JPH073845U - 中子吊上げ機構 - Google Patents
中子吊上げ機構Info
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- JPH073845U JPH073845U JP3680693U JP3680693U JPH073845U JP H073845 U JPH073845 U JP H073845U JP 3680693 U JP3680693 U JP 3680693U JP 3680693 U JP3680693 U JP 3680693U JP H073845 U JPH073845 U JP H073845U
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- Japan
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- core
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 20
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Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大型重量中子をクレーンで吊上げるにあた
り、吊り具の掘り起こしや埋め戻し作業をなくする。 【構成】 中子１内の背面寄りの位置に孔明き鉄板９を
水平に埋設し、中子１を該孔明き鉄板９を介して磁力吸
着装置１１により吊上げる。
り、吊り具の掘り起こしや埋め戻し作業をなくする。 【構成】 中子１内の背面寄りの位置に孔明き鉄板９を
水平に埋設し、中子１を該孔明き鉄板９を介して磁力吸
着装置１１により吊上げる。
Description
【０００１】
本考案は、中子の吊上げ機構に関する。
【０００２】
従来、大型で重量のある中子を造型する場合は、図３に示すごとく、中子１の 中心部に強度維持のための芯金（丸棒材）２を埋設すると共に、背面寄り内部に 丸棒材に半円状リングを溶接して成る吊り具３を適数個埋設している。そしてこ のような中子１を主型４のキャビティ部５にセットする場合は、図４に示すごと く、上記吊り具３を掘り起こしてこれにワイヤロープ６先端のフック７を掛け、 クレーン８で吊り上げて行っている。そしてセッティングが完了した後、再び上 記吊り具３を埋め戻している。 しかし、中子造型工程において吊り具を埋設したり、中子セッティング工程に おいて吊り具を掘り起こしたり、これを再び埋め戻したりする作業は製品の鋳造 には直接寄与しない作業であり、生産性を阻害するものといえる。 本考案は、従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、中子の 吊上げに関わる作業を簡略化することにより、生産性の向上を計ることを目的と している。
【０００３】
本考案は上記の目的を達成するため、フックにより吊上げ可能にされた磁力吸 着装置と、中子内に該中子の背面寄りに位置して水平に埋設された孔明き鉄板と で中子吊上げ機構を構成することを特徴としており、さらに磁力吸着装置は昇降 可能な永久磁石もしくは電磁石を含むことを特徴としている。
【０００４】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。図１は、本考案に 係る中子吊上げ機構により中子を主型にセットしている状態を示す要部縦断正面 図、図２は図１のＡ−Ａ線における切断図、図３は従来の中子の縦断正面図、図 ４は従来の中子吊上げ方法を示す要部縦断正面図である。 図１及び図２において、中子１内には、該中子１の背面寄りに位置して孔明き 鉄板９が水平に埋設されている。ワイヤロープ６先端のフック７，７には磁力吸 着装置１１が吊り具１２を介して釣支されている。該磁力吸着装置１１は、下端 を開口した箱体１３と、該箱体１３内に下向きに保持されたシリンダ１４と、該 シリンダ１４のピストンロツド１５先端に固着された永久磁石１６とから構成さ れており、ピストンロツド１５の伸縮作動により、永久磁石１６が昇降するよう にされている。
【０００５】
上記のように構成されたものにおいて、中子１を吊上げる場合は、磁力吸着装 置１１を、そのピストンロッド１５を縮引させた状態で中子１の背面上の適宜位 置にセットする。次にピストンロッド１５を伸長作動させて永久磁石１６を中子 １に押し当てると、該磁石１６の磁力により中子１が孔明き鉄板９を介して磁力 吸着装置１１に吸着される。しかる後、図示しないクレーンを上昇させると、ワ イヤロープ６、磁力吸着装置１１を介して中子１が吊上げられる。該中子１を主 型４のキャビティ５にセットした後、上記ピストンロッド１５を縮引させると、 永久磁石１６と孔明き鉄板９との間隔が空いて磁石１６の吸着力が弱まり、この ような状態で図示しないクレーンを上昇させると、中子１を残して磁力吸着装置 １１だけが吊上げられる。
【０００６】 なお上記実施例では、磁力吸着装置１１における吸着部材として永久磁石１６を 使用し、これを昇降させているが、電磁石を使用し、これをＯＮ，ＯＦＦさせて もよい。
【０００７】
本考案によれば、中子造型工程において吊り具を埋設する作業がなくなると共 に、中子をクレーンで吊上げるにあたって吊り具を掘り起こしたり、埋め戻した りする作業がなくなるから、生産性が向上する。なお本考案では、孔明き鉄板が 中子の芯金の役割と中子吊上げ機構の構成部材の役割とを果たしており、鉄板の 上下の砂を孔を介して接着させることにより、吊上げ時、中子が上下に分断され るのを防止している。
【図１】図１は、本考案に係る中子吊上げ機構により中
子を主型にセットしている状態を示す要部縦断正面図で
ある。
子を主型にセットしている状態を示す要部縦断正面図で
ある。
【図２】図２は図１のＡ−Ａ線における切断図である。
【図３】図３は従来の中子の縦断正面図である。
【図４】図４は従来の中子吊上げ方法を示す要部縦断正
面図である。
面図である。
１ 中子 ７ フック ９ 孔明き鉄板 １１ 磁力吸着装置 １６ 永久磁石
Claims (3)
- 【請求項１】 フック７により吊上げ可能にされた磁力
吸着装置１１と、中子１内に該中子１の背面寄りに位置
して水平に埋設された孔明き鉄板９と、から成る中子吊
上げ機構。 - 【請求項２】 上記磁力吸着装置１１が昇降可能にされ
た永久磁石１６を含む請求項１記載の中子吊上げ機構。 - 【請求項３】 上記磁力吸着装置１１が電磁石を含む請
求項１記載の中子吊上げ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993036806U JP2580136Y2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 中子吊上げ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993036806U JP2580136Y2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 中子吊上げ機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH073845U true JPH073845U (ja) | 1995-01-20 |
| JP2580136Y2 JP2580136Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=12480032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993036806U Expired - Fee Related JP2580136Y2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 中子吊上げ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580136Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102601313A (zh) * | 2012-03-26 | 2012-07-25 | 苏州明志科技有限公司 | 一种砂芯及起吊该砂芯的方法 |
| CN110899641A (zh) * | 2019-12-18 | 2020-03-24 | 北京机科国创轻量化科学研究院有限公司 | 一种数字化柔性挤压砂型型骨结构及起吊机构 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6376339U (ja) * | 1986-11-05 | 1988-05-20 |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP1993036806U patent/JP2580136Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6376339U (ja) * | 1986-11-05 | 1988-05-20 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102601313A (zh) * | 2012-03-26 | 2012-07-25 | 苏州明志科技有限公司 | 一种砂芯及起吊该砂芯的方法 |
| CN110899641A (zh) * | 2019-12-18 | 2020-03-24 | 北京机科国创轻量化科学研究院有限公司 | 一种数字化柔性挤压砂型型骨结构及起吊机构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2580136Y2 (ja) | 1998-09-03 |
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