JPH0743429U - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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Publication number
JPH0743429U
JPH0743429U JP5-76093U JP7609393U JPH0743429U JP H0743429 U JPH0743429 U JP H0743429U JP 7609393 U JP7609393 U JP 7609393U JP H0743429 U JPH0743429 U JP H0743429U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
feeding
copy
sheet
resin sheet
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Pending
Application number
JP5-76093U
Other languages
English (en)
Inventor
高幸 内田
直己 久松
Original Assignee
コピア株式会社
Filing date
Publication date
Application filed by コピア株式会社 filed Critical コピア株式会社
Publication of JPH0743429U publication Critical patent/JPH0743429U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 その構成が簡単で、その装着が容易で、その
性能が向上する。 【構成】 カセット10,11内に積載収納された複写
紙28の最上層に給紙ロ―ラ18,21を除く全面を覆
い、かつ所定の圧力を前記複写紙28に付与する樹脂シ
―ト27を設けてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、給与装置、特に複写機またはプリンタ等に装着された給与装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、開閉可能な上蓋を有する給紙カセットは、本体給紙装置に着脱可能に設 けられ、上蓋の給紙ロ―ラ側開口部先端にマイラ―を下向きに貼り、複写紙の最 上層と接触させ、上向きのカ―ルを防止し、上向きのカ―ルに起因する斜行、耳 折れ、ジャム等の給紙不良を防止したものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、給紙装置は、積載収納された多数枚の複写紙を送出する送出手段と 、送出された複写紙の重送を分離し、1枚のみを送出する他の送出手段であるフ ィ―ルドロ―ラおよびセパレ―タロ―ラとを備え、給紙カセットを複写機本体の 給紙部に対して、スライド自在なレ―ルで出入れ可能とするものであった。上蓋 の給紙ロ―ラ側の開口部の先端にマイラ―を貼る構成では、上蓋を具備しなけれ ばならず、その構成が複雑となり、コスト高になり、またカセット内に複写紙を セットするごとに、蓋の開閉をしなければならず、その操作が複雑になるという 欠点があった。
【0004】 本考案の目的は、上記問題点を改善するために、その構成が簡単で、その装着 が容易で、その性能が向上する給紙装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、積載収納された多数枚の複写紙を送出 する送出手段と、送出された複写紙の重送を分離し1枚のみを送出する他の送出 手段とを有する給紙カセットを複写機本体内の給紙部に対してスライド自在に着 脱する給紙装置において、前記複写紙の最上層に前記送出手段を除く全面を覆い 、かつ所定の圧力を前記複写紙に付与する樹脂シ―トを備えることを特徴とする 給紙装置である。
【0006】
【作用】
本考案の給紙装置を採用することにより、カセット内に積載収納された複写紙 の最上層に送出手段を除く全面を覆い、かつ所定の圧力を前記複写紙に付与する 樹脂シ―トを設けることによって、その構成が簡単で、その装着が容易で、その 性能が向上する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて、詳細に説明する。
【0008】 図3は本発明が実施された複写機の概略構成図を示す。図において複写機本体 100は、コンタクトガラス15上に原稿5が載置され、光源3、レンズ6およ びミラ―1,2,8,14からなる露光光学系によって、光像としてドラム状感 光体4上に露光される。
【0009】 感光体4は、図において正時計方向に回転し、一次帯電器7によってその表面 を一様に帯電された後、露光を受けてその表面に原稿5の画像に対応する静電潜 像を担持するに至る。その静電潜像は現像装置16によって顕像された後、上段 カセット10または下段カセット11のいずれかから送出された転写紙と重ね合 される。転写紙に重ね合された顕像は、転写帯電器9の作用によって転写紙上に 転写される。
【0010】 このようにして、像を担持することになった転写紙は、分離帯電器17の作用 の下に、感光体4から分離し、搬送ベルト12によって定着装置13へ送られる 。定着装置13は、転写紙上に転写された像をその転写紙に定着させ、その後排 紙トレイ14へ転写紙を排紙する。なお、18,21は上段および下段給紙ロ― ラ、19,22は上段および下段フィ―ドロ―ラ、20,23は上段および下段 セパレ―トロ―ラを示す。
【0011】 図1は本考案の一実施例の概略構成図、図2は図1に示す給与装置のカセット 引出状態斜視図を示す。図1および図2において、カセット10,11は両サイ ドに、複写機本体100から出入れをするためのカセットレ―ル29(図2)を 具備し、内側にカセット側板24,25、後端ストッパ26を有する。複写紙2 8は、カセット側板いた内側にカセット側板24,25、後端ストッパ26に囲 まれた範囲内に装着されている。
【0012】 なお、後端ストッパ26は板金製で、端部に突起部30が形成されている。樹 脂シ―ト27は、透明な塩化ビニ―ル製で板厚さ10mm程度とし、後端部に2か 所の丸穴31を有し、突起部30が挿入され着脱容易に取付けられる。また、樹 脂シ―ト27の先端部の給与ロ―ラ18,21の部分を除き、複写紙28の最上 部全面を被覆し、かつ所定の圧力を複写紙28に付与する。なお、樹脂シ―ト2 7は、カセット10,11内の紙サイズに応じて用意され、用紙の補給、用紙サ イズの変更時には樹脂シ―ト27の交換および着脱を行うものとする。
【0013】 このように、カセット10,11は、給紙ロ―ラ18,21で複写紙28を送 出し、フィ―ドロ―ラ18,22およびセパレ―タロ―ラ20,23により複写 紙28の重送を分離するものである。
【0014】 本実施例に基づいて実験装置を作り、その効果を確認した結果、次のとおりで あった。
【0015】 複写紙28であるトレ―シングペ―パ(A4 サイズ)を温度17℃、湿度35 %の環境に放置すると、トレ―シングペ―パの水分は表面から脱出し、表面と裏 面との水分差から、環境放置8分後、上向き方向に最大54mmのカ―ルが発生す る。17℃、35%の環境で、カセット10,11を複写機本体100から引出 しトレ―シングペ―パ250枚をセットし、約8分後に再び複写機本体100に セットする際に、上向きカ―ルがカセット10,11の上方向にある給紙ロ―ラ 19,21等に接触し、カセット10,11内のセット位置からズレを生じる。 この状態で給紙ロ―ラ19,21を回転させて紙送りをすると、耳折れ、ジャム 、斜行等の原因となる。このような上向きカ―ルによる位置ズレは18回中18 回発生した。同一条件で本考案の樹脂シ―ト27を装着すると、上向きカ―ルに よる位置ズレは18回中で0回であった。
【0016】 また、同一環境で、カセット10,11複写機本体100から引出し、トレ― シングペ―パを250枚セットし、約8分後、再び給紙ロ―ラ19,21を回転 させ、紙送りをすると上向きカ―ルによる給紙不良は18回中、3回であったが 、本考案の樹脂シ―ト27を装着すると給紙不良は18回中、0回であった。
【0017】 なお、同一環境で、カセット10,11を複写機本体100から引出し、トレ ―シングペ―パをセットし、給紙させた場合上向きカ―ルにより、途中の搬送路 でジャムした回数は、50回中、0回であった。
【0018】 カセット10,11内のトレ―シングペ―パの上面を樹脂シ―ト27が被覆し 、複写紙28との境界面の雰囲気の温度・湿度を遮断し、トレ―シングペ―パへ の水分の流入を遮断することおよび樹脂シ―ト27の自重でトレ―シングペ―パ に適当な荷重を付与することなり、上向きカ―ルを防止し、上向きカ―ルが原因 で発生するき給紙不良を防止するものである。
【0019】 なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜の設計的変更を 行うことにより、他の態様においても実施することが可能である。
【0020】
【考案の効果】
上述の説明ですでに明らかなように、本考案の給紙装置は、カセット内に積載 収納された複写紙の最上層に送出手段を除く全面を覆い、かつ所定の圧力を前記 複写紙に付与する樹脂シ―トを設けることによって、従来技術の問題点が有効に 解決され、その構成が簡単で、その装着が容易で、その性能が向上する等の効果 を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の概略構成図である。
【図2】図1に示す給紙装置のカセット引出状態斜視図
である。
【図3】本考案が実施された複写機の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
4 感光体 10,11 カセット 18 上段給紙ロ―ラ 19 上段フィ―ドロ―ラ 20 上段セパレ―トロ―ラ 21 下段給紙ロ―ラ 22 下段フィ―ドロ―ラ 23 下段セパレ―トロ―ラ 27 樹脂シ―ト 28 複写紙 100 複写機本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載収納された多数枚の複写紙を送出す
    る送出手段と、送出された複写紙の重送を分離し1枚の
    みを送出する他の送出手段とを有する給紙カセットを複
    写機本体内の給紙部に対してスライド自在に着脱する給
    紙装置において、前記複写紙の最上層に前記送出手段を
    除く全面を覆い、かつ所定の圧力を前記複写紙に付与す
    る樹脂シ―トを備えることを特徴とする給紙装置。
JP5-76093U 1993-12-29 給紙装置 Pending JPH0743429U (ja)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0743429U true JPH0743429U (ja) 1995-08-22

Family

ID=

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010116223A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Canon Inc カール押え部材、シートパッケージ、シート給送装置及び画像形成装置

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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