JPH0746430B2 - 光学的情報記録再生方法 - Google Patents

光学的情報記録再生方法

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JPH0746430B2
JPH0746430B2 JP60165777A JP16577785A JPH0746430B2 JP H0746430 B2 JPH0746430 B2 JP H0746430B2 JP 60165777 A JP60165777 A JP 60165777A JP 16577785 A JP16577785 A JP 16577785A JP H0746430 B2 JPH0746430 B2 JP H0746430B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、録再可能光ディスク情報記録再生方式に関
し、特にサーボ・セクタ方式の光ディスク装置に用いて
好適な光学的情報記録再生方式に関する。
〔発明の背景〕
光ディスク記憶装置は年々大容量化され、最近では光ヘ
ッド位置決め方式として、各データ・トラックを分割し
て位置基準信号を記録する、いわゆるセクタ・サーボ方
式が用いられ始めている。
この方式では、従来のようにトラッキングサーボ信号は
プリグルーブデータ記録領域だけに記録するのではな
く、すべてのプリグルーブデータ記録領域の先頭にもサ
ーボ・セクタを設け、これにもサーボ信号が記録されて
いる(例えば特開昭59-38939号)。
通常、セクタ・サーボ信号はレプリカ記録されるため、
サーボ・セクタ部に欠陥が発見された場合は、光ディス
ク自体の交換が必要となり、生産性が低下する。
〔発明の目的〕
本発明は、光検出器面上での回折光束の振れによって生
じるオフセット(偏差成分)をなくすとともに、サーボ
・セクタ部に欠陥等があってもサーボ信号を安定に検出
でき、もってより正確なトラッキング追跡を達成し得る
光学的情報記録再生方式を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
かかる目的を達成するため本発明は、ディスク上のヘッ
ダー領域にあらかじめトラックの左右にずらせて配置し
た1組の又はそれ以上の長円ピットからなるプリウォブ
リングトラッキング用ピットを配しておく。データの記
録再生はこのヘッダ領域に配したプリウォブリングピッ
トから、光スポット位置のトラック中心からのオフセッ
トのないずれ量の正確なプリウォブリング法によるトラ
ッキング誤差信号を検出し、この誤差信号を用いて1/8
波長深さプリグルーブからの回折光分布を利用したオフ
セットを含むプシュプルトラッキング誤差信号を補正す
るとともに、プリウォブリングピットをパターン認識
し、正常に認識された場合に限り、プリウォブリングピ
ットから検出されたトラッキング誤差信号を更新せしめ
ることにより、光検出器面上での回折光束の振れによっ
て生じるオフセットをなくし、しかも光ディスク上に生
じた傷などに影響されることなく、安定かつ高精度のト
ラッキング動作を行ないながら、プリグルーブ上に、も
しくはプリグルーブ間のランド部にデータの記録、再生
を行なうことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
まず、本発明による、プリウォブリング法とプッシュプ
ル法との組み合せによるトラッキング誤差信号検出法に
ついて説明する。第1図は光ディスクに情報を記録再生
するための光学系の構成の1列を示す図である。第1図
において、1,2は半導体レーザー駆動信号、3は半導体
レーザー駆動回路、4は半導体レーザーである。半導体
レーザー4から放射された光はカップリングレンズ5、
ビームスプリッタ6、ガルバーミラー7、1/4波長板
8、対物レンズ9、によってディスク10面に光スポット
11を形成しトラック12を照射する。トラック12で回折さ
れた反射光は再び上述の光学系にもどり、ビームスプリ
ッタ6で反射し、光検出器13(131,132)で受光され電
気信号に変換される。このような記録可能な光ディスク
装置において用いられる光ディスクのトラック構造の1
列を第2図に示す。トラック12はヘッダ領域123とデー
タ記録領域122を1組としてトラック当り例えば64のセ
クターに分割されている。ヘッダ領域123にはプリウォ
ブリング法によるトラッキング誤差信号を検出するため
のトラックの左右にずらせて配列した例えば1組の長円
の1/4波長深さのピット20-1,20-2で予めレプリカで形成
されている。ヘッダー領域123にはこの他にトラックア
ドレスやセクタアドレス、同期信号等が左右にずらさず
1/4波長深さのピット14で形成されている。第2図
(c)ではデータ記録領域122には1/8波長深さのプリグ
ルーブ15-1,15-2が予め左右にずれたピット20-1,20-2を
はさむようにしてレプリカで形成されている。このよう
にデータ記録領域122には1/8波長深さのプリグルーブ15
-1,15-2が予め形成されており、データピットはこのデ
ータ記録領域122に第2図(b)に示すようにプリグル
ーブ15上、あるいは(c)に示す如く、プリグルーブ15
-1,15-2のグルーブのランド部15-3に記録される。
第3図は1/8波長深さプリグルーブ15に光スポット11が
照射され、光スポット11が、グルーブ15の中心からずれ
た時の光検出器13(131,132)上での回折光分布を示し
たものである。光スポット11がトラック15の中心からず
れると回折光は非対称な分布となる。この為、第1図、
第3図(d)に示すようにトラックと並列に配置された
2つの光検出器131,132でプリグルーブ15からの回折光
を受光し、この2つの光検出器131,132の出力差をとる
ことにより、プシュプルトラッキング誤差信号16を検出
している。第3図(a),(b),(c)は光スポット
11とプリグループ15との関係を示す。かかる装置は特開
昭49-60702号公報に示されている。
第4図は第3図に示すプリグループを用いてプシュプル
トラッキングサーボ系のブロック図であり、第5図はそ
の1巡伝達関数のボード線図を表わす。第4図において
サーボ系はトラックずれ検出要素Kd17、位相補償要素Gc
18、トラッキングアクチュエータGa19より構成されてい
る。このプリグルーブ15からの回折光分布の差信号16を
得るいわゆるプシュプルトラッキング方式では、トラッ
キング制御のために光スポットを第1図の如く例えば、
ディスク10の偏心成分を追従するためにガルバーミラー
7を動かすと、第3図において光検出器13上での回折分
布は移動する。したがって、回折分布が移動することに
よってトラッキング誤差信号16にオフセットが発生す
る。また、ディスク10が傾くと、トラック12と並列に配
置された2つの光検出器13(131,132)のバランスはく
ずれ、光スポット11がトラック15の中心にあってもトラ
ッキング誤差信号16が零にならない現象、すなわちトラ
ックオフセットが発生することになる。このため、光ス
ポット11はトラック15の中心に精度よく位置することが
できない。そこで本発明では、光スポット11がヘッダ領
域123のプリウォブリングピット20を照射した時に検出
されるオフセットのないプリウォブリングトラッキング
誤差信号を用いて、データ記録領域1/8波長深さプリグ
ルーブ15を光スポット11が照射した時に検出されるオフ
セットを含むプシュプルトラッキング誤差信号16のオフ
セット補正を行ないながら、データピットをプリグルー
ブ15上あるいは、ブリグルーブランド部15-3上に高S/N
比で精度よく記録再生するものである。次に、本発明に
おいて第2図に示したプリウォブリングピット20からト
ラッキング誤差信号を得る方式について説明する。
第6図は本発明によるプリウォブリングトラッキングエ
ラー信号を得るためのトラック左右にずらせて配列した
1組の長円20の構成図とその動作を説明するための図
で、光スポット位置と出力波形の関係を示す図である。
第6図において、レーザスポット11が、1組のピット20
を時間的に横切りながら照射した時、その出力信号(13
1と132の和出力)21は光スポット中心位置の、トラック
中心からの左右のずれに応じて、トラックの左右にずら
せて配列した1組の長円ピットからの出力光信号は逆極
性となる。この1組のピットの出力信号の各ピーク値2
2,23の差信号24はスポット11のトラックずれ誤差信号に
なる。
この第6図に示す上述のプリウォブリングトラッキング
誤差信号検出方式は、光の回折分布を用いない方式であ
るために、ディスクの傾きや、レンズの移動さらにガル
バーミラーの回転によって直流的トラッキングオフセッ
トは発生せず、トラッキング誤差信号量を正確に検出す
ることができる。
次に第6図に示すプリウォブリングピット20-1,20-2か
ら得られるdcオフセットのないトラッキング誤差信号24
と、プリグルーブ15-1,15-2から得られるdcオフセット
のあるトラッキング誤差信号16の2つの異なるトラッキ
ングエラー検出方式を用いてトラッキングを精度よく行
なう本発明の情報記録再生方式を説明する。前述したよ
うに、プリグルーブ方式で行なわれているサーボ系のブ
ロック図は第4図に示されている。この系は基本的には
トラックずれ量とその方向を電気的に変換するプシュプ
ル方式トラックずれ検出要素Kd(第4図参照)17,位相
補償要素Gc18,トラッキングアクチュエータGs19の要素
から構成されている。しかし、前述したように、第3図
に示したような回折光分布を利用したプシュプルトラッ
キング誤差信号16は、例えばディスクの傾きなどによっ
てオフセットが生じ、正常なトラッキングが行なわれな
くなる。
第7図は、本発明によるトラッキングサーボ系のブロッ
ク図を示す。第7図において、系はトラックずれ量とそ
の方向を電気信号に変換するための2組のトラッキング
ずれ検出要素Kd25、Kw26およびサンプルホールド回路2
7、帯域制限フィルターFw28と、そして位相補償要素φ2
9、そしてトラッキングアクチュエータGa30の要素から
構成されている。第2図に示す本発明によるディスク構
造において、例えばトラック1周当りのセクター数n=
32とし、ディスク回転数f0=30Hzとすると、ヘッダ領域
に含まれているプリウォブリングピット20からのプリウ
ォブリングトラッキング誤差信号24はnf0=32×30=960
すなわち約900Hzでサンプリングされることになる。こ
のプリウォブリングトラッキング誤差信号24は先述した
如く、ディスクの傾き、などによってもオフセットを発
生しない正確なサーボ信号であるため、このプリウォブ
リングトラッキング誤差信号24は、第7図のサーボ系の
低周波領域を制御するのに適している。これは第7図の
サーボブロック誤差信号24をサンプルホールド回路27お
よび第8図に示すような帯域制限フィルタを特性を持つ
ローパスフィルター(Fw)28を用いて、帯域制限された
サーボ信号31は、低域のサーボを担当することができ
る。例えば、n=32,f0=30Hz,ローパスフィルターFwの
カットオフ周波数Fc=100Hzとするのが適当である。一
方、第7図に示す1/8波長深さプリグルーブ15-1,15-2か
ら検出されるKd25によるプシュプルトラッキング誤差信
号16は、その検出方式が光の回折分布を用いているため
に前述したようにディスクの傾きなどによって直流成分
のオフセットを含んでいる。そのために、本発明による
第7図の示すサーボブロック図において、プリグルーブ
トラッキング誤差信号16は、第8図に示す如く高周波領
域までカバーすることになる。このように、低域フィル
ターFwで帯域制限された高利得のプリウォブリングトラ
ッキング誤差信号31と、低利得のプシュプルトラッキン
グ誤差信号16は第7図で示す如く加算回路32で合成さ
れ、その合成されたトラッキング誤差信号33は位相補償
回路29によって位相補償され、トラッキングアクチュエ
ータ30によって1つのサーボブロックを構成することに
なる。
第9図は、第7図のトラッキングエラー検出部26および
サンプルホールド回路27の原理的回路ブロック図であ
る。また、第10図は第9図の各部波形を示したもので、
第10図(a)は第9図の40に対応し、以下、(b)は4
1、(c)は42、(d)は43、(e)は44にそれぞれ対
応している。
以下、第10図を参照しつつ、第9図について説明する。
光ディテクタからの明暗信号(131と132の和信号)を入
力信号40とし(第10図(a))、2値化回路35で第10図
(a)の47で示すスレショールドレベルで2値化した信
号41(第10図(b))は、ピット検出回路36によりトラ
ックエラー情報を持つ長ピットであることを検出し、第
1次サンプル信号42(第10図(c))ならびに、第2次
サンプル信号43(第10図(d))を出力する。最初の長
ピットに含まれる情報量(第10図(a)の22)は、第1
次サンプル信号42がHの期間に、サンプルホールド回路
37にサンプルされ、サンプル信号43がLに戻った時点で
ホールドされる(第10図(e)、ホールドされた値22-
1)。第1次のホールド信号44は、減算器39で入力40を
減算し、その出力24はサンプルホールド回路38に入力さ
れ、第2次サンプル信号43がHの時サンプルし、Lに戻
った時にホールドされ、トラッキングエラー信号45を得
る(第10図(f))。
ここで問題となるのは、プリウォブリングされた長ピッ
トが、ディスク面上の傷やほこりによってダメージを受
けているような場合い、間違ったトラッキングエラー信
号を検出してしまうことである。第11図は、このような
場合、即ち、プリウォブリングされた長ピットに傷がつ
いていることを想定した実施例における記録再生型光デ
ィスクのトラックの部分的拡大図であり、プリウォブリ
ングされた最初の長ピット20-1、2番目の長ピット20-2
とそれに続くプリグルーブ15、更に傷の想定部分50を示
す。また実施例では、最初の長ピット20-1の長さ101
と、ギャップの長さ102と、2番目の長ピット20-2の長
さ103との比を6:4:6としたが、この部分をサーボマーク
と規定し、プリグルーブ15の期間に記録するインデック
スならびにデータの変調方式、例えば2TO7変調方式の変
調はずれパターンであれば、特に制約するものではな
い。第12図は、本発明によるプリウォブリングピットに
よるトラックエラー検出回路の具体的実施例を示すブロ
ック図であり、第9図の原理的回路ブロック図に、サー
ボマーク検出回路47と第2次用サンプルホールド回路46
を付加したものである。また、第13図は第12図の回路の
タイムチャートを示すものであり、同図(a)では、N
個目に出現したサーボマーク期間51と、N個目のプリグ
ルーブ期間52と、N+1個目に出現したサーボマーク期
間51′と、傷によるダメージ期間53とを示し、更に第13
図(a)は第12図の入力40に対応し、(b)は42、
(c)は43、(d)は49、(e)は44、(f)は48、
(g)は24、(h)は45にそれぞれ対応する。以下、第
13図を参照しつつ、かつ第9図を一部参考にしながら、
第12図について説明する。
光ディテクタからの明暗信号を入力信号40とし(第13図
(a))、2値個回路35により2値化された信号41は、
ピット検出回路36により、最初の長ピット検出を示す第
1サンプルパルス42(第13図(b))と2番目の長ピッ
ト検出を示す第2サンプルパルス43(第13図(c))を
発生し、第1次用サンプルホールド回路37ならびに第2
次用サンプルホールド回路46で入力信号40をサンプル
し、ホールドする。第1次サンプルホールド出力44(第
13図(e))と第2次サンプルホールド出力48(第13図
(f))とは、減算器39で減算され、トラッキングエラ
ー検出信号24を得る(第13図(g))。ここで、入力信
号40の2値化信号41は、サーボマーク検出回路47にも入
力されており、該検出回路によってパターンマッチング
を行い、サーボマークであることを確認するとマーク検
出信号49を発生し(第13図(d))、トラッキングエラ
ー検出信号24を、出力用サンプルホールド回路38によっ
てサンプルし(第13図(d)がH)、ホールドして(第
13図(d)がL)、最終的なプリウォブリングピットに
よるトラッキングエラー信号45は発生する(第13図
(h))。以上述べてきたことは、正常な場合の動作で
あるが、第1図で例示するが如き傷50が存在する場合に
は、第13図(a)のダメージ期間53が生じてします。し
かし、第12図の実施例では、サーボマーク検出回路47に
よる誤検出がないかぎり(第13図(d)の54)、出力用
サンプルホールド回路38は、前回の内容を保持してお
り、最終出力45では第9図の原理構成では防ぎきれない
ディスク面上の傷による外乱も、全く受けないことにな
り、第13図(h)のダメージ成分55を排除し、実線波形
を得る。
第14図は、本発明の第2の実施例であり、プリウォブリ
ングピットによるトラッキングエラー検出回路部のブロ
ック図を示すものである。前述した第1の実施例では、
同一トラック内に多数のサーボマークダメージが存在す
る様な場合には、トラック追従性が不安定となる可能性
が残されており、第14図の実施例では、多数個の欠陥マ
ークに対応するものであり、点線76の内部は、第1の実
施例即ち、第12図と全く同じ構成と動作を行う部分であ
り、以後の説明においては、該部分に関する事項は省略
する。
第15図は第14図の波形図であり、第15図(a)は第14図
の40に対応し、以下(b)は42、(c)は43、(d)は
49、(e)は66、(f)は69、(g)は70、(h)は2
4、(i)は72、(j)は68にそれぞれ対応している。
以下、第15図を参照しながら、第14図の第2の実施例を
説明するが、前述した如く、第1の実施例で説明した点
線指示によるトラックエラー検出回路部分76は、説明を
省略するが、本実施例の特徴は、プリグルーブによるト
ラックエラー信号が、プリウォーブリングによるトラッ
クエラー信号によって、見掛上オフセットされているこ
とに着目し、サーボマークが正常に検出されている期間
に、プリグルーブトラックエラー信号を記憶しておき、
サーボマーク欠損時には、プリウォーブリングトラック
エラー信号と記憶していたトラックエラー信号とを入れ
換える回路を、点線76で示した第1の実施例に付加した
ことにある。
マーク検出信号49(第15図(d))が正常に検出されて
いると、フリップフロップ60がリセットされ、Q側出力
69はLレベルとなり、アナログスイッチ63はノーマルク
ローズ側接点64が導通し、出力用サンプルホールド回路
38の出力信号45(第15図(h))が最終出力68(第15図
(j))となり、この時のプリグルーブトラックエラー
検出用プッシュプル信号のアナログ的反転信号をAD変換
器59で量子化し、該変換データ71をメモリ61にライトし
ておく。その後、マーク検出信号49に欠損が生じると
(第15図(d)の54)、マーク補間回路56が作動し、マ
ーク欠損信号66を出力し(第15図(e))、フリップフ
ロップ60がセットされ(第15図(f))、アナログスイ
ッチ63はノーマルオープン側接点65が導通状態に転じ、
同時に、正常にメモリ61へライトしておいたプッシュプ
ル信号の反転データ72がリードされ、DA変換器62の出力
信号73(第15図(i))を前述したアナログスイッチ63
の接点65へ入力することにより、補正された最終出力側
即ち、プリウォーブリングピットによるトラッキングエ
ラー信号68を得る(第15図(j))。なお、光ディスク
の1回転毎に発生する回転同期信号74でリセットされ、
マーク検出信号とマーク欠損信号とが論理和回路57でオ
アされた信号67の立上りでインクリメントするカウンタ
58の出力70(第15図(g))が、メモリ61のリード/ラ
イト時のアドレス情報となる。
このように本発明による第7図に示すようなサーボブロ
ックは、オフセットを生じさせることなく精度よくトラ
ッキングを可能とするサーボ回路を実現することが可能
となる。
〔発明の効果〕
以上、詳述してきたように本発明の情報記録再生方式に
よれば、ディスク上への情報の高密度記録及びそれら高
密度記録された情報を正確に読み出すことが可能であ
り、ディジタルディスク、ディジタルオーディオディス
ク等の利用分野において非常な進歩をもたらすことがで
きる。本発明においては、先に記述した従来の1/8波長
深さプリグルーブに情報記録する方法の欠点、すなわち
ディスクが傾いた時にトラッキングオフセットが大きい
という欠点が解決できるうえ、欠陥サーボ・セクタによ
る誤動作を防止するものであり、これによりサーボ・セ
クタの書込みし直し、あるいは光ディスクの交換が不要
となり、光ディスクの生産性の向上、製造原価の低減が
可能となり、その効果は大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は光ディスクに情報を記録、再生するための光学
系を示す図、第2図は記録、再生型光ディスクのプリグ
ルーブトラック構造を説明するための図、第3図は回折
光分布を用いたプシュプルトラッキング誤差検出の原理
を説明するための図、第4図は連続トラッキングサーボ
系の構成を説明するための図、第5図は一般の連続トラ
ッキングサーボ系の周波数特性を説明するためのボード
線図、第6図は本発明においてプリウォブリングピット
列からトラッキング信号を得るための方法を説明する
図、第7図は本発明のトラッキングを行なうためのトラ
ッキングサーボ系を説明するための図、第8図は本発明
の第7図に示すサーボ系によるトラッキング誤差信号の
周波数特性を示す図、第9図はプリウォーブリングピッ
トからトラッキングエラー信号を検出するための原理的
回路ブロック図、第10図は第9図の波形図、第11図は、
実施例におけるトラックフォーマット部分的拡大図、第
12図はプリウォーブリングピットからトラッキングエラ
ー信号を検出するための回路ブロック図、第13図は第12
図の波形図、第14図は第2の実施例を示すブロック図、
第15図は第14図の波形図である。 〔符号の説明〕 1……半導体レーザ駆動信号(読取時)、2……半導体
レーザ駆動信号(書込時)、3……半導体レーザ駆動回
路、4……半導体レーザ、5……カップリングレンズ、
6……ビームスプリッタ、7.ガルバーミラー(偏向
器)、8……1/4波長板、9……対物レンズ、10……デ
ィスク、11……光スポット、12……トラック(ヘッダ+
プリグルーブ)、13……フォトダイオード、13-1……フ
ォトダイオード、13-2……フォトダイオード、14……1/
4波長深さピット、15,15-1,15-2……1/3波長深さプリグ
ルーブ、15-3……グルーブランド部、122……データ記
録領域、123……ヘッダー領域、16……プシュプルトラ
ッキング誤差信号、17……トラックずれ検出要素Kd、18
……位相補償要素Gc、19……トラッキングアクチュエー
タGa、20,20-1,20-2ウォブリングピット、21……光出力
信号、22,22′……ビーク光出力信号、23、23′……ピ
ーク光出力信号、24……プリウォブリングトラッキング
誤差信号、25……トラッキングずれ検出要素Kd、26……
トラッキングずれ検出要素Kw、27……サンプルホールド
回路G5、28……帯域制限フィルターFw、29……位相補償
要素φ、30……アクチュエータ、31……プリウォブリン
グトラッキングサーボ誤差信号、32……加算回路、33…
…合成トラッキングサーボ誤差信号、35……2値化回
路、36……長ピット検出回路、37……第1次サンプルホ
ールド回路、38……出力用サンプルホールド回路、39…
…減算回路、40……光ディテクタ出力信号、42……第1
次サンプル信号、43……第2次サンプル信号、46……第
2次サンプルホールド回路、47……サーボマーク検出回
路、50……ディスク面上の傷、51……サーボマーク期
間、52……プリグルーブ期間、53……検出信号ダメージ
期間、56……サーボマーク補間回路、58……アドレスカ
ウンタ、59……AD変換器、60……フリップフロップ、61
……データメモリ、62……DA変換器、63……アナログス
イッチ、101……最初の長ピットの長さ、102……キャッ
プの長さ、103……2番目の長ピットの長さ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定箇所に配置されたトラック中心に対し
    て左右にずらしたピット配列からなるヘッダ領域と、所
    定深さのプリグルーブからなるデータ記憶領域とが、予
    めトラックに沿って交互に形成されてなる光ディスク上
    に光スポットを照射し、上記プリグルーブによって回折
    された上記光スポットの反射光から光スポットのトラッ
    ク中心からのずれ量を示す第1のトラッキング信号を検
    出し、上記光スポットが上記ピット配列によって回折さ
    れて得られた反射光に基づく第2のトラッキング信号を
    サンプルホールドし、該サンプルホールドされた第2の
    トラッキング信号を用いて上記第1のトラッキング信号
    に含まれるオフセットを補正して第3のトラッキング信
    号を形成し、該第3のトラッキング信号を用いて光スポ
    ットの照射位置を制御しながら上記プリグルーブ上又は
    上記プリグルーブ間のランド部にデータを記録し又は再
    生する光学的情報記録再生方法において、上記所定箇所
    において上記ピット配列を光学的に検出し、検出信号の
    パターンマッチングを行い、パターンがマッチングした
    場合には、上記第2のトラッキング信号を新たにサンプ
    ルホールドし、パターンがマッチングしなかった場合に
    は、以前にサンプルホールドした上記第2のトラッキン
    グ信号を用いて上記第1のトラッキング信号に含まれる
    オフセットを補正して上記第3のトラッキング信号を形
    成することを特徴とする光学的情報記録再生方法。
  2. 【請求項2】所定箇所に配置されたトラック中心に対し
    て左右にずらしたピット配列からなるヘッダ領域と、所
    定深さのプリグルーブからなるデータ記憶領域とが、予
    めトラックに沿って交互に形成されてなる光ディスク上
    に光スポットを照射し、上記プリグルーブによって回折
    された上記光スポットの反射光から光スポットのトラッ
    ク中心からのずれ量を示す第1のトラッキング信号を検
    出し、上記光スポットが上記ピット配列によって回折さ
    れて得られた反射光に基づく第2のトラッキング信号を
    サンプルホールドし、該サンプルホールドされた第2の
    トラッキング信号を用いて上記第1のトラッキング信号
    に含まれるオフセットを補正して第3のトラッキング信
    号を形成し、該第3のトラッキング信号を用いて光スポ
    ットの照射位置を制御しながら上記プリグルーブ上又は
    上記プリグルーブ間のランド部にデータを記録し又は再
    生する光学的情報記録再生方法において、上記所定箇所
    において上記ピット配列を光学的に検出し、検出信号の
    パターンマッチングを行い、パターンがマッチングした
    場合には、上記第2のトラッキング信号を新たにサンプ
    ルホールドし、かつ、上記第1のトラッキング信号を基
    準信号として記憶し、パターンがマッチングしなかった
    場合には、上記規準信号を用いて上記第1のトラッキン
    グ信号に含まれるオフセットを補正して上記第3のトラ
    ッキング信号を形成する光学的情報記録再生方法。
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