JPH0733334U - ツボ探索刺激装置 - Google Patents

ツボ探索刺激装置

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JPH0733334U
JPH0733334U JP6883993U JP6883993U JPH0733334U JP H0733334 U JPH0733334 U JP H0733334U JP 6883993 U JP6883993 U JP 6883993U JP 6883993 U JP6883993 U JP 6883993U JP H0733334 U JPH0733334 U JP H0733334U
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JP6883993U
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一彦 坂本
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株式会社三球電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ツボを正確に探索することができると共に、
ツボを損傷破壊することなく刺激して治療することがで
きるツボ探索刺激装置を提供する。 【構成】 全体を手で把持することができる大きさの筐
体11と、筐体11の表面全体に形成された第一電極1
2と、筐体11の端部に絶縁部材19を介して設けられ
た棒状の第二電極13とを備え、筐体11内部に、第一
電極12を手で把持して第二電極13を皮膚表面に接触
させて移動したときに、第一電極12と第二電極13の
間の抵抗値を検知することによりツボを探索するツボ探
索回路と、第二電極13から電圧パルスを出力すること
によりツボを刺激するツボ刺激回路とが内設されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ツボを探索するツボ探索回路と、ツボを刺激することにより局所的 に治療を行うツボ刺激回路とを備えるツボ探索刺激装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のツボ探索刺激装置には、実開昭57─123146号に示すように、電 源電池及び電気回路が内設された筐体からなる操作部と、前記操作部に電線を介 して接続された棒状の外被と、前記外被の基端側に配設された手で把持すること のできる握り電極と、前記外被の先端に配設された温灸ヒーターが内設された皮 膚抵抗測定用の電極とを備えるものや、実開昭61─10741号に示すように 、探索回路及び刺激回路が内設された手で把持可能な万年筆形状の管状体と、前 記管状体の先端に皮膚表面に接触するようにして配設された中心電極と、前記中 心電極の周囲に絶縁体域を介して配設された環状電極とを備えるもの等がある。 前者は、前記握り電極を手で把持し、前記皮膚抵抗測定用の電極を皮膚表面に接 触させたときに、前記握り電極と前記皮膚抵抗測定用の電極との間の抵抗を測定 することによりツボを探索すると共に、前記操作部に設けられたスイッチを切換 えることにより前記皮膚抵抗測定用の電極を温灸とし、ツボを加熱することによ り局所的に治療を行うものである。後者は、前記中心電極及び前記環状電極を皮 膚表面に接触させたときに、前記中心電極と前記環状電極との間の抵抗を測定す ることによりツボを探索すると共に、前記管状体に設けられたスイッチを切換え ることにより前記中心電極から電圧パルスを出力し、ツボを電気的に刺激するこ とにより局所的に治療を行うものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、実開昭57─123146号に示す装置では、スイッチが操作 部に設けられているため、動作をツボの探索からツボの加熱に切り換えるときに 、一方の手で握り電極を把持し、皮膚抵抗測定用の電極を皮膚表面に接触させた 状態で、他方の手で操作部に設けられたスイッチを切換えなければならず、操作 が煩雑であるという問題があった。また、操作部と電極が配設された棒状の外被 とが電線を介して接続されているので持ち運びに不便であるという問題もあった 。さらに、ツボを加熱するとツボが損傷破壊されて治療ができなくなる場合があ るという問題もあった。一方、実開昭61─10741号に示す装置では、中心 電極と環状電極との間の抵抗を測定することによりツボを探索するため、ツボが 中心電極と接触していなくても、環状電極の内側に位置していると、中心電極と 環状電極との間の抵抗値は低くなるのでツボと判断してしまう。この状態で管状 体に設けられたスイッチが切換えられ、中心電極から電圧パルスが出力されると 、ツボでない部分を刺激してしまうという問題があった。
【0004】 本考案は上記事情に基づいてなされたものであり、ツボを正確に探索すること ができると共に、ツボを損傷破壊することなく刺激して治療することができるツ ボ探索刺激装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の考案のツボ探索刺激装置は、筐体の 表面に形成された第一の電極と、前記第一の電極と電気的に絶縁され且つ前記筐 体から突出した状態で設けられた第二の電極と、前記第一の電極と前記第二の電 極の間の抵抗値を検知することによりツボを探索する前記筐体に内設されたツボ 探索手段と、前記ツボ探索手段によって探索したツボの位置で前記第二の電極か ら電圧パルスを出力することによりツボを刺激する前記筐体に内設されたツボ刺 激手段とを備えることを特徴とするものである。
【0006】 上記目的を達成するために請求項2記載の考案のツボ探索刺激装置は、請求項 1記載の考案において、前記ツボ探索手段が、前記第一の電極と前記第二の電極 の間の抵抗と基準抵抗とにより分割された電圧に基づいて前記第一の電極と前記 第二の電極との間の抵抗値を検知するものである。
【0007】 上記目的を達成するために請求項3記載の考案のツボ探索刺激装置は、請求項 1又は2記載の考案において、前記ツボ刺激手段が、コイルに接続した第一のト ランジスタのスイッチィング動作により発生した高電圧パルスをダイオードで整 流して電解コンデンサに蓄える昇圧スイッチィング手段を有し、前記電解コンデ ンサに蓄えられた高圧をスイッチィング用の第二のトランジスタを介して前記第 一の電極と前記第二の電極の間に供給するものである。
【0008】 上記目的を達成するために請求項4記載の考案のツボ探索刺激装置は、請求項 1、2又は3記載の考案において、前記抵抗値が予め定めた基準抵抗値よりも低 いときに、第一の発光ダイオードを点滅し、及び/又は、ブザーを鳴動するもの である。
【0009】 上記目的を達成するために請求項5記載の考案のツボ探索刺激装置は、請求項 1、2、3又は4記載の考案において、前記第二の電極から電圧パルスを出力す るときに、第二の発光ダイオードを点灯するものである。
【0010】 上記目的を達成するために請求項6記載の考案のツボ探索刺激装置は、請求項 1、2、3、4又は5記載の考案において、前記ツボ探索手段及び前記ツボ刺激 手段をシングルチップのマイクロプロセッサにより構成したものである。
【0011】 上記目的を達成するために請求項7記載の考案のツボ探索刺激装置は、請求項 1、2、3、4、5又は6記載の考案において、前記第一の電極が、前記筐体に 金属又は導電性プラスチックを用いることにより形成されたものである。
【0012】 上記目的を達成するために請求項8記載の考案のツボ探索刺激装置は、請求項 1、2、3、4、5又は6記載の考案において、前記第一の電極が、前記筐体の 表面に導電塗装処理又は導電コーティング処理を施すことにより形成されたもの である。
【0013】
【作用】
請求項1記載の考案のツボ探索刺激装置は、第一の電極を手で把持し、第二の 電極を皮膚表面に接触させて移動しているときに、第一の電極と第二の電極との 間の抵抗値を検知することによりツボを探索するので、ツボの位置を正確に探索 することができる。また、筐体の表面に第一の電極を形成したことにより、一方 の手で筐体を把持することにより、同時に第一の電極を手で握ることがき、した がって容易に片手で操作することができる。さらに、ツボを探索した後、第二の 電極から電圧パルスを出力することによりツボを電気的に刺激して治療を行うの で、加熱治療のようにツボを損傷破壊することはない。加えて、ツボ探索回路と ツボ刺激回路とを筐体に内設したことにより、持ち運びに便利で、且つ操作が容 易となる。
【0014】 請求項2記載の考案のツボ探索刺激装置は、第一の電極と第二の電極の間の抵 抗と基準抵抗とにより分割された電圧に基づいて第一の電極と第二の電極の間の 抵抗値を検知することにより、容易に第一の電極と第二の電極の間の抵抗値を検 知することができる。
【0015】 請求項3記載の考案のツボ探索刺激装置は、ツボ刺激手段が、コイルに接続し た第一のトランジスタのスイッチィング動作により発生した高電圧パルスをダイ オードで整流して電解コンデンサに蓄える昇圧スイッチィング手段を有し、前記 電解コンデンサに蓄えられた高圧をスイッチィング用の第二のトランジスタを介 して第一の電極と第二の電極の間に供給するものであるので、簡易な構成により 第二の電極から電圧パルスをツボに供給することができる。
【0016】 請求項4記載の考案のツボ探索刺激装置は、前記抵抗値が予め定めた基準抵抗 値よりも低いときに、第一の発光ダイオードを点滅し、及び/又は、ブザーを鳴 動することにより、使用者にツボを検知したことを容易に知らせることができる 。
【0017】 請求項5記載の考案のツボ探索刺激装置は、第二の電極から電圧パルスを出力 するときに、第二の発光ダイオードを点灯することにより、使用者にツボを治療 中であることを容易に知らせることができる。
【0018】 請求項6記載の考案のツボ探索刺激装置は、ツボ探索手段及び前記ツボ刺激手 段をシングルチップのマイクロプロセッサにより構成したことにより、装置をよ り小型化することができる。
【0019】
【実施例】
以下に、本考案の一実施例について図1乃至図7を参照して説明する。図1は 本考案の一実施例であるツボ探索刺激装置の正面図、図2は図1に示すツボ探索 刺激装置の背面図、図3は図1に示すツボ探索刺激装置の右側面図、図4は図1 に示すツボ探索刺激装置の左側面図、図5は図1に示すツボ探索刺激装置の平面 面図、図6は、図1に示すツボ探索刺激装置に用いられるツボ探索回路及びツボ 刺激回路の概略図、図7は、図1に示すツボ探索刺激装置の動作を説明するため のフローチャートである。
【0020】 本考案の一実施例であるツボ探索刺激装置1は、図1乃至図5に示すように、 全体を手で把持することができる大きさの筐体11と、筐体11の表面全体に形 成された第一電極12と、筐体11の左側面上部に側面に対し略垂直に設けられ た棒状の第二電極13とを備える。尚、筐体11には、集積回路基板上に構成さ れた図6に示すツボ探索回路及びツボ刺激回路が内設されている。
【0021】 筐体11の正面上部には、パルス幅振幅調整を兼ねたボリュームスイッチ14 と、赤色の発光ダイオード15と、緑色の発光ダイオード16とが配設されてい る。筐体11の肩部には、電源スイッチ17が配設されいる。筐体11の左側面 中央部には、動作をツボ探索からツボ刺激に又はツボ刺激からツボ探索に切り換 えるプッシュスイッチ18が配設されている。第一電極12は、筐体11に軽金 属材又は導電性プラスチック材を用いることにより筐体11と一体的に形成され る。第二電極13は、絶縁部材19を介して筐体に配設することにより第一電極 12と電気的に絶縁されている。
【0022】 次に、ツボ探索刺激装置1の動作、すなわち、図6に示すツボ探索回路及びツ ボ刺激回路の動作について説明する。電源スイッチ17がオンになると、シング ルチップのマイクロプロセッサ31が初期化され、図7に示すフローチャートに したがって処理が行われる。
【0023】 ステップS1〜ステップS7では、ツボ探索回路によりツボの探索を行う。ス テップS1では、マイクロプロセッサ31は端子31aの出力をローとすること により、発光ダイオード15を点灯する。ステップS2では、マイクロプロセッ サ31は端子31cをローとしてトランジスタ32を導通状態とすることにより 、基準抵抗33及びダイオード34を経由して第一電極12と第二電極13の間 に電源37の電圧Vccを印加する。尚、本実施例では電源37の電圧Vccを3V とした。
【0024】 ステップS3では、第一電極12と第二電極13の間の皮膚抵抗を測定する。 基準抵抗33及びダイオード34を経由して第一電極12と第二電極13の間に 電圧Vccが印加された状態で、第一電極12を手で把持し、第二電極13を皮膚 表面に接触させると、電圧Vccを基準抵抗33と第一電極12と第二電極13の 間の皮膚抵抗とにより分割した電圧Vd が、マイクロプロセッサ31のアナログ 入力部31dに入力される。マイクロプロセッサ31は、アナログ入力部31d に入力された電圧Vd を第一電極12と第二電極13の間の抵抗値Rt に変換処 理する。変換式は、基準抵抗33をRs とすると、Rt =(Vd /(Vcc−Vd ))・Rs で表される。尚、Rt ,Rs の単位はオーム、Vd ,Vccの単位はボ ルトである。
【0025】 ステップS4では、マイクロプロセッサ31により、ステップS3で測定した 抵抗値Rt が基準抵抗値以下であるか否かを判断する。人体の皮膚のうち、ツボ が点在する部位の電気的抵抗は、他の部分の電気抵抗に比べて著しく低い。した がって、皮膚抵抗を測定することにより、ツボを探索することができる。第二電 極13は、皮膚抵抗値を測定するセンサーの機能を有し、使用者はこの第二電極 13を皮膚表面上で滑らせながら移動することによりツボを見つける。尚、基準 抵抗値は、個人差を考慮し、体温等により補正を行うことが望ましい。ステップ S3で測定した抵抗値Rt が基準抵抗値以下のときには、ステップS5に移行し 、基準抵抗値より高いときにはステップS3に戻る。
【0026】 ステップS5では、マイクロプロセッサ31が端子31aにハイとローとを交 互に出力し、これにより発光ダイオード15が点滅する。同時に、マイクロプロ セッサ31は端子31eの出力をハイとしてトランジスタ35を導通状態とする ことにより、ブザー36を鳴動する。これにより、使用者にツボを探知したこと を知らせる。
【0027】 ステップS6では、マイクロプロセッサ31により、プッシュスイッチ18が 押されたか否かを判断する。マイクロプロセッサ31は端子31fが電源37の −側に接続されていないとき、すなわち、プッシュスイッチ18が押されていな いときは、プッシュスイッチ18が押されるまで待ち、端子31fが電源37の −側に接続されているとき、すなわち、プッシュスイッチ18が押されたときは 、ステップS7に移行する。
【0028】 ステップS7では、ツボ探索回路の動作を停止する。先ず、マイクロプロセッ サ31は端子31cの出力をハイとしてトランジスタ32を開放状態とすること により、第一電極12と第二電極13の間の電圧印加を停止する。次に、端子3 1aの出力をハイとして発光ダイオード15を消灯すると共に、端子31eの出 力をローとしてトランジスタ35を開放状態とすることにより、ブザー36の鳴 動を停止する。
【0029】 ステップS8〜ステップS12では、ツボ刺激回路によりツボの電気的刺激を 行う。ステップS8では、マイクロプロセッサ31は端子31aの出力をローと することにより、発光ダイオード16を点灯する。ステップS9では、電解コン デンサ42にコイル43により昇圧された電圧を供給する。コイル43、整流ダ イオード44、電解コンデンサ42及びトランジスタ45は、昇圧スイッチング 回路を構成しており、マイクロプロセッサ31が端子31gにハイとローとを交 互に出力することにより、トランジスタ45をスイッチング動作させて電解コン デンサ42に電圧を供給する。尚、電解コンデンサ42に供給される電圧は10 0V程度である。
【0030】 ステップS10では、マイクロプロセッサ31は端子31hにハイとローとを 交互に出力することにより、トランジスタ41をスイッチング動作させて電解コ ンデンサ42に供給された電圧を第一電極12と第二電極13の間に低周波電圧 パルスとして出力する。第一電極12は、電源37の−側に接続されているので 、低周波電圧パルスは第二電極13から出力される。これにより、ツボに電気的 刺激を与え治療を行う。尚、電気的刺激の強さは、ボリュームスイッチ14を操 作して電圧パルスの振幅を変えることにより調整することができる。
【0031】 ステップS11では、プッシュスイッチ18が再度押されたか否かを判断する 。マイクロプロセッサ31の端子31fが電源37の−側に接続されているとき 、すなわち、プッシュスイッチ18が再度押されていないときは、プッシュスイ ッチ18が押されるまで待ち、端子31fが−側に接続されていないとき、すな わち、プッシュスイッチ18が再度押されたときは、ステップS12に移行する 。
【0032】 ステップS12では、ツボ刺激回路の動作を停止する。先ず、マイクロプロセ ッサ31は端子31hの出力をローとしてトランジスタ41を開放状態とするこ とにより、第一電極12と第二電極13の間への低周波電圧パルスの出力を停止 すると共に、端子31gの出力をローとしてトランジスタ45を開放状態とする ことにより、電解コンデンサ42への電圧供給を停止する。 尚、電解コンデンサ42にチャージされた電圧は放電用抵抗Rdを介して次に 、端子31bの出力をハイとして発光ダイオード16を消灯する。
【0033】 ステップS13では、電源スイッチ17がオンであるか否かを判断する。電源 スイッチ17がオンであるときには、ステップS1に戻り、電源スイッチ17が オフであるときには、このフローチャートに従った処理を終了する。
【0034】 本実施例によれば、使用者が第一電極12を手で把持して第二電極13を皮膚 表面に接触させて移動したときに、第一電極12と第二電極13の間の抵抗値を 検知することによりツボを探索するので、ツボの位置を正確に探索することがで きる。
【0035】 また、上記のようにしてツボを探索した後に、第二電極13から低周波電圧パ ルスを出力することにより、ツボを加熱することなく電気的に刺激を与えて治療 を行うので、ツボを損傷破壊することもない。
【0036】 さらに、全体を手で把持することができる大きさの筐体11の表面全体に第一 電極12を形成したことにより、使用者がどのような握り方をしてもツボを確実 に探索することができ、ツボ探索回路が誤動作することはない。
【0037】 加えて、筐体11の端部に棒状に第二電極13を形成したことにより、たとえ ば、全身から投影されたツボが多数集まっているとされる複雑な耳のツボ等の探 索及び治療をも確実に行うことができる。
【0038】 また、ツボ探索回路及びツボ刺激回路にシングルチップのマイクロプロセッサ 31を利用し、これを筐体11に内設したことにより、装置本体をより小型化す ることができるので、携帯性の向上を図ることができる。また、筐体11に第一 電極と第二電極を一体的に設けたことにより、使用者は片手で容易に操作を行う ことができる。
【0039】 また、ツボ探索回路により、第一電極12と第二電極13の間の皮膚抵抗を検 知し、ツボのような低い抵抗値を検知したときに、発光ダイオード15を点滅す ると共に、ブザー36を鳴動することにより、使用者にツボを検知したことを容 易に知らせることができる。
【0040】 尚、この種の装置には、表面に粘着性の電極パッドが取り付けられた電極を電 線を介して装置本体から引出し、電極パッドを皮膚表面に接着させて電気的刺激 を与え治療を行うものがあるが、かかる装置では、電極パッドを皮膚表面に接着 させたときに不快感を伴う場合がある。本実施例では、この不快感を伴わずに治 療することができるという利点もある。
【0041】 本考案は、上記の実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々 の変形が可能である。たとえば、本実施例では、第一電極12を筐体11に金属 又は導電性プラスチックを用いることにより形成したものについて説明したが、 第一電極は、筐体11の表面全体に導電塗装処理又は導電コーティング処理を施 すことにより形成してもよい。また第一電極は筐体の表面の一部に形成するよう にしてもよい。さらに、第二電極13は円錐状等であってもよい。
【0042】
【考案の効果】
以上説明したように請求項1記載の考案によれば、前記の構成としたことによ り、正確にツボを探索することができると共に、ツボを損傷破壊することなく刺 激して治療することができ、しかも、持ち運びに便利で操作が容易なツボ探索刺 激装置を提供することができる。
【0043】 請求項2記載の考案によれば、前記の構成としたことにより、請求項1記載の 考案の効果に加えて、容易に第一の電極と第二の電極の間の抵抗値を検知するこ とができるツボ探索刺激装置を提供することができる。
【0044】 請求項3記載の考案によれば、前記の構成としたことにより、上記の考案の効 果に加えて、簡易な構成により第二の電極から電圧パルスをツボに供給すること ができるツボ探索刺激装置を提供することができる。
【0045】 請求項4記載の考案によれば、前記の構成としたことにより、上記の考案の効 果に加えて、使用者にツボを検知したことを容易に知らせることができるツボ探 索刺激装置を提供することができる。
【0046】 請求項5記載の考案によれば、前記の構成としたことにより、上記の考案の効 果に加えて、使用者にツボを治療中であることを容易に知らせることができるツ ボ探索刺激装置を提供することができる。
【0047】 請求項6記載の考案によれば、前記の構成としたことにより、上記の考案の効 果に加えて、装置をより小型化することができるツボ探索刺激装置を提供するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるツボ探索刺激装置の正
面図である。
【図2】図1に示すツボ探索刺激装置の背面図である。
【図3】図1に示すツボ探索刺激装置の右側面図であ
る。
【図4】図1に示すツボ探索刺激装置の左側面図であ
る。
【図5】図1に示すツボ探索刺激装置の平面図である。
【図6】図1に示すツボ探索刺激装置に用いられるツボ
探索回路及びツボ刺激回路の概略図である。
【図7】図1に示すツボ探索刺激装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 ツボ探索刺激装置 11 筐体 12 第一電極 13 第二電極 14 ボリュームスイッチ 15,16 発光ダイオード 17 電源スイッチ 18 プッシュスイッチ 19 絶縁部材 31 マイクロプロセッサ 32,35,41,45 トランジスタ 33 基準抵抗 34,44 ダイオード 36 ブザー 37 電源 42 電解コンデンサ 43 コイル

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の表面に形成された第一の電極と、 前記第一の電極と電気的に絶縁され且つ前記筐体から突
    出した状態で設けられた第二の電極と、 前記第一の電極と前記第二の電極の間の抵抗値を検知す
    ることによりツボを探索する前記筐体に内設されたツボ
    探索手段と、 前記ツボ探索手段によって探索したツボの位置で前記第
    二の電極から電圧パルスを出力することによりツボを刺
    激する前記筐体に内設されたツボ刺激手段と、 を備えることを特徴とするツボ探索刺激装置。
  2. 【請求項2】 前記ツボ探索手段は、前記第一の電極と
    前記第二の電極の間の抵抗と基準抵抗とにより分割され
    た電圧に基づいて前記第一の電極と前記第二の電極の間
    の抵抗値を検知するものである請求項1記載のツボ探索
    刺激装置。
  3. 【請求項3】 前記ツボ刺激手段は、コイルに接続した
    第一のトランジスタのスイッチィング動作により発生し
    た高電圧パルスをダイオードで整流して電解コンデンサ
    に蓄える昇圧スイッチィング手段を有し、前記電解コン
    デンサに蓄えられた高圧をスイッチィング用の第二のト
    ランジスタを介して前記第一の電極と前記第二の電極の
    間に供給するものである請求項1又は2記載のツボ探索
    刺激装置。
  4. 【請求項4】 前記抵抗値が予め定めた基準抵抗値より
    も低いときに、第一の発光ダイオードを点滅し、及び/
    又は、ブザーを鳴動する請求項1、2又は3記載のツボ
    探索刺激装置。
  5. 【請求項5】 前記第二の電極から電圧パルスを出力す
    るときに、第二の発光ダイオードを点灯する請求項1、
    2、3又は4記載のツボ探索刺激装置。
  6. 【請求項6】 前記ツボ探索手段及び前記ツボ刺激手段
    をシングルチップのマイクロプロセッサにより構成した
    請求項1、2、3、4又は5記載のツボ探索刺激装置。
  7. 【請求項7】 前記第一の電極は、前記筐体に金属又は
    導電性プラスチックを用いることにより形成されたもの
    である請求項1、2、3、4、5又は6記載のツボ探索
    刺激装置。
  8. 【請求項8】 前記第一の電極は、前記筐体の表面に導
    電塗装処理又は導電コーティング処理を施すことにより
    形成されたものである請求項1、2、3、4、5又は6
    記載のツボ探索刺激装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS546385A (en) * 1977-06-15 1979-01-18 Yashima Denki Kk Electric needle

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