入する。前記ノブは内方に向いた円筒形周面 １２をもつ。レバーアームの端部１１ａは前記空洞部の内部の円筒形に形成され た、比較的小さい直径と内方に向いた円筒形周面１３をもつ部分内に突入する。

前記周面１３は通常は、端部１１ａの外方に向いた周面にリング形スペースを提 供する。

チューブ１１と周面１２の間のスペース内には、第１には、レバーチューブｌｌ に対してノブＩＯを復心させる役目をする０リングの形をなすシリコンの如き高 弾性材料の弾性復心素子を、そして第２には、リング形の電気接点素子を取付け ている。

ノブは下端１７に関節ボールを有する中心シャフト１６をもち、前記シャフトは レバーアーム１１の細長い円筒形空洞部内に入り込んでいる。関節ボール１７は シャフトエ６の小さい揺動運動が関節中心として作用する関節ボールによって可 能とされるような直径をもち、かつ円筒形空洞部にそのように嵌合している。

シャフトはその頂部に周面１８を有する拡大部分をもつ。

接点素子１５は電気スイッチの可動部をなし、前記スイッチは電気導体（図示せ ず）とレバーアームの導電性周面とからなる回路の一部として含まれる。

前記スイッチは２つのリング形接点セグメント１９．２０を含み、前記セグメン トはレバーアームに沿った種々の高さに配置され、弾性材料からなるホルダー２ １によってお互いに電気的に隔離して保持される。図示の実施例では、２つの異 なった接点位置は、前記リングセグメントが非対称的に形成されている結果とし て、制御レバーが図の左側に移動するか、右側に移動するかに依存して得られる 。

第１図に示す如き休止位置では、ノブＩＯとシャフト１６はシャフト１１の中心 線と平行となる。

第２図の矢印２３で示す如く通常の操縦力を用いれば、ノブは関節ボール１７に 関して傾くと共に、復心リング１４の左側部分を圧縮する。その結果、リングセ グメント１９は電気回路を閉路するようレバーの周面と接触させられる。

第３図の矢印２４で示すように、力を加えたシフト操作運動に相当するがなり高 い操縦力を使用すると、ノブＩＯは関節ボール１７の回りに数度の角度が追加さ れて傾けられ、それによって復心リング１４の左側部分が更に圧縮される。この ようにして、リングセグメントとレバーチューブ間の接触圧力が予定値を越える ことなしに、弾性ホルダー２１も圧縮される。この位置では、ノブの表面１３と １８は同じ方向の追加の移動を阻止する衝合面を形成する。

弾性間隔片２１は弾性素子１４より硬いのが好適である。

本発明は上述し図示した実施例に限定されるものではなく、請求の範囲内で種々 の変更が可能である。例えばレバー１１はチューブ形状とする必要はなく、また ノブと相接しかつ関節ボール１７をもつ中心シャフト１６を囲む必要もない。

別法として、関節運動は固体形シフトレバーロッドの外部で行うことができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．少なくとも２つの方向に操縦されるべき機構に機構的に連結されると共にス イッチ（１５）を経て電気的位置決め手段に電気的に接続される制御レバーであ って、一端に支持されたノブ（１０）を備え、前記ノブはレバーの長手方向軸線 （２２）に対して径方向で種々の方向に動くことができかつレバー（１１ａ）が 突入する空洞部と、レバーの外面に対して或るスペースを画成する周面（１２） とを備え、前記スペースは一方では、スイッチ部品としての少なくとも１つの可 動のリング形電気接点素子を提供し、前記接点素子は前記ノブと連結されかっそ の径方向運動でこれに随行するよう配置され、また前記スペースは他方では、弾 性のリング形復心素子（１４）を提供し、前記復心素子はその一方の外周面を前 記空洞部の周面に当接させそしてその他方の外周面をレバーに当接させ、かくし て復心素子は接触素子をレバーに対して復心させるよう働き、前記種々の方向の 何れにおいてもレバーに対するノブの手動横向き運動が、レバーの外側によって 形成される第２の接点素子と接触する幾つかの異なった接点位面の内の１つの位 置にリング形接点素子を径方向において変位させて成る制御レバーにおいて、リ ング形接点素子（１５）が空洞部の周面（１２）に当って支持される少なくとも １つの弾性の間隔素子（２１）を備え、空洞部内でのレバーの運動は衝合面（１ ３、１８）によって限定されるが、レバーが衝合面に到達したときにリング形接 点素子（１５）が残りの可動性を与えるようになしたことを特徴とする制御レバ ー。 ２．間隔片（２１）は弾性素子（１４）より比較的硬いことを特徴とする請求項 １に記載の制御レバー。 ３．可動の接点素子は固定された接点素子（１１）の回りに延在する２つ又はそ れ以上の閉じたりング素子（１９、２０）からなるように分割されており、かく して各リング素子の接点面が制御レバーの長手方向軸線（２２）の回りで１つ又 はそれ以上の予定のセクターにわたって延在することを特徴とする請求項１又は ２に記載の制御レバー。