JPH0737895A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH0737895A
JPH0737895A JP17939293A JP17939293A JPH0737895A JP H0737895 A JPH0737895 A JP H0737895A JP 17939293 A JP17939293 A JP 17939293A JP 17939293 A JP17939293 A JP 17939293A JP H0737895 A JPH0737895 A JP H0737895A
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JP
Japan
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layer
diffusion
anode
concentration
reverse recovery
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JP17939293A
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English (en)
Inventor
Yoshito Akiyama
義人 秋山
Chigusa Hirata
ちぐさ 平田
Satoshi Watanabe
智 渡邉
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】逆回復時間を短くした上で、逆回復電流減少率
を小さくすることと、順電圧を低くすることとが可能な
PIN構造の半導体装置を提供する。 【構成】カソード領域である高濃度のN+ 層11の下面
には、カソード電極12が形成されている。また、N+
層11の上には、I層である低濃度のN- 層13が形成
されている。そのN- 層13の表面には、アノード領域
である高濃度のP + 層14が形成されている。そのP+
層14は、低濃度のP- 層16と、P- 層16中にスト
ライブ状に配列された高濃度のP++層15とによって形
成されている。P+ 層14の上にはアノード電極18が
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置およびその製
造方法に係り、詳しくは、PIN構造のダイオードおよ
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、PIN構造のダイオードの製造方
法においては、ライフタイムキラーとして白金を代表と
する比抵抗補償効果の少ない物質を使用する技術につい
て、種々の提案がなされている。このようなPIN構造
のダイオードでは、スイッチング特性のハードリカバリ
ー化を改善すること、すなわち、ソフトリカバリー化を
実現することが要求されている。
【0003】図8に、ダイオードのスイッチング時(順
バイアスから逆バイアスに逆転するとき)のカソード電
流の時間変位を示す。ダイオードに定常の順電流を流し
ておき、それまでかかっていた順電圧を急激に逆電圧に
切り換えてダイオードを非導通にすると、過渡的に、定
常の逆電流より大きな逆回復電流IR が流れ、その後、
定常の逆電流に安定する。この逆回復電流IR から定常
の逆電流近くまで回復するのに要する時間が逆回復時間
trrである。
【0004】逆回復時間trrは短いほど良いわけで、そ
れには逆回復電流IR (ピーク値IRP)を小さくするこ
とが肝要であるが、電力損失の低減に着目すれば、図8
における期間t2 内での電力損失を小さくしなければな
らない。この電力損失は、特に約50MHZ 以上の高速
スイッチング動作時において、他の損失より大きくなる
ため、インバータの帰還ダイオードやスイッチングレギ
ュレータの整流用ダイオードなどの高速スイッチング用
途では重要となる。
【0005】そのためには、逆回復電流IR の立ち上が
りを緩やかにする必要がある。すなわち、期間t2 に対
する逆回復電流IR の傾きである逆回復電流減少率dI
R /dt2 を小さくする必要がある。この逆回復電流減
少率dIR /dt2 を小さくすることを、一般にソフト
リカバリー化という。これに対して、逆回復電流IRPの
立ち上がりが急峻になること(すなわち、逆回復電流減
少率di/dt2 が大きくなること)を、一般にハード
リカバリー化という。ハードリカバリー化がすすむと、
逆回復電流IR が定常の逆電流近くまで回復したときに
サージが発生し、スイッチングノイズや電力損失の原因
となる。スイッチング特性のハードリカバリー化を避け
てソフトリカバリー化しなければならない理由はここに
ある。
【0006】図9に、従来のPIN構造における逆回復
電流減少率dIR /dt2 および順電圧VF とI層幅と
の関係を示す。従来のPIN構造では、I層(例えば、
プレーナ形のP+ - + 構造をとるダイオードではP
+ 層とN+ 層の間のN- 層)の幅を広くすることによ
り、逆回復電流減少率dIR /dt2 を小さくしてソフ
トリカバリー化することができる。しかしながら、I層
の幅を広くすると順電圧VF が高くなるため、順方向電
流による電力損失が大きくなってしまう。
【0007】そこで、特開昭58−60577号公報に
開示されるように、例えば、プレーナ形のP+ - +
構造をとるダイオードにおいて、アノード領域のP+
を濃度の異なる2つの層で形成する方法が提案されてい
る。つまり、高濃度で厚い第1のP++層と、低濃度で薄
い第2のP- 層とを、それぞれストライブ状に交互に配
列してアノード領域のP+ 層を形成するわけである。こ
の方法では、逆回復時間trrを短くした上で、逆回復電
流減少率dIR /dt2 を小さくすることと順電圧VF
を低くすることとを両立させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同公報
では、アノード領域のP+ 層を形成する際に、まず、N
- 層側よりボロンを選択的に拡散して第2のP- 層を形
成し、続いて、形成した第2のP- 層の表面にボロンを
イオン注入して第1のP++層を形成している。つまり、
第2のP- 層と第1のP++層とを別個のプロセスで製造
していた。従って、アノード領域のP+ 層を1回の拡散
工程で形成する従来のPIN構造の製造方法に比べて、
プロセスが増加する分だけ、スループットが低下し、製
造コストが増大するという問題があった。
【0009】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、逆回復時間を短くした
上で、逆回復電流減少率を小さくすることと、順電圧を
低くすることとが可能なPIN構造の半導体装置を、簡
単な製造方法によって提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、請求項1記載の発明は、PIN構造の半導
体装置において、複数個の拡散口からの横拡散によって
拡散面が重ね合うことにより定められた配置で高濃度層
と低濃度層が形成されたI層表面の拡散領域を有するこ
とをその要旨とする。
【0011】請求項2記載の発明は、PIN構造の半導
体装置の製造方法において、I層の表面に膜を形成する
工程と、その膜の適宜な箇所に複数個の拡散口を形成す
る工程と、前記膜をマスクとして、前記各拡散口よりI
層にP型又はN型不純物を横拡散させることにより、各
拡散口よりの拡散面を重ね合わせて、I層の表面に高濃
度のP層又はN層と低濃度のP層又はN層とを定められ
た配置で形成する工程とを備えたことをその要旨とす
る。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の半
導体装置において、前記拡散面の重なり合う部分の横方
向の幅を拡散面の深さより小さくすることをその要旨と
する。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項2記載の半
導体装置の製造方法において、前記拡散面の重なり合う
部分の横方向の幅を拡散面の深さより小さくすることを
その要旨とする。
【0014】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、I層の
表面に形成した高濃度層および低濃度層の幅,深さ,配
置などを適宜に設定することにより、逆回復時間を短く
した上で、逆回復電流減少率を小さくすることと順電圧
を低くすることとを両立させることができる。
【0015】また、請求項2記載の発明によれば、I層
の表面に形成した高濃度層および低濃度層の幅,深さ,
配置などを適宜に設定することにより、逆回復時間を短
くした上で、逆回復電流減少率を小さくすることと順電
圧を低くすることとを両立させることができる。
【0016】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1記載の半導体装置において、前記拡散面の重なり合
う部分の横方向の幅を拡散面の深さより小さくしてい
る。その結果、逆回復電流減少率を特に小さくすること
ができる。
【0017】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項2記載の半導体装置の製造方法において、前記拡散面
の重なり合う部分の横方向の幅を拡散面の深さより小さ
くしている。その結果、逆回復電流減少率を特に小さく
することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明をプレナー形のPIN構造のダ
イオードに具体化した一実施例を図面に従って説明す
る。
【0019】図1は、本実施例のダイオードの完成時に
おける断面図である。カソード領域である高濃度のN+
層11の下面には、カソード電極12が形成されてい
る。また、N+ 層11の上には、I層である低濃度のN
- 層13が形成されている。そのN- 層13の表面に
は、アノード領域である高濃度のP+ 層14が形成され
ている。そのP+ 層14は、低濃度のP- 層16と、P
- 層16中にストライブ状に配列された高濃度のP++
15とによって形成されている。P + 層14の上にはア
ノード電極18が形成されている。
【0020】次に、本実施例の製造方法を図2および図
3に従って説明する。まず、N+ 層11の上にN- 層1
3が形成されたシリコンウェハを準備する。そして、N
- 層13の表面全面にシリコン酸化膜17を形成する。
次に、リソグラフィと異方性エッチングとによるパター
ニングにより、シリコン酸化膜17にアノード拡散口1
7aを形成する。
【0021】続いて、シリコン酸化膜17をマスクとし
て、N- 層13にボロンを拡散させる。すると、ボロン
は、アノード拡散口17aよりN- 層13の表面に横拡
散する。このボロンの横拡散により、N- 層13のアノ
ード拡散口17a近傍は高濃度のP++層15となり、ア
ノード拡散口17aより離れた部分は低濃度のP- 層1
6となる。
【0022】図2は、その状態における本実施例の断面
図である。また、図3は、シリコン酸化膜17の平面図
である。シリコン酸化膜17には、スリット状に複数の
アノード拡散口17aが形成されている。尚、各アノー
ド拡散口17aの端部はアールを有し、角孔にはなって
いない。また、各アノード拡散口17aの幅WP および
間隔WCHは全て同じになっている。
【0023】このとき、各アノード拡散口17aの幅W
P および間隔WCHを適宜に調整することにより、隣合う
各アノード拡散口17aから横拡散されたボロンが重な
り合う(すなわち、隣合うP- 層16が重なり合う)。
そのため、N- 層13の表面はP++層15またはP-
16で覆われ、N- 層13の表面にはN- 層が露出しな
いことになる。尚、隣合うP- 層16が重なり合う部分
は、重なり合わない部分に比べて高濃度になるものの、
++層15に比べれば低濃度になっている。また、各ア
ノード拡散口17aの端部はアールを有しているため、
各アノード拡散口17aよりのボロンの横拡散が均一に
行われる上に、不連続界面での電界集中を避けることが
できる。さらに、各アノード拡散口17aの幅WP およ
び間隔WCHは全て同じになっているため、P+ 層14
(アノード領域)全体でみると、電流密度は均一になっ
ている。
【0024】次に、図3に示すように、アノード拡散口
17a間のシリコン酸化膜17を除去して、シリコン酸
化膜17にアノードコンタクトホールAを形成する。そ
して、P+ 層14の表面にライフタイムキラーとしての
白金層を被着させ、熱処理によって基板中に高濃度の白
金を拡散させ、キャリアのライフタイムを調整する。
【0025】最後に、アノード電極18とカソード電極
12とを形成する。すなわち、P+層14の表面にアル
ミを蒸着させ、そのアルミをフォトエッチングによって
所定のパターン形状にしてアノード電極18を形成す
る。また、N+ 層11の表面に、クロム、ニッケル、金
の各層を順次形成して、カソード電極12を形成する。
【0026】図4に、本実施例におけるシリコンウェハ
の不純物濃度分布を示す。図1および図2の矢印X方向
(P- 層16の縦断面方向)における不純物濃度分布を
点線で、図1および図2の矢印Y方向(P++層15の縦
断面方向)における不純物濃度分布を実線で示す。
【0027】図5に、本実施例において、Xjを20μ
m としてLpを変化させた場合の逆回復電流減少率dI
R /dt2 の実測値(×印)と回帰直線とを示す。尚、
図1および図2に示すように、拡散層が重なり合った部
分の幅をLp+ 、重なり合わない部分の幅をLpとし、
+ 層14の深さ(アノード領域の深さ)をXjとす
る。
【0028】アノード領域のP+ 層を単一の濃度層で形
成してある従来のPIN構造のダイオードでは、アノー
ド領域の深さXjが20μm のとき、逆回復電流減少率
dIR /dt2 が約510A/μsec になる。本実施例
でそれと同じ値をとるのは、Lp+ が20μm のときで
ある。すなわち、Lp+ がXj未満のとき、本実施例は
従来のPIN構造より逆回復電流減少率dIR /dt2
が小さくなる。
【0029】また、Xjを変化させてLpと逆回復電流
減少率dIR /dt2 との関係を調べてみても、図5と
同様に、Lp+ がXj未満のときに、従来のPIN構造
より本実施例の方が逆回復電流減少率dIR /dt2
小さくなる。
【0030】従って、拡散層が重なり合う部分の幅Lp
+ をアノード領域の深さXjより小さくすることによ
り、従来のPIN構造より逆回復電流減少率dIR /d
2 を小さくすることができる。
【0031】このように、本実施例においては、アノー
ド領域(P+ 層14)を単一の濃度層で形成せず、I層
(N- 層13)の上に高濃度層(P++層15)と低濃度
層(P- 層16)とを規則的に配列してアノード領域を
形成している。すなわち、アノード領域(P+ 層14)
の一部に濃度の薄い部分(P- 層16)を作り込んであ
る。これにより、逆回復時間trrを短くした上で、逆回
復電流減少率dIR /dt2 を小さくすることと順電圧
VF を低くすることとを両立させることができる。
【0032】ちなみに、実験によって求めた本実施例の
ベストモードは、(WP ,WCH, Xj, Lp+ ,Lp)
をそれぞれ、(10,20,20,12,18)や(1
0,22,20,10,22)にした場合であった。
【0033】また、本実施例においては、シリコン酸化
膜17に形成した各アノード拡散口17aよりN- 層1
3の表面にボロンを横拡散させることにより、アノード
領域(P+ 層14)の高濃度層(P++層15)と低濃度
層(P- 層16)とを同時に形成している。つまり、本
実施例では高濃度層(P++層15)と低濃度層(P-
16)とを同一のプロセスで製造している。尚、従来か
ら、アノード電極が形成されていないアノード領域の露
出部には、接合保護のためのシリコン酸化膜が形成され
ていた。従って、本実施例は、アノード領域を1回の拡
散工程で形成する従来のPIN構造の製造方法と全く同
じ簡単なプロセスで製造することができ、スループット
が低下したり、製造コストが増大したりすることはな
い。
【0034】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、以下のように実施してもよい。 1)各アノード拡散口17aをスリット状ではなく、最
も効率の良い適宜な形状に形成する。但し、不連続界面
での電界集中を避け、各アノード拡散口17aよりのボ
ロンの横拡散を均一に行うため、各アノード拡散口17
aの端部はアールを有するようにする。
【0035】そのようにした一例を図6および図7に示
す(両図共、アノード電極18を取り除いた状態の平面
図である)。図6では、規則的に配列した小さな円形の
島状にシリコン酸化膜17を残して各アノード拡散口1
7aを形成している。そのため、各島の下側に低濃度層
(P - 層16)が形成されることになる。
【0036】また、図7では、規則的に配列した同心円
状にシリコン酸化膜17を残して各アノード拡散口17
aを形成している。そのため、高濃度層(P++層15)
および低濃度層(P- 層16)は、シリコン酸化膜17
の形状に対応した同心円状に形成されることになる。
【0037】2)各アノード拡散口17aを不規則に配
列することにより、電流密度の分布を調整する。 3)上記実施例ではプレーナ形のダイオードに具体化し
たが、ベベル構造をもつメサ形のダイオードに具体化す
る。
【0038】4)上記実施例の各層11,13,14
(15,16)の導電型を全て逆にして実施する。 5)ライフタイムキラーとして白金以外の比抵抗補償効
果の少ない物質(例えば、金)を使用する。
【0039】6)シリコン酸化膜17を、アノード拡散
のマスクとして用いることが可能な適宜な膜(例えば、
シリコン窒化膜)に置き換える。 7)シリコン酸化膜17をフォトレジスト膜などの適宜
な膜に置き換え、イオン注入によってP+ 層14を形成
する。
【0040】8)シリコン酸化膜17にアノードコンタ
クトホールAを形成する工程を省略し、アノード拡散口
17aをそのまま残してアノード電極18を形成する。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、逆
回復時間を短くした上で、逆回復電流減少率を小さくす
ることと、順電圧を低くすることとが可能なPIN構造
の半導体装置を、簡単な製造方法によって提供すること
ができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をプレナー形のPIN構造のダイオード
に具体化した一実施例の断面図である。
【図2】本発明の製造工程を説明するための断面図であ
る。
【図3】シリコン酸化膜17の平面図である。
【図4】一実施例におけるシリコンウェハの不純物濃度
分布を示すグラフである。
【図5】一実施例において、Xjを20μm としてLp
を変化させた場合の逆回復電流減少率dIR /dt2
実測値(×印)と回帰直線とを示すグラフである。
【図6】アノード拡散口の別例を示す平面図である。
【図7】アノード拡散口の別例を示す平面図である。
【図8】ダイオードのスイッチング特性を示す特性図で
ある。
【図9】従来のPIN構造における逆回復電流減少率d
IR /dt2 および順電圧VFとI層幅との関係を示す
グラフである。
【符号の説明】
11…高濃度のN+ 層によるカソード領域、12…カソ
ード電極、13…低濃度のN- 層によるI層、14…高
濃度のP+ 層によるアノード領域、15…アノード領域
を構成する高濃度のP++層、16…アノード領域を構成
する低濃度のP - 層、17…絶縁膜としてのシリコン酸
化膜、17a…アノード拡散口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の拡散口からの横拡散によって拡
    散面が重ね合うことにより定められた配置で高濃度層と
    低濃度層が形成されたI層表面の拡散領域を有すること
    を特徴とするPIN構造の半導体装置。
  2. 【請求項2】 PIN構造の半導体装置の製造方法にお
    いて、 I層の表面に膜を形成する工程と、 その膜の適宜な箇所に複数個の拡散口を形成する工程
    と、 前記膜をマスクとして、前記各拡散口よりI層にP型又
    はN型不純物を横拡散させることにより、各拡散口より
    の拡散面を重ね合わせて、I層の表面に高濃度のP層又
    はN層と低濃度のP層又はN層とを定められた配置で形
    成する工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体装置において、前
    記拡散面の重なり合う部分の横方向の幅を拡散面の深さ
    より小さくすることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記拡散面の重なり合う部分の横方向の幅を拡
    散面の深さより小さくすることを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
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