JPH0741428Y2 - ベビーバス - Google Patents

ベビーバス

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JPH0741428Y2
JPH0741428Y2 JP12920889U JP12920889U JPH0741428Y2 JP H0741428 Y2 JPH0741428 Y2 JP H0741428Y2 JP 12920889 U JP12920889 U JP 12920889U JP 12920889 U JP12920889 U JP 12920889U JP H0741428 Y2 JPH0741428 Y2 JP H0741428Y2
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JP
Japan
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baby
head
receiving portion
elbow
bath
Prior art date
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JP12920889U
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English (en)
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JPH0367184U (ja
Inventor
健造 葛西
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Aprica Kassai KK
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Aprica Kassai KK
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、乳児を沐浴させるときに用いるベビーバス
に関するもので、特に、ベビーバスの形状の改良に関す
るものである。
[従来の技術] 一般的に市販されかつ使用されているベビーバスは、乳
児を寝かせた状態で、その全身を収納し得る大きさの浴
槽本体部を備えている。このような寸法を与えるベビー
バスの形状は、どの業者の製品をとってみても、基本的
には、ほとんど変わらず、ほぼ定着化しつつあるのが現
状である。
[考案が解決しようとする課題] 上述したベビーバスは、通常、給湯設備のある浴室の床
面上に置いて使用される。これに対して、最近、たとえ
ば、台所の流し台に備えるシンク内にベビーバスを嵌め
込み、その状態でベビーバスに湯を満たし、乳児を沐浴
させる、という使用方法が注目されている。
上述した使用方法は、浴室等の設備がない場合において
便利であるばかりでなく、乳児を沐浴させる保育者が、
立ったままで、乳児の沐浴の際における取扱いを行なえ
るので、保育者に対して大きな肉体的負担を及ぼさない
点で有利である。
しかしながら、ベビーバスを流し台のシンクに嵌め込ん
で使用できるようにするためには、ベビーバスは、小型
化されなければならなない。ところが、ベビーバスが単
純に小型化されただけでは、乳児を浴槽本体部内にうま
く位置させることができず、乳児を沐浴させるという本
来の目的を達成し得ない事態が生じ得る。
そこで、この考案の目的は、たとえば、流し台に備える
シンクに嵌め込むことができる程度に小型化されても、
乳児を沐浴させるのに支障をきたさないように形状上の
工夫が施された、ベビーバスを提供しようとすることで
ある。
[課題を解決するための手段] この考案は、上述した技術的課題を解決するため、次の
ような構成を備えることが特徴である。
すなわち、この考案にかかるベビーバスは、乳児の胴お
よび脚を位置させる浴槽本体部と、乳児の頭を位置させ
る頭受け部と、乳児の頭を支える保育者の肘を位置させ
る肘受け部とを備えるとともに、頭受け部は、浴槽本体
部より浅いが、肘受け部から延びるなだらかな勾配面を
介して肘受け部より深くされたことを特徴としている。
[作用] この考案にかかるベビーバスにおいては、頭受け部が乳
児の頭を位置させるためのものとして形成され、このよ
うな頭受け部に位置される乳児の頭を支える保育者の肘
を位置させるために、肘受け部が形成されるので、保育
者から見たとき、乳児の頭は、ベビーバスにおけるより
遠い位置に位置されることになる。したがって、乳児の
身長方向の中心線は、ベビーバスの長手方向の中心線に
対して所定の角度をもって交差するようにずらされるた
め、ベビーバスにおけるより長い寸法を許容し得る対角
線方向の寸法を利用して、乳児をベビーバス内に位置さ
せることができる。
[考案の効果] このように、この考案によれば、限られた空間内に配置
できるようにするため、ベビーバスが小型化された場合
であっても、ベビーバスが与える乳児のための空間を、
そこから効率良く取出すことができる。
また、頭受け部および肘受け部は、共に、浴槽本体部よ
り浅くされている。そのため、たとえば、流し台に備え
るシンクに嵌め込む場合、浴槽本体部のみがシンク内に
収まるようにすればよく、したがって、ベビーバスをシ
ンク内に嵌め込んで使用できるようにするためには、浴
槽本体部のみの寸法が制限されるだけである。しかしな
がら、浴槽本体部は、乳児の胴および脚を位置させるの
に足りる空間寸法を与えるだけでよいので、浴槽本体部
における上述のような寸法の制約は、それほど問題とは
ならない。
また、浴槽本体部から張出して形成された頭受け部は、
浴槽本体部より浅くされるが、必要に応じて、この部分
にまで湯を導入することができる。したがって、乳児の
頭や髪の毛を洗うのに、ベビーバス内の湯を使用するこ
とがより容易になる。なお、沐浴中において、乳児の頭
は、湯の中に完全に沈めることはないので、頭受け部
が、浴槽本体部より浅くされていても、何ら問題がない
ばかりでなく、誤って頭を完全に沈めることも防止でき
るので、かえって好都合である。
また、頭受け部は、肘受け部から延びるなだらかな勾配
面を介して肘受け部より深くされている。したがって、
保育者は、乳児の頭を支える肘を肘受け部上に置いて乳
児を沐浴させることができるので、保育者に対して窮屈
さを感じさせないとともに、保育者の肉体的負担も軽減
される。
[実施例] 第1図は、この考案の一実施例によるベビーバス1を示
す平面図であり、第2図は、第1図の線II-IIに沿う断
面図である。
ベビーバス1は、たとえばポリプロピレンのような120
℃程度の温度に耐え得る耐熱性を有する硬質プラスチッ
ク材料から成形される。
ベビーバス1は、そのほぼ中央部に浴槽本体部2を形成
しており、また、周縁部には、外方へ張出すフランジ部
3を形成している。フランジ部3の、第1図における右
上の角の部分には、石鹸、ガーゼなどの沐浴に使用する
小物を置くための小物台4が、たとえば凹部をもって形
成されている。また、フランジ部3の、第1図における
右端には、このベビーバス1を使用しない場合に、適当
な壁などの上に設けられたフックに、このベビーバス1
を掛けておくために用いられる吊り穴6が設けられてい
る。また、浴槽本体部2の底面には、排水口6が設けら
れ、この排水口6は、着脱可能な排水栓7によって閉じ
られる。
この実施例における顕著な特徴として、ベビーバス1
の、第1図における左側であって、浴槽本体部2とフラ
ンジ部3との間に、頭受け部8および肘受け部9が形成
される。このベビーバス1では、第4図に示すように、
浴槽本体部2は、沐浴させる乳児10の胴11および脚12を
位置させるためのものであり、頭受け部8は、乳児10の
頭13を位置させるためのものであり、肘受け部9は、乳
児10の頭13を支える保育者14の肘15を位置させるための
ものである。
第3図には、第1図の曲線III-IIIに沿う断面をもっ
て、頭受け部8と肘受け部9との高さ関係が示されてい
る。特に第2図および第3図を参照して、頭受け部8
は、その深さD1が浴槽本体部2の深さより浅くされる。
また、頭受け部8の深さD1は、肘受け部9の深さD2より
深くされる。また、頭受け部8は、肘受け部9に対し
て、なだらかな勾配面16を介して連続している。したが
って、第1図に示したベビーバス1の平面図では、頭受
け部8および肘受け部9を互いに区別するような形状線
等が現われないため、第1図では、頭受け部8および肘
受け部9となるべきそれぞれの領域を、交差したハッチ
ングによって示している。第1図からわかるように、頭
受け部8は、ベビーバス1の長手方向の中心線II-IIよ
り第1図における上方に形成され、他方、肘受け部9
は、同じ中心線II-IIより第1図における下方に形成さ
れる。
次に、第4図を主として参照して、このベビーバス1の
使用方法の一例について説明する。
ベビーバス1は、たとえば、流し台のシンク(図示せ
ず)に浴槽本体部2を嵌め込むように置かれ、ベビーバ
ス1に適量の湯17が注がれる。次に、保育者14は、乳児
10を抱きながら、ベビーバス1の手前に立ち、乳児10を
湯17内に入れる。湯17に入れられた乳児10は、その頭13
が保育者14の左肘15ないしは左手によって支えられて、
ベビーバス1内に位置される。このとき、保育者14の左
肘15は、自然と、肘受け部9上に置かれるようになり、
したがって、乳児10の頭13も、自然と、頭受け部8内に
位置されるようになる。そのため、乳児10の身長方向の
中心線は、ベビーバス1の中心線II-IIに対して交差す
るようになり、乳児10は、ベビーバス1におけるより長
い寸法を与え得る対角線方向の寸法を利用して、ベビー
バス1内に位置された状態となる。この状態で、保育者
14は、右手を使って、乳児10の身体を洗うことができ
る。
沐浴を終えた後、排水栓7を抜くことにより、湯17を排
水口6から排出することができる。
もちろん、ベビーバス1は、たとえば浴室の床面上に置
いた状態で使用することもできる。
なお、図示の実施例では、保育者14が、左肘15ないし左
手によって乳児10の頭13を支えていた。このような支え
方は、多数派である右利きの者にとっては好都合である
が、保育者が左利きの場合には、右肘ないしは右手で乳
児の頭を支えることが都合良い。したがって、左利きの
保育者用として、図示のベビーバス1の形状を左右逆に
した形状のベビーバスを別に用意してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例によるベビーバス1を示
す平面図である。第2図は、第1図の線II-IIに沿う断
面図である。第3図は、第1図の線III-IIIに沿う断面
をもって頭受け部8と肘受け部9との高さ関係を示す図
である。第4図は、第1図に示したベビーバス1の使用
状態を説明するための上面図である。 図において、1はベビーバス、2は浴槽本体部、8は頭
受け部、9は肘受け部、10は乳児、11は胴、12は脚、13
は頭、14は保育者、15は肘、16は勾配面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】乳児の胴および脚を位置させる浴槽本体部
    と、 乳児の頭を位置させる頭受け部と、 乳児の頭を支える保育者の肘を位置させる肘受け部と、 を備え、かつ、 前記頭受け部は、前記浴槽本体部より浅いが、前記肘受
    け部から延びるなだらかな勾配面を介して前記肘受け部
    より深くされた、 ベビーバス。
JP12920889U 1989-11-04 1989-11-04 ベビーバス Expired - Lifetime JPH0741428Y2 (ja)

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