JPH0738510U - 引戸用自動施錠装置 - Google Patents

引戸用自動施錠装置

Info

Publication number
JPH0738510U
JPH0738510U JP6821393U JP6821393U JPH0738510U JP H0738510 U JPH0738510 U JP H0738510U JP 6821393 U JP6821393 U JP 6821393U JP 6821393 U JP6821393 U JP 6821393U JP H0738510 U JPH0738510 U JP H0738510U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
indoor
frame
locking rod
outdoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6821393U
Other languages
English (en)
Inventor
淳 関場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujisash Co Ltd filed Critical Fujisash Co Ltd
Priority to JP6821393U priority Critical patent/JPH0738510U/ja
Publication of JPH0738510U publication Critical patent/JPH0738510U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 引戸障子を閉鎖方向に移動させるだけで、自
動的に施錠する。 【構成】 室内側引戸障子の召し合わせ框に、屋内外方
向に亙り形成したシリンダ孔11内に、圧縮ばね17の
弾力により屋外側に突出する係止ロッド12を設ける。
屋外側引戸障子の召し合わせ框に受具10を固定する。
引戸障子の閉鎖時、係止ロッド12と受具10とが係合
する事により、召し合わせ框6a、6b同士を不離に結
合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案に係る引戸用自動施錠装置は、引き違い式、或は片引き式の引戸装置 に組み込んで、閉鎖状態に移動させた引戸障子を自動的に施錠する。
【0002】
【従来の技術】
一般家屋や店舗、ホテル等の出入口や、採光、或は換気の為の窓を開閉する為 に従来から、図5〜6に示す様に、引き違い式の窓装置が広く使用されている。 この窓装置は上下1対の横枠3、3と左右の竪枠4、4とを矩形に組み合わせた 窓枠1の内側に、内外1対又は複数対の引戸障子2a、2bを引き違い式に建て 込む事により構成されている。これら各引戸障子2a、2bはそれぞれ、矩形の ガラスパネル5a、5bの四周を、上框8a、8b、下框9a、9b、突き合わ せ框7a、7b、召し合わせ框6a、6bにより囲む事で構成されている。そし て、引戸障子2a、2bの閉鎖時に、屋内外方向に互いに重なり合う召し合わせ 框6a、6bの間には、施錠装置としてのクレセント金具(図示せず)を設け、 引戸障子2a、2bを閉鎖状態で固定自在としている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述した様な従来のクレセント金具による施錠装置の場合、引戸障 子2a、2bを閉鎖した際に、クレセント金具により人為的に施錠する必要があ る。この為、このクレセント金具による施錠忘れが考えられ、防犯上好ましくな い。又、施錠すべき引戸障子が複数ある場合に、このクレセント金具による人為 的な施錠作業が面倒である。
【0004】 本考案の引戸用自動施錠装置は、引戸障子の閉鎖に伴って自動的に引戸障子が 施錠される様に構成する事で、上述の様な不都合を解消するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案の引戸用自動施錠装置は、矩形のパネルの周囲を、互いに平行な左右1 対の竪框と互いに平行な上下1対の横框とにより囲んで成る、少なくとも1枚の 引戸障子と、上下1対の横枠を備え、これら両横枠の間に上記引戸障子を水平移 動自在に建て込んだ窓枠とから成る引戸に装着され、上記引戸障子を閉鎖状態に まで水平移動させる事に基づき、この引戸障子が解放方向に水平移動する事を阻 止するものである。
【0006】 この様な本考案の引戸用自動施錠装置は、上記引戸障子を構成する左右1対の 竪框のうちの何れか一方の竪框であって、閉鎖状態で上記窓枠の中央寄りに位置 する召し合わせ框と、鉛直方向に設けられて、閉鎖状態で上記召し合わせ框と屋 内外方向に重なり合う召し合わせ部材と、上記召し合わせ框と召し合わせ部材と のうちの何れか一方で、閉鎖状態で屋外側に位置する屋外側竪部材の中間部屋内 側面に設けられた係止凹部と、上記召し合わせ框と召し合わせ部材とのうちの他 方で、閉鎖状態で屋内側に位置する屋内側竪部材の中間部で閉鎖状態時に上記係 止凹部と整合する部分に、屋内外方向に亙って設けられたシリンダ孔と、このシ リンダ孔の内側に、屋内外方向に亙る変位自在に挿通され、その先端部を上記屋 内側竪部材の屋外側面から突出自在とし、その基端部を上記屋内側竪部材の屋内 側面から突出させた係止ロッドと、この係止ロッドと上記屋内側竪部材との間に 設けられ、この係止ロッドに屋外側に向いた弾力を付与するばねと、このばねの 弾力に拘らず、上記係止ロッドの屋外側への変位量を制限するストッパと、上記 係止ロッドの先端部に形成された傾斜面とを備えている。そして、この傾斜面は 、上記引戸障子を閉鎖状態に移動させる際の移動方向に関し、移動方向後側に向 かうほど、上記屋内側竪部材の屋外側面からの突出量が大きくなる方向に傾斜し ている。
【0007】
【作用】
上述の様に構成される引戸用自動施錠装置の作用は次の通りである。開放して いる引戸障子を閉鎖方向に移動させると、屋内側竪部材の屋外側面から突出して いる係止ロッドの傾斜面が、屋外側竪部材の端縁部に当接し、この係止ロッドが ばねの弾力に抗して、シリンダ孔の屋内側に押し込まれる。そして、引戸障子が 閉鎖方向に移動し切って、上記係止ロッドの先端と屋外側竪部材の係止凹部とが 整合すると、上記ばねの弾力により係止ロッドが屋外側に押し出され、この係止 ロッドの先端部が上記係止凹部に嵌合する。これにより、屋内側、屋外側、両竪 部材同士の変位が不能となり上記引戸障子が施錠される。
【0008】 次に、閉鎖されている引戸障子を開放する場合には、屋内側から係止ロッドの 基端部を、上記ばねの弾力に抗して引っ張り、この係止ロッドの先端部を上記係 止凹部から抜き出した状態のまま、上記引戸障子を開放方向に移動させる。
【0009】
【実施例】
図1〜3は、本考案の引戸用自動施錠装置の第一実施例を示している。屋内側 竪部材である、屋内側引戸障子2aの召し合わせ框6aの上下方向中間部には、 上記召し合わせ框6aの屋内外方向に亙ってシリンダ孔11を設けている。この シリンダ孔11の両端は、上記召し合わせ框6aの屋内側面と屋外側面とに、そ れぞれ開口している。又、このシリンダ孔11内には係止ロッド12を、屋内外 方向に亙る変位自在に挿通している。この様にシリンダ孔11を挿通した状態で 、上記係止ロッド12の先端部13は、上記召し合わせ框6aの屋外側面(図1 〜2の上面)から突出する。この先端部13には傾斜面12aを形成している。 この傾斜面12aの傾斜方向は、上記召し合わせ框6aの外周面側(図1〜2の 左側)に向かうほど、この召し合わせ框6aの屋外側面からの突出量が増大する 方向としている。
【0010】 又、この係止ロッド12の先半部外周面には鍔部14を支持している。又、上 記係止ロッド12の基端部15で、上記召し合わせ框6aの屋内側面(図1〜2 の下面)から突出した部分には、ストッパ16を支持している。そして、上記シ リンダ孔11の底部と上記鍔部14との間に圧縮ばね17を設けて上記係止ロッ ド12に、屋外側に向く弾力を付与している。上記係止ロッド12の先端部13 が上記召し合わせ框6aから突出する量は、上記ストッパ16とこの召し合わせ 框6aの屋内側面との係合により制限される。
【0011】 一方、屋外側竪部材である、屋外側引戸障子2bの召し合わせ框6bの屋内側 面の上下方向中間部で、引戸障子2a、2bを閉鎖状態に移動させる事で上記シ リンダ部11と整合する部分には、受具10を固定している。この受具10の屋 内側面には、図3に示す様に、係止凹部10aを形成している。従って、上記召 し合わせ框6aに設けた係止ロッド12の先端部13と上記受具10の係止凹部 10aとが整合すると、係止ロッド12の先端部13が、圧縮ばね17の弾力に よりこの係止凹部10aに進入する。
【0012】 上述の様に構成される引戸用自動施錠装置の作用は次の通りである。先ず、図 5〜6に示す窓枠1の左側が開放している(引戸障子2aは閉められており、引 戸障子2bが開いている)場合、図3に詳示する様に上記引戸障子2bが閉鎖方 向(図1の矢印X方向)に移動するのに伴い召し合わせ框6bの端縁部18が、 上記係止ロッド12の傾斜面12aに当接する。この傾斜面12aは、上記引戸 障子2bが移動方向後側に向かうほど、召し合わせ框6aの屋外側面からの突出 量が大きくなる方向に傾斜している。この為、係止ロッド12はシリンダ孔11 内の圧縮ばね17の弾力に抗して、図3の鎖線で示す様に、シリンダ孔11内に 押し込まれる。
【0013】 更に引戸障子2bが上記矢印X方向に移動し、両引戸障子2a、2bが何れも 閉鎖状態位置になると、上記係止ロッド12の先端部13と前記受具10の係止 凹部10aとが整合する。そして、上記係止ロッド12の先端部13が、圧縮ば ね17の弾力により図2に示す様に、前記シリンダ孔11の屋外側開口部から突 出し、受具10の係止凹部10aに進入する。この状態では、上記受具10の係 止凹部10aと係止ロッド12の先端部13との係合により、上記召し合わせ框 6a、6bの相対移動が阻止され、引戸障子2a、2bは変位不能に施錠固定さ れる。
【0014】 又、反対に、図5〜6に示す窓枠1の右側が開放している(引戸障子2bは閉 められており、引戸障子2aが開いている)場合、閉鎖方向(図1の矢印Y方向 )に上記引戸障子2aが移動するのに伴い、上記召し合わせ框2aのシリンダ孔 11から突出している係止ロッド12の先端部13の傾斜面12aが召し合わせ 框2bの前記端縁部18に当接する。更に引戸障子2aが上記矢印Y方向に移動 すると、前述した様に先端部13が受具10の係止凹部10aに進入し、引戸障 子2a、2bが変位不能に施錠固定される。両引戸障子2a、2bを同時に移動 させつつ閉鎖する場合の作用も同様である。
【0015】 引戸障子2a、2bをそれぞれ閉鎖した状態で、何れか一方又は双方の引戸障 子を開放する場合には、上記係止ロッド12の基端部15を手動にて屋内側に引 っ張り、係止ロッド12の先端部13を受具10の係合凹部10aから引き抜き つつ、上記引戸障子2a、2bを開放する。
【0016】 尚、上述の実施例は引き違い戸に本考案を適用した場合に就いて説明したが、 本考案は、この様な引き違い戸に限らず、片引き戸にも適用できる。この場合は 、閉鎖時に引戸障子の召し合わせ框と重なり合う召し合わせ方立が、召し合わせ 部材に相当する。この場合に於いて、引戸障子が固定パネルの屋外側で移動する のであれば図1〜2に示した構造をほぼそのまま利用できる。即ち、図1〜2に 示した召し合わせ框6aを召し合わせ方立に代えれば良い。又、左右の勝手が異 なった場合でも、図4に示した第二実施例の様に、図1〜2とは左右が逆の構造 にすれば実施可能である。
【0017】
【考案の効果】
本考案の引戸用自動施錠装置は、以上に述べた通り構成され作用する為、特別 な操作をする事なく、引戸障子を閉鎖方向に移動させるだけで、自動的に引戸障 子を変位不能に施錠できる為、施錠忘れがなくなる。又、施錠装置としてのクレ セント金具が不要な為、引戸装置の体裁が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動施錠装置を組み込んだ召し合わせ
框同士が係合する直前の状態を示す部分横断面図。
【図2】本考案の自動施錠装置を組み込んだ召し合わせ
框同士が係合し、固定された状態を示す部分横断面図。
【図3】受具の斜視図。
【図4】左右の勝手が異なる引違戸に実施した状態を示
す、図1と同様の図。
【図5】本考案の自動施錠装置が組み込まれる引戸障子
を室内側から見た図。
【図6】同A−A断面図。
【符号の説明】
1 窓枠 2a、2b 引戸障子 3 横枠 4 竪枠 5a、5b ガラスパネル 6a、6b 召し合わせ框 7a、7b 突き合わせ框 8a、8b 上框 9a、9b 下框 10 受具 10a 係止凹部 11 シリンダ孔 12 係止ロッド 12a 傾斜面 13 先端部 14 鍔部 15 基端部 16 ストッパ 17 圧縮ばね 18 端縁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形のパネルの周囲を、互いに平行な左
    右1対の竪框と互いに平行な上下1対の横框とにより囲
    んで成る、少なくとも1枚の引戸障子と、上下1対の横
    枠を備え、これら両横枠の間に上記引戸障子を水平移動
    自在に建て込んだ窓枠とから成る引戸に装着され、上記
    引戸障子を閉鎖状態にまで水平移動させる事に基づき、
    この引戸障子が解放方向に水平移動する事を阻止する引
    戸用自動施錠装置であって、上記引戸障子を構成する左
    右1対の竪框のうちの何れか一方の竪框であって、閉鎖
    状態で上記窓枠の中央寄りに位置する召し合わせ框と、
    鉛直方向に設けられて、閉鎖状態で上記召し合わせ框と
    屋内外方向に重なり合う召し合わせ部材と、上記召し合
    わせ框と召し合わせ部材とのうちの何れか一方で、閉鎖
    状態で屋外側に位置する屋外側竪部材の中間部屋内側面
    に設けられた係止凹部と、上記召し合わせ框と召し合わ
    せ部材とのうちの他方で、閉鎖状態で屋内側に位置する
    屋内側竪部材の中間部で閉鎖状態時に上記係止凹部と整
    合する部分に、屋内外方向に亙って設けられたシリンダ
    孔と、このシリンダ孔の内側に、屋内外方向に亙る変位
    自在に挿通され、その先端部を上記屋内側竪部材の屋外
    側面から突出自在とし、その基端部を上記屋内側竪部材
    の屋内側面から突出させた係止ロッドと、この係止ロッ
    ドと上記屋内側竪部材との間に設けられ、この係止ロッ
    ドに屋外側に向いた弾力を付与するばねと、このばねの
    弾力に拘らず、上記係止ロッドの屋外側への変位量を制
    限するストッパと、上記係止ロッドの先端部に形成され
    た傾斜面とを備え、この傾斜面は、上記引戸障子を閉鎖
    状態に移動させる際の移動方向に関し、移動方向後側に
    向かうほど、上記屋内側竪部材の屋外側面からの突出量
    が大きくなる方向に傾斜している事を特徴とする引戸用
    自動施錠装置。
JP6821393U 1993-12-21 1993-12-21 引戸用自動施錠装置 Pending JPH0738510U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6821393U JPH0738510U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 引戸用自動施錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6821393U JPH0738510U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 引戸用自動施錠装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0738510U true JPH0738510U (ja) 1995-07-14

Family

ID=13367299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6821393U Pending JPH0738510U (ja) 1993-12-21 1993-12-21 引戸用自動施錠装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0738510U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210063884A (ko) * 2019-11-25 2021-06-02 양성호 잠금장치가 구비된 미닫이창문 시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210063884A (ko) * 2019-11-25 2021-06-02 양성호 잠금장치가 구비된 미닫이창문 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0738510U (ja) 引戸用自動施錠装置
JPH0717757Y2 (ja) 引戸用シ−ル材
JPH0628169U (ja) 召合せ部と突合せ部とを有する引き違い窓
JPS6046235B2 (ja) 引違い窓
US5386664A (en) Window security system
JPH0542219Y2 (ja)
JP2528427Y2 (ja) 網 戸
JPH02157384A (ja)
JPH0311345Y2 (ja)
JPH0427987Y2 (ja)
JPH0619751Y2 (ja) 障子の嵌殺し構造
JP3002564U (ja) 直角コーナー両引き分け戸
JP2866553B2 (ja) 片引き窓
JPH0443587Y2 (ja)
JPS6346636Y2 (ja)
JPH0235993Y2 (ja)
JPH0321422Y2 (ja)
JPS6036709Y2 (ja) 折戸
JPH0842034A (ja) カーテンウォール
JPH0235994Y2 (ja)
JPH0235995Y2 (ja)
JPH0716900U (ja) 窓における防虫通風装置
JPS603902Y2 (ja) 障子の脱落が防止された引違い窓
JPH0236872Y2 (ja)
JPH063103Y2 (ja) 窓の解錠装置