JPH0739853A - 破砕廃棄物の選別方法 - Google Patents

破砕廃棄物の選別方法

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JPH0739853A
JPH0739853A JP5184832A JP18483293A JPH0739853A JP H0739853 A JPH0739853 A JP H0739853A JP 5184832 A JP5184832 A JP 5184832A JP 18483293 A JP18483293 A JP 18483293A JP H0739853 A JPH0739853 A JP H0739853A
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JP
Japan
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waste
crushed
sorting
crushing
casing
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Pending
Application number
JP5184832A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Azegami
統雄 畔上
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PLANDO KENKYUSHO KK
Original Assignee
PLANDO KENKYUSHO KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 適水分の生ごみを対象に、生ごみ中に含まれ
る土砂、ガラス、瀬戸物くず、鉄・非鉄金属類などの不
燃性無機夾雑物を精密に除去できるようにした破砕廃棄
物の選別方法を提供することにある。 【構成】 生ごみ廃棄物を粗破砕すると共にアルカリ土
類金属酸化物を添加して得られた廃棄処理物FW1を細
破砕すると共に混合反応処理された破砕ごみDW1を、
流動化比重差選別機5に投入することにより、不燃性無
機夾雑物を除去することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、生ごみ廃棄物を粗破
砕すると共にアルカリ土類金属酸化物を添加して得られ
た廃棄処理物を、さらに、細破砕すると共に混合反応処
理された破砕ごみを選別処理する破砕廃棄物の選別方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、都市ごみなどの生ごみ廃棄物を再
利用するために、生ごみ廃棄物の特性に応じて、アルカ
リ土類金属酸化物を、破砕された廃棄物に添加して合理
的に物理化学反応処理を行なった後、乾燥固化せしめて
固形物にし、例えば燃料として使用することが、すでに
本出願人が出願した特開平4−210284号公報とし
て知られている。
【0003】この生ごみ廃棄物を粗破砕してから固形物
に成型する工程のうち、成型機に投入する破砕ごみにガ
ラス、小石、非鉄金属などが混入されていると、成型性
が悪くなると共に灰が多くなるという問題があり、成型
機まえの選別工程でこれらの混入物を除去する必要があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の選別工程に使用する従来の振動ふるい機では、ガラ
ス、小石、非鉄金属などの混入物が完全に除去できず、
成型機へ入ってしまい成型機をいためる原因となってい
た。
【0005】一方、流動化比重差選別機では、30%以
下の水分を含有した破砕ごみにしか使用できなかった。
すなわち、流動化比重差選別方式は、30%以上の水分
を含む生ごみを選別することが従来困難とされてきた。
40%近くでは事実上全く性能が得られず、採用される
ことがなかった。日本のごみが50%以上の水分を含む
ことから、この選別方式を採用することが困難であり、
実際にこれまで試みられている事例でも成功していな
い。
【0006】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、適水分の生ごみを対象に、生ごみ中に含まれる
土砂、ガラス、瀬戸物くず、鉄・非鉄金属類などの不燃
性無機夾雑物を精密に除去できるようにした破砕廃棄物
の選別方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、生ごみ廃棄物を粗破砕すると共にアル
カリ土類金属酸化物を添加して得られた廃棄処理物を細
破砕すると共に混合反応処理された破砕ごみを、流動化
比重差選別機に投入することにより、不燃無機夾雑物を
除去することを特徴とする破砕廃棄物の選別方法であ
る。
【0008】
【作用】この発明の破砕廃棄物の選別方法を採用するこ
とにより、生ごみ廃棄物を粗破砕すると共にアルカリ土
類金属酸化物を添加して得られた廃棄処理物を、さらに
細破砕すると共に混合反応処理することによって細かく
破砕され、ごみとアルカリ土類金属酸化物が均一に混合
されると共に充分な物理化学的反応処理が行われて適水
分操作可能な水分を含有した破砕ごみとなる。この破砕
ごみを流動化比重差選別機に投入することにより、振動
する網の表面にくっつくことなく選別されて、土砂、ガ
ラス、瀬戸物くず、鉄、非鉄金属などの不燃無機夾雑物
が除去される。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
【0010】図1を参照するに、生ごみ廃棄物を粗破砕
すると共にアルカリ土類金属酸化物を添加して得られた
廃棄処理物FW1はコンベヤ1でもって破砕反応装置3
へ投入される。この破砕反応装置3で細破砕されると共
に混合反応処理された後、流動化比重差選別機5で選別
される。この流動化比重差選別機5で選別された破砕ご
みは、次工程の乾燥装置を経て成型機へ送られる。
【0011】前記破砕反応装置3は、破砕用ハウジング
7を備えており、この破砕用ハウジング7には上方へ延
伸したはね上げ筒9が連結されている。前記破砕用ハウ
ジング9内には回転自在なハンマ11が設けられてい
る。
【0012】前記はね上げ筒9の図1において左側壁下
部には前記廃棄処理物FW1を投入せしめる投入口13
が設けられている。また、はね上げ筒9の上壁15には
選別ごみ筒17の一端が連通されていると共に、選別ご
み筒17の他端には選別ごみを取出す開閉可能な取出し
口19が設けられている。
【0013】前記はね上げ筒9の図1において左側壁上
部には抜出し筒21の一端が連通されていると共に抜出
し筒21の他端(上端)には排出口23が設けられてい
る。前記破砕用ハウジング7の下部には破砕ごみDW1
を取出す取出し口25が設けられており、この取出し口
25の下方にはコンベヤ27の一端が配置されている。
【0014】上記構成により、コンベヤ1により搬送さ
れてきた廃棄処理物FW1は投入口13から破砕反応装
置3の破砕用ハウジング7内に一定量投入される。この
破砕用ハウジング7内に投入された廃棄処理物FW1は
ハンマ11の回転により細破砕されながらはね上げ筒9
内へはね上げられてアルカリ土類金属酸化物との反応が
促進される。
【0015】ハンマ11ではね上げられた破砕ごみDW
1の一部(例えばガラス、小石などの硬くて重い混入
物)は、はね上げ筒9の上壁15に衝突した後、選別ご
み筒17に入って取出し口19から除去される。
【0016】前記破砕用ハウジング7とはね上げ筒9と
の間を破砕ごみDW1が循環されることにより、細破砕
と反応処理とが充分に行われることによって、破砕ごみ
DW1からアンモニアなどの反応生成ガスと蒸発水分が
分離されて、この反応生成ガスと5〜10%程度の蒸発
水分は抜出し筒21を通り排出口23から排出されるこ
とになる。
【0017】こうして廃棄処理物FW1に細破砕と反応
が充分に行われて、反応生成ガスと蒸発水分が除去され
た適水分の水分を含有した破砕ごみDW1は、取出し口
25からコンベヤ27上に載せられる。
【0018】このコンベヤ27上に載せられた破砕ごみ
DW1は、コンベヤ27で搬送されて、次工程の流動化
比重差選別機5へ送られることになる。
【0019】この流動化比重差選別機5は、ケーシング
29を備えており、このケーシング29にはフレキシブ
ルジョイント31A、31Bで連結された振動ケーシン
グ33が備えられている。しかもこの振動ケーシング3
3内には5〜10mm程度の大きさの穴を複数有した網
35が設けられている。
【0020】前記振動ケーシング33は例えば偏心カム
37などによって振動されるものである。この偏心カム
37はモータ39に連結されている。
【0021】前記ケーシング29の上部左側には破砕ご
みDW1を投入せしめる投入口41が設けられている。
また、ケーシング29の下部左側壁には流動空気UF
送入せしめる供給口43が設けられており、モータ45
によって駆動されたブロワ47により供給口43から流
動空気UF がケーシング29内に送り込まれるものであ
る。
【0022】前記振動ケーシング33の左、右側壁には
それぞれ選別された破砕選別ごみ用の取出し口49,5
1が設けられていると共に、ケーシング29の下部およ
び上部にも破砕選別ごみ用の取出し口53,55が設け
られている。この取出し口53はモータ57の駆動によ
って開閉されるものである。
【0023】前記取出し口53には配管59の一端が連
通されており、配管57の他端はサイクロン61の上部
に備えられたブロワ63に連結されている。サイクロン
59の下部には取出し口65が設けられており、この取
出し口65はモータ67により開閉されるものである。
前記サイクロン61の上部には排気口69が設けられて
おり、この排気口69には配管71を介してブロワ73
が設けられている。このブロワ73はモータ75により
駆動されるものである。
【0024】上記構成により、図2も併せて参照する
に、適水分の水分を含有した破砕ごみDW1は、コンベ
ヤ27の他端から投入口41を経てケーシング29内に
送り込まれる。ケーシング29に備えられた振動ケーシ
ング33がモータ39により偏心カム37の揺動によっ
て振動される。この振動ケーシング33の振動により、
振動ケーシング33に設けられている網35が振動され
るから、ケーシング29内に送り込まれて、網35上に
ある破砕ごみDW1が振動されることになる。
【0025】また、モータ45の駆動によりブロワ47
が作動して、供給口43から流動空気UF がケーシング
29の網35の下方から送られることにより、網35上
の破砕ごみDW1が浮動されることになる。
【0026】したがって、網35の振動と流動空気UF
とによって、網35上のガラス、非鉄金属などの重質微
細ごみGW3は網35から下方へ落下し取出し口53か
ら取出される。網35上の破砕ごみDW1のうち、重質
粗大ごみGW2は取出し口49から取出され、軽質細粒
ごみGW1は取出し口51から取出される。また、軽質
微細ごみGW4は取出し口55から配管59を経てサイ
クロン61に送られて取出し口65から取出されること
になる。さらに、ケーシング29内の排気U0は配管5
9を経てサイクロン61の排気口69から外方へ排気さ
れることになる。
【0027】このように、ケーシング29内に送り込ま
れる破砕ごみDW1は、適水分の水分を含有した破砕ご
みで、しかもアルカリ土類金属酸化物が一定割合いの量
で添加され、均一に混合し反応されていることによりさ
らっとしているため、前記網35にくっついてしまうこ
とがない。そのため、上述したごとく4種類に選別され
る。このうちの軽質細粒ごみGW1、軽質微細ごみFW
4がコンベヤにより混合乾燥装置を経て成型機へ送られ
ることになる。前記軽質細粒ごみGW1、軽質微細ごみ
GW4には、不燃性無機夾雑物が含まれていないから、
上記の不燃性無機夾雑物を除くことによって、成型など
後の工程での機械的トラブルの原因を取除くことができ
る。同時に、非鉄金属や硬質プラスチックなどを除去す
ることによって、燃料を用いた場合の燃料ガスや灰から
貴金属など環境汚染物質を取除く効果がある。更に最終
的には、灰が最も少なくなり、また夾雑物が少ないこと
から灰をセメント原料に利用することも容易になる。
【0028】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宣の変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。添加剤としては、C
aOなどのアルカリ土類金属酸化物を例にして説明した
が、アルカリ土類金属酸化物に加えて、吸着性を有する
ベントナイトなどの粘度鉱物や微粉炭を添加するように
してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れているとおりの構成であるから、生ごみ廃棄物を粗破
砕すると共にアルカリ土類金属酸化物を添加して得られ
た廃棄処理物を、さらに細破砕すると共に混合反応処理
を行った破砕ごみは、適水分の水分を含有し、さらっと
したごみとなっているから、流動化比重差選別機に投入
しても、振動する網にくっつくことがなくなるから、上
記の不燃性無機夾雑物を除くことによって、成型など後
の工程での機械的トラブルの原因を取除くことができ
る。同時に、非鉄金属や硬質プラスチックなどを除去す
ることによって、燃料を用いた場合の燃料ガスや灰から
貴金属など環境汚染物質を取除く効果がある。更に最終
的には、灰が最も少なくなり、また夾雑物が少ないこと
から灰をセメント原料に利用することも容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する一実施例の破砕反応装置と
流動化比重差選別機で処理するフローチャート図であ
る。
【図2】流動化比重差選別機の主要部を拡大した図であ
る。
【符号の説明】
3 破砕反応装置 5 流動化比重差選別機 29 ケーシング 33 振動ケーシング 35 網 49〜55 取出し口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみ廃棄物を粗破砕すると共にアルカ
    リ土類金属酸化物を添加して得られた廃棄処理物を細破
    砕すると共に混合反応処理された破砕ごみを、流動化比
    重差選別機に投入することにより、不燃性無機夾雑物を
    除去することを特徴とする破砕廃棄物の選別方法。
JP5184832A 1993-07-27 1993-07-27 破砕廃棄物の選別方法 Pending JPH0739853A (ja)

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