JPH074997Y2 - 車両のシートベルト端取付部構造 - Google Patents

車両のシートベルト端取付部構造

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JPH074997Y2
JPH074997Y2 JP9108988U JP9108988U JPH074997Y2 JP H074997 Y2 JPH074997 Y2 JP H074997Y2 JP 9108988 U JP9108988 U JP 9108988U JP 9108988 U JP9108988 U JP 9108988U JP H074997 Y2 JPH074997 Y2 JP H074997Y2
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JP
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side sill
pillar
vehicle
belt
inner panel
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JP9108988U
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昭雄 柴田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両のシートベルト端取付部構造に関するもの
である。
(従来技術) 車両のシートベルト装置においては、ベルトアンカーを
車体のサイドシルとピラーとの交差連結部に取付けるこ
とが知られている(例えば、実開昭57−20337号公報参
照)。
(考案が解決しようとする課題) ところが、この公知例のものにおいては、ベルトアンカ
ープレートをサイドシルインナパネルに対して1個所で
しかも狭い範囲内で接合固定する構成とされているた
め、ベルト荷重によりベルトアンカープレートにモーメ
ント荷重がかかった時には該接合固定部分に局部的な変
形が生じるおそれがあり、ベルトアンカーの取付強度と
いう点において改善すべき余地がある。
そこで本考案は、サイドシルとピラーとの交差連結部に
ベルトアンカーを取付けるものにおいて、該ベルトアン
カーの取付強度の向上を図るようにしたシートベルト端
取付部構造を提案せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案はこのような課題を解決するための手段として、
サイドシルインナパネルとサイドシルアウタパネルとで
閉断面を構成し且つ車体側部に車体前後方向に向けて配
置されるサイドシルと、ピラーインナパネルとピラーア
ウタパネルとで閉断面を構成し且つ車体側部に車体上下
方向に向けて配置されるピラーの下端部とを交差連結す
るとともに、上記サイドシルのサイドシルインナパネル
にフロアパネルを接合し、さらに上記サイドシルとピラ
ーとの交差連結部にベルトアンカープレートを介してベ
ルトアンカーを取付けた車両において、上記ベルトアン
カープレートを、その上部においては上記サイドシルの
サイドシルインナパネルとサイドシルアウタパネルの上
端接合フランジ部に対して該各接合フランジ部相互間に
挟まれた状態で接合し、またその下部においては上記サ
イドシルインナパネルと上記フロアパネルとの接合部に
重合された状態で接合したことを特徴とするものであ
る。
(作用) 本考案では上記の手段により、ベルトアンカーを介して
ベルトアンカープレートに入力されるベルト荷重は、サ
イドシルの上端接合フランジ部と、サイドシルインナパ
ネルとフロアパネルとの接合部の上下方向に離間した二
位置によって支持されることになる。
(考案の効果) 従って、本考案の車両のシートベルト端取付部構造によ
れば、ベルトアンカーにかかる荷重がサイドシルとピラ
ーとの交差連結部においてしかも上下方向に離間した二
位置で支持されるところから、例えばこのベルト荷重を
一位置で局部的に支持する場合に比して、その支持剛性
が高く、それだけベルトアンカーの取付強度が向上する
という実用的効果が得られる。
(実施例) 以下、第1図ないし第4図を参照して本考案の好適な実
施例を説明する。
第1図には本考案の実施例に係るシートベルト端取付部
構造を備えた車両の車体1が示されており、同図におい
て符号2は車体側部に車体前後方向に向けて配置された
後述するサイドシル、3は車体側部の車体前後方向略中
央部において上下方向に向けて配置された後述するセン
ターピラーであり、このサイドシル2とセンターピラー
3の下端部3aとは相互に接合されている。そして、この
サイドシル2とセンターピラー3との接合連結部10に後
述するベルトアンカープレート5が取付けられている。
また、符号4は両サイドシル2,2相互間に跨って配設さ
れたフロアパネルであり、その両側縁部4aは上記サイド
シル2に接合固定されている。以下、このサイドシル2
とセンターピラー3の構成及びこれらの接合構造並びに
この交差連結部10に対するベルトアンカープレート5の
取付構造を第2図ないし第4図を参照して詳述する。
サイドシル2は、第2図及び第4図にそれぞれ示すよう
に、サイドシルインナプレート21とサイドシルアウタプ
レート22とをその上下両端部で相互に接合して閉断面を
構成したものであって、該サイドシルインナプレート21
を車体内側に位置せしめた状態で車体側部に配置されて
いる。
センターピラー3は、第2図及び第4図に示すように、
ピラーインナパネル31とピラーアウタパネル32とピラー
レインフォースメント33とで閉断面を構成したものであ
って、そのピラーインナパネル31を車体内側に向けた状
態で配置されている。
そして、このサイドシル2とセンターピラー3の下端部
3aは、第2図ないし第4図に示すように、ピラーインナ
パネル31の下端部を下方に延長させてこの延長部31aを
サイドシルインナプレート21の上端接合フランジ部21a
とサイドシルアウタプレート22の上端接合フランジ部22
aの間に挟むとともに、ピラーアウタパネル32とピラー
レインフォースメント33の下端部はこれをともにサイド
シルアウタプレート22の外面側に接合固定している。
ところで、この実施例においては、サイドシルインナプ
レート21の上端接合フランジ部21aとサイドシルアウタ
プレート22の上端接合フランジ部22aとの間に単にピラ
ーインナパネル31の延長部31aを挟むのではなく、該延
長部31aのサイドシルインナプレート21の上端接合フラ
ンジ部21aとの間にさらにベルトアンカープレート5の
下半部を挟み込んでいる。そして、この四重状に重合し
たサイドシルインナプレート21の上端接合フランジ部21
aとベルトアンカープレート5の中間部5aとピラーイン
ナパネル31の延長部31aとサイドシルアウタプレート22
の上端接合フランジ部22aとを相互に溶接接合してい
る。さらに、さのベルトアンカープレート5の下端部5b
は、サイドシルインナプレート21の裏面側を該サイドシ
ルインナプレート21と上記フロアパネル4との接合部ま
で延出している。そして、この三重状に重合したベルト
アンカープレート5の下端部5bとサイドシルインナプレ
ート21とフロアパネル4の接合フランジ部4bとを相互に
溶接接合している。
従って、ベルトアンカープレート5はサイドシル2とセ
ンターピラー3の交差連結部10において上下に離間した
二位置でもって支持されることになる。このため、サイ
ドシルインナプレート21の上端接合フランジ部21aより
上方に延出したアンカー取付部5cにベルト荷重が負荷さ
れた場合、このベルト荷重が上記交差連結部10の上下二
位置で支持されるところから該ベルトアンカープレート
5の取付部分の剛性が高く局部的な変形もほとんどな
く、それだけベルトアンカー6の取付け強度が良好なら
しめられるものである。尚、第4図において符号7はシ
ートベルトである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るシートベルト端取付部構
造を備えた車両の車体の要部斜視図、第2図は第1図の
II部拡大図、第3図は第2図のIII矢視拡大図、第4図
は第3図のIV−IV縦断面図である。 1……車体 2……サイドシル 3……センターピラー 4……フロアパネル 5……ベルトアンカープレート 6……ベルトアンカー 7……シートベルト 10……交差連結部 21……サイドシルインナプレート 22……サイドシルアウタプレート 31……ピラーインナパネル 32……ピラーアウタパネル 33……ピラーレインフォースメント

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイドシルインナパネルとサイドシルアウ
    タパネルとで閉断面を構成し且つ車体側部に車体前後方
    向に向けて配置されるサイドシルと、ピラーインナパネ
    ルとピラーアウタパネルとで閉断面を構成し且つ車体側
    部に車体上下方向に向けて配置されるピラーの下端部と
    を相互に交差連結するとともに、上記サイドシルのサイ
    ドシルインナパネルにフロアパネルを接合し、さらに上
    記サイドシルとピラーとの交差連結部にベルトアンカー
    プレートを介してベルトアンカーを取付けた車両におい
    て、上記ベルトアンカープレートが、その上部において
    は上記サイドシルのサイドシルインナパネルとサイドシ
    ルアウタパネルの上端接合フランジ部に対して該各接合
    フランジ部相互間に挟まれた状態で接合され、またその
    下部においては上記サイドシルインナパネルと上記フロ
    アパネルとの接合部に重合された状態で接合されている
    ことを特徴とする車両のシートベルト端取付部構造。
JP9108988U 1988-07-08 1988-07-08 車両のシートベルト端取付部構造 Expired - Lifetime JPH074997Y2 (ja)

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JPH0212964U JPH0212964U (ja) 1990-01-26
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JP2590466Y2 (ja) * 1992-01-13 1999-02-17 アロカ株式会社 手術装置用足踏みスイッチ装置

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JPH0212964U (ja) 1990-01-26

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