JPH074616U - パネルヘの部材取付装置 - Google Patents

パネルヘの部材取付装置

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JPH074616U
JPH074616U JP3849893U JP3849893U JPH074616U JP H074616 U JPH074616 U JP H074616U JP 3849893 U JP3849893 U JP 3849893U JP 3849893 U JP3849893 U JP 3849893U JP H074616 U JPH074616 U JP H074616U
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panel
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piece
mounting device
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つのブラケットで支えることができない幅
方向の寸法の短い部材でも簡単に取付けることができ、
しかも外観を損ねることのないパネルへの部材取付装置
を提供すること。 【構成】 ブラケット6の係合片7をパネルの係合穴5
の適所に係合し、ブラケット6を傾けた際に、ブラケッ
ト6の係合片7は係合穴5、その他の少なくとも2点の
対角点に当接し所定の傾き角度をもって止まる。この状
態で、部材9が、その一面を壁板2の前面に当接するよ
うに、ブラケット6に固定される。これにより、寸法の
短い部材9でも、1つのブラケットで、がたつきなく確
実に、しかも工具を使用せず簡単に取り付けることがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ローパティション等のパネルへの部材取付装置、特に、2つのブラ ケットで支えることのできない幅の狭い部材をパネルに取り付ける為の部材取付 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ローパティション等のパネルへ部材を取付けるに際し、2つのブラケッ トで支えることができない、すなわち幅方向の寸法の短い部材にあっては、パネ ルに直接ネジ止めされたり、接着されたり、両面テープで止められたり、または パネルの上面から引っ掛け金具を利用して吊持されたりしてパネルに取り付けら れていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記前者の方法にあっては、パネルに部材を一度取付けるとそ の場所を変えることが難しく、その取付け場所を変えた場合には、パネルに穴や 接着の跡が残るという問題があった。
【0004】 また後者の方法にあっては、パネルの上面に金具が露出し、パネルの上部付近 以外に取付けた場合には金具が大きくなり過ぎ、外観を損ねるといった問題があ った。
【0005】 本考案は、上記のような問題に着目してなされたもので、2つのブラケットで 支えることのできない幅の狭い部材でも簡単に取付けることができ、しかも外観 を損ねることのないパネルへの部材取付装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案のパネルへの部材取付装置は、パネルの支柱に 形成された係合穴に係着できる係合爪を有する係合片と、保持片と、を有するブ ラケットであり、前記保持片には部材を固定できる固定部が形成され、前記部材 はパネル前面に当接できる面を有しており、前記係合片が係合穴に対して傾き角 度をもって圧接された状態、すなわちパネルへの部材取付時、前記係合片の傾き 角度を保持できるようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案によれば、ブラケットの係合片をパネルの係合穴の適所に係合し、ブラ ケットを傾けた際に、ブラケットの係合片は係合穴、その他の少なくとも2点の 対角点に当接し、所定の傾き角度をもって止まる。この状態で、部材が、その一 面を壁板の前面に当接するように、ブラケットに固定される。
【0008】 これにより、寸法の短い部材でも、1つのブラケットで、がたつきなく確実に 、しかも工具を使用せず簡単に取付けることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1に示すように、1はローパティション(パネル)であって、一枚もしくは 複数のローパティションが連結され壁面を構成するようになっている。このロー パティション1の壁板2の側部には縦溝3が形成され、この縦溝3内部には支柱 4が設けられており、この支柱4には、前記縦溝3から覗ける位置に係合穴5が 縦に複数列設されている。
【0011】 6はブラケットであって、屈曲部8を挟んで、係合片7と保持片17から成り 、係合片7には係合爪18が形成されている。
【0012】 9は、2つのブラケットで支えることができない幅方向の寸法が短い部材であ って、この部材9端部には保持片17の内側に設けられた鉤状の係合部11に係 合可能な係着部10が形成されている。
【0013】 このように構成された実施例のパネルへの部材取付装置にあっては、まず、ブ ラケット6の係合片7先端の係合爪18を、ローパティション1の縦溝3及び支 柱4の係合穴5に挿入する。
【0014】 その後、図3及び図4に示すように、ブラケット6の係合片7が係合穴5の両 側前後対角点α,βに当接するように、ブラケット6を回転させる。
【0015】 そして、部材9の後面12がローパティション1の壁板2の前面13に当接す るように、部材9の係着部10をブラケット6の係合部11に係着する。このた め、ブラケット6の係合片7は、前記対角点α、βの押圧力で、時計回りのモー メント(図4)を受けるが、部材9の存在によりブラケット6の保持片17は回 転を制止される。すなわち、ブラケット6は少なくとも対角点α、βの2点にお ける強力な抗力を受けることになり、増強された摩擦力をもって保持される。
【0016】 これにより、2つのブラケットで支えることができない幅方向の寸法の短い部 材9でも、1つのブラケット6で、がたつきなく確実に、しかも工具を使用せず 簡単に取付けることができる。
【0017】 また、部材9の設置に際し、ローパティション1への接着やネジ止めの必要が なくなり、また部材9を外した際には、ローパティション1への接着跡や穴が残 らないので、ローパティション1の外観を損ねることが防止され、かつ部材9の 取付け位置の変更も容易に行うことができる。
【0018】 ここで、2つのブラケットで支えることができない幅方向の寸法が短い部材9 の一例としては、図5に示すような小テーブル14、または照明器具、室内の空 調を感知するセンサー類、または掲示板等種々のものが考えられる。
【0019】 以上、実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成は実施例に限られる ものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があっても 本考案に含まれる。
【0020】 例えば、実施例では、部材9の係着部10をブラケット6の引っ掛け状の係合 部に係着するようにしたが、図6に示すように、部材9の係着部10をブラケッ ト6の形状に合わせた形状として、部材9をブラケット6に嵌合するようにして も良い。
【0021】 また、実施例では直方体の部材9の形状に合わせて、さらには、部材9からの 押圧力を効果的に受けるようにするため、ブラケット6の保持片17がパネル面 に対して垂直に延出されるように屈曲部8を形成したが、これに限られず、図7 に示されるような部材9及びブラケット6の形状としてもよく、屈曲部の角度は 自由に設計できる。
【0022】 さらに実施例では、ブラケット6の係合片7が係合穴5の両側前後対角点α, βに当接するようにしたが、図8に示すように、ブラケット6の係合片7が係合 穴5及び壁板の縦溝3の両側前後対角点α,γに当接するようにしても良い。
【0023】
【考案の効果】
以上説明してきたように本考案にあっては、次に記載する効果が得られる。
【0024】 (1)ブラケットの係合片をパネルの係合穴の適所に係合し、ブラケットを傾け た際に、ブラケットの係合片は、係合穴、その他少なくとも2点の対角点に当接 し、所定の傾きをもって止まる。その後、部材の一面が壁板の前面に当接するよ うに、部材がブラケットに固定されるため、係合片は2点での強力な摩擦力を受 け、短い部材でも、1つのブラケットで、がたつきなく確実に、しかも工具を使 用せず簡単に取付けることができる。
【0025】 (2)部材の設置に際し、パネルへの接着やネジ止めの必要がなくなり、また部 材を外した際には、パネルへの接着跡や穴が残らないので、パネルの外観を損ね ることなく、部材の取付け位置の変更も容易に行うことができる。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のパネルと部材取付装置との斜視
図である。
【図2】図1の取付時のXーX断面図である。
【図3】本考案実施例のパネルと部材取付装置との要部
横断面図である。
【図4】図3の要部詳細図である。
【図5】本考案実施例の部材の一例を示す図である。
【図6】本考案実施例の部材の係着部とブラケットの別
の一例を示す図である。
【図7】本考案実施例の部材の係着部とブラケットのさ
らに別の一例を示す図である。
【図8】本考案実施例のブラケットとパネルとの当接関
係の別の例を示す要部横断面図である。
【符号の説明】
1 ローパティション(パネル) 2 壁板 3 縦溝 4 支柱 5 係合穴 6 ブラケット 7 係合片 8 屈曲部 9 部材 10 係着部 11 係合部 12 部材9の後面 13 壁面2の前面 14 小テーブル 17 保持片 18 係合爪

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルの支柱に形成された係合穴に係着
    できる係合爪を有する係合片と、保持片と、を有するブ
    ラケットであり、前記保持片には部材を固定できる固定
    部が形成され、前記部材はパネル前面に当接できる面を
    有しており、前記係合片が係合穴に対して傾き角度をも
    って圧接された状態、すなわちパネルへの部材取付時、
    前記係合片の傾き角度を保持できるようにしたことを特
    徴とするパネルへの部材取付装置。
  2. 【請求項2】 係合片と保持片との境界部に屈曲部を設
    け、パネルへの部材取付時に保持片がパネルに対してほ
    ぼ垂直になるようにした請求項1に記載のパネルへの部
    材取付装置。
JP3849893U 1993-06-21 1993-06-21 パネルヘの部材取付装置 Expired - Lifetime JP2561551Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3849893U JP2561551Y2 (ja) 1993-06-21 1993-06-21 パネルヘの部材取付装置

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JPH074616U true JPH074616U (ja) 1995-01-24
JP2561551Y2 JP2561551Y2 (ja) 1998-01-28

Family

ID=12526933

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