JPH0735437A - 吸収器 - Google Patents

吸収器

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Publication number
JPH0735437A
JPH0735437A JP18028793A JP18028793A JPH0735437A JP H0735437 A JPH0735437 A JP H0735437A JP 18028793 A JP18028793 A JP 18028793A JP 18028793 A JP18028793 A JP 18028793A JP H0735437 A JPH0735437 A JP H0735437A
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JP
Japan
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heat transfer
transfer tube
absorbing liquid
absorber
transfer tubes
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Pending
Application number
JP18028793A
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English (en)
Inventor
Takao Tanaka
貴雄 田中
Tadahito Kobayashi
唯人 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0735437A publication Critical patent/JPH0735437A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸収器の各伝熱管の冷媒吸収能力をほぼ均一
にして冷媒吸収量を増加する。 【構成】 最上流の伝熱管1の下に設けられた伝熱管
2、3及び4の頂部とを吸収液用経路で結び最上流側の
伝熱管1から最下流側の伝熱管4へ吸収液をシリーズに
導く流路を形成し、かつ、吸収液の下流側の伝熱管の断
面積を上流側の伝熱管の断面積よりも広くしたため、冷
媒蒸気が伝熱管内に流入する際の圧損は下流側の伝熱管
ほど小さく、冷媒蒸気は下流側の伝熱管3及び4にスム
ーズに流入し、しかも、吸収液が流下する内壁面の面積
は上流側の伝熱管より下流側の伝熱管が大きいため、吸
収液の冷媒蒸気吸収量は各伝熱管ともほぼ等くなり、吸
収器の冷媒蒸気吸収能力を向上する。また、吸収液は各
伝熱管の内壁面をほぼ均一に流下し、吸収液が伝熱管3
及び4の内壁面の下部で集中することも回避でき、下流
側の伝熱管の冷媒吸収能力は一層向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伝熱管外に空気などの冷
却媒体を流し、伝熱管内壁に沿って吸収液を流下させて
管内の冷媒蒸気を吸収液に吸収させる吸収器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開昭64−46548公報に
は、複数個の伝熱管を垂直に配列し、これらの伝熱管の
内壁に沿って吸収液を流下させると共に伝熱管外に冷却
媒体を流通させて伝熱管内の冷媒蒸気を吸収させる吸収
器が開示され、この吸収器の伝熱管において、伝熱管の
底部とこの伝熱管の下に設けられた伝熱管の頂部とを吸
収液用経路で結び最上流側の伝熱管から最下流側の伝熱
管へ吸収液をシリーズに導く流路を形成し、かつ、吸収
液の下流側の伝熱管の長さを上流側の伝熱管の長さより
も長くしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭64−46
548号公報に開示されている吸収器にいおいて、複数
個の伝熱管が垂直に設けられているため、吸収液は各伝
熱管の内壁面に沿って流れる間に冷媒蒸気を吸収して下
部の伝熱管の内壁面に沿って流れる吸収液ほど濃度が薄
くなり、圧力が高くなるので、蒸発器から伝熱管内に流
入する冷媒蒸気の圧損が大きくなり、この結果、下部の
伝熱管ほど冷媒蒸気が流入しにくくなり、吸収能力が低
下し、各伝熱管の吸収能力が不均一になり、上記吸収器
においても吸収器全体の吸収能力の大きな増加が期待で
きないという問題が発生する。
【0004】また、下部の伝熱管ほど長さは長くなるた
め、内壁面に沿って流れる吸収液の流路が長くなり、下
部の伝熱管では吸収液が下部ほど集中し易く内壁面に均
一に広がらず、吸収液と冷媒蒸気との接触面積が伝熱管
の長さの増加分ほど増えず、冷媒の吸収能力は期待した
程増加しないという問題が発生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、複数個の伝熱管を垂直にあるいは傾斜させ
て配列し、これらの伝熱管の内壁に沿って吸収液を流下
させると共に伝熱管外に冷却媒体を流通させて伝熱管内
の冷媒蒸気を吸収させる吸収器において、伝熱管1の底
部とこの伝熱管1の下に設けられた伝熱管2、3及び4
の頂部とを吸収液用経路で結び最上流側の伝熱管1から
最下流側の伝熱管4へ吸収液をシリーズに導く流路を形
成し、かつ、吸収液の下流側の伝熱管の断面積を上流側
の伝熱管の断面積よりも広くした吸収器を提供するもの
である。
【0006】また、伝熱管1の底部とこの伝熱管1の下
に設けられた伝熱管2、3及び4の頂部とを吸収液用経
路で結び最上流側の伝熱管1から最下流側の伝熱管4へ
吸収液をシリーズに導く流路を形成すると共に、吸収液
の最下流側の伝熱管4から最上流側の伝熱管1へ冷却媒
体をシリーズに導く流路24を形成し、かつ、吸収液の
下流側の伝熱管の断面積を上流側の伝熱管の断面積より
も広くした吸収器を提供するものである。
【0007】さらに、複数個の伝熱管1を垂直にあるい
は傾斜させて横に配列した複数の伝熱管群A、B、C及
びDを垂直あるいは傾斜させて配列し、伝熱管1の底部
とこの伝熱管1の下に設けられた伝熱管1の頂部とを吸
収液用経路で結び最上流側の伝熱管群Aから最下流側の
伝熱管群Dへ吸収液をシリーズに導く流路を形成し、か
つ、吸収液の下流側の伝熱管群の吸収液流路の断面積を
上流側の伝熱管群の吸収液流路の断面積よりも広くした
吸収器を提供するものである。
【0008】さらにまた、複数個の伝熱管1を垂直にあ
るいは傾斜させて横に配列した複数の伝熱管群A、B、
C及びDを垂直あるいは傾斜させて配列し、伝熱管1の
底部とこの伝熱管1の下に設けられた伝熱管1の頂部と
を吸収液用経路で結び最上流側の伝熱管群Aから最下流
側の伝熱管群Dへ吸収液をシリーズに導く流路を形成す
ると共に、吸収液の最下流側の伝熱管群Dから最上流側
の伝熱管群Aへ冷却媒体をシリーズに導く流路を形成
し、かつ、吸収液の下流側の伝熱管群の吸収液流路の断
面積を上流側の伝熱管群の吸収液流路の断面積よりも広
くした吸収器を提供するものである。
【0009】
【作用】下流側の伝熱管を流れる吸収液ほど冷媒蒸気を
吸収して濃度が低下し、吸収液の冷媒吸収能力が低下す
るが、下流側の伝熱管3及び4の断面積は上流側の伝熱
管1及び2の断面積より大きいため、冷媒蒸気が伝熱管
内に流入する際の圧損は下流側の伝熱管ほど小さく、冷
媒蒸気は下流側の伝熱管3及び4にスムーズに流入し、
しかも、吸収液が流下する内壁面の面積は上流側の伝熱
管より下流側の伝熱管が大きいため、吸収液の冷媒蒸気
吸収量は各伝熱管ともほぼ等くなり、吸収器の冷媒蒸気
吸収能力を向上する。また、従来の吸収器のように下流
側の伝熱管の長さを長くしていないため、吸収液は各伝
熱管の内壁面をほぼ均一に流下し、吸収液が伝熱管3及
び4の内壁面の下部で集中することも回避でき、この結
果、下流側の伝熱管の冷媒吸収能力を一層向上し、吸収
器の冷媒吸収能力をさらに向上することができ、かつ、
吸収器の高さを抑えることができ、吸収器のコンパクト
化を図ることができる。
【0010】また、吸収器において、冷却媒体として外
気が通路24に流入したとき、伝熱管4、3、2、1の
順に外気が流れ、外気が流れる順に各伝熱管内の吸収液
が冷却されるので、いずれの伝熱管内の飽和蒸気圧もほ
ぼ同じレベルに保たれ、伝熱管4を通過した冷却用の外
気の温度は伝熱管3、2及び1を通過するときに次第に
温度が上昇し、伝熱管1、2、3及び4のいずれの飽和
蒸気圧もほぼ同じに保たれ、冷媒蒸気の吸収能力を一層
均一にすることができ、吸収器としての能力の偏りをほ
とんど無くし、吸収能力は各伝熱管でほぼ等しくなる。
【0011】さらに、濃度が低下した吸収液が流下する
下流側の伝熱管群C及びDの圧損は小さく、冷媒蒸気は
下流側の伝熱管群ほどスムーズに流入し、しかも、吸収
液が流下する内壁面の面積は下流側の伝熱管群が大きい
ため、吸収液の冷媒蒸気吸収量は各伝熱管群ともほぼ等
くなり、吸収器の冷媒蒸気吸収能力を向上することが可
能になる。
【0012】さらにまた、従来の吸収器のように伝熱管
の長さを長くしていないため、吸収液は下流側の伝熱管
群C及びDにおいても各伝熱管1の内壁面をほぼ均一に
流下し、下部の伝熱管群でも吸収液が伝熱管の内壁面の
下部で集中することも回避でき、この結果、下部の伝熱
管群の冷媒吸収能力を一層向上することができ、吸収器
の冷媒吸収能力をさらに向上することが可能になる。ま
た、各伝熱管群の伝熱管に同一の伝熱管を共通に使用で
き、吸収器を安価に提供することができると共に、吸収
器の高さを抑え、吸収器のコンパクト化を図ることもで
きる。
【0013】また、吸収器において、冷却媒体として外
気が通路24に流入したとき、伝熱管群D、C、B、A
の順に外気が流れ、外気が流れる順に各伝熱管群内の吸
収液が冷却されるので、いずれの伝熱管群内の飽和蒸気
圧もほぼ同じレベルに保たれ、伝熱管群C及びBを通過
した外気の温度は次第に上昇して、濃吸収液が流下する
伝熱管群Aの周囲を通過する外気の温度が一番高くな
り、伝熱管群A、B、C及びDのいずれの飽和蒸気圧が
ほぼ一定に保たれ、冷媒蒸気の吸収能力を一層均一にな
り、吸収器としての能力の偏りを一層少なくし、吸収能
力を各伝熱管群でほぼ等しくすることが可能になる
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。図1は冷媒に例えば水、吸収液(溶
液)に臭化リチウム(LiBr)溶液を用いた吸収式冷
凍機に設けられる吸収器の概略構成図であり、図1にお
いて、1、2、3及び4はそれぞれ吸収器用の伝熱管で
あり、これらの伝熱管は例えば断面円形で長さが等し
く、垂直に配列されている。そして、最上部の伝熱管1
の直径即ち断面積が他の伝熱管の断面積と比較して最も
小さく、各伝熱管の断面積は最上部の伝熱管1から最下
部の伝熱管4の順に小さくなり、最下部の伝熱管4の断
面積が最も小さい。
【0015】5は発生器(図示せず)にて吸収液から分
離して凝縮器(図示せず)にて凝縮した冷媒液が散布さ
れ、ファンコイルなどの負荷に冷水を供給する蒸発器、
6、7、8及び9は蒸発器5と伝熱管1、2、3及び4
のそれぞれとを接続する気状冷媒用のダクトである。1
0、11、12及び13はそれぞれ伝熱管1、2、3及
び4の上部に設けられ、上方から流下した吸収液を受け
ると共に各伝熱管に流下するための受皿である。各受皿
10、11、12及び13は図2に示したように円形環
状に形成されており、内壁の内側に各伝熱管1、2、3
及び4が位置している。そして、各受皿10、11、1
2及び13の外周縁のダクト6、7、8及び9側には受
皿に溜った吸収液が各ダクトに流れるのを防止する堰1
4が形成されている。また、受皿11、12及び13の
上方には伝熱管1、2及び3から流下した吸収液を各受
皿に導く案内板15、16、及び17が設けられてい
る。
【0016】また、伝熱管1の底壁には下方の案内板1
5に吸収液を流下させるための開口18が形成されてお
り、同様に伝熱管2及び3のそれぞれの底壁には下方の
案内板16及び17に吸収液を流下させるための開口1
9、20が形成されている。21は発生器から吸収器の
伝熱管1の受皿10に濃吸収液を導く管路であり、22
は最下部の伝熱管14の底部から発生器へ稀吸収液を導
く管路であり、この管路22の途中に吸収液ポンプ23
が設けられている。このように、本発明の吸収器におい
て各伝熱管1、2、3及び4が垂直にかつ吸収液経路に
よって直列に接続され、吸収液が吸収器と発生器との間
を循環するようになっている。
【0017】24は各伝熱管の周囲に設けられた冷却流
体の流路であり、この流路24に例えば外気などの冷却
媒体が流れる。流路24における冷却媒体の流れ方向は
矢印で示したように下部の伝熱管4側から上部の伝熱管
1側に流れ、各伝熱管1、2、3及び4を上方から下方
に流れる吸収液の流れと冷却媒体の流れとは相対向して
いる。なお、例えば送風機を使用して例えば外気を通路
24に流す場合には、各伝熱管1、2、3及び4の外壁
にフィンを設けることが望ましい。
【0018】以上のように構成された吸収器において、
例えば濃度60%の濃吸収液が発生器から受皿10に流
入してこの受皿に溜り、受皿10の内壁上端から溢れた
吸収液は伝熱管1の垂直部の内壁面に沿って液膜を形成
して流下し、流下するときに蒸発器からダクト6を介し
て流れきた冷媒蒸気を吸収し、濃度が低下する。そし
て、伝熱管1の底部まで流下した吸収液の濃度は例えば
ほぼ59%になる。ほぼ59%になった吸収液は開口1
8を通り下方の案内板15に流下し、案内板15から受
皿11に流下して溜り、この受皿11の内壁上端から溢
れた吸収液は伝熱管2の垂直部の内壁面に沿って液膜を
形成して流下し、流下するときに蒸発器からダクト7を
介して流れきた冷媒蒸気を吸収し、伝熱管1での濃度低
下と同様に濃度が低下する。そして、伝熱管2の断面積
は伝熱管1の断面積より大きく、冷媒蒸気が伝熱管2内
に流入する際の圧損が伝熱管1よりも少なくなり、しか
も、吸収液が流下する内壁面の面積は伝熱管1より大き
いため、吸収液の冷媒蒸気吸収量は伝熱管1とほぼ等し
くなり、伝熱管2の底部まで流下した吸収液の濃度は例
えばほぼ58%になる。
【0019】ほぼ58%になった吸収液は開口19を通
り下方の案内板16に流下し、さらに、案内板16から
受皿12に流下して溜り、受皿12の内壁上端から溢れ
た吸収液は伝熱管3の垂直部の内壁面に沿って液膜を形
成して流下し、蒸発器から流れきた冷媒蒸気を吸収して
濃度が低下する。そして、伝熱管3の断面積は伝熱管2
の断面積よりさらに大きいため、冷媒蒸気が伝熱管3内
に流入する際の圧損が伝熱管2よりも少なくなり、しか
も、吸収液が流下する内壁面の面積は伝熱管2より大き
いため、吸収液の冷媒蒸気吸収量は伝熱管2とほぼ等し
くなり、伝熱管3の底部まで流下した吸収液の濃度は例
えばほぼ57%になる。ほぼ57%になった吸収液は開
口20を通り下方の案内板17に流下し、案内板17か
ら受皿13に流下して溜り、受皿13の内壁上端から溢
れた吸収液は伝熱管4の垂直部の内壁面に沿って液膜を
形成して流下して冷媒蒸気を吸収し、濃度が低下する。
そして、伝熱管4の断面積は伝熱管3の断面積よりさら
に大きいため、冷媒蒸気が伝熱管2内に流入する際の圧
損が伝熱管3よりも少なくなり、しかも、吸収液が流下
する内壁面の面積は伝熱管3より大きいため、吸収液の
冷媒蒸気吸収量は伝熱管3とほぼ等しくなり、伝熱管4
の底部まで流下した吸収液の濃度は例えばほぼ56%に
なる。このように、従来の吸収器のように伝熱管4の長
さを長くしていないため、吸収液は伝熱管4の内壁面を
ほぼ均一に流下し、吸収液が伝熱管4の内壁面の下部で
集中することも回避できる。このように、本願発明の吸
収器においては各伝熱管1、2、3及び4での冷媒蒸気
の吸収量をほぼ等しくすることができ、濃吸収液と稀吸
収液との濃度差はほぼ4%になる。
【0020】また、吸収器において、冷却媒体として例
えばほぼ30℃の外気が通路24に流入した場合、伝熱
管4、3、2、1の順に外気が流れ、外気が流れる順に
各伝熱管内の吸収液が冷却されるので、いずれの伝熱管
内の飽和蒸気圧もほぼ同じレベルに保たれる。ここで、
飽和蒸気圧は例えばほぼ7mmHgになり、伝熱管4を
通過した冷却用の外気の温度は例えばほぼ33℃、伝熱
管3を通過した外気の温度はほぼ36℃、伝熱管2を通
過した冷却用の外気の温度は例えばほぼ39℃、伝熱管
1を通過した外気の温度はほぼ42℃になる。以上のよ
うに、伝熱管1、2、3及び4のいずれの飽和蒸気圧が
ほぼ7mmHgに保たれ、冷媒蒸気の吸収能力を一層均
一にすることができ、吸収器としての能力の偏りをほと
んど無くし、吸収能力を各伝熱管でほぼ等しくすること
ができる。
【0021】さらに、図示していないが冷却用の空気を
例えば 図1の紙面の裏側から表側へ向けて流し、各伝
熱管1、2、3及び4に垂直に流す場合、下流側の伝熱
管の断面積の増加率を一層大きくし、冷媒蒸気の圧損を
一層少なくすることによって、底部の吸収液の濃度をそ
れぞれほぼ59%、58%、57%及び56%にするこ
とも可能である。
【0022】なお、本願発明の吸収器は上記実施例に限
定されるものではなく、各伝熱管の断面形状は例えば楕
円などの形状にしても良い。また、図1に示したように
構成された伝熱管を例えば複数本組み合わせて吸収器を
構成しても良い。以下、本発明の第2の実施例について
図3に基づいて詳細に説明する。なお、図2において、
図1に示した吸収器と同様な構成のものは同じ符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0023】図2において、Aは例えば30本の伝熱管
1から構成される第1伝熱管群、Bは第1伝熱管群Aの
下方に設けられた第2伝熱管群であり、この第2伝熱管
群は第1伝熱管群Aより多い例えば35本の伝熱管1か
ら構成される。また、Cは第2伝熱管群Bの下方に設け
られた第3伝熱管群であり、この第3伝熱管群は第2伝
熱管群Bより多い例えば40本の伝熱管1から構成され
る。さらに、Dは第3伝熱管群Cの下方に設けられた第
4伝熱管群であり、この第4伝熱管群は第3伝熱管群D
とより多い例えば45本の伝熱管1から構成される。
【0024】以上のように各伝熱管群A、B、C及びD
直径及び長さが等しい複数の伝熱管1から構成され、各
伝熱管群A、B、C及びDの伝熱管1の本数は下部の伝
熱管群ほど多くなり、各伝熱管群の伝熱管の伝熱管1の
断面積の合計、すなわち、各伝熱管群の吸収液の流路断
面積は下方の伝熱管群ほど大きくなる。25、26、2
7及び28はそれぞれ吸収液の受皿であり、受皿25は
第1の実施例に示した受皿10と同様に円形環状に形成
されており、伝熱管群1の各伝熱管1の上部に設けられ
ており、この受皿25の外周縁は受皿に溜った吸収液が
各ダクトに流れるのを防止ため、内周縁より上方に突出
しており、堰30が形成されている。同様に各受皿2
6、27及び28はそれぞれ各伝熱管群の伝熱管1の上
部に設けられ、その外周縁は受皿に溜った吸収液が各ダ
クトに流れるのを防止ため、内周縁より上方に突出して
おり、堰30が形成されている。
【0025】さらに、41は第1伝熱管群Aの上方に設
けられ、管路21から流下した濃吸収液を各受皿25に
滴下する散布器であり、この散布器41には各受皿に対
応して複数の開口41Aが形成されている。42、43
及び44はそれぞれ第1伝熱管群Aと第2伝熱管群Bと
の間、第2伝熱管群Bと第3伝熱管群Cとの間及び第3
電熱区間群Cと第4伝熱管群Dとの間に設けられた散布
器である。散布器42には下方の伝熱管1の受皿26に
対応して複数の開口42Aが形成され、同様に散布器4
3及び44にも下方の伝熱管1の受皿27及び28に対
応して複数の開口43A及び44Aが形成されている。
【0026】45は第4伝熱管群Dの下に設けられた吸
収液受けであり、この吸収液受けには吸収液溜46が形
成されている。そして、各伝熱管1の開口18から流下
した稀吸収液を受け、吸収液溜46に配管接続された吸
収液ポンプ23の運転によって、稀吸収液が発生器へ送
られる。以上のように構成された吸収器において、例え
ば濃度60%の濃吸収液が発生器から散布器41に流下
し、散布器の開口41Aから下方の各受皿25に散布さ
れて受皿25に溜り、各受皿25の内壁上端から溢れた
吸収液はそれぞれの伝熱管1の垂直部の内壁面に沿って
液膜を形成して流下し、流下するときに蒸発器からダク
ト6を介して流れきた冷媒蒸気を吸収し、濃度が低下す
る。そして、各伝熱管1の底部まで流下した吸収液の濃
度は例えばほぼ59%になる。ほぼ59%になった吸収
液は開口18を通り下方の散布器42に流下し、散布器
42の開口42Aから各受皿26に流下して溜り、各受
皿26の内壁上端から溢れた吸収液は伝熱管2の垂直部
の内壁面に沿って液膜を形成して流下し、流下するとき
に蒸発器からダクト7を介して流れきた冷媒蒸気を吸収
し、第1伝熱管群Aでの濃度低下と同様に濃度が低下す
る。そして、第2伝熱管群Bの吸収液の流路断面積は第
1伝熱管群Aの流路断面積より大きく、冷媒蒸気が第2
伝熱管群B2内に流入する際の圧損が第1伝熱管群Aよ
りも少なくなり、しかも、吸収液が流下する壁面の面積
は第1伝熱管群Aより大きいため、吸収液の冷媒蒸気吸
収量は第1伝熱管群Aとほぼ等しくなり、第2伝熱管群
Bの底部まで流下した吸収液の濃度は例えばほぼ58%
になる。
【0027】ほぼ58%になった吸収液は各伝熱管1の
開口18を通り下方の散布器43に流下し、さらに、散
布器43の開口43Aから各受皿27に流下して溜り、
受皿27の内壁上端から溢れた吸収液は各伝熱管1の垂
直部の内壁面に沿って液膜を形成して流下し、蒸発器か
ら流れきた冷媒蒸気を吸収して濃度が低下する。そし
て、第3伝熱管群Cの冷媒蒸気の流路断面積は第2伝熱
管群Bの流路断面積より大きく、冷媒蒸気が第3伝熱管
群C内に流入する際の圧損が第2伝熱管群Bよりも少な
くなり、しかも、吸収液が流下する壁面の面積は第2伝
熱管群Bより大きいため、吸収液の冷媒蒸気吸収量は第
2伝熱管群Bとほぼ等しくなり、第3伝熱管群Cの底部
まで流下した吸収液の濃度は例えばほぼ57%になる。
【0028】ほぼ57%になった吸収液は各伝熱管1の
開口18を通り下方の散布器44に流下し、さらに、散
布器44の開口44Aから各受皿28に流下して溜り、
受皿28の内壁上端から溢れた吸収液は各伝熱管1の垂
直部の内壁面に沿って液膜を形成して流下し、蒸発器か
ら流れきた冷媒蒸気を吸収して濃度が低下する。そし
て、第4伝熱管群Dの吸収液の流路断面積は第3伝熱管
群Cの流路断面積より大きく、冷媒蒸気が第4伝熱管群
D内に流入する際の圧損が第3伝熱管群Cよりも少なく
なり、しかも、吸収液が流下する壁面の面積は第3伝熱
管群Cより大きいため、吸収液の冷媒蒸気吸収量は第3
伝熱管群Cとほぼ等しくなり、第4伝熱管群Dの底部ま
で流下した吸収液の濃度は例えばほぼ56%になる。
【0029】このように、従来の吸収器のように伝熱管
の長さを下部ほど長くしていないため、吸収液は最下部
の各伝熱管4の内壁面をほぼ均一に流下し、吸収液が伝
熱管4の内壁面の下部で集中することも回避できる。こ
のため、本願発明の吸収器においては各伝熱管群A、
B、C及びDでの冷媒蒸気の吸収量をほぼ等しくするこ
とができ、濃吸収液と稀吸収液との濃度差を従来の長さ
が異なる伝熱管を垂直に配置した吸収器と比較して一層
大きくすることができる。
【0030】また、吸収器において、冷却媒体として例
えばほぼ30℃の外気が通路24に下方から流入した場
合、伝熱管群D、C、B、Aの順に外気が流れ、外気が
流れる順に各伝熱管群内の吸収液が冷却されるので、い
ずれの伝熱管群内の飽和蒸気圧もほぼ同じレベルに保た
れる。ここで、飽和蒸気圧は例えばほぼ7mmHgにな
り、伝熱管群Cを通過した冷却用の外気の温度は例えば
ほぼ33℃、伝熱管群Cを通過した外気の温度はほぼ3
6℃、伝熱管群Bを通過した冷却用の外気の温度は例え
ばほぼ39℃、伝熱管群Aを通過した外気の温度はほぼ
42℃になる。以上のように、伝熱管群A、B、C及び
Dのいずれの飽和蒸気圧がほぼ7mmHgに保たれ、冷
媒蒸気の吸収能力を一層均一にすることができ、吸収器
としての能力の偏りを一層少なくし、吸収能力を各伝熱
管群でほぼ等しくすることができる。
【0031】さらに、図示していないが冷却用の空気を
例えば 図3の紙面の裏側から表側へ向けて流し、各伝
熱管群A、B、C及びDに垂直に流す場合、下流側の伝
熱管の断面積の増加率を一層大きくし、冷媒蒸気の圧損
を一層少なくすることによって、底部の吸収液の濃度を
それぞれほぼ59%、58%、57%及び56%にする
ことも可能である。
【0032】なお、本願発明は上記実施例に限定される
ものではなく、各伝熱管群の伝熱管の本数あるいは下部
の伝熱管群の増加率は濃吸収液と稀吸収液との濃度差の
設定に応じて適宜設定される。
【0033】
【発明の効果】本願発明は上記実施例に記載されたよう
に構成された吸収器であり、請求項1の発明によれば、
伝熱管の底部とこの伝熱管の下に設けられた伝熱管の頂
部とを吸収液用経路で結び最上流側の伝熱管から最下流
側の伝熱管へ吸収液をシリーズに導く流路を形成し、か
つ、吸収液の下流側の伝熱管の断面積を上流側の伝熱管
の断面積よりも広くしたので、下流側の伝熱管を流れる
吸収液ほど濃度が低下し、吸収液の冷媒吸収能力が低下
するが、下流側の伝熱管の断面積は上流側の伝熱管の断
面積より大きいため、冷媒蒸気が伝熱管内に流入する際
の圧損は下流側の伝熱管ほど小さく、冷媒蒸気は下流側
の伝熱管ほど流入し易く、しかも、吸収液が流下する内
壁面の面積は下流側の伝熱管が大きいため、吸収液の冷
媒蒸気吸収量は各伝熱管ともほぼ等くすることができ、
吸収器の冷媒蒸気吸収能力を向上することができる。
【0034】さらに、従来の吸収器のように伝熱管の長
さを長くしていないため、吸収液は各伝熱管の内壁面を
ほぼ均一に流下し、吸収液が伝熱管の内壁面の下部で集
中することも回避でき、この結果、下流側の伝熱管の冷
媒吸収能力を一層向上することができ、吸収器の冷媒吸
収能力をさらに向上することができる。さらに、吸収器
の高さを抑えることができ、吸収器のコンパクト化を図
ることができる。
【0035】また、請求項2の発明によれば、最上流側
の伝熱管から最下流側の伝熱管へ吸収液をシリーズに導
く流路を形成すると共に、吸収液の最下流側の伝熱管か
ら最上流側の伝熱管へ冷却媒体をシリーズに導く流路を
形成し、かつ、吸収液の下流側の伝熱管の断面積を上流
側の伝熱管の断面積よりも広くしたので、各伝熱管内の
飽和蒸気圧をほぼ同じにすることができると共に、上流
側の伝熱管で冷媒蒸気を吸収して濃度が低下した吸収液
が流れる下流側の伝熱管の圧損を小さくすることがで
き、下流側の伝熱管内に冷媒蒸気が一層流入し易くな
り、下流側の伝熱管での冷媒吸収能力をさらに向上し、
吸収器の冷媒吸収能力を大幅に向上することができる。
【0036】さらに、請求項3の発明によれば、複数個
の伝熱管を垂直にあるいは傾斜させて横に配列した複数
の伝熱管群を垂直あるいは傾斜させて配列し、最上流側
の伝熱管群から最下流側の伝熱管群へ吸収液をシリーズ
に導く流路を形成し、かつ、吸収液の下流側の伝熱管群
の吸収液流路の断面積を上流側の伝熱管群の吸収液流路
の断面積よりも広くしたので、濃度が低下した吸収液が
流下する下流側の伝熱管群の圧損は小さく、冷媒蒸気は
下流側の伝熱管群ほど流入し易く、しかも、吸収液が流
下する内壁面の面積は下流側の伝熱管群が大きいため、
吸収液の冷媒蒸気吸収量は各伝熱管群ともほぼ等くする
ことができ、吸収器の冷媒蒸気吸収能力を向上すること
ができる。
【0037】さらに、従来の吸収器のように伝熱管の長
さを長くしていないため、吸収液は各伝熱管の内壁面を
ほぼ均一に流下し、下部の伝熱管群でも吸収液が伝熱管
の内壁面の下部で集中することも回避でき、この結果、
下部の伝熱管の冷媒吸収能力を一層向上することがで
き、吸収器の冷媒吸収能力をさらに向上することができ
る。さらに、各伝熱管群の伝熱管に同一の伝熱管を共通
に使用でき、吸収器を安価に提供することができると共
に、吸収器の高さを抑え、吸収器のコンパクト化を図る
こともできる。
【0038】さらに、請求項4の発明によれば、複数個
の伝熱管を垂直にあるいは傾斜させて横に配列した複数
の伝熱管群を垂直あるいは傾斜させて配列し、最上流側
の伝熱管群から最下流側の伝熱管群へ吸収液をシリーズ
に導く流路を形成すると共に、吸収液の最下流側の伝熱
管群から最上流側の伝熱管群へ冷却媒体をシリーズに導
く流路を形成し、かつ、吸収液の下流側の伝熱管群の吸
収液流路の断面積を上流側の伝熱管群の吸収液流路の断
面積よりも広くしたので、各伝熱管群内の飽和蒸気圧を
ほぼ同じにすることができると共に、上流側の伝熱管群
で冷媒蒸気を吸収して濃度が低下した吸収液が流れる下
流側の伝熱管群の圧損を小さくすることができ、下流側
の伝熱管群内に冷媒蒸気が一層流入し易くなり、下流側
の伝熱管群での冷媒吸収能力をさらに向上し、吸収器の
冷媒吸収能力を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す吸収器の概略構成
図である。
【図2】受皿の上面図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す吸収器の概略構成
図である。
【符号の説明】 1 伝熱管 2 伝熱管 3 伝熱管 4 伝熱管 10 受皿 11 受皿 12 受皿 13 受皿 24 流路 A 伝熱管群 B 伝熱管群 C 伝熱管群 D 伝熱管群

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の伝熱管を垂直にあるいは傾斜さ
    せて配列し、これらの伝熱管の内壁に沿って吸収液を流
    下させると共に伝熱管外に冷却媒体を流通させて伝熱管
    内の冷媒蒸気を吸収させる吸収器において、伝熱管の底
    部とこの伝熱管の下に設けられた伝熱管の頂部とを吸収
    液用経路で結び最上流側の伝熱管から最下流側の伝熱管
    へ吸収液をシリーズに導く流路を形成し、かつ、吸収液
    の下流側の伝熱管の断面積を上流側の伝熱管の断面積よ
    りも広くしたことを特徴とする吸収器。
  2. 【請求項2】 複数個の伝熱管を垂直にあるいは傾斜さ
    せて配列し、これらの伝熱管の内壁に沿って吸収液を流
    下させると共に伝熱管外に冷却媒体を流通させて伝熱管
    内の冷媒蒸気を吸収させる吸収器において、伝熱管の底
    部とこの伝熱管の下に設けられた伝熱管の頂部とを吸収
    液用経路で結び最上流側の伝熱管から最下流側の伝熱管
    へ吸収液をシリーズに導く流路を形成すると共に、吸収
    液の最下流側の伝熱管から最上流側の伝熱管へ冷却媒体
    をシリーズに導く流路を形成し、かつ、吸収液の下流側
    の伝熱管の断面積を上流側の伝熱管の断面積よりも広く
    したことを特徴とする吸収器。
  3. 【請求項3】 複数個の伝熱管を垂直にあるいは傾斜さ
    せて配列し、これらの伝熱管の内壁に沿って吸収液を流
    下させると共に伝熱管外に冷却媒体を流通させて伝熱管
    内の冷媒蒸気を吸収させる吸収器において、複数個の伝
    熱管を垂直にあるいは傾斜させて横に配列した複数の伝
    熱管群を垂直あるいは傾斜させて配列し、伝熱管の底部
    とこの伝熱管の下に設けられた伝熱管の頂部とを吸収液
    用経路で結び最上流側の伝熱管群から最下流側の伝熱管
    群へ吸収液をシリーズに導く流路を形成し、かつ、吸収
    液の下流側の伝熱管群の吸収液流路の断面積を上流側の
    伝熱管群の吸収液流路の断面積よりも広くしたことを特
    徴とする吸収器。
  4. 【請求項4】 複数個の伝熱管を垂直にあるいは傾斜さ
    せて配列し、これらの伝熱管の内壁に沿って吸収液を流
    下させると共に伝熱管外に冷却媒体を流通させて伝熱管
    内の冷媒蒸気を吸収させる吸収器において、複数個の伝
    熱管を垂直にあるいは傾斜させて横に配列した複数の伝
    熱管群を垂直あるいは傾斜させて配列し、伝熱管の底部
    とこの伝熱管の下に設けられた伝熱管の頂部とを吸収液
    用経路で結び最上流側の伝熱管群から最下流側の伝熱管
    群へ吸収液をシリーズに導く流路を形成すると共に、吸
    収液の最下流側の伝熱管群から最上流側の伝熱管群へ冷
    却媒体をシリーズに導く流路を形成し、かつ、吸収液の
    下流側の伝熱管群の吸収液流路の断面積を上流側の伝熱
    管群の吸収液流路の断面積よりも広くしたことを特徴と
    する吸収器。
JP18028793A 1993-07-21 1993-07-21 吸収器 Pending JPH0735437A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7504067B2 (en) 2002-12-02 2009-03-17 Teruaki Itoh Automatic tube-type specimen container supply apparatus

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