JPH074286U

JPH074286U - チェーン無し自転車

Info

Publication number: JPH074286U
Application number: JP3914393U
Authority: JP
Inventors: 信久新藤
Original assignee: 信久新藤
Priority date: 1993-06-10
Filing date: 1993-06-10
Publication date: 1995-01-20

Abstract

(57)【要約】（目的）チェーンの無い自転車である事により、軽量
にする事ができ、多様な利用方法の自転車を作る事も期
待できる。（構成）後輪軸（２）の両端にクランク（１）を取り
付け、後輪軸（２）のほぼ中央に太陽歯車（３）を設け
る。太陽歯車（２）の回転を引き出す遊星歯車Ａ
（４）、遊星歯車Ｂ（６）、遊星歯車Ｃ（８）を設け、
３枚の固定盤（１２）（１２’）（１２”）を設ける。
それらを包む様に内歯車（１０）を設け内歯車（１０）
から、スポーク（１１）を取り付ける事を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】（０００１）（従来の技術）走行中チェーンが外れたり、切れる事もあった。

（０００２）（考案が解決しようとする課題）軽量で故障が少なく、新しい感覚で楽しめる自転車が期待できる。

（０００３）（問題を解決するための手段）クランク（１）から、後輪軸（２）が回転すると後輪軸（２）に取り付けた太陽歯車（３）が同時に回転する。太陽歯車（３）は遊星歯車Ａ（４）に回転を多くして逆回転で伝える。遊星歯車Ｂ（６）は更に回転数を多くして伝わるが回転方向は太陽歯車（３）と同方向の回転に戻る。

半径の異なる遊星歯車Ｂ（６）と遊星歯車Ｃ（８）は、遊星歯車軸Ｂ（７）の同一軸上にあるので円周の長い遊星歯車Ｃ（８）は速度を早くして、内歯車（１０）に伝え、又スポーク（１１）へと回転を伝える。

遊星歯車軸Ａ（５）と遊星歯車軸Ｂ（７）は３枚の固定盤（１２）（１２’）（１２”）で固定され、更に固定盤（１２）（１２”）はフレーム（１５）で固定される。本考案は以上の様な構造からなるチェーンなし自転車である。

（０００４）（作用）クランク（１）を回転すると後輪軸（２）太陽歯車（３）へと力が伝わる。太陽歯車（３）は遊星歯車Ａ（４）から、遊星歯車Ｂ（６）、そして遊星歯車Ｃ（８）へと伝わるが、遊星歯車軸Ａ（５）と遊星歯車軸（７）を固定する３枚の固定盤（１２）（１２’）（１２”）を設ける。円周の長い遊星歯車Ｃ（８）は内歯車（１０）に早い速度で伝え、内歯車（１０）に、スポーク（１１）を取り付け後輪軸へと伝える。

（０００５）（考案の効果）本考案は以上の様な構造にする事によって、従来の自転車にない多様な利用方法や多彩なデザインの自転車が期待される。

【図面の簡単な説明】

（図１）本考案の（Ａ図）は（図２）の（Ｂ図）のａ線
の断面図であり、（Ｂ図は）ギヤーの想定位置を示した
一部を欠いだ側面の断面図である。（図２）本考案の（Ａ図）は前面より見た図であり（Ｂ
図）は側面図である。（図３）本考案の実施例を示す（Ａ図）は側面図であり
（Ｂ図）は後部より見た図、（Ｃ図）は前面より見た図
面である。（符号の説明）（１）クランク（２）後輪軸（３）太陽歯車
（４）遊星歯車Ａ（５）遊星歯車軸Ａ（６）遊星歯車
Ｂ（７）遊星歯車軸Ｂ（８）遊星歯車Ｃ（９）ベア
リング（１０）内歯車（１１）スポーク（１２）
固定盤（１２’）固定盤（１２”）固定盤（１３）
ベアリング（１４）ボルト（１５）フレーム

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

（請求項１）後輪軸（２）の両端にクランク（１）を取
り付け、後輪軸（２）の内側に、太陽歯車（３）を設け
る。内部に遊星歯車Ａ（４）、遊星歯車Ｂ（６）遊星歯
車Ｃ（８）を設け、３枚の固定盤（１２）（１２’）
（１２”）を設ける。その円周に、内歯車（１０）を設
け、内歯車（１０）からスポーク（１１）を取り付ける
事を特徴とするチェーンの無い自転車である。