JPH0740054A - 溶接トーチのスパッタ除去装置 - Google Patents

溶接トーチのスパッタ除去装置

Info

Publication number
JPH0740054A
JPH0740054A JP22777493A JP22777493A JPH0740054A JP H0740054 A JPH0740054 A JP H0740054A JP 22777493 A JP22777493 A JP 22777493A JP 22777493 A JP22777493 A JP 22777493A JP H0740054 A JPH0740054 A JP H0740054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
welding
spatter
pressure
welding torch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22777493A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Saito
昭博 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP22777493A priority Critical patent/JPH0740054A/ja
Publication of JPH0740054A publication Critical patent/JPH0740054A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/32Accessories
    • B23K9/328Cleaning of weld torches, i.e. removing weld-spatter; Preventing weld-spatter, e.g. applying anti-adhesives

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マグやCO溶接のロボットによる連続自動
溶接における溶接トーチのスパッタ除去装置を提供する
こと。 【構成】工場ライン圧のエアーを一旦エア駆動の増圧器
を介し6km/cm以上に増圧してタンクに充填し、
この増圧充填されたエアを電磁弁でON,OFFしてト
ーチ先端から急速に流出させ、流出反力と乱流に伴う振
動でスパッタを剥離させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マグやCO溶接のロ
ボットによる連続自動溶接における溶接トーチのスパッ
タ除去装置、特に溶接ガス流路を通してエアをトーチ先
端より急速に吹き出させ、流出反力振動でスパッタを剥
離させ吹き飛ばし除去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットによるマグやCOの連続自動
溶接においては、溶接過程にトーチ先端に付着するスパ
ッタを適時自動的に除去しなければならない。従来ノズ
ル部のスパッタ除去方式には、ノズルの先端よりワイヤ
や切刃等を挿入して回転させる方式,ノズルを超音波振
動槽に入れる方式,ショトをノズル先端に吹き付ける方
式,トーチの根元側より溶接ガス流路を通してエアを吹
き出させて、トーチ内の内側からのエア吹き出しスパッ
タを吹き飛ばして除去する方式等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のエアを吹き出し
てスパッタを除去する方式に用いられるエアは、一般に
5km/cm程度の工場ライン圧エアを直接電磁弁で
ON,OFFして流入させる方式ので、エアはトーチ内
部の複雑で狭い溶接ガス流路を通る過程で流速が減衰し
てスパッタを除去する力が小さくなるので、トーチ根元
に別にエア流入口を取り付けて、エアをコンジットケー
ブルを通さないようバイパスさせて流速減衰を防がなけ
ればならず、それでも十分なスパッタ除去力を得られな
かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はエアをガス流路
を通してノズル先端から吹き出させてスパッタを吹き飛
ばして除去する方式のスパッタ除去装置において、ノズ
ル先端から強圧のエアを排出させ、排出に伴う反力や乱
流でトーチ自体を高周波に強振動させてスパッタを剥離
させ、エアの流速で吹き飛ばして除去するもので、溶接
ガスホース接続部に工場ライン圧エアをエア駆動の増圧
器,エアタンク,電磁弁,を介したエア回路を接続し
て、ガスホース接続部より6km/cm以上に増圧し
たエアを急速に流入させ、ノズル先端から急速に排出す
る手段により構成してなる。
【0005】
【作 用】スパッタの付着し易いノズルやコンタクトチ
ップの表面に耐熱性樹脂等をコーテングしてスパッタが
固着しにくくした溶接トーチを用いその溶接ガスホース
接続部(溶接トーチの根元,コンジットケーブルの後端
部)と共用に、工場ライン圧エアをエア駆動の増圧器,
エアタンク,電磁弁,を介したエア回路を接続して、溶
接の休止時間に該電磁弁を作動させて、エアタンクに6
km/cm以上に増圧充填されたエアを急速に溶接ト
ーチ先端から排出させ、その排出に伴う反力や乱流でノ
ズル自体を高周波に強振動させてノズルやコンタクトチ
ップの表面に付着したスパッタを剥離させ、流速で吹き
飛ばして除去する。
【0006】
【実施例】溶接トーチ1とコンジットケーブル4との間
には高圧のエアがコンジットケーブル4側に流れ憎いよ
うに、コンジットケーブル4側の溶接ワイヤ通路を狭く
長くした溶接ガスホース接続アタッチメント3が配して
あり、該アタッチメント3はガス用電磁弁8を介して溶
接ガスと連なると共にエア用電磁弁5,エアタンク6,
エア駆動の増圧器7,を介して5km/cm程度の工
場ライン圧エアと接続されている。
【0007】エア駆動の増圧器7は図2にその構造例を
示すように工場ライン圧のエアが左右のピストン室に入
り、左側の大きな径の駆動ピストンが自動的に往復して
ロッドで連結された右側の増圧ピストンを往復させて工
場ライン圧のエアを8km/cm程度に増圧して排出
する。このようにして増圧されたエアがエアタンク6に
充填される。エア駆動増圧器7の駆動はセットされた8
km/cmの圧力で自動的に停止する。
【0008】以上の状態において、溶接ワークの取換え
や溶接位置変更等の溶接停止時にエア用電磁弁5を作動
させれば、エアタンク6に充填されている8km/cm
程度に増圧されたエアは溶接ガスホース接続アタッチ
メント3,溶接トーチ1を通ってノズル2の先端から急
速に排出され、その排出の反力と乱流とでノズル自体が
高周波に強振動してスパッタを剥離させ、流速で溶接ト
ーチ1の内面や溶接ガスオリヒス,コンタクトチップ表
面等に付着したスパッタを吹き飛ばし除去する。急速に
排出され低圧になったエアタンク6には自動的にエア駆
動の増圧器7が作動して増圧されたエアが充填される。
【0009】溶接ガスホース接続アタッチメント3から
流入されるエアは圧力が高いほどノズル先端からの排出
に伴う振動数が高く、6km/cm以上の高圧になる
とノズル先端から排出されるエアの排出に伴う反力と乱
流や共振等により振動数が急激に増大してノズル自体が
高周波に強振動してスパッタを剥離させ、剥離したスパ
ッタは吹き飛ばされ除去される。この剥離と吹き飛ばし
の効果が重畳してスパッタ除去効果が高められる。エア
用電磁弁5の作動を断続的に開閉して高周波振動と断続
振動を重畳して振動剥離効果を高めることもできる。さ
らにエアタンク6,エア駆動の増圧器7を複数重ねて増
圧割合を8km/cm以上に増大させ電磁弁5の断続
開閉の時間を変化させて振動数やその強さを制御して振
動剥離効果を制御してもよい。
【0010】図3は他の実施例で溶接ワイヤ送り出し装
置20とコンジットケーブル14の間には溶接ワイヤの
通路を狭く長くして高圧エアのリークを減ずるアタッチ
メント19が配してあり、コンジットケーブル14の溶
接ガス接続部に一方はガス用電磁弁18を介して溶接ガ
スに配管され、他方はエア用電磁弁15,エアタンク2
6,エア駆動の増圧器27,エアタンク16,エア駆動
の増圧器17,を介して工場ライン圧のエアに接続する
ごとく配管されている。
【0011】以上の状態においては5km/cm程度
の工場ライン圧のエアはエア駆動の増圧器17が自動的
に作動して8km/cm程度に増圧されエアタンク1
6に充填され、この増圧されたエアがエア駆動の増圧器
27によって、自動的にさらに12km/cm程度に
増圧されエアタンク26に充填される。したがって、エ
アタンク26には工場ライン圧に比して極めて高圧の1
2−/一程度のエアが自動的に充填されており、電磁弁
15を作動させてエアを狭くて長く圧力損失の大きなコ
ンジットケーブル14,溶接トーチ11,を通してノズ
ル12より流出させても、エアの吹き出し力は十分で、
エアの排出に伴う反力や乱流,共振でノズル自体を高周
波に強振動させスパッタを剥離し吹き飛ばして除去する
ばかりでなく、コンジットケーブル14内に累積する溶
接ワイヤから剥離したメッキ粉をも吹き飛ばして除去す
る。上記説明はエアの排出のみでスパッタを除去する場
合であるが、ノズル先端にショットを打ち付ける方式
等、他のスパッタを除去方式と共用してもよい。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明アーク溶接トーチの
スパッタ除去装置においては、エアの工場ラインと溶接
トーチの溶接ガスホース接続部との間にエア駆動増圧
器,タンク,電磁弁を介することにより、タンクに自動
的に工場ライン圧を増圧したエアが蓄積され、この増圧
されたエアをトーチ先端から吹き出させるので流出力が
強く流出反力による振動で付着したスパッタを剥離し吹
き飛ばして除去するのでスパッタの除去力が大きい。
又、エア駆動増圧器,タンクを複数重ねる等により十分
に増圧することができるので、一般に使用されている溶
接ガスホース接続部がコンジットケーブルの根元にあ
り、圧力の減衰の大きいコンジットチューブ内をエアが
通る方式でもスパッタ除去力の強いエアを吹き出させる
ことができ、コンジットケーブル内の溶接ワイヤから剥
離したメッキ粉も除去できる等、アーク溶接のスパッタ
除去を自動的に簡略に行うことができる効果がある。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明スパッタ除去装置の実施例配管図。
【図2】エア駆動増圧器の構造図。
【図3】本発明スパッタ除去装置の他の実施例配管図。
【符号の説明】
1,11.溶接トーチ 2,12.ノズル、 3.溶接ガスホースアタッチメント、 4,14.コンジットケーブル 5,15.エア用電磁弁、 6,16,26.タンク、 7,17,27.エア駆動増圧器 8,18.ガス用電磁弁 19.アタッチメント 20.ワイヤ送り出し装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工場ライン圧のエアをエア駆動増圧器を介
    し6km/cm以上に増圧してタンクに充填し、この
    増圧充填されたエアを電磁弁でON,OFFしてノズル
    先端より急速に流出させ、流出反力振動でスパッタを剥
    離させてなる溶接トーチのスパッタ除去装置。
  2. 【請求項2】電磁弁を断続開閉させスパッタの振動剥離
    を制御してなる第1項記載の溶接トーチのスパッタ除去
    装置。
JP22777493A 1993-07-30 1993-07-30 溶接トーチのスパッタ除去装置 Pending JPH0740054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22777493A JPH0740054A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 溶接トーチのスパッタ除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22777493A JPH0740054A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 溶接トーチのスパッタ除去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0740054A true JPH0740054A (ja) 1995-02-10

Family

ID=16866177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22777493A Pending JPH0740054A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 溶接トーチのスパッタ除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0740054A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10850344B2 (en) 2017-11-10 2020-12-01 Fanuc Corporation Robot

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10850344B2 (en) 2017-11-10 2020-12-01 Fanuc Corporation Robot

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8006915B2 (en) Ultrasonic waterjet apparatus
AU2006323883B2 (en) Method and apparatus for conveying material and ejector apparatus
EP0561406A2 (en) Ink jet head and cleaning device and method for cleaning the head
JP4217484B2 (ja) 噴射装置および噴射装置における方法
JPH11179265A (ja) 滴下防止装置
WO2005016593A1 (ja) 切粉除去方法及び切粉除去用エアーブローノズル
JPS6046882A (ja) ア−ク溶接ト−チのスパッタ除去方法
JPH0740054A (ja) 溶接トーチのスパッタ除去装置
EP1911541A1 (en) Method and device for cleaning of welding torches using a short time duration stream of gas having a high speed
JPH07124748A (ja) コンジットケーブルと溶接トーチの清掃装置
CN111495651B (zh) 喷嘴附着物除去装置和喷嘴附着物除去方法
JPS59222605A (ja) 流体装置
JP2638468B2 (ja) 粉体の空気輸送装置
JP2002178262A (ja) 洗浄剥離装置
JP2005014034A (ja) パンチプレスにおける打抜きカスの排出方法及び装置、パンチプレス並びに金型装置、ダイ
JP2000254428A (ja) 溶接ヒューム回収装置
JP2653043B2 (ja) インクジェット記録装置のインク充填方法
JP2012045590A (ja) 溶接トーチのスパッタ除去装置
JP2004261919A (ja) ミスト生成装置
JP2540172Y2 (ja) 塗料経路の洗浄装置
JPH1161223A (ja) 排ガス吸引用ファンの付着ダスト除去方法
JPH07216440A (ja) 真空脱ガス処理装置排気系ダスト付着防止方法および装置
JPH10277506A (ja) 洗浄装置
JPH0568095B2 (ja)
JPS61129280A (ja) 半田ゴテ先のクリ−ニング方法