JPH0743641U - ワ−クの反転装置 - Google Patents

ワ−クの反転装置

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JPH0743641U
JPH0743641U JP8936292U JP8936292U JPH0743641U JP H0743641 U JPH0743641 U JP H0743641U JP 8936292 U JP8936292 U JP 8936292U JP 8936292 U JP8936292 U JP 8936292U JP H0743641 U JPH0743641 U JP H0743641U
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reversing device
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JP8936292U
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English (en)
Inventor
耕三 大北
Original Assignee
株式会社大北耕商事
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワ−クに損傷を生ぜしめることなく、スム−
ズに反転できるようにして、一連の作業が簡単に行える
ようにすることをワ−クの反転装置を提供することを目
的とする。 【構成】 基台1上で相互に対面して立設された一対の
保持体2a, 2bと、該保持体2a, 2bに一端側がスライド自
在に保持され、且つ他端側が保持体2a, 2b間で回動自在
に軸支された一対のア−ム体4a, 4bとからなり、しかも
基台1には該ア−ム体4a, 4bの軸支部分を昇降する昇降
手段と、軸支部分を基台1に沿って保持体2a, 2b間で往
復動自在に移動する移動手段とが設けられてなることに
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はワ−クの反転装置、さらに詳しくは比較的重量のあるワ−クを表裏反 転すべく使用されるワ−クの反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、金属プレ−ト等のワ−クを反転させる場合には、例えば該ワ−クをクレ ーン等により吊下せしめた状態で手作業により行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、個々のワ−クごとにクレーン等を使用して行う反転作業は極め て煩雑なものであり、作業性に著しく欠けるという不都合があり、特に重量のあ るワ−クの反転作業は作業者に多大な負担をかけるという致命的な問題点を有し ていたのである。
【0004】 また、かかる作業の困難性故にワ−ク自体に損傷を生ぜしめ易いという欠点も あり、よって当該手段は必ずしもワ−クの反転手段としては最適なものではなか ったのである。
【0005】 それ故に、本考案は上記従来の問題点を解決するためになされたものであり、 ワ−クに損傷を生ぜしめることなく、スムースに反転できるようにして、一連の 作業が簡易に行えるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、上記課題を解決するための技術的手段は、基台1上で相互に対面して立 設された一対の保持体2a,2bと、該保持体2a,2bに一端側がスライド自在に保持 され、且つ他端側が保持体2a,2b間で回動自在に軸支された一対のア−ム体4a, 4bとからなり、しかも該基台1には該ア−ム体4a,4bの軸支部分を昇降する昇降 手段と、軸支部分を基台1に沿って保持体2a,2b間を往復動自在に移動する移動 手段とが設けられてなることにある。
【0007】
【作用】
本考案のワ−クの反転装置を使用する場合は、先ず基台1に設けられた昇降手 段で軸支部分を上昇し、軸支された一対のア−ム体4a,4bを水平にする。
【0008】 次に、前記水平にした一対のア−ム体4a、4bのア−ム体4a側に反転すべきワ− クを載置した後、前記昇降手段でア−ム体4a、4bの軸支部分を下降する。 この際、前記軸支した一対のア−ム体4a,4bは、軸支部分を下方として略V字 状に傾斜する。 これにより、ア−ム体4a上に載置されたワ−クは両ア−ム体4a,4bに隣接した 面を当接して保持されることとなる。
【0009】 次に、前記基台1に設けられた移動手段により軸支部分をア−ム体4a側の方向 に移動する。 この際、前記軸支した一対のア−ム体4a,4bは、他端側が基台1に立設した保 持体2a,2bにスライド自在に保持されているので、ワ−クの載置されてない一方 のア−ム体4bを基台1に対して平行となる方向に移動し、ワ−クの載置された他 方のア−ム体4aを基台1に対して垂直となる方向に移動する。 これにより、一対のア−ム体4a,4b上に両面を当接して保持されたワ−クはア −ム体4aに当接した面に隣接した面で平行となる方向に移動したア−ム体4b上に 載置されることとなる。
【0010】 その後、前記昇降手段でア−ム体4a,4bの軸支部分を水平になるまで上昇する 。 これにより、前記ワ−クはア−ム体4b上に載置された状態で上昇し、前記ワ− クをア−ム体4a,4b上で反転することができることとなるのである。
【0011】
【実施例】
以下、本考案に係るワ−クの反転装置の一実施例について、図面に従って説明 する。
【0012】 図1に於いて、1は箱上に形成された基台を示し、2a,2bは該基台1の両端側 に相互に対面して固定され、且つ対面した内側の面をそれぞれ基台1に対して垂 直に形成された一対の保持体を示す。
【0013】 3a,3b前記保持体2a,2bの上端部内側に軸支された歯車を示す。
【0014】 4a,4bは前記歯車3a,3bにスライド自在に螺合すべく下面に複数の溝部5…が 形成され、且つ他端側を前記保持体2a,2b間で回動自在に軸支された一対の板状 のア−ム体を示す。
【0015】 6は前記ア−ム体4a,4bの軸支部分を下方より昇降自在に支持すべく基台1内 に設けられた油圧シリンダ−で、ピストン7介して前記ア−ム体4a,4bの軸支部 分と連結されている。
【0016】 8は前記油圧シリンダ−6の下方に回転自在に軸支されたピニオンで、モ−タ −9にベルト10を介して連結されている。
【0017】 11は前記基台1内に水平に設けられたラックで、前記ピニオン8を螺合するこ とで前記油圧シリンダ−6を前記保持体2a,2b間で左右に移動すべく構成されて いる。
【0018】 本実施例に係るワ−クの反転装置12は以上のような構成からなり、次に該ワ− クの反転装置12を使用して比較的重量のある長尺状のワ−ク13を反転する場合に ついて説明する。
【0019】 先ず、所定距離をおいて2台のワ−クの反転装置12,12を設置する。
【0020】 次に、前記反転装置12,12のア−ム体4a,4bを油圧シリンダ−6を作動してピ ストン7を上昇することで水平にする。
【0021】 次に、図2に示すように前記ワ−クの反転装置12の左側のア−ム体4a上に反転 するワ−ク13を面Aを当接して載置する。
【0022】 次に、前記ア−ム体4a,4bの支軸部分を油圧シリンダ−6を作動してピストン 7を移動することで下降する。 この際、前記ア−ム体4a,4bは保持体2a,2bの上端側に設けられた歯車3a,3b を螺合した下面の溝部5…で回転しながらスライドして、軸支部分で略V字状に 折り曲げられる。 これにより、左側のア−ム体4a上に載置されたワ−ク13は図3に示すように面 Aを左側のア−ム体4aに当接し、面Aと隣接する面Bを右側のア−ム体4bに当接 して保持されることとなる。
【0023】 次に、前記ア−ム体4a,4bの軸支部分を該油圧シリンダ−6の下方側に設けら れたモ−タ−9の回転で、該モ−タ−9にベルト10を介して連結されたピニオン 8を回転して左方向に移動する。 この際、前記ピニオン8が基台1内に設けられたラック10に沿って左方向に移 動することで、右側のア−ム体4bを略水平になる方向に移動し、左側のア−ム体 4aを略垂直方向になる方向に移動する。 これにより、前記ワ−ク13は図4に示すように右側のア−ム体4bに面Bを当接 して載置されることとなる。
【0024】 次に、油圧シリンダ−6を作動し、ピストン7を移動して軸支部分を再度上昇 する。 この際、前記ア−ム体4a,4bは他端側を保持体2a,2bの上端側に設けられた歯 車3a,3bを螺合した下面の溝部5…で回転しながらスライドし、該ア−ム体4a, 4bを水平方向に移動する。 これにより、前記ワ−ク13は図5に示すように右側のア−ム体4b上に90°回転 した面Bを当接して載置されることとなる。これにより反転したワ−ク13を加工 処理することができるのである。
【0025】 尚、上記実施例では、ア−ム体の軸支部分の昇降手段として油圧シリンダ−を 使用したが、本考案の昇降手段はこれに限定されるものでなく、例えばスクリュ −ジャッキ等を用いてもよい。要は、ア−ム体の軸支部分を昇降することができ るならその手段は問うものでない。
【0026】 又、上記実施例では、ア−ム体の軸支部分の移動手段としてラックとピニヨン とを用いたが、本考案の移動手段はこれに限定されるものでなく、例えばロ−ラ −等を用いてア−ム体の軸支部分を移動してもよい。要はア−ム体の軸支部分が 移動自在であればその手段は問うものでない。
【0027】 更に、上記実施例では、ワ−クを反転するのに反転装置を2台使用したが、本 考案の反転装置の使用はこれに限定されるものでなく、ア−ム体の形状,大きさ により、1台でワ−クを反転することも可能である。
【0028】 又、本考案に係る反転装置はワ−クの反転用に限定されず、金属プレート,各 種ワークの反転用として適用可能であることは言うまでもない。
【0029】
【考案の効果】
叙上の様に、本考案は保持体に一端側が保持され、他端側が軸支されたア−ム 体を昇降手段で昇降自在とし、且つ移動手段で基台上の保持体間を移動自在に構 成したことにより、ア−ム体に載置したワ−クを反転することができるので、個 々のワークごとにクレーン等に吊下せしめて行っていた従来の反転作業に比して 格段優れた作業性が得られると共に、ア−ム体を上下左右に移動して反転するこ とにより、反転が良好に行えることとなり、よって鋼材に損傷を生ぜしめること なく反転作業が行えるという格別の効果を得るに至った。
【0030】 また、本考案に係る反転装置は上述したように非常に簡易な構成からなるため に、容易且つ安価に製作できるという実用的な効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての反転装置を示す一部
断面を含む正面図。
【図2】使用状態を示す正面図。
【図3】使用状態を示す正面図。
【図4】使用状態を示す正面図。
【図5】使用状態を示す正面図。
【符号の説明】
1…基台 2a, 2b…保持体 4a, 4b…ア−ム体 6 …油圧シリンダ− 8…ピニオン 11…ラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 15/00

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台(1) 上で相互に対面して立設された
    一対の保持体(2a,2b)と、該保持体(2a,2b) に一端側が
    スライド自在に保持され、且つ他端側が保持体(2a,2b)
    間で回動自在に軸支された一対のア−ム体(4a,4b) とか
    らなり、しかも基台(1) には該ア−ム体(4a,4b) の軸支
    部分を昇降する昇降手段と、軸支部分を基台(1) に沿っ
    て保持体(2a,2b) 間で往復動自在に移動する移動手段と
    が設けられてなることを特徴とするワ−クの反転装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降手段が、油圧シリンダ−(6) で
    ある請求項1記載のワ−クの反転装置。
  3. 【請求項3】 前記移動手段が、ラック(11)とピニヨン
    (8) で構成されてなる請求項1記載のワ−クの反転装
    置。
JP8936292U 1992-12-28 1992-12-28 ワ−クの反転装置 Pending JPH0743641U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100584474B1 (ko) * 2005-02-14 2006-05-29 주식회사 새화신 자동차 아암 용접용 지그
JP2014084200A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Aisin Seiki Co Ltd ワーク転回装置
CN108946120A (zh) * 2018-06-23 2018-12-07 南京华德仓储设备制造有限公司 一种托盘翻转上线机
KR102080751B1 (ko) * 2019-09-17 2020-02-24 문정훈 가공물 반전 장치 및 이를 이용한 가공물 반전 방법

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