JPH07502788A - 湿潤添加剤ならびに、この湿潤添加剤を含有した多糖類系およびポリオキシエチレン系繊維仕上げ組成物 - Google Patents

湿潤添加剤ならびに、この湿潤添加剤を含有した多糖類系およびポリオキシエチレン系繊維仕上げ組成物

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JPH07502788A JP4509219A JP50921992A JPH07502788A JP H07502788 A JPH07502788 A JP H07502788A JP 4509219 A JP4509219 A JP 4509219A JP 50921992 A JP50921992 A JP 50921992A JP H07502788 A JPH07502788 A JP H07502788A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 湿潤添加剤ならびに、この湿潤添加剤を含有した多糖類系およびポリオキシエチ レン系繊雄体4−げ組成物 本発明の1」的は、繊維の仕」二げ工程組成物に通常尿素の使用によって得られ る特性を賦(jする新規の湿潤添加剤である。
染色、捺染、加工などの繊維仕上げ工程作業は、作業工程に固有の仕上げ組成物 を用いて実施されている。
捺染糊を構成する仕」−げ組成物は、従来では、攪拌した水中にp)II整剤、 ’l−ないし複数の着色剤、炭酸ナトリウムや酸性剤、qt−ないし複数の抗還 元剤、とくにアルギン酸塩系のルーないし複数の元糊(コ料)を混合することに よって作製される所謂母色系混合物から成るものである。染浴を構成するひとつ の(!、Lげ一■、程組成物は、水、r■−・ないし複数の湿潤剤、囃−ないし 複数の染料および場合によっては甲−ないし複数のアルカリ性剤または酸性剤を 混合して作成したJ&FM混合物から成る。また、仕」二げ浴を構成するひとつ の仕上げ工程組成物は、樹脂、Ql−ないし複数の触媒、水および柔軟剤を混合 して作製される基礎混合物から成る。なお、これらの組成物はいずれも繊維の内 部において水分含有率を保持するに必要な湿潤剤を含む。
これらの綴維什」二げ工程組成物ならびにその利用方法は、広く先行技術におい て記述されている(クラーク・ヘイゼル: rナセン」、ンヤイヤー出版、イギ リス、+985+アルバート・コスロフ:l′ガーメント・スクリーン捺染J、 ST出版、オハイオ州ノンノナティー、1987; E、R、トロットマン:  「紡織繊維の染色および化学技術」、ウィリー、ニューヨーク、+984: H ,L、ネオドルズ: 「紡R繊維の染色、仕J−げおよびプロセス便覧」ノイエ 出版、パークリッツ、USAニュージャーノー州、1986)。
これらの繊維仕上げ工程組成物において従来から使用されている湿潤剤は尿素で ある。当該生成物は、水中に窒素を排出し、また硝酸塩および亜硝酸塩を生成す るために汚染性が極めて高い。したがって、liN産業において利用されている 大量の尿素が重大な環境汚染間層となっていることは、当業に従事する者のよく 知るところとなっている(R,H,アイゼンロール: 「反応染料を使用する捺 染におけるエコロジー、経済性ならびにファブノ1ンJ、(BASF)アメリカ 繊維化学者染色各協会、論文集、pp 270−273.1990年10月)。
本発明の目的は、繊維仕上げ工程組成物に通常尿素の使用から結果する諸特性を 賦与しながらも、とくに汚染源となる窒素の排出を防止し、かつ尿素を含有する 先行の仕上げ工程組成物の品質と同等の染色、捺染ないし加工品質を維持できる ような新規湿潤添加剤を供給することによって上記の欠点を改善することにある 。
当該目的は、繊維仕上げ工程組成物中に4潤添加剤として水溶性の高分子重合体 を使用することによって達成される。当該水溶性重合体の分子量は50,000 〜4,000,000の間であるのが好適である。
湿潤添加剤として用いられる当該重合体は、直接染料、酸、バット染料、硫化染 料、ナフトール/塩、ファストカラーベース、バット染料エステル、l:1およ び1.2型の金属錯塩などあらゆる種類の染料と相溶性である。また、ビニルス ルホン、モノクロロトリアノン、グイクロロトリアノンと各種会合、モノフルオ ロトリアジン、分散剤などのような多数の反応性の染料とも相溶性をデする。し たがって、本発明による#li維仕上仕上程組成物は、捺染糊、染浴ないし仕上 げ剤として好適に使用することが出来る。
本発明にしたがい繊維仕上げ工程組成物中の湿潤添加剤として使用される重合体 は、当該重合体またはその塩のうちのひとつを1 につき0.01〜0.5gの 割合で含有し、また抗細菌剤ないし抗発酵剤のような抗微生物剤を好適に含有す る水性組成物として好適に調整することが出来る。
本発明による湿潤添加剤は共重合体であってもよい。と(に、多糖類を挙げるこ とが出来る。なかでも、コンドロイチ/硫酸、キサンサノ、カードラン(β−1 ,3−グルカン)、デキストランないしプルランが望ましい。架橋多糖類も考慮 の灯室とすることが出来る。これについては、1例として欧州特許出願第341 745号に記述されている多糖類を挙げることが出来る。
また、繊雄体1−げ工程組成物に通常尿素の使用から得られる特質を賦5する特 殊な湿潤添加剤として、本発明はヒアルロン酸、その誘導体ないし塩またはヒア ルロン酸を31丁する共重合体を用いることを考慮している。
ヒアルロン酸の塩ならびに好適にナトリウムまたはカリウムの塩を使用するとど くに便益がある。
ヒアルロン酸は天然のグリコサミノグリカッであり、β1−3とβ 1−4と交 互に結合するグルコサン酸およびN−アセチルグルコサミンの一連の縮合物を含 (1する分子a50.000〜+3.000.000の直鎖状重合体として存在 する。
ヒアルロン酸は多揮多様な生物種から得られる。とくに、ケイトウなどとさか状 に合着した花序をもつ植物(US特許第4141973号)ないしストレプトコ ッカスの発酵(US特許第4780414号)あるいはまた調帯から抽出するこ とが出来る。
なおまた、本発明によれば、繊雄体■−げ−L程組成物に通常尿素の使用から得 らi7る特質をMIj−することが出来る非多糖類の特殊/8潤添加剤として、 n単位の−Ct]2− CH20−をもつポリオキシエチレンを使用することが 出来る。
この場合のnは、当該重合体が、分子9約1.000.000に達することが出 来るように決定されるひとつの整数である。
繊維仕上げ工程組成物に対し、通常尿素の使用によって得られる特質を賦惇する ために基礎混合物に付加される湿潤添加剤は、遊離形式のものでもよく、また酸 や塩であってもよい。
本発明のいまひとつの目的は、尿素を31丁しない基礎混合物ならびに本発明に よる少な(ともひとつの湿潤添加剤から成る仕」−げ工程組成物である。
本発明の湿潤添加剤は、当該繊雄体J−げ工程組成物において、当該組成物の量 を同一とした場合、先行技術による組成物に含まれる尿素の量の数十分の−の尿 素しか含有していない。したがって、本発明の組成物の収率は先行技術による組 成物の収率よりはるかに優れており、その上環境を汚染するり念がない。
本発明の第一の実施0様によれば、本発明は尿素を含まない基礎混合物ならびに 捺染糊に通常尿素をして得られる特質を賦与する前記少なくともひとつの湿潤添 加剤からなり、当該捺染糊となるひとつの繊雄体」二げ工程組成物に関する。
好適には、上記捺染糊は本発明による湿潤添加剤をIkgにつき少なくとも0゜ 01〜0.5 g/kg 含有することが出来る。好適な捺染糊は湿潤添加剤と してヒアルロン酸またはその塩ないし塩の溶液を含む。当該ヒアルロン酸は重合 体の濃度が0.1〜20 g/l であるような水溶液として基礎混合物に添加 することが出来る。
本発明による捺染糊は、より特殊的には、以下に示すような構成のものである。
すなわち、 −水: 1000 g/kg (十分量)−染料: 2〜100 g/kg −pH調整剤: 約10 g/kg − アルカリ性剤: 約3087kg −抗還元剤: 約1087kg −アルギン酸濃縮1’pl: 20〜50087kg−湿潤添加剤としてのヒア ルロン酸の塩(2all JIYfi)5〜2587kg 捺染糊を構成する繊維什」二げ工程組成物は、固着/洗浄のような揮類のプロセ スに利用することが出来る。当該プロセスは、乾燥後、前処理を施した繊維基材 に捺染糊を一回ないし数回連続して塗布するものである。
1−記の前処理は、とくに、糊抜き、精練、また場合によっては漂白ないし染色 からなるものである。したがい、捺染作業は未漂白生地、または漂白生地ないし 染色した地に行なうことが出来る。
捺染糊を1回ないし数回塗布した後の#a維基材は、乾燥、蒸発、洗浄する。
また場合によっては、柔軟加工、乾燥、次いで仕」二げ処理を施す。
綿やレーヨンのようなセルロース繊維織物に捺染する場合、上記の組成物に添加 する染料としては、これまでのところボルドー・プロ7オン p2b 、マリー ン・ブロノオンp5rならびにチュルクワーズQドリマレーヌpcoを利用して 来ている。
上記組成物を用いて実施した捺染の品質は、先行技術の方法による捺染と同等な いしそれ以1.であることが立証されている。
綿・ライクラ織物のための着色設計によるフラット・スクリーン捺染については 、出願人が作製し利用した捺染糊は以下の通りである。
−5ANOI]ZINE NIT (i9潤剤) : 2087kg−炭酸ナト リウム: 1587kg (黒の場合は3087kg ) −MEROPAN LAT (抗還元剤) : 30 g/にε−COND(I CTIJ^23(殺菌剤) : I 87kg−PLEXEN tlL (+レ −)剤→ : 2087kg−I(]Xフルギン@: 400 87kg−湿潤 添加剤としてヒアルロン酸ナトリウム塩(2g/I溶液)1087kg −水: 1000 、 (十分子fl)また、以下の染料のうちひとつを用いた 。すなわち、−プロジオンH3RPブルー: 3087kg−ドリマレーヌ P BL Liq 黒: 100 g/k。
−プロジオンHRN深紅色: 3087kg−ブロンオンH8GP黄色: 4G  g/k。
−以下のものによる黄色:すなわち、 プロ7オン88GP黄色: 15 g/kgチュルクワーズ・プロジオンH2G P : 1587kg−以下のものによるベージュ色:すなわち、プロジオンH 3R黄色: 10 g/kgプロジオンPGR褐色: 8 g/kgドリマレー ヌPBL Liq 黒: 3 g/kg捺染後には105℃で乾燥、次いで10 2℃で20分間蒸発させ、最後に洗浄、水洗い、柔軟加工、および乾燥を行なう 。
第2の実施LI様?こよれば、本発明は、尿素を除去した基礎混合物および本発 明にしたがって染浴に通常の尿素利用で得られる特質を賦与する少な(ともひと つの湿潤添加剤から成り当該染浴を構成する6M仕上げ工程組成物に関する。
好適には、上記染浴は001〜0.5 all−の、本発明による湿潤添加剤を 少なくともひとつ含ずfする。すなわち、染浴には’Mmm加剤としてヒアルロ ン酸またはその塩のひとつを合口することが望ましい。当該ヒアルロン酸は、重 合体の濃度が01〜20allであるような水溶液として基礎混合物に添加され る。
上記染浴は並浴および/またはパッダ染色のプロセスに利用し、次いで蒸発/洗 ゆ、巻取り/洗浄、あるいはヒートセット(熱硬化)のプロセスが続く。
すなわち、 −バノング/巻取り、 −パノ/グ/乾燥/蒸発、 −パジング/乾燥/ヒートセット の順となる。
染色は未漂白生地、漂白生地または捺染地に行なう。
本発明によるパジングのための染浴は、より特殊的には、以下のもので構成され る。
−水: 1000 g (十分鼠) −染料= 1〜100 g/I −湿潤性界面活性剤: 約2g/l −pHJl整剤:20−30all −湿潤添加剤としてヒアルロン画壇(2all溶液)5〜25 all バノング/乾燥/如硬化のプロセスについては、出願人が作製しがっ利用した染 浴は以Fのものであった。すなわち、−ツバクロンC2G 赤: 7 all− ツバクロンFRブルー: 3.8 all−7バクロ7 CR黄色: 5.5  all−湿潤添加剤としてヒアルロン酸塩(2all m液)10.0 all −炭酸ナトリウム: 20.0 all−抗還元剤: 2.0 g/l パノング後には120℃で乾燥させてから、170℃で3分間熱硬化(ヒートセ ット)を実施する。
第3の実施態様によれば、本発明は、尿素を除去した基礎混合物および本発明に したがって仕」こげ浴に通常の尿素利用で得られる特質を賦与する少なくともひ とつの湿潤添加剤から成り当該仕]−げ浴を構成する繊維仕上げ工程組成物に関 する。
好適には、上記仕上げ浴は001〜0.5 allの、本発明による湿潤添加剤 を少なくともひとつを含有する。すなわち、仕上げ浴には湿潤添加剤としてヒア ルロン酸またはその塩のひとつを含有することが望ましい。当該ヒアルロン酸は 、重合体の濃度が0.1〜20allであるような水溶液として基礎混合物に添 加される。
一般的には、仕上げ処理は準備、漂白、染色および/または捺染の各処理を経た 繊維基材に対して行なわれる。上記仕上げ処理はパジング、乾燥、縮合もしくは ステンターリング書フレーム上での熱硬化(ヒートセット)を通じて実施される 。
本発明による仕」二げ浴は、より特殊的には以下のような構成を取る。すなわち 、 −水’ 1000 g (十分1it)−樹脂=lO〜200 all −塩化マグネシウムなどの触媒: 約5g/l−柔軟剤: 5〜IOg/l −湿潤添加剤としてヒアルロン酸塩(2g/l 溶液)5〜50g/1 16記の各実施例において利用したヒアルロン酸塩は、バイオ・テクノロジー・ ノエネラール社(イスラエル)とイスラエル、レホボート市、キルヤ1トーフイ ズマンが化粧品の成分として市販しているヒアルロン酸ナトリウムであった。当 該ナトリウム塩は、本質的には、精製工程11により、バイオテクノロジー・ノ エネラール社が特許権者となっているUS特許第4780414号にしたがって 調製されるものである。
ヒアルロン酸ないしその塩は環境を汚染しない湿潤添加剤を構成している上に、 さらに湿潤添加剤として尿素を含有する先行技術の組成物で得られるのとtin 等品質の捺染、ないし染色ないし仕上げを保証しながら、かつまた11!維製品 の神々の仕上げ作業効率を顕暑にに向」−させることを可能にする。
またより特殊的には、本発明は、繊維仕上げ工程組成物に通常の尿素使用で得ら れる特質を賦与するために、湿潤添加剤としてヒアルロン酸もしくはその塩のひ とつの水溶液を利用することに関する。したがって、ヒアルロン酸もしくはその 塩のうちのひとつの分子量が50.000〜4,000.000であることが望 ましい。
好適実施態様のひとつによれば、使用されるとアルロン酸ないしその塩のひとつ の水溶液濃度は、0.1 g/l〜20 g/l とする。当該水溶液は濃度が 001g/I 〜0.5 g/lのヒアルロン酸を含「する仕上げ組成物を作製 するのに用いられる。
はなはだ特殊的には、ヒアルロン酸塩をナトリウム塩またはカリウム塩とする。
第1の実施態様によれば、当該溶液は捺染糊中の4i潤添加剤として使用される 。
第2の実施態様によれば、当該溶液は染浴中の湿潤添加剤として使用される。
第3の実施態様によれば、当該溶液は仕上げ洛中の湿潤添加剤として使用される 。
上述の仕上げ組成物は、天然繊維ないし人工繊維ないし合成繊維ないしこれらの ものの混紡による極めて多種多様な繊維製品に利用すること力咄来る。
上記仕上げ組成物の好適な実施態様によれば、当該wA#fI製品の材質に対し 、ヒアルロン酸またはその塩のひとつの水溶液に下漬けすることからなる前処理 を施し、次いで、場合によっては当該村営から過剰な液体を除去する。
当該事前処理は、濃度を約0.0i g/l 〜0.5 g/l 、好ましくは 約0.02g/lとするヒアルロン酸ないしその塩のひとつの水溶液を用いて実 施する。
繊維材質中の液体余剰分は、まず圧搾した後に温度約100’C〜130 ℃で 乾燥し、繊維材質に残留する水分を約11%とすることによって排除すること力 咄来る。
」−記事前処理を完了した後、繊維を捺染し、染色し、あるいは本発明に対応す る仕」二げ組成物で仕上げする。
出願人は、捺染前の処理を、濃度が0.02 g/l のヒアルロン酸ナトリウ ム塩水溶液を利用して、レーヨン織物5.000−に施した。パジング、圧搾、 次いで残留水分が11%になるまで温度+05°Cで乾燥させた後、当該レーヨ ン織物を本発明による捺染糊を用いて捺染した。
以11、各実施例によって本発明を説明したが、本発明はこれらの実施例の特定 実施態様に限定されるものではない。すなわち、捺染糊、染浴ないし仕上げ浴の 組成は、参考の目的で示したものであり、当業に携わりかつ通常の知識を台する 者であれば、本発明の範囲を逸脱することなく改変することの出来る好適実施態 様を構成するものである。
国際調査報告 。、T7.。。2.。。、1□

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.繊維仕上げ組成物に対し通常は尿素を使用することによって得られる特性を 賦与し、窒素の排出を防止するための湿潤添加剤であって、水溶性高分子重合体 から構成されることを特徴とする湿潤添加剤。
  2. 2.前記水溶性高分子重合体が分子量が50,000〜4,000,000の水 溶性重合体から構成されることを特徴とする請求項1に記載の湿潤添加剤。
  3. 3.前記水溶性高分子重合体が遊離性のもの、ないし酸または塩であることを特 徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の湿潤添加剤。
  4. 4.前記水溶性高分子重合体が架橋もしくは非架橋多糖類から構成されることを 特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の湿潤添加剤。
  5. 5.前記水溶性高分子重合体がヒアルロン酸またはその塩のひとつで構成される ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の湿潤添加剤。
  6. 6.前記水溶性高分子重合体がヒアルロン酸のナトリウム塩もしくはカリウム塩 で構成されることを特徴とする請求項5に記載の湿潤添加剤。
  7. 7.前記水溶性高分子重合体がポリオキシエチレンで構成されることを特徴とす る請求項1〜3のいずれかに記載の湿潤添加剤。
  8. 8.捺染糊を構成する繊維仕上げ組成物であって、尿素を含有しない主成分と少 なくとも、請求項1〜7のいずれかに記載の湿潤添加剤との混合物とから構成さ れることを特徴とする繊維仕上げ組成物。
  9. 9.前記湿潤添加剤として0.1g/kg〜0.5g/kgのヒアルロン酸ない しその塩のひとつを含有することを特徴とする請求項8に記載の捺染糊を構成す る繊維仕上げ組成物。
  10. 10.−水:             1000g/kg(十分量)−染料:                2〜100g/kg−pH調整剤:             約10g/kg−アルカリ性剤:           約30 g/kg−抗還元剤:             約10g/kg−アルギン酸 濃縮剤:         20〜500g/kg−湿潤添加剤としてのヒアル ロン酸の塩(2g/溶液)                   5〜25g /kgから構成されることを特徴とする請求項8〜9のいずれかに記載の繊維仕 上げ組成物。
  11. 11.染浴を構成する繊維仕上げ組成物であって、尿素を含まない主成分と、請 求項1〜7に記載の湿潤添加剤のうちの少なくともいずれかひとつとの混合物か ら構成されることを特徴とする繊維仕上げ組成物。
  12. 12.湿潤添加剤として0.01g/kg〜0.5g/kgのヒアルロン酸また はその塩のひとつを含有することを特徴とする請求項11に記載の繊維仕上げ組 成物。
  13. 13.−水:            1000g(十分量)−染料:               1〜100g/l−湿潤性界面活性剤:         約2g/l−pH調整剤:           20〜30g/l−湿潤添加 剤としてのヒアルロン酸塩(2g/l溶液)                   5〜25g/lから構成されることを特徴とする請求項11〜12のいずれ かに記載の繊維仕上げ組成物。
  14. 14.仕上げ浴を構成する繊維仕上げ組成物であって、尿素を含有しない主成分 と、請求項1〜7に記載の湿潤添加剤のうちの少なくともいずれかひとつとの混 合物で構成されることを特徴とする繊維仕上げ組成物。
  15. 15.前記湿潤添加剤として0.01g/l〜0.5g/lのヒアルロン酸また はその塩のひとつを含有することを特徴とする請求項14に記載の繊維仕上げ組 成物。
  16. 16.−水:           1000g(十分量)−樹脂:              10〜200g/l−触媒:             約5 g/l−柔軟剤:            5〜10g/l−湿潤添加剤として ヒアルロン酸塩(2g/l溶液)                 5〜25 g/lから構成されることを特徴とする請求項14〜15のいずれかに記載の繊 維仕上げ組成物。
  17. 17.繊維仕上げ組成物に対して通常は尿素を利用することにより得られる特性 を賦与するために、湿潤添加剤としてヒアルロン酸またはその塩のひとつの水溶 液を利用することを特徴とする湿潤添加剤の使用方法。
  18. 18.前記ヒアルロン酸ないしその塩のひとつの分子量が50,000〜4,0 00,000であることを特徴とする請求項17に記載の使用方法。
  19. 19.前記ヒアルロン酸またはその塩のひとつが濃度0.01g/l〜0.5g /lの構成であることを特徴とする請求項17〜18のいずれかに記載の使用方 法。
  20. 20.前記ヒアルロン酸の塩がナトリウム塩ないしカリウム塩であることを特徴 とする請求項17〜19のいずれかに記載の使用方法。
  21. 21.前記繊維仕上げ組成物が捺染糊であることを特徴とする請求項17〜20 のいずれかに記載の使用方法。
  22. 22.前記繊維仕上げ組成物が染浴であることを特徴とする請求項17〜20の いずれかに記載の使用方法。
  23. 23.前記繊維仕上げ組成物が仕上げ浴であることを特徴とする請求項17〜2 0のいずれかに記載の使用方法。
  24. 24.繊維仕上げ方法であって、請求項8〜16のいずれに記載の組成物で処理 することを特徴とする繊維仕上げ方法。
  25. 25.前記繊維の材料にヒアルロン酸またはその塩のひとつの水溶液に含浸させ 、次いで必要に応じて前記材料の過剰液を除去する事前処理を加えることを特徴 とする請求項24に記載の繊維仕上げ方法。
  26. 26.前記事前処理が濃度0.01g/l〜0.5g/l、好適には0.02g /lのヒアルロン酸水溶液を用いてなされることを特徴とする請求項25に記載 の繊維仕上げ方法。
  27. 27.前記繊維材料の過剰液が圧搾され、次いで温度100℃〜130℃のもと で、好適には残留水分が11%になるまで乾燥されることを特徴とする請求項2 5〜26のいずれかに記載の繊維仕上げ方法。
  28. 28.前記繊維材料にヒアルロン酸またはその塩のひとつの水溶液を含浸させる ことを特徴とする仕上げ前の繊維処理方法。
JP4509219A 1991-04-09 1992-04-09 湿潤添加剤ならびに、この湿潤添加剤を含有した多糖類系およびポリオキシエチレン系繊維仕上げ組成物 Pending JPH07502788A (ja)

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